Nスタ ニューズアイ 2015.08.13


耳をつんざく爆発音に、夜空を照らす巨大な火の玉。
空高くまで舞い上がるちりが威力の強さを物語る。
日本時間今日未明に中国・天津で数回にわたり発生した大規模な爆発。
爆発は危険物や化学物質などを扱う物流会社の倉庫で起きた。
現場付近ではタンクなどが立ち並んでいる様子がわかる。
この爆発で、これまでに少なくとも44人が死亡し、およそ520人がケガをして病院に運ばれたとのこと。
さらに夜が明けると、被害の大きさが次第に明らかに。
爆発のあった場所の近くには、大量のコンテナが積まれているんですが、爆風によってその中の1つが高速道路の上にまで飛ばされてきています。
午後になっても、炎が燃え盛る場所があり、並んだ車はすべて焼け焦げ、コンテナもバラバラに。
かろうじて道路を走行する車も大きく変形している。
現場近くのビルの監視カメラにはドアの前に立つ男性が壁ごと吹き飛ばされる様子が映っていた。
中国では各地の工場で爆発が相次いでいる。
先月にも山東省の石油化学工場でプロパンガスのタンクが爆発。
去年8月には江蘇省で起きた工場の爆発事故で70人以上が死亡した。
今回の事故について関係者は、引火や爆発しやすい物資を詰めたコンテナから出火したと話しているとのことで現時点でテロの可能性は低いと見られている。
日系企業の工場が多数ひしめく天津市。
マツダでは自動車販売店のガラスや輸入車のガラスにひびが入る被害が出たと言う。
また、日本の外務省によると、日本人の被害の情報はないとのこと。
中国・天津の大爆発、日本の企業にも被害が出ています。
そして犠牲者の数もさらに増えるとの見方も出ているようです。
現場を取材中の記者に聞きます。
現在も消火できていないんでしょうか?中国の天津です。
爆発は私の後ろに見えますコンテナ置き場の奥、数百メートルのところで起きました。
発生から17時間がたった今も黒い煙が大量に上がっていて懸命な消火作業が続けられています。
また、中国メディアによりますと、先ほど日本時間の午後4時前にも現場付近で小さな規模の爆発があったということです。
被害の詳しい状況や原因については、まだわかっていません。
当局は調査チームを設置して原因の究明に当たるとしています。
中国が3日連続で人民元を切り下げました。
この切り下げというのは、輸出を増やして景気をよくするために元安ドル高にすることなんです。
この問題、世界的な株安だけではなくて、中国人旅行者の日本での爆買いにも影響が出そうです。
都内の百貨店。
お盆休みの今日も中国人観光客が爆買いしていた。
しかし、旺盛な購買意欲に水を差しかねない事態が起きている。
中国人民銀行は今日も人民元を切り下げた。
3日続けての切り下げで下げ幅は合わせておよそ4.5%に上る。
元がほかの通貨よりも安くなると日本で買い物をする中国人観光客にとっては今までよりも割高になる。
つまり、爆買いにはマイナス。
では、なぜ中国は元を切り下げたのか。
元の価値が下がれば中国から物を輸出する際に安く販売ができるため、輸出競争力が高まる。
これまで世界の工場として輸出で経済を拡大してきた中国。
しかし、中国の7月の輸出額は去年よりも8%以上減少するなどその勢いに陰りが見えている。
通貨を元安に誘導することで輸出を何とか下支えしたい考え。
異例とも言える切り下げ。
中国の上海市場は…しかし、東京市場は大きく振り回されている。
今日の日経平均株価は上昇して始まったものの、元の切り下げが発表されると同時に急落。
その後は再び上昇に転じるなど乱高下を繰り返した。
専門家は、今後も切り下げが続けば日本経済にも悪影響が出ると指摘する。
この人民元の引き下げには、どんな背景があるのでしょうか。
北京の記者に伝えてもらいます。
この異例とも言える引き下げの背景にあるのはずばり、中国政府の危機感です。
中国側は経済は安定しており、今回の措置はあくまで市場の相場に基づくものだと主張。
元安への誘導を否定しています。
しかし中国では輸出の不振に加え不動産市場などの低迷から国内消費も伸び悩んでいます。
中国政府はこれまでも内需刺激策を実施してきたが、景気回復に至っていないのが現状で、今回は景気のもう一つの牽引役だった輸出に手をつけた格好。
ただ今回のなりふり構わぬ引き下げによって政府の危機感が逆に浮き彫りになってしまったわけでさらなる経済の先行き不安を招く可能性もあり、中国政府は今後難しいかじ取りを迫られることになります。
昨日起きたアメリカ軍ヘリ墜落事故から一夜、沖縄で取材中の佐古さんを呼びます。
沖縄・宜野湾市の沖縄国際大学ですなぜ私が今この場所に立っているかといいますと、ちょうど11年前の今日、すぐ隣にある普天間基地を飛び立ったアメリカ海兵隊のヘリコプターがこの場所に墜落しました。
昨日の事故でまず思い出したのはこの11年前の事故のことです。
今もこの場所には焼け焦げた木が残されていますけれども、その後も繰り返される事故を見ますと一体、11年前の大事故というのは何をその後に残したという思いに駆られます。
またも起きたヘリの墜落は沖縄の実情を改めて浮き彫りにしました。
沖縄県伊計島の沖合の艦船の上で墜落したアメリカ陸軍所属のH60ヘリ。
船側の装置のようなものが倒れている様子も見てとれ、着艦の訓練中に甲板上のクレーンなどに接触し、墜落したものと見られる。
乗っていた17人のうち6人がケガをし、そこには研修として訓練に参加していた陸上自衛隊員2人が含まれていた。
2人は奇襲作戦などを担う特殊部隊、特殊作戦群に所属。
アメリカ陸軍参謀総長によるとヘリは複数の国で行う特殊任務の訓練中だったとのこと。
沖縄県は今日、沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に抗議した。
ヘリが墜落した現場は、この浜比嘉島のこの場所からおよそ15kmほど離れた海の上でした。
11年前は海兵隊、そして今回は陸軍のヘリということでそれだけこの沖縄が多くの危険にさらされている表れでもあります。
11年前の今日、宜野湾市の沖縄国際大学に海兵隊の大型ヘリが墜落し、炎上。
県民から強い抗議の声が上がった。
11年前の墜落時刻を間もなく迎えます。
まさにヘリが墜落したこの場所から沖縄を考えるという集いが今始まりました。
集いに参加した学生は平和・安全保障を国民自らの問題であると考えてもらうためにも、事故の記憶を風化させてはならないなどと訴えた。
11年前、アメリカ軍はこの現場周辺を封鎖して日本の警察や消防も近づかせませんでした。
基地の外なのに、アメリカの領土のごとく振る舞って、さらに地位協定の実態もまざまざと見せつけたものです。
結局情報が十分に開示されることはありませんでしたし、今回の事故も一体どこまで明らかになるんでしょうか。
日本側も自衛隊員の負傷者についてそもそも公表が遅過ぎやしないでしょうか。
翁長知事との会談後、菅官房長官はこれに触れませんでしたけれども、あの時点で政府の中枢のもとに情報が届いていないとすれば政府の危機管理に疑問も残ります。
さらに浮き彫りになったことがあります。
自衛隊員はアメリカ軍の特殊任務の訓練に研修で参加していたということですけれども、着々と日米の一体化が進んでいる実態を見せることにもなりました。
そして必ず繰り返される原因究明・再発防止の言葉。
しかし、再発が防止されたためしはありません。
アメリカ陸軍のトップも、事故は起きるものだと言っています。
基地があれば必ず事故が起きるのだと自ら告白しているようなものです。
ではなぜその基地の負担がずっと沖縄に集中し続けているんでしょうか。
その歴史的経緯から議論をする沖縄と政府の議論とは、時間軸から交わることがありません。
これからの1カ月の間で同じ土俵で話ができるのかどうなのか。
政府は負担軽減をアピールしますけれども、事故という最大の負担があらわになりました。
竜巻の瞬間の映像です。
午前11時過ぎ、熊本県宇土市の有明海の海上で見られた竜巻。
黒い雲の底がろうと状に垂れ下がる様子が見られる。
たまたま車で走っていた気象台職員の目撃情報を受け、気象台でも竜巻と見られる雲が確認されたことから気象台は一時、熊本県内に竜巻注意情報を発表した。
今日午前、山梨県の本栖湖で泳いでいた男子中学生が溺れ死亡した。
死亡したのは神奈川県綾瀬市の中学3年生、隠樹真尋さん。
隠樹さんは家族のほか、知人の2家族とともに本栖湖を訪れていた。
ひき逃げ事件の発生直後の写真。
車の下敷きになった男性を救急隊が救出しようとしている。
警察などによると、午前9時半頃、兵庫県尼崎市の市道で近くに住む肥後勇さんが車の下敷きになった状態で見つかり、その後、死亡が確認された。
肥後さんは車にひかれた後、およそ50m引きずられた可能性があるとのこと。
車に乗っていた男らが現場に車を残して逃げたが、こちらは旧日本陸軍の戦闘機、通称「隼」です。
今から70年前、多くの若者がこの隼でアメリカの戦艦に特攻し、短い生涯を終えました。
まさに悲劇の戦闘機です。
私は今回、元特攻隊員を取材。
「隼」の操縦について書かれた訓練ノートを入手しました。
極めて貴重なこのノートは今、何かを伝えようとしています。
旧日本陸軍の一式戦闘機「隼」。
終戦間際、特攻に使われ、残っている機体は、世界中を探してもごくわずかだと言う。
この博物館では、残骸をイギリスから買い付け復元する計画が進められてきた。
「錬磨」と書かれたこの古いノート。
隼など戦闘機の操縦方法がイラスト入りで詳細に書かれている。
操縦の心構えなども書かれた極めて珍しいノート。
このノートを記した人物に会うため竹内キャスターが仙台にある自宅を訪ねた。
八巻巖さん89歳。
「隼」の元パイロット。
当時18歳の少年兵だった八巻さんは1945年3月、特攻兵として神鷲125隊への加入を命ぜられた。
書斎に保管された1枚の写真には「隼」の翼の上で空を見上げる八巻さんの姿が。
上官が遺影用の写真として八巻さんの家族に送ったものだった。
八巻さんの日誌には、死への覚悟がつづられていた。
多くの特攻隊員の命を乗せた「隼」。
八巻さんもこの操縦席に座り、沖縄で散る覚悟を決めていた。
今、復元作業が行われる博物館には八巻さんのような元特攻兵が次々と訪れている。
そして、八巻さんに特攻の指示が出たのは終戦の前の月、7月のことだった。
千葉の印旛飛行場を出発した八巻さんだったが、6機のうち2機は飛び立って間もなく墜落。
八巻さんも機体から油が漏れ、引き返したため特攻することなく終戦を迎えた。
戦争を繰り返してはならない。
八巻さんはこのノートや当時の記憶をもとに戦争の現実を伝える手記をまとめ、8人の孫たちに残した。
手記の冒頭にはこう記されている。
手記を受け取った孫は、八巻さんの思いをどう受け止めているのか。
受け継がれていく戦争の記憶。
元特攻隊員、八巻さんは平和を願う2015/08/13(木) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]

取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。

詳細情報
番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
佐古忠彦(TBS報道局)
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
制作
▽番組HP
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▽Facebook
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ニュース/報道 – 定時・総合
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