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天津の爆発 95人連絡取れず 多くは消防隊員8月16日 15時52分
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中国の天津で起きた大規模な爆発について地元政府は今も連絡が取れない人は95人に上り、このうち85人が消火のために現場に駆けつけた消防隊員だと明らかにしました。
この爆発は沿海部の天津の港の近くにある倉庫と、その周辺で日本時間の今月13日未明に起きました。天津市政府や軍が16日午前、行った記者会見によりますと、これまでに死亡が確認された人は112人になりました。このうち、身元が判明したのは24人にとどまり、88人は依然、身元が分かっていないということです。
一方、今も連絡が取れない人は95人に上り、このうち85人が消防隊員だということで、火災発生の通報を受けて現場に駆けつけた多くの消防隊員が爆発に巻き込まれたことが分かりました。ただ、天津市政府などは連絡が取れない95人の中には、すでに死亡が確認された人が含まれている可能性があるとしています。
また、爆発は水に反応する化学物質に放水したためだという見方が強まっていますが、16日も原因についての言及はありませんでした。
このほか、爆発現場の付近には猛毒ガスが発生するシアン化ナトリウム数百トンが保管されていたことも明らかにしました。現場周辺には16日も防護服を着た軍の部隊などが入って原因の調査や行方不明者の捜索を続けていて、爆発で被害を受けた工場や物流の拠点施設の、復旧作業のめどは立っていません。
一方、今も連絡が取れない人は95人に上り、このうち85人が消防隊員だということで、火災発生の通報を受けて現場に駆けつけた多くの消防隊員が爆発に巻き込まれたことが分かりました。ただ、天津市政府などは連絡が取れない95人の中には、すでに死亡が確認された人が含まれている可能性があるとしています。
また、爆発は水に反応する化学物質に放水したためだという見方が強まっていますが、16日も原因についての言及はありませんでした。
このほか、爆発現場の付近には猛毒ガスが発生するシアン化ナトリウム数百トンが保管されていたことも明らかにしました。現場周辺には16日も防護服を着た軍の部隊などが入って原因の調査や行方不明者の捜索を続けていて、爆発で被害を受けた工場や物流の拠点施設の、復旧作業のめどは立っていません。