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【プロ野球】

またもや貧打G 今季10度目零封負け

2015年8月16日 紙面から

8回、さえない表情で戦況を見詰める巨人・原監督(左)。右手前は三振に倒れた吉川

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◇中日3−0巨人

 中日が連敗を5で止めた。6回に平田の右前打で先制。続く和田の適時二塁打とエルナンデスのスクイズで3−0とした。山井が6回1死満塁から好救援して4勝目を挙げた。巨人は3安打に抑え込まれて今季10度目の零敗を喫した。

     ◇

 またもや、貧打がぶり返した。巨人は中日が繰り出した4人の投手陣を崩しきれず、今季10度目の零封負け。たった一夜で3位へ逆戻りだ。安打はわずか3本。原監督は苦渋の表情を浮かべた。

 「0点じゃあ、なかなか(勝つのは)難しいですね」。糸口がなかったわけではない。6回は3つの四球を選んで1死満塁の好機。しかし、勝負手が、裏目に出るのが今の巨人だ。村田の代打・阿部が二塁へ併殺打。直後に3点を奪われる悪循環につながった。

 「チャンスをつぶしたから、申し訳ない…」。阿部は意気消沈のまま帰りのバスに乗り込んだ。しかし、原監督はまだ意気軒高だ。「(貧打に)慣れてるから引きずることはない。いくぜ!!」。最後はチームを鼓舞するような心の叫びを口にしていた。 (川越亮太)

 

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