第97回全国高校野球選手権大会 第7日[SS] 2015.08.12


次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
生字幕放送でお伝えしています
大会7日目、第2試合。
石川・遊学館と熊本・九州学院の対戦は9回、大詰め。
九州学院が5対2と3点を追いかけて先頭バッター5番の柳内がヒットで出塁。
レフトのエラーもあって一気に二塁まで到達しました。
ノーアウト、ランナー二塁です。
元日本生命の監督杉浦さんが解説でお伝えしています。
6番のサード・元村。
九州学院は先頭が出ました。
思い切って二塁に行きましたね。
好走塁ですよね。
つないでいけるか。
ワンアウト、ランナー、三塁。
二塁ランナーは三塁に行きました。
そして、ここからきょうヒットを打っている7番の松下8番の伊勢です。
先制のタイムリー。
いい当たり!よくとった!三塁ランナーはホームイン。
ショートゴロ。
ただ、強い当たりでした。
1点返しました5対3。
今も抜けていればというところだったんですが代わって入ったショートの中野。
うまくとりましたね。
速い当たりでしたが。
この辺りは堅実な守備ですよね。
そして、九州学院この夏、初めて背番号2桁の選手が試合に出場します。
16番の藤島。
ベンチも9回ツーアウトですがこの表情。
背番号2桁の選手もしっかりとベンチから試合を支えてきたそうです。
そして、この大舞台。
初めての打席で難しいところかと思いますが。
スリーアウト!試合終了!石川・遊学館3年ぶりの夏初戦突破。
九州学院も中盤以降持ち味を随所に発揮しましたが惜しくも初戦突破なりませんでした。
5対3。
伊勢も再三のピンチを粘るそして、終盤は自分のピッチングスタイルを見せました。
大きな声で校歌を歌いました。
石川の遊学館。
3年ぶりの夏の出場で初戦を突破しています。
早い試合でした。
1時間40分ほどというスピーディーな試合でしたが非常に見応えの詰まった試合になりました。
伊勢も見事なピッチングは見せたんですけれども…。
惜しくも初戦突破という目標、その夢は達成することはできませんでした。
元日本生命の監督杉浦正則さんの解説でお伝えしてきましたが杉浦さん、最後の最後まで両校投手が何かお互いの力を発揮したそして見事な守備もありましたね。
両投手とも、本当によく投げたなって感じはしますよね。
遊学館の小孫君は前半、ちょっと変化球が抜けてそこを先制されましたけども中盤以降は右左インコースを使いながら低めの変化球。
この低めの変化球もキレがよくなりましたよね。
そういったところでは非常に見事なピッチングだったなと思いますね。
試合の中盤のところで杉浦さんからはインコースの使い方というところを指摘して挙げていただきましたが4番の村上選手の4打席目にピンチの場面でストレートを使って打ち取っていったり何か、使い方という部分見せてくれたなというところもありましたね。
インコースに速いボールを見せられるとやはりもう少し前で打たなきゃいけないという意識が生まれますよね。
そういった中で変化球に対して見極めができづらくなりますからね。
一方の敗れた九州学院ですけれどもその力のある小孫のボールに対して対応していこうとしたんですけどもやはり、小孫の投球が上回ったという部分がありましたがただ、九州学院は守備などでも守って伊勢を盛り立てる。
そういったよさというのが見えたような気がするんですけども。
伊勢君の粘り強い投球もあったんですけど14安打されながらも守備でなんとか、むだな失点を防ごうという意識は見られましたよね。
野手などがはじいたあとでも落ち着いて処理をするというのは何かほかの学校にもお手本になるのかなそういう守備にも見えましたよね。
最後まで諦めないというかちょっと、乱れても落ち着いてプレーができるというのが恐らく相当な数、ノックを受けてきてるのではないかと思いますね。
そして、石川の遊学館は発揮したいと話をしていた打線の力が見られました。
これはこのあとに向けても大きいですね。
非常に積極性と積極性の中に初球から自分のスイングができるすばらしさ、ありましたよね。
振り込んできたという…また石川大会から時間が空いた分、調整をできたのではというお話をいただきましたけども。
その力を甲子園で見せたという石川・遊学館の一人一人のスイングも初回から鋭かったですものね。
長打は1本しかなかったですけども非常に低い打球の強い打球を打とうという姿勢はありましたね。
全体的にピッチャーの小孫の投球内容そして、鋭いバッティング。
総合力の高さというのを感じさせた初戦だったのではないでしょうか。
これから、2戦目というか次戦以降の活躍も期待できますね。
一方、敗れた九州学院。
春は、惜しくも八戸学院光星に敗れて開幕ゲームで姿を消しました。
今回は7日目ということもありまして調整も工夫しながら初戦突破を目指しました。
打線も少し入れ替えた部分もある。
そして4番に1年生の村上選手が座りました。
村上選手もきょうヒットは出ませんでしたがいい当たりもありましたから今後に向けては楽しみだなという印象も残りましたか。
センターへの打球なんか非常にいい捉え方をしているなというのがありましたよね。
左の1年生の4番ということでいいますと星稜の松井秀喜選手をどうしても思い浮かべるんですが松井選手もやはり1年生の4番のときは出場してきて打てなかった。
それが今後に向けてつながっていったという話をそんな話も振り返ってされていましたがまた、村上も今後に向けてどう生かしてくれるかも注目ですね。
まだ、1年生ですから経験不足なところもあると思いますし緊張した場面もあったと思うんですけどね。
こういう経験を積んでいって最終的にはすばらしい選手になってほしいなと思いますね。
勝ちました石川の遊学館の選手たちが今、引き上げてきました。
このあと準備ができましたら監督、選手のインタビューなどが聞けることになっています。
放送席、放送席。
それでは勝ちました遊学館の山本監督です。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
まず初戦突破今、どんな気持ちですか?
とにかくうれしいですね。
感無量で何も言えません。
初めの甲子園という中で選手たちのプレーぶりはいかがでしたか?
一難怖かったのは平常心でいないということ。
これが一番、怖かったんですけどしっかり彼らコントロールできてうまく対応できてよく頑張ってくれたと思いますね。
バッティングつながりましたね。
14安打で5点は恥ずかしい気持ちもするんですけど、でもしっかり、相手のピッチャーに向かって自分のバッティングをしっかりやってくれたような感じしましたね。
非常に若いところから積極的に打っていた感じをしていたんですけどどんな指示を出していたんでしょうか。
特に指示はないですけどいつもどおりファーストストライクを打っていくのが、われわれの野球スタイルなのでそれを、しっかり彼らは守ってくれたその結果が、ああいうヒットにつながってくれたと思います。
地方大会ではなかなか結果に結びつかなかったと伺っているんですが改めて、どうだったでしょうか。
地方は大きいのを狙いすぎてミスショットといいますかミスするバッティングが多かったんですが今大会に入って日にちもたくさんありましたのでその中で、とにかくセンター方向に鋭い打球ということをテーマでやってきた。
それがしっかり結果として出た気がしますね。
守備では小孫投手のピッチングはどうご覧になりました?
3点は取られましたけども相手の豪打の九州学院さんに3点ですからね。
合格点、100点やっていいと思います。
きょうは一番どんなところがよかったと感じていますか?
それは、変化球がいまいちコントロールがよくなくて、その辺で苦しんでましたけどそれなりに苦しみながらキャッチャー・高本がうまくリードしてうまく打ち取ってくれたと思いますね。
次の試合は、大会10日目第3試合の東海大相模との対戦ということになりましたけど。
優勝候補筆頭ですからね。
ぶち当たっていくしかないです。
とにかく全力を注いでぶつかっていく。
それしかないですね。
もう、あそこは横綱相撲してくるのでとにかくチャレンジャー精神でいきたいと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
勝ちました遊学館の山本監督に伺いました。
続いては遊学館9回2失点の好投を見せました小孫投手の談話西川アナウンサーです。
まず初めに本当にうれしいですと時折、笑顔を見せながら話し始めました。
2回に点を取られてここから少しピッチングを変えていった。
低めを意識して投球していたので内野ゴロが増えたんだと思いますという話です。
常に守りに声をかけながら守りに落ち着かせながら投げました。
日本一を目指して頑張りますという話です。
今も報道陣の取材を受けているところです。
続きまして、敗れました九州学院坂井監督の談話吉松アナウンサーです。
壇上に上りまして淡々と話し始めました。
力負けした感じです。
特に相手のピッチャー・小孫投手に抑えられた。
3点取られたところで流れがうちに取れなかった。
相手にいってしまったという意味で流れがうちに取れなかったと話しました。
ピッチャーの伊勢はランナーを置いて粘り強く投げるのが特徴。
しかし、やっぱり甲子園ですね。
相手の流れを止めることができなかったと話しています。
それから、ピッチャーの継投については伊勢1本できたチームでしたので全く、きょうも考えていませんでしたと話していました。
インタビューと談話は以上です。
インタビューと談話をお伝えしました。
筒井亮太郎アナウンサーでした。
3年ぶりの夏の出場の遊学館。
初戦突破ということになりますと5年ぶりということになりますがその試合、それでは映像で振り返っていくことにしましょう。
2回の九州学院先制のシーンです。
ツーアウト、二塁7番の松下。
変化球を捉えて左中間を破るタイムリーツーベース。
先制点を奪いました。
続く8番の伊勢。
この伊勢も変化球を捉えてのライトへのタイムリー。
これで2点。
先制しました。
3回の裏、遊学館の攻撃です。
ワンアウト、ランナー一塁、二塁で2番・中村センター前のタイムリー。
1点を返します。
積極的にスイングしていったところを山本監督も評価していましたが続く3番の土倉。
やはり初球。
このイレギュラーもありましたが強い打球でした。
これで同点。
さらに4番の高本。
これも速い当たり。
ファーストのエラーを誘いまして逆転のランナーがホームにかえってきました。
3対2、遊学館が逆転します。
その後、4回にも追加点。
そして、9回。
ワンアウト、ランナー、三塁で7番の松下。
これもヒット性の打球で代わった中野がよく抑えました。
これが抜けていればまたチャンスが広がったかもしれません。
1点を返します。
最後は代打の藤島。
小孫は9回を一人で投げぬきました。
3失点。
完投勝利でした。
放送席ではオリンピックでも数多く活躍をされてきました。
日本生命でピッチャー監督として経験をされました杉浦正則さんの解説でお伝えしてきました。
杉浦さん、本当に1時間39分の中に何か、ぐっと見どころがありましたけれども試合の内容をあえて挙げていただきますとどんなところでしょうか。
やはり遊学館の攻撃陣の積極性かなっていうところですよね。
両投手とも非常に粘り強く投球をしていたかなと思いますけどもそういった中では、積極的に初球から振れた遊学館に軍配が上がったかなという気がしますね。
もう一度鍛え上げてきたというバッティングを何か初回から雰囲気というのを甲子園で出していきましたね。
本当にファーストストライクから自分たちの、自分のスイングができていましたよね。
その自分のスイングをさせてしまった九州学院のバッテリーもそこには課題があるかなと思いますよね。
ただ、伊勢も中盤からは特に終盤はストライクゾーンを広く使って杉浦さんから、少しお話をいただいたようなピッチングを見せることもできました。
今後に向けてもまたつながるのではないでしょうか。
7回、8回のピッチングなんかは伊勢君の本来のピッチングかなとは思いますよね。
そして先ほどインタビューの中でもありました遊学館は次の対戦相手はきょうの第1試合で勝ちました、神奈川の東海大相模です。
ちょうど、中2日あいて順調に大会が進みますと8月15日ということになりますが先ほど山本監督は少し謙遜をされながらお話をされている部分があったかと思いますけど遊学館も非常に力を発揮して楽しみな試合ということがいえるのではないかという気がしますけどもね。
両チームとも、本当に自分たちの野球ができてますからね。
そういった面では非常におもしろい試合になると思いますね。
初戦まで時間があった両チームですが今度は中2日ということで次の試合。
この辺りも次の試合に向けてどう臨んでくるのか楽しみですね。
間の生活の過ごし方っていうのが大事になってきますよね。
速いテンポで1試合目2試合目と進んできました。
このあとは第3試合お伝えしていますように神奈川の東海大相模石川の遊学館が勝ちました。
生字幕放送でお伝えしています
沖縄水産高校を率いた栽弘義さん。
2年連続で、夏の甲子園準優勝の快挙を成し遂げ沖縄の高校野球を全国のレベルに育て上げました。
栽さんの教え子、金城孝夫さん。
栽さんは指導法を学ぶため全国の強豪校に足を運んでいたといいます。
先生なんかの時代の沖縄の高校野球界の指導システムがちゃんとした指導者がいないっていう状況。
沖縄の子どもたちにちゃんとした野球を伝えたいという思いが強いんじゃないかと。
1941年に生まれた栽さんは沖縄戦で3人の姉を亡くしました。
みずからの背中にも手りゅう弾の火が燃え移り目の前に死が迫りましたが周りの人の助けでなんとか命をつなぐことができました。
背中に大きなやけどの痕を背負いながら沖縄の高校野球発展に尽くした栽さん。
しかし戦争について話すことはほとんどありませんでした。
栽さんの娘・志織さんです。
高校野球一筋に生きた栽さんの心の内を語ってくれました。
野球ができることの幸せを本人が感じていたんだと思います。
やっぱり戦争を語りはしませんでしたけど
野球ができる幸せを体いっぱいに感じて栽さんは現役監督のまま65歳の生涯を閉じました。
ナイスボール!
1980年代「やまびこ打線」の愛称で親しまれた池田高校。
豪快なバッティングで、全国のファンを魅了しました。
全員が徳島出身のチームを全国屈指の強豪に育てたのは蔦文也さん。
原点には、ある思いがありました。
山あいの町の子どもたちに一度でいいから大海
(甲子園)を見せてやりたかったんじゃ!もう、だから初め、退職までに甲子園、一回は行けるだろうと。
甲子園という大海でチームは想像を超える成長を見せました。
夏春連覇の偉業を達成します。
選手たちの活躍を池田の人々はわがことのように喜びました。
春と夏は、何をおいても池田高校。
高校野球は生活の一部でした。
優勝!池田高校初優勝!
信じていました。
きょうのお酒どうですか?
おいしいです。
大変おいしいです。
万歳!万歳!
当時コーチだった高橋由彦さん。
人々の温かさを覚えています。
今も地元の人たちに支えられている池田高校野球部。
去年春には、22年ぶりの甲子園出場を果たしました。
「子どもたちに大海を」。
蔦監督が抱いた親心は今も息づいています。
2004年8月22日。
高校野球の歴史に新たな1ページが加わりました。
(実況)試合終了!深紅の大優勝旗、北の大地へ渡る。
駒大苫小牧が北海道勢初の全国優勝を果たしたのです。
この快挙に、苫小牧のみならず北海道全体が歓喜に包まれました。
雪の影響で冬場の練習環境が厳しい北海道。
代表校は甲子園で苦しい戦いを強いられてきました。
そんな中、駒大苫小牧は「雪はハンデ」という考えを覆す練習を始めました。
雪上ノック。
土の上より打球が速く転がることを生かしボールへの集中力を鍛えました。
厳しい環境を乗り越えた自信を胸に初の全国優勝は成し遂げられたのです。
それから11年。
当時キャプテンだった佐々木孝介さんは母校の監督を務めています。
声の出ないやつはだめだ。
必死になれないやつはだめだ。
1回しかないんだから。
北海道の人たちを熱狂させた全国優勝を再び。
諦めない姿勢の大切さを伝え続けています。
11年前、北の大地に優勝旗をもたらした道産子魂は今も球児たちに受け継がれています。
高校野球100年この高校野球は数々の名勝を生んできました。
そして、地域に誇り喜びを与えてきました。
そしてここを経験した人たちが後進に伝えていく。
それもこの高校野球の魅力です。
大会7日目を迎えました甲子園。
きょうは上空は曇り空です。
風が浜風。
ライトからレフト方向に吹いています。
ここまで48校が登場してきょう第1試合は東海大相模が福島・聖光学院を破りました。
東海大相模は神奈川の代表。
第2試合は石川の遊学館が熊本の九州学院を破りました。
そして、第3試合で49代表すべてのチームが登場することになります。
栃木の作新学院が初戦を戦います。
対戦相手は初戦を突破した長野・上田西高校。
そしてこのあとの第4試合では愛知・中京大中京と鹿児島実業の対戦が予定されています。
待ちに待ったチーム。
一塁側、栃木の作新学院です。
49代表最後の登場。
ただ、この作新学院は5年連続の夏甲子園。
ことしのメンバーおととし、去年を経験したメンバーも数多く、ことしも帰ってきました。
そして、長野の上田西は2年ぶり2回目の出場甲子園、夏初勝利を挙げています。
解説は元大阪ガス監督の長野哲也さんです。
アナウンサーは佐藤で第3試合のもようをお伝えしていきます。
長野さん、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
初戦を戦ったチームそして、待たされたチームの対戦です。
両チームのふるさとをご紹介いたしましょう。
5年連続11回目の作新学院栃木県の宇都宮市です。
宇都宮の市街地を流れる田川。
かつて、この川で取れたと伝えられているのが黄色いふな、黄ぶなです。
黄ぶなを食べて疫病が治ったという伝説にちなみ江戸時代から子どもの健やかな成長を願う縁起物として親しまれてきました。
町なかを巡るバスにも黄ぶな。
市民の幸せを願って宇都宮の町を駆け抜けます。
5年連続の甲子園ということで宇都宮市をこうして作新学院登場で紹介するのも5年連続。
いろいろ工夫を交えながらご紹介いたしました。
ことしは黄ぶなを紹介しました。
一方、こちらは長野代表の上田西高校です。
2年ぶり2回目の出場で初戦を突破しました。
そのふるさとの上田市をご紹介することにいたしましょう。
来年の大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田幸村こと信繁。
上田西高校のある人口15万人の上田市。
真田家ゆかりの地です。
年間150万人が訪れる上田城。
ドラマに、甲子園出場に今、活気づいています。
上田ゆかりの粘り強い攻守を胸に頑張れ!上田西高校!
来年の大河ドラマの舞台ということで地元も盛り上がっています。
真田といえば赤のかぶとなどで知られていますが知られていますが初戦、アルプスは真田の赤で彩られていました。
こちらはその初戦突破の原動力となったエースの草海投手です。
一塁側に栃木の作新学院です。
栃木、63チームの代表です。
準決勝、決勝でも打線がつながって12対3。
そして、9対2と勝って5年連続の夏、甲子園です。
そしてキャプテン・吉澤優真内野手にチームについて語ってもらいました。
作新学院高校主将の吉澤優真です。
ことしのチームの特徴は攻撃的な守備と走塁です。
甲子園では応援してくださる方々のために全力で戦っていきます。
優勝するぞ!
よし!
チームのデータを見ると打撃が非常に印象的なんですが攻撃的な守備と走塁作新学院伝統的な守備と走塁に非常に自信を持っています。
そして、ことしの投手陣です。
エースナンバーが倉井そして、背番号10・有田。
背番号3の朝山は去年、おととしも甲子園のマウンドに上がりました。
もう一人、今井というピッチャーが投げていましたが甲子園ではベンチには入りませんでした。
きょうも継投が予想されます。
エースナンバーを着けた倉井です。
では、その栃木・作新学院のスターティングメンバーご紹介してまいりましょう。
18人それぞれが力を持っている選手がそろっていて試合、相手によって栃木大会ではオーダーを入れ替えてきました。
こちらがことしの甲子園初戦のオーダーです。
トップバッターから6番までが左バッターがずらっと並んでいます。
変わって今度は三塁側の長野・上田西高校をご紹介しましょう。
大会初日に登場しました1回戦を戦いました。
3対0、完封勝ちを抑えて甲子園進出。
試合を振り返っていくことにしましょう。
上田西は初回ノーアウト、ランナー一塁でバントの名手2番・齋藤。
得意の形で先制のチャンスを作ります。
このあと、ワンアウト満塁として迎えるバッターは5番の松本。
2点を先制します。
先発は草海。
140キロを超えるストレートと変化球で内野ゴロの山を築きます。
3点リードで迎えた8回。
ワンアウト、一塁、二塁。
ここはみずからの好フィールディングで進みます。
草海は9回を一人で投げきって無四球の完封。
上田西は甲子園初勝利を挙げました。
その、上田西、初戦は投打ががっちりとかみ合って甲子園初勝利を挙げることができました。
そのスターティングオーダーをご紹介していくことにいたしましょう。
初戦とメンバーを一部入れ替えてきました。
初戦、戦ったあとに調子のいい右バッターの背番号16・西澤をきょうは6番に入れてきました。
初戦は6番を打っていた野口を7番に下げました。
初戦は先発全員安打でした。
9、1、2、3と左バッターが続いていくことになります。
放送席をご紹介いたしましょう。
この第3試合は長野哲也さんにお願いします。
長野さん両チームのデータなどを見ていくと、草海投手を中心にしっかりと守り勝ってきた上田西、強打の作新学院こういう構造になるでしょうか。
どちらかというと両方のチームとも攻撃力は非常に強いんだと思うんですけどその中で、作新学院の強力打線ですね。
長打を打てるような打線とそれから上田西の草海君。
こういう構図にはなると思うんですけどね。
長野さんもピッチャーご出身ですから草海投手の心を察すると初戦、すばらしいピッチングをしてこの2回戦ですから気持ちよく臨めるということはあるんじゃないでしょうか?
一つ上のチームとまたやるわけですからそういう意味ではいつものように自信を持って投げれる部分もありますけどいつものように取り組みたいと思っているんじゃないでしょうか。
甲子園、初勝利を挙げた長野・上田西高校です。
2年生エースの草海をバックもしっかりと支えました。
そして、打線もつながりました。
こちらは強打の栃木の作新学院です。
5年連続の夏、甲子園。
そのチームを導いているのが小針崇弘監督です。
32歳という若手の監督、作新学院のOBです。
高校時代は平成12年にセンバツに出場しました。
そして大学を出て母校の監督に就任をしました。
何しろ5年連続、その前にも一度甲子園に出ているので6回、このチームを夏の甲子園に導いてきて春夏合わせて、すでに甲子園で10勝を挙げている監督です。
一方、こちら眼鏡の方が少し選手に隠れてはいますが上田西の監督原公彦監督です。
今、選手に指示を送っています。
原監督は初回がすべてという話をしていました。
エースの草海がしっかりと抑えてそして、攻撃でリズムを作っていきたいという話をしていました。
上からのカメラで監督をご紹介していますが…。
こうして緊張感をほぐすような監督があるんでしょうか。
背番号10番が見えていましたが1年生ピッチャーの工藤が今、少しチームを和ませるようなしぐさを見せていました。
原監督は上田高校のOBです。
監督が1年生のときに上田高校が甲子園に出場しましたがベンチに入るメンバーではありませんでした。
以前は軟式野球を経験していました。
そして、この上田西では軟式野球部を率いて全国大会出場という経験もお持ちです。
平成24年の2月にこの上田西高校の硬式野球部の監督に就任しました。
就任してから2度目。
チームを夏甲子園に導いています。
軟式野球というとたたきつけるようなバッティングそしてランナーを走らせるヒットエンドランという攻撃が特徴的でそういったスタイルをこのチームにも持ち込もうとしています。
初戦のバッティングなどを見ていても一人一人がたたきつける意識徹底されていたような印象もありますが。
軟式野球というのはしっかりとボールをミートしないとなかなか前に飛ばないところですけどそういう意味ではしっかりミートする力をしっかりつけさせてきているようなイメージがありますよね。
両監督に試合前に話を聞くとともに5点前後が勝負の分かれ目になるのではという話でしたが長野さん、どう思いますか?
やはりお互いの攻撃力があるということはお分かりだと思うんですけどね逆にどこまでピッチャーが抑えられるかななかなか苦しいなという思いでそうおっしゃったんだと思うんですけどね。
ともに打線がいいということもあって4〜5点ぐらいは取られることは覚悟。
逆に5〜6点を取っていこうということになるんですね。
5〜6点まで覚悟というかね少しでも少なくしてほしいというところでしょうかね。
逆に打つほうでは5点以上取ろうという思いだと思うんですけどね。
栃木の作新学院は待たされて迎える甲子園の初戦です。
栃木大会では打線が非常に当たりました。
アルプスで見つめる部員。
鉢巻きには「全国制覇」の文字も見えています。
昭和37年には当時史上初の春夏連覇を作新学院が果たしました。
春はやぎさわ、夏は加藤という異なった優勝投手をようしての当時史上初の春夏連覇でした。
ようやく試合前のあいさつに向かいそうです。
大会7日目の第3試合です。
待たされての試合栃木・作新学院と初戦を突破した長野・上田西です。
先攻が栃木の作新学院。
先に守るのが長野・上田西高校です。
その守備についた上田西の選手をご紹介していくことにいたしましょう。
左バッターが続く打線です。
トップバッターの赤木です。
地方大会4割7厘。
ファースト・三井落ち着いていました。
ワンアウト。
初戦は堅い守備でエースを支えた長野・上田西高校。
2年生エースの草海です。
少し抜くようなボールを投げてきました。
長野さんは、初戦草海のピッチングをご覧になっていてどんな印象でしたか?
非常に体の力が抜けていてしっかりと腕を前で振れて本当にコントロールよく落ち着いて投げたなというイメージですね。
初回内野の守備、軽快です。
宮崎日大打線を9回を投げて無四球の完封でした。
打たれたヒットも6本でした。
打たせて取るタイプのピッチャーです。
きょうもまず内野ゴロ2つですが27のアウトのうち初戦は内野ゴロで14のアウトをとりました。
チェンジアップ、そしてツーシームも投げてくるピッチャーです。
ストレートの球速が140キロ前後。
初戦は143キロもマークしました。
初戦は、このスライダーが非常にキレていました。
3番の添田。
二塁をうかがってストップ。
ツーアウトランナー、一塁です。
追い込んでましたんでね。
落としていくボールだったんですが少し中に入った分低く入った分添田君がうまくミートしましたね。
3年連続のこの甲子園の添田。
この4番の朝山も3年連続の甲子園です。
スリーアウト。
初回、ランナーを一人出しましたがアウトはすべて内野ゴロ。
持ち味が出ました。
栃木の作新学院は無得点です。
非常にいい投球だと思いますね。
ボールを前のほうで離せるというところが彼の一番いい特徴じゃないですかね。
草海、マウンドのところで詳しく解説をいただこうと思います。
守備についた栃木の作新学院選手をご紹介していきましょう。
倉井がきょうの先発です。
倉井、有田、朝山と今回、ベンチ入りのメンバーでも地方大会はかわるがわる先発をしてきました。
リリーフが5試合でした。
3回戦の一戦。
そのときは3イニングで降板しました。
きょうも継投が予想されます。
9イニング1試合平均にならすと5本から6本のヒットを打たれそして4つから5つの三振を奪い3つから4つの四死球という内容です。
トップバッターの河野です。
1回戦は先頭バッターでヒットを打ってホームにかえってきました。
ワンアウト!ストレートにバットを出していきました。
上田西の選手に聞くと倉井が先発だった場合はストレートに積極的にバットを出していきたいという話でしたけどそのことばどおりですね。
やはりストライクになるボールはストレートが多いですからね。
変化球は見てきます。
1m58cm、齋藤です。
俊足。
長野大会では盗塁9つありました。
130キロ、中盤のストレート。
本人いわく、持ち球としてはスライダー、カーブそして少し落ちる球スプリットフィンガーファストボール持っているといっています。
ストレートのフォアボール。
俊足の齋藤を出してしまいました。
際どいところを狙っていこうとしたんでしょうか。
背が低い打者ですよね。
どうしてもピッチャーからすると…。
少しボールになってしまうというところもあるのかもしれませんね。
地方大会では盗塁の多かった上田西。
俊足の齋藤が出塁しました。
左バッターが続いて3番の三井。
ここは動くことも考えられますね。
単独の盗塁だけではなくてカウントによってはストライクをとってくるときにヒットエンドランも考えられると思いますよ。
けん制球を送ります。
長野大会では盗塁9つ。
初回の攻撃が鍵といっていた原監督。
少しリードが大きい。
かなり大きめに取ってますね。
投手をけん制する意味でも大きくとってると思います。
盗塁成功!投球はボール。
非常にすばらしいスタートでしたね。
キャッチャーはタイミング的にセーフになるので投げなかったですけど。
ちょっとこれは2番の齋藤の出塁がこのあとの試合を見ていく上でもポイントになってきそうです。
先制のチャンスを迎えました。
長野大会では決勝で先制のタイムリー。
そして、サヨナラヒットを打ったバッターの三井です。
外野の守備はほぼ定位置。
外野の前のヒットであれば二塁ランナーの齋藤はかえってこられそうです。
投球練習場のボールがグラウンドエリア内に入ってタイムがかかりました。
その一塁側の投球練習場は背番号10の有田が初回から投球練習をしています。
継投が予想される作新学院。
初回の攻防がかぎといっていた長野・上田西。
レフトは赤木。
ツーアウト。
上げてしまいましたがボールにも威力があるんでしょうか?
スピン状に少し負けたという形でしょうね。
初回が大切というふうに監督さんもおっしゃってましたから打席に立つ前にいかにタイミングを合わせるかというのをネクストバッターサークルで身につけて入りたいですね。
4番のキャプテン・大藪。
ファインプレー!フェンスにへばりつきながらとりました。
キャッチャーの横尾。
初回、両チームランナーを出しましたが得点ありませんでした。
いい守備がありました。
栃木・作新学院の校歌が流れます。
学校の創立が明治18年。
ことし創立130周年を迎えます。
野球部も明治38年にできました。
甲子園には数々の記録を彩ってきて昭和37年当事史上初の春夏連覇。
昭和48年はエース・江川で春夏出場。
江川投手は春のセンバツでは一大会の奪三振の記録もいまだに持っています。
伝統的に非常に好投手が多いという作新学院ですが小針監督が就任してからは打力を鍛えてその印象を甲子園に残しています。
攻撃力を高めたいということで走塁もかなり練習されているということですね。
こちらが小針崇弘監督です。
その機動力を、この甲子園では発揮したいということも言っています。
関口がつかんでいます。
左バッターにとっては少し戻される風が吹いていました。
ただ、当たりとしてはよかったですね。
非常にいいですね。
アウトコースの変化球がうまく入ってきたんですけどしっかりタイミングが取れたいい打撃でしたね。
6番まで左バッターが続きます。
作新学院打線。
小針監督は左打者は草海投手のインコースアウトコース絞ってバットを出していきたいと話しています。
三振。
このスライダーキレています。
非常にいいですね。
体を前足にしっかり乗せていきますのでね回転させますのでね。
腕を振るのが前のほうで振れてるんですよね。
したがって、コントロールも安定しますしボールのスピンも多いですね。
ツーアウト、ランナー、二塁。
今度は栃木・作新学院が先制のチャンスを迎えました。
スライダーですね。
少し抜けて曲がりも小さくなってしまったんですね。
やはり甘くなったボールは作新学院の各打者しっかりミートしていますよね。
黒崎、ツーベースヒットで二塁。
8番の横尾です。
この横尾は外のスライダー見てきました。
今のも少し甘くなりますのでね。
やはりもう少し厳しいコースに投げていきたいですよ。
外野は、ライトほぼ定位置。
そして、センター、レフトは心持ち深めというところでしょうか。
5点前後の勝負と見ている両監督。
スライダーへのバットの出し方タイミングの取り方どうでしょうか?
少しタイミングがまだ合ってないような感じですけどね。
横尾はまっすぐを狙っていきたいという話をしていたので…。
ただスライダーが少し甘く見えてしまうのでその分、振ってるんですけども。
ぎっしりと埋まった一塁側。
栃木・作新学院のアルプスです。
草海君は三振をとるピッチャーじゃないので相手の打者はどんどん振ってきてますから初めてのストライクゾーンのボールをしっかり投げていきたいですね。
先制点は栃木の作新学院!2回の表、1対0。
下位打線で得点を挙げました。
ツーアウト、ランナーなしからの得点です。
ストレートにうまくバット出していきましたね。
打者もストレートも含めて追い込まれてましたから待っていたんですけど今が非常に厳しいコースなんですけどうまく打ちましたね。
ラストバッターピッチャーの倉井です。
2年生エース、上田西の草海はこの甲子園で初めて失点しました。
どんどん振ってきますので厳しいコース、いきたいです。
先ほどそれと先ほど追い込んでからでもストレートからでも厳しく打たれてますからストレートには強いんだという意識を少しもって投げたほうがいいかもしれないです。
三振。
ただ、この2回の表栃木の作新学院のツーアウト、ランナーなしからヒットが続いて1点を先制しました。
追いかける三塁側長野・上田西高校の校歌、甲子園に流れます。
部員89人の上田西高校。
2年ぶり、2回目の夏甲子園で甲子園初勝利を挙げてきょう2回戦を迎えています。
高校野球はこのあと1時5分から総合テレビで放送します。
5番の松本から1点を追っての攻撃。
初戦、先制タイムリーの松本です。
宮崎日大戦のタイムリーヒットはたたきつける意識がありました。
ワンアウト。
ピッチャーのグラブに当たって少し方向が変わりましたが落ち着いていました。
今のはいいですね。
点を取った次の回の1人目ですからね。
きょうのゲームで横尾君は流れを自分のチームにもってきたいということですから相手がチャンスを潰して点を取れないときにあとに点を取って…。
初スタメン・西澤。
原監督が初戦のあと、練習のあと好調だったんですと言っていましたがそのとおりでしたね。
監督さんが言われたようにアウトコースに腕が長くてバットが届くんだとおっしゃってましたからね。
そのあとにうまく使って今もアウトコースのボールうまく打ちましたね。
ワンアウトから同点のランナーが出ました。
ここはどのようにしてランナーを進めてくるのか。
野口は初戦はヒット1本です。
ランナースタート。
空振り。
盗塁が決まってワンアウトランナー、二塁。
これでチームとして2つ目の盗塁を決めてきました。
恐らくヒットエンドランだったと思いますけどワンバウンドでできなかったですけど、うまくランナーを進めれましたよね。
点を取られた直後同点のチャンスを迎えています。
2015/08/12(水) 11:54〜13:05
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第7日[SS][字]

第2試合「遊学館」対「九州学院」 【解説】杉浦正則,【アナウンサー】星野圭介 第3試合「作新学院」対「上田西」 【解説】長野哲也,【アナウンサー】佐藤洋之

詳細情報
番組内容
第2試合「遊学館」対「九州学院」 【解説】杉浦正則,【アナウンサー】星野圭介 第3試合「作新学院」対「上田西」 【解説】長野哲也,【アナウンサー】佐藤洋之 〜甲子園球場から中継〜 <中断>第2試合終了後 番組案内(2分) [後1:05から総合テレビにつづく]
出演者
【出演】【解説】杉浦正則,【アナウンサー】星野圭介,【解説】長野哲也,【アナウンサー】佐藤洋之

ジャンル :
スポーツ – 野球

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