当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
今、私は鹿児島県の薩摩川内市。
川内湾の突端に来ています。
目の前は暗闇の海です。
かすかな潮の香りがくすぐります。
本当はここらは、私の周りは真っ暗闇なんです。
しかしながら後ろに控えている川内原発の明かりを強調したいために高感度カメラを使用します。
そして更にこの暗闇の中ではありますがこのエリアはいくつかの発電システムがせめぎ合っている場所でもあるんです。
私の、湾に対して反対側目の前に迫っているのは火力発電所です。
そして、更にカメラを切り替えて高感度カメラに戻して川内原発の隣側を見るとなんでしょうこのUFOのような白い明かりの明滅。
これは、風力発電です。
多くの風車がここには設置されています。
そしてカメラをちょっと横に動かしていくと川内原発の明かりが高感度カメラで見えるということになります。
今日をもって、この川内原発向かって左手奥の1号機が再稼働となりました。
では、この再稼働とは何かということなんですが止まっているときは制御棒が中性子の働きを抑えている。
制御棒を再稼働するということで今日、抜けば中性子が働き出す、動き出して燃料のウランにぶつかって核分裂が起きる。
その核分裂が一定のスピードで連続性を持って起こるとそれは臨界を迎えたということになります。
その臨界は、1時間後の夜11時になるという見込みの川内原発であります。
それでは今日の動きです。
≫九州電力川内原発1号機の中央制御室。
作業員の声だけが響く中関係者の視線は一点に集められていた。
制御室中央にあるコンピューターの画面。
制御棒を示す白い棒が徐々に引き抜かれていく。
川内原発が再稼働した。
≫再稼働を受け、政府は…。
≫と、メモに目を落としながらコメントを読み上げた。
その規制基準に照らし合格を出した原子力規制委員会。
≫そして、再稼働を決断した九州電力。
≫再稼働の今日それぞれのトップが会見に臨むことはなかった。
この人も、その1人。
安倍総理は昨日夜から夏休み入り。
≫と発言したあと山梨県の河口湖近くの別荘で1泊した。
今日の再稼働を受けての発言はない。
先月、「報道ステーション」が実施した世論調査では再稼働してよいと思うと答えた人が32%。
一方で、思わないと答えた人が56%に上っている。
反対世論が強い中での再稼働。
政府内でも懸念の声が上がっている。
≫一方で、原発が地元経済を潤しているのも事実だ。
≫地元では、原発の再稼働に伴う定期検査で1基あたり、およそ6億円の経済効果があるとの試算もある。
≫こうした原発の作業に絡む経済効果だけではなく原発立地自治体にとっては交付金の存在が大きい。
総額は年間およそ1000億円にも及ぶ。
川内原発が再稼働した今日宮沢経産大臣は…。
≫原発を稼働していない自治体には交付金を減らすことを検討しているというのだ。
原発を再稼働させなければ交付金を減らすという圧力に捉えられかねない。
原発が立地しているある自治体は取材に対し非常に痛い話だと答えた。
今日、東日本大震災から4年と5か月が過ぎた。
浪江町の町長は…。
≫こんな境遇の人もいる。
2011年5月福島から夫の実家がある薩摩川内市に自主避難してきた山崎テイ子さん。
今は市営住宅に住み原発作業員の寮で食事を作る仕事をしている。
≫今後、各地の原発は再稼働していくのか。
九州電力は川内原発2号機を10月に再稼働させる方向だ。
その次の候補となっているのが安全審査に合格している四国電力の伊方原発3号機。
地元・愛媛県の中村知事は再稼働判断の前提として総理の意思を直接聞きたいと要望した。
≫川内原発1号機はこのあと、午後11時核分裂反応が連続的に起きる臨界に達する見通しだ。
≫言えることは原子力規制委員会と政府中枢と、そして事業主体の電力会社があってそれぞれがそれぞれに対してあなた任せという点であります。
そして、あなた任せで言えば避難計画。
大変大事です。
この川内原発の半径30km以内には7つの市と2つの町これがあるわけですが全体で21万人の方が暮らしていらっしゃいます。
その方々の避難計画に関しては自治体任せということになるわけです。
≫4年ぶりに動き出した川内原発1号機。
しかし、課題を抱えたままの再稼働だ。
≫この介護老人保健施設は川内原発から12kmのところにある。
隣接する老人施設を合わせると126人が生活している。
原発で事故が起きたとき車椅子のお年寄りをどうやって素早く避難させるのか。
寝たきりのお年寄りはどうするのか。
≫鹿児島県がまとめた避難計画では原発から5km圏内の住民は事故が発生すると直ちに避難を開始する。
一方、5kmから30km圏内の住民はいったん自宅などに屋内退避しその地区で毎時20マイクロシーベルトを超えた場合その地区の住民は避難する。
ただ、病院や高齢者施設の避難ルートや避難先が決まっているのは10km圏内までだ。
この施設は、原発から12kmのところにあるため避難先は決まっていない。
鹿児島県は放射線量が上昇すれば受け入れ可能な施設を探すとしている。
≫原発から11kmのところにある保育園。
園児は94人で職員は21人。
ここではまず、屋内で退避し保護者の迎えを待つことになっている。
≫しかし自治会の住民が集まって避難用のバスを待つポイントまでは2kmある。
≫子どもを預けている保護者は…。
≫その肝心の避難訓練は2年前の10月に行われたきりだ。
それ以降訓練は行われていない。
≫鹿児島県も九州電力が再稼働で人的な余裕がないため避難訓練は先になるとしている。
不安が完全に払拭されないまま今日、再稼働の日を迎えた。
≫川内原発の敷地内の高台に造成工事が行われている場所がある。
ここに、事故対応にあたる免震重要棟が建設される。
4年前の福島第1原発の事故。
原発敷地内で事故対応にあたることができたのは免震重要棟があったからだ。
≫事故直後放射線量が急上昇する中免震重要棟にはおよそ700人が詰めていた。
≫福島での事故の教訓を生かし免震重要棟のように地震で壊れない緊急時の拠点の設置が義務付けられた。
ただ、川内原発では再稼働には間に合わなかった。
原子力規制委員会は完成するまでは免震重要棟よりは規模の小さい耐震性のある建物で対応することを認めた。
更に、原発を動かすことで増え続ける使用済み核燃料の問題が残されている。
川内原発では原発敷地内の施設で貯蔵しているがこのまま外に搬出できなければあと10年ほどで満杯になる。
≫例えば、この薩摩川内市でも当然、原発ビジネスと関連する形で暮らしをされている方が多いわけですから再稼働を望むというのは当然です。
しかし、一方で東京のスタジオの立野さんいかがでしょうか。
福島の例を見ると最終の事故責任として事業主体の電力会社だといわれてもそれだけで賄いきれる規模やそういうものではないということを我々、学んだはずなんですけどどう思いますか?≫おっしゃるとおりだと思いますね。
4年前の事故で浮き彫りになった問題は2つあったと思います。
それは安全神話もう1つは責任のあいまいさだったと思います。
それが今4年経ってまた、もとの姿に戻っているのではないかとそのように思えてなりません。
世界で最も厳しい基準をクリアした原発は再稼働させていく。
安倍首相はそうおっしゃいます。
それは、あたかも原子力規制委員会が安全のお墨付きを与えてくれたといった言葉の響きがあるんですが、それは違います。
事故は起きるんです。
事故が起きてもその被害を一定内に収めることを目指す。
それが新基準の考え方です。
そこを抑えていかないといかないと思います。
そして、もう1つは今、古舘さんがおっしゃった責任の問題。
菅官房長官は昨日稼働するかどうかは事業者の判断だとおっしゃいました。
今日は、安全の一義的責任は許認可取得者にあるとこのようにおっしゃいました。
この再稼働を決めてそのレールを敷いたのはあくまで安倍政権です。
それがこの段階になって電力会社が決めたことだ。
責任は電力会社にある。
こういった発言をするというのは私には無責任に聞こえますしあまりに覚悟に欠ける姿勢ではないかなとそのように思います。
福島で起きたことを見れば原発というものは電力会社だけの手には到底負えるものじゃない。
それは、明らかでしょう。
この2年間振り返りますと日本はずっと原発ゼロでやってきたわけですね。
心配された電力不足というのは起きなかったわけです。
このまま原発ゼロでいくかどうかそれは国の意志の問題だと思います。
よく、原発は割安で経済性が高い。
そう言いますが本当にそうなのか。
これからはそうも言ってられなくなります。
廃棄物の処理、立地の交付金。
もともとそういったものがのしかかりますしこれから次々に生まれるであろう新しい安全対策電力会社はそういったものへの追加投資も迫られます。
もう安い電源であり続けるという保証はありません。
この国会では、電力改革それも、成立しました。
これからは消費者がどの電源を使うかということを選ぶ時代になってくるでしょう。
そうするとマーケットの論理で原発が淘汰されるかもしれないわけです。
政府はそういったことも見据えて原発にしがみつくのではなくて再エネ主体の分散型エネルギー社会を築くにはどうしたらいいか。
そういった道筋を国民に説明すべきじゃないかなと思います。
原発を使わなくて済む社会それを国民が望んでいるのはどの世論調査を見ても明らかだと思います。
≫そういう中で今日は再稼働が始まったという川内原発であります。
だいぶ、この湾風が強くなってまいりました。
≫非常に天候が不安定な中今日は北海道のいくつかの場所で局所的な大雨がありました。
そして河川の増水もありました。
ご覧ください。
≫これは北海道北見市での映像。
濁流の上に浮いている四角い物体は道路のアスファルトだ。
路面下からすさまじい威力とともに噴き出す水。
側溝からもまるで間欠泉のように水が噴き上がる。
北見市では午後2時半ごろまでの1時間に57ミリの雨が降った。
帯広市では街路樹や公園の大木が何本も折れたり根元から倒れたりした。
市役所によると突風が原因だとみられる。
午後1時半過ぎ十勝岳にいた登山者から土砂が流れていて下山できないと通報があった。
大雨の影響で沢が増水し一時、およそ60人の登山者が孤立状態となった。
これは午前8時から午後3時までの雨雲の様子。
午前中は晴れ間も見えていた十勝岳周辺だが午前11時には大雨警報が出された。
その後、昼過ぎから非常に激しい雨となり十勝岳のふもとでは午後1時20分までの1時間に64ミリの雨が降った。
≫水が引いたため登山者は全員無事に下山。
怪我人はなかった。
北海道では、引き続き注意が必要だ。
明日にかけ、多いところで1時間に70ミリという非常に激しい雨が降る予想だ。
≫そして次のニュースですが国会です。
国会では今まさに参議院で安保法案が話し合われている最中でありますけれどもそういう中でPKOのことに関しても安保法案が実は通ったという想定で、すでに防衛省内で具体的にPKOの動きでこれだけ変わるんだとさまざまなことが想定で文書に作られているというようなことがわかってきまして共産党はそれをキャッチして今日、国会にかけました。
≫安保法案の成立を前提に自衛隊が作ったとみられる内部文書。
審議は紛糾した。
「日米ガイドライン及び平和安全法制関連法案について」と題され自衛隊中枢が5月末に作成したとされるものだ。
この時期は、安倍総理が訪米して日米ガイドラインを改定し議会で安保法案の成立を約束してから1か月。
その法案審議が衆議院で始まったばかりのタイミングだ。
≫取り扱い厳重注意とされ今後の進め方について書かれた日程表。
法案提出から3か月後8月に法案は成立。
そして、来年2月に法施行と書かれている。
更に今回の法案で新たに武器を使って他国軍の警護などができるようになるPKOについては詳細な計画が記されていた。
5月から8月にかけて教育訓練に反映すべき事項などを研究。
来年2月から南スーダンで実際活動する部隊に対し新法に基づく運用を行うとされている。
≫委員会は、この質疑をもって打ち切られた。
野党は詳細な説明を求め更に追及する構えだ。
≫立野さん、このところ順序が逆だろというものがものすごく多いような気がするんですけども。
≫この問題、そもそもの始まりは安倍首相が今年4月に訪米しまして安保法案はこの夏までに成立させますとアメリカの議会で約束してしまったということがあるわけですよね。
行政府の長が立法府の承認を得ないままに外国の議会に行って法案の成立を約束するという三権分立をないがしろにするかのような行為があったということがそもそものボタンのかけ違いだったと思います。
現に今の国会で安保法案の論議が進めば進むほど問題点が噴出していまして国民の不満が高まっている状況です。
この法案の最大の特徴は日本の軍事行動を法の縛りを解いて憲法の縛りも解いてそして政府の判断に委ねてしまおうというわけですよね。
こういったアメリカに最大限の配慮をして国会をないがしろにするそういった政府が果たして、アメリカにノーと言えるんだろうか。
そういった危惧を抱くのはこれは国民の自然な気持ちだろうと思います。
≫そうですね。
本当に国権の最高機関たる国会というもの。
特に世論はこの大事な法案に関しては割れている。
そういうときはまず国会が最優先という原点に立たなくちゃいけないということを考えるんですがいかがでしょうか。
≫今度はこの鹿児島の港からはるか遠く、東北の港のお話を生でさせていただきます。
毎月11日にお届けしている被災地の1か所を見つめさせていただくコーナー。
今日は、釜石です。
あの、流した涙で割る酒は騙した男の味がする。
森進一さんの歌でも歌われた釜石のお酒屋さんのお話です。
今、映ってまいりました製鉄の街として栄えた釜石。
画面真ん中に見える新日鉄の釜石製鉄所。
鉄を生み出す高炉は止まったままで今、見えているのは火力発電所の水蒸気です。
海から200mのところに佐野酒店があります。
震災後、仮設店舗でずっと営業をしてまいりましたが先月の4日に、もとあった場所で真新しく再開。
営業は夜9時まで。
今は、片付けの最中です。
店主・佐野健司さん、84歳は2代目になります。
実は、このお店89年前の創業以来今回が3度目の復活ということになります。
こんな言葉があります。
人は、今自分が持っているものに昔、自分が持っていたものを足し合わせようとしてはいけない。
どちらか1つを選ぶのだという言葉。
佐野さんは今あるものだけを見ようとして生きていらっしゃいます。
しかし、お店のほうはというと昔のものがいっぱい降り積もっています。
初代店主、佐野さんのお父さん清太郎さん。
昭和元年、1926年にこの地に店を構えた。
当時、鉄は工業の母国の礎とスローガンが叫ばれていた時代。
製鉄の街に集まる出稼ぎ労働者の人々はこの店が出すコップ1杯の安い日本酒で疲れを癒やしたんです。
経営が軌道に乗り始めた1933年のこと津波が、やってきました。
昭和三陸地震です。
最大11mの津波が釜石を襲う。
釜石で400人以上の死者・行方不明者。
店は全壊。
それでも、父・清太郎さんは店を再建しました。
しかし、当時、日本は戦争へとひたひたと突き進んでいった時代。
おおっぴらに酒を売るのは徐々に困難になっていった。
佐野酒店を2回目の悪夢が襲う。
70年前の夏。
軍需産業の拠点だった釜石をアメリカなど連合国軍の艦隊が狙ったいわゆる艦砲射撃です。
そして終戦の翌年になります。
バラックの店で営業を再開した父・清太郎さん。
粘り強い。
折りしも、釜石は朝鮮戦争で好景気。
そのにぎやかな街の明かりは東北の上海ともうたわれた時期。
夜通し営業していた呑ん兵衛横丁のこの軒を連ねる店に大量の酒をこの店は卸し続けた。
よかった時期です。
そして、60年前の1954年に息子・健司さんは店を譲り受けました。
そして、当時モダンだったウイスキー洋酒をそろえたんです。
その当時、製鉄所に石炭、鉄鉱石を運ぶ船が港に次々と着く。
背伸びして見る、海峡を。
外国船員がこのお店にやってきてこのお店でジョニ赤、カティサークホワイトホースを喜んで買っていった。
しかし、気がつけば時代は重厚長大から軽薄短小へと産業の舵を切る国策の転換です。
鉄は徐々に冷えていった。
そして、歳月はゆっくりと過ぎていった。
そして2011年3月11日です。
この写真は、震災の2週間後アメリカ人カメラマンが佐野さんに向けてシャッターを切った1枚。
息子さんもへこたれません。
そして、今ようやく再開にこぎつけた佐野酒店。
しかし、売り上げはというと震災前の半分にも満たない。
実は、去年の3月近所に大型のショッピングセンターが開店した。
お店にとって第四の波です。
震災のがれきの中から奇跡的に見つかった1枚のポスターが店の中に掲げてあります。
大またで前を向いて歩いていく男の絵。
そう、ジョニー・ウォーカーの本社から50年前に贈られたものです。
佐野さんはこの絵があるというだけで前を向いて歩いていけるといいます。
そう、1つ幸せなことがあれば≫ここからは東京のスタジオからニュースをお伝えしてまいります。
今日のニュース続けて4つお伝えします。
まず、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士の油井亀美也さんが先ほど会見を行いました。
≫国際宇宙ステーション・ISSでの滞在が20日となった宇宙飛行士、油井亀美也さん。
ISS内、LEDの照明で育てられたレタス。
≫これまでも野菜は育てられていたが宇宙飛行士が試食するのは初めてだという。
会見でも質問が出た。
≫油井さんは健康や医療に関する分野での研究に取り組んでいる。
≫おととい、心臓の精密検査を受けた皇后さまが検査後、初の皇居外での公務に出席された。
天皇・皇后両陛下は都内で開催された広島交響楽団による平和の夕べコンサートを鑑賞。
広島の被爆から70年を迎えた中での公演でベートーヴェンの「ピアノ協奏曲」などをおよそ1時間鑑賞された。
皇后さまは、おととい心臓の周りにある冠動脈をCT検査。
一部に狭窄が見つかったが症状は軽く今後も変わらず公務を続けられるということだ。
演奏終了後皇后さまは出演者と懇談し御所に戻られた。
≫普天間基地の移設問題で国と県が歩み寄ることはできるのか。
沖縄入りした菅官房長官は今夜翁長知事と会食に臨んだ。
≫普天間基地の辺野古移設をめぐっては政府と沖縄県は今後1か月の間に5回程度の集中協議を行う予定だ。
菅官房長官と翁長知事は明日夕方最初の協議に臨むが辺野古移設を訴える政府とそれを認めない沖縄県との隔たりは大きいままだ。
≫日本と韓国、両国をまたいでお家騒動を繰り広げているロッテグループ。
渦中の創業者次男が今日ソウルで謝罪した。
≫創業者である重光武雄氏の後をどちらが継ぐのか。
国内事業を取り仕切ってきた長男・宏之氏と、韓国の事業をまとめてきた弟の昭夫氏。
経営権争いが激しさを増している。
会見で、次男の昭夫氏は経営の透明性を改善し韓国の経済発展のために最善の努力をすると述べた。
背景には財閥企業への根強い不満に加えて経営権を握る会社が日本にあることなどに批判の声が上がり一部で不買運動が広がっていることがある。
≫こちら、北海道の上空では次々と白い雲が湧き出しています。
突然湧き出す様子がよくわかりますよね。
昨日から大雨が続いていますが今日も記録的短時間大雨情報が相次ぎました。
北海道では明日も不安定な空模様が続きそうです。
原因は上空の寒気です。
大気の状態が不安定になりますので積乱雲が発達しやすくなります。
突然の雷や激しい雨に注意が必要です。
そして、九州付近には低気圧や前線が近づいてきます。
実はこの低気圧元台風13号ですので激しい雨を降らせるパワーを持っています。
≫スポーツです。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
今日の夕方おめでたいニュースが入ってきました。
なでしこジャパンの澤穂希選手が結婚したことを発表しました。
直筆でいつもお世話になっている皆様へと題してこうつづられています。
読ませていただきます。
≫こちらは今日の写真です。
INAC神戸の選手の皆さんには練習のあとに、人妻ですと照れながら報告したそうで今日の日付にちなんで8回胴上げをされたそうなんですがこの写真からも小川さん、何か幸せな笑顔が伝わってきますよね。
≫10年来というのもビックリしましたけどずっと支えられてきたのかなと本当に素敵ですよね。
≫立野さんも思わず笑みがこぼれていますけどいかがですか。
≫チームを引っ張ってこられた方ですからきっと楽しい家庭を築かれることだろうと思います。
≫女性としても選手としてもますます活躍してくれそうですよね。
おめでとうございます。
ここからは高校野球をお伝えします。
今日の第2試合なんですがプロ注目の選手を擁する強打の関東一高と県立高岡商業の対戦です。
最後まで目が離せない展開となりました。
≫関東一高、打線を引っ張るのは1番を打つオコエ瑠偉。
ナイジェリア人の父を持ち身体能力抜群。
50m5秒96の俊足。
走攻守3拍子そろったリードオフマンがチームに勢いをもたらすか…。
≫1番センターで先発出場。
関東一高、オコエ瑠偉。
甲子園、初打席。
強烈な打球がファーストのグラブをはじく。
自慢の俊足で迷うことなく2塁へ。
このファースト強襲の二塁打から1点を先制する。
続く3回の第2打席。
今度はスリーベースでチャンスメイク。
2塁3塁となり3番、伊藤。
キャプテンのスリーラン。
オコエの出塁がまたも得点に結びつく。
更に打線がつながりツーアウト満塁。
オコエにこの回2度目の打席が回る。
大会史上2人目となる1イニング2本のスリーベース。
関東一高、この回一挙7点。
対する高岡商業は4回、3点を返しなおもツーアウト満塁で2番、駒方。
ヒットとオコエの送球エラーで更に2点を返す。
チャンスは続き3番、田越。
これで8対7。
高岡商業、驚異の反撃を見せる。
1点差のまま6回同点のランナーを2塁に進め、前の打席タイムリーの3番、田越。
最大8点差を跳ね除けついに同点に追いつく。
その後、2点を取り合い8回裏。
関東一高はワンアウト2塁3塁のチャンスを作り打席には6番、鈴木。
壮絶な打撃戦はこれで決着。
高岡商業を破り関東一高が3回戦に駒を進めた。
≫沖縄興南の2年生エース比屋根。
その武器はこのトルネード。
バッターを惑わす変則フォーム。
石見智翠館も7回まで1失点に抑える。
8回、4対3と1点差に追い詰められ、なおもツーアウト1塁3塁のピンチ。
同点に追いつかれる。
更にこのあと、代打の橋にもタイムリーを打たれこの回、一気に勝ち越しを許す。
追う興南は9回今日2打点の5番、石川。
石見智翠館、田中を捉え土壇場で同点。
このあと、ツーアウト1塁2塁とチャンスを広げ代打、城間。
≫興南高校サヨナラ勝ち!≫興南、今大会5試合目のサヨナラ勝ちで3回戦進出を決めた。
≫メジャーリーグから心配なニュースが入ってきました。
レッドソックスの上原投手が右手首を骨折していたことが判明しました。
≫土曜日のタイガース戦。
センターに抜けそうな打球を素手で止めた上原。
精密検査の結果右手首が骨折していることを今日、自身のブログで明らかにした。
上原は、このとき痛めた右手で送球。
25セーブ目を挙げ自己最多セーブにあと1つと迫っていたが球団側は今シーズン残りの試合を欠場すると発表した。
≫上原投手、素手で止めたことについてはそれが自分のプレーだから後悔はしていないと話しています。
このままシーズンを終わりにはしたくないと終盤での復帰を目指すということです。
ではプロ野球にまいりましょう。
宮城で行われていた楽天対ロッテ戦は、試合途中降雨ノーゲームとなっています。
それでは今日行われた5試合、一気にどうぞ。
≫巨人相手に3連勝。
勢いに乗る広島。
今夜の先発は黒田博樹。
対する2位、ヤクルト先発は山中浩史。
開幕5戦5勝の負けない男。
≫日米通算500試合目の登板となった広島先発、黒田は2回先頭の大引にソロホームランを許すなど2回までに2点を失う。
更に5回、ツーアウトからピンチを背負った黒田。
打席には現在セ・リーグホームラン数トップの山田。
山田に22号スリーランを浴びた黒田は5回5失点でマウンドを降りる。
一方、ヤクルト先発、山中はアンダースローから繰り出す120キロ代前半のストレート。
そして、変化球を操り今シーズン初対戦の広島打線を8回まで4安打無失点に抑える。
そして、9回のマウンドに上がった山中。
この日投じた96球目…。
プロ4年目で初完封の山中が自身開幕6連勝を飾った。
≫4連敗で3位転落の巨人。
とにかく打てない。
広島との3連戦ではなんと39三振。
チーム打率は12球団ワーストだ。
巨人打線、今夜は…。
≫今日こそ打線が目覚めるか。
巨人は0対0の3回ツーアウト2塁3塁で5番、阿部。
逆方向への2点タイムリー。
主砲の8試合ぶりの打点で先制する。
更に5回、巨人は片岡坂本の連打でチャンスを作ると打席には4番、長野。
最悪のダブルプレー。
4番がチャンスを生かせない。
打線が追加点を奪えない中8回まで1失点の先発マイコラスは9回もマウンドへ。
しかし、1番、乙坂にスリーベースを打たれ一打同点のピンチ。
その後、ツーアウトとするも打席には3番、梶谷。
目覚める打線を救ったマイコラスがリーグトップタイの9勝目を挙げた。
≫首位を走る阪神は1回1塁3塁のチャンスを作りバッターは4番、ゴメス。
ゴメスの6試合連続となる打点で先制点を奪う。
更にその後満塁とし今シーズン満塁での打率8割超えの新井良太。
打ち取られたと思われた打球がまさかのイレギュラー。
これが2点タイムリーツーベースとなり3対0。
虎の満塁男は今日も止まらない。
先発は自身3連勝中の能見。
毎回のようにランナーを背負うも緩急を使い分けるピッチングで中日打線の反撃を許さない。
8回を投げ6安打1失点の好投。
リーグトップタイの9勝目を挙げた。
≫金曜日、2か月半ぶりの4号ホームラン。
そして土曜日は初のサヨナラヒット。
日本ハム3連勝にバットで見せた大谷翔平。
今夜、チーム4連勝をかけ先発マウンド。
≫日本ハム先発、大谷は、立ち上がりからストレートで押す。
西武、中村に対しては…。
159キロのストレートで空振り三振。
6回まで得点を与えない。
打線は7回チャンスで3番、田中賢介。
ここまで2安打に抑えられていた西武、岸から先制点を奪う。
その裏、大谷はランナー2塁のピンチ。
迎えるは7番、メヒア。
一発に泣いた大谷。
日本ハム、連勝を伸ばすことはできなかった。
≫首位のソフトバンクは4点を追う9回。
オリックス3番手佐藤を攻め立てツーアウト満塁。
バッターは2番、中村。
レフトへのタイムリーでランナー2人がかえり2点差に。
続くバッターは柳田。
22号スリーランホームラン。
劇的サヨナラ勝利を収めたソフトバンク首位の底力を見せ付けた。
≫順位です。
≫私の川内湾を挟んだ後ろにほの明かりが見える川内原発1号機。
11時に臨界に達するという予定でしたがまだ、臨界に達したという情報はこちらに届いておりません。
私、今日、初めて薩摩川内市に来ました。
昼間、よく見てみると本当に緑が濃くて自然が豊かでいいところ。
そして、初めて来たのに懐かしい光景だなと思わせるような自然がありました。
そして、夕暮れ時に隣町の国民宿舎にお邪魔してお弁当を食べました。
その中のお魚がなんと新鮮なこと。
そのお弁当を食べながらふと、万に一つも原発事故が起きてしまったらここで人々が暮らせなくなってしまうんじゃないかと暗たんたる思いにもさせられました。
そして夜になりまして今度はこの真っ暗闇に今、私は包まれております。
ふと思うことがあります。
地元の人たちは、夜そんなにはこの暗闇を見ると電力というものを必要とはしていない。
しかしながら再稼働してこの川内原発で24時間かけて電力は作り続けられてそしてどこかに送られていく。
私の中の心の暗闇というものを感じます。
一方では原発はやめたほうがいいと強く思う。
しかし、一方では都会で何不自由なく電気を使い続けてる自分がいる。
2015/08/11(火) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
川内原発“再稼働”へ。今夜にも臨界に…避難計画は?責任は誰がとる?現地から中継▽幾度の試練を乗りこえて…釜石で踏ん張るある酒店▽プロ野球
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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