第97回全国高校野球選手権大会 第6日[SS] 2015.08.11


生字幕放送でお伝えしています≫大会6日目の夏の甲子園。
第4試合は青森の三沢商業と埼玉、花咲徳栄。
7対0と花咲徳栄がリードしています。
4回表、花咲徳栄がさらに攻めてチャンスを作ったところで先発ピッチャー三沢商業は野田から今、マウンドは左の冨田にスイッチしました。
7番キャッチャー笹谷です。
スリーアウト。
4回の表は花咲徳栄無得点です。
これを攻撃に結び付けたいところでしょう。
アルプスリポート一塁側、三沢商業北嶋右京アナウンサーです。
北嶋さん。
≫29年ぶり出場の三沢商業。
三沢市からの出場もそれ以来です。
地元から久々に甲子園に出る選手を応援しようと多くの市民が今日応援に来ています。
そのお一人、くぼたあきひろさん59歳です。
46年前の三沢高校夏準優勝のときは中学2年生地元でテレビ観戦をしていました。
くぼたさん、地元の高校の応援を甲子園でするのは初めてということですが実際にプレーする選手たちご覧になっていかがですか?≫頑張ってほしいですね。
≫今、7点ビハインドですけどどういうプレーしてほしいですか。
≫落ち着いてプレーしてほしいと思います。
≫まだまだこれから反撃を信じる一塁側です。
≫4回の表のスコアボードには0を入れました。
高校野球のファンの方で三沢という名前を聞きますとやはりなんといっても思い出すのは社会現象にもなったという昭和44年のおおたこうじ投手の三沢商業。
決勝戦で引き分け再試合がありました。
≫やはり甲子園といえば必ず出てくるシーンだと思いますよね。
≫そうした当時を応援していた人たち今度は三沢商業の応援にスタンドに来ています。
ここまで三沢商業は鎌倉の前にヒットはまだ1本です。
ふた回り目に入りましたがどんな対応が必要ですか。
≫少しストレートに押されている感じがあるのでもう少し、ポイントを前に置いてストレートを狙いにいったらいいと思うんですよね。
≫ツーアウトでランナーがありません。
これは手が出てしまったというところなんでしょうか。
4番、レフト、森田。
このまっすぐにちょっと負けていますね。
≫詰まってますよね、やはり。
少しシュート回転して甘いところにも入ってきてるのでそれを逃さずに打てばいいと思いますね。
≫真ん中からちょっとシュート回転してきています。
≫ストレートがシュート回転してるんですね。
それに遅れてるんですよね。
≫これもシュート回転して真ん中にきました。
とらえたいんですよね、これを。
≫そうなんです、これをファウルじゃなくてしっかり上からたたいていけば打てると思うんですけどね。
≫まだ、ちょっと手元に入り込まれている感じです。
すばらしいコース。
見逃しの三振です。
最後はシュート回転せずズバッときました。
≫今のは本当に手が出ないところですよね。
≫鎌倉の力のこもったボールがありました。
4回の裏、三沢商業得点ありません。
4回終わりました。
花咲徳栄が1回にまず先制攻撃、4点。
2回、3回といずれも持ち前のバッティングを得点に結びつけて7対0とリードしています。
今日は、第1試合では鶴岡東高校が9対6で鳥取城北を破りました。
第2試合、富山の高岡商業と関東第一。
一時は8点差がついたゲームでしたが12対10という打撃戦になりました。
第3誌足は島根の石見智翠館と沖縄、興南。
1点をリードされた沖縄、興南が9回裏に2点を取って6対5。
サヨナラ勝ちというゲームでした。
第1試合、第2試合も得点が開く場面はあったんですけれども。
あれよあれよという間に詰まっていったというシーンもありましたもんね。
≫やはり、高校野球最後まで諦めないというんですかね負けられないという戦いが続いているのでとにかく点数を取りにいくということでみんな必死になりますよね。
≫8番、ピッチャー、鎌倉です。
野田投手のときにはフライアウトがなかったんですが冨田尭投手に代わってからポップフライが2つあったんですね。
≫やはりストレート勢いがあるのでフライアウトというのが出たんだと思いますね。
≫冨田尭投手の投球です。
決してボールは速くはありません。
直球とカーブ緩急をつけてきます。
ひじに当たりました。
ラストバッター、ファースト上村です。
失礼しました。
ボールです。
よけられたという判定です。
花咲徳栄のヒットはこれで9本になりました。
相手投手は決してスピードがあるというタイプではないので上がる打球を打っても飛ばすことはできないだろう。
ならば強い低い打球でという話をしていました。
花咲徳栄の岩井監督。
今日、3安打の1番レフト久々宇。
ここまではこの岩井監督の狙いどおりのバッティングです。
しかし、1打席2打席は低いボールをライナーで左中間に運んで。
シングルヒットを打ったあと今度はセーフティーバントです。
≫いろいろとできますよね。
足もあるので本当に多彩な攻撃ができますね。
おっと、こぼれた。
うまくターンして二塁のベース上にボールを送ったんですがこぼれました。
フィルダースチョイスが記録されました。
難しい打球を二塁に送球しましたけども。
送球も悪くなかったと思います。
≫よく追いついたと思うんですけど。
そしてセカンドにもいい球いったんですけどちょっとランナーと交錯しましたよね。
≫2番、セカンドの太田です。
レフトが左に寄りました。
落ちた。
1人、ホームイン。
もう1人、かえってくる。
2点、追加。
9対0となりました。
上がったときには、どうですかレフトのボールだと思われたんですが追っていったのがセンターで打球がどんどん切れていきました。
≫左打者の打球なのでどんどん、レフトの方向に切れていくんですね。
レフトがいったほうがとれたと思いますよね、今のは。
≫薄暮の時間帯になってきておりましてフライ自体が見づらい時間帯になっています。
2点追加の花咲徳栄。
9対0となりました。
冨田尭投手はしっかり打たせていますからしっかり守りたいですね。
≫そうですよね。
打たれてはないのでボテボテのゴロですしさっきもとれたフライだと思いますよね。
≫投手陣を守りでしっかり援護したい三沢商業です。
とにかくファウルボールにしてもフェアボールにしても野田投手のときはポーンと上がるという打球がほぼありませんでした。
冨田尭投手はその辺り、緩いボールを有効に使っています。
二塁ランナー、スタート。
こうなってきますとリードするほうはいろいろ、自由に動けることになってきます。
しっかりコーナーに投げて思ったところに打たせましたね。
≫しっかりアウトコースいっぱいのところに投げて当てるだけしかできなかったですねバッターは。
前の打席でセンターへのツーベースヒットを打っています。
4番、大瀧。
これも低いライナーでセンター、回りこんで抑えるかと思ったらその横を抜けていった非常に速い当たりでした。
ちょっと中に入りました。
しかしバッターは手を出しません。
≫ちょっと危ないボールでしたよね。
変化球が高めにきているので危なかったですね。
追い込んでからですよねカーブとかをやはりワンバンでいいと思うんですよね。
やっぱり低めに集めるのが大切だと思います。
ここから。
≫冨田投手の場合は緩いボールを低く集めて打たせたいというところ。
フェンスの前でとりました。
ナイスキャッチです。
2年生の森田フェンスを怖がらずにとりました。
スリーアウト。
しかし5回の表花咲徳栄高校はさらに2点を加えて9対0とリードしました。
ランナー2人を置きまして2番、太田のバッティング。
レフトフライかと思われたんですがこの打球が切れていってセンターが追っていって間に落ちました。
この間にランナー2人がかえって9対0となっています。
打ったのは、このセカンド太田です。
三沢商業はこの回は5番からの攻撃。
5番、キャッチャー五日市から始まります。
まだ1安打。
まずは鎌倉投手のまっすぐをきちんと打つ。
そこからでしょうかね。
≫そうですよね。
ストレートに負けないようにしっかり振って。
ちょっとポイント前に置いたらいいと思うんですよね。
それでしっかり振るということですね。
≫非常に冷静な選手だという五日市から始まります。
まっすぐのスピードは画面でもご覧いただいていますが135キロまで届くか届かないところ。
ただ、差し込まれますね。
≫まだ差し込まれているんですね。
多分、フォームが楽なフォームしているのでそんなに速くないと思うんですけど、手元では伸びてきてるんじゃないですかね。
ボールがきているという感じなんでしょうね。
≫大きく胸を張って投げ込んできます。
もう少し強い打球を飛ばしたいでしょう。
≫まだ、やっぱり少し差し込まれているという感じですよね。
≫6番、ファースト畑山。
ここまで1安打。
出たランナーはその1人だけです。
三沢商業が積極的に振っていっていることもありますが球数は非常に少なく4回終わって35球。
現在、46球という少なさです。
≫本当に打たせてとるといううまく自分のピッチングできてると思いますよね。
≫代打を起用しました。
本間襲です。
青森大会では背番号6番をつけていました。
なんとかしっかりとらえたチームとして元気の出る当たりが出るといいんですがね。
≫やはり、1本出ればまた変わると思うので出てほしいですね。
≫2本目のヒット。
代打が打ちました。
今日、初めて対戦したわけですけどヒットですね。
≫少し詰まってますけど本当によく振り切っているので抜けましたね。
≫ツーアウトからランナー一塁。
5回まで試合が進んでいます。
つなげていきたい。
こちらに来てから好調という米内山。
スリーアウト。
浜風にも乗ってすっと打球が伸びていきましたが最後はすっぽりとグラブの中に打球が収まりました。
5回を終わりました。
埼玉、花咲徳栄が9対0と青森の三沢商業をリードしています。
では前半戦を映像で振り返りましょう。
1回表、花咲徳栄高校ワンアウト、一、三塁で4番の大瀧。
この内野ゴロ。
セカンドもよくさばきましたがこの間に三塁ランナーホームイン1点を先制します。
さらにツーアウト二塁一塁で6番の楠本が一、二塁間を破ります。
ライト前タイムリーヒットとなって2対0。
さらに、このあと2点を加えて4点を1回に取りました。
2回表花咲徳栄、ワンアウト三塁から3番の岡崎。
セカンド強襲。
この辺り低く強い当たりをどんどん放っていきました。
5対0となります。
2回裏の三沢商業。
先頭バッター、4番、森田が内野安打で出塁します。
5番の五日市は送りバント。
ランナー二塁に進めます。
しかし、この畑山のショートゴロ。
二塁ランナーがスタートをしゅん巡しました。
ショート、タッチアウトになりまして花咲徳栄高校ツーアウト、二三塁でここまで2安打の1番、久々宇。
痛烈なヒット。
タイムリーで2点を加えて7対0。
さらにそのあと2点を加えて9対0とここまでは埼玉の花咲徳栄高校が大きくリードしています。
放送席の解説は社会人野球新日鉄住金広畑でピッチャー、監督として活躍されました足達尚人さんです。
花咲徳栄高校の序盤が、低く強い当たりが何本も出ましたね。
≫やはり、低い打球を打とうという上からしっかりたたいている感じが本当によく見られましたよね。
≫その辺り、本当に狙いどおりに試合に入れたというところですかね。
≫やはり自分たちが思っていたことが現実的にできたというのはチームとしても乗っていけるということですね。
≫ここまでは差が開いています。
三沢商業としてはこのあと、どう考えましょう。
≫やはり、三沢商業としてはストレートに負けないようにしっかりポイントを前に置いてストレートをしっかり打ち返すというのが大切だと思います。
≫29年ぶりにやってまいりました三沢商業です。
とにかく、このところ青森県勢は、なんといいましても私学優勢ということでありまして。
公立高校が甲子園にやってくるというのは1996年の弘前実業以来ということになります。
その中には光星学院現在の八戸学院光星の2年連続準優勝なども夏はあります。
足達さん、東北勢はここまで今大会まだ負けてないんですよね。
≫もう地方だという寒い国だというそういうハンディというのはないですよね。
≫今大会ここまでを見ますと東北勢がこの試合の前までで全勝。
それから四国勢が4つとも姿を消すということが1つの特徴になっています。
守る三沢商業は、先ほど代打でヒットを打った本間がそのままサードに入りました。
冨田尭投手になってからもちろん点は取っていますがフライも多くなっている。
これはどんなところに理由がありますか?≫緩いボールをうまく使っているのでもう少し緩い球を引きつけて打たないといけないです。
≫遅いボールでもタイミングはしっかり外せるということなんでしょうか。
≫緩いボールがくればどうしても上からたたくよりはそれに合わせて振ってしまうという形なんです。
それで、ちょっとフライが上がるんだと思いますね。
≫緩いボールを速い球と同じように強くというのはなかなか難しいものですか。
≫緩い球のほうがやはり、待たないといけないので難しいんですね。
≫緩い球に合わせてスイングも緩くなってしまうこともあるわけですね。
≫そうですね。
やはり自分のポイントにきたときしっかり振れるようにそういうバッティングをしてほしいですね。
≫ですからそうやって考えますと全国で高校野球をやっていてピッチャーをやっているんだけど自分は、あまり速い球が投げられないんだけれどというピッチャーの人たちもいろいろなバッターを打ち取る方法はあるわけですね。
≫そうですよね、やはり遅くてもストレートをどれだけ速く見せるかとかいろいろとあると思います。
≫これもフライになりました。
なかなかこの辺は合いません。
足達さんはピッチャーのご出身ですけれども遅い球、緩い球の使い方はどういうふうに考えてらしたんですか?≫緩い球はタイミングを崩すということで低いところに投げないと意味がないんですね。
高いところに投げたら打たれるので。
やはり低めに投げて目をそらすというんですかね。
速い球を生かすような工夫をするということです。
≫打ってもあまりいい当たりはしないところに投げる。
そして、1つのタイミングで待たせないというんでしょうか。
≫本当に的を絞らせないという点では緩い球ってすごく有効ですね。
≫ランナースタートしました。
これはいい球がいった。
盗塁失敗。
花咲徳栄は俊足が持ち味。
機動力を使ってきますがこの点差があって走ってきましたが五日市の送球ストライク送球でした。
≫いいところに。
ランナーが走ってくるところにボールがいきましたよね。
≫スリーアウト。
6回の表、0で抑えました。
ランナーは出ましたけれどもなかなか自分の持ち味を出したピッチングじゃなかったでしょうか冨田尭投手≫緩い球でもランナー刺せるので。
しっかりクイックで投げていますし。
こういう、キャッチャーが助けてやるとかこういうプレーが出ればやはり、バッティングのほうにもつながっていくと思いますのでね。
この回はどうにかつないでいってほしいです。
≫0に抑えたあと、なんとか得点をというところですがその前に立ちはだかっているのがこの鎌倉です。
まず四死球がありません。
ヒット2本。
非常に安定したピッチングを展開しています。
ですから、出たランナーはヒットを打ったランナーだけとなります。
まだ三塁を踏ませていません。
なんとか三沢商業としてはこの力みのない鎌倉投手のペースを力ませるようなピッチングをさせないといけないというところですが。
≫やはりランナーが出るということがピッチャーを崩す1つの要因なので。
やっぱりランナー出るということが大切ですね。
≫リリーフして好投している冨田尭から。
打順、3巡目に入って佐藤です。
いい当たりが出てとらえられてきたかなとバッテリーが思い始めますといろいろ変わってくるところもあると思うんですが。
≫今は気持ちよくバッテリー投げられてるのでね。
考えさせるというのが大切だと思いますね。
≫ただ、今カーブ2球、続けました。
簡単には狙わせないぞというところでしょう。
いい球ですね。
≫いっぱいいっぱいにいきますよね。
あそこから少しシュート回転してくる球もあります。
≫快調なピッチングが続いています。
少しシュート回転はしてきて中に入ってはいるんですがとらえられません。
2番、ライト、キャプテンです鎌本憲。
これはいい当たりです。
初の長打が出ました3本目のヒット。
こういう当たりですよね。
≫鎌本君、バットをすごく短く持っていたんです。
それでシェアに振ろうということでしっかりコンパクトに振っていきましたよね。
≫強い当たりが出ました。
≫ストレートに差し込まれているのでバットを短く持つというのも1つの手ですよね。
≫3番、ショート、冨田日南登。
守りでいい動きを見せています。
風に乗って、入りました!ツーランホームラン!3番の冨田日南登今度はバッティングでスタンドにたたき込みました。
2点を返しました。
大会第9号。
≫ストレートがシュート回転したところをしっかり自分のポイントに持ってきてたたいていますね。
≫これは打った瞬間に本人、確信したようですね。
2点を返しました青森、三沢商業です。
29年前は滋賀の高校に7対0で敗れていますから甲子園で、三沢商業野球部として初めての得点です。
4番の森田が続けるか。
≫鎌倉君、打たれたんですが全然フォームとか変わってないですよね。
≫すばらしいボール。
なかなかこれを打つのは難しいでしょう。
≫今のは本当にいっぱいいっぱいなので。
≫しかし、三沢商業は3番の冨田日南登の大会9号ツーランホームランで2点を返しました。
6回の裏です。
そのバッティングをご覧いただきましょう。
外を狙ったボールが真ん中少し内寄りに入ってきました。
このとき、浜風も右から左へ。
もう一度、別の角度からご覧いただきましょう。
これまではもっと体の近いところまでボールが差し込んできていたんですがこれはしっかりとらえました。
≫自分のポイントにきたときのあの力の発揮はすごいと思いますよね。
≫2点を返しました。
5回までは花咲徳栄高校が特徴の低い当たりを打っていくバッティングで9点を取りました。
しかし6回、三沢商業。
まず守りで表0に抑えてその裏、3番、冨田日南登のホームランで2点を返しました。
花咲徳栄、8番ピッチャー、鎌倉から。
7回表の攻撃です。
一塁、アウト。
最後はファーストがベースに入りました。
≫うまくタイミングを外していますよね。
≫9番、ラストバッター上村です。
レフトが少し前に走ってきました。
120キロと掲示されましたがどうでしょうか。
これで一番速いぐらいのボールなんですね。
≫ストレートがやっぱり120前後なんですよね。
≫ただ、それでもタイミングを外されるバッターが出てきています。
≫今の大きなカーブですよね。
これが特徴なんですよね。
やはり待ちきれてないんですねバッターとしては。
≫先ほどおっしゃったように緩いボールに対して強く振れていないということになるわけですね。
こういうピッチングができれば強打者も抑えられます。
いいバッターです。
1番、レフト、久々宇。
今日、3安打。
デッドボールです。
足の速い久々宇が出ました。
先ほど9点差あった場面で盗塁をしてきた花咲徳栄高校です。
≫ここもやはり久々宇君足があるので単独盗塁、十分可能性がありますね。
≫2点返されたあとの攻撃です。
久々宇は三塁へ。
足が速い。
二塁を回る前から三塁に行くんだという走塁で、スピードに乗りました。
≫全然、止まらずに最初からサードに行くという走塁ですよね。
≫50m走は6秒を切るそうです。
背番号11番ピッチャーの山田が浪岡監督の指示を伝えにいきました。
ご覧のように笑顔が見えますマウンド上の三沢商業。
そして伝令も笑顔で帰ってきます。
浪岡監督ご自身も非常に冗談を飛ばすのがお好きな方で。
≫楽しく野球をやろうというモットーなんでね。
そこは監督みずからやっていますよね。
≫三塁ランナー、出ていたがセーフ。
試合の前の取材でも楽しい野球をやりたいというそのモットーのもとにあるのはなんですかと記者団から質問が飛びますと皆さんだって楽しく仕事をしたほうがいい仕事ができるでしょうという言葉が返ってきました。
≫やはり、楽しくやれば結果もよくなると思うのでね。
≫このピンチを先ほどのような笑顔で乗り切ることができるでしょうか。
2点を返された。
しかも長打で返された花咲徳栄としてはここでもう一度突き放そうという7回。
スリーアウト。
ピンチを抑えました。
冨田尭が持ち味を出したピッチング。
ピンチを背負いましたが得点を取ったあとのイニング。
相手に点を許さず。
7回表終わって9対2となっています。
それでは、応援メッセージをご紹介しましょう。
三沢商業に寄せられました。
青森県の60代の女性の方からいただきました。
青森大会初戦から追っかけをして応援しました。
孫のような後輩に自分の高校時代の姿を重ねて応援に熱中し甲子園まで追いかけたい気持ちですが甲子園行きはかなわなかったので気持ちだけ甲子園へ行って自宅のテレビで応援しています。
思う存分戦って青春の思い出を作ってきてくださいというメッセージいただきました。
ありがとうございました。
秋田県、20代、女性。
母校の後輩たちが甲子園に出場することを誇りに思います。
初出場は私が生まれた年。
29年ぶりの今回は妊婦となりおなかの子どもと一緒に応援しています。
なんだか運命を感じますというメッセージいただきました。
いろいろな方が自分の人生と重ね合わせて見るのも、1つの高校野球の魅力でもあります。
点差は7点となって5番、キャッチャー五日市から始まっています。
やはり、ここは序盤の花咲徳栄のような強くて低い当たりを打ちたい三沢商業。
6番、ファースト、畑山です。
≫左打者に対してツーシーム投げてますがここは左バッターしっかり見極めていますのでやはりストレートをしっかり狙ったほうがいいと思いますね。
≫得意な球としてツーシームシュート系のボールがあるんですけれどもそれよりもまずは今日は速球の力で抑えているという感じもしますね。
≫そうですよね本当にいいボールいってると思うんですよね。
打席に立ったら多分、フォームよりは速くきているということでしょうね。
見た目にはそんなに力投しているように見えないんですけどね。
≫そうなんですよね。
バットにも当たるんですがそれが力のない打球になってしまうんですね。
≫もう少し、上からヘッドを返さないと今、フライのアウトが出ていますよね。
≫先ほどホームランで2点を取られて何か変わるかと思ったがほとんど変わりません。
すばらしいコース。
見事。
あの辺でガタガタといってしまわないというんでしょうか。
ホームランの影響を残さないところが見事ですね。
≫本当に冷静に投げていると思うんですね。
≫冷静なピッチングが続く鎌倉投手です。
花咲徳栄に寄せられた応援メッセージです。
埼玉県の女性からいただきました。
前回、花咲徳栄が甲子園に出場したときに応援に行きました。
今回も初戦を勝ち抜いたら応援にいこうと思います。
家から毎日、夜遅くまで夜遅くまで野球部のランニングの音やバッティングの音が聞こえてきました。
その成果を甲子園の舞台で発揮してください。
徳栄旋風を見せ付けてくださいというメッセージいただきました。
もう1つ、埼玉県の女性からです。
中学3年生です。
花咲徳栄の決勝の試合を見て幼なじみと絶対に2人で花咲徳栄高校に通うと誓いました。
花咲徳栄の大ファンです。
夏の甲子園埼玉県優勝。
埼玉県民の意地見せてきてください。
最後まで応援していますということです。
ありがとうございます。
4番、大瀧から。
とにかく埼玉を勝ち抜いてくることだけでも大変です。
前に落ちた。
ヒットです。
この辺りはナイトゲームにもなってまだ上空は明るいというところでちょっと見づらかったですかね。
高くフライが上がりましたのでちょっとレフトは見にくかったかも分かりません。
ノーアウト、二塁で5番、ライト里見。
今日はファースト強襲のヒットが1本あります。
ここは堅い。
ここは7点リードがありますけど6回、7回と点が取れていませんからね。
≫点が取れなくて2点を取られているので1点でも追加点というのを狙いにいっていますよね。
≫内野、前進です。
6番、サード楠本。
とにかく今日は、3回までで8対0となったゲームでそのあと8対8になってしまうようなゲームもありましたね。
≫最後まで諦めずにね。
セーフティースクイズです。
三塁ランナー、ホームイン。
ここは、もう一度自分たちに流れをという。
岩井監督はセーフティースクイズを命じました。
10対2となってこれで2桁得点8点差になりました。
ランナーなくなりました。
7番のキャッチャー、笹谷。
金属バットの時代になってから長いんですけどもやはり、1つのイニングで何が起こるか分からないというのがありますからね。
≫取れるところで点をしっかり取っておかないと本当に1回で7点、8点でも取れるシーンもありますので。
≫今日は第2試合の関東第一と富山の高岡商業の試合はともに1イニング7点ずつを取り合うというようなそういうイニングもありました。
デッドボールが1つありましたがフォアボールを出したのは交代してから初めてです。
冨田尭。
8番、ピッチャーの鎌倉。
この姿勢から打ちにいきます。
スリーアウト。
しかし、この回ランナー三塁から花咲徳栄はセーフティースクイズを見せましてこれが成功。
1点を加えました。
10対2となってこれから8回裏。
8点差を追いかけます青森、三沢商業の攻撃です。
中盤までは抑えられました。
しかし6回ランナー1人置いて3番、冨田日南登のツーランホームランが飛び出しまして2点を返しました。
しかし8回表、花咲徳栄は先ほどスクイズを決めてまた突き放しています。
何かこう、非常に表情が明るいのがいいですね。
≫そうですよね。
硬くなれば硬くなるほどバッティングって悪くなるのでやはり笑顔でいったほうが肩の力は抜けますよね。
≫浪岡監督が初出場のときはなかなか楽しむというところまでいかなかった。
だから、今回のチームのメンバーには地に足をつけて周りがよく見えるように。
そして、楽しんできなさい。
監督も楽しむから。
そう言って選手をグラウンドに送り出したというこの浪岡監督です。
三沢商業の野球部として初めての得点を甲子園で記録しました、この試合。
米内山から始まる8番、センター。
緩い球から入ってくることが終盤増えましたね。
≫カーブはあまり見せなかったですね序盤は。
≫ほとんどは直球とシュート系ツーシームで攻めていたんですが。
さらに緩急を使うようになってきた鎌倉投手。
≫あのカーブはやっぱり見送ってしまいますよね。
バッターとしては。
ストレートを狙っているので。
≫いい落ちです。
高橋投手への継投で勝つのが1つのパターンなんですがここまでは球数もまだ80球を超えたところでこの内容ですと代える理由がないですね。
≫そうですよね。
本当に危なげないピッチングをしているので代えるところがないくらいですよね。
≫背番号18番の高橋は投球練習場に行きました。
あるいは、この回を終えて9回どうかというところがあるかもしれません。
≫しかし、継投が1つの勝ちパターンというくらいなのでもしかして、代えてくるかも分からないですよね。
≫その高橋は三塁側の投球練習場で投球練習をしています。
代打で金渕を起用しました。
大きな当たり。
見送った!代打ホームラン、金渕。
この拍手、浪岡監督。
代打が打ちます。
ホームイン!大会第10号。
もう外野が上がった瞬間レフトが完全に見送りました。
大きなホームランでした。
このバッティング。
≫やはりアウトコースを狙ってストレートがシュート回転して入ってきたのをしっかり振りましたよね。
スリーアウト。
しかし、スクイズで突き放されると今度は一発で取り返しました三沢商業。
8回の裏、この代打、金渕のソロホームランが飛びまして10対3、再び点差7点です。
ホームランのシーンをもう一度見てみましょう。
低い球ですね。
≫低い球をしっかりね。
インコースを狙っていたのかも分からないですね、これ。
スムーズにバットが出た感じですね。
≫そして、この監督の表情。
≫軸が全くぶれてないですよね。
≫なお、三沢商業9回表の守りに入るところですがセカンド、駒澤が入りました。
ラストバッターの上村から始まります。
三沢商業は代打で出た先ほど本間がヒットを打ち…。
そのあと代打に起用した金渕もホームランですから代打で出た選手が打率10割ですね。
≫本当にあとから出てきた選手がしっかりベンチで分析してたんじゃないですかねピッチャーを。
≫そうでしょうね。
しかし負けじと花咲徳栄ノーアウト一塁。
当たっている1番の久々宇。
俊足、久々宇、一塁はアウト。
よく守りました。
≫よく突っ込んできましたよね今のはね。
少し不意をつかれたような感じなんですけどね。
≫久々宇もサードが深いのを見てサード前にいいバントを転がしましたが。
ここはしっかりといいボールを送りました。
代打で出てヒットを打ってそして、このプレーです。
2番、セカンド、太田。
点差は7点差あるんですが。
終盤に点を取り合ってということで取られたならもう一度、取ってやろうかという。
点差は関係ないということでしょうか。
≫全然点差は関係なしに1点1点取っていくというのが次の回、次の回につながっていくと思うのでね。
少し2球高くいっているので最後、変化球を低めにいけば多分振ると思うんですよね。
≫太田は、低めのボールにどう対応するか。
バックホームはボールがそれた。
バッターランナーは二塁を蹴って三塁へ向かっている。
1点、追加、花咲徳栄。
11対3また8点差。
そして、送球間の進塁にセンターの送球エラーがついてバッターランナー三塁まで行きました。
ヘッドを返さずに引っかけずにうまく打ちましたね。
≫追い込まれていたのでおっつけていこうというバッターの意図がありましたよね。
ボール自体は本当にギリギリいっぱいの本当にいい球がいっています。
バッターのほうがよかったですね今のは。
≫内野はバックホーム態勢で3番の岡崎。
ほとんど試合開始から表情を変えることがない岩井隆監督。
もう1点追加。
ホームランで取られたあとは今度はつないで2点。
ヒットは16本になりました。
ピッチャーとれず。
≫詰まらせて打ち取ってるんですけどね。
飛んだところがよかったですよね。
≫前に守っていましたセカンドとることができません。
また9点差に開きました。
緩い球を使います。
フェンスにダイレクト。
バッターランナーも三塁を回した!タッチできません。
ランニングホームラン!大会第11号のランニングホームラン。
レフトのフェンスにダイレクトで当たって左中間に大きく転がりました。
この大瀧のバッティング。
≫少し先っぽかなと思ったんですけどね。
やはり力がありますね。
ここまで飛んでいきました。
そのあとの大瀧君すごく足の速い選手ですよね。
本当に全然迷わずにホームまでかえってきましたね。
≫デッドボール。
タイムをとりますか、浪岡監督三沢商業。
ここは試合が9回まできています。
もう一度、背番号11番の山田がマウンドに行きました。
≫もう1回、ここで切れないでしっかり最後の打者までやっぱり抑えようというような伝令だと思いますね。
≫リードされましたがしかし地に足をつけてしっかり楽しんでこい。
まだアウト2つ分楽しめます。
≫最後の最後まできっちりやるというのはいいと思いますね。
≫この辺りの走塁も非常に見事。
タイムリーになったヒットもそうですけれども当たりとしては打ち取っているんですが≫完全に打つタイミングは狂わせているので当てるだけなんですけどいいところに飛んでいってるんですよね。
≫そのあとの走塁は本当に見事ですね。
≫本当に次の塁、次の塁をどん欲に狙っていますよねランナーが。
もう1点追加。
この回5点目で15対3となりました。
ランニングホームランもありました。
それからタイムリーヒットもありました。
今度は犠牲フライ。
バッティングの力だけじゃなくて走塁で1つ先、1つ先ということがこういうふうにつながってますね。
≫ランニングで点を積み重ねていくというのも花咲徳栄がやってきたことなのでしっかり、それが甲子園でできてますね。
≫ピッチャー、鎌倉の打順ですが代打、青木が起用されました。
やはり9回はどうやら背番号18番の高橋を送るようです。
こうしたところに決めるコントロールは持っています。
差し込まれました。
120キロのボールで差し込みました。
≫緩い球がきいてるんですねその前の。
やっぱり、こういう緩急で抑えていったらいいと思うんですけどね。
あれをもう少し低めですね。
そうすれば見送ると思うんですね。
≫緩急、そして低く。
うまく振らせました。
空振り三振。
二塁にランナー残塁。
汗びっしょりの冨田尭マウンドを降ります。
三沢商業。
しかし足を絡めた花咲徳栄の9回の攻撃も見事。
5点を取りました。
序盤までは花咲徳栄、序盤から中盤にかけてリードを奪いました。
6回に三沢商業ホームランで2点を返すと花咲徳栄は8回、スクイズ。
しかし、三沢商業また代打ホームランで追い上げるという展開。
9回にまた花咲徳栄が突き放しました。
12点の点差を追っての9回裏の攻撃となります。
そして花咲徳栄高校は先ほどピッチャーの鎌倉に代打を出してやはり18番の高橋がマウンドに上がりました。
鎌倉から高橋とつないで試合を逃げ切るというのを1つの形としてきました。
甲子園でもぜひ、その形を持続させたい。
つなげていきたいという話をしていました、岩井監督。
大量リードがある場面ではありますけれどもここで、埼玉大会でやってきた形ということでピッチャー交代です。
一塁側の大きな声援。
2点を返すツーランホームランを放った冨田日南登。
ピッチャーは代わっています高橋。
このマウンドの高橋はボールの力で三振をとる。
それが1つの持ち味。
135キロ、サウスポー。
なかなかボールに力がありますね。
≫やはりストレートの威力があるので。
緩いカーブとコンビネーションだと思いますね。
≫冨田君も、しかしよくついていっていますししっかりスイングできていると思います。
変化球が今のところすっぽ抜けているのでストレート狙いでいいと思いますね。
≫アウト。
この一、二塁間の守り。
バットの先に当たった打球でした。
ダイビング。
≫ファーストの出だしが早かったですよね。
ナイスキャッチですよね。
≫そのあとの一塁への連係も見事でした。
139キロ。
4番、レフト、森田。
スピードが上がってきました。
見事なキレですね。
≫先ほどよりスピードが増してきましたよね。
≫15対3です。
代打です。
再三、伝令でマウンドに監督の意思を伝えました山田。
今日は、代打の各バッターがよく打っている三沢商業です。
しかし、いいボールを投げ込んできます。
これも速い球。
≫ストレートに伸びがありますよね。
≫スリーアウト。
試合終了。
15対3、花咲徳栄高校、埼玉初戦を突破しました。
序盤からよく攻めました。
狙いどおり。
相手の投手陣に対して低くて強い打球で得点を重ねました。
終盤は長打も出て足も絡めました。
存分にチームの力を発揮しました。
初戦突破。
埼玉、花咲徳栄です。
敗れましたがしかし、2本のホームラン。
そして試合中にも笑顔を忘れない姿勢が非常に好感を呼びました。
三沢商業。
15対3、花咲徳栄高校が三沢商業を破りました。
足達さん試合の展開ということでいきますとやはり5回までの9点差。
花咲徳栄高校が見事に三沢商業の野田投手を攻略しましたね。
≫やはり、低めの球をどう見極めていくかどう打っていくかというのが花咲徳栄の課題だったのにそれをしっかり見極めて、打つ球をしっかり思い切ったスイング強いスイングで低い球を打つということをやりましたよね。
≫これで5回までは9対0だったんですが冨田尭投手に代わってからは三沢商業にも長打が飛び出して終盤だけ見ていると本当に競っているかのようなゲームでしたね。
≫やはり6回のホームランですね。
これがもっと早い回に出ていればもっと展開が変わって三沢商業もベンチも盛り上がっていけたと思います。
少し遅かったようなところですよね。
≫あとは、それをさせなかったといいますか鎌倉投手の中盤までの投球。
8回に交代しましたけれども見事なものがありましたよね。
≫本当に、無理のないフォームで力まずに冷静に投げているという感じがありましたよね。
≫球速でいえば130キロから135キロの間ぐらいの速球に、ツーシーム。
それから大きなカーブというぐらいなんですけれども。
ただ、あの速球に三沢商業のバッターが終盤まで差し込まれましたもんね。
≫本当に、ストレートを狙っていても差し込まれるということで見た目よりはボールが手元ではキレがあったということだと思いますよね。
≫甲子園の砂を今、集めています三沢商業の選手たちですがただ三沢商業のよさもこの試合の中ではいろいろ見えたんじゃないでしょうか。
≫みんなで点数を取っていくというところがちょっと見えたと思いますし。
個人個人のしっかり狙い球を絞ってのスイング。
思い切ったスイング。
これは、できていたと思います。
≫その思い切ったスイングがホームランにもつながりましたしそれから最後の山田選手も含めて代打で出てきた選手がみんないい当たりでしたね。
≫やはり、ベンチの中で自分が立ったときにどうするかということをこのピッチャーならこのボールを狙うというのをしっかり分析できていたと思います。
その結果が代打で出てきたときヒットが打てるという結果に結びついているんだと思いますね。
≫その分析を冷静に打席の中で大観衆の中で実行できるというのだからこれは大したもんですね。
≫ふだんから、やはり試合の中でやってきたことだと思うのでね。
甲子園だからという特別なことじゃないと思うんですね。
それを実行できたのはこれは、すばらしいことだと思います。
≫もちろん、甲子園は特別な場所ではありますがやる野球が甲子園向けの特別なものになってはいけないというところ。
しっかり自分たちの野球ができたというところでしょうか。
≫甲子園というところで違う野球をやろうと思ってもここはできないところだと思いますね。
だから自分のところの野球をどれだけ自分たちのペースでやっていけるかというのが大舞台の甲子園だと思うんですね。
なかなか、それができなくて敗れたチームも多いですから。
≫今、先に通路に入っていく花咲徳栄の選手たちに向けて三沢商業の浪岡監督や選手がちょっと声をかけました。
≫こういうところからやはり浪岡監督も選手をねぎらっているというところがいいですよね。
≫そして、敗れた三沢商業が取材通路インタビュー通路に入っていくところです。
結果的には大差ということになりましたけれどもネット裏のファンからは大きな拍手が送られています。
それでは準備ができましたら花咲徳栄高校の岩井監督のインタビューなどをお伝えしたいと思います。
≫放送席、勝ちました花咲徳栄高校の岩井監督です。
初戦突破おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫夏の甲子園の白星は初出場以来ですね。
≫そうですね。
だいぶお待たせしてしまったんですがなんとか今日、勝ててよかったです。
≫ホッとしていますか?≫はい。
前半、いい感じで入ってくれたので本当に、選手のほうが私より落ち着いていたので。
感謝、感謝です。
≫やはり初回の集中攻撃あれが大きかったでしょうか?≫前半、中盤、後半で3イニングずつ分けて絶対に主導権をやらないという形で選手と話し合ったので初回だけじゃなく最後まで攻撃の手を緩められなくて。
そこがよかったと思います。
≫相手の野田投手の低めのボールをよくとらえていたように思うんですが何か指示を与えて送り込んだんですか?≫ベルトより低いボールをひざを使って拾うつもりでいこうということは期間がありましたのでそこで徹底して練習はしました。
≫選手たち期待に応えましたね。
≫そうですね。
あんなにとらえてくれるとは思わなかったので本当に子どもたちの力というのは不思議なもんだと思います。
≫だいぶベンチの雰囲気も初回からガラッと変わっていい感じで試合が進んだのではないかと思いますけど。
≫いや、やはり相手の三沢商業さんの集中力というのは僕は非常に怖かったので。
最後まで気を抜かずに攻撃の手を緩めない。
これだけは徹底しました。
≫鎌倉投手についてもお伺いしたいですが内容、ベンチからどうみていましたか?≫非常にまっすぐがこっちに来て走っていたのでいい調整ができていたのと2本打たれましたが甲子園というところはそういうところなので気にせずに自分の投球をやってくださいということで話をしました。
≫自分の投球とおっしゃいました。
彼の一番いいところはどんなところでしょう。
≫ボールのキレそれと低めのコントロールなのでまだボールがいっていましたから最後までそれを続けてくれればとずっと思ってました。
≫投打に持ち味が出た試合だったかと思いますがいいスタートが切れたのではないですか?≫本当に遅い時間までスタンドの皆さんに声援をいただきまして最後まで勇気をいただいた結果だと思います。
≫次の試合、鶴岡東高校との対戦が決まったということですがこれについては?≫全く次のことは考えずにいたのであした辺りからまた考えたいなと思います。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございました。
≫花咲徳栄の岩井監督でした。
続きましてランニングホームランなど3安打を放ちました大瀧選手の談話です。
≫そのランニングホームランについては最初の打席でよい結果が出ず最後くらいはという思いでしたと。
自分の一番の持ち味は走力です。
そして、打った瞬間全力疾走という心がけでいつもいるのでその姿勢がつながりましたと。
そしてチーム全体のバッティングについては新チームになってからストライクゾーンにきたら逃さないというテーマでやってきた。
それが実りました。
顔から汗をぽたぽた垂らしながらインタビューに答えていました。
≫続いて、敗れました三沢商業、浪岡監督の談話をおのアナウンサーです。
あっという間に終わってしまったと自分も生徒も感じている。
感じている。
レベルの違うつなぐ野球をやられてしまった。
つなぐ野球という意味ではやりたいことをやられてしまった。
力負けです。
鎌倉投手は非常に勢いのあるボールでした。
つなぐ野球をやることができませんでしたとはっきりとした口調で話しています。
≫インタビューと談話は以上です。
≫勝ちました、花咲徳栄高校の岩井監督のインタビュー、そのほか談話をお伝えしました。
高校野球は7時30分までお伝えします。
それでは、今日の第4試合ハイライトシーンで振り返ることにいたしましょう。
まず1回表、花咲徳栄。
ワンアウト、一、三塁で談話をお伝えした4番の大瀧のこのセカンドゴロの間に1点を先制します。
さらにこのあとツーアウト二塁一塁となって6番、楠本。
ライト前へのタイムリーヒット。
この辺りは低い強い当たりを打つという意識が徹底されました、2対0。
この回だけで立ち上がり4点を取りました。
さらに3回表の花咲徳栄、ツーアウト二、三塁でここまで2安打の1番、久々宇。
これも低い当たり。
三塁ランナーに続いて二塁ランナーもかえってこれで、7対0となります。
6回裏の三沢商業。
ツーアウト、ランナーなしで2番、鎌本がチーム初めての長打。
二塁に進みます。
続く3番、冨田日南登。
グングン打球が伸びていってレフトスタンドへ。
大会9号のツーランホームランで2点返します。
9対2となってちょっと雰囲気が変わってくるかなというところ。
さらに8回裏、三沢商業代打の金渕。
もう、上がった瞬間にレフトがほとんど打球を追いませんでした。
大会第10号ホームランで1点を返して10対3。
しかし9回表花咲徳栄、12対3としてワンアウト、一塁で4番、大瀧の、この当たり。
打った瞬間から全力疾走だったという談話がありましたけれどもボールが左中間に転がる間に一気にホームにかえってきました。
大会第11号のランニングホームラン。
9回裏、三沢商業最後のバッター、山田。
代打、いい当たりをしましたがファーストゴロで試合終了。
15対3で埼玉、花咲徳栄が青森、三沢商業を破って初戦を突破しました。
解説は新日鉄住金野球部元監督足達尚人さんでお伝えしました。
足達さん、岩井監督の言葉で印象的だったのが点差があいたとしても三沢商業の集中力は怖いから最後まで手を抜かずに戦いました。
集中力を切らさずにという話がありました。
≫やはり、それは終盤でもセーフティースクイズとかそういうところで隙を見せない野球をやりましたよね。
≫持ち味はそういう辺りで十分出したというところでしょうかね。
≫そうですね。
やはりそれがチームに浸透しているというのがよく分かりましたよね。
≫花咲徳栄はお伝えしましたように次の試合は3回戦ということになりますが山形の鶴岡東高校との対戦です。
鶴岡東も今日、9得点を挙げました。
また東北勢との対戦となりますね。
≫東北勢が勝っているので当たる確率は多いですよね。
≫すっかり暗くなりました甲子園。
第1試合は鶴岡東が9対6で鳥取城北を破りました。
第2試合は打撃戦。
関東第一が富山の高岡商業を12対10。
第3試合沖縄、興南9回裏に2点を取ってサヨナラ勝ち。
島根、石見智翠館を破りました。
第4試合、お伝えしましたように埼玉、花咲徳栄青森の三沢商業を15対3と破っています。
あすは2回戦4試合です。
注目の好投手がいる神奈川東海大相模と福島、聖光学院。
第2試合石川、遊学館と熊本の九州学院。
第3試合、作新学院の登場で出場49校すべてが甲子園で試合をすることになります。
いつものように何も知らずにやってきたすイガール。
きょうのお題はなんでしょな〜?2015/08/11(火) 18:00〜18:20
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第6日[SS][字]

第4試合「三沢商」対「花咲徳栄」 【解説】足達尚人,【アナウンサー】広坂安伸 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]

詳細情報
番組内容
第4試合「三沢商」対「花咲徳栄」 【解説】足達尚人,【アナウンサー】広坂安伸 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【出演】【解説】足達尚人,【アナウンサー】広坂安伸

ジャンル :
スポーツ – 野球

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