当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫原発ゼロはおよそ2年で終わりました。
鹿児島県にある九州電力の川内原発1号機が再稼働しました。
新たな規制基準のもとでは全国で初めてです。
≫九州電力は午前10時半に川内原発1号機の核分裂を抑える制御棒を引き抜く作業を開始。
原子炉を起動し再稼働しました。
制御棒を抜く作業を終え核分裂を抑えるホウ素の濃度を徐々に薄め午後11時には核分裂の連鎖反応が一定の割合で安定した状態臨界に達する見込みです。
九電は3日後の14日には発電を開始。
そして、来月上旬に営業運転を開始する予定です。
再稼働は福島第一原発事故のあと新たな規制基準のもとでは全国で初めてで国内では、おととし9月に福井県の大飯原発が停止して以来1年11か月ぶりです。
≫川内原発の再稼働でまず政府と野党の反応です。
菅官房長官はいかなる事情よりも安全性が最優先だと述べたうえで今後も基準を満たした原発の再稼働を進めていく考えを強調しました。
一方、野党側は現段階での再稼働には納得できないと批判しました。
≫菅官房長官はまた今回の川内原発の再稼働が安全性最優先という方針に基づくものであることを強調しました。
≫一方、地元では現在も川内原発の再稼働に反対する市民団体らによる抗議行動が続いています。
中継です。
≫原発前の抗議行動は今日で5日目を迎えました。
強い日差しが照りつける中主催者によりますと今日も全国から150人が詰めかけたということです。
今も街宣車の向こうでは一部の人が座り込みを続け警察官が取り囲む物々しい雰囲気が残っています。
午前10時半再稼働の時間には福島の事故を忘れたのか私たちは絶対に許さないなどのシュプレヒコールを上げました。
その後、こちらにも再稼働の情報が伝えられると参加者は肩を落とし涙を浮かべる人も見られました。
≫一方地元の薩摩川内市民からはこれで経済が活性化すると再稼働を歓迎する声も聞かれます。
≫実効性のある避難計画や火山対策など課題も残されています。
賛否が分かれたまま川内原発1号機は東日本大震災からちょうど4年5か月の今日再稼働の日を迎えました。
≫今回の再稼働は福島第一原発の事故を踏まえた安全基準では初めてとなります。
今後、ほかの原発でも再稼働の流れが加速していくのでしょうか。
≫川内原発は2号機もおよそ2か月遅れで再稼働する見込みです。
しかし、これで全国の原発が続々と再稼働していくかというとそうとも言えない状況にあります。
今のところその次の再稼働は愛媛県の伊方3号機が有力です。
ただ、見通しが立っているのは実はそれくらいなんです。
国内の商業用原子炉は48基ありましたが3月には美浜1、2号機など老朽化を理由に5基の廃炉が決まりました。
残りのうち24基が再稼働を目指して安全審査を申請していますが重要施設の下に活断層があると指摘されている敦賀2号機や志賀1号機は今後の審査次第で再稼働は厳しくなります。
また、すでに安全審査に合格している福井県の高浜3、4号機は運転差し止めの仮処分決定が出されていて再稼働は不透明です。
今後は国内で動く原発と動かない原発の選別が加速化していく可能性があります。
≫宮沢経済産業大臣は原発の停止中は一律の稼働率で交付してきた交付金について現在の規定を見直し引き下げを検討していることを明らかにしました。
≫現在停止中の原発は一律稼働率81%と見なして立地自治体に交付金を払っていますが今後は東京電力福島第一原発事故前の稼働実績に基づいて原発ごとに見なしの稼働率を定めたうえで交付金を見直すという案が検討されているということです。
事故前の原発稼働率は全国平均でおよそ70%だったため交付金は減額されることになります。
このため減額を恐れた自治体から今後、再稼働を求める動きが高まる可能性があります。
≫アメリカ軍普天間基地の移設問題で政府と沖縄県による集中的な協議がスタートします。
菅官房長官が沖縄に入り翁長知事との会談に臨みます。
中継です。
≫菅官房長官は5回にわたる集中協議の意義を改めて強調しました。
≫菅長官は中国による尖閣諸島周辺の領海侵入や北朝鮮の核の脅威などを抱える中抑止力を高めるためにも辺野古への移設が必要だと理解を求める考えです。
一方で目に見える形で基地負担軽減と振興策が進んでいくことをアピールして歩み寄りを模索します。
菅長官は明日誘致が検討されているUSJの候補地となる沖縄県北部を視察する予定です。
これに対して、翁長知事は沖縄県が基地負担を押しつけられたとする歴史的経緯や県内に基地が集中している現状を説明し政府から何とか代替案を引き出したい考えです。
辺野古移設工事が中断している1か月の間にどこまで議論が深まるか双方ともに問われることになりそうです。
≫乗客・乗員520人が犠牲となった日航機の墜落事故からあすで30年です。
当時、遺体の身元確認に当たった元警察官が取材に応じ現場のせい惨な光景と空の安全への思いを語りました。
≫元群馬県警の飯塚訓さんは遺体安置所となった体育館で医師や看護師らと犠牲者の身元確認を行いました。
遺体の損傷が激しく検視の回数は2000回以上に及びました。
≫最愛の人を突然失った遺族とのやり取りは今でも鮮明に脳裏に焼きついているといいます。
≫東日本大震災から今日で4年5か月です。
福島県南相馬市では津波で家族を亡くした男性が犠牲者に笑顔を届けようと追悼の花火を打ち上げました。
≫花火を企画した上野敬幸さん。
津波で2人の子どもと両親が犠牲になり今も行方不明の息子と父親を捜しています。
震災の年から津波の犠牲者を追悼するため花火を上げていますが時がたつにつれて目的が変わってきたといいます。
≫自分たちが笑顔になることで津波で亡くなった人たちに安心してもらいたい。
そんな思いを込め笑顔の形をした花火など2000発を打ち上げました。
≫訪れた人たちは、ここで亡くなった人たちの思いを胸に花火を見上げていました。
≫長野県志賀高原のホテルで夏期合宿中の中学生340人分の貴重品が盗まれた事件で学習塾の担当者が謝罪しました。
≫おととい午前志賀高原のホテルで夏期合宿をしていた学習塾、早稲田アカデミーの講師から保管していた貴重品がなくなっていると警察に通報がありました。
ホテルではおよそ340人の中学3年生があすまで5日間の合宿中で塾側は部屋ごとに貴重品袋を用意し生徒のスマートフォンや財布などを預かっていました。
貴重品袋の保管場所は講師の詰め所で
(黒柳)まあ険しい岩山。
これは奥穂高に登っていらっしゃる2015/08/11(火) 11:45〜12:00
ABCテレビ1
ANNニュース[字]
正確なニュース・情報をいち早くお伝えするANNニュース!テレビ朝日系列の放送局26局が総力をあげ、緻密な取材にもとづいたニュースを最新機材を駆使して放送します。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – ローカル・地域
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:34204(0x859C)