おはようございます。
こちらは甲子園球場です。
今日の甲子園球場、今はやや薄曇りとなっていますが、雨の心配はなさそうです。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
大会は6日目を迎えています。
朝の甲子園。
これから続々と、ファンがよりつめかけてくるというところなんですが、開門前から、お客さんが入ってきています。
1塁側、鳥取城北高校、3塁側、山形の鶴岡東高校。
6日目に入り、昨日から、早くも2回戦が始まっているという今年の100年、高校野球です。
第97回全国高校野球選手権大会です。
試合開始を告げるサイレンの音が、高らかになりました。
鳥取城北、先発ピッチャーは辻井。
バッターボックスには、1番の田辺が入っています。
鳥取城北、山形の鶴岡東高校、この両チームの対戦、今日お話は、群馬県立中央中等教育学校監督、前橋高校のエースとしても活躍されました松本稔さんのお話でお送りしていきます。
よろしくお願いします。
ピッチャー辻井がマウンドに立ち、田辺が、2ボール1ストライク、試合が始まっています。
早速なんですけれども、鳥取城北と鶴岡東、どこに興味を置かれますか。
地方大会の成績、あるいはシートノックを見ていまして、実力は、伯仲かなという感じがしますね。
私もピッチャーだったということもありまして、どうしても両ピッチャーのでき、これに注目したいと思います。
先頭バッターの田辺がヒットを打っていきました。
ノーアウト、ランナー1塁です。
3割5分3厘と、非常にいい打率を残していた田辺が出塁。
鶴岡東も、そして今守っている鳥取城北も、お互いに、勝てば、初めての夏の甲子園、3回戦進出を果たします。
鶴岡東の佐藤俊監督。
守ります山木博之監督、お互いに、同じようなことをおっしゃっていまして、立ち上がりをリズムよく入って行きたい。
先制点が大事になるというお話でした。
佐藤俊監督44歳、立ち上がりをしっかり入りたい。
しっかり入りたいんだけれども、静かに入りたいという表現でもありました。
今日、私は、3点から4点の攻防かなというふうに思うんですが、両監督、その辺は何かおっしゃっていましたか。
鳥取城北山木監督が、3点から、4点勝負に持ち込みたいというお話でした。
松本さんがそう思われたのは、両チームの戦いぶりもありますけれども、どんなところから、その3点から4点という数字が思い浮かばれたんですか。
両エースが、今日マウンドに上がってますけど、ある程度、コントロールもありそれほど大量失点するタイプのピッチャーじゃないなという気がするんですよね。
お互いにエースが先発マウンドなんですが、お互い、地方大会は、継投といいますか、複数ピッチャーで勝ち上がってきた両ピッチャーですね。
辻井は、初戦の1回戦、準々決勝、そして決勝と先発を任されました。
送りバントでピンチを背負ったところ。
辻井が、地方大会、4試合登板、3試合先発、1試合リリーフ。
24イニング、四死球一つだけのピッチャーでした。
これが甲子園なんでしょうか。
今日はいきなりフォアボールを出しました。
辻井君の鳥取大会の成績を見ていますと、米子北に対して、13奪三振、これは非常に光るものがありますね。
外野ですが、極端に、守備位置は深くありません。
バッターは4番の阿部です。
スライダー、このボールに、一番自信を持っているというピッチャー辻井の話です。
とにかく、今日はローボールですと。
鶴岡東も、非常に選球眼がよく、四死球をたくさんとってきたんですが、とにかく低め、相手が見てくるならば、ストライクゾーン、この枠の一番下のライン、低めのストライクゾーン、これをキーに上げていました。
バッターの阿部君も、バッターボックスの一番後ろですよね。
キャッチャー寄りのラインの位置に足を乗せていますね。
これぐらい、ボールをしっかり見ようという事ですね。
一番自信のあるボールで打ち取りました。
田辺が3塁まで進んで、2アウト、ランナー1塁3塁となりました。
現在、無風の甲子園球場です。
バッターボックスには安食です。
鶴岡東は、地方大会、5試合を戦って、44得点。
5試合のうち、3試合が二桁得点と。
本当に強さを見せつけて、甲子園にやってきました。
今日は、バッターボックスの安食君、次の丸山君も、左バッターなんですけど、全員で、5人ですね。
鶴岡東、左バッターですね。
ですから、この左バッターに対して、辻井君が、どんな投球を見せるか、これが試合を左右する最大の要因ではないかというふうに私は思っています。
相手の左バッターが多いんですが、どうですかと聞きますと、特別左右の意識、僕の中にはありませんと。
そういう話をしていた辻井です。
ただ、ごらんのように、対左のほうが、抑えているんですね、地方大会。
先ほどピッチング練習で、左バッターの外、アウトサイドに沈みながらちょっと逃げていくようなボールですね。
これ、チェンジアップなんでしょうか。
やはり、あとは、自信のあるスライダーを、膝元に投げたいと言っていました。
ただ、左バッターも、かなりバッターボックスの後ろに立っていますから、スライダーがちょっとコントロール乱しますと、デッドボールが怖いですよね。
きょうここまで左バッター2人に、ヒットとフォアボール。
アウト2つが、いずれも右バッターというマウンド上の辻井です。
今のボールでしょうか。
そうだと思うんですね。
すっと抜きました。
チェンジアップといっていいと思うんですけどね。
外の変化球を握りは…。
ちょっと来るように投げています。
ツーシームという握りでしょうかね。
今の高校生は、いろんなボールを投げます。
アウトロー一辺倒。
1回裏、守ります鶴岡東、ピッチャー、この人の投球フォームを松本さんに語っていただきましょう。
どんなボールもとめるという竹本。
小わざも長打もあります。
ファーストは藤井。
田辺がセカンド。
小わざがききます。
サードは黒川。
攻守のかなめは、キャプテンの安食。
ナンバーワンの4番バッター阿部。
667センチなんですが、パワーがあります。
柿崎がセンター。
かたや180センチ、豪快なパワーが持ち味の、丸山です。
ベンチスタートのメンバーです。
佐藤俊監督は、2001年から、鶴岡東の監督を務めていらっしゃいます。
鶴商学園から、校名変更だったんですが、同じ高校のOBです。
練習はうそをつかないことを、この甲子園で証明すると、意気込んでいらっしゃいます。
鳥取城北は、地方大会、ちょっと数字はよくありませんでした。
寺坂です。
さあ、マウンド上の福谷が、独特な、フラミンゴ投法とも言われています。
投球と同時に、右のグラブを、左手を下げて、体の後ろに隠すようなフォーム。
放送席のお客様は、前橋高校エースとして、センバツで完全試合、現在は群馬の中央中等教育学校監督を務めていらっしゃいます松本稔さんです。
攻守のかなめ、キャプテンの安食が、ボールを処理しました。
1アウトです。
鶴岡東も、ここまで、継投での勝ち上がりが、主だったため、福谷も、後ろにピッチャーがいるので、初回から全力で行きますという話をしていました。
鳥取打線は、みんな振ってくるので、かわしていくピッチングをしたいと。
丁寧に低めをついていきたいというそういうお話しでした。
鳥取城北、2番です。
松本さん、ピッチャーの福谷なんですけれども。
非常に独特のフォームです。
特に、グラブをここから高く上げる、この動きが、特徴的なんですよね。
グラブを高く上げるということは、重心を一度持ち上げて、落ちてくるエネルギーを利用するという意味では一つ有効だと思うんですけど、ただ、この福谷君は、グラブとボールを速く放しますよね。
割るという言葉を使いますけど。
ですから、余りグラブを高く上げる意味合いというのが分からなくなるんですけれども。
上からボールごと落としてくるわけじゃなくて…。
バッターが、ややタイミングがとれないとか、ボールの出どころを見づらくするとか、そういう効果はあると思いますね。
3番の藤原です。
いずれも、打たせて取りました。
この夏から1番、エースナンバーをつけています。
鳥取城北、辻井です。
内、外野どこでも守れるそうです。
岡田です。
先ほども足の速かった藤原です。
守備が安定しました。
成長しました。
金川。
鳥取大会、6割の打率、西村です。
50メートル5秒8、寺坂です。
鳥取ナンバーワン打者とも言われています。
布袋がセンター。
地方大会満塁ホームランの榎です。
ベンチスタートです。
チームを率いますのは、山木監督、40歳です。
放送席のお客様は、群馬県立中央中等教育学校高校監督の松本稔さんでお送りしています。
鶴岡東、この人も、地方大会、9打点、ホームラン1本。
丸山です。
1回は、ピンチがありましたが、そこを0点で抑えました辻井です。
ピッチャー。
風は、全くない甲子園球場。
1アウトになりました。
ごらんのように、風が全くない甲子園球場です。
山木監督は、2009年に監督就任されました。
2012年には、春夏出場がありました。
2013年夏に続き、2年ぶりの出場です。
おととしの甲子園に出場があったんですが、オール3年生のメンバーでしたので、現在のメンバーで、甲子園を経験している選手はいません。
いい当たりです。
入りました。
ガッツポーズを見せました。
7番バッターの黒川。
地方大会、1割8分8厘の7番バッターが、ゲームを動かす一発。
今黒川、ホームイン。
鶴岡東高校、春夏通じて初めての甲子園での勝利を目指してまずは先手をとりました。
松本さん、7番バッター、地方大会、不調の7番がこの当たりです。
この1本、7番の1本は大きいですね。
一番、佐藤監督が喜んだんじゃないですかね。
静かにゲームに入って、そして先手をとって、主導権を握る。
にぎやかに、一発、先制点を取りました。
ツーシームなんでしょうかね。
ちょっと真ん中、高め、甘いところに浮きましたよね。
しっかりボールをたたいて、いいバックスピンをかけました。
今のように、低めに投げて、打たせて取るというのが辻井の本来のピッチングです。
複数ピッチャーがいる中で、自分が1番をこの夏はつけさせてもらったと。
覚悟ができましたと。
そういう話をしていました。
ただ、継投が多いチームなので、お互いにカバーしながら投げたいと言っていたピッチャーの辻井。
バッターボックスには、ピッチャーの福谷です。
ピッチャーの辻井君、右の、正統派、オーバーハンドですね。
ピッチャープレートを踏むのが、1塁側なんですね。
多くの右ピッチャー、3塁側を踏むんですけどね。
これは…。
ピッチャーのどんな意識、どういう意図を感じられますか。
一つに、左バッターに対して、アウトサイドですね。
これを、対角線で投げられるという利点があると思います。
ですから、先ほど、左バッター、苦にしませんよというお話がありましたけど、こんなところには理由が一つあるかもしれません。
ちょっと差し込まれたような感じなんですが、フェアゾーンに落ちました。
エースの福谷がヒットを打ちました。
下位まで強さがありますね。
4、5、6番まで、半分以上の点を取ってきたんですが、この甲子園に来て、下位打線も強いというところを見せています。
打順がトップにかえって、田辺です。
今のインコースの真っすぐはどうですか。
力がありますね。
ちょっとボールが高めが多いかなという気がしますのでね、注意だと思います。
ここは、1塁ランナーは、ピッチャーの福谷君ですので、単独しかないでしょうね。
バッターに集中です。
福谷は2塁でストップです。
2アウトから、またつなぎました。
7番、地方大会1割台の黒川のホームランで、先制点を上げているという鶴岡東。
そして、鳥取城北なんですが、13番をつけました岡坂佳輝選手、170センチ、81キロ。
がっちりした体格も、岡坂君がマウンドに行って、山木監督の言葉を伝えています。
鳥取城北は、先ほど、10番の西坂が準備をしていたように思いましたが。
ゲーム開始当初から、複数ピッチャーで勝ち上がってきました。
いろんな選手が肩をつくっています。
今のように、低め。
こういうボールを丹念についていきたいと話していたマウンド上の辻井。
今の2球はいいですね。
かなり左足に重心移動をしっかりできていますね。
ナイスボールです。
わずかに外れています。
こうやってみていますと、鶴岡東打線は、一番キャッチャー寄りに構えますし、非常にベースに近いところに、コースを封じるような感じで構えています。
2塁でアウトをとりました。
3アウトになりました。
鶴岡東高校、7番、黒川の一発で試合を動かしています。
2回戦に入っています甲子園球場、大会6日目、第1試合。
この黒川の一発、お見事でした。
鶴岡東が先制点です。
群馬県立中央中等教育学校監督を務めていらっしゃいますご自身、選手としても、史上2人しかいらっしゃらないという完全試合をなし遂げられました。
松本稔さんです。
春夏いらっしゃってますけど、試合をごらんになるときは、ピッチャーに目が行くんですか。
フォームを気にしながら見ていまして、何かいいなと思う事があると、やはり自分のチームにかえって、何か活用できないかと、そんな視点は持っていますね。
という意味では、4番の布袋を迎えてのマウンド上、福谷のピッチング。
この福谷も、入学してから、すぐにどうしたら相手から出どころの見にくいフォームになるかなと研究して、このフォームにたどり着いたそうです。
乗ってます。
サードの黒川が、ホームランを打って、しっかりボールも処理しています。
気持ちいいでしょう。
しっかりアウトにして、ホームランを打って、守備でも躍動です。
城北打線は、非常に積極的です。
2アウトになっています。
2回裏、鳥取城北の攻撃。
チームの、精神的な柱でもあるそうです。
西村がバッターボックス。
1年生のときから、鳥取城北高校、背番号6をつけてレギュラーです。
鳥取城北が今の部員が125人。
そんな中で、1年生から6番をつけているというこのバッターの西村です。
鳥取大会は、6割というアベレージでした。
すごいですよね。
ですから、この福谷君と、西村君、この打席の対戦ですね。
これは、とても大事になると思いますね。
西村君が、簡単に凡退するようですと、チーム全体に、何か影響を及ぼすような感じがします。
フォアボールです。
2アウト、ランナー1塁。
背番号15番の3年生、榎がバッターボックスに入ります。
長打力があるそうです。
この地方大会、ホームラン1本。
1塁ランナー、リードが大きい。
もったいない、アウトになってしまいました。
西村が、2アウトからランナーを出した鳥取城北だったんですが、すばらしいプレーがありました。
ちょっとランナーが跳び出てました。
投球がワンバウンドになったんですよね。
今は、ワンバウンドになると思ったら、次の塁に走りなさいという積極的な走塁をするチームが多いんですけども、これが、非常に紙一重のプレーになるので、難しいんですよね。
キャッチャー竹本が、鶴岡東、すばらしい送球で、きっちりアウトにしています。
鶴岡東は、3番の柿崎からです。
これもいい当たりです。
風のない甲子園。
ワンバウンドで、フェンスに当たりました。
柿崎、スピードもある。
ゆっくりと3塁へ。
パンと手をたたきました。
先頭バッターが出ました。
しかも、スリーベースで出ました。
この柿崎、身長167センチ、小柄なんですが、パワーがあると聞いていましたが、早速、そのパワーを甲子園球場で見せてくれました。
私たちも、選手皆さんに、アンケートをお願いしているんですが、5秒7と答えてくれていたんですが、非常にスピードがありました。
そして4番です。
内野は前進守備。
ピッチャー、やや高めに浮いたボールを捉えられていますね。
内野は前進守備していますから、高めは、絶対に投げたくない場面です。
本人が、一番強調していた低めのゾーン。
ローボールの徹底ですと、何度も繰り返していたマウンド上の辻井。
ハーフウエートいうよりは、3塁ベース近くで見つつ、ちょっと浅いフライで、4番の阿部は倒れました。
ノーアウトでしたから、スタートを切りませんでしたね。
1アウトでしたら、多分走ったでしょう。
そしてバッターボックスには攻守のかなめ頼れるキャプテン。
地方大会5割超えに5番バッター安食です。
鶴岡東は、7番黒川のホームランで2回に先制点を上げています。
内野は以前前進守備。
守ります鳥取城北です。
4番、5番、6番で、一番地方大会、打点を上げてきたゾーンですから、スクイズの動きは、先ほどから全くありません。
ここは考えづらいでしょうね。
そうですね。
スクイズはないと思います。
2ストライクと追い込みました後、1球、高めの釣り球も、使ってみたいところですね。
ボールゾーンに行きましたけど。
今のボールは、一つ何か、意味を持ちますか。
キャッチャーも、3塁ランナーにちょっと視線を送りましたけどね。
ピッチャープレートの、1塁端にスタンスをとって、左バッターに、角度をつけて投げます。
タッチアウト。
ノーアウト3塁から、鶴岡東の強力、4番阿部、5番安食と打ち取りました。
背番号9をつけたんですが、守備には自信あり岡田が、落ちついてボールを処理しています。
バッテリー、よくインサイドを攻めましたね。
甘くなったんですけど、その前、2球アウトサイドに外したボール、これが生きましたね。
インコースへのスライダー。
ピッチャーの辻井も、キャッチャーの高見も、スライダーには自信を持っているという話でした。
非常に強い振りが印象的な鶴岡東なんですが。
鳥取城北バッテリーとしても、丹念にコースを突けばそうそうヒットゾーンというのは考えにくいんですか。
非常に高めのボールに強いスイングをしますよね。
ボールをたたくスイングができていますね。
膝元から、沈む変化球を使えないと、ピッチャーは苦しむことになりますよね。
丸山も、ノーステップで振ってきます。
非常にパワーを感じる丸山なんですが、レフトフライに倒れました。
ノーアウト3塁に大ピンチをしのいだABCの携帯スマートフォンサイトでは、各代表校の、オリジナルの応援待ち受けを配信中です。
ぜひアクセスしてみてください。
時間を経るごとにお客さんが詰めかけてきている甲子園球場大会6日目、第1試合です。
ノーアウト3塁の絶体絶命をしのいだ鳥取城北です。
何とか少し突破口を見出したいですね。
ちょっと、福谷君のグラブの動きに惑わされている感はあります。
鶴岡東の4年前、先輩に、同じような投げ方をする左ピッチャーがいたそうですね。
それを、監督から言われまして、入学した直後にこういう手の使い方、こういうフォーム、試してみたらどうだとそういうふうにアドバイスを受けまして、独特なフォームに取り組んできました。
メーンの意図はバッターに対して、ボールの出どころを見にくくしたいんですと。
手応えはありますとそういうふうに話をしていました。
これだけグラブを大きく動かしますから、セットポジションになったときにどうなんだということもあるんですけど。
これまでは、フォアボールでランナー1人という城北。
さすが、地方大会1回戦、満塁ホームランを打っているという榎です。
あと少し。
右中間にボールが弾みました。
チーム初安打が出ました。
白い歯をのぞかせています。
7番の榎が、2塁上でにっこり。
ちょっと詰まってたんですか。
ちょっと詰まったんですが、変化球を狙ってたでしょうね。
ストレートをレフト方向にすごいファウル打ちましたから、ですから、榎君の読み勝ちでしょうね。
それを謙虚におっつけたんですね。
そうですね。
どうするか。
同点のランナーが2塁。
バッターボックスには、岡田です。
送りバントの構えも見せましたが。
8番の岡田君ですから、次9番、普通でしたら、送りますよね。
地方大会、ずっとスタメンで出ていたという選手ではありません。
セーフティーぎみにバントをしました。
現代の高校野球、こういう状況で最低限右打ちで頼むぞというサインはあるんですか。
ありますよ。
内野ゴロを打てと。
内野ゴロを狙えというサイン持っているチーム、あるかもしれませんけど、私は、右方向狙いだよというサインは持っています。
純粋に送るのではなく、強硬で、だけれども、セカンド方向へ打てば、2塁ランナーが3塁に進むことができます。
まだ1ストライクですから、まだ送りバント追い込まれたら、右方向へのヒッティングだよというサインの可能性もありますね。
バットを立てています。
無理はしません。
送りバント成功。
岡田が、バントを決めて、1アウト3塁。
鳥取城北高校、3回裏、同点のチャンスがめぐってきました。
バッターボックスには、キャッチャーの高見です。
当然、ここは、スクイズが可能性として高い場面ですからね。
一球一球、バッテリー中心に、どう守りますか。
相手の福谷君、フォームが独特だけれども、そのフォームに惑わされないようにしたいと。
高見も言っていました。
バッテリーは、1球外してきましたね。
内野は前進。
強硬で来た。
落ちたのを確認して、榎が、同点のホームイン。
いやいや、スクイズではありませんでした。
9番高見が、同点のタイムリーツーベースヒット。
試合前には、福谷君は、フォームが独特なんですけど、ボール自体は、普通だと思いますよと。
強気なコメントも残していたこの高見なんですけれども。
すばらしいですね。
両チームとも、下位打線、9番バッターがフェンス直撃的なバッティングを見せるんですから、やはりパワーがありますね。
1点、逆転のチャンスを迎えている鳥取城北。
打撃フォーム自体が、自分の中で、崩れているところがあって、元のフォームに戻しましたと。
いろいろな取り組みを話しています。
アウトになりましたが。
自分の取り組みがどうやら徐々に実を結んでいるようです。
いい当たりですよね。
鳥取城北のバッターもかなりトップの形がしっかりしていますよね。
ステップしたときにステップした足とバットグリップですね。
そこが、かなり距離が取れるというか、割をつくるという表現をするんですけど、それが十分にできていますね。
だから、体の筋肉を、十分に使ったスイングになります。
印象的な力強いスイングもあったんですけれども、2塁ランナーをかえすことはできませんでした。
鳥取城北、高見のタイムリー。
鳥取城北は、去年も、鳥取大会決勝進出。
しかし、1点差で、鳥取大会、三連覇なりませんでした。
力があるんだよと。
力があるのにと。
チームは言われ続けたそうです。
ただ、秋の県大会は、1回戦コールド負け。
春も2回戦で負け。
チームで、徹底的にミーティングをして、敗因を考えて、チームでつなぐ野球をということだそうです。
先頭バッターが倒れました。
先ほどホームランの黒川だったんですが、1アウトです。
放送席のお話は、群馬県立中央中等教育学校監督、松本稔監督のお話です。
同点に追いつき、ゲームは中盤4回。
先ほど、いい体重移動で投げて、辻井が、いいコントロール、いいストレートが決まったというお話、松本さんからありましたが。
2アウト。
ちょっと余談めいているんですけれども、辻井は、10歳から14歳まで、習い事で、ゴルフをしていたそうで、ゴルフも、ピッチングも同じ、右から左への体重移動ということが非常に大事なので、そういう意味では、ちょっと参考になりましたねという話をしていました。
しかし、この辻井君のフォームを見ていますと、きれいに真っすぐ立ちますよね。
右中間へ大きな当たり。
鶴岡東のエースナンバー、福谷が2打席連続ヒット。
下位打線が元気です。
さてその立ち姿。
テークバックで、足腰を2塁方向にひねる動きをあんまり使わないんですよね。
ゴルフは結構ひねりますよね。
そこが大分違うかなと思うんです。
真っすぐ立って、そのまま肩と肩を結んだラインをホーム方向に、真っすぐきれいに動かしているんですね。
余り回転を利用しない、コントロール重視のフォームをしていると思います。
回転が大きいフォーム、回転をおさえめのフォーム、長所短所はあるんですか。
あると思いますね。
辻井君は、どちらかというと、前の重心移動をしっかりして…。
ピッチャー返し。
しぶとく、当たりはセンターへ抜けていきます。
勝ち越しの1点。
1番の田辺が打ちました。
2対1です。
ピッチャーとれるかというところだったんですが。
流れが鶴岡東にここは来ました。
田辺君、最後、右腕1本で、うまく運んだ感じですよね。
やはりボールはちょっと高いですね。
ですので、今の真っすぐなんかも、低めに行ってますし、いいボールと悪いボールがはっきりしているという言い方になるんですか。
方向は、しっかりとコントロールできるんですけど、上下動のぶれは、多少出やすいですね。
高めに浮いたところをミートされているそういう状況だと思います。
ランナーを背負ったときに、しっかりと重心移動させて、直線的に腕を振れるようにしたいですね。
ちなみに、その10歳から始めたゴルフ、練習上では、300ヤード飛ぶそうです。
一度前進。
ちょっと下がって、布袋がボールをとりました。
しかし、鶴岡東高校、同点に追いつかれた直後、4回表、チームナンバーワンの守備職人という田辺なんですけれども、先ほどは、強いライナーでした。
マウンドに当たって、うまく、センター前ヒットになりました。
鶴岡東高校も、去年、秋の東北大会、準決勝で大曲工業に負けました。
東北3枠あるという中なんですが、ベスト4に残りつつ、センバツに出られなかったと。
これは、相当悔しかったらしいですね。
チームのみんなが言っていました。
そのときに、マウンドに立っていたのがこのマウンド上、ピッチャー福谷優弥。
大曲工業との試合、終盤8回、味方のエラーもあった中、最後自分がタイムリーを打たれたとめられなかった。
悔しかったですと。
そこから、学んだのは、コントロールの大切さ。
低めに投げることの大切さ、投げ込みしてきましたと、そういう話をしていました。
それから、ただ練習をたくさんやるのではなく、試合を想定した練習を心がけてやってきたそうです。
先頭バッターを出してしまいました。
同じブルペンでの、50球でも、ここは、2アウト、満塁。
3ボール2ストライク。
この1球で決まるという一球一球思いながらやるのと、漫然と投げてしまうのとでは、中身も違うんでしょうね。
ピッチング練習といいますと、意外と単調な、ストレート、アウトコース低めに決まるまで投げるとか、そういった、練習が多いですけどね。
実践的な練習、これは大事だと思います。
ノーアウト1塁で、鳥取城北は、結構犠打を多く取り組んできたチームではあるんですけれども。
左の福谷君ですから、バントだとか、そういうものも、駆使するのかなと思ってみてるんですけど、余り今まではないですね。
特に、先ほどの回、7番の榎君と、9番の高見君が、ともにカーブを長打したんですね。
この2本のヒットはとても大きな意味があると思います。
ですから、余り小細工しなくても狙い球をしっかり絞って打って行けば、今日は行けるというそういう気持ちは、ベンチにもあると思います。
鳥取ナンバーワンバッターと呼び声も高い、キャプテンの布袋です。
山木監督は、布袋の表情、動き、全て影響するという話なっている。
ダブルプレーをとりました。
福谷が、笑顔を見せました。
送りのサインは、一切なし。
送らず強攻、ダブルプレーとなってしまいました。
そうでしたね。
それにしても、セカンドの田辺君、そしてショートの安食君のダブルプレー、非常に動きが軽快でしたね。
鶴岡東はエラーが多かったんですが。
そうですね。
9つあったと思いますね。
城北としても、嫌な流れになりそうなところ、辻井が、自分で流れをとめています。
ここから6番、7番と続いていきます。
実際、鳥取城北打線も、6番の西村が、地方大会6割1分1厘で、7番の榎が、満塁ホームラン男で。
気は抜けないですね。
体格からしても普通のチームですと、ちょっと小柄な選手が多いんですけどね。
本当に下位までしっかりと筋肉がついて山木監督、この表情です。
ちょっと大振りだったなということなんでしょうかね。
2アウト、ランナー1塁ですから、ランナー動かしたいところですけど、ピッチャーの辻井君がランナーなんですよ。
夏は、スタミナというところも大きな勝負の要素です。
お互いに、複数のピッチャーを抱えるチームではあります。
1塁手が大分下がりましたね。
スイングはありません。
ダブルプレー、ダブルプレーとられたのが、4番の布袋、嫌な流れになりかねないところ、2アウト、ランナー1塁2塁、また流れをつかんでいる鳥取城北です。
キャッチャーの竹本がマウンドに行きました。
バッターはこの後、ツーベースヒットを打っている榎です。
先ほどはカーブを打ったというお話でしたね。
その前にストレートをレフトに痛烈なファウルですね。
ですから、やはり竹本君も、そのあたり、頭に残っているんでしょうね。
2アウト、ランナー1塁2塁。
センターが右より深め。
特にライトが深めの守備位置です。
むしろ守備位置を下げてという守る鶴岡東です。
ランナーを背負ってからの投球というのはこの福谷どうでしょうか。
モーションは、とても小さくなりますよね。
乱れるという感もありません。
ここは、やはりバッテリーとそれから榎君の駆け引きといいますかね。
おもしろいところです。
110キロ台のスライダー、曲がるボールで行きましたが、先ほど打たれたボールを投げてきたんですが、3ボール1ストライク。
ちょっとインサイドにストレートは投げ込みづらいですね。
アウトコースのストレートではないでしょうか。
ピッチャー、内へ構える。
いい流れで2アウトをとったランナーなくなった。
逆に鳥取城北がそこから盛り返しています。
鶴岡東、背番号17番、山口が伝令でマウンドにやってきました。
チームのムードメーカー。
大きな体です。
佐藤監督の言葉を伝えて、マウンド上で、みんな笑顔になりました。
報道陣と話をしているときは、ほとんど笑顔がなかった福谷なんですが、仲間の声を受けて、ぱっと表情が明るくなりました。
バッターボックスは8番の岡田。
地方大会は、それほど出番が多かったわけではありませんでした。
この甲子園では、スタメンを任されています。
アルプススタンドからは、鳥取城北、この甲子園球場に来たときにはおなじみのスシ食いねえのメロディーに合わせて、大きな声援が響いています。
3者残塁。
同点逆転はならず。
鶴岡東バッテリー、福谷、竹本、鳥取城北、ピッチャーが代わりました。
先発ピッチャー辻井がライトのポジションに回っています。
西坂がマウンドに上がりました。
背番号10番。
地方大会は、2試合を投げました。
いずれもリリーフでした。
甲子園球場、憧れのマウンド。
背番号10番。
西坂はお兄さんも春夏進んだときの、鳥取城北のメンバーで、控えピッチャーで背番号10。
実際にマウンドで投げられたんでしょうかね。
春は、背番号10をつけまして、一試合投げました。
3分の1回2三振。
振り逃げがあって、2つ三振をとったと。
夏も、リリーフで出まして、3分の1回、1三振。
お兄さんは、アウトを全部三振で取ったんですね、この甲子園。
でも、兄弟でこのマウンドで投げられるなんてすごいでしょうね。
お兄さんからは、こんな大きな舞台なんだから、楽しんでこいと、メールをもらったそうです。
西坂倖汰。
最速は142キロと聞いているんですが、力のある真っすぐ。
球威が一番の武器です。
兄弟で甲子園って、よく聞きますけど、同じチームで同じ背番号でというのはドラマを感じます。
3球高めに上ずりました。
そして松本さん、このタイミングでのピッチャー交代なんですが、どのように考えられますか。
やはり1点ビハインドですから、どうしても失点したくないという気持ち、やや先発の辻井君に鶴岡東がなれてきたかなという感じも監督さんには感じられたんでしょうね。
捉えられたとき、あるいはそのピッチャーにばらつきが見られたときが、継投のタイミングですかねという事を話していました。
4番の阿部がバントの構えから立てました。
阿部は、地方大会、4番ながら、犠打も3つ決めています。
守ります鳥取城北は、ライトを守っていた榎が、ファーストに回って、ファーストの岡田に代わって、ピッチャー西坂が上がっています。
ちょっとコントロールがまだ落ちつきません。
ここは、フォアボールは絶対にいけない場面ですよね。
一番自信のある力強い真っすぐ。
ここまでは、全てストレートというピッチャーの西坂です。
中盤ですから、鶴岡東にとっても鳥取城北にとっても3点目が入るか入らないかというのは大きな意味を持ちます。
ランナーがスタート。
投球はボール。
フォアボールになりました。
ノーアウト1塁2塁です。
そして、またピッチャーが代わりますね。
兄が立った憧れのマウンド。
同じ背番号でその夢の舞台に上がった西坂なんですが。
そのままベンチに下がります。
これまでの野球に関しての生活の中で、一番印象的な出来事は何ですかと聞いたら、兄の存在ですと答えてくれましたが。
アウトをとることができずにベンチに下がりました。
ベンチから声を送るという大きな仕事が残っています。
鳥取城北は3人目左の沢田です。
ごらんのように、エースの辻井の次に、イニング数が多かったというのがこの沢田。
右のコントロールタイプの辻井、右のパワーピッチャー西坂、左の緩急を武器とする沢田、この3人で全くタイプの違うピッチャーで勝ち上がってきたんですね。
ちょっと西坂君の2人だけで交代というのは残念ですけどね。
ここはどうでしょう。
バッターボックスに好打者の安食君、普通でしたら、送りバントですよね。
辻井君が、ライトに残って、守っているということで、早めの継投ということになったわけですけれどもね。
ノーアウト1塁2塁。
追加点を目指す鶴岡東は、やはりバントの構え。
バッターボックスには安食幹太。
チームの中でもこの人が攻守のかなめだと。
ピッチャーご出身の松本さんなんですけれども、いきなりマウンドに行って、ぽんと投げるというのは難しいんでしょうね。
その通りですよね。
すばらしいバントです。
走っても、50メートル6秒1。
だからキャプテンです。
どうですか。
このバント。
本当に絶妙なところですよね。
3塁手が前に出るのか、戻るべきなのかね。
本当に難しいところでした。
そしてこれが内野安打となって、満塁です。
ですから、結果論になってしまいますけど、恐らくノーアウト1・2塁で、安食は送りバントということであれば、速球でかえしてみても、おもしろかったかなと思ったんですよね。
パワーというよりは、わざで勝負の沢田。
バッターボックスは、左バッターの丸山です。
この丸山は、地方大会決勝戦、羽黒高校との試合で、ダメ押しのホームランを、バックスクリーンに放っています。
いい振りをしています。
今日も、本当にパワフルな打撃を見せていますよね。
こういうバッターが6番にいるというチームはやはり強いです。
内野はやや深め。
深く守らざるを得ない。
大量失点を防ぎにいかないといけないというバッターです。
チェンジアップのような握りに見えましたが。
左バッターにも投げています。
1人かえる。
3点目が入りました。
鶴岡東高校がじわじわリードを広げます。
どんなバッティングでしたか。
決してコース的には甘いボールじゃないですよね。
ですよね。
やはり、リーチも長いですね。
しっかりボールをたたけるというのが丸山君のいいところですね。
この丸山が6番で7番の黒川がホームラン。
まず一つアウトをとりました。
1アウト満塁と変わります。
この一つアウトをとれたことは、城北の、ピンチには変わりありませんが、沢田は、気持ちが変わりますか。
サードの金川君も、いいダッシュを見せました。
1アウト満塁です。
8番ですけども、ゲームの流れからいくと、やはり打ってくるという感じがしますよね。
低め、沈むボールを使って、内野ゴロ、ゲッツーをとりたいです。
セカンドゲッツー、どうしようという判断。
今判断としては、どうだったでしょうか。
どうでしょうね。
ちょっと体勢からして、バックホームがちょっと難しかったんでしょうかね。
2塁でのアウト一つ。
ゴロになった瞬間、セカンド経由のゲッツー狙いかなと思ったんですけどね。
ちょっと一瞬の、逡巡があったように見えました。
2打数2安打の福谷。
エース福谷、3打数3安打。
みずからタイムリーを打って、鶴岡東に、5点目。
投げても打っても、エースが大活躍です。
9番です。
9番目に、あえてしているということなんでしょうか。
そんな感じですよね。
クリーンナップ打っても、おかしくない打力を持っていますね。
今のもチェンジアップなんですけれども、よくボールを見てますね。
顔のぶれが全くなく、最後まで見ていましたね。
やはり、野球の原点は、ボールを見る。
100年立っても、これは変わらないことだと思いますね。
高校野球100年、第97回の夏。
鶴岡東高校は夏の甲子園、初勝利を目指すといいますか、春の1勝した事があるんですが、夏は過去3回の出場、まだ勝利がありません。
お互いに両チームとも勝てば、3回戦進出という両チーム。
持ち味の低めの変化球。
時折、笑顔を見せながら投げてきます。
164センチ。
57キロという体格。
3アウトになりました。
しかし、鳥取城北、継投も実らず、この回、点を失ってしまいました。
鶴岡東が、この回、放送席のお客様に、ご自身、選手としては、前橋高校エースとして、78年のエース。
史上2人しかいない完全試合をなし遂げられました。
松本稔さんのお話でお送りしています。
投げて打って、大活躍はピッチャー福谷。
4点差を追いかけて行く鳥取城北、バッターは高見からです。
3回に同点のツーベースを打っています。
2打数2安打。
高見が、ここはチャンスメークです。
握力は、右70。
左68。
パワーがあります。
9番バッター高見がヒットを打って上位に回します。
今日は、両チーム、9番が全部で5打数5安打ですね。
すごいです。
鳥取城北としては、ちょっとする今日、1、2番が、出塁できていないというところが、なかなか、本来の自分たちの戦いができません。
布袋君までの上位打線、これから期待したいですね。
バッターボックスに金川です。
ゲームは中盤に入りましたが、鶴岡東の福谷は何か相変わらずという感じですか。
そうですね。
ピンチは再三迎えているんですが。
何かやはりセットポジションになると、ちょっと乱れるんじゃないかと思うんですけど、粘り強く投げています。
時折、一気にボール先行してしまいます。
先ほどは、2アウト満塁のピンチをしのぎました。
三遊間を破りました。
取られた直後、すぐ取り返します。
鳥取城北高校、2番バッター、金川はタイムリーヒット。
ピッチャー、結構低く投げたように見えたんですが。
うまくついていきましたね。
背番号13番が、よく回しましたね。
際どいタイミングだったんですけどね。
点差が4点あるという状況だったんですけれども、バットには、藤原です。
バッターの背中をボールが抜けていきました。
ちょっと福谷の中にも、変化が出てきているか。
そうですよね。
1塁ランナーがかえってくると、本当に分からないゲームになってきますし、5回ですけれども、球数はどうなんでしょうね。
今みたいなすっぽ抜けが出ると、疲労を心配することにもなってくると思うんですね。
現在、球数、次が70球目というところです。
ブルペンでは、ずっと2人で主に投げてきた松崎が準備しています。
小学校からの同級生だそうです。
ライトの丸山がボールをつかみます。
2アウトになりました。
2アウトになりましたが、ランナーを置いた状態で4番です。
キャプテンです。
鳥取ナンバーワンバッターとも呼び声が高い、布袋。
自分は背中で引っ張るタイプだと思います、あんまり口で言うよりも、まずは、自分で動くことによって、チームを引っ張っていきたいとこの布袋は話をしていました。
今日は、2つ内野ゴロですからね。
ここで1本、大きいのを打ちたいでしょうね。
すごい腕っ節をしています。
快音。
右中間、キャプテンの一打が抜けていきました。
1塁ランナー、2塁、3塁を回った。
さあ、鳥取城北が詰め寄ります。
ゲーム中盤、2点差。
強靭な筋肉から、はじきかえされた右中間の打球。
下半身の力は、それほど右方向にはいってないと思ったんですけど、上半身、いわゆる腕っ節が、すばらしいですね。
家から100メートルのところに、日本海が広がっていて、子供のころは、毎日もりをもって、海に潜って泳いでいて、それで上半身の力がつきましたと話をしていました。
キャプテンに出ました。
4番に出ました。
さて、ゲーム前半を終わりました。
「燃えろ!ねったまアルプス」行きましょう。
3塁側鶴岡東サイド。
これが、デビュー戦です。
紀真耶アナウンサー、どうぞ。
鶴岡東高校の岸本応援団長に来てもらいました。
2年生ながら、応援団長を任されたということですが、どんなところを認められて、任されたんですか。
自分は、応援になると、1人だけ、ばか騒ぎするので、テンションの高さを、認めてもらったんではないかなと思います。
福谷君が、フラミンゴ投法で話題ですが、ふだんは、どんな先輩ですか。
ふだんは、誕生日のときの話なんですけど、誕生日プレゼントもらうじゃないですか。
1人1人に、お礼を言いに行く、優しい先輩です。
そして、先ほど話にあったテンションが上がったときの動きは、本人は、本当にテンションが上がらないとできないということで、3年生に、まねしてもらいます。
お願いします。
この動きが、福谷君のピッチングを後押しします。
それでは、試合が盛り上がったときの、団長の動きにも、注目していきましょう。
優しい先輩なんですと、福谷のことをお話ししてくれました。
続いては1塁側です。
鳥取城北サイド。
こちら、ABC福井治人アナウンサーです。
背番号0番のユニホームを着たマネージャーのユキさんです。
ユニホームをもらった経緯を教えてください。
6月にあった記念試合で3年生のみんなから、サプライズでもらいました。
どんな気持ちでしたか。
夏までまた頑張ろうと思いました。
どうしてマネージャーにプレゼントしようと思ったんですが。
ユニホームはないというのは、だめだと思って、みんなであげました。
それを聞いて、どうですか。
うれしいです。
城北マネージャーは、どんな野球部ですか。
仲がよくて、まとまりのあるチームです。
みんな130人、仲いいよね。
イエーイ。
試合はここからです。
福井アナウンサーが消えました。
130人という大世帯なんですけれども。
マネジャーさん、うれしいでしょうね。
みんなから、お前もチームの一員なんだといって、ユニホームをもらったらね。
中央中等教育学校は、マネージャーは?います。
どんな存在ですか。
どんな存在ですかね。
できれば、みんなマネージャーのために選手が頑張る、いい女になれと言っているんですけど。
マネジャーさんも、決してグラウンドで戦うわけじゃないですけど、日々の仕事は、言ってしまえば、地味かもしれないですけれども、大事な存在ですよね。
いろんなアルプスの表情を伝えてくれました。
放送席のお話は前橋高校エースとしては、完全試合、中央中等教育学校を指導されています。
松本稔さんのお話でお送りしています。
現在は中央中等教育学校で監督をしていらっしゃいます。
取ってとられた、とってとられて、いい展開ですね。
攻防かと思いましたけどね。
まだまだ分かりません。
鳥取城北は、先ほど先発の辻井から、2番手の西坂に代えて、うまく継投、はまりませんでした。
ピッチャーは3番手の沢田が投げています。
マウンド上の沢田君のピッチングが、とても、この試合を左右するようになってきますよね。
ここは、改めて、イニング頭からということになりますので。
少し気持ちは整理といいますか、落ちついて、改めてピッチングに入れますかね。
ランナーがいない状況で投げ出すということで、そういったものはあると思いますが。
ただ、先頭バッターにフォアボールを与えてしまいましたピッチャーの3番手の沢田です。
辻井、西坂、沢田という3人で勝ち上がってきたんですが。
先発を任されたのは、ライトを守っている辻井、もしくは、マウンド上の沢田です。
ちなみに、甲子園を決めたその瞬間の決勝戦のマウンドにいたのはこの沢田です。
決勝戦は、リリーフでした。
ただ鳥取城北もキャプテンに一打が出ました。
反撃しています。
大事なこの6回。
鶴岡東も、どうでしょう。
またランナーを置いた状態でクリーンナップ。
柿崎も、スリーベース打っているんです。
しかし、1点を追加したいですよね。
2塁でアウトをとりました。
落ちついていました。
ピッチャーの沢田。
ピッチャー正面の当たり。
バントを決めることはできませんでしたが、しっかりと、沢田が、落ちついてボールを処理しています。
この後、どちらが先に点を取るかという事になってきてますからね。
中軸でも、送るところは送るということで、よかったと思いますけどね。
第1試合、お客さんは、3万3000人、詰めかけています。
右手で、素手で、ワンバウンドをとめに行きました。
キャッチャーの高見です。
送りバント一つ失敗で、4番の阿部です。
ピッチャーの沢田君のストレート120キロ台ですからね、コントロールミスはしたくないですよね。
ランナーは入れかわっています。
柿崎が1塁上ですが、この柿崎も、足が速い。
2アウトになりました。
さて、地方大会で得点をばんばんとたたき出してきた。
4番、5番、6番のゾーンなんですが、4番の安食が、内野安打1本。
丸山が、センターへのヒット1本。
タイムリーです。
ここは、1塁ランナーは柿崎君、サウスポーですけど、走りたいところなんですけども、クイック的に投げてくるのでね。
スタートはきりづらそうですか。
そうですね。
ギャンブル的な、スチールしてもいいと思いますね。
動きはなし。
このカウントになりました。
外野手は、かなり後ろに守ってますからね。
ワンヒットで、ホームインというのは、スタートを切ればと。
長打が出ればというシーンになりましたが、見送りの三振。
フォアボールでランナー許しましたが、大事なポイントを握ります。
沢田のピッチング、相手打線を、5回を投げ終えて、球数は、75球。
ピッチャーの福谷です。
ただ、4回、5回と、徐々に鳥取城北がつかまえ始めています。
この回、先頭は西村。
地方大会6割。
先頭バッター出したかった鳥取城北なんですが西村が倒れて1アウトです。
どうでしょう。
ここから、福谷のピッチングは、どういう意識が大事になってきますか。
2点差、終盤。
2点差ですからね。
やはりランナーを出したくないのに、決まっているわけですけども。
やはり、フォアボール、デッドボールには、気をつけたいでしょうね。
球数的には、まだ拾うという事ではないんですけども、たっぷりから、力投していると思うんですよね。
後ろにピッチャーが控えてますからね。
行けるところまでという気持ちだとは思います。
鳥取城北打線も、9番の高見君、7番、9番に、長打が出ていますから、本当ならば、下位打線…。
2アウトになりました。
多少、省エネ投法して、エネルギーを残したいんですけど、それもできない状況ではありますからね。
サード黒川君、よく今のも、難なくとって、スローイング。
今日はホームランも打っていますしね。
沢田は、地方大会も、5打数の2安打。
結果も残しています。
3アウトになりました。
ファウルフライという事になりました。
6回を終了しました。
またゲームが、ここを勝利したチームが、次の3回戦、ベスト16に進むことができるんですが、鶴岡東も鳥取城北も、まだこれまで、3回戦まで、進んだという経験はありません。
鳥取城北高校、沢田が先ほどフォアボールは許しましたが、しっかりと後続を抑えました。
鳥取勢というのは、過去5回、ベスト4があります。
まだ優勝はありません。
5回のベスト4のうち、4回は、戦前の出来事です。
鳥取中学、鳥取1中、現在は鳥取西高校なんですが、この高校が、ベスト4。
そして米子東がベスト4。
それ以降、ベスト4以上はありません。
半世紀以上ありません。
自分たちが、新しい歴史をつくるんだと、意気込んでいるピッチャー沢田です。
現在攻撃している鶴岡東としても、山形勢は優勝がなく、おととし、日大山形高校が、エースを擁して、県勢初のベスト4でした。
とってとられてという展開の中、丸山が、当たっています。
先ほども、今回も、アウトローのボール。
今度は変化球でした。
やはりボールをしっかりたたいていますので、打球も、速いですね。
一番嫌なバッターかもしれませんね。
今度は鳥取城北、やりかえしました。
ぶんぜんとした表情は、佐藤監督です。
バント失敗の後エンドラン。
ランナーを警戒して、1塁ランナーは、1塁上でとまりました。
本当に下位打線が元気な鶴岡東です。
竹本、今日初安打でつなぎました。
そして、今日3打数3安打です。
福谷です。
丸山君も、怖いバッターですけども、この9番福谷君も、今日は怖いです。
先ほどのタイムリーも、松本さんがおっしゃっていたのは、スロー映像を見ても分かるように、全く顔がぶれず、目線を外さず、最後までボールを見ているボールを見るのは、野球の基本とお話しされた、今日のゲスト、松本稔さんです。
みんな見ているようで、見てないという高校生が多いんですよね。
野球を始まったら、一番最初に教わることなんですけどね。
今のフルスイングも、何かストライクなんですが、やみくもではないという印象を受けます。
そうなんですよね。
投球コースにきちんと反応しているんですよね。
昨今の高校野球、エースで4番というタイプは、少なくなってきました。
1・2塁間やぶりました。
4打数4安打。
1点追加。
鳥取城北、エースナンバー辻井から、物すごい返球だったんですが、タッチプレーには、持ち込むことができませんでした。
この送球もすばらしかったんですが。
ちょっとハーフバウンド的になりましたね。
それにしても、4打数4安打の福谷。
お見事です。
タイムリーヒット、そしてライト、この辻井の悪送球、エラーがつきまして、ランナーそれぞれ進塁という記録です。
まず福谷のバッティングから、うかがってよろしいですか。
タイミングが、カーブに、ずらされた、泳がされた感じはあるんですけど、最後、前腕から手首にかけて、しっかりと1・2塁間、抜いていきましたね。
バッターボックスの田辺も、今日3安打。
本当に両チーム、得点を取り合って、目まぐるしく流れが動きます。
細身の体、164センチ、57キロ。
ただ、中学時代では、日本選抜メンバー入り、アメリカへ行ったこともあるそうです。
ピッチャーの沢田。
スライダーやチェンジアップ、こういったもので、タイミングを外そうとしているんですけども、鶴岡東のバッターが、きちんとついてきていますよね。
選球眼がいいというふうに言っていいるんですが、その通りのバッティングです。
3塁ランナー竹本が今かえってきました。
7点目。
鳥取城北が詰め寄るゲーム展開の中、鶴岡東高校が夏の初勝利に向けて、また突き放しました。
ボール球を見きわめて、高めを打って、相手バッテリーは、たまらないですね。
本当にインパクトまでボールを見るような形ができています。
今日は福谷が、4打数4安打。
田辺が5打数4安打。
本当に、これまで、地方大会、打ちまくってきたクリーンナップではなく、そのサイドのメンバーが、大活躍という鶴岡東のメンバーです。
これはこれで、チームに勢いが出るんでしょうね。
監督さんは、かなり喜んでいる感じだと思いますね。
タッチアウトのスタートを切ります。
8対3と、鶴岡東がリードをまた大きく広げています。
今日、最大の5点差がつきました。
何とか踏ん張りたい。
3人でエースナンバーを背中に背負いあって去年の秋は西坂が1番。
春は沢田が1番。
この夏からは、今ライトの辻井が1番。
3人で戦いあってきました。
投げ合ってきました。
鳥取城北沢田。
まだ試合は6回です。
センター、レフト、ショート、その三角地帯、ちょうど真ん中へ。
野球には、流れというものがあるんですけれども。
打ち取った当たりが、こうなってしまうのもまた野球。
3番柿崎君ですから、外野が下がりぎみにいた。
そして風もちょっと押し戻しましたかね、どうでしょうね。
今日は本当に、特に下位打線を中心に、打っていますから、鶴岡東サイドとしては、この4番阿部に、1本欲しいところ。
フェンス、ダイレクト。
1人かえる。
腰を痛そうにしているんですが、大丈夫でしょうか。
これで鶴岡東、9対3と、大きくリード。
ちょっと柿崎が痛んでいます。
これで先発全員安打の鶴岡東。
これはいい当たりでしたね。
打った瞬間、かなり手応えを感じていたような感じでした。
1塁ランナー柿崎が、3塁キャンバスを回ったところで、腰のあたりを強打。
プレーを続けます。
ようやく3つ目のアウトをとりました。
3番手の沢田。
しかしまだまだ、攻撃チャンスは、7、8、9、3イニングスを残っています。
ベンチから大きな声も出ています。
大きな4点が入りました。
7回表、鳥取城北、6点差を追いかける展開になりました。
力があると鳥取内でも、評判のチームだったんですが。
ただ、秋も春も、序盤での、悔しい負けが続いて、結構チームはミーティングを何度も何度も重ねたそうです。
そこから導き出した答えがつないでいく野球。
1日バントだけで、練習が終わるという日もあったそうですね。
いろんなバリエーションをふやして、それがチームの自信というものにもつながると思うんですよね。
鶴岡東が打線がつながりまして、一挙9点。
失礼しました。
先発全員ヒットをお伝えしたんですが、まだ2番の藤井君に、ヒットがありませんでした。
大変失礼いたしました。
ただ、ベンチからは、本当に明るい表情で大きな声が飛んでいます。
ラッキーなアウトになりましたが大丈夫でしょうか。
ここまで粘りのピッチング、福谷なんですが右足足首に、コールドスプレーをかけています。
マウンドで、すねか足首か。
左ピッチャーにとっての右足。
蹴りだしていく足になりますけれども。
どっちの足に当たっても、影響は出ると思うんですよね。
かなりしっかり当たってしまいましたね。
かなり、ボールが勢いよくはねていきましたからね、足の骨の芯に当たったような感じで打球が、勢いよく1塁方向に行きました。
ピッチング練習が許されます。
ブルペンが慌ただしくなってきました。
松崎の投球にも、やや熱が入り始めています。
福谷とは、小学校からの同級生。
お互いに野球を続けるからには、甲子園に絶対出ようなと声をかけ続けてきたそうです。
福谷は続投。
鳥取城北、1アウトランナーなし。
トップバッターの寺坂。
とにかく塁に出れば、相手をかき回す5秒8の俊足です。
この甲子園を決めて、何よりもうれしいのが、家族を甲子園に連れてくることができたのがうれしいですと、寺坂は言っています。
登録上、両投げとなっているんですが、寺坂は、ピッチャーの練習もしているんですけども、両方で投げるということは多分ないでしょうねと。
本人はちょっと苦笑いしながら言っていました。
この夏、地方大会では、打率は2割と、満足の行くものではなかった中、甲子園では、しっかりと選んで、出塁。
やっぱりピッチャーの福谷君、さっき足に当てたのが影響が出ていますね。
沢田、古市、太田というピッチャー、4人のピッチャーが投げていて、層の厚さには自信のある鶴岡東なんですが、控えのメンバーが出る可能性もあるかもしれません。
金川は、5回、チーム2点目、反撃の1点を生み出しています。
タイムリーヒットを打っています。
ランナーがつり出されてしまいました。
しかし、送球が乱れました。
鳥取城北高校、まずいプレーだったんですが、災い転じて、福となす。
ファーストの悪送球で、ファーストランナーはサードに進んでいます。
自慢の快足を生かして、3塁まで行きました。
盗塁も記録されます。
リスクはありましたけど、こういったところからチャンスを広げる。
これも、1つポイントだと思いますのでね。
生かしたいですね。
点差はあるんですけれども、ランナーがスタートを切ってきました。
6点を追いかけなければいけないですから、思い切った動きを見せていいと思います。
鳥取城北高校はここのところ、鳥取県内でも、活躍を見せまして、過去4回、甲子園に来ているんですが、チャンスになると、スシ食いねえのメロディーが流れるのが有名です。
選手は、おなじみのメロディーこういうのが流れると、選手は、力が湧いてきます。
内野は前進守備ではなかった。
1点オーケーの守備範囲。
鳥取城北、内野ゴロで1点をかえしました。
結果的には、ヒットはないけれども、自慢の足をバッターはちょっと中途半端な打球になってしまいました。
今日は福谷君は、ストライクゾーンから、ボールゾーンになってくるカーブに手を出し場面がありますね。
ファーストゴロ。
下がってボールをとりました。
藤井がボールをとって、3アウトになりました。
しかしこの回、鳥取城北高校は、1番寺坂のスピードも生かして、第1試合は、点の取り合い。
鶴岡東がリード。
第2試合は、関東一高、オコエ瑠偉の投打に。
走ることにも注目です。
第3試合には、春夏連覇以来、興南が、夏の舞台にやってきました。
第4試合も注目の三沢商業と花咲徳栄です。
今日2安打の丸山にデッドボール。
ノーアウト、ランナー1塁です。
放送席のお客様に、中央中等教育学校監督、松本稔さんをお迎えしてお送りしています。
先制のホームランを打ちました黒川です。
しっかりとバントを決めました。
ホームランも打ったんですが、つなぐ役割も、きっちりと果たして、鶴岡東がまたチャンスをつくっています。
先ほどもお伝えしましたけれども、鶴岡東は現在のチームになってから、もう秋春夏と、県内では無敗なんですが、秋の東北大会、あと1歩で敗れて、センバツ出場を逃しました。
いい当たりでした。
好プレーには何か沸き上がるように甲子園球場、大きな拍手が包んでいます。
ランナーと重なって、見にくいところだったんですけどね。
よくとりましたね。
今の拍手、雰囲気、甲子園のファンの皆さん、分かっていますよね。
今のが難しいプレー、さすがと。
そして、1点挽回したところですから、やはりこの回は、絶対に得点を許したくない場面ですね。
それだけに、いいプレーでした。
流れがここで、また失点しますと、鶴岡東に、傾いて、行きますのでね。
鶴岡東、次はピッチャー福谷というところなんですが、準備がおくれました。
今ようやく出てきました。
やはり打球を足に受けたので、アイシングをしたんでしょうね。
さあ、今日4打数4安打。
タイムリー1本。
思いきり振っていきました。
タイムリー2本。
センバツ出場は、あと1歩逃した鶴岡東なんですが、先ほどショートライナーを打った竹本が言っていたんですが、大曲工業の新聞記事を室内練習場に張って、みんなで日々見ていたそうです。
金川、守備が本当に成長したということなんですけれども、しっかりと金川が8回裏、5点差を追いかける鳥取城北の攻撃は、4番布袋から。
注目バッターというすばらしい当たりを右中間に飛ばしました。
放送席のゲスト、松本稔さんをお迎えしてお送りしている大会6日目、第1試合です。
何か、ちょっと笑みを浮かべて、バッターボックスに入ったキャプテンの布袋翔太です。
高校通算31本。
ファウルグラウンド、アウトになりました。
日本海で鍛えたがっちりとした体。
そして恐らく魚もいっぱい食べて、骨格、筋肉がすばらしいなという体なんですが。
初球フルスイングは、キャッチャー、ファウルフライとなっています。
1本ホームランを狙ったようなスイングでしたね。
バッターボックスは今日先発の辻井が入っています。
なかなかゲームの流れをつくることができませんでした。
ただエースナンバーを背負いながら打っても、5番を務めているという地方大会、決勝戦は、8番での出場だったんですが、今日は5番です。
足にボールが当たった影響も心配されますが、ただ点差がある中今ブルペンは、誰もいません。
福谷も松崎、2人で起用されてきたんですが。
松崎君、早い段階から、ウォーミングアップはしていたと思いますね。
この回、できれば、2点ぐらいは、かえしておきたいところですからね。
西村、榎、本当にこの6番、7番は、地方大会以降、大活躍を見せています。
西村は地方大会6割。
次は榎は、満塁ホームランも、地方大会で打っています。
本当に、高校野球にとって、監督さんにとって、楽観はできないでしょうけど、5点差というのは、どうでしょう。
確かに微妙ですよね。
デッドボールです。
1アウト1塁2塁です。
一つの流れで、試合が動いていくというのは、よくありますし、だからこそ100年間、人々を魅了してきた。
残り2回の攻撃ですけど、5点を追いつき、追い越すようなゲーム、幾度となく繰り返しされてきていると思いますしね。
いろんなスポーツ、いろんな競技がありまして、当然それぞれのスポーツ、ターニングポイントとか、流れというのはあるんでしょうけど、野球、高校野球というのは、流れというものが一般のファンの皆さんは、よく分かりますよね。
目に見えるといいますか。
気持ちの持ちようというのが当然あるんでしょうけど、それだけで、説明つかないような何かがありますよね。
その流れを持っていきたい、あるいは食いとめたい。
こういったいろんなことの狭間で、高校野球は、日々、戦われています。
乗って行きたい鳥取城北、乗せたくない鶴岡東。
この榎君の打席は、非常に重みのある打席になっていますね、この試合。
榎の長打になりました。
辻井が、今ホームにかえってきました。
8回裏、鳥取城北、4点差。
なおも1アウト、ランナー2塁3塁。
松本さんがお話しになったポイントになったこの榎の打席。
見事に、つないだ。
しかも長打。
もうちょっとでホームランですものね。
9対5、4点差です。
分かりません。
ただ、鶴岡東はまだ継投も気配はありません。
チームのムードメーカー、山口広大が佐藤俊監督の言葉を伝えました。
まだ福谷に託します。
バッターボックスに代打が起用されます。
垣内です。
ということは、沢田に代打を起用しました。
この後は、エースが恐らくマウンドに戻るでしょう。
勝負に出ました。
鳥取城北、山木監督。
鶴岡東、流れをくいとめられるか福谷。
フルスイングです。
この垣内は、背番号3番、レギュラーの選手です。
地方大会も、2年生なんですが、5試合に出場して、3割6分4厘。
レギュラーと、遜色ない成績を残してきました選手です。
気持ちが入っていますよね。
パワーヒッターです。
タッチアウト。
ホームイン。
鳥取城北、もう1点をかえしました。
9対6、3点差。
少し浅いところだったんですが、ちゅうちょなく3塁キャンバスから、西村がスタートを切ってきました。
2アウト目となるライトフライですから、今の決断は、もちろんということになるんですか。
いいと思いますね。
2塁ランナーも、よく3塁を陥れましたね。
高見が入っています。
今の2塁ランナーの進塁というお話がありましたが、2アウトになりましたけども、ランナーが2塁にいるか、3塁に行くかというのは、大きな要素ですか。
バッテリーにしてみたら、低めのワンバウンドはほうれないぞということになりますからね。
ベンチ前では先発辻井が次のピッチングに向けて、準備を行っています。
もう1点取りたい。
鳥取城北、8回裏、先発マウンドに立った、なかなかゲームをコントロールすることができず、2番手以降のピッチャーがまたつかまりました。
打力に関しては、2012年、春夏出場のあのときより上と、山木監督は胸を張ります。
そんな力のある選手たちが秋春と県大会の序盤で負けが続きました。
自分たちでミーティングを重ねて、つなぐ野球を徹底してきました。
見送りの三振。
ここは、福谷の粘り勝ち。
ただ、背番号1番を背中につけたとき、自分の中に、覚悟が生まれましたと。
辻井、沢田、西坂、この3人でお互いに秋以降、最後の夏、エースナンバーに選ばれたのが辻井でした。
うちのチームは、継投が多いんです、お互いにカバーし合って大変ですと言っていた辻井。
しかし、沢田も、西坂もベンチに下がりました。
もう自分しかいません。
辻井です。
放送席のお客様は、群馬中央中等教育学校監督、松本稔さんでお送りしている大会6日目、第1試合。
鳥取城北3点差まで詰めて、9回表、辻井がマウンドにかえりました。
辻井としましても、ホームランとタイムリーで2点は失いましたが、4回2失点で、ゲームの流れの中で、ピッチャー交代ということになりました。
結果的に、その継投が余りうまくいかなかったということは言えますけどね。
ここで2点、8回に取って、追い上げて、いい雰囲気になってきてますからね。
この辻井君のピッチングは非常に大事です。
ここも、鶴岡東が、1番からの好打順なんですね。
背番号1の意地にかけても無失点で抑えたいところですね。
高校生にとっての背番号って、どういうものだと思われますか。
どうなんでしょうね。
やっぱり130人の中からですからね。
それは重いものですよね。
130人の部員の中のエースナンバー1番。
この鳥取城北には、背番号0の選手といっていいでしょう。
マネジャーさんもいます。
祈るようにグラウンドを見詰めています。
鶴岡東、4安打の田辺が落ちついて、ボールを選びました。
すばらしいバントです。
2番の藤井。
1アウト、ランナー2塁になりました。
さて、守ります鳥取城北なんですが、ピッチャーの辻井がマウンドに上がりました。
背番号18番の釘宮がライトで起用されています。
お兄さんは日大三高の背番号11をつけまして、甲子園球場でマウンドで投げています。
先ほど走塁ですってんころりんユニホームは泥だらけ柿崎。
足の速い田辺が2塁キャンバス上です。
3番の柿崎の長打力も今日光っていますから、極端な前進守備は、外野はしていません。
セカンドライナー。
ダブルプレーになりました。
笑顔いっぱいで辻井がベンチに戻っていきます。
さあ、鳥取城北高校、3点差を追いかける9回裏は、力があると言われ続けながらなかなか結果が出なかった。
鳥取城北高校。
チームで、随分ミーティングを重ねたそうです。
ある選手が言っていたんですけれども、何度も何度もミーティングを繰り返して、つなぐ野球を徹底していこうと。
小さな野球をしていこうと。
ごみが目につけば、ごみ箱に入れる。
これが、野球のいいプレーにつながるはずだと。
チームで確認し合ってきました。
そして最後の夏、甲子園をつかんだ選手たちです。
1番寺坂から。
放送席のお話は、松本稔さんでお送りしている大会6日目、第1試合です。
松本さん、鶴岡東サイドは、ピッチャー、この最後、福谷に託します。
先ほど、ちょっと打球を当てた右足でしたね。
思うように動いてないような感じがありましたけど、このイニングは、さすがに、気持ちが入ってますね。
ただ3ボール1ストライク。
ここ、鳥取城北も、1番からの攻撃ですからね。
安食が、体がよじれそうに1塁へボールを送って、1アウト。
3ボール1ストライク。
ボールカウントがふえてきたというところなんですけれども、しっかり打っていくんだと振り抜きました。
今の寺坂君、何とか、どういう形でもいいから、出塁したかったですけどね。
バッターボックスは、背番号14、代打の迫田。
お兄さんは、2009年に夏、初めて甲子園に出たときの、キャプテンです。
お兄さんも、甲子園でヒットを打ちました。
打点を残しました。
2アウトになりました。
城北に入って、一時は、野球をやめそうになったけど、やめなかったことが、一番思い出深いですと、迫田は話をしていました。
2アウト、ランナーはありません。
鳥取城北、あとアウト一つ。
追い詰められました。
鶴岡東、夏の初勝利まで、あとアウト一つ。
背番号0のマネージャーも最後まで声を枯らします。
よく見ています。
2アウト、フルカウント。
あと1球は、この福谷。
最後、追い詰められたのは打席の3番藤原。
見送りました。
フォアボール。
何か、マウンド上の福谷、目をぎゅっとつぶりました。
ネクストにいた布袋君はよっしゃ来たそんな動きを見せました。
三者凡退ならば、めぐってこなかった甲子園のバッターボックス。
先ほどは初球フルスイングのキャッチャー、ファウルフライでした。
ただ、ここは、4番として、キャプテンとして、3点差、2アウト1塁。
何が大事ですか。
ボール球を振らない、相手を助けないということでしょうね。
目指してきたのはつなぎの野球です。
鳥取城北。
打球が速い。
高校通算31本の強打者。
去年の夏、準決勝、鳥取大会では、米子東戦、2打席連続ホームランを打ったそういう実績もある布袋。
1年生の秋から、鳥取城北でクリーンナップを務めています。
サードゴロ。
キャプテン、思いを込めたヘッドスライディング、及ばず。
試合が終わりました。
鶴岡東、夏の甲子園、うれしいうれしい初勝利。
初めての3回戦進出を決めました。
試合終了は、10時17分です。
お互いに勝てば初めての3回戦進出だった両チーム。
鶴岡東高校が4年ぶりの夏の舞台、見事に、夏の甲子園、初勝利を果たしました。
エース福谷が苦しいピッチングでした。
足に打球も受けました。
そんな中、6失点、完投勝利。
うれしい、夏の甲子園、初めての校歌を響かせた山形49校代表の鶴岡東高校です。
対します鳥取城北高校も夏の選手権、勝利は、2012年の1勝しかありませんでした。
初めての、学校史上初めての、3回戦進出を目指したんですが、こちらは、もう涙で、真っすぐ動けません。
歩けません。
西坂倖汰です。
西坂は秋の大会もアウトをとることができず、降板。
今日も悔しいピッチングだった。
役割を果たさなかった。
悔しい思いがあります。
放送席のお客様は、群馬県立、中央中等教育学校監督の、松本稔さんのお話でここまでお送りしてきました。
非常にお互い守備もよく、ピッチャーも複数枚数で勝ち上がり、ある程度の3点、4点という話もありましたが、お互いに点を取りました。
思った以上に、両チーム、打力がありました。
敗れるました鳥取城北、複数のピッチャーで勝ち上がってきたこの辻井、沢田、西坂。
お互い3年生です。
甲子園の思いを詰めます。
懸命に涙をこらえていた辻井なんですが、思わず、鼻をすする、そんなシーンがありました。
この夏から背中に背負った1番の誇りも、そしてこの背中は、最後、ヘッドスライディング。
見せました布袋キャプテンです。
最後までしっかり、キャプテンらしい一言です。
笑っています。
布袋が笑っています。
すごく悔しいと思います。
布袋キャプテン。
でも、にこやかに笑っていましたね。
やれるだけのことはやったという表情ですね。
日本海の海で鍛え上げた肉体は、印象的でした。
すばらしい打球も飛ばしました。
勝ちました鶴岡東高校は、4回目の夏の舞台にして、初めての勝利を飾りました。
学校の歴史にまた新しい1ページを刻みましたね。
この甲子園で、校歌を歌うという事ですね。
みんなこれを目標にして、来ています。
甲子園に出ることだけでも、すごいことなんですけども、初戦負けで帰ると、ちょっとやはり物足りなさがじわりと襲ってくるんですね。
山形代表としても、県勢の最高成績が、ベスト4になります。
まだまだ先、道のりは長いところなんですが、それに向けて、鶴岡東高校が、この福谷の活躍がありまして、見事に、初戦勝利です。
粘り強いピッチング、点を取られても、味方の援護もあって、しっかりと得点を積み重ねていきましたし、今日の福谷君は、バッティングが光りましたね。
6失点はしましたけれども、本当に福谷君が我慢強く、打球を足に当てましたけども、その後も、踏ん張ったということですね。
控えの背番号10番、松崎君も、地方大会、15回3分の2。
19奪三振という、力のあるピッチャーですから、松崎君を、次に向けて、起用していく場面もあるでしょうし。
1人で福谷君が、投げ切ったということも大きいでしょうね。
逆に、鳥取城北は、5回に、ピッチャー交代しまして、そこで、ちょっと失点がありましたよね。
この西坂が、とめることができませんでした。
涙がとまりません。
兄と同じ背番号でやってきたんですが。
それがあっただけに、鶴岡東の佐藤監督、やはり継投は難しいなという気持ちもあっての、完投だったように思います。
準備が整い次第、活躍選手のインタビューをお送りします。
放送席、勝った鶴岡東、エース福谷選手です。
おめでとうございます。
今日は、踏ん張って、踏ん張ってのピッチングでしたね。
もうちょっといいピッチングがしたかったんですけど、とりあえず、1勝できてよかったです。
7回に、ボールが足に当たったときは、大丈夫でしたか。
痛かったんですけど、ここで代わったら、エースじゃないなと思ったので、意地で投げようと思いました。
今日は特に、マウンド上で、時折笑顔もありましたね。
やっぱり、こういう場所で、試合ができているので、最後まで、楽しんでやろうと思いました。
今日は投げるだけではなくて、打っても4安打でしたね。
思いどおりにバッティングができたので、よかったです。
今日の自分、打つほうと、投げるほう、どちらで、よかったなと思いますか。
バッティングですね。
これで、チームとしては、初めての夏の甲子園、初戦突破です。
次の試合、どんなプレーをしましょうか。
今日の試合のミスなどを次の試合までに修正して、あとまだまだ勝ちたいので、一戦一戦、戦っていきたいです。
次も頑張ってください。
ありがとうございました。
ABCの北條瑛祐アナウンサーがインタビュアーで、福谷優弥君のインタビューをお送りしました。
群馬県立中央中等教育学校の監督、松本稔さんとともに、お送りしてきました。
とつとつとお話ししてくれました福谷君なんですが。
落ちつきがありますね。
冷静です。
痛かったですと。
痛かったでしょうね。
かなりボールがはねましたけども、打っては4安打、投げても完投勝利。
ピッチャーもまだまだ控えていますので、次が久しぶりに楽しみになります。
次は、関東一高と、高岡商業の一戦。
石見智翠館と興南、三沢商業と花咲徳栄、楽しみがまだまだ続く甲子園球場です。
改めまして、お送りしました。
朝からありがとうございました。
どうも失礼いたしました。
甲子園球場は、大会6日目を迎えました。
第1試合、鳥取城北対、鶴岡東の試合が終わったところです。
おはようございます。
ABCアナウンサーのヒロド歩美です。
昨日の第3試合から、2回戦が始まったということで、ベスト16をかけた戦いが始まりました。
鶴岡東、16安打、そして夏の甲子園、初勝利ということになりました。
それではハイライトで振り返りましょう。
両チーム、1点ずつ取り合い、迎えた6回、1番田辺君がタイムリーヒット。
勝ち越しに成功します。
5回、1点を返し、4点布袋君。
5対3と、差を縮めます。
それでも7回、鶴岡東は、1番田辺君が、この日、4安打めとなる、タイムリーを放つなど、一挙4点を奪いました。
8回の鳥取城北は、ランナーをためて、7番榎君が、この当たり。
7回、8回で、3点をかえし、9対6と、詰め寄ります。
9回、鳥取城北は、2アウトながら、ランナーを出し、粘ります。
バッターは4番布袋君。
9対6で、鶴岡東が、夏初勝利です。
大会6日目、第1試合は、9対6で、鶴岡東が勝利しました。
勝ちました鶴岡東は、大会10日目、第2試合で、3回戦を戦います。
そして、先ほどのねったまアルプスリポートのふたりに来てもらいました。
おはようございます。
ABCアナウンサーの福井治人です。
テレビ朝日アナウンサーの紀真耶です。
1塁側のリポートをしてくれました福井さん、勝利の女神がいましたね。
すごいチームの中のよさが伝わってきたんですけれども。
鳥取城北高校、とにかく仲がいいんですね。
マネイジャーのお話に寄れば寮生活の野球部の中で、お菓子やジュースを禁止するといった、禁止令があるんですって、それが唯一許される日があって、それが野球部の誕生日の日に、みんなでお菓子持ち寄って食べて、お祝いするという話でした。
一方で、3塁側のリポートをしてくれました紀さん。
応援団長の岸本君に、お話を聞いていましたね。
実は、甲子園の大会から応援団長になったということなんです。
それまでは、違う人がやってたんですか。
ふだんどおり、3年生が、地方大会で応援団長をやっていたんすが、岸本君の、ダイナミックな応援と、腰を振って盛り上がるダンスで、応援団長を任されたと。
推薦されたということなんですね。
岸本君の、初日の応援ということで、その思いが伝わって、勝利したのかもしれないですね。
秋田代表の秋田商業、アルプスには、たった1人で、マネージャーを務めた、伊藤さんの姿がありました。
夢の甲子園で、女性が見た球児とは。
「新たな夏、プレーボール。
」。
甲子園に憧れるのは、球児たちだけじゃないんだなというのは、伊藤さんを見て、感じますよね。
ここでお知らせです。
高校野球の歴史の中で繰り広げられた幾多の名勝負をDVD映像と、マガジンで紹介する。
DVD映像でよみがえる高校野球不滅の名勝負。
全12巻、全国の書店などで、好評発売中です。
続く第2試合ですが、東東京代表関東一高対、富山代表・高岡商業の対戦です。
28盗塁と抜群の機動力を武器に、決勝まで一度をリードを許す事なく、圧勝してきました。
ナイジェリア人のお父さんを持つ1番オコエ君を筆頭に、俊足ぞろいのメンバーで、相手を揺さぶります。
対する3塁側も、機動力が売りのチーム。
試合ごとに活躍する選手が変わる高岡商業。
グラウンドで、駆け回る、両チームに注目ですね。
第2試合、東東京代表関東一高対、富山代表・高岡商業の一戦、当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
高曇りの空甲子園球場の空。
大会も6日目に突入しています。
今大会は注目選手が多いんですが、オコエ選手も登場します。
1塁側の関東一高。
この人がオコエ瑠偉。
高岡商業は3塁側に陣取って、間もなくゲームが始まろうというところです。
大会6日目、第2試合、放送席のお客様は、埼玉春日部共栄野球部監督、本多利治さんをお招きしています。
注目の一戦という言い方でいいですよね。
そうですよね。
機動力野球では健大高崎にも匹敵するような。
地区予選が圧倒的ですからね。
決勝戦をテレビで見ましたけど、本当に力強いです。
この試合のお客様は、春日部共栄野球部監督、本多利治さん。
1993年、夏の甲子園、準優勝を経験されました。
あのときの決勝戦も曇り空みたいな感じでした。
早速、アルプスものぞいてみましょう。
まず、3塁側、高岡商業サイド。
テレビ朝日の山崎弘喜アナウンサーです。
高岡商業の応援部は、21人中、13人が女子生徒で構成されています。
女子生徒も男子生徒と同じように学らんを着て応援します。
一たび応援が始まれば、大きく太い声で応援を送ります。
7年ぶり17回目の登場となる高岡商業サイド、1塁側、関東一高です。
山木翔遥アナウンサーです。
伝統的なかけ声があるんですよね。
あります。
甲子園にこの声が鳴り響くことを期待します。
両校の甲子園への道のりを振り返っておきましょう。
両校、この試合の激突の見どころです。
5年ぶり6回目の出場、東東京代表、関東第一。
走攻守、三拍子そろったオコエ瑠偉。
センター前ヒットがツーベース。
甲子園でも旋風を巻き起こす。
7年ぶり17年ぶりの登場。
高岡商業。
北村太聖が9回、7奪三振の好投。
こちらが3塁側、富山代表、高岡商業です。
2回戦からの登場で、コールド勝ちあり、いろんなパターンで勝ち上がってきたのが高岡商業。
相手チームというのは特に意識せず、自分たちの野球ができるかというのを監督さんも選手も繰り返していましたね。
ゲーム前に望む選手たちの表情。
凡打しても、いいぞいいぞと声をかけるという。
そういうチームづくりは大事ですよね。
吉田監督は、ミスが出ても常に前向きに積極的に貫く野球をしたいんだと。
守りも攻めなんだという話をなさっていました。
そして、1塁側、関東一高です。
5年ぶり6回目の登場です。
ごらんのように、大差のゲームばかり。
危なげなく、強い学校に対しても大差を持って勝ち上がってきたと。
戦力の高さがうかがえます。
打力に力がありますよ。
チーム全体としての走力、これが大きな武器になっていますよね。
本多さんの春日部共栄は、関東さんとの練習試合とかはどうでしたか。
やらせてもらったことはないんですが、よくテレビで見ます。
よく似たチームといいますか、足の速さでは話題になる健大高崎とも試合をやってお互いに刺激を与え合ったということがあったそうですが。
ごらんのように、関東一高、東東京大会での盗塁数が28ですからね、この数がこの甲子園球場でもいかに炸裂するかということが今から楽しみであります。
高岡商業はランナーが塁に出ると走ってくるということはある程度覚悟はしないといけないけど、いかに走りにくい投球、キャッチャーとの連係をということでした。
スタートの切り方など、いかにふだんどおりにさせないかということを工夫しますと。
お互い、大会6日目ということで時間があったので、両チーム、敵チームの研究はなされてきたみたいです。
両校のチームが整列です。
1塁側から関東一高、3塁側から高岡商業です。
先攻は富山代表の高岡商業です。
待ち望んだ大舞台に登場です。
リードオフマンが石黒からということになります。
守る関東一高、マウンド上のピッチャーから順にご紹介しましょう。
チームを率いています米澤貴光監督です。
39歳。
甲子園球場センバツの経験なども含めまして、大変に見識の深い監督でもいらっしゃいます。
いよいよ注目の一戦が始まります。
マウンド上は関東一高、背番号10番、サウスポーの阿部武士。
甲子園の1球目はボールでした。
いきなりボール3です。
先頭バッターがどういうふうになるのか、互いの気持ちの高まり、あるいは落ちつき、外れてフォアボール。
明暗が分かれるところであります。
高岡商業が立ち上がり、先頭バッターが出塁。
関東一高のうわさはもちろん、各選手、耳にはしているわけで、自分たちが自分たちのペースで願わくば先制点ところもあるでしょうが。
願わくば先制点ところもあるでしょうが。
ランナーが飛び出してしまって、あっという間にこのピンチが2アウトランナーなし。
ボールがクリアされました。
とらえたように見えたんですが。
助かりましたね。
ランナーが飛び出してしまって、守る関東一高としては流れがたった1球で来ました。
3番の田越がバッターボックス。
先頭バッター、フォアボール、バッターがライナー、ダブルプレー。
しかし、まだノースリーです。
阿部君です。
ストレートのフォアボール。
リードするキャッチャーの鈴木。
立ち上がりがちょっと違うマウンド上の阿部です。
ボールサインかもしれません、振ってくれました。
バッターボックスは2年生の堀内。
富山大会でホームラン1本。
アベレージは1割8分8厘です。
甲子園に来ると、県大会関係なしにこの大勢の人の中で野球ができるんですから、気持ちも乗ってきますよね。
富山大会では自分が打たなきゃというのが焦りになってしまった、かえってスランプに陥ったという堀内です。
しばらくは様子見スタイルになるんですか。
甘いボールは見逃さないほうがいいですね。
2ボール1ストライク。
手元で微妙に動いているケースがあるかもしれません。
ちょっと浮いたように見えました。
1アウトでランナー1塁の高岡商業ですが。
富山大会で盗塁1個の田越。
フルカウントです。
既にフォアボールを2つ与えています。
ダブルプレーでアウトをとったんですが、その後、またフォアボール。
その後、またフォアボール。
3アウト。
1回表、1回裏、守りについた高岡商業。
マウンド上、ピッチャーは林陽太です。
注目のバッター、先頭バッター、オコエが入って1回裏。
関東一高の攻撃です。
セーフです。
ファースト強襲。
一気に2塁。
2塁打ですよね。
横にはじいて、オコエはもうスピードを緩めずにあっという間の2塁。
速い。
右バッターで。
足の速いランナーというのは常に先を狙いますからね。
最初から狙っていましたよね。
関東一高、いきなりチームの元気印の源になるのもオコエ選手なんですが、その出塁になりました。
バッターボックスには8盗塁の井橋。
オコエは6盗塁。
チームの盗塁の4分の3ぐらいを1番から3番で決めているという格好になります。
ごらんのような盗塁数。
ピッチャーの牽制がそれた。
あっという間にオコエ君は3塁を陥れています。
ピッチャーのエラー。
ちょっと呼吸が合わなかったところなんですが、すきを突いての走塁。
これも大きな武器という、オコエ瑠偉が3塁へ。
マウンド上の林君からすると、あれよあれよという間にノーアウト3塁。
今、ちょっと無駄な牽制でしたね。
東東京、18打数18安打。
6割6分1厘。
得点圏、3分の2、チャンスでヒットを打っている。
ファウルになりました。
ファウルゾーンに打球が飛んでも、オコエ君ならスタートを切るでしょうね。
そうでしょうね。
まだ回も早く、関東一高、先制のチャンス、1回裏。
バッターボックス、2番の井橋。
空振り三振。
1つアウトをとりました、マウンド上、林陽太。
今のはうまく攻められましたか。
いいところを投げられましたね。
明るさでチームを引っ張るのがオコエならば、静かなキャプテン、信頼感のあるキャプテン、伊藤がバッターボックス。
初球はじっくり見ているという感じでした。
相手ピッチャーの変化球を無理せず、反対方向へ。
ごらんのようなコメント。
非常に謙虚な言葉の中にも…、バッターボックスには伊藤が入っています。
この人の脚力もオコエ、井橋に引けをとりません。
キャプテン伊藤の先制タイムリーヒット。
俊足、オコエがゆっくりホームイン。
バッターランナーは1塁に戻っています。
関東一高、キャプテン伊藤、3塁ランナー、オコエ瑠偉をルンルンとホームに迎え入れるようなそんなタイムリーヒットにしました。
キャプテンがいきなりこの甲子園でも先制打。
東東京代表、関東一高。
バッターボックスにこの夏、初めて4番になりました。
4番に戻ったというべきでしょうか、五十嵐が登場です。
高校通算43本。
昨日はフリーバッティングを30スイングほどして、柵越え10本だったそうです。
甲子園での目標はというと、ホームランはとりあえず3本は打ちたいと。
相当自信があるんでしょうね。
ここで今度は足を絡めて揺さぶりつつ、五十嵐君に長打が出れば問題はないんですが、そうでなければ一気にホームに戻るという可能性もあります。
走れば全部盗塁成功という伊藤です。
アウトです。
2年生、堀内、俊足ぞろいの関東一高。
ボールがそれたんですが、ちょうどランナーと重なる側のほう。
うまくアウトにしまして、2アウト、ランナーがなくなりました。
4番の五十嵐がバッターボックス。
最初の盗塁機会をさしたとなると、関東一高もまた違うムードを感じるかもしれません。
お互いに今日のゲームに至るまで、じっくり準備はしてきたという関東一高。
そして、富山の高岡商業です。
しかし、また2アウトからランナー1塁です。
打ちたいと5番長嶋。
東東京大会でもよく打ってきました。
このクリーンナップというより、1番から5番まで非常に強力。
2番バッターの井橋君をうまく三振にしとめたり、林君は1点失っていますが。
ちょっと変化球が高いんですよね。
低めにやつは低めがいいですよね。
今のが1つ参考になるでしょうかね。
3番の伊藤に打たれたカーブが高かったですからね。
縦のスライダー、このスライダーと2種類あるそうです。
三振をとるときはこの縦のスライダーをよく使うそうです。
ワイルドピッチと出るでしょうか。
2アウト、ランナー2塁。
また得点圏にランナー。
打席に5番の長嶋が入っています。
打点が10あったという長嶋。
右ピッチャーでも、スライダーを投げるとワンバウンドした後のバウンドというのはストレートなんかと全然違うそうですね。
難しいんですよね。
スライダーを随分多投しています。
3アウト。
しかし、1回裏、1897年、学校創立。
スクールカラーのえんじ色に染まっています。
高岡商業の控えのメンバーです。
バッターボックス、2回表は吉国からという高岡商業。
富山47校の頂点に立ってこの甲子園へ。
関東一高、立ち上がり1点。
追いかける高岡商業ですが、このイニングも阿部武士、ボール、ボールと来ています。
ここでストライク。
見ていると球威、球速で抑えるタイプではないので、やっぱりコントロールがしっかりついてないとね。
左バッターに対してのアウトコースがちょっと制球がよくないですよね。
今日は4人,左バッターがスターティングメンバーに出ている高岡商業。
セカンドフライで1アウト。
監督自身がごらんのように凡打でも声で迎えています。
札幌南高校のときに夏の甲子園を経験しています。
5回ぐらいまで,何をやっていたのか記憶にないぐらい舞い上がって緊張していたと。
そういう経験があるから,選手に笑えとか,勇気を与える言葉を投げかけているんじゃないでしょうか。
バッターボックスには6番中川。
守りのほうでもチームの要。
伊藤。
オコエがバックアップに走っています。
チームの中で今何をするべきか,よく動いている関東一高。
スローカーブで来ました。
スローカーブで来ました。
バッターボックスには7番の北田。
高岡商業、7年ぶり17回目。
富山県勢としては、県勢最多を17回更新しているという高岡商業。
富山県も北陸新幹線が通りましたので、お客さんの旅行先としてもつとに有名になりました。
夏は準々決勝までの進出が2度。
春センバツは1987年、59回大会。
PL学園と戦ったのが1987年ですから,スターぞろいのPL学園。
1点先行している関東一高。
2回裏。
6番の鈴木から。
キャッチャーは外寄りの構えなんですが、意図的にボールが内寄りに来ているのか、コントロールが取れていないのか。
うまく落とした。
縦のスライダー、空振り三振。
本当に狙って投げている、そして予定どおりの結果を手に入れているという感じでしょうか。
追い込んで、あそこのボールは見送ることは難しいですからね。
打席に黒田。
ボール先行になるシーンもあるんですが、表情を見る限りは林君は追い込まれたように感じませんね。
甲子園に来て楽しもうというのを徹底しているんじゃないでしょうかね。
甲子園に来て楽しもうというのを徹底しているんじゃないでしょうかね。
それを象徴するのは、ベンチで見守る吉田真監督なの笑顔なのかもしれません。
しかし、フォアボール。
ランナー1塁。
かつての名将、箕島高校の監督だった尾藤公さんがふだん笑わないのに甲子園では笑っている。
選手は余計に引き締まったらしいです。
監督さんがベンチで笑ってくれると選手は思い切ってできますよ。
表情1つ、それぐらい多感な時代、高校生の時代、監督さんの表情も選手たちのエネルギーになる、いろいろあるんでしょうね。
緊張するなと言っても緊張しますからね。
こういう大舞台ですからね。
1アウト、ランナー1塁というところ。
打線は下位なんですが、塁に出るとこの人も東東京大会でも盗塁を3つ決めてきているという脚力の持ち主。
3ボール1ストライク。
ランナーに気を取られ過ぎると,ボールカウントを悪くする。
ボールカウントを悪くする。
落ちついて2アウト目をとっています。
東東京大会、アベレージ1割4分3厘だった阿部で終えられるのか、阿部がつないでオコエに回るのか。
差が出てきそうです。
盗塁を意識し過ぎてアウトコースのストレート中心になっていますからね。
バッテリーは少し考えたほうがいいですよね。
相手チームもこの一回りでマウンド上、林陽太投手の傾向をつかんでいると思いますが。
特に関東一高サイドのほうは相当、富山大会のビデオなんかを見たそうですが。
2ボール1ストライク。
1塁ランナー、ゆっくりリードを取る黒田。
ファウルゾーンです。
自分のタイミングで完璧にバットを振ったのは3番伊藤君ぐらい。
オコエ君も出塁はしているんですが、右方向の打球でした。
打球自体は強かったですね。
1対0。
放送席のお客様は、埼玉春日部共栄野球部監督、本多利治さんをお招きしています。
1993年、準優勝をされている監督さんです。
高岡商業、3回表の攻撃。
阿部投手にとっても3イニングス目。
ごらんのように、東東京大会、阿部投手が投げて小松原投手がリリーフするというパターンも結構ありました。
エースナンバーは田邉。
ピッチャーの林からという高岡商業。
立ち上がりはちょっとフォアボール連発ぎみだったんですが、本来のコントロールになってきたでしょうか。
フォームも滑らかになってきましたよね。
本多さん、準優勝のときも2年生ピッチャー,非常にすぐれたコントロール球速もなんですが、度胸もすぐれた2年生ピッチャーを擁されましたが。
度胸がよ過ぎまして、強気な発言をするものですから、ひやひやしたものですが。
大舞台で強気の少年は非常に頼もしく見えるでしょうがね。
例えば、そんな投手でも1戦目の立ち上がりでは本来の力が出なかったりとか。
やっぱり緊張していましたね。
青空も一部見えかけてはいるんですが、昨日までのような青空ではありません。
甲子園球場。
週の半ば以降、関西地方、ひょっとしたら雨が降るかもと言われているので。
日程が進むに従って私も早めに家を出たんですけど、うろこ雲が見えると秋の風情かなというふうに思ったりもしました。
真っすぐが6割近いというマウンド上の阿部武士。
ボール先行ですが、どのボールでカウントを整えるか。
真っすぐ系ですね。
チェンジアップか。
これで3ボール1ストライク。
ファウルです。
ラストバッター、高橋が打席に入っています。
高橋が打席に入っています。
米澤監督、継投のタイミングをはかるという話が再三ありました。
ショート、あるいはセンターのセンターラインの強さを改めて感じさせる関東一高です。
うまいですよね。
足からボールを無げにいこうというしぐさが見えました。
内野手は足で取って、足で投げるのが基本ですからね。
天性というところもあったりするんですか。
足の速さとかもありますからね。
またちょっとボール先行です。
大きなカーブはなかなか決まりづらい阿部です。
3ボール。
先頭バッターは石黒。
3ボールでしたので絶好球に見えましたが、1球見ました。
次が勝負球。
振りたくなるようなところから、フルカウント。
外れました。
フォアボールで2アウト、ランナー1塁。
石黒君に聞くと、バッティングには自信があるけど、足はと聞くと、1番なんですが、自信ありませんと。
実に正直者でした。
そう言って、だっと走るという可能性はありますけどね。
バッターボックスの駒方。
2アウト、ランナー1塁なんですが,この形でピッチャーを揺さぶります。
判定はただストライク。
判定はただストライク。
外いっぱいですが、ちょっと外れたようです。
2番の駒方。
富山大会で3割8分9厘と、高いアベレージを誇った2番バッター。
左ピッチャーですので、ランナーの動き、特に1塁ランナーは正面に見えます。
今のバッターの打ちっぷりを見ていると、あんまり引っ張り込んでというふうには見えませんでした。
右バッターに対してはアウトコースが多いですからね、アウトコースを右中間に持っていきたいですね。
チーム全体としてもそういう徹底ぶりがあるか。
守る関東一高、攻める高岡商業。
吉田監督の思惑は、吉田監督の思惑は、3回途中ですが、球数が50球を超してきている今日の阿部武士。
今の一球で勝負したかったんでしょうかね。
ちょっと打球が速いですかね。
ちょっとひやっとする高さでした。
2アウトフルカウントですから、1塁ランナーがスタートを切っています。
3アウト。
3回表終了の高岡商業、50mを走れば5秒9.6という快足の持ち主。
第1打席はいきなりこの当たり。
本人にとっての会心ではなかったんでしょうが、ファーストが横にはじいたすき。
見事でした。
そのオコエがバッターボックスです。
打席に入っているオコエ瑠偉。
お父さんがナイジェリア人ということなんだそうです。
緩い変化球を使っています。
最近は高校の陸上でもそうですが、国際結婚が多くなりまして、非常に多士済々な若者が出てきています。
楽々の三塁打。
一振りで右方向の打球で3塁打。
体も大きいんですが、本当に足が大きく、一歩一歩のスライドが大きいというのが分かるような、豪快というのが合っていますよね。
これが関東一高の攻めのパターン。
高岡商業の林君がストレートが高いですよね。
長打になりやすい高さですね。
もう少し低めに集めたいですね。
3塁ランナーがオコエですので、ワンバウンドボールもひやりとしました。
守る高岡商業。
失った点はまだ1点だけ。
ノーアウト3塁。
厳しいですが、踏ん張れるか。
フォアボールです。
タイムを取ります。
守備のタイムを先に取ります。
高岡商業は吉田監督。
選手が走ります。
3塁ランナーとともに1塁ランナーもこの後、揺さぶりの可能性があります。
それを十分承知した上で、相手チームに引きずり込まれないように、自分らしい野球をしたいと話していました。
高岡商業のナイン。
吉田監督。
チャンスでバッターボックス、頼りになるキャプテンの伊藤。
先制タイムリーの伊藤でもあります。
放送席のお客様に、埼玉春日部共栄野球部監督、本多利治さんで、関東第一対高岡商業の一戦をお送りしています。
2015/08/11(火) 07:55〜11:35
ABCテレビ1
第97回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第6日 第1試合 第2試合
【第1試合 8:00〜】
鳥取城北(鳥取)×鶴岡東(山形)
【第2試合 10:30〜】
関東一高(東東京)×高岡商業(富山)
詳細情報
◇ゲスト
【第1試合】
松本 稔(中央中等教育学校 監督)
【第2試合】
本多利治(春日部共栄 監督)
ジャンル :
スポーツ – 野球
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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