当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫今日は熱帯魚です。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日のコメンテーターのご紹介です。
おなじみの憲法学者の木村草太先生です。
よろしくお願いします。
まず、雨に関して北海道の情報なんですが根室地方記録的短時間大雨情報が出ております。
9時段階、北海道で記録的短時間の大雨がありまして別海町中部付近でおよそ1時間に80ミリというふうに出ております。
別海町が画面中央からやや右のところに映っておりますが別海町の町役場の方にお伺いしたところ町内の道路の2か所で冠水しているところがあると。
それから、半地下になっている車庫のお宅で車庫が完全に浸水しているという情報があります。
別海町でも画面向かって右の方向東の方向に雨の中心はすでに5分ほど前ですが雨雲レーダーによると映っているのがわかると思います。
先ほど中部で大変な雨だとお伝えしたわけですがこのように刻一刻動いているわけですね。
心配です。
次のニュースをお伝えします。
画面切り替わりまして鹿児島県の川内原発ほのあかりといいますか今、見えてきた1号機が左手のほうに映っていますが奥のほう。
この1号機が、明日再稼働ということになります。
制御棒が明日抜かれる。
そして、再起動。
夜の11時ですから25時間ほどこのあと経ちますと臨界点に達するということになりました。
誰が責任を持つのか。
どこが責任を持って再稼働とするのか。
≫福島での事故後作られた新規制基準のもとで初めての再稼働が明日、行われる。
九州電力川内原発の1号機。
避難計画、火山などさまざまな問題が指摘される中の再稼働。
≫鹿児島県薩摩川内市。
≫九州電力の川内原発1号機で明日午前10時半起動レバーが倒される。
≫分かれる賛否。
福島から駆けつけた人は…。
≫福島の教訓は生かされているのか。
≫しかし…。
≫九州電力は我々の取材にこう答えた。
≫福島では賠償などの費用を東電が払いきれず現時点で、国は最大9兆円を肩代わりすることになっている。
≫明日、川内原発1号機が再稼働される。
≫再稼働に関しまして多く横たわっている課題のほんの一部分を今、ご覧いただいたにすぎないと思うんですね。
もちろん、地元の方々は原発が動くことによって日々の暮らしがきちんと保たれるというご商売をやってらっしゃる方が多いわけですから原発あってこその暮らしという。
そういうところもちゃんと見なきゃいけないのはわかりますがひとたび福島のあの事故を考えると事故が起きたときの責任の所在はどこにあるかというところから始まってさまざまな課題あると。
そこをクリアしての再稼働ではないのかという。
その視点に立って明日も詳しくお伝えしていこうと思います。
がらっとかわりましてこちらをご覧ください。
御巣鷹の尾根です。
あの日航機の123便からあの墜落から30年が経とうとしています。
もちろん、今となってはもう亡くなった方々はあの悲しみは戻ってこない復活はできないあの世界は、日常はということがあるんですけれどもしかし、大事なのは今後のためにと考えたときにあの事故のときにはですね墜落してから救助活動が始まるまでおよそ13時間かかったわけですね。
これをもうちょっと短縮できればもうちょっといいことが起きたんじゃないかという想定ができるわけです。
それに関して30年前のことですがぽつりぽつりと語ってくれている方がお二人を今日は紹介したいと思います。
前提としてもう1つ申し上げたいのはあれ?もうちょっと迅速に墜落現場が見つかったんじゃないかと今の私たちは考えがちなんですが30年前はテクノロジーが全く違います。
スマホもなければGPSもなかった時代です。
≫もっと早く言うべきだったかなと後悔もありますし。
≫元航空自衛隊のパイロット池田企洋志さん、60歳。
日本航空123便が墜落したあの日上空で見たことをずっと自分の胸にしまい込んできた。
≫30年もの沈黙を破り初めて語られた証言。
≫どこから手をつけていいかわからないほど捜索の人たちも呆然と見つめているといった感じです。
≫乗員・乗客524人を乗せた日本航空123便のジャンボ機が群馬県御巣鷹の尾根に墜落した。
死者520人生存者は、わずか4人。
単独の航空機事故としては今も史上最悪の死者数となっている。
これは、事故当日羽田空港離陸直後に撮影された123便の実際の映像だ。
午後6時12分に離陸した123便は夏休みの家族連れなどでほぼ満席状態で伊丹空港へと向かった。
離陸から12分後の午後6時24分。
伊豆半島手前で突然、異変が発生。
機内の圧力を保つ圧力隔壁が破壊され、客室内の空気が一気に後部へ流出し垂直尾翼が吹き飛んだとされている。
圧力隔壁の破壊は修理ミスによる疲労亀裂によるものとされている。
異常発生時のボイスレコーダーに記録されたコックピットのやり取り。
≫スコーク77とは管制に伝える緊急救難信号だ。
よほどの緊急事態が起きない限り出すことはない。
≫フライトレコーダーの記録によると123便は伊豆半島を通過した後右に旋回し富士山の西を通過。
機内で撮影された写真でもはっきりと富士山が確認できる。
操縦不能が続く123便は横田基地の目前で左へ旋回し奥多摩の山岳地へと飛行する。
このとき、地上から撮影された123便の写真。
垂直尾翼のほとんどがなくなっているように見える。
≫迷走を続け群馬県の山中へと入っていった。
そして…。
≫墜落前の123便を目撃した元航空自衛官の池田企洋志さん。
これまで長い間口に出せなかった目撃情報をなぜ、証言することにしたのか。
≫池田さんは1973年に航空自衛隊に入隊。
日航機が墜落したその日は副操縦士としてC1輸送機に乗っていた。
事故当日の午後5時過ぎ輸送機は宮崎の基地を離陸し埼玉の入間基地に向かった。
≫池田さんが乗っていた輸送機と123便の航路を照らし合わせると伊豆半島上空のこの付近で目撃したことになる。
まさに、123便に異常事態が発生した直後だとみられる。
≫飛行機がこういう状態で我々が高い高度にいるにもかかわらずその機体はどうだったかっていうとこの翼の反対のエンジンが見えるほど傾いて我々の目の前を突っ切っていったってことですね。
≫池田さんに監修してもらいコックピットからどのように123便が見えたのか再現してみた。
前方から飛行機が徐々に肉眼で見えてきて傾きながら右に旋回したという。
≫池田さんは垂直尾翼の状態までは確認できなかったというが…。
≫私たちの目の前を通ったときに煙なのか、水蒸気なのかわかりませんが一瞬、機体から離れたところに出たと。
≫すでにこのとき、123便は緊急救難信号を発信している。
これは、管制に向けたもので何が起きているのか周りの飛行機には把握できない。
そのため、池田さんは123便がそこまでの緊急事態だとは思っていなかった。
更に…。
≫結果的にそのまま飛行を続けた池田さんは入間基地到着後に123便が消息を絶ったことを知りそこで初めて目撃情報を報告した。
30年前のあの日。
目撃情報を管制に伝えていれば123便を追尾していれば。
時間が経つにつれてそのことが頭から離れなくなっていった。
≫追尾していたら機体の状態がわからない123便の機長たちに垂直尾翼の大半がないことなどを伝えられたかもしれない。
更に、管制に123便の飛行ルートや墜落現場も伝えることができたのではないかと池田さんは考えている。
≫生存者の証言によると墜落後周辺からは助けを求める複数の声や家族を名前を呼ぶ声も聞こえていたという。
迅速な救助活動ができなかった大きな要因は墜落現場の特定にあった。
123便の機影がレーダーから消失してから4分後航空自衛隊はF4戦闘機をスクランブル発進させる。
そして、救難ヘリコプターを緊急出動させた。
最初に米軍の輸送機が。
次に航空自衛隊の戦闘機が。
その後、救難ヘリコプターが墜落現場上空に到達した。
これは、そのとき救難ヘリコプターが撮影した21枚の写真。
手持ちでの撮影のためぶれているが暗闇の中に広がる炎をしっかりと捉えていた。
それぞれの航空機が伝えてきた墜落現場の位置を、見てみる。
御巣鷹の尾根に一番近いところで3kmの地点にある。
30年前は今のような精度の高いGPSシステムはなくタカンといわれる方法で墜落地点を特定しようとしていた。
タカンとは、基地から発信される電波をもとに航空機が自らの位置を特定するシステム。
数キロの誤差が生じることもある。
しかし、墜落現場として最初に発表されたのは飛行機からのタカン情報ではなく御巣鷹の尾根からなんと8.5kmも離れた長野県の御座山だった。
御座山とされたのは警察に寄せられた目撃情報。
その後も情報は錯綜し現場が特定されたのは夜が明けてから。
墜落して、およそ13時間後。
ようやく救助活動が始まった。
我々が入手した文書。
これは、航空自衛隊が墜落の1か月後に開いた検討会議の議事録だ。
ここに気になるひと言があった。
≫タカンがかなり正確であるということは実はあとで知りました。
自信を持ってい司令部に言うべきだったと考えています。
≫どういう意味なのか。
この発言をした本人から話を聞くことができた。
吉田徳一郎さん、76歳。
航空機事故の捜索・救助を任務とする航空救難団の元幹部。
今回、初めてインタビューに応じた。
≫吉田さんはタカンで測定したところを点ではなく、広く捉えてそこをくまなく捜索すれば墜落現場を地上からも確認できると考えた。
そして、作戦指示を執る司令部に報告した。
しかし…。
≫司令部はなぜ吉田さんの情報ではなく警察の情報を採用したのか。
元幹部は、こう答えた。
≫当時の航空自衛隊トップだった森繁弘さん。
森さんは、今回の取材で現場がタカンの情報を強く上げていたということを初めて知ったという。
≫日本航空123便を目撃した池田企洋志さん。
今月、墜落現場を訪れた。
≫あの日123便を目撃したことは今も、頭から離れない。
≫一番の苦しみは自分たちができたかもしれない行動をとらなかったしなかったということから生まれていますね。
≫木村さん、やはりずっといろんな思いの中で沈黙を守ってきた方が30年の節目に際して語り始めたということは大変重いと思うんですね。
一方で亡くなった方々はもう戻ってこないといういまさらというような気持ちもないわけではありませんが今後のためにこそこういうところはきちっと見つめ直さなきゃいけないというところも重要ですね。
≫30年前の事故なので私は当時5歳ですから当時の報道の記憶はないんですけど毎年、夏の報道を見て亡くなった方やご遺族の気持ちを思って心が痛みます。
事故が起きますと当然、被害者やご遺族の方はもちろん事故となんらかの形で関わりを持った方々はこれは当然、何かできたんではないかというふうに何年経っても悩み続けるということだと思いますし、客観的には仮にどうしようもなかったということがわかったとしてもあるいは他人からあなたのせいじゃないよと言われたとしても本人は自分自身何かできたのではないかと悔やんでしまう。
その真剣な気持ちは他人があなたのせいじゃないですよと言ってもこれはなかなか変わっていかないと思います。
ですからそのとき何が大事かというとそれは何ができたのかを一緒に考えてその可能性を追求して教訓を蓄積していくとことだと思います後世に教訓を伝えていくことが救いになるという面もあると思うんですね。
私が研究している憲法学も過去の国家の失敗に学びそれを継承していくという学問ですし、おそらくどんな仕事でも過去の失敗を教訓にして継承していくという側面があると思うんです。
今回のVTRを見て過去の事実と教訓と真剣に向き合うこうしたことが非常に重要なことだなと感じました。
≫そういう中で改めて思いますのは誰しも人間の心にはこういう法則があると思います。
非日常的な想定外の何かが起きていても日常の行動をしよう。
平静を保つためにも非常に冷静な日常的な動きの中に自分を終始させようとして大丈夫だろうと思うとする心理ってあると思うんですね。
でもそういうときに目の前に起きてることは正直に認めていつもと違う行動をとるということもいつも、意識の中にあれば違ってくると感じるんですけどね。
≫本当に全くそのとおりですし航空機の事故というのは一度起きてしまうとこれはめったに起きないですけど起きてしまうと大変なことになる。
取り返しがつかないものになることですからやはりこれはこの慣性の法則のようなものに流されずに、何かはっとしたところで≫白紙撤回された新国立競技場の建設問題ですが白紙撤回されていないものがありました。
こちら、競技場の敷地内に入るということで移転・新築が計画されてきた日本青年館です。
宿泊ですとか研修施設として使われたところなんですがこれが、新しいビルに生まれ変わります。
それが、こちら。
立派なビルですよね。
ここには競技場の事業主体として責任を問われているJSC・日本スポーツ振興センターの本部も入るということになっているんです。
建設費用は165億円。
税金も投入されます。
≫多額に膨らんだ建設費用が問題となり白紙撤回した新国立競技場建設計画。
設計やデザイン監修などの契約およそ62億円は回収不能となる見通しだ。
安倍総理は今日、この件で謝罪した。
ところが、それとは別に新たに…。
≫新国立競技場建設に伴う関連工事。
これらの契約について300億円以上が白紙とならず続けられているという。
中でも問題視されたのは…。
≫指摘されたのは日本青年館。
そして、新国立競技場の事業主体であるJSC・日本スポーツ振興センターの本部機能が入るビルの新築計画。
これは、そもそもすでに白紙撤回されているザハ案で競技場を造る際日本青年館とJSCがその敷地に入るとして移転・新築が検討されていたものだ。
≫取り壊された国立競技場はこの正面にありました。
そのすぐ向かい側に日本青年館があります。
これまで、研修や宿泊施設として利用されてきましたが新国立競技場ができるにあたって通りを挟んだあちら側に地下2階地上16階建てのビルに新たに建て直すということです。
≫高さ72mにもなるこの高層ビルには劇場やホテルが入る。
JSCの本部機能は4フロアにわたるおよそ6000平方メートルを占め以前と比べおよそ1.4倍へと拡大する予定だ。
問題はその財源だ。
新築されるビルの建設費165億円のうちおよそ3割にあたる47億円をJSCが負担。
税金や本来アスリート育成などに使われるtotoの売り上げから充てられるのだ。
このビルは現在まだ着工されていない。
≫政府は、どう対応するのか。
≫新国立競技場の建設費が大幅に膨らむことが発覚してから総理が白紙撤回を表明するまで2年以上。
民主党はこの間、投じられた税金は440億円に及ぶと指摘した。
≫わかりづらいところがありまして例えばJSCと我々も伝えちゃうんですけどなんだという方もいらっしゃると思うんですこのJSCは文部科学省の傘下の組織でありまして日本スポーツ振興センターという今回主体的な動きをしているところですが。
そこをはじめとして木村さんオリンピック担当大臣と文部科学大臣が顔を見合わせちゃうというようなこれは冒頭の原発のところでもそういうニュアンス私、ちょっとお伝えしましたけど責任のたらい回しに感じてしまうところがある。
ここも結果的にいろんな人たちが登場してるんだけどもどこが一番の責任かというのがあいまいに流れてしまっている。
ここが、金額の高い以前の問題としてどうしようもなくもやもやしますけどね。
≫先日、建築家の方々と新国立競技場の問題についてお話させていただく機会があったんですがやはりそのときにコンペ実施の段階できちんとした計画ができていなかったことが問題だったという話になりました。
原発の話でもおそらく、事故が起きたときにどうするかと計画がちゃんと立っていないというさっき指摘がありましたけどもやはりコンペを通じて設計者を選ぶときに政府はいろんな責任が生じますのでそのことの責任感が今回、非常に弱かったということだと思います。
≫コンペ競争、選ぶ段階できちんと政府が決めていればと。
≫大きな建築プロジェクトを進めるとき本当に決めなければいけないことがたくさんありまして地盤の調査や人の流れのコントロール。
それから構造の研究とか空調、電気などの設備。
このような専門的な検討を十分にしてから設計事務所や建設事業者は、その計画に入っていくわけですね。
ですから、コンペに参加をする段階ですとかあるいは設計の段階で、そうした事業者の方々っていうのはかなり大きな費用を支出しているわけです。
≫練りに練ったものですからね。
≫ですから工事に入るのを前提に人員を確保しているところもありますしそういうようなことをやっているときにたとえ建設事業者が建設段階に入っていなかったとしてもコンペで選んだ設計者と契約を破棄する場合には費用の補償が必要であるでしょうしそれから解除できない契約が残るというのはこれはある意味では当然なわけです。
だからこそコンペの準備の段階で見直す必要のないようにあるいは、精密な計画を立てておく必要がありますし万一、見直しの必要がある場合はできるだけ早い段階で設計者とコミュニケーションをとる必要がある。
今回はコンペの要綱に問題がありましたしまた、見直しも非常に遅すぎた。
そういう点で政府が反省すべき点が多々あったと思いますしだからこそ今ご指摘いただいたような問題が出てきているんだと思います。
≫前も木村さんが費用のことばっかりに目を奪われてはいけないとおっしゃったところに通じると思うんですね。
空調であろうが電気工事であろうが地盤とか構造であろうが全部そこを含めて最終的に費用が出てくるわけでそこをきっちり詰めてなくてあいまいでなんとかお金をオリンピック絡みだから出るだろうみたいな見切り発車とどんぶり勘定できた最終的にこんなふうに露呈しているように思えますけどね。
≫やっぱり、今お金の問題だけに注目が集まっているのに危惧していますけど安ければいいだろうというものでもないと思います。
これは建築というのはお金だけじゃなくていろんなことを考えて作らなきゃいけないものなんだということを踏まえて、これからの動きを見ていかなければいけないと思います。
≫今週の金曜日に発表される安倍総理の戦後70年談話。
これまでの談話に入ってきたこうしたキーワード侵略、植民地支配、痛切な反省お詫び。
こうした言葉が入るかどうかが大きな焦点になってきました。
これまでのいろいろな情報からこの3つに関しては、入るということがわかってきているんですがお詫びという言葉に関しては先週出された有識者会議の報告書でも言及されなかったということもあってどうも入らないのではないかとずっと言われてきました。
それが一転して今日辺り、入るという方向が見えてきました。
≫まもなく、安倍総理が発表する予定の戦後70年談話。
その中にお詫びという言葉が入る方向になった。
痛切な反省や植民地支配侵略、そしてお詫び。
この4つは村山談話や小泉談話でも重要なキーワードとして位置づけられてきた。
これまで安倍総理はキーワードにこだわらない談話にしたいと周辺に語っていてお詫びは盛り込まれないのではないかとの見方があった。
事実、4月にアメリカ議会で演説した際痛切な反省との表現はあったがお詫びの言葉は入らなかった。
そして、先週まとめられた談話についての有識者会議の報告書でも植民地支配や侵略は盛り込んだ一方お詫びに関する表現はなかった。
文言をめぐっては先週、広島での平和祈念式典での挨拶で歴代総理が使ってきた非核三原則に安倍総理が触れなかったことから野党などから批判が上がっていた。
このため、昨日行われた長崎での式典では非核三原則に言及した。
≫70年談話でもお詫びというキーワードが抜けることでそこだけに注目が集まることを避けたということだろうか。
党内にはこうした見方をする人もいる。
≫談話は、終戦の日前日の今週金曜日夕方の臨時閣議で決めたあと安倍総理自らが記者会見を開いて発表する予定だ。
≫お詫びに関しては言わないんじゃないかとかいろいろ言われてきました。
まず反省というのは自分自身内側に向かってすることでお詫びっていうの反省したうえで外に向かって他社に向かって詫びることだと。
内と外だということをだいぶ前に橋本大二郎さんがお昼の番組でおっしゃっていた。
そのとおりだと思ったんです。
そういう意味では前に木村先生も談話というのは公式な政府見解として出す場合に閣議決定する場合には日本国の外交宣言だといってますから。
そういう意味ではこれはお詫びというのは入ってよかったなと思う方は多いと思うんです。
だとすれば宣言ならば言葉と行動ですから行動のほうは国立追悼施設の建設とか、そういう方向の検討もだいぶ前は言われて≫2つニュースを続けてお伝えします。
まず、辺野古に久しぶりに静かな海が戻ってきました。
≫青い空に静かな海。
巡視船や抗議の船は見当たらない。
政府は、新基地建設をめぐり今日から沖縄県と1か月間の集中協議期間に入ったため辺野古での埋め立て関連工事の全てを一時中断した。
1回目の協議は明日。
菅官房長官が沖縄を訪れ行われる。
≫一方、翁長知事は…。
≫ただ、辺野古移設が唯一の解決策だという政府の方針は変わっていない。
≫昨日午後3時過ぎ焼津市の浜当目海水浴場から3kmほどの沖合で発見された2匹のサメ。
このサメの名はシュモクザメ。
またの名をハンマーヘッドシャーク。
体長は1.5mから2mほど。
安全確保のため海水浴場2か所が遊泳禁止になった。
見るからに凶暴そうなハンマーヘッドシャーク。
実際にはどんな性質を持っているのか。
≫田中教授によれば体長3m近くまで成長すれば人を襲う可能性も高くなるという。
≫お伝えしていますように今日は北海道で局地的な雨となり1時間に100ミリ近い猛烈な雨が降ったところもあります。
マンホールからも水があふれ出ています。
夜になっても降り続いていて現在も北海道の東部で土砂災害警戒情報が出ています。
雨の原因はこちらオレンジ色で表してあります空気の流れです。
台風14号が雨雲のもととなる湿った空気を運んできました。
これが今日は北海道まで広がったんです。
その台風14号。
今後は徐々に陸地から離れていく予想ですが関東から北ではまだ湿った空気が残りますので明日も不安定な天気となりそうです。
あさって以降は低気圧と前線が主役になります。
1日ごとに詳しく見ていきましょう。
まず水曜日は低気圧と前線が近づいてくる九州で雨となります。
これが木曜日になると東海地方にまで広がります。
更に金曜日は関東でも雨になりそうです。
実は、この低気圧石垣島などに大荒れの天気をもたらした元台風13号なんです。
この影響でお盆休みは各地でまとまった雨になりそうです。
≫ここからスポーツまいりましょうお願いします。
青山さん。
≫お伝えします。
ウィンブルドンの棄権からおよそ1か月。
錦織圭選手、見事復活の今シーズン3勝目を挙げました。
今回、決勝の相手はこちら身長が208cmのイズナー選手。
長い手足から放たれるサーブが、最大の武器です。
≫錦織圭の決勝戦。
ビッグサーバーを相手にどう戦うのか。
第1セット。
軽く200キロを超える正確なサーブ。
更に…。
この強烈なサーブは錦織の身長をはるかに越える高いバウンド。
第1セットの最後はリターンエースを決められ落としてしまう。
第2セット。
錦織はこのサーブ対策としてベースラインよりかなり後ろで構える。
得意のラリーに持ち込むのが狙いだ。
この鋭いサーブにもくらいつく。
徐々にサーブに対応できるようになった錦織。
第2セットを奪い返す。
勝負の最終セット。
見事なバックハンドを決めるなど第3ゲームでブレークに成功すると…。
その後は…。
完全に錦織が主導権を握る。
そして迎えたマッチポイント。
復帰戦を優勝で飾った錦織。
今シーズンツアー3勝目を挙げ世界ランクを再び4位に上げた。
≫錦織選手の優勝を一番喜んでいるのはこの方かもしれません。
世界水泳ロシアから帰国途中、モスクワの空港にいる松岡修造さんと電話がつながっております。
松岡さん。
≫今、モスクワ空港これから僕は日本行きの飛行機に乗るところで周りに人がいるのであまり大きい声を出せないんですがもう心の中、やった錦織選手。
昨年優勝した全米オープンに向けプレッシャーがかかっていたと思うんですが優勝できたことによって圭にとって大きな自信になる古舘さんうれしい優勝です。
≫そして、松岡さん。
電話だし空港だから大きい声が出せないのはよくわかるんですがもう1つ、あれやっぱり瀬戸選手は最後頑張りましたね。
よくやりましたね。
≫もう感涙ものでした。
ここからは「ultrasoul」でいきましょう。
瀬戸大也さんが本大会自分の力を出せず本当に苦しんでいました。
そんな中でももぎとった日本史上初世界水泳連覇、実は瀬戸さん。
どんな苦しい状況でも自分に言い聞かせていました。
できる!≫400m個人メドレー決勝。
世界水泳日本人初の連覇へ。
瀬戸大也選手。
≫勝負のレースが始まりました。
男子400m個人メドレー決勝。
瀬戸が飛び出しました。
瀬戸大也がかなり積極的に出ました。
≫得意のバタフライから積極的に飛ばしていった瀬戸。
続く背泳ぎでは一時先頭を譲るも…。
平泳ぎに入ると再びトップへ。
リードを広げる。
≫前回銀メダリストのカリシュ。
3人の争いになってくるのか。
瀬戸が先頭、残り100m。
逃げるのは瀬戸大也。
≫リードは体1つ分。
そしてラスト50m。
≫逃げ切れるのか。
己を強くもって臨んで来ました。
悔しい思いをしてきました。
諦めるな、瀬戸大也。
残りは25mきっている。
≫これは間違いないでしょう。
≫日本初の連覇へ向けて諦めずにつかみとりました。
瀬戸大也、歴史に残る金メダル!≫あの北島康介も成し遂げられなかった日本人初の2連覇達成。
そして、来年のオリンピック出場も内定した。
表彰台で笑顔を見せた瀬戸。
だが、ここに至るまでは苦しみの連続だった。
日本のエースと期待され臨んだ今大会。
しかし、最初の種目200mバタフライで6位と惨敗。
200m個人メドレーでも持ち味である積極的なレースは影を潜め決勝にすら進めなかった。
≫大会中、突如襲った原因不明の不調。
強いメンタルが最大の武器である瀬戸でもその強さはみじんも感じられなかった。
そこから、どのようにして立て直し金メダル獲得に至ったのか。
≫自分が今できる最高のパフォーマンスをするだけ。
400m個人メドレー決勝前。
練習では初心に帰り泳ぎを1つ1つ丁寧に確認していた瀬戸。
すると、突然…。
それはやってきたという。
≫決勝を泳ぐ直前で入ったやる気スイッチ。
瀬戸は、これまでとは見違えるような積極的なレースを展開。
≫自分を信じて泳ぎ続けた先にあったもの。
それが、日本人初の世界水泳2連覇という快挙だった。
≫振り返ると今大会は多くの歴史が刻まれた。
女子では日本人初の金メダルを掴み取った星奈津美。
3度目の世界水泳でついに頂点に立った。
その星に続いたのが18歳、渡部香生子。
世界ランキング1位で臨んだ200m平泳ぎ決勝。
≫日本の渡部香生子、金メダル!≫女子の平泳ぎでは世界水泳日本人初の金メダルとなった。
≫その渡部と同じ18歳が歴史にその名を刻んだ。
アメリカのケイティ・レデッキー。
自由形3種目で金メダルを獲得し迎えた800m自由形。
≫自由形4冠の偉業!≫史上初、自由形4冠達成。
そのうち、2つが世界新。
文句なしの大会MVPに輝いた。
ちなみに、この大会では順位によって賞金が出る。
レデッキーが個人種目で獲得した賞金総額はなんと、2000万円を超えた。
レデッキーはじめ、今大会生み出した世界新は12個。
前回大会の倍の世界新が生まれスイマーたちは確実に進化を遂げている。
そして、戦いは来年のリオオリンピックへと続いている。
≫夏の甲子園。
大会5日目です。
今日は100年前の第1回大会優勝校京都二中の流れをくむ鳥羽が初戦です。
≫鳥羽は1回、ツアーアウト2塁のチャンスを作り京都大会打率5割を超える4番、小薗。
4番のひと振りで2点を先制する。
1点リードの5回同点のランナーを3塁に進められ迎えるは岡山学芸館の喜納智志。
あわや逆転ホームラン。
追い込んでからの5球目。
このピンチを切り抜けた鳥羽。
エース松尾が1失点の完投で≫大手学習塾早稲田アカデミーの夏合宿で塾が預かっていた中学3年生340人分の財布やスマートフォンなどが紛失していたことがわかりました。
この合宿は毎年1万人以上が参加し日本最大規模として知られています。
≫そして、日経平均は高値水準で終わりました。
これは高決算発表。
2015/08/10(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
「日本航空123便の“異常飛行”を見た」自衛隊機パイロットが初証言▽川内原発…再稼働めぐり反対デモも▽瀬戸大也が金メダル!世界水泳連覇▽錦織圭優勝!!
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:34126(0x854E)