第97回全国高校野球選手権大会[SS] 第5日 第2試合 第3試合 2015.08.10


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甲子園球場は大会5日目第2試合。
初出場岡山学芸館対京都代表鳥羽の試合が終わったところです。
初出場岡山学芸館対京都代表鳥羽の試合が終わったところです。
ハイライトで振り返りましょう。
1回鳥羽はランナーを1人置いて、4番小薗君。
第6号のツーラン。
鳥羽が2対0と先制します。
対する岡山学芸館は2回、チャンスをつくり、8番上岡君。
2対1、すぐさま差を詰めます。
6回、宇地原君を攻め、中嶋君。
3対1、リードを広げます。
終盤で得点を重ねた鳥羽。
岡山学芸館もねばりを見せましたが、最後のバッターは空振り三振。
7対1で鳥羽が新たな1勝を刻みました。
大会5日目第2試合は鳥羽が勝利しました。
大会9日目第2試合で三重の津商業と対戦します。
そして第2試合のねったまアルプスリポートの担当お二人にも来ていただきました。
こんにちは。
山木翔遥です、福井治人です。
1塁側、岡山学芸館サイド、初出場のチーム、アルプス満員でしたね。
たくさんの人がいらっしゃっていて、中でもエースの宇地原君のお父さんがいらっしゃっていました。
沖縄で生活されていて、ふだんは養豚場を経営されています。
多忙なので、息子のプレーする姿は一度も見た事がなかったそうですが、今日甲子園に出場ということで、見にいらっしゃいました。
これが最高の親孝行ですね。
対する福井アナウンサー、鳥羽高校、キャプテン梅谷君、選手宣誓をされた梅谷君のお母さんがいましたね。
何万人もの観衆の中で堂々と選手宣誓されましたが、お母さんのお話によると、意外にも甘えたがりやな性格だそうです。
でも優しいと。
選手宣誓にも感謝という言葉がありましたが、そういったところからも感じられるお話でした。
家族に1勝をおくりたいと話していました。
実現しました。
続いては夏のあとがきです。
奈良代表天理、高校最後の夏。
キャプテン貞光君の夏のあとがきです。
名門天理。
初戦敗退。
天理キャプテン貞光。
やっとたどり着いた舞台。
全力で。
仲間がいたから戦えた。
信じ合えたから悔いはない。
その中心には貞光がいた。
チームのメンバーが一番、それが分かる貞光君の笑顔でした。
今日の熱い戦いを熱闘甲子園では詳しくお伝えします。
失礼いたしました。
現在甲子園球場、お客さんがどんどんと入ってきています。
このあと第3試合は佐賀代表龍谷、秋田代表・秋田商業の試合が行われます。
龍谷は、小柄なチームではありますが、瞬発力と粘り強さでは負けていません。
3塁側秋田商業は犠打でしぶとくつなぐ野球で過去最高のベスト8超えを狙います。
龍谷はちなみに左バッターが18人中10人という特徴もあるチームです。
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大会5日目第3試合です。
灼熱の甲子園球場、グラウンドに水がまかれています。
今日は3試合が予定されいます。
1塁側に佐賀代表龍谷高校。
3塁側には秋田商業高校です。
2回戦に突入していくという甲子園です。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんです、よろしくお願いします。
連日暑いですけれども、今年の大会、どんなふうにごらんになっていますか。
非常に猛暑の中、足にけいれんを起こしたり、先ほどの試合でも鳥羽高校の選手が、最後恐らく重症だと思うんですけど、整列せずにベンチに引き上げたり。
ピッチャーには負担がかかっていると思いますね。
気をつけながら、水分をとりながらという戦いになると思いますが。
これは去年の映像ですね。
小松高校を初めて甲子園に導かれましたけれども。
3校で計7度の甲子園を経験しておられます。
まずは見どころです。
20年ぶり3回目の出場、佐賀代表龍谷。
佐賀大会、2試合連続逆転勝ちで甲子園の切符をつかんだ龍谷。
諦めない粘りの野球でまずは1勝を目指す。
2年ぶり18回めの出場秋田代表秋田商業。
チームを甲子園に導いたのはエース左腕成田翔変化球を低めに集め、秋田大会、55奪三振。
みちのくのドクターK。
甲子園へ。
という両校の対戦ですが、アルプスの様子を伝えてまいりましょう。
1塁側20年ぶりの出場に沸く龍谷サイドは山崎弘喜アナウンサーです。
今年の夏から新しい応援を取り入れました。
お願いします。
龍谷高校、初戦突破するばい。
アルプスのメンバーにとっても初めての甲子園ということになります、学校としては20年ぶりです。
それでは3塁側です。
池谷麻衣アナウンサーどうぞ。
秋田商業には独特の練習法があるんです。
一発ギャグをしてからダッシュをするという方法です。
お願いします。
以上3塁側からでした。
池谷さんもばっさりと、以上ですといってましたけれども、気持ちを明るくね。
2年前に甲子園を経験したのは、成田君だけということなんですね。
両チームの比較です。
打率はほとんど互角かなというところです。
防御率が0.44という数字ですね。
成田君非常に楽しみにしてるんですけれども。
トータル5試合で41イニングあったうち、39イニング投げているんです。
宇佐美さん、相当なレベルと見ていいですよね。
少しビデオを拝見しましたら、松井に似ていますね。
変化球の切れ、落差、スピードちょっとほうふつとさせるものがあります。
奪三振がありましたので、非常にここは楽しみですが、龍谷サイドも、体は僕たち小さいんですけれども、遠くに飛ばすことはできますと。
バッティング、スイングには自信を持っています。
夢の甲子園の試合がいよいよ始まります。
最初に守備に散っていきます、後攻が1塁側の秋田商業。
整備されたマウンドに上がりました。
成田翔3年生。
キャッチャー工藤慶。
3年生のバッテリーです。
ファーストは2年生の武田佳輝。
地方大会で5割6分3厘を打った古谷凌平です。
4番サードも2年生です。
小南天耀。
ショートは2番バッターです、草なぎ輝也。
レフトも2年生です、成田和。
センターキャプテンで1番バッターの会田海都です。
そしてライトにも2年生がいます近野。
成田がほとんど投げるんですが、背番号10の控えのピッチャーです。
秋田商業といえばスワローズの石川投手というイメージがあります。
太田直監督が石川投手とバッテリーを組んで、ご自身甲子園を経験されいます。
夏これが3回め、春1回の出場経験もあります。
大会5日目第3試合ゲームが始まります。
龍谷高校、1番バッター石橋がバッターボックスに入りました。
注目の成田投手も1球2球とストレート、甲子園のマウンドも経験しています。
ここでスライダーでストライクをとりました。
縦横2種類あるそうです。
さらにはカーブとツーシーム。
大きな変化で、スライダーでストライクをとりました。
スライダーでストライクをとりました。
ストレートで三振。
持ち味の奪三振、いきなり見せてきましたが。
ストレートはちょっと上ずっていますが、変化球、腕が振れています。
2番バッター。
川添がバッターボックスに入りました。
左バッターキャッチャーの川添です。
三振、142キロで2者連続。
これは前評判どおりだな、そんな感じですね。
そうですね、3球勝負ですね。
ストレートで空振りを奪います、そしてスライダーがあります。
松井裕樹投手を思わせる。
最初2球ストライクがボールになったんで、あれっと思ったんですけど、切りかえも非常に上手ですね。
ここまで真っすぐで2つ三振を奪っています。
勝つためにやっきたんです、勝利投手になるためにやってきたんです、力強く話してくれました。
バットは回りました。
龍谷高校が守りにつきました。
背番号10、池田智浩がマウンドです。
キャッチャーは川添直仁。
4番バッターのファースト、増岡広晃。
セカンドは2年生。
久野隼輝。
サードはキャプテン。
松永丈治。
ショート、地方大会でホームランも打っています江島亮汰。
ライトには石橋優希です。
徳山監督も20年前、秋田商業。
先発の成田の驚くような立ち上がり、3者連続三振から始まりました。
龍谷高校は池田の1球目。
小さな体。
切れがありますスライダーです。
佐賀大会では準決勝のみ先発。
あとは、リリーフのマウンドでした。
ただ、九州大会でも多く先発をやらせてもらって、経験はありますと話をしています。
上から投げたり、時に横から投げたりということで、変化をつけるのが持ち味だそうです。
体格的に恵まれてませんから、そこは自分で工夫してますね。
今は膝元へのスライダーですけど。
自分を心得たピッチングができていますね、力で勝負はしてないですね。
変化球を低く低くと。
低いところから投げてきます。
秋田商業、2番草なぎのヒット。
外を狙ったボールがグラブの先に行きました。
3番バッターの武田。
秋田商業は9人中4人が左バッターです。
1塁ランナーはレフト前ヒットの草なぎ。
秋田大会では盗塁は記録していません。
3番の武田は秋田大会打率は4割2分1厘です。
インサイド突いていきます。
2年ぶりの夏の甲子園です秋田商業。
スライダーで1つストライクをとってきました。
走ってくるぞ、頭に入れておけ。
36歳徳山監督。
お二人とも選手で甲子園で出て、活躍されて、母校で監督とうらやましいですね。
しかも同年代ですからね。
宇佐美さんは監督としては、母校を導かれていますけれども、龍谷の監督は自分が出て以来の20年ぶりですからね。
感慨もひとしおでしょうね。
三振、盗塁は成功。
2アウト2塁。
盗塁は許したんですが、ボール3というところから、三振をとりましたね。
走らせましたですね。
タイミング的にもぎりぎりなところでした。
4番バッターの小南。
先制のチャンスです。
2回戦いながら、4番を任されています。
長打が持ち味。
地方大会3割5分3厘。
小柄なサウスポー、池田のバックを固めるごらんの守備位置です。
今センターが定位置から前に来ました。
3番の武田君のときも左バッターですけど攻めてましたね。
強気ですね。
秋田商業、先制点を上げました。
4番バッター、小南。
ライトにはじき返したタイムリーヒット。
草なぎがかえってきました、ワンチャンスを生かしました。
4番の小南君が振り切りましたんで、間をうまく抜けていきましたね。
初球を振ってきました。
ピッチャーの成田翔が、バッターとしてもクリーンナップ、5番に入っています。
江島がさばきました。
3アウト。
1塁側に校歌が響きました。
学校創立は明治11年野球部も明治40年に創部されたという非常に伝統のある学校です。
夏の甲子園は3回め、夏の甲子園はいずれも1回戦での敗退。
バッターボックスは4番の増岡。
球速は142というのが今日の最速です。
成田翔。
空振りです。
スライダー。
ピンチの場面では狙って三振をとると話していた成田ですが、バッターはよく見ました。
龍谷サイドが、増岡と8番の久野だけが右バッターで、あとは7人の左バッターが並んでいます。
4者連続三振。
改めて立ち上がりから4人ですが、印象いかがでしょうか。
腕を思い切って振ってきますので、高めのボール球も目に近いから、ついついバットが出てしまうんですかね。
初回よりは少し落ちついて、ボールがスピンのかかった、いいストレートが来ています。
バッターは江島です。
佐賀大会ではホームランを1本打っています。
これは高めに来ました。
どちらかというと、右バッターのほうが僕は投げやすいとは話していました。
ただ、左バッターに対してはインコースは突きたいと言ってもいました。
力がありますか。
力ありますね。
変化球も加速して曲がるような切れがありますよね。
3ボールから2ストライクまで来て、これは完全に抜けました、フォアボールです。
少し力みがあったでしょうか、初めてのランナーを出しました。
4者連続三振の後にフォアボール。
龍谷打線が左バッターが多いんですね。
逆に、バッターとしては開かずにコツコツあてる、そういうイメージのほうがいいと思います。
振り回しに行きますと、成田君の術中にはまると思います。
工藤がマウンドに行きました。
最近金属バットの実力もありますので、大振りはね。
大振りはしないということですね。
高めのボールです。
成田和がとりました。
あのゾーンは高めに来ますけれども、バッターとしてはどうでしょうか。
振ってしまうんですね。
でも開いてないので、ああいう打ち方でいいと思います。
高さはあの球は振ってくれるとピッチャーは楽なんですね。
左バッターが多いんですが、龍谷のほうは小柄な選手が多いというのが特徴です。
腕を振ってこいとジェスチャーで言ったのは、キャプテンです。
北村大空、2年生です。
これはいいボールです。
龍谷サイドのバッターが言っていたのは、外の真っすぐをしっかり強く、逆方向に狙いたいと、対成田に関しては、話をしていました。
スライダーです。
縦横、2種類ということを本人が言っていました。
今は縦ですね、北村君は、振りが大きいですね、先ほどの松永君のほうが、コンパクトに振っていますね。
2回終わって、3塁側に秋田市立秋田商業です。
夏の甲子園はこれが18回目です。
バッターは古谷。
チームトップの8打点です。
秋田商業、レギュラーメンバーの中に、5人2年生がいます。
1塁側は間に合いません。
江島も懸命に打球にくらいついていきます。
ノーアウト1塁です。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんです。
立ち上がりの池田投手の印象を教えていただけますか。
自分なりのピッチングはできていますね。
今の飛んだコースが、運悪くといいますか。
1塁送球だ、ダブルプレー。
キャプテンが判断よく送球もよかった。
かなりサードが前に来ているその正面でした。
もったいないですよね。
見逃してもあとストライク、まだチャンスがありますからね。
これで池田投手が、楽になりましたね。
自分のピッチングをさらにしていけるか、バッターは近野。
160センチの体を精いっぱい使っているという秋田商業の先発エースの成田翔ですが、立ち上がりは3者連続三振からのスタートでした。
そして2回に1つフォアボールを与えたんですが、2回終わって、5奪三振。
ハイペースで、三振を奪っています。
立ち上がり、初回が鍵だと本人が言っていましたが、初回から全開という感じ。
龍谷高校です。
8番の久野から始まります。
2年生。
グリップエンドですかね。
今手を確認して、デッドボールですね。
1塁へ行きます。
ノーアウト1塁。
まだときおり、高めに外れることがありますね。
ちょっと浮いていますね。
あそこをうまく振らせれば、効果的になることはなるんですが。
意図せずして高めにというボールもあります。
池田はバントの構えです。
大きなチャンスということになります。
池田君が送って、上位二回りめですから、何とかランナーを進めたいですね。
出塁した久野は50メートル6秒0という俊足の持ち主ではありますが。
先ほどの秋田商業のバント失敗も見ていますので、プレッシャーがかかるがバントできない、見逃し三振になりました。
ここは送れません。
徳山監督、平均身長170センチないけれども、力があると。
三振でもいいからストライクゾーンに来たら打てと。
これだけのスピードと切れがありますから、相手のピッチャーがよくなればなるほど真ん中だけ行けというような言い方をしますね。
スタンドに入ります。
1人1球ぐらいは真ん中に来るよと、そんなふうに言うんですけれども。
質のいいピッチャー、逆に言うと、こういうボールを逃さず捉えないといけないと。
捉えないといけないというと、プレッシャーがかかるんで、打ってやろうという気持ちを大事にしようと。
137キロストレート。
三振。
もう7個ですか。
小気味がいいですね。
168センチ。
思い切って仕掛けるのもおもしろいと思うんですけどね。
まだ3回ですから、困難もあるよということでね。
追い込まれました龍谷高校。
ただ、成田君が、大きく足を上げて投げたり、クイックで投げたり、そこは考えて投げてますよね。
左バッターは体を開かずに、打っていきたいところですね。
引っ張ろうとしたらだめですね。
キャッチャーの構えは外。
ランナーとの戦いでもあります。
試合前の取材の時にも成田投手は、真っすぐ前を向いて、力のこもった表情で、スマートフォンサイトでは、オリジナルの応援待ち受けを配信中です。
皆さんぜひアクセスしてみてください。
今日は3試合が行われる日。
このゲームから2回戦に入っています。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんでお送りしています。
龍谷高校のキャッチャーが、今ようやく出てきましたかね。
川添が、先ほどデッドボールですかね。
先ほどのデッドボールですか。
最後のバッターが川添です。
最後ピッチャーゴロで1塁に走っていったんですが…。
何もなければいいかなとは思いますが、元気そうな姿ではあります。
1対0です。
秋田商業のキャッチャー工藤がバッターボックスに入りました。
マウンドに上がっています背番号10番の池田。
相手は長打が少ないと思う。
低め低めを徹底したいと思うと、試合前に話をしました。
エースナンバーの矢ヶ部と10番の池田、2年生のピッチャー。
2人がライバル関係でやってきました。
あえて逆シングルハンドでとりまして、いい捕球でしたね。
正面にとりにいくと、難しいところがあるんですね。
正面には回らないほうがよかったですよね。
左の変化球を引っ張りにかかってるんですよね。
秋田商業は1点を取っていますが、右バッターではありますが、ライトに打っていきました。
そういった姿勢が大事になりますか。
正しい打ち方、正しい振りをすると、ヒットコースへボールは自然に飛んでくれますよね。
今日はお互いのピッチャーがサウスポーということでそれに対する両打線センター返しというのは、バッティングの基本ですからね。
またここに飛ぶ、ヒットですからね、褒めるべきなんでしょうけど、打ち方としては、ひっかけぎみなんですけどね。
ボールが真ん中に来たことと、とんだコースもよかったですね。
会田がヒットを打ちました、そして草なぎです。
ただ、龍谷のバッテリーとしては、右バッターを攻めていますね。
両サイドを有効に使って、外のチェンジアップを投げていますから。
今外の真っすぐを外しに行きましたね、あれでいいと思います。
内、外、緩急を使って、工夫して投げていると思います。
おおっと、これは牽制のタッチアウト。
足の速いランナーですが、一枚上手だった池田。
完全にとまりましたね、ランナーが、何かサインが出ていたのかも分かりませんけれども。
1点こそ失っているんですが、池田投手も持ち味を存分に発揮する甲子園のマウンドです。
インサイド。
いいボールですね。
上から投げたり、横から投げたり、いろんな工夫をしています。
今度は外へ。
持ち球が出ています。
スクリューボールというのは、上から投げるときのみ使うと、本人は話していました。
こちらの2年生も負けてはいません。
最後は低めの変化球大会5日目第3試合です。
非常に両投手が持ち味を発揮する好ゲームになっています。
龍谷対秋田商業です。
注目成田投手の4回のピッチング。
この回は龍谷も自慢のクリーンナップです。
3番バッターの古賀です。
168センチではありますが、パワーを持っているバッター。
20年ぶりの甲子園です。
身長はお互い、168センチというこの2人。
龍谷もそろそろ突破口を開いていきたいんですが。
まず二塁に出て、Hのランプをともしたいですね。
ここは見逃し三振、スライダー。
8つめ。
ストレートをファウルにして、最後は外のスライダーなんですが、バッターは高いと見ているのか、どうですか。
コースもいいですね。
外いっぱいです。
4回1アウト、これで8つの三振を奪っています、ハイペース。
1年生の夏もリリーフとしてこの甲子園の経験をしています。
ファーストよくとりました。
ここは2年生の武田がよくとりました。
すごいハーフバウンドですよね、よくとりました。
2年生が助けます。
完全に詰まった当たりですんで、ちょっと難しかったんですが。
秋田商業は内野で言いますと、ピッチャー、キャッチャー、ショート以外の3人が2年生です。
139キロ、なかなかフェアゾーンに飛ばないですね。
球威に勢いがありますね。
これもファウルになります。
今日8つ奪っていますが、ストレートで5つ、スライダーで3つ。
合計8つの三振です。
要らないボールを投げないですね。
2ナッシングから勝負に行ってますね。
暑い気候もありますから、そういうところはクレバーですね。
秋田商業工藤に聞きましても、もちろん僕がサインを出すんだけれども、リードしてるのは、実質成田だと話をしていました。
サインは出すけれども、成田がどんどん首を振ってくる場面もあるしと。
2ボール2ストライク。
何とか対応します。
5番バッターの江島。
先ほどはショートでいい守備がありました。
どうでしょう、徐々に対応しているんでしょうか。
そうですね、少し空振りが減りましたね。
あとは高めの見きわめですね、ここというときに高めはね。
変化球です、これもファウルにします。
ポンポンとリズムよく投げている成田に対して、1つこれは江島が食らいつきます。
次が10球目。
三振。
粘られても、粘られても乱れません。
エースの成田翔。
快投を続けるエースの成田に2点目を援護できるかどうか、秋田商業の4回裏の攻撃に入ります。
先ほどはファーストで難しいハーフバウンドを見事にとりました。
小南が、この後バッターボックス。
クリーンナップでの攻撃です。
風が浜風、右から左。
強く吹く甲子園です。
4番の小南。
これがライトに打ったタイムリーです。
しぶとく破ったような打球ではありますよね。
思いきりのいいバッティングですね。
また初球、越えます。
越えます。
本来長打が持ち味という小南天耀。
詰まってはいますけれどもね。
うまくおっつけてますね。
あれを引っ張りにかかると、凡ゴロになるんです。
成田翔です。
バッティングで言いますと、秋田大会では3割6分1厘を打っています。
2アウト1塁です。
なかなか相手の成田投手が非常にいいピッチングですので、龍谷としては、追加点は与えたくはないというところです。
ちょっともったいないですね、100%ゲッツーコースに飛んでますのでね。
秋田商業としては、ランナーが残って、古谷を迎えます。
甲子園でも内野安打。
3アウト。
秋田商業相手に池田も追加点を与えない、少し涼しい風も吹いてきました。
甲子園球場です。
改めて、宇佐美さん、どんなところが、いいんでしょうか。
全てじゃないですか。
ストレートもスライダーもというところですよね。
ストレートは勢いがある、変化球は切れがありますね。
時折コントロールを大幅に乱すことがあるんですが。
左肩が回ってきれいに出てくれば、変化球も投げれるんですけど、左肩が残って腕が振れてないときがありますね。
この回はキャプテンからです。
今みたいな感じになると、手投げになるので。
疲れてくればくるほど、そういうところに気をつけないとね、終盤は特に。
球数はここまで68。
これはいいバッティングだ。
内野安打になりました。
龍谷高校ヒット。
キャプテンがこの外のボールを逆方向へ打っていきました。
成田から打った初めてのヒット。
ノーツーから、積極的によく打っていきましたね。
そしてバッテリーエラーが出る。
龍谷高校のチャンス拡大。
ノーアウト2塁です。
バントせずとも、得点圏にランナーが行きました。
これは大きいですね。
龍谷チャンス。
このタイミングで伝令が出ます、背番号14番です、秋田商業三浦瑠唯。
今の記録はパスボールです。
三浦瑠唯、ここぞのときは代走で登場してくる選手です。
龍谷はどうしますか、1アウト3塁をつくろうという作戦か、バッターは北村。
ランナーは3塁にとまって、ホームにかえってきた、同点のホームイン。
ワンチャンスを生かしました。
体は小さくても、強いスイング。
どこからでも点が取れる、龍谷。
ここで同点に追いつきました。
セカンドが完全に1塁ベース方向に寄っていましたね。
守備位置にいても、ライト前ヒットですね。
あれでいいと思います、コンパクトにバットを出しただけです、ですから、ピッチャーのスピードを利用したバッティングができましたね、決して強引に行ってるわけではないですから、あれでいいと思いますね。
早くも2度めの伝令を送った秋田商業です。
なかなかチャンスが作れなかった龍谷がしっかり追いつきました。
思い切って7番バッターで勝負したというところでしょうね。
逆転勝ち越しのランナーが2塁へ。
ライトへの北村のヒットと、そして9番ピッチャーの池田。
外野はかなり前に来ました。
揺さぶってきます。
マウンドを守っている池田がバッターボックス。
ストライクです。
バッターボックスは160センチの池田。
2ボール1ストライク。
見てストライク。
さあ、ストライクが2つになりました。
今の池田にはバントの構えは、先ほどまでとは違います、もうありません。
空振り三振、スライダーで10個目を奪いました。
どうでしょう、ピンチを迎えた、1点を失った成田投手ですが、少し、勢いがなくなった気がしますね。
勢いですか。
この暑さですし、腕の振りという意味ではどうでしょうか。
それは余り変わってないんですが、変化球が多くなったでしょう。
そうですね。
今日2つの三振を奪っている相手、1番の石橋。
少しずつ龍谷打線が、この成田に対応し、そしてやや秋田商業にも守備の乱れがありました。
そのワンチャンスを生かした龍谷、同点。
とりました、とりました。
センターは浅い守備位置でした。
龍谷高校が初ヒットから相手のミスも絡めた攻撃で1点を取りました。
1対1、同点に追いついています。
バントの構えから強振といいますか、しっかりコンパクトに打った打球でした。
この打球を打った北村選手のお父さんは天理高校で、全国制覇のキャッチャー。
北村はレフトを守っています。
よく対応した、サード。
サードは松永。
宇佐美さん、非常にゲームとしてはおもしろくなりましたね。
秋田商業が、ちょっと雑じゃないんでしょうけど、焦りがあるというか、簡単に初球を打ってアウトになってますね。
これは逆に池田投手の術中にはまってくることになりますか。
ちょっと早打ちが目立ちますよね。
積極的とは違うんでしょうか、それは。
先頭バッターが下位じゃないですか、ですから、ファーストストライクを打つのが悪いとは言わないんですけど、イニングの先頭バッターが初球を打って、しかも当たり損ねの内野ゴロですから、ピッチャーを調子づかせる以外、何者でもありませんので、その辺を芯で捉えたのが、正面を突いたという打球じゃないですから。
そういうところは、ちょっと考えないといけないと思いますね。
この回、力のない内野ゴロに倒れています。
その中でキャッチャーの工藤。
いい当たり。
これは大きなヒット。
2アウトランナーなしからしかも追いつかれた直後の攻撃で、キャッチャー工藤が打ちました。
ああいうヒットであれば、何も文句はないですけどね。
ただ下位ですから。
自分の打順をわきまえたバッティングをしてほしいと思いますね。
2アウト1塁でキャプテンの会田。
毎回ランナーを出している秋田商業です。
今日が18歳の誕生日。
今日が18歳の誕生日。
ゲーム形式の練習を徹底してきたという会田キャプテンです。
もちろん誕生日勝利が欲しい。
秋田商業太田直監督36歳、粘り強いチームづくりをモットーに掲げています。
ロースコアを希望すると、試合前話していました。
アルプスの様子を伝えてもらいましょう。
佐賀代表サイドです。
山崎弘喜アナウンサーお願いします。
龍谷高校は20年ぶりの甲子園出場です。
当時甲子園に出ていたのが徳山監督です。
その同期の方にきていただきました。
当時ショートを守っていたエグチさん。
当時ショートを守っていたエグチさん。
監督はどんな方でしたか、仲間もいっぱい慕っていました。
何か懐かしいエピソードはありますか。
入学当初から自分が徳山監督を迎えに行ってたんですけど、トイレの中で待たされていたんで、そこから、もう迎えにいかないようになりました。
では後輩たちに最後にメッセージをお願いします。
佐賀県大会も準決勝、中盤まで我慢して我慢して、逆転したんで、この試合も我慢して、我慢して、終盤逆転してほしいと思います。
徳山誠1朗監督が甲子園でホームランを打ちました、皆さんにとっても楽しみな甲子園になりますね。
3塁側です、池谷さん。
たくさんの御飯を用意しているのがマネージャーのイトウさんです。
どのぐらい炊いてるんですか。
60合もたいてるんですね。
父兄の方々の協力でもらっています。
おかずはどのようにしていますか。
調達係のムトウさんが用意してます。
白御飯に一番合うおかずは何ですか。
納豆とキムチです。
お米60合の力で頑張れ。
この声はベンチに届いているでしょうか。
いつも食べている納豆とキムチを思い出して、強くなって、ここにやってきました。
ゲームはこれから6回に入っていきます。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんです。
両投手のここまでを振り返っていただいて、この後、どんなところがポイントになってきますかね。
成田君が、どこまで力投を続けるか、龍谷がいつピッチャーをつなぐのか、投手のできがロースコアの接戦ですから、大きく左右すると思います。
成田投手が5回に初ヒットから1点を失いました。
5回に変化があったかなという宇佐美さんの話でしたが。
ちょっと不運がね、1点、仕方ないとられ方ではありますけれども。
気持ちを切りかえていけるからというところです。
川添からです。
龍谷は先ほどの5回、しっかり対応し始めたという印象がありますか。
振りが小さくなってきましたね。
打つのに工夫が見られますね。
セカンド小谷がさばきました。
龍谷高校はバッティングに自信を持っているチームではあります。
練習でも打ち直しはないんだと、これと決めたら、しっかりその1球を振り抜くそんな意識を徹底してきたそうです。
3番の古賀。
今日は2三振の古賀です。
甲子園まだヒットがありません。
逆方向破りました。
古賀にとっては初めての甲子園、ヒット。
龍谷高校、3本めのヒット。
高めでしたけれどもいかがでしょうか。
ああいう打ち方でいいと思いますね。
じわじわと龍谷が対成田、対応を始めています。
4番バッターの増岡です。
好きな言葉は闘争心。
各バッター、チームとしての意識が目に見えるようになってきましたね。
ああいう打ち方でいいと思います。
増岡も試合前には、外の真っすぐを打ちたいということを言っていましたが。
ひっかけた。
ランナー2塁にとまってオーバーラン、戻りました。
記録はエラー。
少しランナーを見ましたですね。
セカンドへ投げようか、ファーストへ投げようか、顔が上がったところで、トンネルしましたね。
秋田商業、パスボール、さらにはヒットの後の外野手の守備のミス、これで1点につながっていますので、この回もミスが出てしまった。
エースとして切り抜けるかという成田のピッチング。
5番の江島を迎えています。
佐賀大会でホームラン1本。
長打が持ち味ですが。
高め、高め、球数がこれで91。
6回1アウト。
次の1点がどちらに入るかというこの展開。
得意のスライダー、ストライクを1つとっています。
ここまで奪三振が10。
1つアウトをとります。
ファースト2年生、武田、守備が光ります。
2アウト、ランナー、3塁2塁になりました。
今のは少し危なかったですね。
龍谷のバッターが、みんな振りきってきましたね。
決して大振りじゃないですからね。
そして、キャプテンの松永です、この松永のヒットから始まりました。
あのときも宇佐美さんの内野安打でしたが、逆方向でね。
少しタイミングが合ってきていますか。
それは見送り方などからも分かるということでしょうか。
ボックスでのピッチャーとの間合いといいますか、ボールの待ち方といいますか、来るイメージが大分ついてきたような感じがしますね。
今追い込まれて、低めのスライダーでした。
キャプテンがぐっと、しっかりと自信を持って見送ったようにも見えました。
ちょっと力が入りましたね、今のは。
ここまで10奪三振という成田。
このキャプテンの松永がうちの打線はどこからでも点が取れますと話していました。
序盤はあれにバットが回っていた龍谷打線。
どこからでも点が取れる、わくわく打線ですと、試合前キャプテン本人が話してくれました。
三回り目ですからね。
バットは回った、ストレート、これで11個め、勝ち越し点を与えない。
このゲームから2回戦明日は4試合がありますが、7日めです全て49代表が出そろうことになります。
宇佐美さん、積極的に秋田商業が振ってきますよね。
草なぎも初球を打ちました。
ですから、龍谷の池田がまだ66球というペース。
龍谷サイドのブルペンには今は誰もいません。
右の2年生矢ヶ部へのリレーがあるのかどうかというところ。
先に1点は取られました。
池田投手ですが、印象いかがですか。
池田君は変わってないですね、むしろ尻上がりという印象を受けます。
自信も出てきたようなそんなマウンドさばきです。
三振が3つではありますが、しっかりと打たせてとっています。
打たれたヒットは6本。
フェアゾーンです。
バッターランナー既に2塁の手前。
ツーベースヒット、秋田商業、勝ち越しのチャンス。
1アウト、ランナー2塁です。
あとわずかでした。
ライト石橋からすると、かなり長距離を走って行きました。
今のは打ち方がいいんです、ひっかけてないんです、泳がされているんですけど、いいコースに飛びました。
4番小南、2打席連続ヒットを打っています。
勝負を決するときには3番4番に回ってくるんですね。
川添がしっかりマウンドに行って、2年生の池田に、声をかけました。
2年生池田、そして3年生川添。
ライト方向へ。
捉えたかに見えたんですが、センターの古賀、少し右に寄って、余裕を持ってこの打球を処理しています。
いいバッティングでしたけどね。
小南は3打席ともいいバッティングをしています。
このタイミングで伝令が出ました。
背番号14の西川貴信です、3年生。
攻撃のときは3塁コーチを務めています、西川が2アウト2塁という状況で徳山監督が送っていきました、どんな事を話すんでしょうか。
どうでしょうかね、私やったらここは出さないですね。
左、左ですから、ただ、考えれるとしたら、このピッチャーに打たすなと、今後調子づくから、そういう事かなと。
次は右バッターの古谷君ですから、ここは勝負どころだぞというところなのかもしれませんが。
成田君が初球を打ってきてますから、そこら辺かもしれませんね。
ピッチャー同士の対決。
6回裏。
秋田商業、チャンス。
龍谷高校ピンチ。
ささってますね、うまいピッチングですよ。
もう1球外へ。
3ボール1ストライクになりました。
この後の古谷は内野安打とサードゴロ、次の古谷は右バッターです。
余裕を持って、1塁ベースはあいているぞという伝令だったのかもしれませんね。
塁を詰めたほうが内野手としては気持ちは楽になりますね、ただ長打が出たときのことを考えると、リスクがありますね。
さあ古谷。
1球目。
抜いてきました。
スクリュー。
この辺はバッテリーは落ちついてますね。
打ち気にはやる古谷を相手に、膝に当たった、満塁になります。
初球いい形で空振りをとった後、デッドボールで満塁。
仕方ないと言えば仕方ないですね、デッドボールはね。
フォアボールと違いますからね。
カウントを稼ぎに行ったところなんで。
ただ、塁に出た後、このデッドボールがどう影響していくかですね。
そして、成田和が一言かけて、かえりました。
ここで代打を出しますか。
1球目空振り、ここで代打。
背番号13番、高嶋祐人。
太田監督、このタイミングです。
長打が持ち味、秋田大会、2打数ノーヒット。
開いてますし、左、左なんで、思い切って勝負をかけましたね。
この体ですからね。
さあ、勝負の代打。
この作戦は龍谷2年生池田に与える影響はどうか。
満塁、1対1。
いいところに落ちます。
絶妙のコースですね、外のボール球を振らなければいいですけどね。
秋田商業が2アウト満塁で1ストライクからの代打、その代打に対して、この池田の最後のボールですが、いかがでしょうか。
コースは少し甘いですけど、腕を振って低く投げていますね。
攻める秋田商業、守る龍谷、見ごたえのある6回の裏でした。
それぞれに手を尽くした、タイムをとって、あれがよかったんじゃないですか。
龍谷、今度は攻めます。
この回は7番バッターの北村大空から始まります。
代打の高嶋のところ、柴田が秋田商業入っています。
3ボールです。
こちらが、柴田輝です。
背番号16番、2年生。
おおっと、ストレートのフォアボール。
100球を超えました。
気持ちの面というのもありますかね。
最後は明らかにボールと分かる球でしたもんね。
宇佐美さんのお話の中にも、変化があるという成田の中盤から終盤です。
攻める龍谷、ノーアウト1塁、8番の久野。
高いバウンド、成田、くるっと回って、ちょっと高いが大丈夫。
1アウト2塁です。
龍谷高校、送りバント成功。
そして、池田をそのまま打席に送ります。
今日は2三振の池田。
1アウト2塁。
佐賀大会でも4打数ノーヒット。
これで2アウト2塁になりました。
1番の石橋との勝負ということになります。
今日石橋が三振2つとセンターフライ。
ここは結構期待できると思いますよ。
第3打席から合い始めているという。
守りが光る、ファースト2年生、武田佳輝。
秋田商業が1回裏に先制、先発の成田が快投を見せまして、5回に龍谷が成田を捉えました。
ワンチャンスで追いついて1対1。
7回裏に入っていきます。
6回まで76球という球数で来ています、背番号10の池田。
三振は4つ、ランナーを出しながらも粘っています。
6回は2アウト満塁のピンチをしのいだ池田。
秋田商業の8番近野から。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんでお送りしています。
終盤に入ってきました、接戦です。
ショートが左に寄っていた、破りました。
8番近野、先頭出塁。
ノーアウト1塁です。
ちょうど三遊間に抜けた、その逆に抜けていきましたね。
三遊間を詰めたところ、反対にね。
これは秋田商業にとっては運もあります。
ノーアウト1塁。
いいバントです。
1アウト2塁。
今度はまた秋田商業がチャンスをつくりました。
今日が誕生日というキャプテン会田に回ってきました。
両チームがランナーを出しながら、あと1本という展開ですね。
こうなると1点勝負、ということは1球勝負ですから、小さなミスが勝敗を分けることが多いと思いますよ。
攻めるピッチングです。
このスクリューがあります。
ここは我慢したのはバッターの会田。
秋田大会では結果は出ませんでした、少しいろんなものを背負い過ぎてしまったと本人が話していました。
ボールになってもこの表情。
高いバウンド、ランナーは3塁。
1アウト3塁1塁。
何とも微妙な打球が飛びました。
記録はエラーですが、宇佐美さん、こういうところに飛ぶんですね。
ベースではねて、ただ、いい球を投げればアウトですけどね。
秋田商業ビッグチャンス。
龍谷ピンチです。
1アウト3塁1塁です。
声をかけあいます。
さあどういう守備体形をとるかの確認だと思いますね。
もうちょっと三遊間を詰めたほうがいいと思うんですけどね。
1塁へ牽制して様子を見ようというところです。
攻撃面もいろんなことが考えられますね。
スクイズもあると思います。
太田監督、3塁ランナー近野。
1塁ランナーがスタートを切る。
キャッチャーは投げません。
ストライクで1ボール1ストライク。
そして、今セカンド、ショートが先ほどよりも前に来て。
ここは走ったほうが、逆に守るほうは踏ん切りがつくと思うんですね。
今のボールは完全に外でしたが、2ボール2ストライクです。
スリーバントスクイズがありますよ。
今のは打つ気なく真ん中を見逃しましたんでね。
しっかりとってしっかりタッチした。
キャッチャーの川添です。
よくとりましたね。
ここはちょっとショートバウンドになったが。
ナイスキャッチですよ。
さすが2年生ピッチャーを引っ張る川添です。
3年生。
そして武田に回ってきました。
何かしらラッキーボーイな感じがするんですよね。
守備でも攻撃でも武田君が。
ここに来て、最速132キロという表示です。
お互いのピッチャーが踏ん張り続けて7回裏。
足に当たりました。
1塁ランナーはスタートを切っていました。
これで満塁です。
満塁で4番を迎えます。
また4番ですね。
やはり回ってきます、足はかなりこれは痛そうですが、大丈夫でしょうか。
何度もおとずれる秋田商業のチャンス。
そして何度もやってくる龍谷2年生160センチ、池田のピンチです。
宇佐美さん、まずバッターはどんな事が大事ですか。
ただ素直には投げてくれませんからね、今のもスクリューですからね。
バッテリーはどんな事を考えているでしょうか。
ファウルもそうです、スライダーも誘いに行ったんですけどね、勝負ですね。
ストライクゾーンお見事。
振らせた、何という2年生。
池田。
このピンチで自分の持ち得る力を全て発揮しました。
熱戦です。
秋田商業、6回、7回、ビッグチャンス、その中で、龍谷の池田が踏ん張ります。
宇佐美さん、あっぱれというピッチングですね。
持てる力、全て、球種も全て使って、ピンチを切り抜けましたね。
龍谷、今度は自分たちがチャンスをつくれるか、2番から。
何といっても、池田の持ち味を存分に引き出す、この川添のリードもあります。
先頭打者として、チャンスメークなるか。
見逃し三振。
12個目。
ここは両投手の踏ん張り合いというゲームになってきましたね。
また持ちなおした感じがしますね。
スライダーにも切れが出てきたでしょうか。
3番バッターの古賀。
変化が大きいスライダーです。
伸びています、ストレート。
工藤君に聞きますと、成田は負けず嫌いですと、ふだんの遊びの中でも練習の中でも、とにかく負けず嫌いですと、キャッチャーは話していました。
ここはエースの意地が当然ありますよね。
再加速してますね。
あの高さの球を振ってくれなくなったんですね。
ちょっと、腕がもうひとつ、振れると、振ってくれるんでしょうけどね。
見逃しです。
振ってくれないなら、ストライクゾーンに入れます。
13個目の三振はスライダーで見逃しでとりました。
龍谷がピンチをしのいで、2番からの攻撃なんですが。
流れはわたさないという成田のピッチングです。
ショートゴロ、草なぎ。
ちょっとボールが手につかない。
ちょっとボールが手につかない。
2アウトから、エラーでランナーが出ました、しかも2塁です。
どうしたんでしょうか、普通のショートゴロだったと思いますが。
ちょっとファンブルしたようなところがありました。
ここは目まぐるしく動きがあります。
攻撃側は背番号11の岩本が次のバッターの江島に何か指示を伝えました。
ここはセカンドランナー、どんな形でもかえすべきですね。
センターの会田君が、ちょっと浅いような気がするんですけどね。
センターのキャプテン、会田、もう少し前でいいと思うんですけどね。
相手の先発ピッチャー2年生の池田は再三のピンチを切り抜けてきました。
2アウトなんで、今のも早くスタートを切らないと、かえれませんよ。
ストライクをとった。
エースの意地があります。
3年生の意地があります。
さあ、ここはまた、ストライクコースにボールがいけば走れますので、1点の可能性があるんですが。
走ってないでしょう。
97回目の大会は5日目を迎えています。
今日、明日、さらにはあさってで、49代表、全て出そろうことになります。
成田翔が出塁しました。
池田の球数も100球を超えてきました。
しかし、今のは、成田君の積極的なバッティングを褒めるべきだと思いますね。
ノーアウト1塁です。
バッターは古谷。
ファウルグラウンド、キャッチャー、とれない。
川添のダイビング、勢い余ったか、惜しいプレーでした。
当たったんですけどね。
ぎりぎりいっぱいのプレーでした。
引っ張ります、池田を引っ張ります。
ノーアウト1塁です。
秋田商業がまたランナーを出しました。
何度も何度もチャンスはあります。
強振。
ライト線、ノーアウト、3塁2塁。
ビッグチャンス。
思い切ってきましたね。
左ピッチャーを打つお手本のようなバッティングが出ましたね。
チーム1の打点8。
甲子園がこの池田に、何度も試練を与えます。
ここでまた伝令が出ました。
エースナンバーの矢ヶ部も投球練習はしているんですが、さあここは3年生、西川貴信が声をかけます。
内野ではセカンド。
久野だけが2年生ですから、ほとんどが先輩たち、先輩が笑顔にしてくれました。
またまた試練。
繰り返し襲ってくるピンチ、大きな甲子園で小さなサウスポーが奮闘を続けます。
内野は前進。
このバッター勝負ですね、セカンド、ショートがちょっと浅過ぎる気がするんですね。
そこまで無理はして突っ込まないと思うんですよ、成田君ですからね。
バッターボックスには途中から入っている柴田輝。
外のストレートで多分同じコースへスクリューかチェンジアップをほうると思いますよ。
三振が欲しいですね、ここは。
タイムがかかって、2塁ランナーの古谷ですね、足がつりましたか。
それは大丈夫だと、足を1回伸ばして、大丈夫ですと、審判の方にも話しました。
攻める秋田商業、再三のチャンス。
守る龍谷高校。
外ついていきます、やはりこのボールでしたね。
そうですね。
さあ、どこで今度はインコースの真っすぐをずばっと来るか。
1本見せるかというところですね。
外ストレートや内のスライダー、インコースのスライダーを引っ張っていきます。
ここでインサイド行きましたね。
柴田君ですか、非常に外も内もコンパクトに目はついていってますね。
先ほどのスクリューも逃げましたからね。
落としてくる、この場面でベストピッチをくり返します。
最高のコース。
代打は小柳寛人3年生。
代打スクイズ、私ならやりますね。
ランナー、これでは突っ込むことはできません。
ランナーを送ってのスクイズ。
恐らくバントのうまい下手、そこまでは情報はないと思います、なかなか点が、ランナーが出て、入らないですからね。
初球はボールです。
ボールにはなっているんですが、甘いところには行かない低め低め。
ランナースタート、空振りだ。
2アウト目をとった秋田商業、なかなか2点目が入らない。
龍谷高校、ホームにランナーをかえしません。
スライダーですね。
これはなかなかバッター難しいですか。
そうですね。
これで2ボール1ストライク。
もうあとは代打の小柳、打って返すしかありません。
3ボール1ストライク。
見ました、フォアボールです。
フォアボールです。
この池田投手が、本当に丁寧に丁寧に、投げ続けています。
ピンチに動じないですね。
自分の思いどおりのピッチングができて、打たれたら仕方ないやと、そういうピッチングができていますね。
バッターは9番キャッチャーの工藤。
今日はヒット1本レフトへ打っています。
いいボールですよ、少し外れたんですかね。
ファーストがベースについてないんで、ここは走ってもいいと思うんですけどね。
ついに勝ち越し点が、秋田商業に入りました。
キャッチャー工藤のタイムリー、ついに勝ち越し点を奪われて、少し天を仰いだ、2年生の池田です。
ここで捉えました。
悪くないですよ、もうバッターを褒めるべき。
もうバッターを褒めるしかないですよ。
工藤のタイムリーヒット、2対1。
1番キャプテン会田に回ります。
キャッチャーですから、スクリューを読んでた、そんな感じがしますね。
さすがのバッティングでした。
ホームにボールがかえってこない、3点目が入った、会田のタイムリーヒット。
とれなかった、勝ち越し点を、一気にこの回、とりました。
秋田商業もしっかりとおっつけて、コンパクトにやはりここに来て。
意地の一打ですね。
ここまでよく投げました。
小さなサウスポー池田智浩。
甲子園の大きな拍手。
何度と来たピンチで自分の最高のボールを投げた姿。
そのすばらしいピッチング。
高校野球ファンの印象には深く残りました。
同じく2年生です。
エースナンバー矢ヶ部航です。
決して大きくありません。
池田と同じ2年生、ライバル関係だそうです。
ここは宇佐美さん、2点取られてますが、サードランナーをぜひともおさえなければいけないですね。
とにかく低め低めに投げたいと話していました。
正直僕は、すごく、意識があります。
そう話してくれました。
次の1点が入るか入らないかも、非常に大きくなります。
今じっくりキャッチャーの川添が、ここで初めて甲子園のマウンドに上がってきた矢ヶ部にアドバイスを送りました。
秋田商業は1点でも多くという、そんな場面で草なぎ。
矢ヶ部もスライダー2種類、さらにはシンカーを持っています。
1塁ランナースタートを切る。
キャッチャーは投げません。
これで3塁2塁です。
僕は三振をとるピッチャーではありません。
低めにしっかり打たせてとっていきたいですと。
この矢ヶ部航。
今日は再三いいプレーがあります、キャプテン松永、ついに秋田商業に勝ち越し点が入りました。
ノーアウトのビッグチャンスが2アウトまできたんですが、ここはキャッチャーの工藤の見事なバッティングでした。
外にアウトローいっぱい、もしくはボールぎみなんですが、踏み込んでいって、コンパクトに目が最後までついてますね。
いいヒットというのは、いい打ち方、理にかなってヒットが出ていますね。
9回表。
2点を追って龍谷高校、松永から。
思い切って振ってきます。
何とか先頭が出たいですね、龍谷高校としては。
2点差、全くゲームは分かりません。
小さくても僕たちは遠くに飛ばすこともできます、自信たっぷりに松永がそう話してくれました。
冬休みの練習ではバッティングだけを磨いた、そんな時期もあったそうです。
空振り三振。
14個目。
先頭キャプテン出塁することができません。
相手の2年生、同じサウスポー池田との投げあい。
ここまで投げてきました。
エースナンバー成田翔です。
バッターボックスには北村。
今日ヒット1本。
スライダーでストライクをとります。
速いテンポで、投げ込んでくる成田翔。
1人出れば、一挙に球場のムードは分からなくなります、球数135球。
すばらしい熱戦です。
逆方向へ、逆方向へついていきます。
お父さんは天理高校のキャッチャーとして、この夏の甲子園、全国制覇。
将来の目標は父を超えること。
ストレート見逃し三振。
9回表、2アウト。
成田、15奪三振。
加速する9回のマウンド、球数137。
9回表まで来ました。
秋田商業の再三のチャンスなかなか入らなかった追加点を8回裏にとりました。
将来性あるバッティングが持ち足。
20年ぶりの甲子園。
いいコース。
表情は変えない。
次が140球目。
追い込んだのは、成田翔。
秋田商業の3年生エースと、龍谷高校の2年生のサウスポー10、見事な投げ合いでした。
2ボール2ストライクから落とした。
空振り三振。
最後はスライダー。
3者連続で締めた、16奪三振。
秋田商業のサウスポーのエース成田翔。
見事な完投勝利。
3対1。
熱戦でした。
制したのは、2年ぶり18回めの夏、秋田市立秋田商業高校。
20年ぶりの佐賀龍谷高校、池田も頑張りました。
立ち上がり、苦しめられた成田を相手に1点を取りました。
大会5日目第3試合。
見ごたえのあるすばらしい高校野球らしいゲームでした。
秋田商業、甲子園での勝利は、3年ぶりです。
3対1、すばらしいゲームでした。
投げ抜いたエースの成田、試合が終わってもはじける笑顔ではありません。
まだまだこれから先を見据えています。
16奪三振、キャッチャーの工藤が打った見事な勝ち越しタイムリーでした。
挨拶をした後もきびきびと、高校生らしく、爽やかに走っています。
そして龍谷高校、20年ぶりの夏の甲子園、もちろんこの選手たちにとっては、初めての甲子園でした。
池田の力投が光りました。
すばらしかった。
徳山監督が、この池田を慰めます。
宇佐美さん、胸を張ってほしいですね。
そうですね。
本当に池田君はピンチにも動じず自分の持ってるものは全て出したと思うんですね。
ピンチでのあのコントロールといいますか。
低めスライダー、見事なピッチングでした。
龍谷高校、2年生のメンバーも非常に多い中ですが。
打線も本当に力のないチームであれば、成田投手にずるずるとやられていたかもしれなかった。
本当に両チーム、すばらしい持ち味を出したいい試合だったと思いますね。
砂を集めるチームメートから1人離れて、涙をとめることができません。
佐賀代表龍谷高校、佐賀大会でも逆転、逆転粘りの野球でした。
その姿をこの甲子園でも我々に見せてくれました。
そして勝った秋田商業です。
何といっても、宇佐美さん、さすがは3年生、エースが投げ切りましたね。
バックのミスもあって、不運な失点もしましたけど、中盤苦しかったイニングもあったと思いますけど、さすが3年生、終盤はたち直って、またもとのいいピッチングをしましたね。
俺が引っ張るんだという姿がね。
相手2年生には負けられないというひしひしと伝わってきましたね。
意地を感じましたね。
16奪三振ですから、一気に今大会の注目投手ということになりましたね。
球数が150球ですかね。
もう少し減らせれば楽に投げられるんですけどね。
でもその16奪三振を感じさせなかった龍谷の戦いはすばらしいですね。
手も足も出なかったというような印象はなかったですね。
それほどやはり成田君には襲いかかりましたね、龍谷打線は。
成田にも今少し笑顔がありました。
甲子園を経験してるのは、僕だけだから、ふだんから、僕が引っ張らないといけないと思っていましたと話していました。
頼もしいエースです。
奪三振、どこまで重ねていくのかも楽しみです。
まずは秋田商業が、次の戦いに向けて、今日の甲子園を後にします。
まだ涙はとまりません。
まだ2年生です。
池田智浩。
間違いなく、この100年目のその歴史の中で、光るピッチングが、歴史の1ページになりました。
さあまた、来年かえってこようそんな思いを胸に、2年生が甲子園を去っていきます。
間もなくインタビューを聞けると思います。
3対1とすばらしいゲーム。
3試合全てのゲームが終わりいます。
成田投手です。
ナイスピッチングでした。
ありがとうございます。
勝った今の気持ちはどうですか。
自分たちは甲子園の舞台で、勝とうと、みんなで一丸となって頑張ってきたので、まず一つ勝てて、よかったと思います。
4者連続三振で入りました。
とにかくまずキャッチャーと低めに集めることを心がける、と決めていたので、よかったと思います。
スライダーも切れを感じましたが、今日は低めのスライダーで三振をとれたことはよかったと思います。
全部で16個奪いました、どうですか。
狙ったわけではないので、打ちにくいところに投げた結果、そのぐらいとれたので、よかったと思います。
中盤以降、あのあたりは何を考えていましたか。
先に点を取られれば、そこまでのピッチャーだったので、それは相手に点を取られないよう、しっかり味方が取るまでは我慢する、そう考えていました。
終盤はまたギアを上げましたか。
監督に球が落ちてきていると言われたので、ギアを上げていこうと思って投げました。
8回に仲間が点を取ってくれましたね。
あとは抑えようとそれしか考えていませんでした。
ピンチの場面で内野ゴロを打たせてしまったので、そのことは反省点だと思います。
この後の目標は。
1つ2つと上に行けるように、自分なりのピッチングをしっかりして、チームに貢献していきたいと思います。
ありがとうございました。
しっかりと答えてくれました。
成田投手、三振はもちろん狙っているわけではないと話していましたが、16奪三振。
中盤乱れるところがあって、8回、9回で、計5個の三振と。
初回と9回が3者三振ですからね。
このあたりはただもんじゃないなという気がしますね。
体も連動して動いていける、試合の流れもよく分かっていましたね。
監督さんもよく分かっていらっしゃる、ギアを上げろと、いつも一緒に練習してますので、監督さんが一番よく分かっていると思いますね。
太田監督もギアを上げろと言ったのかもしれませんが、3対1で見事に龍谷高校を下しました。
チャンスで点が取れなかった後も、成田投手は変わらずにピンチがあっても失点しなかった、このあたりがエースらしいところでした。
何といっても立ち上がり。
ストレート、ストレート。
そしてスライダーです。
ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんですが、立ち上がり、3者三振。
そして秋田商業はまず1点を取ります。
そして4回ですが、先発の池田。
池田投手、立ち上がりこそ点は取られました。
改めてその印象はどうですか。
闘志を思い切り出すわけでもなく、自分をわきまえて、落ちついたピッチング。
そして要所でずばっと。
本当に持ち味は出ましたよね。
6回表のピンチ、成田が踏ん張ります。
ここからはどっちが先に勝ち越すんだという展開になりました。
1球空振りの後に代打を送って、ここはまずインコース、スライダーですよ。
すばらしいボールでした。
そして今度もまた7回、ピンチ。
これがセカンドバックホーム。
キャッチャーもよくとった。
腕をよく振って、自分をしっかり信じて投げてますよ。
恐れ入りました、満塁であのスクリュー。
そして成田がピンチ。
ここも踏ん張ります。
ついに、ゲームがまた動き出したのが8回裏、スクイズが空振りになって、2アウト目をとります。
ここでした。
工藤のタイムリーヒット。
短く持って、引きつけて、目を離さずに、いいバッティングでした。
そして、9回表は成田が3者連続三振。
計16奪三振というゲームになったわけですね。
成田投手が言っていました、僕たちは甲子園で勝とうということを言ってきたんだと。
お互いの持ち味が出た好ゲームになりましたね。
ヒット数こそ差がありましたけど、ヒットの数じゃない、相手より点を1点多くどう取るか、今日16個の三振を奪いました。
三振のシーンを改めて見ていきたいんですが。
立ち上がりは宇佐美さんからも、腕は振れていると話がありました。
元気ですね。
体も気持ちも元気でね。
中盤はちょっと。
今のもすばらしいボールですね。
そして真っすぐ、外真っすぐ、スライダーでの見逃し、ストレート空振り。
ストレート見逃し。
最後はスライダー。
フォームを見ていて、特徴的なものはありますか。
体全部を使って投げていますね。
手投げになると、制球がばらばらになる。
少しありましたけども、まだまだ高校生なんで、そこまでと思うんですけどね。
でも本当に、ダイナミックな、けれんみのない投げ方ですね。
168センチなんですよ。
には見えないですね。
体全体を使って投げろとはよく言いますが、簡単なことではないんですか。
なかなか覚えるまでがね。
あとは強靭な足腰も必要ですね。
この甲子園でいきなりの16奪三振ということで、では、今日のゲーム、第1試合を振り返っていきましょう。
健大高崎対寒川のゲームです。
機動力が持ち味という健大高崎に対して、ランナーを許しませんでした。
1回裏、健大高崎のエースここはしっかりショートバウンドでとって、ダブルプレーをとりました。
落ちついていました、クレバーでした。
2回裏、2アウトからチャンスをつくりますが、チェンジアップで三振です。
3回表、これが抜けます。
2人がかえって、健大高崎が2点を先制。
さらに4番。
強い当たり、この回に一挙8点というビッグイニング。
そして4回裏、寒川、4番。
高めのボールを見て、押し出し。
8対2、2点目を取りました。
ここで寒川としては、畳みかけていきたかったんですが、ショートがよくとりました。
すばらしいプレー。
健大高崎にいいプレーが出ます。
ファーストもよくとりました、健大高崎が2回戦進出を決めたゲームでした。
健大高崎も常連校、足も使ってくる、勝ち上がりました。
今日は、3試合が行われています。
それでは第2試合。
100年の夏ということで、京都二中の流れをくむ鳥羽高校。
大会第6号。
2点を鳥羽高校が先制します。
対する岡山学芸館、チャンスをつくって、8番。
内野ゴロ。
1点差に迫ります。
これで2対1。
4回、岡山学芸館、9番チャンスでスクイズが空振り。
ここはそして鳥羽高校は、2アウト2塁、2番。
いい当たり、セカンドがとりました。
接戦になりました。
鳥羽高校エース。
いいコースです。
ランナー許すんですが、どちらが勝ち越しをするのかという展開でした。
6回、鳥羽高校。
ここでスクイズ、グラブトス、お見事でした。
それでも7番、なお続くチャンス。
なお続くチャンス。
右中間へ。
7対1。
鳥羽高校が勝ち越し7対1。
この後、一気に流れに乗って、得点を重ねました。
鳥羽高校が、100年という高校野球の歴史。
第2試合と第3試合は同じような展開でしたね。
中盤まで競り合ってね。
高校野球ならではのゲーム。
第2試合は鳥羽高校がね、運命的なものを感じますよね。
しかも1勝と。
どういうんですか、はるかに想像を超えた、何かあるのかもしれませんね。
第3試合は秋田商業が龍谷高校を下しています。
これで、9日めの組み合わせですか。
さて今年で高校野球は100年、ここからはその中の名場面をお送りします。
甲子園のアイドルとして今なお語りつがれる荒木大輔。
多くの女性ファンから絶大な支持を得た。
大ちゃんフィーバーと呼ばれる現象は社会現象にもなった。
佐賀商業新谷、あと1人で消えた、完全試合。
夏の大会、いまだ達成されていない、記録に最も迫ったのが、佐賀商業新谷。
9回、完全試合まであと1人。
つかみかけた大記録、すり抜けた。
仙台育英、東北勢初優勝まで、あと1歩。
初優勝の栄光にあと1歩。
両校無得点のまま迎えた延長10回。
1アウト、ランナー3塁2塁のピンチを背負う。
延長10回均衡が破れました。
悲願達成あと1歩で涙をのむ。
ということで、後にプロでも活躍したピッチャーたちの伝説のシーンといいますか。
みんな甲子園球場で育っていったんだなという印象を受けますね。
宇佐美さんご自身は、7度の甲子園ということなんですが、ここで、学んでさらに大きくなること、やっぱりいっぱいあるんでしょうね。
ここで得る体験というのは、何ものにもかえがたい、そういうものがありますね。
勝ったチームにもエラーした選手にも、負けたチームにも拍手があったかいですね。
選手を、高校生を育ててくれる場所だと思います。
今日のゲームでも、龍谷高校の2年生の池田君が最後まで泣いていました。
そっと見守ってあげて、1年後の成長した姿を見たいですね。
見ているほうからすると、もう、全く泣く事はない、すごいいいピッチングだったという我々からはしますが、2年生の涙、3年生の涙、また違うものが。
そして決して恵まれたとはいえない体から、すばらしいピッチングを見せてくれました。
お祝いといったらおかしいですけど、称賛に値する投球だと思います。
池田投手がマウンドをおりるときの甲子園の拍手が全てを語っていたと思います。
今日の第3試合からが2回戦に入ったということで、さらに明日、あさってで、49代表が出そろうことになります。
5日目終わった甲子園は静けさが戻ってきています。
今日は、ゲストは愛媛小松高校監督宇佐美秀文さんでお送りしてきました、ありがとうございました。
(うめき声)2015/08/10(月) 14:15〜17:00
ABCテレビ1
第97回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第5日 第2試合 第3試合

【第2試合 12:00〜】
岡山学芸館(岡山)×鳥羽(京都)
【第3試合 14:30〜】
龍谷(佐賀)×秋田商業(秋田)

詳細情報
◇ゲスト
【第2試合】
永田裕治(報徳学園 監督)

【第3試合】
宇佐美秀文(小松 監督)
◇おしらせ
※最大延長18:15まで

ジャンル :
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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