第97回全国高校野球選手権大会 第5日[SS] 2015.08.10


是非皆さんスイング軸をマスターしてほしいと思います。
このスイング軸ができれば90切りも目の前です。
生字幕放送でお伝えします
大会5日目の阪神甲子園球場です。
三塁側のアルプスを中心にきょうも、ぎっしりとファンで埋まっています。
このあと、第2試合岡山から初出場になります一塁側に岡山学芸館。
三塁側に高校野球100年第1回大会優勝校の京都二中の流れをくみます鳥羽高校。
三塁側の対戦です。
ここまでが今大会の1回戦。
きょうの第3試合からは2回戦に入っていきます。
放送の解説は県立橋本高校から同志社大学社会人野球日本生命で、ピッチャー監督として活躍されましたオリンピック3大会出場の杉浦正則さんです。
杉浦さんお願いいたします。
それでは早速両校のふるさとから紹介していくことにしましょう。
一塁側からは岡山初出場です。
岡山学芸館岡山市をご紹介します。
岡山市の東部を流れる吉井川の港町として古くから栄えてきた西大寺地区。
昭和初期のレトロな町並みが残る商店街は映画のロケ地にも使われる人気の観光地です。
505年続く伝統の裸祭りは福を呼ぶ木、宝木を奪い合う岡山一熱い祭りです。
甲子園での岡山学芸館の活躍にも熱い声援を送ります。
500年前後の歴史を持つといわれる裸祭りの紹介もありました。
学校は岡山市の東区にあります。
西大寺女子高校から金山学園そして、校名を変えて現在の岡山学芸館になりました初出場です。
そして今、大きな拍手ちょうど選手が三塁側のアルプスに向かったところです。
京都二中の流れをくむ鳥羽高校。
15年ぶり6回目の出場。
第1回大会から100年節目の大会に鳥羽高校が京都大会を勝ち上がってきました。
鳥羽高校のある京都市をご紹介します。
日本を代表する観光都市・京都市。
去年1年間に京都市を訪れた観光客は5564万人。
外国人観光客が伸び過去最高を記録しました。
京都が誇る花街の文化。
京舞を教える井上八千代さん。
ことし人間国宝に認定されました。
全国大会が始まって100年。
京都では第1回大会で前身の京都二中が優勝した鳥羽高校の活躍に期待が高まっています。
学校はJRの京都駅から程近く校舎から当時の五重の塔を望むこともできます。
今ご紹介もありましたが。
第1回、優勝のスコアを閲覧して、この甲子園に臨んできました。
先攻が岡山学芸館。
後攻め、ぎっしりのアルプス鳥羽という。
きょう大会5日目、第2試合です。
一塁側の岡山学芸館の勝ち上がりからご紹介していくことにしましょう。
キャプテンの岡本選手にチームを紹介してもらいます。
岡山学芸館高校野球部主将岡本祥吾です。
ことしのチームは打力のチームです。
甲子園でも自慢の打力を見せつけ一戦必勝で頑張っていきます。
絶対勝つぞ!
よーし!
打撃のチームという紹介がありました。
チームバッティングアベレージ3割6分4厘勝負どころでの連打もありました。
投手陣は4人継投で勝ち上がってきました。
背番号1番の宇地原が最も多く投げてきましたがきょうの先発は背番号10番の大北と発表になりました。
もともと夏の岡山大会ではエースナンバーを着けていたピッチャーなんですが杉浦さんこれが以外でしたね。
後半、宇地原君がすべて投げてましたからね。
そういった中では鳥羽のほうも読みが外れた感はあるかも分からないですね。
岡山学芸館の監督は宇地原はショートも守れるということでまずは守備をしっかり安定させてから継投を頭に入れながらという岡山学芸館の考え方です。
では、その岡山学芸館のスターティングメンバーです。
三塁側の後攻め鳥羽高校の勝ち上がりもご覧いただきます。
笑顔も見えていますがキャッチャーの梅谷キャプテンにチームを紹介してもらいます。
鳥羽高校野球部主将梅谷成悟です。
ことしのチームは守備からリズムを作り切れ目のない打線が持ち味です。
甲子園では、一戦一戦戦い抜き京都二中の先輩を越えられるような戦いをします。
絶対勝つぞ!
よっしゃー!
京都二中の先輩を超えられるような活躍ということばがありました。
きょうは、京都二中時代の卒業生もアルプスにやってきているという話もきています。
ピッチャーは主に2人の投手。
京都大会松尾、山田、この2人は継投はありませんでした。
松尾が先発して完投。
山田も投げました。
きょうは先発右の松尾です。
スターティングメンバー京都大会の決勝と全く同じです。
ご覧のように9人どのバッターも3割を超えるというホームランはないんですが力がありそうですね。
つないだ野球をしてきますよね。
選手たちがベンチの前に出てきました。
杉浦さんいわゆる、伝統のある学校と初出場のチーム、背景は対照的な両チームですけどね。
でも、最近としては両方とも初出場みたいなものですからこの一戦が大きくなりますよね。
鳥羽高校は15年ぶりの夏の甲子園。
両チームの選手たちが整列します。
先ほどの映像でもご紹介しました第1回大会から試合前の整列が行われてきました。
では、まず守ります鳥羽高校の守備。
場内アナウンスでご紹介します。
二塁、塁審の大道さんは和歌山からの派遣審判です。
まず鳥羽高校先発の松尾です。
京都大会4試合投げました。
ですから非常にコントロールのいいピッチャーということがいえそうです。
失点も2点ということになります。
試合の立ち上がりが一番大事ということを言っていましたよね。
どのゲームもやはり初戦の立ち上がりというのは大きい意味を持ちますね。
1番ファースト岡本。
まず、大事なバッターを迎えます。
松尾の持ち球はこのストレートスライダー、カーブとチェンジアップを持っています。
ひざ、当たっています。
デッドボール。
ノーアウトランナーが一塁。
制球のいいピッチャーの松尾ですが。
思い切って投げた初めてのインコースということになるかと思いますけど。
ちょっと力が入ってバッターに当たってしまいましたね。
フォーム自体を見てると非常にバランスのいいフォームをしてますから少し緊張があるのかなと思いますね。
大観衆の中、投げる甲子園球場です。
2番のセンター・藤原。
岡山学芸館はこういったケースでは、うまく送りバントを決めていきました。
経験豊富な山崎監督がこの初回の立ち上がりどういった策を取っていくか。
サードは守備位置少し前です。
ワンアウト、ランナーが二塁。
1回の表、岡山学芸館。
岡山大会で見せた攻撃を展開しまして先制得点のチャンスを作りました。
きっちりと送ってきましたね。
ファーストストライクでしっかり決めてきましたから非常にいい流れです。
ツーアウトランナーが三塁と変わりました。
1回の表、岡山学芸館の攻撃。
ランナーを進める形になりました。
初球、変化球から入りましたね。
初めての変化球だと思うんですけど少しタイミング合ってなかったですね。
そして4番の喜納智志チームで最も長打力のあるバッターです。
先制点が入るか入らないか非常に大きな1回の表になりますね。
先制点は大きいですよね。
外野が深めの守備位置に変えました。
両監督が接戦となって終盤までいくだろうこういった予想をしています。
両手で取りました中嶋。
スリーアウト。
ランナー、三塁に残塁。
1回の表岡山学芸館、ランナー三塁まで進めましたがここは京都・鳥羽高校ピッチャー・松尾変化球で打ち取りました。
岡山学芸館は無得点です。
しのぎましたね。
非常に一つはデッドボール与えましたけどあとは落ち着いた投球ができていたと思います。
放送席には杉浦正則さんにお越しいただいてこの大会5日目、第2試合をお伝えしています。
まず序盤どうかというところで京都・鳥羽高校はしっかり抑えたと見ていいでしょうか。
一つはランナー出しましたけど落ち着いてあとを抑えましたね。
今度は背番号10の大北投手がどんなピッチングをするかですよね。
非常に鳥羽の打線は活発ですのでその辺りは、どう抑えていくか見ものですね。
先発ピッチャー2年生の大北。
岡山大会ではエースナンバーでした。
出番は1試合でした。
受けるキャッチャーは畑口。
ピッチャーによく声をかけます。
大北投手の立ち上がりに注目です。
ご覧のようにがっちりとした体をしています。
非常にスピードボールに自信を持っていると本人も言っていますね。
少し腕が遅れてくるというような特徴のあるピッチャーですね。
まずは守備からいきたいといっていた山崎監督。
大北のコンディションも上がってきたということでこの甲子園の1回戦先発に起用しました。
変化球から入ってきましたね。
少し沈みましたね。
本人はカーブ、スライダーそれからカットボールとチェンジアップを持っているといっています。
ワンアウト。
宇地原が軽快に守りました。
このショートの守備が内野外野にわたって引き締める役割があるんだと山崎監督は言っていました。
守備の要ですからきょうは、守備ということを重視したんだと思いますね。
まず最初のバッターを打ち取った大北。
2番のサード・岩切。
少し球速があがってきました。
1つアウトをとって声も出ました。
精神的な余裕も出てきたんでしょうか。
ストライク先行していますからね。
スライダーこれが武器なんでしょうか。
やはりストレートで追い込んでスライダーで打ち取るというのがパターンですよね。
ライト前ヒット。
両チーム通じて初めてのヒットは1回の裏。
京都・鳥羽高校。
ワンアウト、ランナーが一塁です。
2番のサード・岩切。
外のまっすぐを捉えました。
この辺り、さすがですね。
コースいっぱいのボールでしたけどコースに逆らわずに逆方向にしっかりミートしましたね。
いいバッティングですよね。
長打こそ多くありませんがこのように単打を積み上げるのが京都・鳥羽高校のスタイル。
3番のセンター・2年生。
京都大会で4割を超えるバッティングアベレージ。
ランナーが出たということでどうかということです。
ここも変化球から入ってきました。
ラインの上で切れましたファウルです。
ワンボール、ワンストライクと変わります。
ワンアウト、ランナーが一塁の場面でランナー動かしてきましたね。
早くスコアリングポジションにランナーを進めたいという意向はありますね。
基本的には送りバントが多い京都・鳥羽高校ですがこういったときにはエンドランも仕掛けてきます。
カウント的にはあるんでしょうかね。
あると思いますね。
このカウントどうでしょう。
恐らく並行カウントツーアンドツーになったときに可能性のほうが高いかなと思います。
ランナーは二塁。
足も速いが一塁はアウト。
ツーアウト、二塁と変わりました。
恐らくストライクが来るだろうというところで仕掛けてきたんだと思いますが。
どんどん仕掛けてきますね。
初戦ということでバッテリーが非常に緊張しているところの攻撃という感じはしますね。
ランナーは進みました。
ショートの宇地原君もよくアウトにしましたね。
この辺りは山崎監督の期待に応える守備といえます。
先制点のチャンス1回の裏、鳥羽高校。
ここは俊足の岩切が二塁ランナーですからヒットが1本出ればという状況です。
外野は守備位置はほぼ定位置です。
鳥羽高校からすれば少し以外だったかもしれません。
先発の大北。
どうしょう。
バッターの狙いとしては。
今のストライクに入っているボールが変化球が多いので、そこを追い込まれるまでは狙っていきたいところですよね。
ここまではストレート、それからスライダーを投げてきていますピッチャーの大北。
やはり狙ってきましたがファウルです。
キャッチャーの要求よりは逆に入ってたんですね。
少し変化球抜けましたけどね思い切りよく振ってますよね。
ですからファウルになってますね。
ツーストライクになってストレートにも備えないといけなくなりましたが。
両方、備えて攻撃に移らなきゃいけないですね。
浮いた球をファウルです。
2球、ちょっと抜けましたね。
少し高く浮いてますよね。
逆に高く浮きすぎたところがファウルになってるかなという感じはしますね。
もう少し低かったら危ないかなっていう感じはしますよね。
ホームラン!2点先制!京都・鳥羽高校!1回の裏。
強烈な当たりでした。
4番。
大会6号のツーランホームラン。
2点を先制しました。
沸き上がる三塁側アルプススタンド。
若干、甘めに中に入ってきたボールだと思います。
同じように抜けたボールでしたよね。
思い切りよく振りぬきましたよね。
京都大会ホームランがなかった鳥羽高校ですが。
5番のキャッチャーキャプテンの梅谷。
力ありますね。
非常に力強いスイングでしたよね。
2点を先制しました。
2点を失いました。
先発の大北。
山崎監督は3イニング抑えてくれればという話もしていました。
この2失点というのは岡山学芸館からみたらどうみればいいでしょうか。
重い2点ですけどまだ初回ですので攻撃つなげたいなと思いますね。
試合前に山崎監督が3イニング3失点までなら相手を打ち込むことができるんではないかという話をしていましたよね。
これは両監督が言っていました。
点を取りあうような接戦になった中でもいかに最小失点で抑えるか。
そういう意味ではこのバッターをしっかり抑えることですよね。
ツーアウト、ランナーが一塁。
キャプテンが続きました。
大事なバッターだったんですがしかし、なかなか厳しいところ攻めてますけどねバッテリーも。
アウトコースのいっぱいいっぱいのボールですけどバッターも逆らわずにミートで打ちましたよね。
すばらしいバッティングでしたね。
この辺りが京都大会を打ちぬいた鳥羽高校のすばらしさ。
6番のショート・南。
このバッターも3割超え。
ツーアウト、ランナー二塁、一塁。
追加得点のチャンスを連打で作りました。
逆らわないきれいなバッティングに見えました。
これも難しいボールですがしっかりミートをして逆方向に打ち返してますよね。
すばらしいバッティングですよね。
投球練習場では芦田がすでに投球練習を開始しています。
序盤の入りが大事だと両監督は言っていました。
1回の裏、鳥羽高校2点を取ってなおもランナー二塁、一塁。
追加得点のチャンスで中嶋。
5割近いアベレージを京都大会で残しました。
ここで抑えるかあるいは点が入るのかというのはだいぶ、違ってきそうですね。
バッテリーとしては連打続きましたけどここで抑えれば攻撃につながるかなと思いますね。
厳しいところは突いています。
鳥羽高校は、その厳しいボールをはじき返しています。
セカンドゴロです。
スリーアウト。
1回の裏、京都・鳥羽高校2点を先制しました。
最後のチャンスは岡山学芸館の大北、踏ん張りました。
2対0、初回からゲームが動いています。
初出場の岡山学芸館の校歌です。
うれしい夏初出場一塁側もご覧のように、ぎっしりです。
春は2001年センバツ出場がありました。
このときは初戦で高知高校に敗れました。
ですから春夏、通じて甲子園の白星を目指す岡山学芸館。
5番のショートを守ります背番号1番の宇地原からという攻撃です。
岡山大会4割3分5厘。
岡山学芸館からすれば宇地原が先ほど声をかけて、大北がそれ以上の追加点を許しませんでした。
ここ、大事なイニングになりそうですね。
点が入って試合は動きましたので岡山学芸館のほうも動かしたいところですよね。
厳しいところ。
二遊間、破っていった。
宇地原が出ました。
2点差、追いかける岡山学芸館の攻撃。
ノーアウトランナーが一塁。
その宇地原やりましたね。
攻撃としては最高なパターンですよね。
先制点は許しましたが追加点を許さなかった直後の攻撃。
6番のキャッチャー畑口。
この人がチームトップの打点13をマークしました。
岡山大会。
もちろん、まだ序盤です。
ここは送りバントが予想されますね。
2点取られてますからね。
早く1点でも追いつきたいというところはあると思いますね。
ここで1点、入るか入らないかというのは違ってくるわけですね。
1点、入ると気持ちも楽になりますからね。
一塁線はファウルです。
このあとは7番のセカンド・光成。
そして8番のサード・上岡。
8番の上岡が岡山大会では3割6分8厘という高い数字を残しています。
フルカウントになったのでバッターに任せてランナーは走るということですよね。
ピッチャーの松尾君も非常に厳しいところをついてますよね。
それてしまった!ノーアウトランナー、二塁、一塁。
2回の表、岡山学芸館得点のチャンスを作りました。
記録はエラーと出ました。
ショートからの送球ダブルプレーを意識した部分もあったかもしれませんが。
ランナーが走ってましたからその分、少し慌てたかなという感じはしますね。
堅い守備が持ち味の京都・鳥羽高校ではありますがここで一つもったいないプレーがありました。
ノーアウトランナーが一塁、二塁で7番の光成2年生。
二塁、三塁を作ってくることが考えられますかね。
送りバントかなとは思いますけど。
こういう二塁、一塁の場面でのバントっていうケースではバッターはストライクゾーンを少し広めにおいてバントするほうがいいですよね。
セカンドランナーからも見えますからストライクを引いてしまうとけん制でアウトになる可能性も。
送りバント成功。
ワンアウトランナー二塁、三塁。
これで二塁ランナーがかえれば同点という場面を作った岡山学芸館です。
バント、どうでしたか?
非常に打球を殺したいいバントでしたよね。
8番のサード・上岡。
どのように攻略してくるか。
スクイズでも1点という場面でもあるんですが二塁ランナーかえれば同点という場面ですよね。
まずは1点という中ではスクイズも頭に入れながらの攻撃になるとは思いますけどね。
山崎監督のアクションも大きくなってきました。
かつて岡山城東高校をベスト4に導いた経験もあります山崎監督です。
1点返しました岡山学芸館。
2回の表、ツーアウトランナーが三塁と変わります。
まずは、きっちりと1点を返しました。
外の難しいボールだったと思いますけど。
よくついていきましたよね。
守備隊形が少し後ろの守備隊形でしたからねそういった中では、最高のプレーをできたんじゃないかなと思いますね。
デッドボールです。
抜けてしまいました。
ツーアウト、ランナーが一塁、三塁です。
戦前に両監督が言っていたようにある程度、点を取り合う展開になるんではないかと。
こういうところもありますね。
2点1点と取ってきてますからね。
少し両投手とも落ち着きが足らないところはありますね。
1番のファースト岡本。
打順が一巡しました。
二回り目に入ります。
ある意味、岡山学芸館からすれば最も頼りになるバッターといってもいいかもしれません。
タイミングは非常に合ってると思いますね。
ベースを踏んでフォースアウト、スリーアウト。
ランナー、二者残塁です。
同点はなりませんでした。
2回の表の岡山学芸館。
しかし、この回1回の裏、追加得点を許さなかった直後、1点を返しました。
2対1です。
では鳥羽高校の校歌です。
15年ぶり、6回目の夏、甲子園です。
京都二中時代から振り返りますと春が4回。
この夏が6回目。
第1回大会の優勝だけではありません。
戦後まもなく1946年の準優勝も京都二中時代にもありました。
8番のライト・宮西。
両校の監督が試合の入りが大事だと言っていました。
点を取り合う立ち上がりになってどちらが先に落ち着くかでしょうか。
どちらかが0点に抑えて攻撃につなげれるかってところが大事になりますね。
ノーアウトランナーが一塁。
2回の裏、京都・鳥羽高校。
初回もそうでしたが本当にコンパクトに振るっていいましょうか。
4番の小薗君のホームランもありましたがほかのバッターは本当にコンパクトにミート中心の打球をしてきますね。
9番の松尾。
ノーアウトでランナーが出ました。
そして、取られた直後でもありました鳥羽高校の2回の裏の攻撃。
ここはきっちりと送れば打順はトップに入れますね。
ベンチとしてはきっちり送ってランナー、セカンドで1番を迎えたいですよね。
きょう1番の田淵はショートゴロでした。
しかし、京都大会では4割を超えるバッティングアベレージ。
きょう、岩切にはヒットが出ています。
俊足のランナー宮西。
ツーボール、ワンストライクです。
際どいところにボールを投げ込んでいますが。
これはバッターの松尾もよく見てますよね。
非常によくボールが見えてますよね。
送ってランナーを進めて単打で返す。
鳥羽高校。
フルカウントになりました。
先ほど岡山学芸館の場合にはこういったケースでランナーを動かしてきたんですね。
ヒッティングに切り替えて動かしてきましたね。
ストライク。
見逃しの三振となりました。
送りバントはできませんでした。
ワンアウトランナーが一塁と変わります。
2回の裏、京都・鳥羽高校。
見極めようとしたんでしょうけどね。
ぎりぎりのボールでしたけどあの辺りは少しストライクゾーンを大きく持ってやるべきカウントでしたよね。
フルカウントでした。
そして1番の田淵。
ワンアウト、一塁。
このケースなんですが攻撃としては初回にもありましたがいろいろ考えられるケースだと思いますけどね。
ダブルプレーになりました。
スリーアウト。
2回の裏京都・鳥羽高校、無得点。
ノーアウトでランナーを出しましたが得点を挙げられませんでした。
最後初球を狙っていったわけですが。
バッテリーの術中にはまったという感じですね。
低めの変化球に対してゴロを打たせたという形で。
岡山学芸館としては最高な守備ができたのかなと思いますね。
その岡山学芸館のベンチ入りのメンバーをここでご紹介します。
先ほどからもご紹介してますが日体大、山崎慶一監督です。
岡山県内の高校で指導してきました。
96年、岡山でセンバツベスト4。
春と夏の甲子園を経験しています。
岡山学芸館は2007年から監督で9年目。
無失点に抑えた直後のこの3回の表ということになります。
好打順です。
2番のセンター・藤原から。
ここは学芸館の選手は気持ちよく打席に入ってきましたよね。
この先頭バッターが出るかどうかは大きいですね。
はじいてしまった。
ノーアウト、ランナー、一塁。
3回の表トップバッターが出ました。
記録がエラーと出ました。
ショートの南が脚を気にしています。
ベンチからスプレーを持った選手が行きました。
左足でしょうか。
ひざですね。
何か踏ん張ったときに痛みが走ったのか…。
グラブにボールが当たってますね。
ひざに当たってますね。
その場合のバウンド捕球できなかったわけですが。
最初のバッターが出ました。
ノーアウトランナー、一塁です。
送りバント成功。
ワンアウトランナーが二塁。
3回の表岡山学芸館同点のチャンスを作りました。
3番の後がきっちりと送って、4番の喜納智志に打順を回しました。
追いつけるか岡山学芸館。
初めて無失点に抑えた直後のこの3回の表。
ついてきますね。
非常に厳しい攻めですね。
相手は長打力のある4番の喜納智志です。
あれだけインコース厳しいところを投げられたあとですから外の球はかなり遠く見えると思いますが。
ここはしっかりと見極めました。
138キロの表示がありました。
ツーアウト、二塁と変わりました。
ここは抑えました。
力のある思い切ったボールを投げてきました。
非常にインコースに厳しい攻め方ができますね。
その辺りはキャッチャーの要求どおりの球がきてますね。
5番の宇地原。
先ほど、センター前ヒット。
外野の守備位置はほぼ定位置に戻りました。
左バッターにも思い切ってインコースをついていきます。
思い返せば初回立ち上がりに左バッターにデッドボールを当てたんですがあまり、引きずることなくインコースを攻めてますね。
インコースの球非常にいい球投げているのであまり気にしていないのかなという感じですよね。
レフト、取りました。
スリーアウト。
ランナー、二塁に残塁三回の表岡山学芸館、同点のチャンスを作りましたが4番、5番、倒れました。
京都・鳥羽高校のバッテリーが抑えました。
2回裏、3回の表得点が入りませんでした。
鳥羽高校のベンチ入りのメンバーです。
そして、山田知也監督は京都の高校から京都教育大学を卒業した39歳。
2006年から鳥羽高校の監督を務めています。
3回の裏の攻撃が始まります。
2番のサード岩切から。
こちらも好打順です。
取りました。
藤原。
チームいちの俊足の藤原です。
ワンアウトランナーがありません。
3回の裏2対1と鳥羽高校が1点をリードして向かえる攻撃です。
両チームの攻撃に0が入って、少し試合が落ち着いてくるでしょうか。
両投手とも少し落ち着いてきた感じはします。
3番の伊那。
縦の変化球から入ってきました。
変化球でも非常にいいところですよね。
4番の先ほど先制のツーランホームランの小薗。
たたきつけるバッティングはサード。
うまく体をかぶせてとりました。
ツーアウトランナーがありません。
先ほど先制ホームランの小薗が打席に入ります。
バッテリーとしてはその前にランナーを置くことは許しませんでした。
京都大会で出なかったホームランがここで出たということですね。
非常にスイングが速かったですよね。
藤原が取りましたスリーアウト。
6球で、この回の攻撃が終わりました。
大北が3イニングを投げきっています。
2対1、京都の鳥羽高校が1点をリードしています。
これから攻撃に入ります一塁側、岡山学芸館のアルプスの情報黒住アナウンサーです。
夏の甲子園は初出場の岡山学芸館。
この甲子園に向けてアルプスもパワーアップして臨んでいます。
それが吹奏楽部の楽器の数です。
野球応援ではおなじみの金管楽器なんですけど岡山学芸館の5つ星に合わせて5本あります。
そのうちの3本を新しく購入しました。
より多くの人に学校の名前を知ってほしいと購入しました。
心配なのは慣れない楽器での演奏なんですが吹く人に聞くと新しい楽器は癖がついていないのでより大きな音は出やすいんだそうです。
より大きな応援をこの一塁側アルプス響かせます。
一塁側でした。
初出場の岡山学芸館。
確かに大きな音がこの甲子園に響き渡っています。
鳥羽高校の三塁側にも目がいきますが一塁側もぎっしりですね。
非常によく入ってますよね。
この回6番の畑口から。
バックネット裏まで金管楽器の音が響いてきます。
試合は中盤に入ります。
4回の表です。
1点差を追います。
センター前ヒット。
ノーアウトランナーが一塁。
この回も同点のランナーが出ました。
杉浦さんこれ初回からノーアウト、ランナーですね。
やはり地方大会で3割6分ですかね打ってきてる打力がありますよね。
ノーアウトランナーが一塁で7番のセカンド・光成。
先ほどの打席では送りバントをきっちりと決めました。
送りバント成功。
ワンアウトランナーが二塁。
4回の表岡山学芸館。
毎回、送りバントを決めてこうしてランナーを進めてきます。
岡山大会どおりの野球ですね。
地方大会どおりのしっかりスコアリングポジションに置いて、攻撃をするというパターンですね。
同点のランナーを置いて問題はここから。
8番の上岡。
つまりランナーを進めているんですがここまで1点ということはここで一本が出てないんですね。
タイムリーが出てないですね。
外野はほぼ定位置です。
言い換えればマウンドの松尾君がランナーを背負ってからの投球がすばらしいなと思いますね。
インコースをしっかりつける投球をしてますからね。
ランナーが出ることでまた研ぎ澄まされていく部分があるんでしょうか。
恐らく、ここで1本打たれたらだめだということで集中力が沸いてくるって感じはしますね。
レフト前ヒット。
二塁ランナーは打球を見てからスタートしました。
4回の表岡山学芸館ランナーが三塁まで行きました。
決して甘い球ではないと思うんですけどね。
しっかり踏み込んでいってますからね。
外のアウトローの変化球もついていけてますね。
ここで京都・鳥羽高校は初めての守備のタイムをとりました。
背番号18番の田村が監督の指示を伝えます。
ワンアウト一塁、三塁で4回の表。
同点でオーケーと考えるのか。
ワンアウトですからね一番いいのはダブルプレーだと思いますけどね。
守備側としてはダブルプレーの守備位置で取るとは思いますね。
セカンド、ショートは塁上のラインを結ぶ位置。
バッテリーとしてはこういうピンチのときにいかにインコースをつけるかってことだとは思いますね。
先ほど大北にはデッドボールを与えている鳥羽高校のバッテリーです。
アウト!一塁ランナーは三塁へ。
ここは同点を狙ってスクイズを仕掛けましたが失敗。
ツーアウトランナーが三塁と変わりました。
低めの非常に厳しいところだったんですけどね。
恐らく外したボールではないんですけどたまたまいったボールなんですけど非常に厳しいボールになりました。
バッテリーが常に厳しいところにボールを投げてきています。
それがいい結果につながったんでしょうか。
まだ同点のチャンスは続いています。
このチャンスを生かして同点にしたかった岡山学芸館。
ただ、ランナーは三塁にいます。
ファウル。
インコースに絞った非常にいいボールですよね。
ランナーが出てからインコースを思い切って攻めて…。
空振り三振!スリーアウト。
この回もピンチしのいだ。
鳥羽高校の松尾。
力のあるストレート。
あのインコースがきいているんでしょうね。
きいてますね。
外の球三振に打ち取りました。
ランナー、残塁です。
1点リード鳥羽高校。
では鳥羽高校の三塁側のアルプスからです。
一塁側は新品の楽器です。
三塁側は100年前のデザインです。
KSNS。
京都セカンドミドルスクール京都二中。
鳥羽高校は第1回大会優勝の京都二中の流れをくむ高校です。
着ているのは開会式で第1回大会の出場校としてこのユニホームで出場しました。
ユニホーム姿を見た京都二中時代の先輩は昔のまんまや懐かしいと口をそろえたそうです。
偉大な先輩方と同じユニホームを着られて光栄。
100年の大会に出られたのは何かをもっている証拠。
偉大な先輩方に負けないようにしっかり応援したいと話していた三塁側でした。
京都二中は学制改革で1948年にいったん廃校になったんですがその後1984年昭和59年に、あとを継ぐ形でこの京都・鳥羽高校ができて高校野球100年の節目甲子園に帰ってきました。
5番のピッチャー梅谷からという攻撃が始まります。
初球からいきましたが、サード。
風が右から左。
流れています。
取りました。
ワンアウトランナーがありません。
2対1、鳥羽高校1点リード。
4回の裏の攻撃です。
鳥羽高校は最近でいいますと3年前の張るセンバツに出場してそのときにKSMSを左の袖にユニホーム入れるようにしたんですが。
6番のショート・南。
京都二中時代の卒業生から次は夏の大会を見せてくれとかなり山田監督も言われていたみたいですから。
その中で3年後に出るわけですからしかも100年の節目のときに出るっていうのはすごいですよね。
どうでしょう試合としては落ち着いてきた感じがあるのか。
ランナーを両チームが出してきているのでなかなか状態を見極めるのが難しいんですが。
落ち着いてきたという中ではよく粘れているなっていうほうが当てはまってるかなって感じはしますね。
両投手、両バッテリー。
大北は山崎監督は事前取材では3イニングまで投げてくれればと話していましたがこうして4回に入ってきました。
3イニング目から変化球が低めに決まるようになってきましたね。
ストレートも生きてきてるなという感じはしますね。
センター前ヒット。
4回の裏1点リードの京都・鳥羽高校ワンアウト、ランナーは一塁です。
厳しいところにバッテリー、投げ込んできてるんですけどね。
打ったほうがうまいという感じですね。
こういうヒットがきょうは鳥羽高校が目立っています。
きょう、2本のヒットを打っている南。
ワンアウト、ランナーは一塁で7番のセカンド・中嶋。
最初の打席はセカンドゴロです。
どちらも次の1点が欲しい時間帯だと思いますけどね。
鳥羽としては仕掛けていきたいところですよね。
何度かランナーを動かしながらという攻撃を見せている山田監督。
タッチアウト!ダブルプレー!スリーアウト。
ここはファーストの岡本好判断。
正面をつく打球ではありましたが冷静にさばいたそんな印象がありました。
本当に取ってからもベースにしっかりついて踏んでセカンドにしっかりとした送球を投げましたよね。
非常に落ち着いたプレーでしたよね。
この回もバッテリーがしのいだという形になりました。
4回の裏が終わりました。
2対1。
京都の鳥羽高校が1点をリードしています。
その岡本からこの5回の表の攻撃が始まります。
こうなってきますと本当に次の1点どちらに入るか。
次の1点が大きくなりますね。
キャプテンの岡本。
冷静なプレーがありました。
好打順の岡山学芸館。
まず大北が4イニングを投げて2失点ですから山崎監督の狙いとしてはここまでは、3回で3失点は謙虚におっしゃっていた部分があったかもしれませんがそれを差し引いても岡山学芸館としても悪くない。
恐らく合格点じゃないかと思いますね。
しかもホームランの2点だけですからね。
あとは、タイムリー打たれてるわけでもありませんからね。
岡本が出ました。
ノーアウト、ランナーが一塁。
この回もノーアウトのランナー。
初回から、この5回まで。
思い切って初球から狙っていきました。
若干、高かったですが。
3打席ともファーストストライク振っていますからバッテリーとしては安易にいきすぎたかなという感じはしますね。
2番のセンター藤原。
きょう、送りバントが1つ。
ワンアウト二塁。
5回の表。
ここまで何度もチャンスを逃してきました。
ここで中軸に回ります。
非常にチャンスのイニングですよね。
きょうは3番、4番にまだヒットがありません。
先ほど杉浦さんからも話がありました。
ランナーが出てからなんですよね。
ランナーが出てからインコースをしっかり投げてきますよね。
外野はほぼ定位置です。
攻撃としてはランナー出てからの1本が出てない状況でバッテリーとしてはランナーが出てインコースの攻めというのが非常に有効的ですよね。
キャプテンかえれば同点。
チェンジアップでしょうか。
スライダーですかね。
少し曲がり落ちていきました。
コントロールよく収めました。
外野は少し左寄りに守備位置を変えています。
レフトです。
間に合った!これは好プレー!二塁ランナーは三塁へ。
ツーアウト、三塁と変わります。
強烈に、はじき返してきました。
よく落ち着いて…。
はじいたあとの処理が早かったですね。
体の一部にも当たっていたかとは思いますが。
ツーアウト、ランナー、三塁でバッターは喜納智志。
ファウル。
ほぼ満員の甲子園どよめきました。
強烈な振りでした。
インコースを狙ったボールでした。
インコース少し甘くなってるんですけど厳しいボールですがよく振りぬきましたね。
僅かに左でした。
力はあります。
鳥羽高校は4番の一振りで2点を挙げました。
ランナーを進めながらななか同点にたどりつかない岡山学芸館。
あれだけの大飛球を見るとやはりピッチャーとしては投げにくくなることがある程度、あるんではないかと思いますが。
投げにくくなるんですけど攻めなきゃいけないところかもしれないですね。
外野は深め。
いかがですか。
今のボールは非常にコントロールされたいいボールですよね。
外へ曲がっていくスライダー。
ここで厳しいインコース投げれれば最高にいいんですけどね。
先ほどインコースの球若干、甘く入ったとはいえあれだけ大きな当たりがありました。
取りました。
スリーアウト。
ランナー、残塁。
この回も同点ならず。
5回の表、岡山学芸館。
この回も京都・鳥羽高校しのぎました。
最後の球も曲がり落ちていくスライダー。
難しいボールですけどよくついていってますけどバッテリーの勝ちですよね。
しのいで鳥羽。
あと一歩という岡山学芸館という感じでここまで試合が進んでいます。
京都・鳥羽高校。
京都二中の流れをくむとご紹介してきましたが第1回大会の優勝当時京都二中は守備のチームといわれていて決勝戦の秋田中を2対1でサヨナラで。
何か、その伝統は鳥羽高校でも大事にしてるそうですね。
おそらくバッテリーとなると思うんで、非常に粘り強く投げてますよね。
5回の裏、鳥羽高校の攻撃は宮西から。
きょうヒット1本の宮西です。
5イニング目に入ったピッチャーの大北。
フォアボールです。
ノーアウト、ランナーが一塁。
3回辺りから変化球が決まりだしたと杉浦さんからお話があったんですが今のバッターにはヒットを打たれたこともありましたかね。
丁寧にいきすぎましたよね。
もう少し大胆にいってもよかったかなという感じはしますね。
ノーアウト、一塁。
継投も頭に入れていると山崎監督は試合前に話していました。
5回まできました、先発の大北。
9番ピッチャーの松尾。
先ほどは送りバントができずに三振という場面が一つありました。
ここは、なんとしてもきっちり送りたいですね。
送って形を作りたいですね。
このあと打順がトップに戻ります。
2番の岩切にはヒットもあります。
ツーナッシングになりました。
ツーストライクになってどうかという場面ではあるかとは思います。
しのいできているだけにここでランナーを進めて追加得点となれば大きいですよね。
非常に大きいと思いますね。
送りバントはファウルだ。
スリーバント失敗。
ここも送れませんでした。
バッテリーが非常に際どいところを攻めているのもありますね。
そういった意味では鳥羽送りたかったところですよね。
ここは大北が鋭く曲がる変化球で許しませんでした。
1番のレフト・田淵。
打順は3回り目です。
きょうは内野ゴロ2つ。
しかし、本来であれば力があります。
バットを短く握っています。
初球からきました。
これは、この試合でも何度も見せている作戦です。
バントの構えを見せました。
サードがそれに合わせて、すっとホーム方向に進みました。
リズムを崩す攻撃の意味もありますよね。
結局、どういう攻撃を選択するかです。
ボールがこぼれている。
ワンアウト、ランナー、二塁。
追加得点のチャンスを作りました。
ランナー、スタートヒッティングは空振り。
これ作戦としては…。
作戦としてはまずい攻撃だったかも分からないですね。
結果としては、ランナーセカンドに行きましたからね。
気持ちを切り替えてランナーをかえすバッティングということですよね。
「手話ニュース」はこの回が終わったあとにお伝えします。
二塁ランナー挟まれた。
くぐり抜けましたがタッチアウト。
ツーアウト、二塁と変わりました。
サードの上岡が投げる寸前だったと思いますがランナーの動きをよく見ていましたね。
よく見えていましたね。
ランナーも粘った走塁をして、打ったバッターをセカンドまでもっていきましたからね。
その辺りはさすがだなと思います。
ツーアウト二塁と変わりました。
2番の岩切。
最初の打席でストレートをはじき返してライト前ヒット。
外野が守備位置前に変えました。
特にレフトが前。
あと一歩で同点に追いつけていない岡山学芸館だけにここで失点は許されない。
そういう状況です。
ぎりぎりのところを狙っていきます。
2年生の大北。
ここは大北も集中力を上げてきてますね。
非常にいいコースをついていますね。
外野はセンターそれからライトも守備位置を前に変えています。
ファウルです。
ツーボール、ツーストライク。
岡山学芸館のバッテリーとしては外中心の攻めになってますから鳥羽のバッターとしてはね外の球を踏み込んで逆方向に打ちたいところですよね。
その打撃をこの1年鳥羽は磨いてきてますね。
セカンドライナー。
光成、スリーアウト。
ランナーを動かしての攻撃でしたが…。
ここは、また岡山学芸館がしのぎました。
2対1。
岡山学芸館が1点をリード。
もう、この3イニングは両チーム、ランナーを出しながらしかし、両チームがしっかり守ってという展開で試合が進んできました。
生字幕放送でお伝えしています
両投手がしのぎ合いの大会5日目の第2試合です。
2対1。
京都の鳥羽高校が岡山の学芸館を2対1リードして、追いかける岡山学芸館の攻撃が始まっています。
ワンアウト、ランナーが一塁です。
この回最初のバッターの5番の宇地原がピッチャーゴロ。
初めてトップバッターが抑えられた岡山学芸館ですが6番の畑口がライト前ヒット。
7番のセカンド・光成が左バッターボックスに入っています。
ワンアウト、ランナーが一塁です。
すばらしいボールです!見逃しの三振。
ツーアウト、ランナーが一塁と変わります。
解説は社会人野球日本生命でピッチャー、監督として活躍されました杉浦正則さんです。
杉浦さん、このボール。
すばらしいボールですね。
これはなかなか打てないし振れないところですよね。
ランナーが出てから非常に研ぎ澄まされた感じがあると杉浦さんはおっしゃっていましたが。
打者の内側にしっかり投げてます。
8番サード・上岡。
こうしてランナーを毎回出しています岡山学芸館。
点を取られた直後に1点を返しましたが、そこからあと1本が出ていない状況です。
きょう、ヒット1本ありました。
それからセカンドゴロの間に打点も1つついている…。
スリーアウトランナー、一塁残塁。
6回の表岡山学芸館、無得点。
この回もランナーを背負いながらよく投げました、鳥羽の松尾です。
ゲームは6回の裏に入ります。
それではここまでを映像で振り返ります。
1回の裏、鳥羽高校の攻撃。
ツーアウト、二塁から4番の小薗。
強烈な一撃。
レフトへツーランホームランで鳥羽高校が2点を先制します。
京都大会ではホームランがなかった鳥羽高校ですが4番の1ふりで2点を先制しました。
しかし、その直後2回の表、岡山学芸館ワンアウト、ランナーが二塁、三塁で上岡。
セカンドゴロ。
この間に三塁ランナーがホームにかえりまして1点を返しました。
ちょうどツーランホームランのピンチをしのいだあとでした1点を返したあとランナーを出しながら得点を挙げられずに6回の裏というところで岡山学芸館はピッチャー交代。
宇地原、ここまではショートを守っていたエースナンバーの宇地原がこのイニングからマウンドに上がることになりました。
岡山大会はご覧の数字。
ピッチャーは4人いますが宇地原が中心になって投げてきました。
非常にコントロールのいいピッチャーです。
フォアボール、4試合で8つ。
先発、大北はここで降板。
しかし山崎監督の狙いからすれば大北、よく投げましたね。
序盤3イニングっていう話でしたけど5イニングまでしっかり役割を果たしましたからすばらしいピッチングでしたね。
初球、まっすぐ。
どうでしょうかこの交代のタイミング…。
ショートには2年生の谷川が入りました。
やはりイニングの頭からというのは頭には合ったかなと。
ライト前ヒット。
ノーアウトランナーが一塁。
代わった宇地原を捉えました。
3番の伊那です。
若干、高かったでしょうか?
少しベルト付近で甘いコースですけどコースはしっかり投げてましたね。
4番のファースト・小薗。
小薗に回ってノーアウト、一塁。
1点が欲しい場面。
追加得点が欲しい場面です。
思い切って山崎監督が手を打ってここで好投していた大北を代えてきたわけですね。
パターンとしては大北君、宇地原君というパターンが今まで多かったですからそういった中ではあまり精神の動揺はないかと思いますね。
これまで継投を中心に勝ち上がってきた岡山学芸館。
ショートを守っていましたから試合の流れというのを肌で感じていると思いますが。
マウンドに上がって投げるというのは、当然この回は初めてだと思いますが。
そういった中では少し緊張はしていると思いますが。
ただピッチャーを代えたタイミングでもありますし失点許されないですね。
次の1点が、この試合の流れを大きく左右するので非常に失点は避けたいですね。
次の1点の重みが回を重ねるごとに大きくなって…。
ここでボーク。
ボークがありました。
今のけん制のタイミングですね。
ランナーが二塁。
ノーアウト、二塁と変わりました。
プレートの足でしょうか。
踏み出す足よりひざが折り曲がっているというイメージじゃないですかね。
踏み出す足がファーストに素直にいかなきゃいけないんですけどひざで一回、がくっと投球になるような。
これで動揺がなければいいんですが。
どうでしょうスリーボールになってバッター4番の小薗。
ここは、大きく攻めるべきですよね。
フォアボールです。
ランナー、一塁。
空いていました。
ここに入ってランナー、二塁、一塁となります6回の裏、2対1。
1点リードの京都・鳥羽高校。
バッテリーとしては今のフォアボールはしかたのないフォアボールだなとは思いますね。
落ち着かせようという狙いがありますね、このタイムは。
やはりショートを守っていたのとマウンドに立つのでは緊張感が少し違うかなと思いますね。
石井が山崎監督の指示を伝えます。
ボークもありました。
ここで一番、心がけたいのは守備としてはどういうところでしょう?
恐らく、これは送ってくると思うんでしっかりしたボールを投げ込んでそのあとの守備でサードでアウトにするというような守備をとりたいですね。
5番の梅谷。
このあと6番の南が2安打。
ピッチャーは当然代わってるわけなんですが。
バッテリーはこうして厳しいところを投げてくる。
当然そういうケースになるわけです。
厳しいところというよりはバントをやらせてサードでアウトをとるイメージのがいいと思いますね。
カウントを悪くするほうが嫌ですね。
こちらの守りやすいところにむしろバントさせてで、三塁でアウトをとるイメージ。
そちらのイメージのほうがいいと思いますね。
カウントが悪くなってしまうとどうしても置きにいってしまうのできっちりバントをされてしまいますからね。
いいカウントで力強いボールを投げ込むことが大事ですよね。
ランナーが一塁、二塁ですからサードはベースに近いところにいなければなりません。
送りバントが決まりました。
ワンアウトランナーが二塁、三塁。
鳥羽高校、きょう初めてきっちりと送りバントが決まりました。
こうしてランナーが進めるのが京都大会の勝ち方だったんですが。
ここで一つ、出ましたね。
今までちょっと送りバントの場面でも送れてなかったんで変な雰囲気がありましたけどしっかり送れましたね。
そしてきょう、2安打の6番・南。
外野も定位置より少し前です。
アウト!ツーアウト、ランナー一塁、三塁と変わります。
ピッチャー正面へのセーフティースクイズ。
初球、仕掛けてきましたがうまくバッテリーがしのぎました。
しっかり投げて正面にセーフティーバントさせましたよね。
まさに今のような感じなんですね。
させて構わないと。
カウントが悪くなるほうがやはりバッテリーとしては嫌ですからね。
勝る勢いの投球をしました宇地原。
しかし、まだ鳥羽高校はチャンスが続きます。
セカンド、ショートが少し守備位置を後ろに戻しました。
ここは警戒しなければなりません。
まず、一つしのぎました。
ピッチャーが代わったこの回の岡山学芸館。
宇地原も途中からのマウンドですが集中しています。
いいコントロールですね。
非常にコントロールされたいいボールですよね。
鳥羽高校としては相手のピッチャーが代わったところでチャンスを作りました。
笑顔も見えました。
バッターのひきつけはかなり今、外にいってますか?
スライダーが2球ともいいところでストライクとれましたので今のまっすぐなんかボールなんですけどあそこまでストライクっていうイメージが出てますよね。
三塁ランナーかえってくるここで追加点。
3対1。
大きな追加点が入りました6回の裏!外を続けてきてこのスライダー。
外のボール球ストライクゾーンで踏み切ってましたからねそこまで目がついていってますよね。
外のスライダーがよかった分バッターもそこに目がいってたんですね。
一球、内で使えたらもう少し幅の広がるピッチングができたかなと思いますけどね。
大きな追加点が入った京都・鳥羽高校、8番の宮西。
しかし、ここで1点、入った大きいですね。
ピッチャーを代えて手を打ってきた岡山学芸館の山崎監督。
そこを捉えた京都の鳥羽。
ツーアウトランナー、二塁、三塁へと変わります。
盗塁が記録されます。
ヒット1本でさらに2点、入るかという場面になりました。
左バッターには思い切ってこのインサイドを使ってきています。
外野はレフト、それからライトも少し前です。
止めた。
スリーアウト。
若干、バウンドが変わるような感じがありましたがここはよくしのぎました。
岡本。
ランナー、二者残塁です。
最小失点でとどめました。
しかし、京都・鳥羽高校に大きな追加点が入ったこの6回の裏。
その得点シーンを振り返ります。
ランナーを三塁に置いてツーアウト一塁、三塁。
アウトコースにスライダー。
そこまでに投げていたスライダーに比べれば若干、高かったかもしれませんが。
それでも難しいボールだったですよね。
打ったバッターのほうがすばらしかったですよね。
7番の中嶋。
この追加得点。
タイムリーが出まして京都・鳥羽高校、3対1。
どちらもランナーを出しながら点が入らない中盤がありました取ったのはリードする鳥羽でした。
鳥羽のほうも送りバントが決まらない中しっかり送れたので攻撃のリズムがよくなったかなという感じがしますね。
それが得点につながりましたね。
2点差になってこれから終盤ということになりますが岡山学芸館の考え方で何か変わってくることはあるでしょうか。
なかなか両チーム点を取れない中で1点取ってゲーム動きましたから恐らく、このイニングの先頭は大事になるかなと思いますね。
9番途中出場の谷川。
ノーアウト、一塁トップバッター出ました。
打順が1番にかえります。
3対1。
2点差を追いかける岡山学芸館の7回の表の攻撃です。
先ほどの守備から入ったばかりの選手でしたね。
初球からよくきましたね。
打順も、きょう4回り目に入ります。
1番の岡本、きょうヒット1本。
だんだん残りのイニングが少なくなってきましたね。
ここの考え方ですね。
なかなか送っても点数がなかなか入らないというところですからね。
ここまで送りバントを5つ決めている岡山学芸館です。
セーフです。
ここは大事にいきたい岡山学芸館。
なんといっても6回を除いて毎回ノーアウトのランナーこの回も出ました。
今、バッターが追い込まれましたからここは打たしてもおもしろいかなと思いますけどね。
キャプテンの岡本。
空振り三振。
厳しいところにコントロールされました。
このランナーを出してからの投球ですよね。
両サイドにしっかり投げ分けてますよね。
2番のサード・岩切。
きょう、ヒット1本。
ダブルプレーになりました。
2番の藤原。
この回も得点ならず岡山学芸館、7回の表。
得点を奪われた直後チャンスを生かせませんでした。
3対1、鳥羽高校、2点リードは変わりません。
7回、この回も得点を奪えませんでした。
ランナーは出すんですけどね。
松尾君の投球が勝っていますね。
では、両チームに寄せられた応援メッセージまず、鳥羽高校です。
京都府のお住まい鳥羽高校の生徒さんですね。
卒業をする年に私たちの同級生が甲子園に連れてってくれるなんて思っても見ませんでした。
きょうは応援しに行きます。
アルプスにおられるんでしょうね。
精いっぱい応援します。
野球部員たちも頑張って勝ってほしいです。
それから20代の男性。
私は鳥羽高校野球部のOBで今は仕事の関係で鹿児島県の徳之島に住んでいます。
高校野球100年の年第1回大会を制した鳥羽高校が今大会に出場したことは何かの縁でしょう。
第1回の全国制覇をもう一度。
頑張れ、鳥羽高校!といただきました。
ありがとうございます。
第1回大会優勝京都二中の流れをくむ鳥羽高校この回最初のバッターは9番のピッチャーの松尾。
もちろん伝統のある学校ですから卒業生の期待も非常に高いものがあります。
2点リード。
鳥羽高校の攻撃です。
6回からマウンドの岡山学芸館・宇地原。
ワンアウト。
センターは2年生の伊那です。
京都大会でも広い守備範囲でチームを守りました。
ワンアウトランナーがありません。
打順トップにかえって1番レフト・田淵。
好プレーのセンターは藤原です。
ヘッドスライディングセーフ!どちらもいいプレーがありました代わって入った、谷川。
そして、バッターの田淵。
ヘッドスライディング記録は内野安打。
途中出場の谷川ですがよく回り込んだんですけどね。
よく追いつきましたね。
鳥羽高校・田淵の俊足これが上回りました。
ワンアウトランナー、一塁。
この回もランナーが出ました鳥羽高校。
2番のサード・岩切。
ここは鳥羽高校としてはもちろん1点でも多く追加点が欲しいところだと思います。
タッチして、これはアウト。
ツーアウト、三塁へと変わります。
積極的に狙う鳥羽高校の攻撃です。
仕掛けてきましたね、まずは。
しっかりとしかけた中で選手はよくそれに応えましたよね。
この試合でも再三見せているヒットエンドラン。
岡山学芸館もそのあとバッターランナーの動きをよく見ていました。
得点圏のランナー2点リード、京都・鳥羽高校3番の伊那。
ボールがこぼれている!追加得点は鳥羽高校、7回の裏4対1。
差が広がりました。
記録はワイルドピッチになりました。
初球でした。
まずはこの投球から振り返ります。
際どいところを狙ったんだと思いますけどね。
ランナーの田淵君。
そういうワンバウンドのあるところを狙ってますよね。
そういった中ではスタートがよかったでしたね。
ものすごいスピードでホームを陥れました。
2球目。
サードゴロ。
スリーアウト。
しかし、この回7回の裏京都の鳥羽高校。
ワンアウトから1番の田淵、ヒット。
そして、ヒットエンドラン。
ランナー、三塁に進めて相手のミスを誘いました。
この1点がまた大きく岡山学芸館にはのしかかることになりそうです。
ではその岡山学芸館に寄せられた応援メッセージ。
岡山県の高校3年生から。
私は学芸館の試合を何試合か見ましたが学芸館の打撃にとても魅力を感じました1打出たら食らいついていく姿勢に感動しました。
甲子園でもその粘り強さといつもの打撃で頑張ってください。
それから京都府の相手チームの地元ですが男性から。
私は現在県外の大学に通っているのですが昨年まで地元の岡山県で高校野球をしていました。
岡山大会では驚異の粘りを見せてくれました。
相手は伝統の鳥羽高校ですが岡山大会で敗れた58チームの思いを背負って楽しんでプレーしてくださいといただきました。
岡山学芸館、岡山大会は準決勝、決勝終盤の逆転劇で初出場を勝ち取りました3番の後から。
卒業生も見つめています。
ミスでさらにリードが広げられました映っていました2人は手元に入った情報ですと春のセンバツ2001年に出場していますがその当時、出場した選手たち卒業生だということです。
彼らが出たときは初戦突破になりませんでした。
後輩を信じて応援していると思います。
3点差。
ワンアウト。
最初のバッター・後はレフトフライです。
8回の表。
3点差を追いかける岡山学芸館です。
4番のライト・喜納智志。
きょうはここまでまだヒットはありません。
ツーアウト、ランナーなし。
3番、4番、いずれも外野フライ。
きょうは岡山学芸館は6番の畑口。
それから8番の上岡にもヒットが出ています。
つないでいきたい。
5番の宇地原。
宇地原もきょうヒット。
まずはランナーを出したいところなのですが3番、4番と倒れました。
130kmの球速表示。
だんだんとピッチャーの松尾も100球が近づいてきているんですがあまり急激な変化は感じませんか。
ないですね。
ない中で少しずつテンポが上がってますよね。
ツーアウト、ランナーが一塁。
この回もランナーを出しました。
ですから、毎回ランナーを出している岡山学芸館。
3点差を追いかける8回の表の攻撃です。
厳しいボールでも捉える力が岡山学芸館にはあるんですかね。
ピッチャーの松尾君としてもきょうはこういう日かなっていうので投げてるかなとは思いますよね。
なかなか三者凡退で終わらないというような。
それも頭に入れながらで…。
おそらくそういう中でランナーが出るから落ち着けるのかなと思いますけどね。
きょう2安打の6番の畑口につなぎました。
スリーアウト。
この回もランナーを出してからも落ち着いたピッチングです。
鳥羽の松尾。
8回の表岡山学芸館、無得点。
4対1。
鳥羽高校、3点リードは変わりません。
いよいよ試合も大詰めに近づいてきました。
こうなってきますと、杉浦さん鳥羽高校がかなり勝利に近づきつつあるのかなという展開にも見えなくもないんですが岡山学芸館の考え方としてはこの回をしっかり抑えて9回ですよね。
いい形で次の攻撃につなげたいところですよね。
できれば、三者凡退でいきたいところですし攻撃としてはですね左バッターにはインコース。
右バッターにもインコースを攻められてますから、その辺りの攻略ですよね。
そこをできればなと思います。
特に左バッターはインコースをどんどん攻めてきますからそこをどう攻略するかというのが鍵になるかなと思いますね。
その攻撃につなぎたい岡山学芸館ですが手ごわいバッターを迎えます。
きょう先制のツーランホームランの4番の小薗。
ピッチャー代わった宇地原。
最初の打席はランナー、一塁が空いていたということもありましたがフォアボールで出塁しています対宇地原の小薗です。
小薗は二塁へ。
ノーアウト、ランナーが二塁。
3点リードの鳥羽高校。
この回も追加得点のチャンスを作りました。
記録はヒットです。
外に逃げていく球にうまく小薗が合わせていきました。
ホームランは見事なバッティングでしたがこれは見事でしたね。
記録はツーベースヒット。
ライトの喜納智志も風がある中ではありますが。
ボールがやはり戻されますからね。
その辺りの判断はあったかなと思いますね。
5番のキャッチャー・梅谷。
この回、3人で打ち取ることができなかった宇地原です。
この辺りはきっちりと鳥羽高校の野球です。
前半はあまりうまくいかなかったんですけどね。
後半はしっかり送れていますね。
これでワンアウトランナーが三塁。
さらに相手にダメージを与える追加得点を奪えるかどうか。
7番の南、きょうヒット1本。
このあと7番の中嶋もヒット1本。
三塁ランナー、かえってきました。
5対1、小刻みに追加点鳥羽高校。
6回、7回、8回と1点ずつ入りました。
初球でした。
インコースの難しいボールですけどしっかり初球から振れたということがよかったのかなと思います。
きょう、南は3安打。
なおもワンアウトランナーが一塁です。
まんべんなく南はきょう、3安打ですがほかの打者もヒットが出ています鳥羽高校。
ヒットはすでに12本。
きょう先発した大北、2年生。
あとを継いだ、宇地原。
岡山大会を制した岡山学芸館のピッチャーを相手に、鳥羽高校が京都大会で見せた攻撃力ですね。
手腕のバッティングといいますか。
どんどんつないでいく打線というのはすばらしいですね。
ヒットエンドラン成功。
ワンアウトランナーが一塁、三塁。
5対1、4点リード。
京都・鳥羽高校です。
8回の裏。
このヒットエンドランはきょう、序盤から再三見せている攻撃です。
こういう監督の意向に選手が応えるってすばらしいですよね。
ここでピッチャー交代ですね岡山学芸館。
左の芦田がマウンドに上がりました。
そして宇地原は再びショートに戻ります。
初回から芦田は準備をしていました。
6回からマウンドに上がった宇地原ですがショートに再び戻ります。
芦田は岡山大会、3試合投げました。
1回と3分の1を投げています。
イニングに近いヒットをして失点もありましたが、しかし岡山大会では要所のワンポイントですばらしい働きをしたと聞いています。
こうなると芦田の役割が非常に大きいと思うんですが
まず、宮西君、左バッターを抑えたいところですよね。
8番のライト・宮西がこれから打席に入ります。
きょう、ヒット1本の宮西。
4点差です。
もう1点、入りますと今度は9回の表。
岡山学芸館、満塁ホームランでも同点に追いつかない状況。
ですから、もう1点を鳥羽高校がいろんな形で取りにくることが想像されるわけですよね。
やはり、1点ずつ離していくともちろん楽になりますからね。
セーフティースクイズ成功。
ホームは無理ということでバッターランナーにタッチにいきました。
5点差になりました。
8回の裏、京都・鳥羽高校。
いいところに転がしましたよね。
その前もセーフティースクイズしましたけどピッチャー前でしたからね。
一つ失敗があったんですよね。
そういった中では守備的には嫌なところに転がしましたよね。
9番のピッチャー・松尾。
5点差。
このピンチを託された芦田。
キャプテンの岡本サードの上岡。
いいところにコントロールされましたこの変化球がいいボールなんでしょうね。
持ち味だと思いますね。
再びショートを守る宇地原。
ファウルです。
ランナー、戻ります。
ここにきても攻撃の手を休めません、鳥羽高校。
二塁ランナー、またスタート。
投げられません。
ツーアウト、三塁へと変わります。
鳥羽高校の盗塁の数3つ目になりました。
さらに1点追加、7対1。
このバッティング。
決して大振りじゃないんですよね。
本当にコースに逆らわないバッティングですよね。
ピッチャーが代わってきても関係ないですね。
特徴を見るまで時間がかかるんですけどねそういったところは関係なしにどんどん自分たちのバッティングしてますよね。
今の松尾のヒットで先発、全員安打になりました鳥羽高校ヒット14本。
1番の田淵。
試合前に山田監督が京都二中の流れをくむ以上伝統を受け継ぐ使命がある。
しかし伸び伸びとやってもらいたいと言っていましたが。
足が速い。
しかしセカンドゴロ。
スリーアウト一塁にランナーが残塁。
8回の裏、京都・鳥羽高校持ち味を存分に発揮してさらに3点の追加。
7対1。
岡山学芸館は9回の表、6点差を追いかけての攻撃ということになりました。
6回、7回、8回と失点しました。
非常に今、苦しい状況に岡山学芸館は置かれているわけですよね。
1点で収まっていればというところですけどやはり2点、3点と取られましたからね少し厳しい状況ですよね。
この回は7番のセカンド光成から。
8番の上岡にきょうはヒットがあります9番はピッチャーの芦田というところですが打順はやはりランナーをためて上位打線に返していきたいですね。
もう、どんどんつないでいくしかないんでねどういう形であれランナーで出ていくというのが大事ですよね。
代打の起用で背番号14番、先ほど監督の指示を伝えにグラウンドに上がった石井が指示を伝えにいきます。
チームの副キャプテン。
松尾を捉えていきたい岡山学芸館。
インコース攻めが非常に厳しい。
どう考えていったらいいですか?
ストレートから変化球どちらかに絞って打っていくべきでしょうね。
変化球2球きましたが動きはなし。
一塁側のアルプススタンドの音が一番大きくなってきました。
ストレートもじっくり見ました。
これで並行カウント。
岡山大会は終盤の逆転劇がありました。
代打の石井は、初めてこのピッチャーの松尾と対しているわけですがボールは見えてますね。
ボール球には手を出してないですね。
ヘッドスライディングアウト!出塁ならず。
ワンアウト、ランナーありません。
6点差を追いかける岡山学芸館。
気迫は見せました。
間一髪でしたね。
岡山学芸館は代打攻撃。
背番号12番の小谷。
きょう、上岡がヒットを放ってますけども。
同じ2年生の起用になりました。
1人出るとまた雰囲気も変わってくるでしょうか。
ベンチの雰囲気も変わると思いますよね。
代打・小谷。
ライト前ヒットで出塁!ワンアウト、ランナーが一塁。
9回6点差を追いかける岡山学芸館。
笑顔が出ました。
これで変わってくるかですね。
代打でヒットを打つとベンチの雰囲気も変わりますよね。
そして、9番ピッチャー・芦田の場面で再び代打。
今度は喜納武志。
喜納智志の双子のお兄さんが打席に入ります。
ともに非常に長打力があると聞いています。
双子のお兄さんの喜納武志。
とってベースを踏みます。
一塁ランナーは二塁へ。
ツーアウト、ランナーが二塁です。
外の変化球、ちょっと合いませんでした。
打順トップにかえって1番のキャプテンの岡本です。
きょう、ヒット1本。
冷静に投げる松尾。
岡本は、もう、きょう終始積極的にいってますよね。
ファーストストライクで全部、振ってますね。
当たって…。
今のは、ボールですね。
よけれたという判断ですね。
よけられるボールであったという判断です。
球審の山口さんが今確認をしていますが外野に何か入ったでしょうか。
ちょっと、今放送席からは分かりにくい状況なんですが。
投球はボールです。
ですからデッドボールではありません。
地方大会で見せた粘りを甲子園で見せたい学芸館。
初めての甲子園。
伝統の鳥羽高校、エース・松尾。
三振!スリーアウト、試合終了。
京都・鳥羽高校が岡山学芸館を破りました。
京都二中の流れをくむ鳥羽高校。
第1回、優勝校の伝統の流れをくむ鳥羽高校が初出場の岡山学芸館を破りました。
7対1。
鳥羽高校2回戦進出です。
ぎっしりのアルプスに向かって走り出します。
アルプスだけではありません。
外野、あるいは内野のほうにも卒業生かあるいは関係者かその鳥羽高校の応援の観客が集まっていました。
大きな拍手に迎えられる京都・鳥羽高校。
高校野球100年ということでその伝統が注目される鳥羽高校ですが見事に、この甲子園で選手たちが自分たちの野球をしました。
岡山学芸館、初出場。
この夏甲子園、初勝利はなりませんでした。
中盤の山北。
2年生。
よく投げました。
3年生の最後の夏で2年生の大北はプレッシャーもあったと思いますがよく投げました。
しかし、この第1戦鳥羽高校が岡山学芸館を上回りました。
解説は、社会人野球の日本生命でピッチャー、監督して活躍されましたオリンピック3回出場の杉浦さん、結果的には6点の差がついたゲームでしたがどちらに転ぶか分からない試合でしたね。
序盤は非常にどれだけ点が入るんだろうという攻撃をしてたんですけどもそこを両投手が粘って最小失点で切り抜けながら、途中0点を刻んでいきながらという展開だったんですがそういった中では両投手とも本当に持ち味を生かした粘りの投球ができたんじゃないかと思いますね。
ご覧のように1回の裏鳥羽高校が4番の小薗のツーランホームランで2点を先制しましたがそのあとのピンチを岡山学芸館がしのいで2回の表に1点を返すという場面がありました。
そのあと、今お話にありましたがどちらもランナーは出すんですがね。
両チームのバッテリーがよくしのぎましたね。
よく低めを丁寧につきながらコースをつきながらの投球でしたよね。
今、泣き崩れていますが2年生の大北は岡山学芸館本当によく投げました。
監督は3回まででいいって言ってたんですよね。
5回まで。
6回、7回っていけそうな雰囲気はありましたけどね。
そういった中ではきょうは継投ということで決められていたのかなと思いますね。
その継投した6回を鳥羽高校が捉えて代わった宇地原から1点を追加した。
これが、一つ、この試合の大きかったポイントかと思いますね。
どちらに次の1点が転ぶかというゲーム展開でしたからね。
あの1点は非常に大きかったですね。
しかもセーフティースクイズが決まらなかったあとなんですよね。
攻撃も捉えるかなという雰囲気の中であの1本がよく出ましたよね。
7番の中嶋のタイムリーヒットで追加得点。
さらに7回には相手のミスを誘う攻撃があって1点を追加。
終盤に入って鳥羽高校はじわりじわりと得点を挙げることによって岡山学芸館を追い詰めていくような感じでしたね。
6回の1点を取ったあとにまた生き生きとした攻撃になってきましたよね。
そういう意味では鳥羽高校は京都大会で見せていた送りバントが序盤、中盤辺りまで決まらなかったんですが流れがよくなっていいリズムに変わっていきました。
追加得点のときも送りバントでしたね。
ランナー、一塁、二塁から送りバントしっかり決めましたよね。
そこからの得点でしたね。
やはりキャッチャーの梅谷と投げた松尾のバッテリー。
これが非常に大きかったと思いますがどうですか、鳥羽高校の選手たちを振り返ると単打でつなぐ野球ですよね。
地方大会の4割2分9厘ですかそれを本当にこの甲子園で表現していたと思いますね。
49代表で一番の数字で山田監督は、京都二中以来の伝統の守備をいつも磨いていますからと。
打率はたまたまですという話もしていましたがしかし、十分、力はありましたね。
攻撃の力はありますね。
守備のほうでは、少しエラーも出たりしましたけど要所、要所でしっかり守りきりましたよね。
選手宣誓も今大会しました梅谷ですが今、選手たちに声をかけていますが山田監督がある意味、これだけで注目される中での試合でただ、伝統を受け継ぐ使命がある以上それはしっかり受け止めなければいけないと。
選手たちにはのびのびやってもらうために力を引き出してあげたいと言っていましたがきょうの試合を見た印象としてはまさにそのことばどおりだったんではないでしょうか。
本当に伝統って重いもので緊張してなかなか体が動かないところはあると思うんですけどねその中で鳥羽の選手たちを見ていると伸び伸びと自分たちの持っているものをすべて出すんだという感じで非常にいいプレーができたんじゃないかなと思いますね。
敗れた岡山学芸館の選手たちの涙が止まりません。
僅かの差だったと思うんですけどね。
やはり6回の1点というのは非常に重かったんだなと思いますね。
ちょうど岡山学芸館からしてもピッチャー交代という新たな手を一歩、打ったところでした鳥羽高校がそこでなかなか決まらなかった送りバントを初めて決めたイニングでもありました。
鳥羽高校の山田監督は岡山学芸館の終盤の粘りを警戒していました。
そうさせないためにもというところが終盤の追加得点にはあったかもしれないですね。
追加点ダメ押しというところはそういう野球をしていましたよね。
第1回大会優勝校京都二中。
京都二中は学制改革でいったん廃校になりましたがその後継校というところで1984年に誕生しました鳥羽高校。
その鳥羽高校が見事に初戦初出場で甲子園初勝利を狙った岡山学芸館を7対1で破って2回戦進出。
本来ですと勝ったチームは抽選を行うんですがすでに抽選の枠が決まっている関係で鳥羽高校は…。
放送席。
それではきょう、勝ちました京都・鳥羽高校の山田知也監督です。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
第1回を優勝した京都二中の伝統の流れをくむ中でこの高校野球100年の節目の年初戦突破。
お気持ちはいかがですか?
素直にうれしいです。
きょうは先発全員安打の14本ヒットを打ちました。
本当によく打ちましたね。
京都大会中もこれだけ打てるのかなというような成長にびっくりしてたんですがきょうも引き続き活発に打ってくれたので本当に頼もしく見ておりました。
初回、4番の小薗選手の先制ホームランのあとそのあとなかなか中盤以降、なかなか点が取れない中で貴重な1点でした。
実践感覚がなかなか空いてるので序盤、少し動きが硬い中で小薗のホームランで少し落ち着いてやりだしたかなってところがあって、相手もいいチームですしそう簡単にうちの野球はさせてもらえないかなと思っていたのでうちとしては上出来だと思います。
あの追加点が取れて以降終盤にかけては非常にらしさが出たと思うんですがいかがでしょうか。
比較的かたくなっていましたが少しきょうバントのミスがあったのでその辺りは、次の試合に向けての課題やと思うんですけど本当によくやってくれたと思います。
先発した松尾投手もランナーを背負ってから本当に粘り強くなりましたね。
あれが松尾のいいところで本来のピッチングやと思っております。
試合中は、松尾投手にどんな声をかけたんですか?
あまり投げ急がずにしっかり間合いを取りながら粘り強く投げなさいと。
多少の失点は構わないよということは言っておりました。
まさにその松尾選手の特徴というランナーを背負ってからのインコースのボール。
きょうは好感的だったと思うんですが。
勇気を持ってインコースによく投げ込んでくれたかなと。
次の対戦が大会9日目三重の津商業と戦います。
次に向けて、お願いします。
本当にいいチームとやらせていただきますのでまた鳥羽高校の野球ができますようにしっかりと準備をしまして戦いたいなと思います。
周りからの期待も大きいかと思いますが。
力に変えて野球ができるように準備をしたいと思います。
おめでとうございました。
勝ちました、鳥羽高校の山田監督のインタビューでした。
続いては、談話をお伝えします。
鳥羽高校の梅谷キャプテンの談話
選手宣誓のときと同様にはきはきと答えてくれました。
つないで、つないでという野球が甲子園でもできましたという話です。
松尾投手はまだまだボールが浮いたり初回はランナーを多く出したりも、したけどもよく抑えてくれた。
次につなげたいということです。
また、次もつなぐ、つなぐそういった野球をしたいという話でした。
続いて、岡山学芸館の山崎監督の談話渡辺アナウンサーです。
中盤まで2対1というスコアで試合を持っていけたのは狙いどおりで向こうのいい当たりがファウルになってあの当たりは勝負のあやなのかなと振り返りました。
大北投手どんなに投げても5回ぐらいだと思っていたので予定通り。
ただ、あれだけ攻撃の形を作ったのに点が取れなかった。
松尾投手、ここぞというときの伸びのあるストレートは見事でしたと振り返りました。
インタビューと談話は以上です。
インタビューは佐々生アナウンサーが担当しました。
京、大会5日目の第2試合。
京都の鳥羽高校岡山学芸館を7対1で破りました。
では、この試合を振り返ります。
1回の裏、京都・鳥羽高校。
ツーアウト二塁で4番の小薗。
レフトへ大きなツーランホームラン。
京都大会ではなかったホームランで鳥羽高校が2点をまず先制しました。
先発2年生の岡山学芸館の大北をとらえました。
2回の表、その直後ですが2点取られたあとのピンチをしのいだ岡山学芸館がワンアウト、二塁、三塁で8番の上岡。
セカンドゴロの間に1点を返しました。
4回の表、岡山学芸館ワンアウトランナー、一塁、三塁で9番の大北のスクイズ、失敗。
杉浦さんからは狙って外した投球ではなかったんじゃないかと指摘もあったんですが。
それだけいいコントロールをして厳しいところを攻めていた。
これが生きましたね。
同点になりませんでした。
4回の表そのあとの大北も空振り三振でチャンスをものにできず同点になりません。
6回の裏、鳥羽高校ツーアウト、一塁、三塁で7番の中嶋右中間にタイムリーヒットこの前にセーフティースクイズの失敗があったんですが中嶋が、このヒット1本。
追加得点を挙げました。
欲しかった追加得点が入りました。
ちょうどピッチャーが3年生の宇地原に代わった直後でした。
さらに8回の裏、鳥羽高校。
4対1とリードして迎えたこの攻撃。
ワンアウト、三塁で6番・南がライト前にタイムリーヒット。
5点目。
さらにこの回3点を奪って突き放しました、7対1。
9回の表、岡山学芸館はツーアウト、ランナー二塁でキャプテンの岡本につなぎましたが最後は空振り三振で試合終了。
鳥羽高校が岡山学芸館を破りまして2回戦進出を決めています。
この放送の解説は和歌山県の県立橋本高校から同志社大学そうして社会人野球の日本生命でピッチャー監督として活躍されましたオリンピックにも3大会出られました杉浦正則さんをお迎えしてお伝えしてまいりました。
敗れた岡山学芸館の山崎監督が松尾投手のピッチングについて語っていましたが、松尾投手よく投げましたね。
特にランナーを背負ってからの右バッターも左バッターもインコースのボールっていうのはすばらしいボールを投げ込んでいましたよね。
なかなかあのボールをヒットするのは難しいかなとは思いますよね。
最初の打席、相手にデッドボールを与えていてなかなか思い切って投げにくいのではないかと。
インコースを使うピッチングが自分の持ち味だということを彼は知ってるんだろうなという感じはします。
ランナーを背負ってからああいう投球ができるというのはピッチャー出身の杉浦さんから見ても。
本当にすばらしいピッチャーだと思いますね。
どちらかというとふつうにランナーを背負わずランナーを背負ってから投げるほうが多いのでね、そういった面ではランナーを背負ってからどれだけ点数を与えないかがピッチャーの本領の発揮する場面かなとは思います。
バッティングのすばらしさにも当然、目がいくわけですがそういったピッチング、受けたキャッチャーの梅谷の表情も今、捉えています。
鳥羽高校は三重の津商業と大会9日目雨などがなければ今月14日に予定されています。
第2試合で対戦することになっています。
津商業も智弁和歌山を破った攻撃力。
すばらしいものがありましたね。
逆転劇はすばらしかったですよね。
どういった対戦になるのかも非常に楽しみになります。
一通鳥羽高校への応援メッセージもここでご紹介しておきましょう。
初勝利おめでとうございますといただきました。
19歳以下、地元の方からです。
つなぐ打線で徐々に点数を重ねていく試合は鳥羽高校らしい試合でした。
この勢いで梅谷主将を中心に一致団結して決勝まで頑張ってください。
100年ぶりの優勝を期待しています。
そういった思いをお持ちのファンも多いかと思いますけどね。
そういう思いを選手たちは力に変えて思い切って甲子園のグラウンドで表現してますよね。
監督も話にありましたが硬くなるような感じが全くなかったですね。
生字幕放送でお伝えしています
福岡県大牟田市。
50年前の夏町の人々が高校野球に心を動かされました。
その主役は地元の三池工業の球児たち。
甲子園初出場で初優勝という偉業を成し遂げました。
優勝パレードには人口をはるかに上回る30万人以上が押し寄せました。
大牟田は、炭鉱の町として近代産業の発展を支えてきました。
しかし1960年代は石炭から石油へエネルギー革命が進んでいた時代。
炭鉱の人員整理に反対する運動が町じゅうで起こり地域に溝が生まれつつありました。
暗く沈んだときだからこそ三池工業が甲子園で活躍する姿は町の人たちを笑顔にしました。
あの瞬間だけは私は心が一つになったんじゃないかなという気がしてますけれども。
あの夏の記憶を次の世代へ。
優勝メンバーの一人瀬口健さんは今も地元に残り中学生に野球を教えています。
野球を通してふるさととつながる喜びを知ってほしいと思っています。
地元の人の応援というのは非常に心強いんですね。
それを私も子どもたちが一つずつ一生懸命伝えていきたいと思っております。
町に希望をともしたあの夏から50年。
三池炭鉱はことし世界文化遺産に登録されました。
甲子園での輝かしい栄光は町の歴史とともにこれからも語り継がれていきます。
このゲームから2回戦に入ります。
ことしの夏の甲子園です。
きょうの第1試合と第2試合までは1回戦まででした群馬の健大高崎そして第2試合では鳥羽高校。
きょうと代表がそれぞれ勝て2回戦進出を決めています。
一方、これから戦うチーム以降各校は1回戦を免除されたという形で2回戦からの出場となります。
第3試合は2時35分開始予定です。
まだまだ吹く風は暖かくこれからも、まだ暑い時間が続くんだろうなという甲子園です。
一塁側には佐賀の代表龍谷高校。
20年ぶり3度目の夏です。
秋田商2年ぶり18回目の夏甲子園です。
第2試合の解説は大阪の高校から関西大学社会人野球日本新薬に進まれまして監督も務められました前田正治さんアナウンサー・田中の担当です。
前田さん、よろしくお願いします。
早速ふるさとから紹介してまいりましょう。
一塁側、先攻になりますが佐賀県の龍谷高校の佐賀市をご紹介します。
佐賀市の龍谷高校。
その校舎を静かに見守るのは商売繁盛の神様、えびす像。
市内には800以上のえびす像がありその数、日本一とも。
地域の宝として住民たちが大切に守り続けています。
さまざまな表情や形のものがあり中には触るとけがが治るといわれるものも。
幸運のえびす像が龍谷の快進撃をあと押しします。
こちらスクールカラーの紫が印象的な佐賀の龍谷高校。
ふるさと、ご紹介しました。
一方、三塁側2年ぶり18回目の秋田商業です。
そのふるさと秋田市をご紹介しましょう。
秋田商業高校のある秋田市は人口およそ32万人。
自然豊かな秋田県の中心都市です。
東日本大震災からの復興への誓いを込めて東北の祭りが集まる東北六魂祭。
ことし5月に秋田市で開かれおよそ26万人が訪れました。
その秋田市を代表するのが竿燈まつり。
稲穂に見立てた竿燈の明かりが夏の夜空を幻想的に照らします。
震災の年に始まった東北六魂祭は今回、5回目の開催ということで秋田市での開催になりました。
両チームの甲子園の道のりを簡単にお伝えしてまいりましょう。
一塁側の佐賀代表・龍谷高校です。
佐賀41チームの代表。
龍谷高校松永丈治キャプテンがことしのチームについて説明してくれます。
龍谷高校主将・松永丈治です。
ことしのチームは1番から9番まで切れ目のない打線です。
甲子園では自慢の打撃で打ち勝ちます。
絶対勝つぞ!
よーし!
切れ目のない打線という話がありましたがこの松永キャプテン自体は6番バッターを務めます。
投手陣は継投でこの夏を勝ち進んできました。
夏は3人のピッチャーが登板しました。
きょう、登板するのは背番号10番のサウスポーとなりますが。
夏は主に背番号1番の矢ヶ部が先発4試合リリーフ1試合。
秋の背番号1だった選手がロングリリーフで最後の勝ちのマウンドにいたのは彼でした。
スターティングラインナップです。
ご覧のとおり右バッターが4人の増岡と久野しかいないという左バッター7人のランナップです。
一方、三塁側の秋田商業。
こちらは秋田49チームの代表です。
こちらも5試合を戦ってきました。
では、秋田商業はセンターがキャプテン。
会田海都キャプテンにチームを紹介してもらいましょう。
秋田商業高校主将会田海都です。
ことしのチームはエース・成田を中心とし粘り強く戦うチームです。
打撃では1点に対する執着心を持ち1試合を通して攻め続けることを目標に全員野球で頑張ります。
絶対勝つぞ!
よし!
こちらは秋田商業のほうはほとんど継投ではなく成田というピッチャー、背番号1番ですがこの人が投げてきました。
55の三振を奪っています。
両チームの選手たちがこれから試合前のあいさつに臨もうというところです。
秋田商のラインナップは後ほど、お伝えします。
4人の審判も姿を現してきょうは3試合日のこれが第3試合です。
かなり強く風が吹きぬける中これからきょうの最終ゲームが行われます。
龍谷高校と秋田商業の対戦です。
まず守りにつきました秋田市立秋田商の守りの9人を場内アナウンスに乗せてご紹介いたしましょう。
一塁の塁審の畑中さんは石川からの派遣審判員です。
先発の成田翔投手をご紹介いたしましょう。
5試合で投球イニング39。
奪った三振の数が前田さん55というのはかなりの数字ですね。
非常に威力のあるストレートと縦のスライダーですね。
140キロは超えてくるというストレートがあります。
秋田大会の様子などを見ていますとかなりテンポよく投げてくるというのもあるようですね。
テンポよく投げ込んできます。
それに対する龍谷高校打線がこれまた左が7人いるんですね。
ただピッチャー側からすれば左投手と左打者、わりと左打者を苦手とする左投手っていうのは多いですよね。
三振。
ワンアウトランナーありません。
龍谷高校は徳山監督がポイントと挙げていたトップバッターの石橋。
まず空振りの三振となりました。
2番キャッチャー・川添。
120キロのスピード表示でした。
3球三振です。
連続三振でツーアウト。
1回の表佐賀・龍谷高校の攻撃です。
非常に安定したフォームですよね。
コントロールもきょうは非常にいいんじゃないですかね。
これもスライダーからストライクを先行させてきます。
3番センター・3年生の古賀。
佐賀大会では、かなり好調な松永キャプテンも話していたようにつながりで勝ち進んできたこの龍谷高校です。
ストライク先行できますね。
気持ちも非常に強いピッチャーだと聞いています。
142キロ。
恐らく立ち上がりはコントロールに注意して投げてると思います。
三振。
初回は3人三振でアウトを3つ取りました。
秋田商業のエース成田翔です。
1回の表佐賀・龍谷高校得点はありません。
解説は社会人野球日本新薬元監督の前田正治さんの解説でお伝えしています。
いきなり立ち上がりを見ると成田投手、好調のようですね。
一番成田君が心配なところはコントロールなんですがコントロールを注意しながらいいコントロールで立ち上がりましたね。
一方、龍谷高校のほうですが守備をご紹介しましょう。
ピッチャーは3人佐賀大会を投げてきた中から池田の先発で始まります。
改めまして、こちら龍谷高校の池田投手ですが夏の佐賀大会、先発したのは準決勝の佐賀商業戦のみ。
それ以外はリリーフの3試合ということでイニング数と同じぐらいの被安打と奪った三振の数というところです。
秋田商業のスターティングラインナップは秋田大会の決勝と全く変わりません。
成田翔は5番。
成田和が7番です。
キャプテンの会田。
1m60cmということで上背はさほどありませんが横から投げたり上から投げたりというふうに投げ方を変えるんですね。
キャッチャーのサインによって変えるといってましたね。
まず腕の位置とそれから球種コースというふうにサインが3段階という形で出るそうです。
132キロのボール。
リードするのは川添です。
スライダー、カーブチェンジアップにスクリューも投げるというこのピッチャーです。
お互いに先頭は三振。
ワンアウトランナーありません。
いい高さですよね。
どうしてもバッターが手を出してしまう高さからボールへ落ちていっているのでいいボールです。
ワンアウトランナーありません。
1回裏、秋田商業の攻撃です。
両チーム最初のランナー最初のヒット。
1回の裏、秋田商業です。
2番の草なぎが出ました。
秋田大会も打率5割と非常に当たった草なぎです。
お互いに振ってくる印象があります。
特に、この草なぎ君、試合前話を聞いたときもとにかくストライクは全部振るつもりで振っていくと話していました。
ワンアウト、一塁。
3番のファースト・武田です。
犠打は比較的多いチームカラーですが秋田大会では、この人は犠打がありませんでした。
このチャンスをどう広げてくるかですね。
この深さですとやはりバント警戒という感じでもなさそうですか。
やはり打ってくることでダブルプレーをとろうという守備ですね。
いいコースに投げてきます。
お互いに監督が指導するのは早いカウントからストライクを先行させなさいということストライクは積極的に振りなさいということ。
いろいろ話を聞いているとかなり似通ったチームカラーですよね。
本当に監督さんのおっしゃることが本当に似てますよね。
年齢的にもほぼ同年齢という2人です。
秋田商業の太田監督と龍谷高校の徳山監督です。
お互いに夏の甲子園も経験しています。
ランナーは動く可能性は十分ありますね。
草なぎは秋田大会は盗塁こそ数はありませんが仕掛けは十分に考えられるところです。
空振り。
ツーアウト。
3つ目のアウトはとれません。
ツーアウト、ランナー、二塁。
得点圏にランナーを進めて秋田商業は4番を迎えます。
動いてきましたが送球がワンバウンドになってしまいました。
4番の小南を迎えたところでセンター、ライトがかなり極端に右。
左中間が相当、広いですね。
特にセンターの守備位置ですね。
同じスライダーという球種でもこの横から投げるときには食い込んでくる角度。
上から投げれば縦の変化をするというこの池田です。
得点圏にランナーを置いて外野、深め。
なかなか両サイドついてきますね。
特に左打者右打者関係なくインコースをついてくるっていうのがいいですね。
気持ちが出ています。
タッチはできません。
先制ホームイン!秋田商業!1回の裏、1対04番の小南のライト前タイムリー。
この大会に入ってから初回の攻防で点が入るというケースはかなりあるんですがこの第3試合もそうでした。
うまく右方向にこういう投げ方をする投手の打ち方というんですかね。
しっかり逆方向にそりきりましたね。
ヒット2本でまず1点を先制しました秋田商業の1回の裏の攻撃です。
5番・成田翔。
7番バッターには成田和という2年生がラインナップ入っています。
お互いにストライクゾーンはしっかり振るというその意識は徹底させているということです。
スリーアウト。
1回の攻防が終わって2年ぶり18回目の夏。
秋田商業がまず先手を取りました。
佐賀の龍谷高校の校歌をお聴きいただきましょう。
仏教系の学校ということもありまして仏教の中では位が高い色とされている紫、これがスクールカラーになっている佐賀の龍谷高校です。
20年ぶり3度目の夏。
前回が1995年、その前が1980年ということで15年、そのあと20年というスパンをおいてこの甲子園にまたやってきました。
そのときにチームにいた徳山キャプテンが現在は監督として徳山誠一朗監督チームを指導しています。
外角のボール139キロですが少し動いている感じでしょうか。
今のは少し落としたような感じを受けましたね。
本人いわくツーシームのようなという感じなんですが。
球種として意識をすると球速が遅くなってしまうということで球種として投げているのではないというのが秋田商業の太田監督のことばでした。
やはりコンスタントに140キロは超えてきますね。
ほぼ超えてきますね。
そして、今度は縦の変化。
4番の増岡を迎えてセンターは、かなり深めです。
振らされました。
初回から4人、連続三振の立ち上がり、成田翔です。
龍谷高校各打者としては今のストライクをを見逃せるかどうかというのを一つポイントにあげてましたね。
確かに三振を奪いにくるであろうけど低めにくるボールとあるいは高めのストレートをそこをどれだけ見極められるか。
ここからまた5、6、7番は左が続きます。
ちょっと体がぴくっと動きました。
よく止まりましたね、今のは。
ストレートタイミングという感じでしたが。
比較的、成田翔投手は左バッターも苦にしないと。
そのタイプですね。
どんどんインコースに突っ込んできます。
左投手で左打者が苦手な投手っていうのは左バッターのインコースにストレートを投げられないですね。
フォアボールです。
ワンアウト、ランナー、一塁。
1対0。
1点を追っている佐賀の龍谷高校が初めてのランナーを出しました。
6番サード。
1番から9番までつながりのチームとこの龍谷高校を表現しましたキャプテンの松永です。
2つ、上ずったボールが続いたところでキャッチャーいきましたね。
先ほどはランナーいないところでフォアボールそれからランナーを出したところで1球目が高く浮いたんでやはり、ここで一つ間を置くということでいい間だったと思います。
レフトの成田。
ツーアウトです。
きょうも右から左の浜風が強めに吹き抜ける甲子園球場です。
そこからスタンドに当たってバックネット裏の放送席に左から戻ってくるような風なんですがまだぬるい感じですね。
暑い中です。
バッター、7番レフト・北村。
2年生の北村です。
これまたレフトが、かなりライン寄り。
この回はちょっと浮いてますかね。
少しボールが高いですね。
先ほどレフトフライに打ち取ったストレートも少し高かったですからね。
いいボールです。
表示は136キロなんですがね。
キレもありますね。
すでに三振は4つ奪っています。
ちょっと抜いてくる感じ。
フォーム自体は変わりました。
今のはフォームも変わって変化球という感じでしたけどねでも投げたところがよかったのでバッターが手が出るところでしたね。
三振、5つ目。
ランナー、1人残塁です。
スリーアウト。
2回の表、佐賀の龍谷高校無得点です。
1点をリードしている秋田商業の校歌が甲子園に流れます。
2年ぶり18回目のこの夏の甲子園出場。
秋田高校の19回に次ぐ秋田勢としては2番目に多い数です。
6番の古谷から始まる2回の裏です。
送球は若干、短くなりましたがよく追いつきました。
内野安打でノーアウト、一塁、1点をリードしている秋田商業先頭が出ました。
打ち方とすればもう少しセンター方向がいいのはいいんですけどきょうの秋田商業はしっかりバット振ってますね。
ですからヒットコースへ飛んでいくんです。
積極的にどんどん振ってきます。
戻れませんでした。
ツーアウト。
ここはプッシュしてきましたが。
左打者だったので三塁手が前へ来ているのは目に入ってたはずなんですがねその辺りで三遊間にプッシュしようとしたのかもしれないですけどね。
ちょっとコースがうまくいきませんで抜けませんでした。
ランナーいなくなりまして8番2年生の近野です。
お互いに守備位置もかなり考えられているようでここはセカンドが深めショート少し前。
この池田投手も上背1m60cmということですがなかなか、ダイナミックなフォームですね。
気の強さがありますね。
思い切って投げ込んできてますからね。
あまり力強い当たりではありません。
スリーアウト。
先頭が出ましたが、そのあとチャンスの芽は広がることはありませんでした。
秋田商業、2回の裏結果的に3人で終わって1対0は変わりません。
龍谷高校、20年ぶり3度目の夏そのベンチ入りをつかんだ選手たちをご紹介いたしましょう。
監督は龍谷高校のOB2年生の夏に4番ファーストということでこの甲子園の土を踏みましてここでホームランも打ったことがあるという徳山誠一朗監督です。
そのとき以来、20年ぶりに今度はチームを率いて甲子園に戻ってきたという徳山監督です。
もちろん、長い歴史のある甲子園ですからこうやって、また伝統がどんどん受け継がれていくということもあるんですね。
1点を追って、8番セカンド久野です。
インコースでしたがよける動作はありませんでした。
ただ、球審の三宅さんが確認をして。
デッドボールですね。
よけきれなかったということでノーアウト、ランナー、一塁。
1点を追って3回の表佐賀の龍谷としては初めて先頭が出ました。
ラストバッターの池田。
そのあと、1番に戻って石橋。
ということは、やはり1番をいい形で迎えたいですね。
やはり上位に得点圏にランナーを進めて迎えたいですよね。
今もリードを取った久野が投球モーションで戻りましたね。
一つ外してきました。
秋田商業のバッテリーとすればここはフォアボールじゃなくてまずバントをさせてでも1つアウト、確実にとるほうがいいですね。
バント失敗。
ここまで見ると差ほど極端なバントシフトではないんですがね。
ちょっとバッターの池田君もやはり、バントと目の位置が離れすぎてますね。
送れませんでした。
ワンアウト、一塁。
お互いに裏表の攻撃ではバント失敗が続きました。
これで上位打線の左3人が続くというところ。
1番ライト・石橋です。
そのめぐりが初回は全部三振でした。
先ほどの秋田商業のノーアウト、ランナー、一塁のランナーをダブルプレーという形でアウトになってしまいましたのでこの回、それで先頭打者出たところだったんで、龍谷とすればきっちり送っておきたかったですね。
石橋は佐賀大会の5試合を通じて、犠牲フライ、あるいは犠打の数が2つということでチームトータルで見れば2番の川添に犠打があるというこれが際立っていますが全体的には個々に多いわけではありません。
2打席連続の三振。
これで、ここまでトータル7つの三振を奪いました。
ここも本来ならば龍谷とすれば動きたいところではあるんですが左投手ということもありまた非常に三振が多いんでねなかなか思い切った仕掛けができないですよね。
相手の弱点をついていけば三振はとれるんだというのが試合前の成田のことばでしたがこの辺りも両チームのバッテリーに共通するところで弱点を見つけて早く追い込んでいこうという。
これまた共通していました。
今のところは直球をしっかり捉えたというバッターはいないでしょうか。
いないですね。
少しさしこまれてますね。
ただ、龍谷としてもストライクを取りにくるストレートを見逃せると、どんどん成田君のペースにはまってしまいますから振っていくのが大事だと思います。
この辺りも巧みですね。
なかなかけん制をしなくてもしっかりランナーをけん制してますね。
スリーアウト。
同点につなげたいランナーは一塁から先へは進みませんでした。
佐賀の龍谷高校。
3回の表、無得点。
2回戦に入った甲子園です。
秋田商業のベンチ入りのメンバーもご紹介いたしましょう。
そして、指導するのはこちらも母校のOBということになりますが太田直監督です。
秋田商業では今、ヤクルトに入っている石川投手とバッテリーを組んで夏の甲子園に出場しました。
このときには1回戦で島根の高校に勝って2回戦で敗れたという戦績をお持ちです。
お互いにキャッチャーご出身という監督のキャラクターも共通するところですね。
指導方針というんですかねチーム方針でも非常に似通った監督さん同士ですね。
われわれも、このゲームを迎えるにあたってどんな展開になるのか読みにくい感じもあったんですね。
本当に両チームとも粘り強い試合を重ねるというか秋田商業なんかでも、決勝でも4点を取るというように打てなくても打てないなりになんとかして泥臭い野球っていうんですかね言い方は少し表現悪いかもしれませんが。
それだけ、とにかく打てなくてもいろんな形いろんなことをして点を重ねるというしつこいチームです。
ラストバッターキャッチャー・工藤です。
打点7というのは9番バッターではありますがチーム2番目に高い数字。
川添もかなり思い切って座る位置を決めますね。
ちょっと、さしこまれて踏ん張っていいボールです。
先ほどもいいフットワークがありました。
ワンアウトです。
1対0、1点リードの秋田商業。
いかがですか。
無理して正面に入らずに次の送球を考えてですけどね。
先ほどの打球からも今のような形で、とにかく送球をしっかりやろうという形でしたね。
二回り目に入ってキャプテンの会田です。
ファウル。
際どいところに落ちました。
この時間帯、まだ、あの打球のコースですとフェアグラウンドへと打球を押すような風です。
そういえば、秋田商業の面々にとって、関西に入ってから暑さというのがかなり応えたというようにも聞いています。
恐らく、きょうも大きな敵になってるでしょうね。
ちょっとシンカー気味といういんでしょうかね。
チェンジアップ気味なのか。
外に逃げる軌道でした。
この打球方向がかなり目立っています。
ワンアウト、一塁。
1対0とリードする秋田商業3回の裏。
入ってくるボールですね。
これにしっかり的を絞っているようですね。
右バッターがそれをしっかり待って振り切るという形。
ヒット数4本目です。
決して右打者が引っ掛けるような打たされる状態ではないだけにヒットにつながってますね。
しっかりと振ってます。
短めに持っていますが力強く振ります。
関西に入って初日の練習で、ほぼ全員の選手が熱中症に軽くですがなってしまったということで。
タッチアウト!ツーアウト!ランナーいなくなりました。
これで2回、3回と出したランナーいずれも失っている秋田商業です。
今ちょっと重心が。
完全に逆をつかれました。
両サイドをついてくるバッテリー。
いいコースでした。
すばらしいコースですねこのボールは。
継投が視野に入ってますからもう前の回ぐらいから龍谷高校は背番号1番の矢ヶ部がキャッチャーを立たせてキャッチボールを始めているんですがまだまだ試合は序盤。
スリーアウトです。
奪った三振3つ目のサウスポーの池田です。
3回を終わって1対0。
追いかける佐賀の龍谷高校。
一塁側のアルプススタンドの様子を北嶋右京アナウンサーに伝えてもらいましょう。
夏、甲子園初勝利を狙う一塁側、きょうは経験豊富な応援が加わっています。
それがチアリーダーなんですが胸、Heianの文字。
佐賀の龍谷にはチアリーディング部がありません。
こちらは全国に名をとどろかすチアリーディング部です。
学校のグループ内の姉妹校に応援を頼んだということできょうは3つの高校が応援に来ています。
本当は自分の学校を応援しに行きたかった。
でも、甲子園のアルプスは知らない日と同士でも一つになれるところ。
きょうは、一つになって応援すると意気込んでいました。
第3試合の応援に入るということは7回以降アルプスには入れるということですから鳥羽高校の勝利の瞬間も見届けたはずでしょうね。
応援の応援ということでしょうが鳥羽高校にもひょっとすると応援を送っていたかもしれません。
長い歴史を誇ります龍谷大平安高校。
この夏は甲子園出場は逃がしました。
それにしてもテンポよく投げてくるこの成田翔投手に対してどう突破口を開いていきましょうか。
やはりストレート。
その球ですよね。
この球に負けないスイングが欲しいんですけども今のところ、負けてますけど絶対にこのボールを振りにいくことですね。
簡単にストライクをとられると完全に成田君のペースになってしまいますからね。
早くも、これで4回途中8つ目の三振を奪いました。
スライダーのキレが非常にいいんですよね。
上背は決してないんですが。
本当にきょうは安定したフォーム。
全く両側にぶれてないですよね。
上からのカメラでもね。
どんどんストライクを先行させてくる印象はありますがただ3回までで、投球数が47。
三振も多いですし相手もファウルもかなり目立っていますが投球数はちょっとずつ増えてきてはいますよね。
少し多めですかね。
いいプレーです。
ツーアウト。
打球も難しそうでしたね。
このファーストの武田君のワンバウンドの捕球ここも、うまかったですよね。
3年生から2年生にボールがつながりました。
長めに持っている5番の江島。
確かにストレートに振っていってるんでしょうね。
なかなか優位に押されて振り遅れてますね。
こうなってきますともちろん、どんどん振っていかなければなりませんが。
まだ比較的、今のチップはタイミングが合ってた感じがしましたけどね。
でも、バッターにとってはストレートを狙いながら縦の角度のあるスライダー嫌なボールですよね。
あまり左バッターに対しても外角で打ち取るというよりはインコースのほうが多いんですかね。
ストレートはどんどんインコースに投げてきますね。
ただ、これがじわじわと中盤、終盤になって龍谷のほうに何かつながってくるというようなそんな感じもあります。
9球目。
本当に、こういう粘りですね。
ストレートを思い切って振ってくるのとこういう追い込まれてからの粘りこれが本当に先ほどおっしゃったようにあとで、プレッシャーとなって成田君のほうへかかってきますからね。
10級投げさせましたが三振。
アウト9つ。
4回までの12のアウトのうち9つが三振という成田翔投手です。
では、アルプススタンド西川典孝アナウンサーに伝えてもらいましょう。
700人ほどの生徒が12時間以上かけて駆けつけました。
この中で疲れを知らない応援をするのがあちらの25人のチアダンス部です。
2年前の夏は部員が9人しかいませんでしたが一生懸命に踊るチアの姿を見て入部する生徒が増えたそうです。
しかも人数だけではなく踊りの数も増やしましたその数、およそ15種類。
広い甲子園でどうしたら大きく動いて目立てるのか考えたそうです。
2年前の悔しさを胸に新たな踊りで選手を後押しします。
三塁側でした。
2年前は好投手を擁する富山の高校に敗れたわけですがそれ以来、その前は2012年にも出場していましたからかなり秋田商業数多く甲子園に出ているというところです。
3番のファースト武田から始まります。
2年生の左バッター。
秋田商業も初回に1点を取りましたがなかなか、そのあと2回、3回とチャンスを広げられずにいます。
ちょっと、秋田商業、攻撃のパターンとしては嫌なパターンが続いてますよね。
ヒットは出ています。
ここからというのが課題というこのところの秋田商業のイニング。
1対0、リードは1点です。
4回の裏。
4番の小南。
今度は右バッターが打球の方向右へという当たりでした。
少し、詰まりはしたんですが最後まで振り切りましたからね。
ヒットにつなげていきましたね。
打席にピッチャーの成田翔です。
ここはチャンスをどう広げにくるか。
スリーアウト、とれませんでした。
ランナー、残ります。
ツーアウト、一塁。
打球のコースからしますと。
きっちりと2つアウトをとりたかったですね。
取れた当たりでしたからね。
ランナーが一人ピッチャーが残りました。
6番セカンド・小谷。
この人も先ほどショートへのヒットを打っています。
初回にヒット2本で1点先制の秋田商業。
かなり押されました。
スリーアウト。
お互いにインコースを使いながらのピッチングが展開されています。
2回戦に入った大会5日目の甲子園です。
この回は僅か6球で相手の攻撃を終わらせた龍谷の先発の池田です。
まだヒットがないという佐賀の龍谷高校ですがそれに対する秋田商業成田翔投手のピッチング内容も見てみましょう。
三振の数が、9つということで目立っているわけですが…。
円陣の中に徳山誠一朗監督の顔が見えました。
試合前の取材などでも、非常に快活に明りょうに答える監督ですが。
ここで成田投手の投球内容。
4回を投げて、赤で表示された三振の数、9つということでただし、フォアボール四死球が2つということですね。
大きく乱れた四死球ではなかったとは思うんで、きょう成田君の投球内容から見てまず、成田君の出来とすればいい状態で投げていると思いますね。
4回までが66球ということですから大体20球未満で1イニングを終えているのは間違いないのですがちょっと多めかなという印象ですね。
その分ボールの多さっていうのは龍谷の各打者が何人かが粘りを見せてるということじゃないでしょうか。
打席に背番号5番はキャプテンの松永です。
少し前から日が陰りまして、若干吹く風が涼しく感じられている甲子園です。
このところ、夕方になりますと雷雨があるというのも若干気になる阪神地方です。
内野安打にしました。
ノーアウト、一塁。
5回の表の龍谷高校。
これがこのゲーム、初ヒット。
お互いに三遊間に飛ぶ打球が非常に多いこのゲーム。
本当、外いっぱいの球なんですけどね強くたたけましたね。
当てるだけじゃなくて。
ストレートでしたね。
ついにストレートをヒットにした龍谷です。
バッテリーのミスで得点圏。
ノーアウト、二塁です。
初球、ボールで7番バッターの北村に対する初球がパスボール。
このタイミングですかさず秋田商業の太田監督は三浦をマウンドに走らせました。
3年生の内野手。
三浦が、太田監督のことばを伝えにきました。
9イニングの中で3度とれる伝令によるマウンドに集まる形のタイム1回目です。
打順が下位なんですがやはり送って。
送りたいですよね。
同点になりました!5回の表、佐賀の龍谷。
このゲームの初安打から次のバッターであっという間に同点に追いつきました。
2度目のタイム。
でも初球から本当に思い切って打ってきましたよね。
タイム明けの次のボール。
これ、お手玉と申しますが後ろにそらしてしまったんですね。
そこはしっかり見逃さず…。
ランナーコーチの西川も、そこはしっかり見ていました。
ノーアウト、ランナー、一塁。
ライトのエラーによるホームインということになりました。
ということは打点がないということになります。
8番セカンド・久野。
ワンアウト、二塁。
1対1、同点に追いついた佐賀の龍谷。
今度は、この回勝ち越しのチャンスを迎えて、打順が9番そのあと、1番。
秋田商業の成田君としてはここは、ただ同点に追いつかれただけだという気持ちでしっかり1人のバッターアウトをとっていくことですね。
外野センターレフトが心持ち浅め。
ライトは極端な前ではありません。
左バッターのピッチャー池田は佐賀大会ではヒットはありませんでした。
揺さぶりをかけてきます。
だいぶゲームの流れが変わってきましたね。
本当に攻撃がちょっとうまくいかないところからこういうふうになってくるんですね。
秋田商業にとってはバントの失敗あるいは、けん制で誘い出されてのアウトといいますか戻りきれずのアウト。
外角いっぱい。
ここは、これまでのインコース主体という感じではありませんか。
ここは外に主体できてますね。
今度は内から。
10個目の三振になりました。
この回、同点に追いついている…。
非常にジェスチャーも大きい。
36歳、徳山誠一朗監督です。
もうツーアウトになりましたから当然、ランナーはゴーというところですね。
いいスタートが切れれば勝ち越しということも当然あります。
三振2つのトップバッター石橋。
これまたレフト浅めでかなりライン寄り。
こういうケースでツーアウト、ランナー、二塁でホームへヒットでかえれないケースもよくあるんですけどそこでの一つのポイントはやはりセカンドランナーのスタートこの辺りが問題になってきます。
差ほど大きなリードオフはとれてないですよね。
もう少しリードオフ、とったほうがいいんですよね。
それができていないということはこの雰囲気含めて成田が支配しているという。
OBの石川投手現在、ヤクルトの石川投手とよく比較されるそうですが太田監督いわくボールのキレ、勢い、この辺りは石川より、はるかに上という。
キレながら落ちていきました。
よくつかんだ、会田。
スリーアウト。
得点圏のランナー、残塁。
勝ち越しは許さなかった秋田商業の守りです。
よく取りましたね。
正面のライナーは非常に判断難しいんですけどね。
よく粘りました。
想定よりは伸びなかったという感じかもしれません。
ワンチャンスを生かして同点に追いついたのは佐賀の龍谷高校。
秋田商業は追いつかれて迎えるというこれから5回の裏です。
試合中盤に入って龍谷高校は矢ヶ部の姿は投球練習場にはなくなりましたが。
先発の池田投手の内容も少し見てみましょう。
時折、こうして腕を横にして投げる、さほど回数は多くありませんが4回で44球。
被安打が5奪った三振が3つで四死球はなしですね。
やはりそこが、いいんですよね。
本当に、小さい体ながらバッターに向かっていく強い意志それが本当にうかがえますね。
きのうの段階で監督に先発はお前に任せたというふうに伝えられたほうですが。
ただ龍谷は継投で勝ち進んできたチームですから初回から飛ばしていきますというのがきょう、試合前のことばでした。
7番・レフトの成田和。
サードは前。
いい反応でした。
ワンアウト。
ここも先頭出られませんでした秋田商業です。
よく反応しましたね。
キャプテン・松永です。
8番ライト・近野です。
そういえば龍谷高校の徳山監督夏の戦いぶりから非常にバッティングがクローズアップされているけれども自分たちは守りからリズムを作るべく守りをしっかりと練習してきたチームなんですということでした。
そういった当たりは二遊間の動きなどからかなり感じられますか。
しっかりと守る守りからのリズムを感じるセカンド、ショート、サードの動きですね。
これまたファーストストライクを打っていってますので…。
ここまでは3球でツーアウト。
前の回も6球で終わっています。
ただ、少し気になるのは4回辺りから、ピッチャーの池田君がうまいとは思うんですけど秋田商業の各打者たちが打たされてる感じがありますね。
ラストバッターながら2番目に多い打点をマークしているキャッチャーの工藤です。
ツーアウト、ランナー、一塁。
1対1の同点に追いつかれた秋田商業。
5回裏の攻撃です。
ツーアウト、一塁です。
ここはよくしっかりひきつけて振り切りましたね。
ですからランナーを出せずに終わったイニングは、ここまで一つもありません。
赤、あるいはエンジが目立ちます。
三塁側のアルプスです。
今の動きはどうだったんでしょうか?
今のは二塁へ行こうという形ではないんですが。
一瞬の間を見せるとそこに投げてくるというそんな感じでしょうか。
2年生です。
だんだん、池田のペースに入ってきます。
池田君の高めのストレートも威力ありますよね。
威力は十分、持ってます。
そして球速を抜いて打者の態勢も完全に崩れました。
うまいピッチングです。
スリーアウト。
5回終わった、大会5日目第3試合。
このゲームから2回戦に入っている甲子園。
前半終わって1対1です。
ここまでをまとめましたので振り返ってまいりましょう。
まず秋田商業。
奪三振39イニングで55という秋田大会好投を見せました成田翔。
初回、三者連続三振で始まりました。
秋田商業は1回の裏ツーアウト、ランナー、二塁というところから4番の小南。
ライト前に打球を運んで二塁ランナーの草なぎホームイン。
1点を先制しました。
2回の裏の秋田商業です。
6番の古谷が内野安打で塁に出たのですが。
プッシュ気味にしてきたバントはサードへのフライ。
ダブルプレーでチャンスを潰してしまいました。
三振を順調に奪っていきながらという成田。
4回を終わって9つの三振をとりました。
しかし、5回の表の龍谷。
バッテリーのミスなどもあり得点圏に進んだランナー。
タイムがかかった、その直後北村のライト前ヒット。
ライトが打球の処理を若干誤った部分もありますがホームイン。
同点に追いついたというここまでの展開です。
このゲーム、解説は社会人野球日本新薬ピッチャーそして監督を務められました前田正治さんの解説です。
非常に秋田商業の成田投手の好投が目に付いたんですが途中から展開変わってきましたね。
明らかに変わってきました。
成田君の投球自体が、かなり悪くなってきた状態ではないんですけどやはり、龍谷高校の各打者が成田君の投球に負けないスイングができるようになってきたということもありまた、少し攻撃のほうで秋田商業が少しミスを重ねてしまったことにより流れが何か龍谷高校のほうに移ってるような気がしますね。
まだ得点としては同点なんですけどね。
若干、今の展開ですと龍谷のほうが押し気味という感じで捉えていいんでしょうか。
若干、そうですね。
少し龍谷高校が押し気味になってきましたね。
投げるほうでも龍谷の池田投手がかなり自分のペースに入ってきたようですから。
おっしゃるとおり。
前半、秋田商業の思い切ったスイングに振り切られていたんですけどそこを今度、初球からどんどん振ってくるところを利用して少しボールの力を抑えたりしながら打たせて取るようになってきましたね。
秋田商業打線がかなりファーストストライクから振ってきてるんですが投球数も少なめで。
ですから、秋田商業の成田は5回で81球ですが龍谷高校の池田が5回で54。
かなり投球数が違いますよね。
ただ、この4回、5回のように打たされてしまうと池田君の術中ですよね。
楽に投球できる状況を作ってしまいますからね。
ちょっと後半そこを秋田商業はしっかりと前半のように振り切るという振り切るのを右打者、各打者がセンター方向へしっかり振りきるというのを心がけていったほうがいいかもしれませんね。
1m68cmのサウスポー。
ですから体格的には先輩・石川選手とさほど変わらないということなんですがただ、厚みはありそうですね。
胸の厚みはありそうですね。
かなり勝気な性格なんでね身長がない分、パワーをそういうものも人よりつけるんだという気持ち強く持ってる選手ですよね。
秋田商業としては2年ぶりの夏ですが、2年前唯一、ベンチに入っていたのは今、マウンドに入っている成田翔でもあります。
ただ1人、甲子園のマウンドも踏んだという成田翔投手です。
2番の川添から。
打球にちょっと強さがありません。
ワンアウト。
1対1の同点。
6回の表、佐賀の龍谷の攻撃です。
よくいわれる次の1点という展開に徐々になってくるという展開ですが。
これまたお互いの両チームの監督がきょう、試合前に話していたのは恐らくロースコアの展開になるでしょうと。
ロースコアのままとにかく終盤戦に持ち込んでいきたいというこれも共通していることでした。
全くおっしゃるとおりのゲームになってきましたね。
やはり、だんだん流れが変わってきつつあります。
ワンアウト、一塁。
1対1、先ほど同点に追いついた佐賀の龍谷。
6回の攻撃です。
やはり、多少は押し込まれているにしてもそれを打ち返すだけの力で打てるようになってきましたよね。
そのことを成田投手としてはどう感じているでしょうか。
そこをしっかり感じていれば変化球の使い方をもう少しうまく持ってくると思うんですけどね。
投球内容その直球、変化球の比率などは変わっていませんか。
今のところ変わってないですね。
あとは、多少やはり龍谷の各打者のスイングスピードがアップしたのか、タイミング的になれたというのが…。
エラーです。
秋田商業に、これで内外野一つずつのエラーとなりました。
これ、バッターとしては完全に打ち損じという打球だったんですが。
一番悪いパターンですよね。
こういうゲームの中でああいうエラーというのは一番流れを変える。
今、龍谷に流れが移りかけてるところですから秋田商業としてはこういうところしっかり守りたいですね。
打席に5番のショート・江島。
前の打席はファウルもかなり打ちながら粘って10球、投げさせました。
外野ここもセンター、レフトが少し左寄り。
ただ極端に浅くはありません。
もちろん、ワンヒットでかえしたくはないところですが相手も5番ですからね。
この深さといいますか浅さ。
このイニング、本当に打者への投球というのは非常に大きな試合の中でのポイントになることもありえますね。
アウト、一つだけ。
ツーアウト、三塁、二塁です。
1対1、同点。
6回の表の佐賀・龍谷。
勝ち越しにつなげたいランナーが得点圏にいます。
ここはファーストストライクを変化球で…。
変化球の場合少し何か腕の振りが遅くなったように感じるんでね最初より、もう少し変化球、腕の振りしっかり振ったほうがいいと思います。
今の変化球ですね。
よく振れてたと思いますね。
しっかり、その辺りが大事じゃないかなと感じますね。
さしこまれたバッター。
序盤にもちょっと緩くなってカーブがくるという状況もありました。
その辺りはここへきて龍谷高校の各打者がだいぶタイミングとれるようになってきてると思うのでね。
やはり簡単には振らなくなってきてだいぶ、対処できるようになってきています。
要求、外角の高め。
最後は三振。
これでイニング途切れることなく奪い続けている、成田翔。
奪った三振の数11まで伸びてきました。
よく粘りましたね。
成田君。
このバッターに対してあまり直球が多くなかったんですけどね。
変化球主体でいきましたね。
かなり血管に皮膚に近いところをこの辺りを冷やして、熱中症の予防ということもあります。
1対1の同点でこれから6回の裏という甲子園ですが。
やはり3回、4回ぐらいからでしょうか。
日ざしは、かなり隠されています。
まだ左中間、あるいはセンターの方向にはうっすらと青い空も広がっているんですが気温が3時現在、33度という神戸地方気象台の観測。
中国山地の雨雲が甲子園付近に流れ込む可能性がありますからこのあとはにわか雨や雷雨に注意が必要と発表されているのが若干、気になるところです。
ちょっと流れを変えたい秋田商業は2番。
草なぎから始まります。
ワンアウトです。
これまたファーストストライクからということですが前田さん、なかなか結果にはつながってこないですね。
今もいい当たりだったんですが龍谷高校のセンターがいい守備の位置取りをしてましたね。
センターの古賀です。
左バッターは4人いますがそのうちの1人3番の武田。
初球も、ちょっとストレートのタイミングでぴくっと動きましたしなかなか、狙っている球がそうはこないということですかね。
この武田君も試合前に少し話し聞いたときに精神的な粘りというのがわれわれの本当、本来の姿だということで。
落ちた!ヒットになった。
ワンアウトランナー、二塁。
1対1の同点から勝ち越しにつなげたい秋田商業。
ワンアウト、二塁を作りました。
よく前にきた、石橋でしたが。
僅かに間に合いませんでした。
今のが武田君が自分で言っていた粘る、とにかく、しつこくという精神的な部分での粘りじゃないですかね。
完全に体勢を崩されましてたからそこをなんとか粘ってボールを捉えたということですね。
4番が打席ということで外野がさほど前に詰めてくるということはありません。
池田も力、入ってきました。
そういえば応援にもバリエーションがあるというのが三塁側でしたが。
応援の曲もずいぶん変わってきているようですよね。
十数種類あると西川アナウンサーから伝わってきましたが。
入ってくるボールにフルスイングということですね。
うまくすくわれてますからね。
打たされないようにね。
きょう、2打数2安打の4番バッターにホームまでかえしてもらえるでしょうか武田。
ランナー、ハーフウェイ。
ワンアウトというところでツーアウトに状況変わります。
1対1、同点6回の裏、秋田商業です。
この回先頭の草なぎの当たりといいいい当たりなんですよね。
ここで佐賀の龍谷高校が守りのタイムを取ります。
こちらも、監督のことばを伝えに行くのが背番号14番の西川。
いわゆる伝令役を務めるのもどちらも背番号14番の選手。
この辺りもくしくもというところですね。
この辺りですね。
恐らく、2ついい当たりをされているというところからあると思うんですけど。
こういうタイムの取り方であったりいろんなアドバイスであったり何か、これ監督同士の戦いというのも一つの目の付けどころかもしれませんね。
学年としては龍谷高校の徳山監督のほうが1つ上。
センターが深すぎるという。
確かに両チームの監督のジェスチャーも大きくなってきました。
ともに高校時代に夏の甲子園、出場しています。
よく見ましたね、ここ。
バッティングカウントになりました。
ライト浅め、レフトも浅め。
まだ四死球はありません。
スリーボールになるケースもあまり、ありませんでしたね。
初回にはありました。
ここも二塁ランナーそれほど大きくはリード取れてないでしょうか。
やはり、二遊間がしっかりとしめてますからね。
初めてのフォアボールです。
ツーアウト、一塁、二塁。
一塁ベース1つ空いているということはありましたが。
6番セカンド・古谷。
打球の方向はいずれも左側です。
うまく抜いてきます。
チェンジアップですよね。
ボールは高いんですけどね。
ひざ元は、当たりました。
満塁になります。
連続の四死球でツーアウトフルベース。
これまた、ここまでにはなかった展開です。
やはり点を先に越されたくないというかなり慎重に投げてきた。
少し大胆さにかけたところですね。
このフォアボールとデッドボール。
そして今度は攻撃のタイム一度目を秋田商業太田監督が使いました。
7番レフト・成田和。
きょうはサードへのフライとゴロ。
もう少しセンター方向に抜くという。
ここで代打ですか。
1球空振りしたところで秋田商業は背番号13番3年生、がっちりした1m80cmの高嶋です。
前田さん、このタイミングの代打というのも…。
声をかけたにもかかわらず空振りということで思い切って代えたんでしょうね。
この高嶋は秋田大会2試合、1打数ノーヒットですが打点が1あります。
ワンストライクから打席を引き継ぐという形になりました。
打球の方向が…。
ちょっと、やはりセンター方向にしっかり意識しないとね。
チェンジアップを続けてきるバッテリーです。
外にうまく抜くボールを多く使いだしましたからね。
スライダーはかなりここまでは多かったんですがチェンジアップの比率は高くなってきました。
三者残塁。
ここは龍谷バッテリー、見事!秋田商業、代打も送ってこのチャンス、かけてきましたが勝ち越すことはできませんでした。
最後、スライダーですか。
タイミングを抜いて使い分けながら三振、とりましたね。
チェンジアップが続いたあとは落差があるスライダー。
ここも池田君も、よく粘りました。
両チームピッチャーの踏ん張りが続く2回戦最初のゲームです。
では龍谷高校に寄せられました応援メッセージをお伝えしましょう。
佐賀県20代の女性から。
龍谷高校の皆さん甲子園出場おめでとうございます。
高校に在籍していたころ甲子園の応援に行くのが夢でした。
卒業してから10年近くになりますがついに母校の応援ができることをうれしく思います。
初戦突破を目指して頑張ってください。
というメッセージ。
もう1通これも女性30代の方20年前の夏、私は甲子園のアルプススタンドでチアリーダーとして応援に参加していました。
暑さよりも甲子園という大舞台に胸がいっぱいになったことを覚えています。
そして、きょうも同じ胸の高鳴りを感じています。
卒業生としてとても誇らしくうれしく思います。
頑張れ、龍谷といただきました。
ありがとうございます。
7回に入りますが秋田商業。
レフトには柴田輝が入りました。
内野も外野もピッチャーもできるというさまざまなポジションをこなせるという柴田輝が入りました。
すでに100球を超えてきています。
20年前の夏は龍谷高校、初戦突破することができませんでした。
これまでにはなかったような感じの投球です。
ノーアウト、一塁。
1対1同点から先に出たい7回の表の龍谷です。
ちょっといやなフォアボールですよね。
キャッチャーがすかさず行きましたし太田監督の表情もちょっと、きょうの中では見られなかったようなものでした。
一方、こちらが徳山監督。
2年生の夏に当時はファーストでゲームに出ました。
送りバント成功。
アウトです。
どうなんでしょうか。
フィールディングも含めて若干、疲労の色が見られると考えるのは考えすぎですか。
多少あると思いますね。
龍谷高校がタイミング合ってきたこともあるでしょうし多少、成田君がボールの勢いがなくなってきる部分はありますね。
ラストバッターピッチャー・池田に対して、外野極端に前。
ワンアウトですが1つバントの構えもありはしましたが…。
ツーアウト、二塁です。
お互いに、意外とすんなり送りバントが決まらない感じでしたね。
これで一息ついた感じかもしれませんが秋田商業。
まだ気を緩めるわけにはいきません。
トップバッター・石橋。
第2打席以降はこの石橋もファーストストライクは必ず手を出しています。
ライト、レフト、かなり前。
スリーアウト!ここも守りきりました秋田商業。
得点圏のチャンス生かせず佐賀・龍谷高校です。
1対1の同点、変わらず甲子園球場はこれから7回の裏に入っていくところです。
今度は三塁側秋田商業に寄せられた応援メッセージです。
秋田県の20代の女性から。
秋田大会の決勝戦勝った瞬間の皆さんのガッツポーズを感動しながら見ていました。
甲子園でしか味わうことのできない緊張感と仲間とプレーする楽しさを感じ一戦一戦後悔の内容に皆さんの野球をしてきてください。
5か月になる娘とテレビの前で秋田から応援していますということですね。
さらに10代の男性から。
私は高校3年生で野球部に所属していました。
秋田商業、キャプテンの会田君とは中学校時代にともに汗を流しました。
甲子園で躍動する姿を見られると思うととても誇らしく思います。
甲子園はとても暑いと思いますがその暑さに負けない熱いプレーを期待しています。
頑張れ、秋商ナインといただきました。
胸のローマ字にもAKISHOと記されている秋田商業。
さまざまなふるさとからの思いというのが集まる、この夏それから春の甲子園でもあります。
1対1の同点7回の裏は下位から上位に戻っていくという打順です。
近野、キャッチャー・工藤そしてキャプテンの応援メッセージにもありました会田と打順はつながります。
一段と三塁側からのボルテージ。
前田さん、かなりの声量ですね。
銀傘にこだまするような大歓声です。
お互いに、早く相手より先に出たいところでしょうか。
もうそのためにもなんとか、先頭が粘って粘って…。
ノーアウト、ランナー秋田商業。
チーム8本目のヒットになりました。
ノーアウト、一塁。
このあとはラストバッターキャッチャー・工藤とつながっていきます。
ピッチャーとすれば高さ、コースともにいいんですけどねなんとかヒットにしましたね。
気持ちでもっていったという感じもあります。
バントの構え。
いいバント!キャッチャー・工藤のすばらしい送りバント。
ワンアウト、ランナー、二塁です。
秋田商業にとってはこのゲームの中では初めての送りバント成功。
攻撃の形はいい形でよく、このバントを決めたことによってなんとかそれをものにしてほしいですね。
キャプテンの会田です。
食らいついていきます。
もともと新チーム結成のときには会田は4番を打っていたそうなんですが太田監督がご自身の考えとしても4番キャプテンは重いと考えていてやはり4番ではない打順にしたかったと。
すばらしいボールですね。
そういうこともあって小南の成長もあって1番に会田の打順を変えることができたという夏です。
ちょっとシュート気味に逃げてくる。
ここは、よく会田君見ましたね。
ベンチからは一貫して、あのコースを右方向へという指示は出ています。
川添もよく2年生をリードしています。
いいボールですね。
すばらしいコースです。
ここまでいい投球してますね。
セーフだ!ベースへの着地僅かに間に合わず。
ワンアウト一塁、三塁になりました。
打球への反応はよかったんですがピッチャーのファーストへの悪送球。
ワンアウト一塁、三塁で守りのタイム2度目です。
龍谷高校。
7回の裏秋田商業にとっては絶好の勝ち越しのチャンス。
この2人本当に追い込まれたあとなんとか低めのボールを最初の近野君はヒットに、今の会田君は相手のエラーを誘うようなゴロ。
非常に、この辺り気持ちの粘りというところが今、出てきてますね。
ですから、あとはいかにそれを得点につなげるか。
守る龍谷高校も春の九州大会トータルで我慢を重ねながら勝ってきたという感じでチーム全体、夏の大会も、やや余裕を持って戦えたということばがありました。
正面の強い当たりであればダブルプレーをということですね。
バックホームも視野に入れながら二塁へのベースカバーにも入れる。
そこに対して草なぎはきょう、ヒットが1本。
二塁、三塁に変わりますと内野前に出てこざるをえません。
ここもランナーの走塁を助けるバントの構えとかこの辺りも、いろんなことを考えながら両チームがね。
外して構えて一つ様子を見ます。
カウントは整いました。
草なぎは犠打は秋田大会チームトップ。
ランナーに動きありませんでした。
追い込まれてからでもスクイズをやるチームではあります。
ツーアウトランナー、一塁、三塁。
ゴロと同時に三塁ランナースタートしましたが前進守備の正面でした。
やはり、ここはチームとしての決め事ということだったんでしょうか。
スタートも悪くはなかったんですけどセカンドの正面でしたから。
これもワンバウンド送球ではありましたがコントロールはよかった。
落ち着いていました。
内野が後ろに戻れる状況ですがさほど、後ろではありません。
3番の武田に対してこれもタイミングはストレート待ちという感じですが。
この守備の深さはどうですか。
妥当だと思います。
セカンド先ほどよりはちょっと後ろに下がりました。
三塁ランナーかえれば勝ち越し。
ひざに当たってしまいました。
これでまた満塁。
ちょっと痛そうです。
右ひざの辺りでしょうか。
ファーストの武田。
ちょっと走塁が厳しそうな感じもありますね。
ちょうど骨のところですね。
お互いにあまり多くなかった四死球というのも中盤以降目に付き始めてそれに伴う形で残塁も徐々に出てきている両チームです。
先制タイムリーヒットの4番・小南。
秋田商業としては一番いいバッターに回ってきましたよね。
やはり簡単にはストレートはとりにきにくい。
バットの本当に先のほうです。
外の逃げていくボールをこういう姿勢になるまで追いかけなくてもいいと思うんですよね。
じっくり、じっくりと自分のポイントまでひきつけてしっかりセンター方向へ。
ただ早いカウントからあのチェンジアップに手が出てしまうというのはどういうことなんでしょうか。
あのボール意外に高いですよね。
高いところにくるボールを打ちにいこうとしてますからね。
どうしても追いかけてしまうんですね。
この右バッターへのインコースがすばらしい!
すばらしいボールですよ本当に。
あれだけ変化球きてからですから。
最後、沈めた!満塁のランナー、ここも残塁秋田商業。
7回の攻防お互いにランナーを残して終わりました。
1対1の同点。
変わりません。
これも低いところにコントロールしました。
すばらしい投球を見せましたね池田君。
4番の小南。
きょう2本のヒットバッターを打ち取りました。
完璧な投球でしたね。
終盤まできて1対1という、非常に均衡したゲームになっています。
ヒット数だけで見ると押しているのは秋田商業でもありまして残塁の数も、これで8つまで増えてきています。
こうなりますとあと8回、9回ですからお互いにワンチャンスと言いますかね。
そこがゲームを大きく左右することにもなりかねないというところです。
本当によくいわれますけどこの展開の中ではフォアボールとエラーですよね。
エラーはここまでは守る秋田商業が2つ。
今、攻めている龍谷に1つです。
このまま打順がある程度進んでいってランナーも出ながらということになればですが。
12個目の三振。
毎回は前のイニングで途切れてはいますが。
8回、先頭のバッターで12個目の三振です。
110球は超えてきています。
緩急もきかせて。
投げ下ろすストレートです。
今の変化球などを見てもかなり強そうな感じですね。
足に当たりました。
気持ちが非常に前に前に出てきている感じです。
相変わらず、ストレートはそんなに捉えきったというバッターは多くないんですけどね。
やはりこのボールに対しては手が止まるケースが多くなりましたね。
ここは、高めいっぱいのゾーンでした。
奪った三振13となりました成田です。
よく腕、振りましたね。
しっかり、腕を振ったからなかなかバッターがタイミングとれなかったんです。
高めからストライクゾーンに戻ってくるような軌道でした。
今、球審の三宅さんの足にボールが当たりましたかね。
ワンボールです。
カメラマン席の黄色いラインを越えて、もう一つ進塁が与えられます。
そのミスがツーアウトからちょっとショートの草なぎがボールをお手玉したのちにうまく握れませんでしたか。
ツーアウトからの得点圏。
こういうプレーは一つ一つとにかく取れなくても一つ、大事さ丁寧さというのをしっかりやっていかないといけませんね。
また踏ん張りどころでもあります。
江島に対しては攻撃のタイム一つとって岩本理暉が監督のことばを伝えていました。
センター、レフトかなり前。
ライトも浅めです。
ヒットはありませんが感じはさほど悪くないきょうの江島。
弱くなっている風ではあります。
ここからはワンヒットで1点という状況は作りたくない秋田商業です。
このコースは手は出せませんか。
本来ならというボールなんですけどね。
成田君、この回はよく腕は振れてる状況だと思いますね。
今のスイングとか見てると本当に甘いところにくるとヒット、十分考えられる状況ですね。
ですから、追い込んでますからしっかりコース投げ分けることですね。
しっかり大事にとりました。
スリーアウト。
2年生の小谷。
本当に大事そうな守備の反応がありました。
スリーアウト、得点圏のランナーこちらも残塁。
佐賀・龍谷高校です。
8回の表まで終わりまして1対1。
ご覧のように秋田商業が1回の裏ツーアウトから4番の小南から先手を取りましたが5回の表に佐賀の龍谷高校ヒットとライトの打球処理ミスという間にホームを踏んで同点になっています。
今、見方のミスがあったところではありますが秋田商業よく守りきりました。
本当こういうゲームの中のエラーというのは一つ一つ、そこをなんとか切り抜けてもピッチャーにものすごく重圧がかかっていきますからここまで投げてきている疲れもどんどん上乗せがありますからね。
次で100球目になるという龍谷高校先発の池田ですが。
9回の表が龍谷がバッターが1人出れば回りますからこういった場面で、あるいは代打ということも…。
ありえますね。
どんな状況でそれを迎えるかという。
抜けた!ヒットしました!成田翔!1対1の同点8回の裏、秋田商業の攻撃。
ちょうど初球を投げるところで龍谷高校は背番号1番の矢ヶ部が投球練習場にいっています。
秋田商業としては前田さん、これで毎回、安打ですか。
そして、送りバントは先ほどようやく1つ目。
スライディングで、その衝撃でこぼれた…。
いいプレーでしたが。
本当、両チームの各選手の気持ちの戦いでもありますねこれね。
本当に今もよく追いついたんですけどね。
お互いの全力プレーがグラウンドのあちらこちらで見られる好ゲームになっています。
ヒッティングでチャンスが広がる!ランナー、三塁まで行けそうだ。
バッターも二塁へ。
ノーアウト、二塁、三塁。
秋田商業、勝ち越しのチャンス得点圏にランナー2人。
これまた、ワンプレーの直後。
本当に太田監督思い切った作戦を取ってきましたよね。
バントがうまく決まらなかった。
その直後、ヒッティングに切り替えてきました。
今、バッテリーもまだ本当に打ってくるのかなという気持ちの中で投球したんだと思うんです。
ですから、あまりこない本当に真ん中の甘い勢いのないボールでしたよね。
ノーアウト、二塁、三塁で今度は打順、7番途中の守備からゲームに入ってきました柴田輝です。
その柴田の打順。
じっくり間合いを取った佐賀の龍谷です。
外野は、もちろん前。
秋田商業はどこで仕掛けてくるかですね。
先ほどあったのはゴロゴーの形。
ここはノーアウト二塁、三塁です。
ここは打って内野ゴロの場合はノーアウトですからね。
抜けてからスタートぐらいでいいんじゃないですかね。
先ほどとは少し状況が違います。
追い込まれました、柴田輝。
そして、次の打者のところでは背番号13番の3年生・小柳がバットを持ってネクストバッターズサークル。
小柳、バントもうまいと聞いていますが。
二塁ランナーに…。
ちょっと、足がつりかけたような感じですよね。
二塁ランナーの選手です。
蒸し暑さの中で続く第3試合です。
食らいつきました。
ここは追い込まれていますから今のように食らいつくということが大事です。
なんとかつなげるかという秋田商業柴田輝。
今、池田君の投球もここでインコース、ずばっといい投球したんですけどね。
柴田君もよく振りましたね今のボールをね。
これが柴田としてはきょう初打席です。
このボールがさえます。
ファウルチップがミットに収まってワンアウト、二塁、三塁。
やはり、ここで準備していた小柳が代打で送られます。
どんどん手を打ってくる秋田商業の太田監督です。
秋田大会では犠打というのは記録されていませんが1打数ノーヒット。
バントもうまいというチームの評価はありますが。
動きません。
キャッチャーもよく止めています。
この辺りも落ちるボールを投げるピッチャーの特徴ですからこのキャッチャーの大変さ。
ここで後ろへ絶対そらさない。
新チームからキャッチャーになっている川添ですが。
ボールツーになりました。
よくコントロールで攻めてますね。
スクイズ失敗!成田翔、タッチされてアウト。
ツーアウトランナーは三塁と変わりました。
ここでスクイズ失敗。
三塁ランナーがスタートしてという状況でした。
カウント的にはピッチャーも全く外さずでしたがちょっとバッターは当ててほしかったですね。
空振りに終わってただ、まだチャンスが完全になくなったわけではありません。
次につなげばというところです。
スクイズ失敗のあとはツーアウト、一塁、三塁。
ラストバッターに座ってはいますが。
ここはまた期待できる工藤がきょう4回目の打席。
ヒット1本あります。
バッテリーとしてはどう打ち取ることを描いていくでしょうか。
やはり今のボールとインコースを見せての今のボールで打ち取る。
しかし、まだまだこのコースのボールには伸びがありそうです。
すばらしいピッチング。
勝ち越しのホームイン!2対1!やはり決めた、9番のキャッチャー・工藤!いったんしぼみかけたチャンスもう一度、戻して工藤がものにしました秋田商業、8回の裏!
立派ですよね。
先ほどからの投球をうまく読んでそれをうまく打ち返しました。
決して強振する感じではありませんでしたけどね。
この辺りがキャッチャーの目っていうんですかねそういう辺りなんでしょうね。
工藤君。
そして打力も本来はありますキャプテンの会田です。
秋田大会は今一つ状態がよくなかったということですがだいぶバッティングも変えて大物を打つよりもコンパクトにかえていいという監督の話です。
抜けた!ライトから、バックホーム!3点目!キャプテンも決めました!秋田商業、この回2点目3対1!つながりました!
よく粘りますねこのチャンスをうまく。
よくつなげました。
ここまで、あれをうまく強くたたけなかったんですけどね。
そして、ピッチャー代わります。
この回からはキャッチャーを立たせるのではなくキャッチャーを座らせて投球練習を続けていた、2年生の矢ヶ部。
イニングの途中での継投になりました佐賀の龍谷です。
ただ、このタイミングとしてはこれ以上、早くの継投というのは難しかったでしょうか。
難しいと思いますね。
工藤君と、それから会田君ですよね。
彼ら2人が今まで攻められてたボールをうまく打ちましたね。
逆方向に、しかも打たされずにしっかり振りきったということでね。
彼ら2人を褒めたほうがいいでしょうね。
池田君の投球内容は完璧だったと思います。
すばらしいピッチングを続けてきましたが。
秋田商業打線がついに、この8回捉えました。
龍谷高校の2人目のピッチャー矢ヶ部です。
夏の佐賀大会ではこの矢ヶ部が先発マウンドに5試合中4回立ちました。
ということで、投球イニングもチームの中では最も多い22回と3分の1。
失点が8というピッチャーです。
本当に池田、よく投げました。
やはりスタンドのお客さんも三塁側のほうから本当に大きな拍手が今、マウンド降りるときにありましたね。
この矢ヶ部としても、また難しい状況でマウンドを託されました。
さらにもう一人、3年生の牟田も投球練習、早いピッチで開始。
8回の裏です。
次の回はキャプテンの松永から始まりますが。
一塁ランナーはスタートしています。
これでツーアウト二塁、三塁になりました。
外野が心持ち前にセンターは出てくる。
この矢ヶ部も持ち味としては低めで打たせるピッチングをということを話していました。
キャプテン・松永いいフィールディング。
スリーアウト。
ランナー2人残塁。
秋田商業としてはこの8回の裏これまでなかなか広がらなかったチャンスをバント失敗のあとのヒッティングで広げて、スクイズ失敗のあとには今度、連続ヒットということで得点に結びつけた。
スクイズ失敗のあとまだこれからというひと言おっしゃったそのあとに柴田君がよく粘りましたね。
結局、スクイズを空振りしてしまったにもかかわらずなんとか粘って、その次の工藤君につないだっていうことも結果的には非常に大きくあとの実を結んだということでね。
9番、1番と打順がつながった。
やはり秋田商業としては9番という打順ではありますが秋田大会の成績を見てもやはり頼りになるという工藤だったんですよね。
成田が、ここまでの中ではなかったようなやわらかい表情にこの投球練習は変わっています。
この回から秋田商業代打の小柳がゲームに残ってライトを守ります。
8番ライト・小柳です。
秋田商業、勝ちますと秋田勢にとっては3年ぶりの初戦突破。
小柳がライトを守ります。
工藤の打点で勝ち越し打。
キャプテンの松永から始まる佐賀の龍谷は夏、初勝利のかかるこのゲームです。
龍谷は春センバツでは平成元年。
2つ勝って、ベスト8準々決勝まで進んだという実績がありますが夏は過去2回でいずれも初戦敗退です。
一方の秋田商業のふるさとであります秋田勢ですが。
秋田商業が1997年に勝って以降…。
三振!14個目になりました。
ワンアウト。
3対1。
2点を追っている佐賀の龍谷です。
1998年から2010年まで12年連続夏初戦敗退というのもありました。
その過程で、5年間のスパンで高校野球を強化しようというプロジェクトが始まったそうでことしが節目の5年目ということですが。
その5年で、なんとかベスト4を目指そうというのが秋田勢の合言葉だったんですが。
同じような取り組みが東北勢では山形に過去ありまして。
これもまた日大山形の快進撃もありましたし山形中央高校なども甲子園でかなり活躍するという状況も作ってきています。
手が出ない!15個目の三振。
ツーアウトランナーありません。
3対1、2点を追っている佐賀の龍谷。
8番セカンド・久野のところに代打です。
いい投球してますね成田君、8回からまたよみがえったかのような腕の振りができていますからね。
1年生の矢野。
佐賀大会の決勝戦でも代打でヒットを打ったという1年生ながら非常に力のあるこのバッターです。
まだまだボールの勢い失われていません。
追い込んだ。
秋田勢、3年ぶりの夏甲子園初戦突破まであとストライク1つ。
ここまで奪った三振も15まで伸びてきました秋田商業、成田翔です。
低く低く、きました。
これで3つ目のアウト成立。
16個目!最後も3者三振でまとめて秋田商業、初戦を突破。
3対1。
龍谷もいいゲーム運びをしましたが一歩届かず。
夏の甲子園初勝利、届きませんでした。
この工藤もやはり非常に価値のある勝ち越しタイムリー。
そのあとにキャプテン会田のタイムリーも続いたそこまではよく抑えていた池田。
見事なピッチングを繰り広げました。
甲子園に勝って流れる秋田商業の校歌です。
大きな歓声が迎える三塁側のアルプスに勝利の報告。
秋田商業です。
2年ぶり18回目の夏の甲子園。
その前回の出場ではなしえなかった初戦突破。
今回はまず突破しました。
2時間を切る1時間54分というスピーディーな展開の中にさまざまな攻防の局面があった2回戦、最初のゲームでした。
そして、姉妹校の応援なども得て大きな歓声が降り注いでいた一塁側龍谷高校も望んだ夏の初勝利はことしも手が届きませんでした。
ただ、本当にそれぞれに胸を張れるゲーム内容だったんじゃないかと思うんですがね。
その龍谷の粘り強さというのは十分このゲームの中で随所に見られましたのでね。
やはり、涙が止まらないのは1m60cmの先発ピッチャー池田。
それを監督や、チームメートがこうして支えるというところなんでしょうが。
本当によく投げました。
本当、気持ちも分かるんですが、泣かずにまた来年、ここへ来るぞという気持ちに切り替えてもらいたいですね。
本当よく投げました、池田君。
お互いに下級生もこのベンチ入りの中には含まれているチームですので龍谷高校のほうにももちろん、またこれでまたすぐに指導する新チームに向けてさまざまな手土産といいますか収穫を得てまた佐賀に戻るということになるわけですが。
この池田君ですよね。
大きな体がなくても大きな甲子園で本当に一流のピッチャーらしい投球ができるというね。
それを全国の球児の人たちに見せたというところも本当、大きな財産を残してくれましたね。
オーバーサイドを主体としてサイドハンドでも変化をつけるということだったんですがサイドハンドのボールってあまりなかったですね。
結局は縦に落ちるボールのほうが秋田商業には有効だったんで。
そのボールを中心にインコースのストレートとシンカー気味のボールですよね。
これをうまく中盤から使いましたよね。
相手の打者の、右左にかかわらず、弱いところを見つけたらそこをついていくんだと。
そのピッチングを監督の構想といいますか。
チームの構想どおりに繰り広げた2年生の池田智浩投手でした。
池田のみが砂を取るメンバーの列に加わっていませんが。
恐らく絶対くるという気持ちを持っているんでしょうね。
ダッグアウトにもすでに消えていきましたが…。
龍谷高校としても20年ぶりの夏。
応援メッセージでも20年前に甲子園で応援したというOGの女性からのメッセージがありましたがスパンを経て戻ってきた甲子園でも1勝僅かに届きませんでした。
そして、一方の秋田商業ですがこのあと、太田監督のインタビューそのほか、選手の談話などをお伝えしますが試合の中でもありましたがまさに前田さん、本当にしぼみかけたチャンスがまたなんとか戻して得点に結びつけていった。
あの8回が特に見事な攻撃になりましたね。
代打の小柳君ですね。
やはり、そこがなんとか起点になったような感じですね。
その前にもワンストライクでも代打で高嶋を送るといったようなかなり積極的に采配を振った太田監督だったわけですが。
やはりポイントになるであろうと話していた会田が最後にはダメ押しの形になる3点目をキャプテンが決めたということもありました。
それにしても、お互いが力をしっかり出したそんなゲームの印象が非常に強いです。
第3試合の観衆は2万1000と発表されていますが銀傘に響き渡る拍手でまずは秋田商業の選手たちを送り出すという甲子園です。
9回は成田翔投手は明らかに表情が変わってましたね。
また力がみなぎってきたというようなそんな感じがありました。
結局、3者三振で始まって3者三振で締めくくったんですね。
最初と最後はいずれも三者連続三振というトータル16の三振を奪った成田翔のピッチングとそして、2年生の池田投手のピッチングもまた見事でした。
残塁の数も龍谷のほうも7つ秋田商業が10ということでお互いにチャンスをそれぞれに迎はしましたがなかなか点が入らない。
それだけ、しっかり最後は守る、粘るというゲームでした。
秋田商業にとっては3年ぶりの夏、甲子園初戦突破。
このあと太田直監督のインタビューなどもお伝えいたします。
放送席。
勝ちました秋田商業の太田監督です。
初戦突破おめでとうございます。
ありがとうございます。
最後はエースが3者三振で打ち取ってくれました。
どんな思いで見ていましたか?
まず一つ一つ確実にアウトしていこうということで9回の守りに入るときに言ってましたんできっちり、やって結果的に三振だったと思うんですけど。
しっかりと投球してくれてよかったと思います。
それにしても成田翔君のピッチングが勝利を呼び込んでくれたんじゃないでしょうか。
地方大会でもそういうピッチングの中で優勝させていただいてましたので甲子園でも全力投球でやってほしいということはいってましたのでそれができてよかったと思います。
ピッチング自体はどんなところがよかったとご覧になってましたか?
三振が欲しいときに三振がとれていましたし途中で少しボール先行するところありましたけど、後半に向けてしっかり修正したんじゃないかなと思います。
16奪三振持ち味はしっかり出たそんな感じですか。
三振が多くて、いいことに越したことはないんですけどやっぱり、バックを信じてそんな中でもしっかり打たせて取るというようなピッチングが今後求められると思ってます。
8回、リードをしてきた工藤選手がよく打ってくれました。
私の采配ミスをしっかりと選手が補ってくれましたんできょうは、どちらかというと私の反省ばかりで、選手がしっかり穴埋めをしてくれたんじゃないかなと思います。
終盤は満塁のチャンスを2度生かせずに非常にもやもやする厳しい展開だったと思いますがどうご覧になられたんでしょうか。
1回から9回までしっかりやるべきことをやっていたんですけどそれをしっかり僕が監督として点を取るような采配ができなかったということですべて選手がしっかりと僕の穴埋めをしてくれたんじゃないかなと思います。
それにしても積極的なバッティング、あれは監督の指示が伝わったんじゃないかと思いますが。
これは地方大会でも一貫してやってきたことですので。
この大舞台でもしっかりできたってことは一つ前進したと思いますのでまた次の試合もさらにレベルアップできるような試合をやっていこうと思います。
ことしは高校野球100年というところで秋田商業は戦前はベスト8という歴史も彩っていきました。
どんな意気込みで戦っていきますでしょうか。
あんまり欲を出さず地方大会でやってきたように一戦一戦しっかりやって勝つというゲームをやっていきたいなと思ってます。
宿舎に帰って選手にどんなことばをかけますか?
まず自分が謝らなければいけないところはしっかり謝って。
また少し空きますので今よりも状態よくして特にピッチャー状態よくして次の試合に挑みたいと思います。
次も期待しています。
ありがとうございます。
秋田商業の太田監督に伺いました。
それでは談話です。
秋田商業、9回1失点完投。
16の三振を奪いました。
非常に精かんな顔つきを崩すことなく壇上に上がりました。
いっぱいの汗をかきながらきょうは低めに球を集めるようにキャッチャーと話していたのでそれができてよかった。
途中から疲れてストレートがうまく走らなくなったので今度はスライダーに切り替えました。
スライダーも低めに集めるよう努力できたのでよかったです。
16奪三振については狙ったわけではなく打ちにくいところに投げようという結果が三振につながりました。
次も打ちにくいところに投げたいと思いますという話です。
続いて佐賀・龍谷高校の徳山監督の談話は小林アナウンサーです。
秋田商業の成田翔君は想像以上にいいピッチングでした。
映像で見るのとは特にストレートが全く違いました。
勇気を持って振っていこうと指示しましたが自分たちのバッティングがさせてもらえなかった。
特に100球を超えてからもストレートがよかった。
これも気力がすべて成田翔君が上回っていたのでしょうと好投をたたえていました。
インタビュー談話、以上です。
秋田商業の太田直監督へのインタビューそして選手の談話などをお伝えしました。
インタビュアーは佐藤洋之アナウンサーでした。
熱戦になりましたこのゲームを振り返っていきましょう。
最初も最後も三者連続三振でしたが。
この成田翔。
1回の表石橋、川添、古賀という上位3人の三振からスタートしていきました。
先手を取ったのは秋田商業。
1回の裏でした。
ツーアウト、バッテリーのミスなどもありましたけど得点圏に進んだランナーを4番の小南がタイムリーヒットでかえすという場面でした。
一方、龍谷も徐々にペースをつかんできまして5回の表。
7番の北村のライト前ヒット。
ライトの打球処理が若干、乱れましてこの間にホームイン1対1の同点に追いつきました。
成田翔投手のストレートが映像で見るのと違ったということばがありましたが。
ツーアウト、二塁、三塁とチャンスを作った6回の表も三振で得点を奪えませんでした。
一方、秋田商業も7回の裏、ツーアウト満塁。
4番の小南。
先制タイムリーの選手も三振で得点を奪えず。
1対1のまま迎えた8回の裏。
ツーアウト、一塁、三塁。
スクイズのミスなどもありましてちょっと沈みかけていた秋田商業を工藤が監督は盛んに救ってくれたと振り返っていましたが9番・工藤、1番・会田連続ヒットで3対1と突き放しました。
そして、成田翔投手の最後。
代打の矢野を三振に打ち取りまして16の奪三振。
相手が打ちにくいというところに狙って投げた結果が三振だと振り返ってました。
その辺り冷静に、この1試合投げきったところでしょうね。
投球数も140を越えてわりと多めの球数だったんですが1人で投げきったというピッチャー・成田翔投手でした。
きょう、第3試合から2回戦に入っている甲子園です。
第3試合の解説は社会人野球、日本新薬元監督前田正治さんでお伝えしています。
両投手の好投が印象に残ったゲームということであとは秋田商業の太田監督はゲーム中もスクイズが失敗に終わったときかなり悔しそうな表情をしてらっしゃいましたね。
やはり、その辺りいろんな面で当然、最後もおっしゃってましたけどもきょうの苦労した苦戦した部分は全部、私にあったと言ってましたけど。
その辺りも、全部含めて、何か攻撃が毎回安打12本、ヒットを打ちながら得点が3点だったということですね。
ただ、これは攻撃の悪さ…。
悪さというか、失敗とかそういうことよりも相手の池田君ですよね。
龍谷高校の池田君の粘投のほうが上回ったということですよ。
お互いに先発サウスポーが非常にいい展開したということでしたが中でも秋田商業の成田翔投手が16の三振を奪っていますのでここで奪った三振16全部、映像で振り返りましょう。
先ほどハイライトの中でもありましたが初回は3つの三振から。
石橋はストレート。
川添に対してもインコースのストレート。
古賀はスライダーでした。
止めにいったバットが止まらず増岡。
これで2回の攻撃終了。
6つ目、石橋、2打席連続。
4回、先頭の古賀、見逃し。
江島は空振り。
10個目の三振。
11。
どんどん、きます。
松永の三振で14。
北村、15。
そして、代打・矢野の三振で16。
最後に力強く声を上げたこの成田翔投手の142球の投球でした。
結局、打たれたヒット自体は5回と6回に3本のみということでしたが。
成田君の成長ここにあると思うんですよね。
監督も中盤乱れかけたと言っていましたが何度か乱れてしまうところがあったんですよね。
成田君、ここまで2年生から春にかけてはただ、夏の予選秋田県の予選の成績を聞いてみるとそういうところがなくなった。
きょうも乱れかけたけどそこを粘れるようになったと。
それがやはり成田君の去年からの大きな成長じゃないですかね。
同点という展開でもありましたしお互いにランナーが出てチャンスを潰し合いながらという形でしたからなかなか援護の点が入らないなとピッチャーとしてはつらい状況で投げ続けたんじゃないかと想像するんですけど。
しっかり踏ん張ったという成田翔投手でした。
今の三振16見ても三振とるボール変化球でもストレートでもやっぱり、よく腕が振れてました。
ほんの時折カーブを投げるときもフォームが緩むということもありましたが大部分ではそれはありませんでした。
ということで、好投を見せた秋田商業3年ぶりの学校としては初戦突破となりました。
これで3回戦に一番乗りで進出となりました秋田商業ですが大会第11日4試合行われる中の第1試合。
三塁側ということでまだ、対戦相手はこれから先に決まっていくということなんですが秋田商業、まずは3回戦進出を決めました。
この放送、4時50分まで前田正治さんとご一緒にお伝えしてまいりますがここで秋田商業に試合後寄せられました応援メッセージをご紹介しましょう。
秋田県40代の男性です。
秋商の皆さん初戦突破、おめでとう。
小柄ながら力強い投球をしていく成田君、一回りも二回りも大きく見えます。
どんどん勝ち進め!いけ秋商!というふうにいただきました。
夏は戦前、昭和10年の大会でベスト8に進んだということがあります。
かなり勝ち進んだ経験はあるんですが夏の大会で見ると、秋田勢全体的には初戦突破ならずが13年続いたこともあった。
そこから一つ、ばねにしてだいぶ、変わってきたというふうに考えていいんですかね。
やはり甲子園で勝つということを目標にいろんなところで取り組みもしてますしですからだいぶ、指導者の方々の意識も変わってきてると思うんですよね。
甲子園に出るだけが目標じゃなくて甲子園に勝つことが目標で日々、練習を重ねられてるんでね。
その中で秋田商業接戦を制して佐賀の龍谷を振り切ったゲームでした。
第1試合では群馬の健大高崎機動力を存分に生かしながら香川の寒川高校を10対4で破り第2試合では京都の鳥羽高校が中盤以降着々と点を重ねて岡山学芸館を7対1で破ったというゲームきょうは3試合が行われました。
あすは2回戦の4試合が予定されている甲子園球場です。
ご覧のような対戦カード。
まだ49代表初舞台というふうになってくるわけですがあすも熱戦を楽しみにしたいというところです。
2015/08/10(月) 11:54〜17:00
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第5日[SS][字]

▽第1試合「高崎健康福祉大高崎」対「寒川」 ▽第2試合「岡山学芸館」対「鳥羽」 ▽第3試合「龍谷」対「秋田商」[延伸のとき(後5:05)から総合テレビにつづく]

詳細情報
番組内容
▽第1試合「高崎健康福祉大高崎」対「寒川」【解説】大矢正成,【アナウンサー】横山哲也 ▽第2試合「岡山学芸館」対「鳥羽」 【解説】杉浦正則,【アナウンサー】太田雅英 ▽第3試合「龍谷」対「秋田商」【解説】前田正治,【アナウンサー】田中崇裕 〜甲子園球場から中継〜 <中断>(後1:05)−(1:10)[手]NHK手話ニュース,第1試合終了後 番組案内(2分)、第2試合終了後 番組案内(2分)
出演者
【第1試合】解説…大矢正成,アナウンサー…横山哲也,【第2試合】解説…杉浦正則,アナウンサー…太田雅英,【第3試合】解説…前田正治,アナウンサー…田中崇裕

ジャンル :
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
サンプリングレート : 48kHz

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