こんにちは。
沖縄県普天間基地の移設計画を巡って、政府が進める名護市辺野古沿岸部での移設に向けた作業は、きょうから１か月間停止され、政府と沖縄県は集中的な協議を始めます。
淡々とね、毎日やっていきます。
どのような姿勢で協議には臨みますか？
真摯な態度でやっていきます。
普天間基地の移設計画を巡り、政府はきょうから１か月間、辺野古沿岸部での移設に向けた作業を停止し、翁長知事も、埋め立て承認の取り消しなどの対応を見送ることにしています。
日本列島は広く高気圧に覆われ、西日本を中心に厳しい暑さに見舞われていて、午後には猛暑日になる所がありそうです。
こまめに水分をとるなど、熱中症に注意が必要です。
すでに東海から西の太平洋側を中心に、厳しい暑さに見舞われています。
これまでの最高気温は、静岡県富士市、福岡市、山口市で３４．３度で、午後はさらに気温が上がる見通しです。
予想最高気温は大阪と京都で３７度、佐賀、熊本、高松、岡山、和歌山などで３６度の予想です。
一方、台風１４号は、小笠原諸島の北の海上をゆっくり北上していて、小笠原諸島は、雨雲は抜けましたが、土砂災害の危険が非常に高くなっている所があって警戒が必要です。
台風１４号は今後、進路を次第に東寄りに変えて、本州からは離れて進む見通しです。
１人暮らしの女性タレントの部屋に、面識のない男が侵入する事件が、先月、相次いで起きていたことが分かりました。
ＦＮＮのカメラに、被害者たちが恐怖の瞬間を語りました。
刃物を持ってた。
このくらいだったと思いますね。
グラビアアイドルの叶恵まそらさんによると、先月１２日の深夜、東京都内のマンションの部屋に刃物のようなものを持った男がベランダから侵入しました。
叶恵さんは玄関から逃げて、近所に助けを求めました。
えっ、みたいな悲鳴というか、驚きの声を上げたら、私の本名の下の名前で、なんとかちゃんって。
ベランダの手すりには、男がよじ登った跡があり、警視庁は住居侵入の疑いで捜査しています。
またこの事件の翌日には、世田谷区内の女優のマンションにも、男が侵入していました。
人の気配を感じて、目が覚めたら、なんか目の前に男性の方がいらっしゃって、ベッドの角に座ってみてました。
俺のこと誰か分かる？みたいな感じで。
男はすぐに逃走し、その様子が防犯カメラに映っていました。
警視庁は２つの事件の関連についても調べることにしています。
テニスの錦織圭選手が、アメリカで行われたシティオープンで初優勝し、今シーズン３つ目のタイトルを手にしました。
錦織の決勝の相手は、世界ランキング１８位のイスナー。
２メートル８センチという長身から繰り出される、時速２００キロを軽く超すサーブにてこずりながらも、徐々にペースをつかんでいきます。
第１セットは落としましたが、第２セットを奪い返すと、最終第３セットも、胸のすくようなショットを連発。
入った！
そして迎えたマッチポイント。
最後はチャンスボールを軽くバックのボレーで決めて、ゲームセット。
大会初優勝を手にし、これで錦織は最新の世界ランキングで、４位に浮上しました。
群馬県前橋市の交番にけさ、刃物を持った男が押し入り、警察官が発砲しました。
男は銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。
トラックがぶつかるような、でも多少、金属音みたいなものも混ざってたようなでかい音だったんですよね。
けさ６時ごろ、久慈敦司容疑者が、包丁を持って前橋市の交番に押し入り、警察官は刃物を置くよう指示しましたが、久慈容疑者は無言のまま包丁を振りかざして近づいてきたため、警察官は久慈容疑者の下半身に向けて発砲しました。
弾は外れましたが、久慈容疑者は刃物を置いて、銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。
水泳の世界選手権男子４００メートル個人メドレーで、瀬戸大也選手が、金メダルを獲得。
日本勢として、史上初の大会連覇を果たしました。
絶対できると思って、自分を信じて、戦い抜いたら、やっぱりこうやって結果が出たので、すごくほっとしてます。
第３レーンの瀬戸は、得意の第１種目、バタフライで先頭に立つと、苦手の背泳ぎで遅れますが、平泳ぎで再び先頭に躍り出ます。
最後の自由形では、後続を突き放す圧勝。
大会開幕直後から不振に陥りましたが、限られた時間で立て直し、最終日に最高のレースを見せました。
瀬戸は世界選手権で、日本勢初の大会連覇を達成するとともに、来年のリオデジャネイロオリンピックの切符を手にしました。
続いてはこちらです。
戦後７０年を迎えたことし、ＦＮＮは世界各地でさまざまな証言を取材しました。
先月、この番組でインタビューを放送したこちらのイギリス人男性は、父親を神風特攻隊の攻撃で亡くしました。
長年、特攻隊の遺族に会いたいと願ってきたこの男性の思いをかなえるべく、われわれはご遺族にたどりつき、お話を伺うことができました。
イギリス中部に住むデービッド・ヒンキンズさん。
海軍の下士官だった父、ジョージさんは、終戦間際の１９４５年、空母フォーミダブルに乗船中、神風特攻隊の自爆攻撃を受け、亡くなりました。
デービッドさんはそのとき、生後５か月でした。
父の命を奪った日本兵を恨んだこともありましたが、みずからも父になり、考えが変わりました。
私たちは、旧日本軍に関する資料を調べ、１９４５年５月９日、沖縄県宮古島の南に展開していたフォーミダブルに突入したのは、くろせよりさいちゅういが…、黒瀬順斎中尉が、乗った零戦だったことを突き止めました。
当時、２２歳でした。
順斎さんの１２歳年下の弟が、今も健在でした。
埼玉県に住む黒瀬宗義さん７９歳です。
それはやっぱり２０年５月でしたからね、５月９日なんですよね。
そのあと、すぐだったと思うな。
母親が泣き崩れたのと。
兄の遺品として大切に保管しているのが、零戦の破片です。
１５年前、イギリス海軍の関係者から返却されました。
溶けてしまってますから、びょうの跡なんかもありますけどね。
どこの部分かよく分かりません。
手に取ってどう思われます？
やっぱり惨めですよね。
そんな宗義さんにデービッドさんの映像を見てもらいました。
全然、お父さんを知らない時分ですものね。
それでもこうやって、和解の気持ちで会いたいとおっしゃるんだったら、断ることはないと思います。
宗義さんはデービッドさんに、兄の特攻をわびました。
私の兄の特攻において、大事なお父様を亡くされたということは、心からおわびしたいと思います。
恨みのないような心を持っておつきあいができることなら、幸いだと思っております。
私たちは、宗義さんのメッセージを携えて、再びデービッドさんを訪ねました。
７０年の時を経て、日本とイギリスに残された２人が知ったこと。
それは戦争で愛する家族を失った悲しみに、加害者も被害者もないのだということでした。
７０年の時を経て実現した２人の出会いは、イギリスでも大きな反響を呼んでいます。
デービッドさんは、体調さえ許せば、ことし中にも日本を訪れて、黒瀬さんと面会する予定です。
では続いてワールドトピックス。
ブラジルのサンパウロで、地元の人たちの笑顔が、街を彩りました。
ビルの壁に映ったのは、女性の顔です。
これはブラジルのグラフィックアーティストが、タブレット上で描いた似顔絵を、およそ１０万個のＬＥＤで映し出したもの。
地元の人からは、こんなイベントが増えれば、街はもっとおもしろくなるねと、喜びの声が上がっていました。
一方、ニューヨークのタイムズ・スクエアでは、スパイダーマンの格好をしたパフォーマーと男性が殴り合いのけんかです。
パフォーマーは、差別的なことばを言われた。
しかも彼は、観光客にチップを渡すなと言っていたと主張し、一方の男性は、チップを強要していたと反論しています。
ニューヨークの観光名所では、観光客とパフォーマーの間で、チップなどを巡ってトラブルが起きていますが、今回の騒ぎでは、けんかになる前から、男性がパフォーマーたちに文句をつけていたとの目撃談も上がっています。
では株と為替の値動きです。
午前の東京株式市場、
東洋ゴムは、きょうの中間決算発表で、データを改ざんしていた免震ゴムの交換費用などがかさみおよそ４０億円の赤字に転落したことを明らかにしました。
東洋ゴムは、第一四半期の決算で製品の交換費用として１４０億円の特別損失を計上していましたがきょうの中間決算でさらに１６４億円の特別損失を計上し４１億円の赤字に転落したと発表しました。
データが改ざんされた免震ゴムは、全国１５４の建物で使用されていて東洋ゴムは、問題の免震ゴムをすべて交換する方針です。
今後も補償費用などで損失額はさらに膨らむ可能性もありますが東洋ゴムは、今年度を通じては１２０億円の黒字を見込んでいます。
また、東洋ゴムは、不正に関わった社員など２２人を処分したことも発表しましたが詳しい内容は明らかにしていません。
大阪府大東市が発注した公共工事の入札で談合が行われたとして、市民オンブズマンが大東市長と市長の親族が経営する企業などを刑事告発しました。
市民オンブズマンが刑事告発したのは、大東市の東坂浩一市長
（５２）と市長の親族が経営する建設会社など３社です。
告発状によると大東市は去年５月、市民会館の増築工事について事前に１億９０００万円あまりの予定価格を知らせる方式で入札を行いました。
この入札には告発された３社が参加し、このうちの２社は予定価格を上回る価格で入札し、残りの１社が予定価格ちょうどで落札しました。
市民オンブズマンは「この入札の方式では予定価格を上回れば失格になるのは周知の事実で、建設会社の中で談合が行われた疑いがある。
市長もほう助にあたる」と指摘しています。
市長は「入札に問題はなかった」と話し、建設会社は「精一杯の価格を意思表示しただけで談合はない」と話しています。
性暴力の被害にあった人が警察や病院への連絡など必要な支援を１ヵ所で受けられる支援センターが京都に開設されました。
この支援センター、「京都ＳＡＲＡ」は行政や医療機関、警察、民間団体などが連携して設立しました。
センターでは、性暴力の被害にあった後に、被害者に代わって警察に通報したり、病院を紹介したりするほか、カウンセリングなども行います。
これまで性暴力の被害者は病院や警察などで被害について繰り返し説明しなければならず、心理的な負担を強いられていました。
センターが仲立ちをすることで、被害者の負担軽減が期待されています。
相談は毎日、ご覧の電話番号で受け付けています。
2015/08/10(月) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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