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海外の高額宝くじ 基本的には日本で購入すると刑法に触れる

NEWS ポストセブン 6月16日(火)16時6分配信

 ジャンボ宝くじの発売日に徹夜組を含め長蛇の列を作る日本と同様、海外でも宝くじ人気は高い。宝くじ評論家・長利正弘さんはこう解説する。

「海外はロト形式の宝くじが主流で、アメリカの『パワーボール』やイタリアの『スーパーエナロット』などが有名です。また、『ユーロミリオンズ』(毎週火曜と金曜が抽せん日)という、フランス宝くじ公社が運営し、国内はもとよりイギリスやスペインなどヨーロッパの9つの国で販売されている宝くじもあります。

 1から50までのうち5つと、1から11までのうち2つの、合計7つの数字を選ぶ形式で、これまでの最高当せん金額は2012年に出た1億9000万ユーロ(約184億円)と超破格です」

 キャリーオーバーと当せん本数によって当せん金額は大きく変わるが、ユーロミリオンズの1等当せん確率は約1億1653万分の1。販売枚数にもよるが、約1000万分の1という日本のジャンボ宝くじに比べて確率が極端に低い分だけ、当せん金額が大きいのも頷ける。しかし、「私も海外の宝くじを買いたい」と思ったかたは注意が必要。

「基本的に日本で海外の宝くじを購入することは、刑法第187条で禁止されています」(前出・長利さん)

 う〜ん、残念!

※女性セブン2015年6月18日号

最終更新:6月16日(火)17時41分

NEWS ポストセブン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
イ・ヒョンソ

北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。。[new]