あさイチ「特選!プレミアムトーク」 2015.08.10


ん?だからまいもん食堂でケーキ屋。
了解しといたからね。
あん!?
今日の「あさイチプレミアムトーク」はこちらの5人のトークをもう一度。
見逃した方必見です!
母親も「花火」読んだよって来て。
まずタイトル間違ってたんですけど。
顔をすごい見ます。
ちょっと気ぃ抜いた時にその人がフワッて出ちゃう顔とかを見てるとキュンって来る。
忘れちゃったの。
そうしたらオーケストラの人ひと言も言わないんだよ。
という事はみんな見てねえんだな。
わいてきます。
それも下の方からわいてきます。
それは天才だからふっとわいてくるんですか?えっ天災って…。
災害じゃないんだから。
趣味はまあ…片づけね。
物があるのつらいんですよ。
こういう所もあんまり飾られてると疲れます。
(2人)おはようございます。
今日の「あさイチ」は収録です。
え〜っそうなの〜?今日はですね毎週金曜日に放送しております「プレミアムトーク」のスペシャル版でございます。
ご紹介するのはこちらの5人でございます。
まずご紹介するのはこちらのお二人。
芸人で作家の又吉直樹さんと作家の西加奈子さんでございます。
西さんはね今年1月「サラバ!」で直木賞を受賞されてそして又吉さんは先月小説家デビュー作の「火花」で芥川賞を見事受賞されてこれお笑い芸人さんとしては初の快挙という事でございますけれどもね。
まずはこの又吉さんの「火花」についての創作秘話からご覧下さい。
はい。
「火花」という事でこれあの若手芸人と先輩芸人の青春物語で才能とは何か笑いとは何か生きていく事とは何かという事をそれぞれの道を模索する10年の日々をつづっていらっしゃるんですけれども。
芸人さんが小説を書くっていう…。
僕なんかが言うのもなんですけどもそういうレベルじゃないというか。
本当に。
内容はもちろん皆さん読んで頂けばいいんですけれども又吉さんがどんな言葉をつづっていらっしゃるのかっていうのが…。
少し読ませて頂きたいと思います。
まず冒頭なんですがこんな表現で書き出されます。
どうですか。
ご自分の書かれた…。
(又吉)いや〜読んで頂けるとうれしいですね。
本格的に純文学ですけどサラサラサラッと書かれるんですか?それとも練って練って推こうを重ねて…。
もう…特に最初とかはサラサラッと。
何も…設定だけ考えててどうしようかなと思って。
まあ漫才の話なんで…何か漫才って出囃子が鳴って登場するじゃないですか。
だから何か音楽みたいなのがあるとこってどこやろう…とかで書いていきました。
皆さんからこの「火花」をたくさん頂いているんですけれども。
「又吉さんの文章や言葉は自分の中のもやもやした部分を肯定してくれるような自分だけじゃないんだと思わせてくれる部分があり勝手にとても救われています。
ありがとうございます」と。
いいえこちらこそありがとうございます。
いろんな皆さんからの感想を頂いているんですが誰からの感想が一番印象的でしたか?そうですね〜先輩からもすごいお電話頂いて面白かったって言って下さったりとかあと母親も…。
ご家族はみんな読んでらっしゃるんですかね?母親メールで「花火」読んだよって来て。
アハハハ!まずタイトル間違ってたんですけど。
「火花」ですからと。
そこは特に指摘せずに。
で「どうやった?」って言ったら「あんまりお酒飲み過ぎないようにね」っていう。
そうか飲んでるシーンがたくさん…。
作中であって。
やっぱり僕の事として読むんですかね親としては。
体の心配…いろいろ書いたけどそういう体の心配をしてくれんねやっていう。
親ならではのね。
お笑い芸人として活躍する又吉さん。
子どもの頃から芸人に憧れていたそうです
小学校ぐらいの時から考えるのが好きだったんでノートにネタみたいなものを書き始めて。
それは人前でやる事はなかったんですけど中学2年ぐらいの頃には結構なネタがたまってて。
どれぐらいたまってたんですか?ノート3冊ぐらい。
びっちり書いてあったんですか?ネタが。
それを一番仲よかった友達に見せたら笑ってくれて「これやろうや」って言ってくれてでそいつが先生に中2の時の担任に言いに行って。
「又吉がこんなん書いてるからちょっとやらして」みたいな事をそいつが言って。
その先生もすごいいい先生で。
中2の時の田中先生っていうんですけど「じゃあもう今日やれ」みたいな。
へえ〜。
「今日の昼休み終わったあと時間やるからそこでやれ」って言ってくれて。
休み時間の間にそいつとネタ合わせしてめちゃめちゃ緊張しながらやったのが最初ですね。
中学校の時僕すごいおとなしかったんで女子とかとあんまりしゃべったりできなかったんですけどだけど何かやった時にみんな笑ってくれるっていうのがすごい気持ちいいしうれしいもんですけど。
でもプロになるとまた全然違うじゃないですか学生と。
それは感じました?プロになってからのネタ作りとか。
プロになってからは…。
やっぱりクラスの方がねウケやすいですよね。
ハハハハハ!そうですね。
やっぱりお金頂いてチケット買って来て下さってるんでやっぱりそこはねあれなんですけど。
でも練って考えたやつを笑ってくれないとそういう時ってどんな気持ちになるんだろうと思って。
一生懸命書いた…。
いや本当絶望的な気持ちというか。
夜中…夜とか本当に怖い夢見たりします。
アハハハハ…。
どんな…。
お客さんが怖く感じちゃうんですか?そういう時にすべっていくと。
そうですねはい。
何か一つの大きなものに見えますよね。
一人一人なんだけど。
もし何かサ〜ッて引いてった時って。
そうですね。
まあさすがに最初の方そうでしたけど僕も芸歴積んでいってもう15年16年になるんでお客さんがたまに怖く思えた時とかはみんな同じ人間なんだと思うためにお客さんの靴を見るんですよ。
みんなそれぞれ違う靴履いてるじゃないですか。
ここでこうやって座ってるけどみんな靴をそれぞれ買いに行った時間があるんだなっていう。
それぞれが靴を買いに行って「私この靴にしよう」とか「俺この靴にしよう」と思って買ってきてその靴を履いてみんなここに今日集まってるんだって思うと一緒やなって思うんです。
遠回りですね!すげえ。
でも分かるわそれ。
えっ本当?分かるの?それ。
分かる分かる。
すごい審査目線で見てる方もいるでしょうし厳しかったとしてもみんな同じように靴買いに行ってでその靴履いて来てる。
僕も靴を買って舞台に立ってるって思うと「よし一緒や大丈夫や」っていうふうに。
なるほどね〜。
それ分かるの?何か僕はすごい怒られたりとかムカつく事言われたらその人の後ろ側回ってつむじを見る事にしてるんですよ。
はいはいはいはい。
そしたら「つむじだ」と思って。
「あこっち巻きなんだな」とか思ったりとかしてかわいく思えてきちゃうんです。
アーティストってそんな遠回りな事しないとなれないの?感覚的には全く一緒です。
そうですよね。
続いては直木賞作家の西加奈子さんです
かわいらしいお衣装ですね。
後ろが何かねかわいいの。
(西)ありがとうございます。
後ろちょっと長くなっててさ。
これは衣装なんですか?私服なんですか?私服です。
へえ〜!いつもテレビ出る時は自分で…。
張り切って。
かわいいよねこれ。
「張り切って」正直な方ですね。
「西さん作家になろうと思ったきっかけは何ですか?」っていう。
もともとアルバイトをいろいろしていて大学卒業したあとで。
その中の一つが情報誌のライターをやっていて。
いろいろやってらっしゃるんですね。
その中で例えば情報誌などでお店に行ってお店の例えばコーヒーの味の事書かないといけない。
でも味なんか大体おいしいし分からないんですよ。
でもやっぱそれについて書かないといけない。
でもそれより私はそのコーヒーを持ってきて下さったおっちゃんが面白いTシャツ着てたとかめっちゃ手震えてたとかそういう事を書きたかったんです。
でもそれって情報としていらないじゃないですか。
味の情報としてはね。
そうなの。
お店の情報としても。
だから私はじゃあ一から面白いおっちゃんが面白いコーヒーを持ってくる話を書いたらいいんだと思って書き出したのがきっかけです。
で書いたら「何これ楽しい!」って思ってそっからはまりました。
作家になるっていってもなって食べていけるかどうかとかいろいろ心配しますよね。
その心配はなく?それより強い発露がないと作家にはなれない気がしますね。
作家で食べていけるかなこれ書いたらどうかなっていうよりもう書いてもうてるっていう方が強くないと駄目な気がしますね。
今回この「サラバ!」って止まらなくて長くなったのかそれとも長くしようとしたのか…。
長くしようっていうのは思ってたんです。
10周年の記念でもともと好きな作家がジョン・アーヴィングやったりとかトニ・モリスンやったり長い作品を書く人たちだったので私も書きたいと思って。
書く時ってまた机に向かわなきゃって事なのかそれともまたあの世界に行けるという…。
うわ〜!これ言ったら駄目ですけど「またか!」って方が多いです。
「あ〜来たわ!」みたいな。
でもそん中でも「うわっこんな事書けた!」っていう1割の楽しさが9割の苦しさを上回ってしまうのでそれで書けるっていう感じが。
人物描写とかその人の気持ちとかがいつも自分もきっとそう思ってるんだろうけど何となくクスッと笑って終わったのを本当に言葉で感情を表現されたりしてますよね。
よく見てらっしゃると思うんですが女性目線で気になったのはですね主人公の歩君という少年男の子のお母さんがいるんですよね。
これがまた美人でスラッとしててちょっと何かこう鼻にかけてる感じの方なんですがその描写が例えばこんなふうに…。
「いつも当然のように写真を撮ってもらう側にいてじゃあ次私撮るわねとは決して言わないタイプ」というお母さんなんですけど…。
浮かぶよね何となくね。
そのお母さんの表現で…上巻。
このお母さんが離婚してそのあと離婚したから独身になるんですよね。
そのお母さんを見てて息子が…っていう事で。
もう何かズキンっていうかズ〜ンと来る表現ね。
こういう人を見る表現ってどういうところから…。
何かねこれ言うとかっこつけちゃうみたいですが物語が要求してくる表現みたいなのが出てくるんですよどうしても。
例えばやっぱりお母さんがそうなったのって何かこうナチュラルにまずお母さんの事を書く時に何かお母さんって自分の体の真実に寄り添えるような人なんじゃないかなっていうのでどんどん文章が出来ていって…。
だから歩君その主人公はこうなんだとか文章に引っ張られる事が多くて。
ふだんいつもメチャクチャ人を見てるっていう事ってありますか?しぐさとか…。
顔をすごい見ます。
何で?面白いから。
動きとかですか?何か人の顔がこうやって今しゃべってる時もすてきやけどちょっと気ぃ抜いた時にその人がフワッて出ちゃう顔とかを見てるとキュンって来る。
キュンって来るんだ。
何か改札とかで友達同士でバイバ〜イって言ってる人いるじゃないですか。
バイバ〜イって言ってからス〜ッて…。
すげえ分かる!その顔とかをこう見ます。
そういう時に何かうれしいっていうか何かいいもん見た気になります。
すごい分かる。
いのっちもよく見てますもんね。
でも僕もすごい着飾った女性例えば初デートの時に遠くから…待ち合わせの場所に女の子がいてね遠くから見た時にこういう顔してた時があったの。
こういう顔してて傘を持ってたんだけどこうやって待ってたの。
そういう子じゃなかったのにすごい好きになったんですよね。
分かります。
その何か素が出た時って美しく見えますよね。
それが美しいなって思った事があって何となく。
分かんないですか?そういうの。
共感できない?何か私はメインのとこばっかしか見てなかった。
デートの時は形つくってる…。
あれないですか?お店ですごいすてきなお店の店員さんってずっとすてきじゃないですか。
「この色ほかありますか」とか全部答えれるじゃないですか「ございます」とか。
そういう中に急に「お昼ごはんとかここら辺どこ食べに行くんですか?」とか聞くんですよ。
そしたら「えっ」てなるんですよ。
その顔がたまらん!「えっ」みたいな。
その人がポロッて出た瞬間とかあとレジで先輩っぽい人といたら「2人は仲いいんですか?」とか急に言うと「あっえっなあ?」みたいな…。
それをわざと質問してそこを見るんだ?すごいニヤニヤして…。
すごい分かるけど面白いですね。
関西人の質問攻めってすごい関東の人にちょっと嫌がられたりしません?私関西人でリンゴ好きとか好きな人にね例えば好きな男性がリンゴ好きとか言ったら「えっ何で?何でリンゴ好きなん?リンゴのどこが好きなん?」とか言って「そういうのが関西人嫌なんだよね」って…。
全然俺超楽。
その方が楽。
だから聞き方にもよるよ。
「何で何で?」とか言われるとその手何だよとか思っちゃう。
そんな人います?聞こえるでしょこの距離なら。
「何で何で?」って言われると…。
今度やったろ酔っ払ったら。
質問いっぱい来てるんですけれども「井ノ原さんの面白いなと思うところを教えて下さい」という…。
あと3秒ですよ。
えっ!井ノ原さん面白い!ギリギリ入りましたね「井ノ原さん面白い」。
入りましたね。
終わったあともちょっと流れましたけれどもね。
やっぱり終わる前にムチャぶりしちゃ駄目ですよ。
僕は一度もした事ありません。
計算してムチャぶりしてあげて下さい。
まあそうですね。
どうするかなと思って結構素顔が出るでしょゲストの方の。
あと5秒で言わなきゃみたいな。
それをちょっと楽しみにしてるんですけれども。
ちなみにお二人のあとにたくさんファックスも頂きまして靴の話という事で又吉さんの…緊張したりしたら靴の話「靴を見るというお話分かります」と。
「いのっちのつむじもなるほど分かります。
私も食事で同じ気持ちになります。
食べてる姿を見ると怖そうな人もかわいく見えます」というふうに頂いております。
かわいいよね食べてる姿って。
かっこいい人でもお握りとか食べてるとかわいいもんね。
そうか。
頬張るしかないですもんね。
「両手で食べんだ」とかいって…。
かっこいいから…こうかっこよく食べてもやっぱ食べてんのお握りだからさ。
なるほど。
って感じになりますよね。
そういう目線で見てみますね。
それから「又吉さんV6の岡田准一さんに似てると思うんですがどうでしょう?実は男前ですよね」って。
男前ですよね。
でも似てるとは思わないですね。
まあね。
髪の毛ちょっと変えたら似てるのかな?隠してみますか?かっこいいですよね又吉さんね。
最近お笑い芸人さんみんなかっこいいですよね。
かっこよくて面白いからな。
しかも芥川賞ですよ。
すごいですよね。
この時はでもまだ取ってなかったですからね。
そのあとはもう来てくれないんですかね。
いや来てくれんじゃないですか呼べば。
はい。
という事でさあ続いて紹介するのはこちらの3人です。
詩人の谷川俊太郎さんそして指揮者の小澤征爾さん俳優の市原悦子さんです。
まずは谷川俊太郎さんの分からご覧下さい。
はい。
よろしくお願いします。
どうぞこちらの方へ。
おはようございます。
(谷川)おはようございます。
よろしく。
シンプル…いつもTシャツ姿で…。
暑がりだからもう。
そうなんですか?冬でもですか?冬もTシャツ着てますね。
あ〜そうですか。
はいはい。
しかも今日何か3とひっくり返った5っていう…。
分かる?こっちが3でこっちが5がひっくり返ってるという…。
で細かく見るとこれは文字になってるんですよね。
私の詩ですこれは。
谷川さんの詩がバ〜ッと書いてあると…。
これ何か意味があるという事なんですけども。
それがクイズです。
クイズ。
じゃあこれ…そっか。
皆さんファックスありますので寄せてもらいましょうか。
このTシャツの意味は…ちょっとアップで映して頂きます。
このTシャツの…谷川さんのTシャツの意味は何でしょうか?
という事で急きょTシャツのデザインに隠された意味を募集したところたくさんの珍回答が寄せられました
谷川さんのTシャツの数字の意味ですがいろんな皆さんの解釈が来てます。
えっ本当。
シャツの数字はデビュー53周年では?
(笑い声)これは違う?違う。
それから反対の55が裏返っているのでごはん。
反対の5だからごはん。
あ〜じゃあ3は?「三度のごはん」という意味で生きていくのに大事な事がたくさんつづられている詩で文字を作っているのではないでしょうか。
なるほど。
皆さんよく考えてますね。
全然違いますけど。
(笑い声)じゃあこれはどうでしょうか。
ユーミンさんですが神奈川県の。
3と5の真ん中中なんで4で仲よし。
近い。
近い?近い近い。
すごいいい線ですね。
まあ詩とおんなじでいろんな解釈があっていいんですけどね。
でもデザイナーさんとメーカーさんの答えは1つなんですよ。
私の答えも一応1つですけど。
当たってんじゃない?ヒライさんは53がひっくり返るのでまさに誤算。
誤算…。
誤算ではないかと…。
何の誤算…。
(笑い声)あと3と5の間は4という事で死ぬの意味の4ではないか。
俺が年寄りだと思ってさそんな事言ってんだな。
(笑い声)そのTシャツ着ますか?普通。
もう一つあるじゃないですかね。
せっかく4までいったんだからさ。
Tシャツの意味はしがない詩人だったりして。
4がない。
それは私が言う事であって他人に言われたくない!言われたくないですね。
あとは「Tシャツすごい欲しいです。
販売して下さい」。
(笑い声)ネットで買えるんじゃないかなこれは。
ネットで買って下さい。
結局回答はなかった…。
いやだから4でいいんですけどもう一つの4のポエムの詩なんですよ。
デザイナーと作った人の意図としては3と5の間のポエムの詩。
谷川さんの解釈としても同じだったんですか?そうですね。
という事で皆さん外れてしまいました。
でもみんなよく考えてくれてうれしいです。
誤算とかね。
誤算って何が誤算なんだ…。
あの…こちら3冊が最新作なんですけれども4月から月に1冊のペースで作品を発表されてる。
じゃあこの流れでずっと出していっちゃおうかなみたいな…。
まさかそんな…。
いっちゃいましょうよ来月も。
来月もいっちゃいましょうよ。
でもすごい精力的にやってらっしゃる。
精力的じゃなくて…。
たまたまそうなってしまったんですか?要するにね若い頃詩書くのそんな好きじゃなかったんですよ。
でも詩人でいらっしゃいますよね。
だから僕言葉とか詩とかあんま好きじゃないんですよ。
何でですか?それは。
だっていい加減じゃない。
言葉ってすごく。
いい加減なものだというふうに若い頃から思ってました?思ってて。
だからこそ詩を書かなきゃっていうふうに思ってましたね。
いい加減だからこそ書かなきゃいけない…。
だから言葉を超えたいと思って詩書いてたんですよ。
言葉ってどうしようもないじゃないですか。
今の国会見てたってさ本当に言葉っていうのは困ったもんだって気がする。
よく短縮になっちゃうんですけどね我々もね。
そうなんです。
今もそうですか?言葉に対して。
基本的に言葉っていうものに疑いを持ちながら書いてるのは確かだし人間関係でもそうですねやっぱり。
本当の事って何なんだろうっていう事なんですね。
言葉がないんですよ本当の事は。
本当の事は言葉がない…。
意味がないの。
でもそれを言葉でそこを超えていこうっていうふうに思ってらっしゃる。
だからもともと不可能な事をやるのが詩っていうもんなんだろうねって思うんですけどね。
4月に出たそちらの作品。
「はいくないきもの」。
はい。
これはあかちゃんのための…。
これ「あかちゃんから絵本」っていうシリーズの一冊で要するに何か言葉持ってない子なんかでも楽しめるような絵本っていう事でずっと書いてるんですけど。
あの…特徴は絵が先にあるっていうのが特徴なんですよ。
このシリーズの。
若者に人気のファッションブランドの皆川明さんデザイナーさんが描かれた絵に詩をつけ書かれたと。
「はいくないきもの」。
いやこの絵来た時ねびっくりしちゃった訳。
ミナ・ペルホネンっていうブランドはすごいしゃれたさ北欧風のブランドでねきれいなテキスタイルなんだけど絵は怖かったんですよ見て。
何かそれこそモンスター的な感じがするじゃないですか。
だから子どもが怖がるといけないから何か面白い言葉つけなきゃいけないと思ってこれは俳句の七五調で書いたら割と頭に入るし面白いんじゃないかと思って何となく自然に七五調になった。
でも全くナンセンスな言葉だけだとまたねお母さん方がさ教育上よくないとか言うだろうから。
1行だけ意味のある言葉が入ってるっていうのがミソ。
え〜例えば…。
この「おしめしべ」。
そう。
これめしべとおしべですね。
何となくあるじゃないですか。
そうですね。
でここはほかの2行は意味がない。
でも「かふっふん」っていうのは花粉っていう感じしません?はいしますします。
でもそれは意味を持って書いた訳ではない?何となく音の効果みたいな事を考えて。
もっと面白いんですよ。
ほら。
またこの絵もやっぱ本当面白いですよね。
これは「ふんわりと」っていうのは…。
そこが意味があるとこね。
はい。
「おいはねほねはねへはねほふんわりと」。
何となくふわふわした羽みたいなイメージがあるんでこういう音が出てきたんだと思うんですけどね。
30代の方です。
「詩はどのように生まれてきますか?降ってきますか?わいてきますか?それとも別の生まれ方ですか?」。
答えちゃっていいの?はい。
わいてきます。
それも下の方からわいてきます。
自分の足通って。
それはふとした瞬間になんですか?それもあるしそれから「さあ詩を書こう」っていってMacの前に座ってコンピューターの前に座って待ってると何か思いがけない言葉がふっとわいてくるっていう感じが。
それ昔で言うインスピレーションですね。
昔は天から降ってくるとか言ってたんだけど僕はあの…日本語っていう土壌。
すごい豊かな土壌に自分が根を下ろしていてその土壌から何か吸い上げてくるみたいな感覚なんですね。
そのために何か…。
それは天才だからふっとわいてくるんですか?えっ天災って…。
災害じゃないんだから。
そっちの天災じゃないんでございますけれども。
いやそれは何かつまりそういう方が詩としては面白い詩が出てくるの。
リズムで書いた詩って全然面白くないんですよ。
だからそういうふうに1行2行わいてきたあとで相当頭使って理詰めに推こうしていく手直ししていく事はあるんだけど最初はねぽこっと出てくる方がいいんですね。
続いて世界的指揮者…
いや〜やっと来て下さいましたね。
小澤さん毎回思うんですけれども「世界のオザワ」なのに本当にラフな服装でいらっしゃいますねいつもね。
うん。
でも赤がお似合いですよ。
(小澤)僕レッドソックスなんですよ。
そうですよね。
ボストンの交響楽団に…。
靴下もレッドなんですよね。
靴下もそうなんです。
もう毎日靴下は赤。
決めてるんですよね。
決めてます。
だから多分これそれに合わせて赤なんじゃないですか?花の方も。
今日はいろんな事を聞きたいんですが早速視聴者の方からいろんな質問来てるんですが「髪形へのこだわりはあるんですか?」っていう。
え?髪形へのこだわり。
先ほどブラシを持参されてたじゃないですか。
持ってこいって言うからちゃんと持ってきてこうやって。
こだわりじゃないんですか?言われたとおりやってます。
言われたとおり。
こだわりじゃないんですね。
まずは小澤さんが指揮棒を使わなくなった理由から伺いました
ある時ウィーンでやめちゃったんだけど。
何でやめちゃったんですか?それはねこういうとこで話していいんだかどうか知らないけど忘れちゃったの。
指揮棒をですか?うん。
本番忘れちゃったんですか?自分のアパートに忘れてきて近いけど歩いたらまあ7〜8分かかるんですよ。
もう間に合わないの気が付いた時は。
それで楽屋の…何て言うの?楽譜係の人が「マエストロこれあるよ」って5〜6本持ってきてくれたんだけど長かったり短かったり重かったりで…。
しっくり来るものがなかったんですね。
ない。
それでその時「春の祭典」っていうストラヴィンスキーのバレエの曲でちょっと大変な曲だった。
ちょっと困ったなと思ったけどなしでやってみたの。
そうしたらオーケストラの人ひと言も言わないんだよそれを。
コメントを。
いいとも悪いとも。
という事はみんな見てねえんだなって事が分かって。
そんな事ないと…。
見てますよそれは。
それでねそれ以来もう持ってないの。
あれって案外運ぶの大変なのよ。
折れないように運ぶのが。
ケースを作ってもらったりしたりしたんだけど面倒くさいからって。
もうだから20年ぐらい前かな。
ない方が楽だったりとかするんですか?そりゃ楽ですよ。
小澤さんの手ちょっと見せて頂きたいんですけど。
その手でオーケストラをまとめてらっしゃる訳で…。
そんな事ないよ。
ちょっと何か節くれがボンってなってますけど。
これはね…。
いいんですか?こんな話して。
いいですいいです。
これねあそこで指揮しててね僕の隣で歌ってた有名な人だけど楽譜を見て歌ってたのボストンで。
楽譜台があったの。
危ねえなと思ったんですよ。
だけど始まっちゃった。
「DasLiedvonderErde」。
「大地の歌」か。
あれの…マーラー。
そしたらね始まって本当に何小節かの間に僕が手をポンと上げたらそれに引っ掛かっちゃった。
そうしたらもう折れちゃったの。
指が折れてもうめっちゃ痛くて。
それでね30分ぐらいあるんですよその曲。
終わったらこんなに腫れてたの。
それがこれなんですよ。
それ的な事があって譜面台が置いてある所やるとたたいちゃったりするとこれみんなそれで折っちゃった。
え〜そうなんですか。
これみんな出っ張っちゃってるでしょ?譜面台禁止してほしいですね。
(笑い声)
小澤さんから驚きのひと言が
いいですよいいですよ。
暑くなっちゃった。
せっかくでも赤がお似合いで…。
暑い暑い。
これでもダウンですからそりゃ暑いですよ。
暑いね。
考えなかったんですか?それは。
でもちゃんとここには赤が入ってるっていう。
そうそう。
寒くなった時困るから一応ここに掛けて…。
ここに一応掛けときましょう。
途中で脱いだゲストの方始めてかもしれないですね。
記念すべき。
記念すべき。
さすが「世界のオザワ」!やる事が大胆です
実は今日楽譜を指揮者の楽譜というものですね。
今まさに勉強していらっしゃる。
それ昨日練習が始まった「子どもと魔法」っていうんだけど。
こんな分厚いんですね。
しかもこんなしっかりしてるんですよね。
しかも付箋いっぱい貼ってらっしゃるんですがこれは何…?それその時その時…。
最初にこれ指揮したのは1979年のパリで。
79年!あんた生まれる前だろう。
そうですね。
え?生まれる前です。
はい。
私生まれる前…そのころから使っていらっしゃるんですね。
計算おかしい…。
(笑い声)指揮者の楽譜って…。
あすいません。
付箋の話だった。
付箋何ででしたっけ?これはね僕のメモできっとその時に何年か前…。
これ何回もやってるんですよもちろん。
そのあとで。
ずっとじゃあこれを使ってらっしゃる?もちろん。
79年から使ってる。
全部の楽器が書いてあるんですね。
普通バイオリンだったらバイオリンの分の楽譜しかないけれども。
オーケストラの人はこれだけ見たりこの人はこれだけ持っててここには作曲家が全部書いてて我々はそれを読んでそして実際に音にしてそれがちゃんとバランスよく出てるかどうかを作曲家がどう思ったかと。
このページをどう思ったかっていうのを…。
それを実際の音になった時に人がいっぱいいるから誰かが強すぎたり誰かが弱すぎたりしたっていう事を聞かなきゃいけない。
そういう事をやるのが棒振りの仕事。
「小澤征爾さんすごくすてきです。
格調高いマエストロというより音楽を作る職人という印象を強く受けました。
1つ質問ですがバイオリニストには音痴が多いと聞いた事があります。
指揮者の方にも音痴はいますか?小澤さんは歌はお上手なんでしょうか?」。
俺は歌は下手だと思うな。
そうですか。
だけどね子どもの時からね…うち男4人兄弟なんですよ。
兄貴いて死んじゃったけどその次の兄貴元気。
それで僕。
それから弟のポンと。
それでどういう訳か一番上の兄貴死んじゃった兄貴が一番高い声でそれでその次の兄貴がその次で僕が3番目で。
順序よく出来てる。
だから四重奏が…。
ハモれる訳ですか。
そう。
ハモれるの。
それでずっと歌ってたの。
4人でゴールデン・ゲート・クァルテットとかの楽譜仕入れて歌ったり。
本当じゃあ子どもの頃から音楽に…。
子どもっていうかうんと子どもの時は賛美歌。
おふくろがねキリスト教だったから。
おやじは仏教で。
だからおふくろの影響あるじゃないですか。
近くに歌があったんですねいつも。
そうそう。
おふくろが歌うとそれこそ音痴っぽくて始まった音よりも終わりに音が高くなって終わるからみんなでそれに合わせるの大変だったんですよ。
でも訓練になりますね。
グ〜ッと上へ…。
おふくろがいない時は4人でずっと安定して終わりまでいくと。
へえ〜。
本日の「プレミアムトーク」のゲストはこの方です。

(笑い声)おはようございます。
おはようございます。
石崎さんですか?もしかして大沢家政婦事務所からお越しの?…という事でどうぞこちらの方へ。
あそこから登場して頂いたのは初めてです。
市原悦子さんです。
どうも。
おはようございます。
おはようございます。
(市原)おはようございます。
あの時代のね…全てよみがえりました今僕は。
何か今あそこからそっとのぞかれてるだけで手紙隠さなきゃとか何かあそこ鍵掛けとかなきゃとか。
何か見られてるんじゃないかみたいなね。
…という訳で久々にのぞいて頂きましたけれどもね。
何か市原さんのトーク番組ってそんなに何かこう…。
はい少しやりますけどあまりやりません。
あまり好きではないですか?いやいやいいですよ。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
今日は是非そのお声を聞きたいという事で朗読をお願いしたら実は大好きな詩集をお持ち下さった。
これね「子どもの詩集」っていう。
見せて頂いていいですか?灰谷健次郎さんが編集しました。
これがすごく好きでね私機会があれば読んで紹介してます。
それはご自分用にまた…。
そうそう編集し直して。
そうなんですか?これ小さく本にしてね。
これは「子どもの詩集」って事は子どもが…。
書いたんです。
読みましょうか?是非お願いします。
え〜とねほんのちょっとね。
「『けっこん』せきぐちひでひこ7歳。
おとうさんとおかあさんとれんあいけっこんしたそうやおとうさんはまじめやでいままでげっきゅうぶくろもいっかいもふうをあけずにもってかえってくれるねんておかあさんがおとうさんをすきになったのはおとうさんからぼくはあなたがじんせいこうろのとうだいやというてがみがきましたそれでけっこんしたそうなだからぼくはとうだいのこどもです」。
(笑い声)ね。
「『おとうさん』おおたにまさひろ6歳。
おとうさんはこめややのにあさパンをたべる」。
アハハハ面白い。
よく見てるんだよな子どもって。
ね!そしてね…。
「『こいびといますか』むらかみちあき5歳。
おかあさんこいびといますかおとうさんこいびといますかうちにつれてきてどんなになかよしかみたいです」。
どういう事なんだろう?これ。
(笑い声)「『けいろうのひ』すみだはるひこ7歳。
ぼくはちかくにおじいちゃんやおばあちゃんがいないのでとなりのとしよりのいぬにちくわをやることにしましたペッチはちくわをひとくちでのみこんでしまったペッチはけいろうのひがわかったかな?」。
(笑い声)これで最後ね。
今度最後よ。
はいお願いします。
「『おとうさん』やなぎますみ6歳。
おとうさんのかえりがおそかったのでおかあさんはおこっていえじゅうのかぎをぜんぶしめてしまいましたそれやのにあさになったらおとうさんはねていました」。
(笑い声)よく見てるな〜。
笑っちゃう。
面白いですね。
なかなか子どもはねすごいです。
何だろう?この大人を見てる目。
デリケートな。
ねえ。
何だろうその中にいろんな意味があるんじゃないかって。
いろんな意味がありますね。
恥ずかしくなる。
(笑い声)本当子どもって見てるんですね。
いろいろとね。
詩集っていろいろありますけどお子さんの詩集読んだら市原さん自身はどういうものを?こんなにすてきな子がちゃんと成長してくれればいいな。
いろんな事件に巻き込まれたり脇道にそれたりして不幸な事がいっぱいあるから。
それが気になります。
本当にすくすく伸びてほしい。
本当ですね全国の子どもたちがね。
「子どもの頃から大好きです。
自分が大人になってふと気が付いたのですがとっても色気がある方だなと思っているのです。
どうしたらそんなに色気が出るんでしょうか?」という30代の方から。
とんでもないですよ。
何か。
いやいやただそうねそれが色気にならないと思うけどやっぱり常にちょっと上を見て志をちょっと高くして。
自分はまだ駄目だっていう気持ちはずっとあるから。
「まだ駄目だ」。
まだまだいくぞっていう事ですか。
そうそう。
やっぱりマンネリとかおごる気持ちはいけませんものね。
マンネリは嫌ですか?嫌です。
マンネリ一番嫌。
へえ〜。
繰り返してるなとか自分の引き出しでやってるなとか。
それはお仕事…お芝居って事ですか?そうですお仕事。
私今40代なんですけど50代60代70代ってどうやって生きていけば…。
ただ今の私の現状は人恋しさ。
みんなと話して何かを決めていくとかこういう生活の知恵があるのよとかそういう事でお互いに話し合っていく小さな信頼と人恋しさそういうものはこのごろやっぱり年とともに増えてきましたね。
前は「一人でも大丈夫私はこれをやるの」って思ってたけど。
その時っておいくつぐらいの時でしたか?ずっとそうでしたよ。
そうですか。
「一人で大丈夫」。
勝手でね。
もう本当みっともない。
その時は周りの方はどういうふうに?さあ…もうあきれてたんじゃない?あきれてたんですかね。
何かかっこよく感じますけど「自分がやるわ」って。
みっともないっていうのは?やっぱりいい気になってる。
いい気になってたんですか?いい気っていうか「やるんだ!」っていうね。
「頑張る!」っていうその頑張るっていうのがくせ者ね。
頑張らなくてもいいって。
え〜。
でもその何か熱というかそういったものがあったから…。
そうねでも若さの特権だからねやっぱり徹夜もしましたしね。
「やるだけやるぞ!」ってね。
そうでしたよずっと。
一番バリバリだったなっていう時っていつごろ?もう随分…ついこの間までバリバリでしたね気持ちはよ。
そうですか。
65まではバリバリね。
そうですか。
70でちょっと…ね。
ちょっと控えておこうかなみたいな感じに?うんそう。
75で…フフフそうね。
(笑い声)私生活が見えないっていう感じがあるんですよ市原さんって。
どういう生活をされてらっしゃるんですか?普通ですよ。
今例えば趣味とか。
趣味ですか?趣味はまあ…片づけね。
片づけ?趣味っていうかいつも片づけなきゃ片づけなきゃって下手だから。
物があるのつらいんですよたくさん物があるの。
だからこういう所もあんまり飾られてると疲れます。
目が疲れますか。
ちょっと減らしておけばよかったですね今日ねいくつかね。
まさかの。
ちょっとシンプルにした方がよかったですかね。
まさかの「家政婦は見た!」さんからの駄目出しですからね。
ちょっと片づけますかね赤色とか黄色とか減らしたりね。
でもこのお三方と会えたっていうのはすごいですね今年。
やっぱり何かすごい無駄なものをそぎ落としてすっごいかっこいいですよね。
それこそシンプルですよね。
こんなふうにいずれいのっちも7080になっていくんでしょうかね。
いくでしょうねそのままいけば。
そのころ「あさイチ」できてるといいわよね。
「いのっちさ〜ん」って感じで。
やばいですねそれはね。
ほかの人にやってもらった方がいいかもしれないね。
あっそう?じゃあ今日はこの辺で。
さようなら。
寂しい感じ。
2015/08/10(月) 08:15〜08:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「特選!プレミアムトーク」[字]

あさイチの人気コーナー「プレミアムトーク」を再構成してお伝えする。小澤征爾・谷川俊太郎 ほか

詳細情報
番組内容
あさイチの人気コーナー「プレミアムトーク」を再構成してお伝えする。小澤征爾、谷川俊太郎 ほか
出演者
【出演】又吉直樹,西加奈子,小澤征爾,谷川俊太郎,市原悦子,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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