超体感!古代モンスター復活ミュージアム 2015.08.10


シャ〜ッ!
東京・渋谷にあるというたった一夜だけオープンする…
そこでは…
なんと古代モンスターが復活するのだ!地球上に生命が生まれて40億年。
その間私たちの想像を超えた古代モンスターたちが生まれては消えていった。
今宵古代モンスターたちのお宝化石が大集結。
最新の研究成果をもとに古代モンスターが復活する。
大繁栄したモンスターたちの驚きの能力も超体感!さあ生命の進化を巡る冒険の旅に出かけよう!
オープン!
(拍手)「古代モンスター復活ミュージアム」にようこそ。
皆さんをご案内するのは私復活ミュージアム学芸員のベッキーと…。
サバンナ・高橋です。
(2人)お願いします。
ふだんなかなか見る事のできない謎の古代モンスターの超お宝化石を今夜はここ復活ミュージアムで大公開いたします。
そのすごさを皆さんと一緒に超体感していきたいと思います。
ゲストの皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
(一同)お願いします!やるぞ!それでは早速ですね復活ミュージアムをご案内しましょう。
うわ〜来た来た来た!来ましたよ〜。
すごいですね。
上に出てきました。
当ミュージアムが…これらせん状になっているんですけども下が5億年前の古代生物で上に行くほど新しくなり一番上には私たちそうヒトがいるんですね。
生命の進化の歴史をビジュアル化したものになっております。
僕幕末の歴史専門でやってますんで。
もう少し遡りたいんですよ。
随分最近ですねそれね。
でも強いものが生き残ってきたというイメージはあります。
さあ武井君は?現代の世界に生きてる動物はもう全て倒してしまったので。
百獣の王ですもんね。
そうですね。
過去の生物も弱点を見つけていきたいなってそういう気持ちではあります。
ここからは古代生物と戦うシリーズに突入。
新シリーズですねじゃあ。
ありがとうございます。
生命の進化にお詳しい専門家をお招きしております。
古生物学者にして当ミュージアムの館長です。
冨田幸光さんです。
よろしくお願いいたします。
(拍手)館長よろしくお願いいたします。
進化っていうのは自然界における実験みたいなもので5億年6億年もっと長い時間がたってますから何回も進化を繰り返してるわけですよね。
だから我々の知らないような生物というのは過去にもたくさんいたんだろうというふうに推定していいんじゃないかと思います。
その進化の不思議と面白さを楽しんで頂きたいと思います。
(青井)いや〜楽しんでもらいたいですね。
急に来ました。
急に背の高めの方が入ってきたらびっくりするじゃないですか。
一応同僚なんですよ我々。
同僚?復活ミュージアムの私広報を担当してます青井と申します。
(大木)あっ広報?お願いします。
カモン!うわ〜!ピカイア!「ピカイア」って今言いましたよね。
ピカイアちゃんです。
アニメ「ピカイア!」に登場するキャラクター。
古代生物ピカイアをもとに作られましたキャラクターなんですが足立さんかわいいでしょ?めちゃくちゃかわいいです。
ピカイア!かわいい!ピカイア!ピカイアピカイア!それでは最初に復活させる古代モンスターをご紹介しましょう。
遡ることおよそ4億年前でございます。
太古の地球で最強を誇った古代モンスターです。
実はあちらの復活ゲートの方にいるんですよ。
という事でまいりましょう。
4億年前の最強生物はこれだ!出てきます。
来ました!うわうわうわっ!さあどうでしょうか?わ〜すごい!すごいな。
こちらはですねある古代モンスターの頭部の化石です。
皆さんどうぞ前の方に。
わ〜頭でかっ!これ頭だけでこの大きさです。
頭だけ?すご〜い。
こちらですね当ミュージアムが特別に製作しました実寸大の化石のレプリカになっています。
触ってもいいのでどうぞ。
足立さん触ってみて下さい。
(武井)牙半端じゃないよ。
(足立)すご〜い!こんなのにかまれたら駄目ですね。
こいつにガブッといかれて意外といけるとはならんでしょうね。
ピカイア!ピカイアが来たって事は?ピカイアが登場しますとクイズが出題されます。
皆さん絵に描いてお答え下さい。
(足立)え〜何だ?これ。
(大木)どこだろう?地上か海か…空か。
大木さんいいところに目をつけましたね。
あだっちぃー出来た?はい出来ました。
ジャン!これ飛んでるんですよ。
空飛んでんねや。
(足立)空飛んでてこれが羽で結構大きいんですよ。
特大の。
特大の鳥がいたと。
なるほどね面白い発想ですね。
先生もうなずいてますからね。
さあ大木さんも出来たようなので見てみましょう。
私これです。
大木さん「あちゃ〜」とは言わないです。
これやっぱり餌を逃がしたあとですから。
という事はこれは陸上におってですか?これは僕はね逆に海の中だと思ってます。
海の中。
人っぽい感じで海の中をこうやって。
人間がイメージしてる魚の以前には実はそういう海の中をこういう形で動き回ってたんじゃないかと。
だから顔は今の魚みたいなんで体は人間っぽい。
そして言葉は…。
「あちゃ〜」。
言わないですよそんな。
(大木)逃がしちゃったから餌。
ババババン!水陸両用でございますよ。
水陸両用!
(武井)水の中でも速いし陸出てきてもいけるという事です。
強そう!さすがやな。
最強でしょ。
さすがでしょ。
一体どんな古代モンスターだったのか復活させてみましょう。
4億年の時を超え…皆さん上を見て下さい!わっわ〜!来ました!大きいですね〜。
という事で正解は巨大な怪物魚でした。
でかいな〜。
(冨田)名前はダンクルオステウスという名前の…。
今から4億年ぐらい前のデボン紀という時代に海の中に住んでいた魚なんですけれども。
聞いた事ない言葉ばっかり。
短めで6m。
一番長い推定で10mという個体もあるみたいなんですが。
クジラとかみたいなね。
そうですね。
体長10mにもなるという巨大魚ダンクルオステウス。
一体どんな生物だったのか?最新の高精細なCGで現代によみがえる
すごいな!え〜!
(足立)エラが…。
こわっ。
こわ〜い一発だ。
すごい!すごいな!このダンクルオステウスなんですけども大きさで最強だったという事だけではなくて実は驚くべく能力を秘めていたんですね。
どんな能力があったと皆さん思いますか?ここの部分。
アゴのかむ力なんです。
(武井)かむ力!いかにもすごそうな。
今ちょっと口パクパクしてますけども。
うわっこわっ!まあまあ可動域広い。
(冨田)でかいだけじゃなくて鋭い歯のようになってます。
このダンクルオステウスどれぐらいのアゴの力の強さだったのか知りたいですね。
(一同)知りたい!じかで見られたらいいですよね。
見たいですけど。
でも見れるんですか?当ミュージアム見る事ができるんです。
マジで?
(大木)見せてよ。
その謎を解くべく最強モンスターをある方法で復活させました。
まずはこちらをどうぞ。
古代モンスターが所狭しと並ぶ日本屈指の博物館だ。
閉館日の静まり返った館内。
その片隅で何やら怪しげな動きをする男たち。
一体何をしているのか?
(佐藤)このダンクルオステウスの歯の寸法を測ってるんですけど。
ロボットでですねこのダンクルオステウスを復活させようと。
かく言うこの男こそ古代生物を現代によみがえらせる…
シーラカンスの泳ぎをロボットで緻密に再現する事に成功。
「ロボット古生物学」を提唱する機械工学のエキスパートだ
絶滅してしまった動物もロボットで再現してその動きを調べてやれば力学で再現できると。
それは非常に面白いと思います。
佐藤さんは「プロジェクトD」を発足。
ダンクルオステウスのアゴのパワーを復活させる挑戦が始まった
およそ4億7,000万年前。
初期に繁栄した魚はまだアゴを持っていなかった。
そのため食事は開いたままの口で海底の微生物を砂ごと吸い込んで食べていた。
その後エラの骨が進化しアゴを持った魚が誕生。
アゴを使う事で獲物を効率よく捕らえる事が可能になった。
その中でも桁外れに強じんなアゴを獲得したのがダンクルオステウスだった。
ダンクルオステウスはその強じんなアゴでより硬く大きな獲物もかみ砕き海の生態系の頂点に立った。
一体そのパワーはどれほどだったのだろうか?
ここにプロジェクトDに参加する研究者が現れた
このプロジェクトに参加できて光栄だよ。
デボン紀の海の王者について話すのはとても興奮するね。
2006年ウエストニートさんたちはダンクルオステウスのかむ力に関する論文を発表。
化石をもとにコンピューターモデルでアゴの構造を再現。
驚くべき事実を明らかにした
アゴを動かす時に人間は1つの関節しか使わないんだ。
それに比べてダンクルオステウスのアゴはより複雑で4つの関節を使っているんだよ。
人間は左右一組の関節で下アゴだけを動かしてかんでいる。
しかしダンクルオステウスの場合4組の関節が連動。
下アゴだけでなく頭を上下に大きく動かしかんでいた。
つまり下アゴの動きと頭を下げる動き2つの動きを組み合わせる事で大きな力を生み出していたのだ。
そのパワーをコンピューターで試算したところ驚くべき結果が!
アゴが閉じる時およそ6,000Nつまり600kg重ものかむ力が生まれていたんだ。
このかむ力は生物全体の中でも最強クラスさ。
生物最強クラス!?一体600キロのパワーとはどれほどのものなのだろうか?調査すべくやって来たのは動物園。
ここには強そうな動物が数多くいる。
そして絶滅が危惧されるこんなヤギも
メェーメェーななめぇ!
現代に生きる動物のかむ力をこちらの特殊な測定器で大調査。
まずは人類代表として八木の力をチェック
成人男性のかむ力は60キロから70キロ。
「サバンナ」という名の割には至って普通。
気を取り直して動物で調査開始。
そこにいたのは…ワニ!
あかさたなはまやらワニ!何をやっているの。
いきます。
かんだかんだ!
くだらないギャグに怒ったのか激しくかみつくワニ
これはすごい結果が期待できそうだ
結果は108キロ。
ダンクルオステウスのにすぎなかった
次に調査するのは百獣の王ライオン
恐る恐るおりの中へ入ると…
近い見てるやん!わわわわっ!もうかもうとしてるやん!
かなりビビりながら測定しようとしたその瞬間!
(八木)わ〜!かんでるかんでるかんでる!これすごっ!めっちゃ…。
あちゃ〜ボロボロ
なんと百獣の王ライオンですらダンクルオステウスの1/3。
凶暴なライオンやワニでも遠く及ばない桁外れのアゴのパワーをダンクルオステウスは持っていたのだ
そしていよいよプロジェクトD始動。
リーダーの佐藤さんは金属加工の達人たちと共にダンクルオステウスの復活に挑んでいた
目の前に現れたのは巨大な鉄の塊
分厚い鉄板を組み合わせ頭部やアゴを実物大で製作
更に化石をもとにダンクルオステウスの鋭い牙も再現
中でも佐藤さんが最もこだわった復活ポイントそれが600キロものパワーを出すアゴの構造だ。
その実現のために欠かせないのがこちらのバネ
市販品ではなくて特注品になってます。
速くバチンと閉めてかみ切らなきゃいけないのでバネを採用したんですよね。
佐藤さんは実物と同じように4つの関節で頭と下アゴを連携させ特注のバネで素早くかませようというのだ。
果たしてねらいどおりにアゴのパワーは発揮されるのか?このあといよいよ…
その驚くべきパワーを超体感せよ!
(武井)来た〜!来ました〜!すごいな。
こちらが…
(大木)重そう。
めちゃめちゃ重いやん。
重そう!大丈夫?出来上がりましたけれど皆さん実際見て…。
こんなスタッフが腰入れて荷物運ぶとこあんま見れへんで。
分厚い鉄板。
想像を絶する迫力ですね。
(大木)チェーンが超ぶっといんだけど。
(足立)すご〜い!
(武井)ジェットコースターのチェーンみたいなのついてるじゃないですか。
やばっあのバネ。
(大木)特注だもんねバネが。
世界で初めてダンクルオステウスのアゴの破壊力を復活させた佐藤隆一先生にお越し頂きました。
よろしくお願いします。
(拍手)メカ作るの大変でした?結構鉄板が厚いので大変でした。
それから溶接きれいにやってもらおうという事とか中の仕掛けとか。
もう完璧に再現?バッチリ!バッチリ!こいつが動きだすところ見たいですよね?見たい!かむところ見たいですよね。
何かむの?今から見せて頂く事はできますか?できます。
いいですか?はい!
実際のダンクルオステウスと同じ600kg重のかむ力を持つメカダンクル。
かませるのはレンガ
果たしてその実力は?
それではダンクルオステウスのアゴの破壊力を超体感して頂きましょう。
メカダンクル頂いちゃいなさい!え〜。
怖い怖い。
(一同)うわ〜!すごい!
(大木)簡単に割れた!食べた!こわ〜!ダンクル。
(大木)かみ切った。
(足立)すごい!よういかんわ!
(一同)うわ〜!ありがとうございます。
皆さん断面!え〜!こんなにきれいに!何これ?だから砕くというよりもほんとにスパーンって切れちゃったというような。
一瞬ですね。
(足立)すっごい!カプッていきましたよね。
(大木)硬いものをかんでる感じじゃなかったもん。
スッといったよ。
すげえなこれ。
続いてこれいきましょう。
ちょっと武井君一応これ硬いよっていうのを。
硬いですね。
(笑い)武井さんでも無理?全力でやって頂いてありがとうございます。
これは横なんや。
ではまいりましょうか。
メカダンクル頂いちゃいなさい!これ結構怖い!こわっ!あ〜怖い怖い!
(一同)うわ〜!めちゃくちゃするやんメカダンクル。
(足立)何これ!すごい!
(足立)潰れるとかの問題じゃない。
(大木)グニャリだよグニャリ。
ストローみたいになっちゃった。
すごいね。
えっこんな簡単に?うそ?めっちゃくちゃするやん。
すごいですね。
見事にもうグニャグニャなっちゃいましたね。
これ4節のリンクなんですね。
ウエストニート先生によりますと。
アゴの関節が4つあるという。
4つありますから頭が上がった時に口が前へ出るんですね。
それでかみついて引きずり込むんです。
そういうかみ方をします。
それがものすごく速く閉まりますのですごい力が出る。
はあ〜。
この人は海の中で何食ってたの?
(笑い)何食ってたんですか?先生。
当時はもう既にアンモナイトの仲間が出てましたので殻を持ってますから。
貝ごといってたんですか?殻ごと食べたりとか。
あるいは同じ時代にほぼ2mぐらいのサメの仲間もいたのでそういうものでも食べられたんじゃないかと思いますね。
骨ごといっちゃうんですね。
(冨田)もちろんはい。
でもこういう最強生物も滅亡してしまったんですよね。
何で?なぜか気になりますけど。
確かにアゴの力はこれが多分最強かもしれないんですけどアゴの力が全てではありませんのでそれよりもっと進化した子供を産む…再生産がもっと上手なのが出てくればやっぱりそれに劣るグループは負けるんですよね。
いくらアゴが強くてもね。
これは強いよ。
武井君無理やな!
(笑い)
(大木)いよいよ敗北じゃない?初の負けでよろしいでしょうか?ただ勝ちようはゼロじゃねえなとは…。
おっ?じゃあダンクル来たらどうする?場所は熱海でしょうね。
(大木)海?地上?どっち?熱海の干物屋さんの並んでる辺りで地上からすげえ挑発するんですよね。
「来いやダンクル。
お前なんかなんて事ねえぞ」と。
そしたら怒ってワーッて来ますよね。
バックステップしてザザーンって座礁したところで何か月かほっとけば干物になる。
ずるい!手は出さへんけど引き分けには持ち込める。
そうですね。
持ち込めるか!
(笑い)ピカイア!
(足立)あれ?ピカイアちゃんが出てまいりました。
さあここでピカイアクイズです。
きた!もう一つ謎めいた水中の古代モンスターをご紹介しましょう。
こちらです!名付けて「ぐるぐる化石」です。
館長このぐるぐる化石は世界中の考古学者を悩ませた不思議な化石だという事ですが。
ある動物の一部分なんですけど3億年ぐらい前の海の中に生息していた動物。
(大木)3億年前?海の中。
(足立)え〜難しいな。
ちょっと触ってみますか皆さん。
何?これ。
悩ませていたという事はやっぱりパッと見ても分かんないような。
(大木)一部分というのはどういう事ですか?
(冨田)体全体の一部分なので。
全身じゃないんですか?これ。
(冨田)全身じゃないんです。
(大木)全身じゃないんだって。
(足立)この先つながってる?ヒントは海っていうのがありましたし。
はい。
こんな感じ。
これは?
(足立)ピューッて。
ピューッて?もうちょっと具体的に説明してもらっていいですか?足立さん。
すいません。
これは渦巻きはそのままで何かくちばしがヒューッとなってる。
じゃあこれが胴体という事ですね。
(足立)はい。
武井君いきましょう。
ちょっと大型のこれじゃないかと。
ババン!
(一同)お〜!これは?
(武井)タツノオトシゴみたいなそういう系の尻尾の部分かなと思って。
くるくるっと巻いてるじゃないですか。
巨大版!あれのでっかい版。
あるかもあるかも。
ピカイアちゃん正解いる?ピカイア!「あれちょっとかすってる人いるよ」。
マジで?ピカイアちゃん誰?かすってるのは誰なの?ピカイア!「うそぴょん!誰も当たってねえよ」。
(笑い)きついね意外と。
さあという事で実はこんな生物だったんです。
世界中の動物の剥製から太古の恐竜の化石まで所蔵品は実に1億3,000万点に上る。
世界最大の博物館だ。
40年以上化石の研究を続けてきたロバート・パーディさん。
謎のぐるぐる化石の正体を解き明かす貴重な手がかりを特別に見せてくれた。
それがこれだ!70年以上前アメリカで発見されたふだんは非公開の超お宝化石。
この化石がお宝と言われる訳それは…表面についているこの黒いブツブツ
化石についている黒いブツブツは軟骨の痕跡です。
化石に軟骨が残っているケースはとっても珍しいんですよ。
そのおかげでこいつの正体が太古のサメだと分かりました。
正体はサメ!?確かにサメの骨格のほとんどが軟骨でできている。
そのため古生物学者たちはぐるぐる化石の正体を古代に生きたサメの一部と考え「ヘリコプリオン」と名付けたのだ。
でもサメのどこにこんなぐるぐるしたものがあったのだろうか?100年にわたって古生物学者たちがその姿を復活させようと挑んできた。
ある者いわくこれは背びれ。
またある者いわく鼻である。
お次は尻尾。
舌だと考える人も。
さまざまな説が唱えられる中ロバートさんがたどりついた答えがこれだ!
私が考えたのはこんな姿です。
…ってあれ?普通のサメじゃん。
しかしよ〜く見ると口の中にぐるぐるらしきものが
私はこの化石を歯だと考えています。
なぜなら化石についている三角形の形がサメの歯と全く同じなのです。
ロバートさんはぐるぐる巻きの正体は歯で口の真ん中に垂直についていたと考えた。
でも本当に!?2013年ロバートさんの説を裏付ける研究成果が発表された
アイダホ大学の研究チームが別のヘリコプリオンの化石をCTスキャンにかけたところぐるぐるの周りになんとアゴの化石が見つかったのだ
この図はヘリコプリオンの頭部を横から見たもの。
緑に塗られた部分は上アゴ。
青い部分が下アゴ。
アゴとの位置関係からぐるぐるが口の中央に垂直についていた事が明らかになったのだ。
最新の研究結果に基づいてヘリコプリオン復活!
うわおもろい!変な顔!うわ!
(足立)食べれてなくない?
垂直についた歯が獲物を一刀両断!
(大木)食べられないじゃん。
食べよう。
やっつけるんですけども全部逃がしてます。
しかしヘリコプリオンの歯はどうしてこんなにぐるぐる巻きになっているのだろうか。
ロバートさん?
実はぐるぐる巻きにするメリットは全く分かっていません。
多くの謎を秘めている事がこの化石の魅力なんですよ。
ぐるぐる巻きの不思議な歯を持った太古のサメヘリコプリオン。
いまだ多くの謎に包まれている
ピカイア〜。
ピカイア君あれは分からんわ。
はっきり言って。
そしてあのCG皆さん不思議じゃなかったですか?来ます。
捕らえる時に切るけどイカ全部逃げてた。
食べてなかったよね。
イカ一口もいってへんやん。
だから学者の方もねメリットが全然分からないって。
CTスキャンでアゴの位置で歯の位置がはっきり出ましたからあそこにあった事は間違いないんだと思うんですね。
ヘリコプリオンというのは実は北アメリカだけじゃなくて日本でも見つかってますしアジアでも見つかってヨーロッパでも見つかっててほぼ世界中にいたんですよね。
しかも5,000万年ぐらい長い間繁栄してたんです。
だからあの使い方は我々は分からないんですけれども何かメリットがあったはずなんですよ。
そうなんや。
さあベッキーちゃん続いて復活させるのは何でしょうか?再び当ミュージアムが所蔵する古代モンスターをご覧下さい。
さあ出てまいりましたが続いては水中の古代生物が繁栄したあとに陸上で進化した1億5,000万年前の古代モンスターを復活させたいと思います。
逃げろ!えっえっ…何?
(大木)ちょっとどこよ!置いていかないでよ。
うわ〜!
(鳴き声)やばいやばい!え〜こわっ!
(鳴き声)
(八木)来るな来るな!あ〜!
(足立)あ〜食べられた!
(八木)痛い痛い痛い!
(鳴き声)うわ〜!はいはいはいは〜い!はいはいはいはい。
(大木)ベッキーには随分優しい。
私みんなと仲良くなれるんです。
(冨田)アロサウルスという。
アロサウルスね!今から1億5,000万年ぐらい前ジュラ紀の終わり頃にいた当時としては最強の恐竜ですね。
最強なんですか。
すいません。
遠くが見えないです。
(大木)懐いてるよ。
懐いてるよ。
いい子いい子。
1億年前の地球ってどんな世界なんですかね?ジュラ紀の終わりから白亜紀1億年1億5,000万年というのはまさに恐竜時代。
世界中に恐竜があふれていた時代ですね。
今よりもずっと暖かくて地球全体が非常に温暖。
今回復活を果たしたアロサウルス。
しかし恐竜がこんな姿だと分かるまでには紆余曲折があった。
実は肉食恐竜の化石が発見されて間もない1850年代の復元図ではまだ前足は地面に着いていた。
しかし20世紀に入ると恐竜は立ち上がるようになり近年ではとても俊敏に動いていた事も分かってきた。
更に!
昔恐竜はは虫類って考えられていたので当然ウロコのような皮膚だったんですが中国で一番最初に見つかったのもう20年ぐらい前になると思うんですけど羽毛の生えた化石が見つかったんですね。
小型なんですけど肉食恐竜です。
それが最初見つかった時に私もビックリしました。
え〜っと思ったんですけどその後毎年のように次々に見つかりましてねもう十何種類見つかってるんですね。
ですから少なくとも肉食恐竜にはもう羽が生えていたというのが常識なぐらいになってる。
羽?
(冨田)羽です。
羽毛です。
(足立)想像つかな〜い!実はこの恐竜が生きていた時代に私たちにつながる○○類の祖先も生きていたんです。
(武井)哺乳類。
哺乳類の祖先も生きていたという事が判明してきてるんです。
という事でお待たせしました。
人類につながる哺乳類の祖先を復活させました!やったきた!
(武井)しかもアロサウルスいる中で。
アロサウルスに襲われるんちゃう?
(大木)アロサウルスも待ってるけど。
あれ?いますよ!ちっちゃ!
(武井)下にいるちっちゃいのが。
(大木)どこにいるの?あっいたいたいた!向こうでぐるぐる回ってるよ。
行っちゃったどっか。
どっか行った!来た来た…。
いい?連れていって。
どうぞどうぞ。
これが我々人類の…。
ちょっとごめんごめん。
アロちゃん。
アロちゃん今そういう時間じゃないから。
(鳴き声)ごめんごめんごめんごめん。
(大木)これ俺たちの先輩なの?先輩です。
(足立)でも何かネズミっぽくないですか?でもネズミじゃないんですよね館長。
(冨田)ネズミじゃないんです。
「ジュラマイア・シネンシス」という…。
中国で見つかった化石なんですけれども時代的にはこのアロサウルスとほぼ同じジュラ紀の後期。
1億5,000万年ぐらい前。
すご〜い。
(大木)こんなちっちゃいのいたんだ!祖先という事ですから。
ピカイア!ピカイア出てきました。
ここでピカイアクイズです!
(大木)スゴ技?はい。
こんなちっちゃい体して猛烈にたくさん子供を産めた。
なるほど!あ〜!繁殖力が強いやつこそ生き残ると言うてましたからこれはもしかしてありそうですねぇ。
(武井)ゼロじゃないぞ。
すごい足が速かった。
だから食べられる事なく逃げられるから生き残れた。
すごい耳がよかった。
あっ聞くのがすごい。
だから敵が来そうな時はその数キロ先の音でもう避難するというか…。
敵から逃げるための手段が何か発達してたんではないかと。
という事で…。
ありそうありそう!当ミュージアムはですねジュラちゃんのある部分を詳細に復活させる事でそのスゴ技を突き止めました。
こちらのVTRご覧下さい。
温暖な気候のもと広大な森が誕生したジュラ紀
それは恐竜の全盛期
アロサウルスなど大型の肉食恐竜が大地をかっ歩し生態系の頂点に君臨していた。
一方哺乳類の多くは恐竜におびえるようにその足元でひっそりと暮らしていたと考えられている
そう哺乳類はちっぽけな存在だった。
しかし!私たちの祖先であるジュラマイアがあるスゴ技を身につけた事で哺乳類の置かれた状況が一変したという。
一体どんなスゴ技なのか?それを突き止めた人物がシカゴにいる!
シカゴ大学で哺乳類の起源を研究する…
彼こそ世界で初めてジュラマイアの化石を発掘した人物だ
これがジュラマイアの化石です。
体長が12cmのとても小さな哺乳類で今から1億6,000万年前のジュラ紀に生息していました。
手のひらにすっぽりと収まるほどの小さな化石の中に頭背骨そして腕まではっきりと残されている
すご〜い。
中でも博士が注目したのはジュラマイアの手。
まるでVサインをしているかのようだ!
ハハハハ。
ほんまや。
こちらは化石から復元したジュラマイアの手の骨格。
同じ時代に生きた他の哺乳類と比較してみると極端に細く長い指である事が分かる
実はジュラマイアの手は私たち人間の手にそっくりなのです。
とても器用に動かす事ができたと考えられそれがジュラマイアの一番重要な特徴なのです。
人間の手と比べてみると確かによく似ている。
我々の祖先ジュラマイアはこの手を使って驚きのスゴ技を編み出し恐竜時代を生き抜いたというのか!?
そのスゴ技を探るためジュラマイアの手の復活に挑む!
今回の復活仕事人は…
これまでNHKの数々の番組で精巧な生物模型を作り形だけでなく動きまで再現してきた
ジュラマイアの手は一体どんな動きをするというのか?
(服部)手のひらの中心に向かって指が集まるように動くものなんですけどもこのジュラマイアの手もそういう動きが想像できます。
ルオ博士のデータを基にジュラマイアの指の動きを骨格から忠実に再現していく
そして1億6,000万年の時を超えジュラマイアの手がついに完全復活!
動きを見やすくするため人間の手と同じサイズに拡大してある
細長いペンを渡すとこのとおり!難なくつかんだ
丸いボールも見事にキャッチ!
(大木)ジュラマイアとキャッチボールできんじゃん。
それだけではない。
割れやすい生卵も長い指を器用に使って壊さずにつかむ事ができた
そうジュラマイアの手はどんなものも自在につかむ事ができたと考えられるのだ
これが今6mm本当だと6mmぐらいなのでこう握った時に僅かな隙間ができるんですが恐らくそこが1mm以下だと思います。
なのでものすごく小さな1mm以下のものでもつかめたんじゃないかと思います。
ジュラマイアはこのつかむ力で恐竜時代を生き抜くスゴ技を生み出した。
それは!?
ジュラマイアはこの器用な手を使って木の皮や小さな枝をつかみ木に登る事ができたのです。
生い茂るジュラ紀の巨木を10m以上の高さまで登る事ができたと考えられている
すごいな。
どんなに高い木であってもジュラマイアは一番上まで登る事ができました。
そのため地上の肉食恐竜から逃れる事ができたのです。
天敵もおらず昆虫を食べたりして快適な生活を送っていました。
この器用な手を持った事はとても革新的な進化だったのです。
恐竜を上から見下ろし木の上に楽園を築いたと考えられるジュラマイア。
活動範囲を広げた哺乳類は大繁栄への道を歩み始めるのだ
さあ今回ですね復活させたジュラマイアの手。
こちらにご用意いたしました。
こちらでございます。
(足立)すごい!
(大木)リアル!すごくないですか?ちょっと大きくしてみたんですが。
動き見て下さい。
(足立)うわっすご〜い!
(大木)これがあのちっちゃいサイズでしょ?でもこうやって器用に何でもこうできるという。
「おいで」って言ってるみたいですね。
「こっちおいで」。
おはようございます。
「子供できるらしいな」。
ありがとうございます。
「頑張るんやで」。
はいどうもジュラマイアにいさんありがとうございます。
「行ってよし」。
触ってみますか?手のひらの感触とか。
あだっちぃーじゃちょっと握手。
ジュラマイア先輩と。
ああ〜っ!すごい!ギュッて握られるでしょ?
(足立)なんかすごい!でも柔らかいしでも結構意外とちゃんとつかむ力もあるから。
この器用な手で10mの高さの木を登っていたという事なんです。
(大木)そこまで分かってんの?はい。
さっきVTRでもちょっと出てきましたけどあの当時他の哺乳類たちはみんな地面にいるんですよね。
それが木に登れるっていう事は2次元の世界から3次元の世界になれますし地上にいると恐竜たちその他動物が怖いんですけどもう完全に10mも上がってしまえば襲われる心配もないしという事で。
なるほど。
それで生き延びて哺乳類は発展進化してきたという事なんですよね。
ふぅん。
まあ僕も10mぐらいだったら登れますからね。
10mのヤシの木登ってヤシの実取った事ありますからね。
何の負けず嫌い!?
(笑い)では再び当ミュージアムが所蔵する古代モンスターをご覧下さい。
(武井)来た!うわぁ来ましたね。
次は何?
(足立)何だろう?続いては生命が飛躍的に進化した原点ともいうべき時代の古代モンスターで〜す!どの辺りなんでしょうか?ピカイア!ピカイアちゃん来た。
ピカイア!えらいテンション高い。
どうしたどうしたどうした?というのもこの時代およそ5億年前のカンブリア紀なんですがピカイアのモデルとなった古生物が生息していたと。
ピカイアだ!え〜そうなんだ!ですから喜んでいるんじゃないかなと。
「来た来た出番が」って感じやね。
ピカイア!この時代の古代モンスターは今の生物からは想像できないような姿形をしたユニークな奇妙キテレツな生物が多く「カンブリアンモンスター」と呼ばれていたんですね。
そこで今回カンブリアンモンスターが数多く存在するふだんカメラの入れない特別な場所に潜入しました。
数々の古代モンスターが眠る生命進化の殿堂スミソニアン博物館。
ここに長年ベールに包まれてきた特別な収蔵庫がある
ふだんは決して入る事ができないバックヤードへ潜入
いやぁ面白い。
貴重ですねこれは。
この先は厳重に管理されているセキュリティーエリアなんですよ。
博物館のベテランスタッフトーマス・ジョースタッドさんが案内してくれたこの部屋。
生命史を塗り替えたカンブリアの化石がそろう世界で唯一の場所。
100年以上にわたって集められた化石の数はなんと6万5,000点
この時代の生物はとにかく奇妙なんですよ。
100年前から古生物学者が復活に挑んできたカンブリアンモンスターたち。
トーマスさんとその挑戦の歴史をたどっていこう。
まず1つ目は…
どんな化石なのか。
それがこちら!
一見枯れ枝のようにも見えるこの生物。
その名は「ハルキゲニア」。
ラテン語で「幻惑するもの」を意味する。
1977年ハルキゲニアの復活に挑んだのが…
長い針のような部分が2列になっている事に着目。
ムカデのような足だったと推測した。
モリス博士の復元図がこれだ。
まるで2列の竹馬のように長い針で海底を歩き上の棒は水中にゆらゆら揺れていたと考えたのだ。
ところが…
その復元図実は間違っていたんですよ。
えっ?間違い!?突然ですがここでビビる大木さんにクイズ!
大木さんお願いします。
モリス博士によるハルキゲニアの復元図。
そこには根本的な間違いがありました。
果たしてそれは何だったんでしょうか?
この中に根本的な間違いが実はあったという。
根本的に違う?根本的に違ったですね。
何かこうなってるでしょ?うん。
下の足の所。
これが足じゃなかった。
足じゃなかった?そもそも。
あれが足やと考えてた事自体が根本的な間違い?うん。
俺足だと思わなかった最初見てて。
あれはじゃあ何なんでしょうか?あれがこうなってんのかな?ハハハハ。
イエイ…イエイ!いや「イエイ」じゃなくて。
あれがこう上…頭っていうの?上っていうの?なるほど。
方向があれが下というふうに思ってるけどそれがあべこべで実はあっちが上だったんじゃないか?さあどうなんでしょうか?
さあこの復元図何が根本的に間違っていたのか?ここで復活仕事人登場!
1992年に最新の顕微鏡を駆使してある大発見を発表した。
注目したのは化石の上の短い棒。
その先端をよ〜く見るとなんと「つめ」がある事が分かった。
そうつめのあるこちら側が足だったのだ。
つまり正解は…こういう事!
上下逆さまだったのです。
長い方の針は背中にあったんですね。
敵から身を守るためにトゲトゲで武装していたのでしょう。
さあ最新のCGで幻惑モンスターハルキゲニアを復活!
何ともまか不思議な姿。
背中のトゲトゲで敵から身を守りつつ足の先のつめを使って海底を歩いていたと考えられている
でも食べられないですねこれだとね。
驚くのはまだ早い。
続いて復活するカンブリアンモンスターは?その名も…
その化石がこちら。
うん?何だかエビみたい
実際この生物をエビの一種と考える古生物学者もいた。
しかしそれは間違い。
実はこのエビのようなものは生物の体の一部にすぎなかったのだ。
後になって見つかったクラゲのようなドーナツ状の化石。
ナマコのようなずんぐりした化石
今ではこのエビクラゲナマコが同じ生物の一部である事が分かっている。
この3つの化石をヒントにミステリアスモンスターを復活させる事ができるかな?
ピカイア!やってまいりましたピカイアクイズ最後のクイズとなりました。
発見されましたエビのような長細い化石そしてクラゲのようなドーナツ状の化石更にはナマコのようなずんぐりとした化石3つありましたがこれらをうまく組み合わせましてミステリアスな古代モンスターを皆さん復活させて下さい。
それぞれ独立した動物にも十分見えるんですけれども実は一つの生物。
ほんまに魚のようなエビのような。
できた?ジャン!これはどうなってる?
(足立)ここがナマコのようなやつでこれがクラゲでここがエビっぽいやつなんですけど…。
一直線につながってる。
全部一直線につながっててわっかになってるっていう事は間のこのわっかの部分にこれが入ってたんだろうなみたいな。
魚が浮き輪をつけてるみたいな感じですね。
そういう事です。
こういう事でしょうかね。
クラゲと…でナマコってみんなベチョッて置くイメージあったけど実はちょっとこう立ってる。
あれが縦にクラゲのやつの中に入ってる。
そしてエビは?これです。
サイズがちっちゃいんですか?そうです。
キモッ!だから「キモイって言わないで」って言ってるのいつも。
バババン!うまいね。
(武井)前から見たらドーナツ状の口みたいに円くなっていて上から見るとナマコ状にまるまるとしていて何かヒレみたいなのがちょっとついてるんだけどもおなかの辺りはエビのように水底をはったりもできるようになっているっていう。
ピカイア!いた!?これね私もびっくりですけど結構近い人がいます。
マジ!?ほぼ正解というような方がいますよ。
これもしかして大木さんやったらマジで「俺に聞け!」ですよね。
(笑い)カンブリアの事は俺に聞け。
さあミステリアスモンスターは一体どんな古代モンスターだったのか復活ゲートの中にいますよ。
(武井)いるの!?さあ皆さん来ますよ〜!うわ〜何じゃこれ!?独特な形ですけれども。
(大木)先生サイズもこれですか?
(冨田)これ実物大ですよね。
これナマコのような化石が胴体でその先端部にエビのような化石が2つつきましてクラゲのようなドーナツ状の化石は口だったと。
(足立)ああほんとだ!だから武井君が言ったのが口になってるというのは当たってる。
結構フォルムも似てるので。
(武井)ヒレも似てますよね。
そうなんですよ。
結構近いいいとこつきましたね。
エビが前っていうのだけちょっと分かんなかった。
惜しかった惜しかった。
大木さん全然違います。
今後大木さんにカンブリア研究家が聞きに来る事はありません。
僕は言ってもカンブリア芸人ですから皆さんお願いします。
さあ館長この不思議な生物は何ですか?
(冨田)アノマロカリスという名前でカンブリア紀最強のモンスター。
さあ今回ね実際動きます。
エビのような部分どのように動いてたのか見て頂きましょう。
(足立)うわ〜!
(武井)恐ろしいな。
(大木)ほんとモンスターだね。
(武井)エイリアンみたい。
(足立)こっち向いてるよ〜。
うわ〜!おいでって言ってますよ。
(大木)おはようございます。
「君子供生まれたらしいな。
おめでとうやで」。
ありがとうございます。
失礼します。
「行け行け」。
何で古代生物との先輩後輩ノリやるんですか。
(笑い)さあ皆さんご注目下さい。
同じ時代に生きていた他の古生物と比べるともう強かったっていうのが一目瞭然です。
よいしょ。
(武井)そのサイズ?ハルキゲニア?それ。
あとこれほら口がみんな気持ち悪い…。
これが皆さん実物大です。
(大木)そんなちっちゃいの?そうなんです。
だからいかにこの子が最強だったか。
(大木)でけえ!全然大きさ違いますよね。
このサイズ感の差これが一緒にいたという事ですから。
カンブリア紀の生物はなぜこんなにもユニークなんですかね?とにかく好き勝手な方向に進化してみようよみたいなね。
邪魔するものがほとんどいないのでほんとに好きな環境に好きな方向に勝手に進化してるっていう。
カンブリア紀になる前は数も非常に少なかったんですけどカンブリア紀に入るといろんな動物がいろんな形でワーッと多様化して出てくるんですね。
それで「カンブリア爆発」って呼ぶんですけど。
じゃあもしかしたら僕たち人間も今後地球環境が変わっていけばまた進化するっていう可能性はあるんですか?あると思いますが人間の場合は他の生物と状況が違うんですね。
何でかっていうと我々は知識とかものすごく電子頭脳とか発達させてしまってますので人間自身で環境をコントロールしようとしている。
それは今までの他の生物とは全然違う事なので我々はこれから先今までのような自然と生物の関係だけで進化していくかどうかってちょっと分からないところがあります。
(チャイム)あら?
(館内アナウンス)「間もなく閉館の時間です」。
「古代モンスター復活ミュージアム」お楽しみ頂けましたでしょうか?もう何か想像もしてなかった形とか能力を持った生き物がいっぱいいたんで現代に生まれてよかったなって思いました。
ほんとですね。
1億年もしたらねひょっとしたら俺が古代モンスターのような存在でその時地球にいる人たちにね「こういうのがいたらしいぞ。
メガネっていうのかけてたらしいよ」みたいなさ…なるかもしれない。
ちょうネクタイがクイズで出題されてね。
かもしれないもんね。
分かんないですからねこればっかりはほんとに。
いや〜すごい。
驚いた。
歴史っていうのはすごいな。
(アロサウルスの泣き声)
(八木)助けて〜!助けて〜!皆さん逃げて!アロサウルスが…めちゃくちゃや!ああ〜!痛い痛い!あ〜かまれてる!八木さん!弱肉強食ですね!それでは皆さんまたのお越しをお待ちしておりま〜す!楽しそう!アロちゃんアロちゃん!静かにしなさい。
よ〜しよしよしよし。
2015/08/10(月) 01:05〜02:05
NHK総合1・神戸
超体感!古代モンスター復活ミュージアム[字][再]

世界各地に眠る古代生物(モンスター)たちのお宝化石を大公開!最新科学が解明した、その驚異的な能力や生き様を、CGやロボットを駆使してスタジオに大復活させる!

詳細情報
番組内容
たった1個の細胞から40億年かけて、今の様々な姿形へと進化を遂げてきた、私たち「生命」。その間、実に奇妙な古代生物(モンスター)たちが次々と生まれては姿を消していった。その異形を今に留める世界各地の“お宝化石”を大公開!彼らの驚異的な能力や生き様を、最新研究成果を元に、CGやロボット技術を駆使して大復活させる。想像を絶する古代モンスターたちが、スタジオ狭しと大暴れ!百獣の王・武井壮もタジタジ!?
出演者
【司会】ベッキー,高橋茂雄,青井実,【ゲスト】武井壮,ビビる大木,足立梨花,八木真澄,【講師】古生物学者…冨田幸光,金沢工業大学教授…佐藤隆一,【語り】大川透,園部啓一,宗矢樹頼

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学

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