生字幕放送でお伝えしています≫第97回全国高校野球選手権。
大会4日目の第4試合です。
大分の明豊と宮城の仙台育英10対1と仙台育英がリードして8回の表追加点のチャンスを迎えています。
代打の百目木がバッターボックスです。
宮城大会は4割1分7厘で打点6をマーク。
一塁ランナーには代走俊足の瀬戸が起用されています。
8番セカンドの谷津。
キャッチャーの麻生がよくとりました。
宮城の仙台育英打線はここまで19本のヒット。
先発全員安打。
二塁打の数でも大会の記録を塗り替えています。
大分の明豊は先発ピッチャーが前田。
2人目、吉元そして3人目の片山が今、マウンドです。
外野の照明にも5時55分明かりがともりました。
そして、外野審判が出ています。
外野手を代えるでしょうか。
≫レフトの山中君がピッチャーに入るんじゃないでしょうか。
≫ピッチャーも代えますね。
背番号18の菅野がレフトに行きました。
今日一度、投球練習場で肩を作っている山中が4人目のピッチャーとしてマウンドに行きました。
2年生の山中です。
やはり大分大会での登板の実績はありません。
レフトに入ったのは菅野。
サードコーチをしていました。
山中も2年生で4番も打っています。
4番ピッチャー山中と代わっています。
4年ぶりに夏の甲子園にやってきました。
大分の明豊高校。
8回、9回の反撃のイニングは残されています。
ただ、仙台育英としても7回の裏に1点を返された直後ですからここでもう一度、突き放して完全に試合の流れをつかみたいところでしょう。
9番のピッチャーの佐藤世那です。
≫よく腕が振れたスライダーですね。
≫これまでのピッチャーのようにとにかくストライクで思い切って勝負してもらいたいですね。
≫三塁ランナーがホームにかえりました。
二塁ランナーもかえってきて2点追加。
12対1。
佐藤世那のヒット。
仙台育英からしますと1点を失った直後に追加点を取りました。
1番の佐藤将太。
≫本当、勢いというか流れというか先ほどのショートでもとれそうな当たりなんですけどね。
勢いに押されてヒットにされてしまいましたね。
≫20本目のヒットです。
宮城大会でのチーム打率4割2分3厘1試合平均11.3得点を取ってきた仙台育英打線が甲子園でも初戦その力を見せています。
キャッチャーの麻生が内野手を集めます。
先発ピッチャーの前田が川崎監督の指示を伝えます。
≫恐らくここまで前田君が投げてきたようにとにかく勝負しないといけないんだということですよね。
≫もう投球練習場には誰もいません。
2番の青木です。
ここを切り抜ける鍵を握るボール、ありますでしょうか。
≫やはりスライダーですね。
そのボールを腕を振って投げれるかどうか。
しっかり腕を振るかどうかでしょうね。
≫8回の表宮城の仙台育英が2点を加えました。
佐藤世那の2点タイムリー、12対1。
今日、最大得点差の11点に広げました。
これから8回の裏の大分の明豊の攻撃です。
≫今も山中君、最後に開き直った、思い切った投球ができましたね。
完全なボール球だったんですけど落ちたというところが相手を打ち取った1つの要因だったと思いますね。
≫8回の佐藤世那投手の投球です。
サードに西巻が入りました。
この回、先頭の9番センターの堂田。
レフトには山本が入りました。
それからライトには百目木が入っています。
僅かにバッターランナーの足が勝りましたがしかし平沢のバックハンドからの送球。
≫ボールをとるのもよくとったんですけどそのあとの送球もいいですね。
球の強さ。
≫セーフにはなりましたが本当に攻守ともに非常に高い技術を持っていることを感じさせます。
1番の大庭です。
球数は100球を超えていますが先ほど前田さんからは今日はあのフォークがいつもより比率としては低いのではないかという指摘がありました。
フォークが少ないということは腕、あるいはひじ辺りの負担というのがかなり違ってくるんですか。
≫違ってくると思いますね。
結局、かなり指を開いて投げますからストレートを投げる投げ方とはやはり違うところに力を使いますからね。
≫そうしますとその負担を今日は少し軽減させる配球にバッテリーはしているということですね。
≫特にストレートでストライクがとれているというのが大きいですよね。
≫11点差がありますが大分の明豊、ノーアウトのランナー、この8回出しています。
百目木がライトのポジションに入っています。
≫先ほどから多少、佐藤世那君の投球に疲れがあるのか明豊打線がしっかりとらえるようにはなってきてますよね。
≫今もいい当たりでしたもんね。
2番のセカンドの辻です。
明豊としてはつないでそして、塁を埋めていきたい展開です。
8回、ツーアウトまできています。
120球が近づいてきました。
3番のサード、工藤。
≫いいボールですね。
≫あの左バッターのひざ元からすっとストライクゾーンに入っていくボールです。
8回の裏、大分の明豊ランナーを1人出しましたが得点することはできません。
佐藤世那が8回まで大分の明豊打線を0に抑えています。
≫フォークで引っ掛けさせた打球ですね。
でもこの辺りもしっかりすべてがカバーできていますね。
セカンド、ピッチャー。
守備がきっちりと鍛え上げられている証拠ですね。
≫1か月ほど6月から7月にかけて投げ込みができずその辺りの影響を監督も心配していましたけれども本人はこの甲子園で8回まで投げきりました。
≫センバツを含めても、今日が一番いいんじゃないですかね。
≫大分の明豊はショートに岩井が入りました。
ショートを守っていた大庭がセカンドに回っています。
9回の表の宮城の仙台育英の攻撃です。
3番、今日ホームランを打っている平沢から。
平沢もけがの影響で宮城大会は今ひとつ成績が振るいませんでしたが。
しかし、監督のおっしゃるようにこの平沢のひと振りがチームの打線を活気付けたことは間違いないですね。
≫今日は本当にそのとおりですね。
活気付けますよね。
≫9回の表宮城の仙台育英の攻撃。
4番のキャッチャーの郡司です。
大分の明豊としてはこの9回の表の守りはテンポよく裏の攻撃につなげたいでしょう。
先発の前田が打たれながらも勝負するその姿勢を崩しませんでした。
2人目、吉元3人目、片山とつないで4人目の山中。
9回の表、仙台育英今日初めて、三者凡退で攻撃を終えました。
山中が3人でぴしゃりと抑えてみせました。
さあ、明豊としては非常にいい形でこの9回の裏の攻撃に入ります。
4番の山中からという打順です。
初回、仙台育英が長打攻勢。
前田投手の立ち上がりをとらえて一挙5点を挙げました。
3回に3点を加えました。
さらに6回、8回と追加点12点を取りました。
7回の裏に大分の明豊高校1点を返しました。
そして仙台育英は先発の佐藤世那からライトを守っていた百目木をマウンドに送りました。
宮城大会では大活躍でしたこの百目木。
佐藤世那よりも多い6試合25イニングを投げました。
失点が4。
この夏、最も安定して状態の上がらなかった佐藤に代わるエースとしての役割を果たしてきました。
≫甲子園にこの仙台育英を導いたといっても過言ではないですよね。
百目木君の活躍で。
≫4番のピッチャーの山中からという9回の裏の大分明豊。
ライトには小林が入りました。
佐藤世那は120球でマウンドを今日は降りました。
9回の裏、11点差を追いかける大分の明豊。
とにかく先頭の山中が出て。
≫とにかくつないで、つないで攻撃してほしいですね。
≫先頭バッターが出ました。
9回の裏、大分の明豊。
4番の山中がフォアボールを選びました。
代わったばかりの百目木投手からフォアボールを得ました。
5番、途中から試合に出場しているキャプテンの米安。
また風が出てきた、甲子園。
ライトからレフト方向の浜風です。
≫よく見ましたね。
今の百目木君の一番いい球なんですよね。
縦のスライダー。
≫右バッターにはあのボールを有効に使うということですね。
カーブ、スライダーそれから少し沈むツーシームを投げます。
さらには落ちるスプリットを持っています。
その百目木と対戦をしている大分の明豊。
声が出ました。
ファイティングポーズを…。
≫やはりみんなが見てますからね。
≫フォアボールを選んだ。
ここはキャプテンの米安がチームに1つ姿を見せてくれました。
≫粘る姿ですよね。
気迫と粘り。
≫仙台育英高校、守りのタイム。
背番号14の佐々木啓太がマウンドに走りました。
≫試合前にセカンドに映った大庭君ですね。
明豊高校の。
彼が試合に出ない米安キャプテンのことを言ってたんですがどんなときでも声をかけてくれて我々を助けてくれる本当に信頼のできるキャプテンということを言ってましたのでね。
ですからこの米安君の姿、なんとか明豊の各代に伝えていってほしいですね。
≫先ほど代走で出場してホームを踏みました。
6番のライトの田代。
≫百目木君は今のボールがなかなかうまく決められないんですね。
ちょっと苦しんでるでしょうね。
≫この夏の宮城大会を勝ち抜いた1つの立役者でもある百目木です。
風が出てきています。
アウト1つをとりました。
甲子園でこの夏の最初のアウトをとりました。
これでちょっと百目木選手も気持ちが落ち着くでしょうか。
≫先ほどの全員が集まった伝令が出たところで少し落ち着いたような感じも受けますね。
≫レフトのポジションに入っている、菅野。
≫うまくとらえたように見えたんですけどね。
やはり少し打たされたんでしょうかね。
≫今日ヒットを放っている8番のキャッチャー2年生の麻生。
≫前の打席でもライトにすばらしい当たりを打ってますからね。
ここはなんとか期待したいですね。
≫ランナーはそれぞれ次の塁に進みました。
これで二塁三塁となります。
ワイルドピッチ。
仙台育英としては初戦突破まであとアウト1つ。
しかし大分明豊。
チャンスを作っています。
フォアボール、満塁!最後もしっかりとボールを見ました。
≫よく見極めましたね。
≫ツーアウトですが満塁。
9回の裏、大分の明豊のチャンス。
9番のセンターの堂田。
今日は内野安打が先ほど1本出ました。
≫今のボールが1球目はいいところに投げれたんですがなかなか続けられないですね。
いいですね。
選んでいこうというような気持ちは絶対いりませんね。
なんとか打って出るという気持ちですね。
≫キャプテン米安が見せた気迫。
≫バットが出ませんでした。
見逃しの三振!スリーアウト試合終了。
12対1、宮城の仙台育英が大分の明豊を破りました。
これで仙台育英が初戦突破。
2回戦進出を決めました。
≫20安打12得点。
1試合二塁打10本というのはこの夏の大会では大会新記録です。
そして、投げては佐藤世那投手がけがが明けてまだ間もないという状況で心配されましたが8回120球失点1という投球内容。
12対1で大分の明豊を破って、2回戦進出を決めたそんな勢いです。
結果的には大差にはなりましたがしかし、最後まで戦う姿勢は崩しませんでした。
大分の明豊高校。
4年ぶりに戻ってきた甲子園。
しかも1年前の大分大会決勝で敗れたその悔しさをバネにして頑張ってきたこの1年間は本当に彼らにとって実りの多いものになったでしょう。
12対1で宮城の仙台育英が大分の明豊を破った大会4日目の第4試合でした。
解説、前田正治さんとともにお伝えしてまいりました。
勝った宮城の仙台育英。
まずは佐藤世那投手の投球内容から振り返っていきましょう。
≫やはり、今日は何度も再三申し上げていますけれどもストレートですよね。
ストレートを多く投げた。
そのことがストレート自体も高めにいくボールも多かったんですがまずストライクもとれましたんでストレート自体がよかったということもあるとは思うんですけれども。
結局前半からストレートを多く投げたことによって明豊高校が佐藤君を置いた中で結構早いカウントからフォークがある。
それへの対応という策を講じてた。
その辺りもすべてひっくり返されてしまったということでどんどん明豊打線、チーム自体が佐藤君に押されたという感じを受けましたね。
≫右ひじのけがで6月から7月にかけて1か月投げ込みができなかった。
宮城大会も最後の決勝こそ好投しましたがそれまでは状態が上がらなかった。
いろんな意味でチームも本人も不安を抱えての甲子園の初戦マウンドだったと思うんですが8回120球を投げ込んだということっでしかも、ストレート。
力がありましたよね。
手応えをつかんだでしょうか。
≫と思いますね。
次戦もできれば同じような投球がいいと思うんですよね。
≫相手打者からしますと今日の明豊のようにフォークを意識させながら力のあるストレートで押していった。
これがまた先ほど前田さんにもお話しいただきましたがけがをしたひじ等への負担も若干、軽減する形にもなったということですね。
≫疲れを軽減したと思いますね。
≫1つ、佐藤世那投手まだ初戦ですからあれですけどスタイルを見せてくれたという初戦の登板ではなかったかと思います。
≫フォーム的にもセンバツで見たときはもう少し上体が一塁側に倒れるようなフォームで投げてたのでひじ、肩にものすごく負担がかかるような感じを受けたんですがそのフォームを少し修正されていましたね。
ある程度、けがによってフォームももう一度見直したということも言ってたのでその辺り、けがである程度自分を全部見直して逆にいい投球ができたというところにもつながったかもしれません。
≫そして20安打12得点を取った打線ですが。
振りの鋭さそして甘いボールを逃さない集中力。
さらに難しいボールは見ていく。
いろいろ要素があったかと思います。
≫今日は、本当に仙台育英の打線。
相手投手のパターンを打って崩しにかかった。
当然甘いボールは逃さず打った。
そのあと、なんとか工夫してバットを振らせようとして投球術を持ってきた術をしっかり見極めた、目で。
こうなるとピッチャーというのはなかなかバッター抑えるすべがなくなってきますよね。
そうさせた仙台育英の打線でしたね。
≫いろいろな各自の選球眼も含めて対応能力の高さを今日は感じることができた初戦だったと思います。
この放送は6時50分までお伝えをいたします。
佐々木監督を先頭に選手たちがグラウンドをあとにします。
投打、さらに守りも含めて非常に鍛えられたレベルの高さを見せてくれた戦いだったんですが。
≫やはり、神宮で去年の秋に優勝したことからかなりセンバツのときは評判が高く。
優勝した敦賀気比に敗れたんですけどもやはり、その辺りの悔しさを彼ら自身、チーム自身がしっかり持ってここまで鍛え上げてきた鍛え直してきたという感じは十分感じられましたね。
≫12対1で宮城の仙台育英が大分の明豊を破りました。
2年ぶりの出場の仙台育英。
これで宮城県勢としても夏の大会4年連続の初戦突破ということになりました。
勝ちました仙台育英に続いて明豊も今、選手たちがグラウンドをあとにしているところです。
準備ができましたらインタビューをお聞きいただこうと思います。
≫放送席、放送席。
勝ちました仙台育英の佐々木監督です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫チームのいいところが思う存分出た試合だったんじゃないでしょうか。
≫終わってみるとそうなんですが初回、大きかったですね。
≫あの5点?≫今まで全然打てなかったものがまず大爆発したので、あれでみんないけるぞというふうに思えたんじゃないかと思います。
≫平沢選手のホームランも含めて見事な集中打だったと思うんですが試合に入るにあたって何か指示はあったんですか?≫左投げがあまりいないので左の練習をあまりできなかったんですけどそういうことじゃないよねということでただ、イメージトレーニングばかりでしたね。
≫何か狙い球などがあったとかそういうことでは?≫ビデオを見る限りは外のボールがすごく遠く見えるんじゃないかなということでイメージさえ持っておけば。
ひと回りのうちに何か糸口がつかめればいいなと思ってたんですが思いのほか、ひと回り目でうまくいったので、みんないけるぞというふうに思えたのが初回ですね。
≫かなりそうしますとベンチの雰囲気もよくスタートしましたか?≫最初にサードの暴投があってラッキーだなと思ったらセカンドアウトになっていやな終わり方をこの回するんじゃないかなというときにやっぱり青木の一発がまず、みんなを奮い立たせて平沢の一発で、みんなよしということになったんだと思います。
≫そのあとも攻撃面では追加点が着々と入っていてスイングの速さあるいはボールの選び方監督、ベンチから見てどうでしたか?≫あとは世那を中心にということで5点リードとか7点リードとか8点リードとなってもどういうふうな感覚で守備をして1個1個アウトをとっていくのかなという感覚の指示ばかりをしていました。
≫その佐藤投手ですが今日の投球内容はどうだったでしょうか。
≫ボールが浮ついたりもしたんですがスピードもまずまず出ていたしボールのキレもよかったと思うので近頃の中ではよかったんじゃないかと思います。
≫宮城大会では、もう少し本来のピッチングができなかったという話も聞いていますが今日の様子を見てどうだったでしょうか。
≫準決勝はワンアウトもとれないで降板だったので決勝は少しこういうふうに投げればいいんだというふうに戻したうえで甲子園に乗り込んできたのでこうやればいいんだという感覚がいい感じで残ってるんだと思います。
≫そのバッティング面佐藤世那投手もいいピッチングもしたとなればこの夏、いいスタートを切れたんじゃないでしょうか。
≫春のことは春でもう忘れているという感覚でいるので。
とにかく、この暑さの中一戦一戦、集中力が暑さもしのげると思うので集中力を切らさないように体調管理をして1球1球投げさせてあげたいなと思います。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございました。
仙台育英の佐々木監督でした。
談話です。
仙台育英佐藤世那選手の声です。
≫額の汗をぬぐいながら話をしていました。
今日は先頭バッターを打ち取ることを考えて一人一人投げ込みました。
昨日とおとといの練習で状態がよかったので甲子園でもいい状態で臨むことができました。
ただフォークボールでもっと空振りをとりたかったしもっと打たせたかったという話もしていました。
今日の投球は全体的に70から80点という話です。
味方が大量点を取ってくれたので非常に投げやすかったですと最後はにこやかに応えていました。
≫続きまして明豊の川崎監督の談話を吉松アナウンサーです。
≫立ち上がりがしっかり入れないとゲームが苦しくなると思っていた。
仙台育英さんの力にねじ伏せられた感じがする。
ピッチャーの前田にはボールもコースも散らしていこうと指示したが甘く入ってしまった。
やはり、その辺りも甘い球は仙台育英さんの力が上ですね。
とらえられました。
そして、打つほうに関しては佐藤世那投手に対しては追い込まれるまでの甘い球を指示した。
これはストレート、変化球もどちらも好きなほうを打てと指示しました。
まったく手が出ないわけではなかったがとらえきれませんでしたねと話していました。
≫インタビューと談話は以上です。
≫では、今日の第4試合ハイライトで振り返っていきましょう。
先手を取ったのは1回表の仙台育英。
ワンアウトランナーなしから青木。
佐々木監督が、このツーベースが大きかったとまず振り返っていました。
ノーアウト、ランナー、二塁。
そして3番の平沢。
この一発でチームがいけると活気付いたという佐々木監督の言葉もありました。
2対0と仙台育英がリード。
さらに二塁にランナーを置いて5番の佐々木良介。
初回からホームラン挟んで5連打。
長打攻勢。
仙台育英、一挙5点を取りました。
そして4回の裏、8対0で迎えた、この回ですが…。
失礼しました。
4回の裏の明豊。
チーム初ヒット、工藤。
しかし4番の山中は三振。
5番の杉園も三振。
佐藤世那投手が得点を許しません。
6回の表の仙台育英。
9対0として6番の紀伊。
これがレフト線のツーベースヒット。
チーム9本目の今日の二塁打。
1試合1チーム最多二塁打の大会新記録を作った瞬間です。
7回の裏の大分明豊。
ツーアウト二塁で代走、田代。
代打黒岩、センター前。
執念を感じました。
田代がかえってようやく1点を返します。
10対1。
12対1で迎えた9回の裏の明豊。
まず、7番のキャプテンの米安がフォアボールで出塁。
このあとツーアウト満塁と明豊も粘ります。
しかし、最後は9番の堂田が見逃しの三振に倒れて試合終了。
12対1で仙台育英が大分の明豊を破って1回戦を突破しました。
改めて1試合のチーム二塁打10本まで伸ばしました。
これは大会新記録です。
それから紀伊選手が個人で1試合3本の二塁打を放った。
これは大会タイ記録という20安打を放った仙台育英高校の今日の勝利でした。
放送席、解説日本新薬元監督の前田正治さんとともにお伝えしてまいりました。
仙台育英の強さがいろいろ目立ちましたが大分の明豊にもひと言ありますでしょうか。
≫よく本当にみんなが攻める気持ちというのは最後まで捨てなかったですよね。
そういう気持ちが戦う中で非常に大事な気持ちなのでそれを生かしてまだ1年生や2年生に中心選手もいるのでこれを糧になんとか次も強い明豊でまた甲子園に帰ってきてほしいですね。
組み合わせ抽選が行われまして次の2回戦は大会9日目。
順調にいきますと14日ということになりますが2回戦、第1試合で兵庫の滝川第二と次の2回戦は仙台育英戦うことになりました。
大会9日目の第1試合兵庫の滝川第二と仙台育英というカードが決まりました。
地元・兵庫の滝川第二今日の1回戦はサヨナラ勝ちを収めていますから勢いがあります。
この2回戦のゲームも非常に楽しみです。
大会4日目今日のゲーム振り返っておきましょう。
第1試合は三重の津商業が9対4で智弁和歌山を破りました。
見事な逆転劇でした。
第2試合では長崎の創成館が奈良の天理を3対2サヨナラで勝って2回戦進出を決めました。
そして第3試合では兵庫の滝川第二がこちらもサヨナラ勝ち4対3で新潟の中越を破りました。
第4試合は宮城の仙台育英が大分の明豊を12対1で破って2回戦進出を決めました。
明日は大会5日目になります。
3試合です。
第1試合は群馬の健大高崎と香川の寒川。
2015/08/09(日) 18:00〜18:30
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第4日[SS][字]
第4試合「明豊」対「仙台育英」 【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
詳細情報
番組内容
第4試合「明豊」対「仙台育英」 【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【出演】【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男
ジャンル :
スポーツ – 野球
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