さあという事で今日はですね炭と七輪を作りたいと思います。
(澤部)おお!
(渡部)炭と七輪。
今日本料理も結局炭だからね支えてるの食材を。
炭とかで焼くメリットもあるわけですか?
(渡部)いわゆる遠赤外線効果っていうのあるから周りはカリッとなるけど中はふっくらみたいな…。
(澤部)ああ!
(渡部)中の火の通り方が違うし。
中はうまみを閉じ込めて周りはカリッとなるから。
昔々を振り返れば生活には欠かせないものだったわけでしょ。
いや俺そんな年じゃねえわ。
古くは旧石器時代から日本人の暮らしに密接に関わってきた炭
一体そこでやってきたのが相葉君のふるさと千葉にある養老渓谷。
ここでこの近くで炭作りの木がね採られてるんだって。
(澤部)へえ!そこからやりますから…!
(渡部)やってますよ。
もうほら。
(澤部)絶対そうだ。
山の男たちだ。
こんにちは。
(渡部)こんにちは。
今何されてますか?これはね木炭を作るそのもととなる…。
そもそもなんの種類?
(小倉さん)木はね…。
(澤部)樫の木。
(小倉さん)樫の木。
まずは炭の原料となる樫の木の伐採を体験させてもらう事に。
(小倉さん)こういうのは初めてですか?初めてですね炭を作るって。
(澤部)えっ?すごい場所じゃないですか!結構急だし…。
(小島)急だなこれ!
(渡部)これは結構な角度だよ。
これやばいよ。
(澤部)急な角度ランキングトップクラスですね。
落ちたら本当にやばいと思う。
(渡部)本当だ。
危ねえわこれ。
(小倉さん)木をよく見て。
中に枯れた木がね時々あるんで気を付けて…。
(渡部)ああボキッと折れちゃう。
(澤部)危ない危ない危ない…!
(渡部)大丈夫ですね…。
大丈夫ですね?
(小島)怪我だけはしないように。
(小倉さん)今日はとりあえずはこの木から切ろうと思ってたんですよ。
(澤部)いやいやいや太い!
(渡部)でかいねこれ。
何メーターある…?
(小倉さん)20メーターちょっとありますね。
安全のためにねちょっとロープを上にかけて…。
これで上がる…?
(澤部)うわあこれはかっけえ!山の男…うわー!ああやって上がるんだ。
(渡部)これ棒で更に?うわいくね…。
(小倉さん)それで斜め下の方でちょっとこうロープで引いててもらうと…。
(澤部)倒れる方向を。
(小倉さん)ええ。
結構大変な事だね今日。
こんな事だと思わなかった。
ああ大変なんだな…。
まず切り方ですけれども。
チェーンソーを水平にして。
水平に入れていく。
(小倉さん)木の太さの3分の1まで切り込んでいきます。
約3分の1を切ったら今度上から…。
これ受けっていうんですけどね。
受けを作ってそうするとこういうくぼみが出来るから今度後ろからやっていくとその方向に木が倒れると。
(澤部)うわー!
(小倉さん)これがアクセルなんですよ。
こうやって持って。
オーケーです。
(小島)気を付けて気を付けて!
(澤部)頑張れ!
(小島)うわ格好いい!いいぞいいぞ!
(渡部)丁寧に。
(小倉さん)上から…。
(小島)小さく受け小さく。
(小島)いいよ音がいい音がいい!
(渡部)バッチリ?
(澤部)ナイス!
(渡部)動いてる動いてる。
動いてるよもう。
(小島)きてるよきてるよ。
(渡部)おっしゃー!
(澤部)よいしょー!
(小島)倒れるぞーい!
(澤部)引っ張れ引っ張れ…!よいしょ…!
(渡部・澤部・小島)えいっ!えいっ!えいっ…!
(小倉さん)はいいくよ。
引いて引いて。
(澤部)よいしょ!よいしょ!よいしょ!
(渡部)せーの…。
(澤部)よいしょ!よいしょ…!
(渡部)きた!
(小島)きた!
(渡部)離せ離せ…!危ない危ない…!
(一同)うわー!
(渡部)離せ離せ…!危ない危ない…!
(一同)うわー!
(澤部)イエーイ!
(小島)ナイスチェーンソー。
オーケー!
(渡部)すごいわ。
太いのいった。
これで?
(小島)これで終わりでしょ?
(小倉さん)初めての人にこうやって上手にやられちゃうと困っちゃうんだよね。
(澤部)そんなうまい?いやありがとうございます。
(渡部)すばらしい。
よかった。
(渡部)すごいわ。
続いては炭の原料となる樫の木をワイヤで引き上げる作業。
作業に使うのは集材機と呼ばれる機械
4つのレバーを動かし引き上げる仕組みです
クレーンゲームの要領で木材を持ち上げ斜面を引き上げていきます
小島君が木材を結び澤部君と渡部君は合図を中継する係。
それを見て相葉君が機械を操作するという連係プレー。
(小倉さん)こっち2つが横の…。
こっちが横。
でこっちが縦の動き。
わかりました。
(渡部)オーケー?いくよ!
(小島)オーケー。
(小倉さん)はいオーケー。
よっしゃ!
(渡部)いくよ。
おお!
(渡部)オーケー?
(小島)オーケー!
(渡部)オーケー?スタンバイ。
いくよ。
(小島)はいよ!はいはい!はいはい…!
(小島)結構速いな結構速いな。
下げます。
(渡部)オーライオーライオーライ。
(小島)今ちょっと巻くんで待っててください。
(渡部)はーい!
(小島)よいしょ。
オーケー。
オーケー。
上げ。
(小島)上げろ。
オーケー。
およそ500キロはある大木。
慎重に引き上げます。
いきます。
(小島)よーしいいよ。
(渡部)はい。
(渡部)オーケー!
(小島)いやあ…!
(渡部)よっしゃ。
(渡部)よっしゃ。
大変だねこれ。
(澤部)すごい連係。
(渡部)1本上げるだけでもこれ。
で…どうするんですか?親方このあとは。
(小倉さん)次はねこれを窯に運んでいって窯で今度は薪割りをやります。
(澤部・渡部)薪割りだ。
イエーイ!次いくぜ!炭作り続いての工程は丸太を薪割りして窯に入れる作業。
薪割りですけれども。
これは矢といいます。
鉄の矢。
矢といいます。
これがハンマー。
これでたたきます。
よしいくぜ!ヘイ!
矢と呼ばれる鉄製のくさびを打ち付けて丸太に裂け目を入れていきます
(小島)まだ埋まらない?もう1個もう1個。
オラッ…!
(小島)ミキミキいってるわ。
(澤部)いきましょう相葉さん!オーケー!なんのためのジャニーズだ!いや…少なくともこれやるためじゃないと思う。
(澤部)これじゃないんですか?これじゃないと思う。
(一同)イエーイ!これが炭になるんですね。
(渡部)すげえ。
薪割りが済んだらいよいよ窯に入れていきます。
(小倉さん)窯この中です。
これ窯なの?
(小倉さん)はい。
(澤部)ここで焼く?
(小倉さん)そうです。
こちらは石と粘土質の土で作られた炭焼き窯
(澤部)すげえでっけえ窯。
(小倉さん)そうです。
なるべく隙間を作らないように壁に立てかけるようにして薪を詰めていきます
はいよ。
(小島)はいよ。
(澤部)重いですよ。
はいよ。
オーケーいいよ離して。
(澤部)秋口ぐらいにやりたいロケですね。
オラッオラッ…。
あっちいこの中。
やべえ…。
(小倉さん)今よかったですよ。
(渡部)足で蹴るのいいってよ。
足で決めてるよ。
木炭組合…本当?安い。
(渡部)ずるいよ。
ボケ逃げ…。
(渡部)さあオーケー!
(拍手)完璧。
薪を詰めたら石とモルタルで入り口を塞いでいきます
(小島)モルタルお願いします。
(澤部)モルタル雅紀。
モルタル雅紀イエア…!イエアイエアイエア…。
(一同笑い)
(澤部)なんでラッパーみたいな…。
(渡部)すごいね今日褒めちぎられてるね。
(小倉さん)うまいよ本当にマジ。
本当ですか?行っちゃおうかな?俺本当に。
本当行っちゃうぞ。
そして
(小倉さん)さあここからはいよいよ…。
いくぜ!
(小島)いけ!
(澤部)お願いします!
(渡部)頼んだ。
燃えてくれ。
(渡部)早いよもうここは。
ほらもうすぐだよ。
オーケー。
ついた。
こうして上から徐々に熱して薪の水分をなくし炭化させていきます
長い時間をかけて熱を加えたあと火入れした穴を塞ぎ火が消えたらおよそ400度にまで上がった熱を更に時間をかけて冷まし炭が完成
これで炭は…。
(澤部)えっ…。
14日間。
4週間。
(渡部)これはここからだね。
なんだったら今スタートですよ。
(渡部)甘く見てたね。
甘く見てた。
これで炭の方はやるべき事は全てやったと。
(小倉さん)そうですね。
煙もね。
(澤部)本当だ出てる。
出てるので。
(渡部)でどうするの?今回は。
炭?それでなんか焼いて…。
七輪ってだって鉢みたいなやつでしょ?
(渡部)素直に…素直になってね。
私あの…。
合羽橋じゃない…。
買ってきた?言ってよ。
(小島)行ってまいりました。
どこ?どこ?それは。
七輪は炭には欠かせない調理用具ですがその
全国でも石川県の能登地方に集中しているのです
(小島)石川県の珠洲市。
(澤部)珠洲市?
特に珠洲市は七輪の原料となる岩石の埋蔵量が日本一といわれる町
ではその
(小島)ここ?
(舟場さん)ここがその七輪の原材料となる岩石?
(澤部)そこからやるんですか?
(小島)へえ!ちょっとひんやりしてますね。
(舟場さん)中の温度は大体15度ぐらいで一定になってます。
(小島)えっ!こっちにもあるし。
迷路ですよ迷路。
俺今1人にされたら多分迷子になっちゃいますよ。
(舟場さん)ハハハッ…!怖いよね。
うん。
そんな掘り進められた坑道の壁こそが七輪の原材料となるもの
これ珪藻土という岩石です。
(小島)珪藻土ってなんですか?
(舟場さん)珪藻って植物プランクトンが海底に堆積したものが隆起して今ここにあるという事ですね。
(小島)いわゆる化石みたいなものですか?
(舟場さん)そうですね。
ではその珪藻土をどうやって掘って七輪の材料にしているのでしょうか?
(澤部・渡部)「へえ!」「何で掘るんだろう?」七輪の材料となる珪藻土はどうやって掘っている?
(舟場さん)ここが珪藻土を実際に採掘している現場ですね。
(小島)こうやってやってるんだ。
削ってる!ああザクザクザクザク。
見てて気持ちいい!こういう機械みたいだ。
これは切り出しと呼ばれ長い専用のノミで長方形に削っていく方法
(小島)「この珪藻土を丸ごと1個使って七輪を作るんですね」「そういう事なんだ」つまり…。
そういう事なんです。
ああなるほど。
では長方形に削ったあと
(小島)おおっ。
すごい…。
結構簡単に取れるんですね。
もう1つ?あっこれ結構重い。
これ俺以外だったらダメだったかもしれない。
そんな珪藻土の
(小島)外側を作る機械。
(小島)おおすげえ。
(小島)ああすごい…これ気持ちいいな!
(舟場さん)もうそろそろいいかな。
(小島)もうそろそろですか?
(舟場さん)まずここで底までは仕上がりました。
続いては七輪の中を削っていく作業。
あっ届き始めた。
(小島)これずっと見てられるな。
YouTubeに上げませんか?これ動画で。
結構再生回数いくと思いますよ。
ジャーン!出来た!すごいすごい。
そして窯で焼き上げれば完成。
(小島)どれぐらい焼くものなんですか?
(小島)40時間?結構かかるね。
(小島)でも2時間おきって事はずっと起きてないといけないですね。
2時間睡眠?この2日間は。
うわ大変…!めっちゃ手間ひまかかってますね。
(男性)かかりますねこれは。
その七輪がこちらです。
キレイ!
(澤部)キレイ!
(小島)金具とかも付いて。
(渡部)これ格好いい。
ちょっと持っていい?
(小島)どうぞどうぞ。
重くないし。
これ持ち運び便利だよね。
(澤部)キレイだな。
(小島)熱効率っていうのがいいらしいんですよね。
珪藻土で作ると。
さあこの七輪に入れる炭は完成したのでしょうか?さあ!見てください。
もう煙が出てないんですよ。
(澤部)本当だ。
出来たのか?じゃあ早速いいですか?中見ても。
(澤部)中どうですか?おお…!
(澤部)すげえすげえ!あー!出来てるんじゃない?これ。
(渡部)こんなちっちゃくなるの?
(澤部)だってパンパンに敷き詰めましたよね?パンパンだった。
(小倉さん)今回なかなかね本当に出来がいいですね。
(澤部)まだそんな…。
すげえすげえ!
(渡部)こんなちっちゃくなるの?
(澤部)だってパンパンに敷き詰めましたよね?パンパンだった。
燃やして炭になった事で満杯だった薪は3分の1ほどになっていました
これいいや。
これいいや。
(渡部)いいのきた?おおすごい。
でかいのきた。
(澤部・小島)イエーイ。
(澤部)これもう切るところからやったわけですもんね。
出来ましたね。
(澤部)いやー立派!これを使ってよしおちゃんの取ってきた七輪に入れて。
(小倉さん)これはね今…。
(澤部)うわー!
(小倉さん)もうそれをね七輪で焼いたらもう最高。
もうやりますかこれで。
行こう!
(渡部)行こう行こう行こう…!
(澤部)すごいとこじゃないですか。
(渡部)たまんねえよ。
(澤部)なんだよここ。
(小島)あー!あれじゃない?
(澤部)すげえいる。
すげえいる。
(渡部)めっちゃいるでかいの。
よしよしよし…。
追い込んだ。
入ったでしょ?
(渡部)ほいきた…!ダブルだダブル。
ダブルできた。
すげえ。
(渡部)イエーイ!ナイス渡部さん。
(渡部)でかいでかい。
いいね。
まだいけるよ。
えっ?あっ…。
(渡部)どうした?打ち揚がった打ち揚がった打ち揚がった。
(渡部)ラッキーパターン…!打ち揚がったやった!打ち揚がったぜ。
(渡部)いいね。
オーケー。
さあいよいよとれたてのアユを自分たちで作った炭火でいただきます。
(澤部)イエーイ!相葉ファイア!まずは地元の方に教わって塩焼きから。
尾びれと背びれと…。
化粧塩?
(女性)ここたっぷりにやってください。
化粧塩ね。
(澤部)見た目に残る…塩かかってるぞと。
(女性)焼いた時の感じがね。
そうなんだ。
(渡部)この部分も…。
化粧塩のつもりでね食べるつもりなく焼くんだよね最初は。
うるせえな!
(澤部)テンション上がって声でかくなっちゃってるから。
そして全体にも軽く塩を振り…。
(澤部)これはいいわ!なんだこれすげえ!手作りの炭でじっくりとアユを焼き上げている間にもう1つ炭火ならではのおいしい料理を。
それは竹の里でも知られる
(小島)立派な竹ですねこれ。
(澤部)ねえ。
(渡部)うわうまそう。
(小島)なんて豪快な。
(渡部)たまらないねこれで…。
その名も
(渡部)ここにアユを丸ごとでしょ?
ワタも取らずに丸ごと入れたアユを竹筒の中でご飯と一緒に蒸していくのです
(小島)オーライオーライ。
(渡部)これ絶対うまいだろうね。
(澤部)すげえこれでいいんだ。
手作りの炭で1時間ほどじっくり蒸している間に七輪で焼いたアユの塩焼きが出来たようです。
よし食べよう!
(一同)いただきます!
(小島)丸ごといっちゃいますね。
うわうめえ。
夏だ夏。
(渡部)パリパリ周りは。
中ふわふわ。
(小倉さん)やっぱり炭ですよ炭。
(渡部)ねえ。
(小島)七輪も珪藻土のやつなんでそれがまたよかったのかもしれない。
(渡部)なるほど。
(小倉さん)やっぱりなんかこう本物の味っちゅうかね。
いいね。
そしてかぐや姫ご飯は…。
開けるよ。
(渡部)見たい早く。
(一同)うわー!
(渡部)まじで?
(澤部)これはやばいぞ!
(渡部)絶対うまい。
これはうまいでしょ。
(一同)イエーイ!出来た!いただきます!
(一同)いただきます!おおうめえ。
香ばしいね。
すげえ香ばしい。
うん!
(渡部)お米がさふっくらしてる感じあるよね。
(小倉さん)タケノコの香りがねご飯の中にね少しずつ出て。
(小島)いいね炭のパワー。
止まんない。
今回炭作りという事だったんですけど僕らもね1つ勉強させていただきました。
(渡部)七輪も手に入ったし。
ねえ!これだから今後使っていこうよ。
(澤部)炭七輪コンビ。
(渡部)もう最高だよ。
という事でまた来週も見てください。
さようなら。
潮騒の町2015/08/09(日) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
相葉マナブ[字]
相葉くんたちは、炭を作るために木の伐採からチャレンジ!電気の無い時代から日本人の暮らしに欠かせない“炭”
日本独自の文化“七輪”を学びます!最高の食材も焼くよ!
詳細情報
◇番組内容
嵐の相葉くんが日本の素晴らしさを学ぶため、旬の食材で究極の料理作りに挑戦したり、いろんなものを手作りしたり体験学習をしながら成長していくロケバラエティー
◇出演者
相葉雅紀・渡部建(アンジャッシュ)・小島よしお・澤部佑(ハライチ)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/
※この番組は高校野球中継が延長した場合、放送日時が変更になることがあります。
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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