アニメ ベイビーステップ2(19)「失礼が初対面」 2015.08.09


(拍手と歓声)心の声
(丸尾栄一郎)…勝った!
(鷹崎奈津)やったねエーちゃん!あ…!
(影山)エーちゃんやったぜ!
(佐々木)おめでとう…!ハアハア…。
心の声勝ったんだ…。
(井出)ハァハァ…。
(観客)2人ともよくやったぞっ!
(観客)マジで興奮したっ!
(アキヒコ)ヨッシーッ!やっぱりお前は最高だ〜っ!
(ヒロキ)負けてもかっこよかったぞ〜っ!
(少年)うん。
かっこよかった!
(ミキ)お疲れヨッシー!
(マリ)よくやったね!
(井出)あ〜くっそ〜…。
でもまあ…あ?最ッ高の試合だったからしゃ〜ないか。
あ…あっ!
(拍手と大歓声)ほらサービスしないと。
え…?あ…うん…。
(観客)2人ともいいぞ〜っ!
(観客)感動した〜。
(観客)丸尾〜っ!井出の分まで全日本頑張れよ!心の声本当に勝ったんだ。
井出君に…。
これからあと何回こんな大歓声を聞けるんだろう…。
(拍手と大歓声)心の声これで前に進めるんだ。
(拍手と大歓声)
(オープニングテーマ)
(セミの鳴き声)エーちゃ〜ん!全日本ジュニア出場決定!おめでとう!おめでとう丸尾君…!ありがとう。
それにしてもすごい試合だったな〜。
ず〜っとヒヤヒヤして見てたんだぜ。
あっ!
(青井)でもなんとかでかいハードル一つ越えたな。
はい!影山も佐々木さんも応援ありがとう。
なっちゃんも来てくれたの分かったよ。
試合はもちろん勝ったんでしょ?うん。
これで一緒に全国に行けるね!うん!あっあれ…。
今頃になって震えてきた…。
へ!?大丈夫だよ。
ね?止まったでしょ。
あ…ありがとう。
あ…!心の声
(影山)スゲエ…躊躇なく握った。
それにしても最後の何ポイントかはすごかったな〜。
あ…はい。
自分でもびっくりです。
ずっとすごいプレッシャーだったんですけど逃げずにあえてハッキリさせたらうまくいきはじめて…。
最終的にプレッシャーは頭の中に少し残してあとは消すようにイメージしたんです。
そしたら身体の動きと頭の回転が急に良くなって…。
お前そんな事やってたの?はい…。
…でもあんなせっぱ詰まった状況でどうしてそんな落ち着いていられたのかどうしてあんないい動きができたのかは正直自分でもよく分からないんです。
もう少し具体的に話してくれよ。
え〜と…相手とボールとコートだけはすごくよく見えてるんですけどそれ以外はほとんど見えないっていうか音も聞こえないくらい集中してた感じです。
ゾーンに入ったって事なのかな。
「ゾーン」?
(青井)人間は全力を出したつもりでも能力の30%程度しか使っていないと言われてるんだ。
ゾーンてのはその制限を外した状態とでも言えばいいのかな。
スポーツ界では超一流と言われるレベルになるとそういう状態を自ら作り出せる選手もいると聞く。
え…!?心の声あの状態いろんな条件が奇跡的に重なったからできたと思ってたんだけど自分で作れるのか!?俺が見るかぎり井出は試合が競ってくると自然とゾーンに近い状態に入る選手なんだと思う。
はい。
でも最後の最後はそういう井出にお前もゾーンに入って対抗したって事なのかもな。
確かに井出君はあそこからまだまだ強くなる気配があってだからあそこでブレイクできなかったら俺勝てなかったと思うんです。
どうあれこの勝利はお前が導いた結果だよ。
俺が導いた結果…。
心の声理性でプレッシャーをイメージしたり本能的にプレーしようとする過程でこうなったなら確かに自分の力でゾーンに入ったのかもしれない…。
ん?ま丸尾君すごかったね!最後決まった時なんて泣きそうになっちゃったよ!心の声
(影山)エーちゃんとなっちゃんの事ショックなはずなのにテンションでごまかそうとしてて泣ける…。
ウフッ。
今日はなんか…大声で応援してたらスッキリしちゃった。
全国も応援しに行こうね。
心の声
(影山)かかわいい…。
な何…!?うん!うん!
(セミの鳴き声)ごめんなせっかく見に来てくれたのに約束守れなくって。
(少年)…お兄ちゃんはえっ。
悪くないよ。
だから足が治ったら俺があいつを倒すっ!…てお前テニスできんのか!?これから始めるんだよ。
(母親)ちょっとこの子ったら…。
(井出)あ…はは…。
そうか…そういう事か。
そりゃいい!最高にいい考えだ!テニスは最高に面白えからな!ただあいつを倒すって事は俺のライバルになるって事だ。
そん時は覚悟しろよ!うん!またね〜お兄ちゃ〜ん!
(井出)またな〜!はぁ〜…。
ん?ヨッシーが全国行けないなんて信じられないよ。
まあでもインターハイもあるし休める分いい結果残せるだろう。
お前らがそんな俺の成績心配したってしょうがねえだろうがよ。
でもプロになるなら大事な事だろ?そんなのやる事やってりゃあとでついてくるって。
それより俺は実力で負けた丸尾にリベンジする方が大事だね。
だから決心した。
俺今年中に海外行くよ。
(一同)え…?インターハイ終わったらすぐに行っちゃおうかと思って。
(アキヒコ)ってど…どこによ?そりゃテニスだしアメリカかヨーロッパだろ?ちょっと待てよ!なんか随分と適当だな。
(ケンジ)大体学校どうすんだよ。
その前にお金あるの?言葉は?生活は?行けばなんとかなるって。
(一同)ええ〜!?別に何も考えてないわけじゃないって。
自分が今いる状況によって練習法とか環境は変えていかないとさ。
それはそう思うけど…。
今俺身体が成長してる時期だからさ。
その間にもっと海外の一流選手の球を打っておきたいんだ。
タイミングはいつかと思ってたんだけど今決めた!もっとでっかい男になって帰ってくる。
連絡はちゃんとしろよ。
おおわわ…。
俺らはヨッシーがどこにいても応援してるからさ。
サンキュ〜。
(深沢)アニキ〜!
(2人)ん?勝ちましたよぉぉぉぉ!俺も全国進出ですぅ〜!ホント!諭吉君おめでとう!アニキのおかげですよ〜っ!え?プロ志望じゃない俺の事なんて誰も注目してくれないじゃないですか。
うっ。
注目されてるアニキは全日本が懸かった試合でガチガチに緊張してんだろ〜な〜なんて思ってたらガチガチどころかイチャイチャしてるっていうじゃないですか!うわさになってますよかなり!えっ…。
ほらメール回ってきました。
これ見てたらなんか俺もう怒りを通りすぎて開き直っちゃって…力が抜けたのかよく分からないけどとにかく絶好調!6−43−66−4の接戦を制して大勝利〜…!なんかその開き直りあ…。
少し分かる…。
やっと夢がかないました…!お…おめでとう!アニキも勝ってよかったですね。
一緒に全国頑張りましょう!その前に3回戦だよ。
心の声そうだ…。
大会2日目で全国に行く16名は決定した。
でもここからは全日本ジュニアのシードを決める戦いになるんだ…!ん…!それじゃあ駅まで送ってくるからお前らは先に風呂入っててくれ。
(槇原)じゃあお先に!なっちゃんみんな明日も頑張ってね!うん!頑張る…!
(ドアを閉める音)心の声負けたら帰る…。
分かってるけど厳しいよな。
全国の壁はそれだけ高いって事…。
あの井出君に勝たなきゃ乗り越えられなかったんだから…。
厳しい世界だな〜つくづく。
エーちゃんたちホント頑張ってるよな。
うん…!俺らもそろそろ帰るとする?そうだね。
(影山)エーちゃんにはあとで連絡入れとくわ。
(佐々木)うん。
よし終わった。
諭吉君…。
あれ…?もう熟睡してるし。
(いびき)
(いびき)
(ノック)・エーちゃんいる〜?ん?あっ!なっちゃんどうしたの?別に大した用はないんだけど何してんのかな〜と思って。
あぁ…。
もう家に電話した?ううん。
あとでする。
えへへ。
ん?本日見事全日本ジュニア出場を決めた今のお気持ちはいかがですか?丸尾選手?え?インタビューの練習だよ〜。
どうでしたか?あ…あ〜…。
んんっ。
え〜今日の試合は自分にとってプロになるためにとても重要な試合だったので勝利する事ができてうれしいです。
井出選手のプレーは予測しにくいだけでなく非常に攻撃的で苦しい展開が続きましたがアハハハ…。
数か月前にやったなっちゃんとの対戦で得た経験が非常に役に立ちました。
とにかく本当に強い相手に全力を出しきって勝てた最高の試合だったと思います。
できればいつかもっと強くなってもう一度ああいう試合をプロの舞台でやってみたいです。
こんな感じかな?ウッフフフ!ん?ハハハハハ!ハハッ!な何で笑うの…!?ハハッ!ハハッハハ!ごめん!だって完璧なんだも〜ん。
ウフフ!ハハッ!ハハハ!ちょっとカタくなかった?ううん。
エーちゃんらしい!あそういえば話変わるけどなっちゃんゾーンに入った事ある?あ〜理想的な状態ってやつでしょ?私そういうのよく分からないんだよね…。
とにかく信じられないくらい調子いい時はたまにあるよ。
でもそのどれがゾーンでどれが練習の成果なのかな〜って…。
ふぅん…。
心の声なっちゃんのレベルでもよく分からない事なんだ。
見てる人がたくさんいるのに声も聞こえないくらい集中してる時はそうなのかな〜。
そんな感じなんだ。
心の声そういえばなっちゃんの試合も井出君の試合並みに観客が多い…。
ああいう試合は何度も経験してるんだろうな。
強いし…かわいいから…。
そんななっちゃんとつきあってるんだよな…。
あ…明日も暑いのかな。
「今日と同じくらい」って言ってたよ?あ…そうなんだ。
天気予報見てなかった。
ダメだよ勝ってる人はチェックしなきゃ。
ううん…。
心の声つきあってるって何なんだろう…?何も変わってないような気もするしなんか空気が違う気もする。
ああやって手を握ってくれたりするのは天然なのか…それとも…。
心の声いやいやいくらなんでもこのタイミングはないか…。
でも…なっちゃんの手柔らかかったな〜。
心の声って冷静にならないと…!
(飲む音)あぁ…。
ふう…。
心の声最近本能が強くなりすぎている気がするな…。
ん!?…はい。
心の声え…まさか今のバレてた!?はい早く!こ〜して上にのっけて。
…「上」?よ〜し明日も頑張るぞ〜っ!エイエイッオ〜!お〜…!なんかこれって…いいの?どうなの?
(三浦)さあここからは全日本ジュニアに勝ち残った強豪同士の戦いだ。
次の戦いでシード順が決まるのは分かってるな!はい!今日の結果は全日本ジュニアの成績に大きく影響する。
今この瞬間から全日本ジュニアが始まると思え!
(一同)はいっ!うおおおおおおおお!諭吉君やる気満々だね。
今回は行けるところまで行きますよ!お互い今日勝って4回戦で戦いましょう!うん。
頑張ろう。
…とは言っても俺の相手はちょっと厳しいんですけどね〜。
(難波江)あおはよう丸尾君。
難波江君おはよう。
昨日の井出戦はすごかったね。
ありがとう!難波江君がいるのに気付いて冷静になれたよ。
あ〜そうだ。
お〜い高木!
(高木)あ?んだよ難波江。
(難波江)こいつ同じクラブの高木朔夜。
今日深沢君と当たるんだよね。
4回戦で丸尾君と当たる可能性だってあるから紹介しようと思って。
あそうなんだ。
心の声この人が第4シード高木朔夜!丸尾って…ああ…。
ん…。
で?え?そんだけかよ。
うん。
それだけ。
んなコト知ってんだけど。
じゃあ挨拶しなよ。
はぁ〜細かい奴だな相変わらず。
…なんかごめんね。
強い奴なんだけど…。
じゃあまた。
うん。
(難波江)おい高木待てって。
あ〜?アレは仲いいんだよな?アニキ。
俺あの高木って奴え…?本当キライなんですよね。
アニキにだって初対面なのにすげえ態度悪くないですか…?一度難波江に勝った事があるからって。
え?あの人難波江君に勝った事あるんだ?あれ?アニキ知りませんか?高木はクラブの非公式試合で一度だけ難波江に勝ってるらしいですよ。
心の声えっ!?信じられない…。
難波江君が負けたなんて…。
でも高木は俺が倒しますからアニキも今日は勝って下さいね!そうすれば4回戦は俺とアニキの公式戦初対決です。
うん!心の声とにかく3回戦だ!心の声小野カズマ千葉県大会ベスト4の第11シード。
リスクが高いフラット系なのにミスが少なくてストロークで押してくるタイプ。
守備力は高いから不用意には仕掛けられない。
こういう選手と戦う時大事なのは…自分の攻撃スタイルをどこまで貫けるか。
(審判)ザベストオブ3セットマッチ丸尾サービスプレー!心の声さすがシード選手。
結構人が見に来てる。
でも井出君との試合に比べたらプレッシャーは少ない。
まずはファーストサーブでしっかりコースをついて…こっちのペースで相手のテニスをつかんで第1ゲームを確実にキープ!はっ!心の声いった…!
(小野)はっ。
心の声強いフラット。
でも浅いボールは逃さない!これでも決まらないなら…!はっ。
うっ!
(審判)15−0。
よしっ!心の声反応が遅れても足の速さで追いついて予想以上に強いボールを返してくる…。
(観客)いいぞ丸尾!え…。
(観客)ノーシードでも神奈川ナンバー2なんだって。
(観客)昨日の井出との試合はすごかったぜ。
心の声お…俺を見に来てる人がいる?いやいや変に意識するな!ふ〜っ…。
心の声いつもと同じでいいんだ…。
いくぞ…!はっ。
はっ。
はあ。
はあ!
(審判)ゲームセットアンドマッチウォンバイ丸尾カウント6−36−3。
よし!よ〜しよくやった!まああの井出に勝ったんだから今日負けるわけにはいかねえよな。
はいっ。
く…悔しいです…。
アニキと…アニキと戦いたかった…。
諭吉君…。
くっ…!アニキ!あの高木って奴は本当にホンットーにイヤな奴だから気を付けて下さいね!諭吉君ずっとそう言ってるけど…具体的にはどういう事なの…?あの野郎ファーストセット4−2でリードしてるくせにアンダーサーブの超変化球を打ってきやがったんです。
え!?回想はっ!くっうっ。
(審判)40−0。
ふん。
くっ…。
あ〜っ!腹立つ〜〜っ!撮ってあるぜ。
あ…どうも…。
でもそれ俺もやった事あるし…勝つためならしょうがないと思うけど…。
アニキのそれとこれは違います。
普通こういうのって圧倒的に力の差がある相手をかく乱する時とか劣勢で強引にでもペースを変えたい時とかにやるもんなんです。
勝ってる時にやる意味なんかないじゃないですか!でも…何でそんな事…。
そんなの俺をバカにしてるからに決まってるでしょ〜!ブレイクして2ポイントリードしたから俺を弄びやがったんですよ〜っ!ううむ…。
心の声本当にそうなのかな?
(深沢)とはいっても第4シードですから普通に強かったですけどね。
最終的には完全に自力で負けましたよ。
だからアニキ絶対俺の敵を取って下さいね!う…うん。
頑張るよ。
(青井)高木朔夜か…。
この諭吉との試合を見るかぎり意外に基本に忠実で死角の少ないオールラウンダーだな。
心の声確かに強いって事は分かる。
でもこの人どうやって難波江君に勝ったんだろう?
(自販機の音)
(エレベーターのベル)
(2人)あ。
あ〜高木4回戦出場おめでとう。
お前といるとかすむけど一応第4シードだからな。
回想おはようございます!おう。
今日も時間どおりだな。
(難波江)おはようございます!
(住民)おはよう。
うっ。
何書いてんだよ?今の状態とか苦手な部分を明確にしてるんだよ。
今度の練習の参考にするためにね。
(高木)難波江の徹底した自己分析と基礎技術の追求はハンパなかった…。
はっ!
(高木)そういう積み重ねで難波江はどんどん強くなった…。
そんな難波江に食らいついて俺もここまではい上がってきた。
どうした?高木。
(高木)ん!?俺は勝ち上がるぜ。
お前にもう一度勝つためにな。
頑張れよ。
第1シードがこけるわけにはいかねえだろ。
うん。
頑張るよ。
心の声全日本ジュニアで優勝するには関東で絶対難波江君と戦いたい。
そのためにはとにかくこの人に勝たなきゃ…。
ん。
心の声随分適当なサーブ決めだな。
じゃあ下で…。
はい上…。
俺サーブな。
心の声確認しなくても分かってたんだ。
…とにかく絶対勝つ!お願いします!へっ…。
2015/08/09(日) 17:30〜17:55
NHKEテレ1大阪
アニメ ベイビーステップ2(19)「失礼が初対面」[字][デ]

ふとしたきっかけでテニスに目覚めた主人公・栄一郎が、プロのテニスプレーヤーを目指し、夢に向かい努力を重ねて成長していく姿を描いたスポーツアニメ。

詳細情報
番組内容
激戦の末、井出(いで)戦を制した栄一郎はついに全日本ジュニアへの出場を決めた。青井(あおい)コーチは栄一郎がゲームの終盤、理想的な精神状態「ゾーン」に入ることができていたと説明する。次の相手は千葉県大会ベスト4の小野(おの)。そろって3回戦へ進出した諭吉(ゆきち)は、難波江(なばえ)と同じクラブで、難波江も一目置く謎の第4シード・高木(たかぎ)と激突する。高木の強さの秘密とは一体?
出演者
【声】村田太志,寿美菜子,浪川大輔,寺島拓篤,下野紘,瀬戸麻沙美,細谷佳正,神谷浩史,潘めぐみ
原作・脚本
【原作】勝木光,【脚本】千葉克彦,武上純希,高橋ナツコ,吉田伸

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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