なんか自民党、感じ悪いよね。
このことばは、自民党の勉強会でメディアへの威圧的な発言が相次いだ問題を受けて、石破茂地方創生大臣が口にしたことばである。
石破氏は、自身を指示する議員の会合で。
自民党ががたがたとするのは、政策よりもなんか自民党、感じ悪いよねと、国民の意識がだんだん高まっていったときに、危機を迎えるのが私の経験だ。
政策は大事だが、嫌な感じが国民の間に広まることは、心しなければいけない。
と語った。
しかしその後、自民党の嫌な感じは続いている。
国会で、安全保障関連法案の議論が紛糾する中、礒崎陽輔総理補佐官が、安全保障関連法案と憲法の整合性を巡り、講演で、法的安定性は関係ないと発言。
その後、国会での参考人招致で、礒崎氏は、発言を取り消し、関係者に心よりおわび申し上げると陳謝したが、補佐官の辞任は否定。
野党は安倍総理の任命責任と絡めて追及する構えを見せている。
嫌な感じといえば、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる、新国立競技場の建設を巡って、ばく大な総工費が問題となり、当初の計画は白紙撤回されたかと思えば、今度は都庁で大々的にお披露目された東京オリンピックのエンブレムが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しているとの指摘が。
劇場のロゴのデザイナーが、ベルギーの裁判所に提訴する考えを示す中、エンブレムをデザインした佐野研二郎氏が会見を開き、盗用は事実無根と訴えたが、後味の悪さは残った。
なんか嫌な感じの出来事が続く今の日本。
当委員会も、ノープロブレムとは言えなくなってきた空気の中、日本の保守論客の皆さんは、この事態をどう捉えているのだろうか。
憂国のジャーナリスト、櫻井よしこ氏が理事長を務め、国家が直面する基本問題を見つめ直そうとの見地から、2007年に設立した、民間シンクタンク、国家基本問題研究所には、社会の各分野で機能不全に陥りつつある日本を再生するために、理事や評議委員、研究員として各分野のスペシャリストが集結。
理事長の櫻井よしこ氏いわく。
目的はただ一つ、よりよい国、日本を築き、国際社会に貢献していくことです。
さらに櫻井氏は、自由なインターネット空間で、事実に基づく情報を発信し、正しいと信ずる論陣を張るインターネットテレビを運営するために、言論テレビを設立。
ここでも各分野のスペシャリストを招き、憲法、中国、朝鮮半島、歴史認識、原発などについての議論が行われている。
今回のそこまで言って委員会NPは、そんな櫻井よしこ氏率いる、国家基本問題研究所プラス言論テレビの論客陣が総出演。
このところ、ちょっと嫌な感じになっている日本に活を入れるべく、独自の日本改造計画をひっ提げ、おなじみの委員会メンバーと激突。
中国海洋進出阻止計画、
エネルギー安定供給計画。
憲法改正計画。
戦後70年日本外交改造計画。
拉致被害者救出計画。
修身の教科書復活計画。
偏向マスコミ矯正計画。
彼らが提言する日本改造計画の全貌とは。
ふだん、話してるようなことを、私たちみんなでいって、すごい多くの人に、読売テレビを通して、訴えかけたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そこまで言って委員会NP。
保守論客からの緊急提言!チーム櫻井の大日本大改造計画。
えらいことになってますね。
スタジオが。
そうですね。
若干そういうところが…。
ああこれね、もしこの局がね、テレ朝ならね、画面全体にモザイクがかかりそう。
別にモザイクはかけないけどね。
きょうは一体何をやるか。
でもこちらからご紹介いたします。
まずは櫻井よしこさん率いる論客人、チーム櫻井の皆さんです。
えー、国家基本問題研究所。
研究所長が櫻井さん?
理事長。
副研究所長というのはどなたですか。
田久保さんですが。
本当のリーダーがこちらでいらっしゃいます。
いや、そんなことはない。
田久保さんといえば、もしかして、時事通信?
昔そうです。
そうですよね。
時事通信といえば、加藤さん。
19年先輩ですよ。
そうですか。
やっぱりちょっと頭上がらない感じですか。
全然全然。
雲の上の方です。
時事通信というのはね、非常にいいか悪いか、どっちかなんです。
それの判断は皆さんにお任せします
言論テレビ。
櫻井さんなさってらっしゃいますしね。
言論テレビ、そうですね。
有料テレビ。
いや、もう、9時にご覧いただければ、ぜんぶ無料です。
夜の9時。
夜の9時、金曜日夜9時。
有料は何時から見られるんですか?
それは有料はね、オンデマンドで見るときに、やっぱり会員になっていただいて、そうすると過去の動画も全部見られます。
なるほどなるほど。
言論テレビと同じく、こちらもご覧いただければ、国家の岐路。
これはですね、まさに日本は今、岐路にあるんですよ。
これ、冗談でなく。
きちんとした国家としてやっていけるかどうか。
大げさに言うと、日本が生き延びることができるかどうか。
もえちゃんたちの時代になって、日本が本当に立派な国でいられるかどうかという瀬戸際に立ってるという意味で、私たち日本が国家の岐路に直面してるという意味で、そのタイトルをつけた。
チーム櫻井、皆さんにきょう、ご提言していただく計画をご覧いただきましょう。
一斉にオープン。
おー。
こうなってるんです。
櫻井さんはチーム櫻井で隊長だから、あれですね。
そうです。
どこから行きましょうかね、辛坊さん。
わー、すげーな、これ。
どことは言いませんけどね、…、
なんですか?
TBSなら、絶対モザイクかけてる。
一体どっちを向いてるんですか。
いいですけどもね。
さあ、どれからいきますかね。
どうしましょうか、本当。
それではですね、喫緊の課題からいきますか。
中国海洋進出阻止計画、これだ!
ではまいりましょう。
チーム櫻井、大日本大改造計画。
まずは、中国の海洋進出の野望を砕く、画期的な計画の提案からです。
海洋問題評論家、山田吉彦。
海洋安全保障をはじめ、現代の海賊問題や国境問題などに精通する、海のプロフェッショナル。
そんな山田氏が今回立案するのが。
中国海洋進出阻止計画。
その計画の全貌とは。
日本の海上保安庁を筆頭に、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インドネシアなどの海上警備機関が連携し、合同で東シナ海、南シナ海の海上警備活動を行う、アジア連合警備艦隊を創設。
中国の国際法を無視した埋め立てや、強引な海洋構築物の建設を監視し、中国が作った人工島や洋上ヘリポートへの物資輸送を警備船で遮り、常に国際社会へ問題を提起。
また密漁船や国際法を無視して、海底資源開発を続ける中国の企業に、だ捕などの手段で法的に対処するという。
これは空想上の話ではない。
アジアの海上警備機関の連携は、マラッカ海峡を中心に多発していた海賊への対策で、すでに実績がある。
現在、アジアの国々と、イギリス、オランダ、アメリカなど20か国が、アジア海賊対策地域協力協定を締結。
シンガポールに海賊情報共有センターを設置し、活動している。
今回の計画は、当初はあくまで海上警備機関の連携のため、集団的自衛権の範ちゅう外となるがいずれ、各国海軍と日本の海上自衛隊の連携を目指すとしているが。
山田吉彦氏の、中国海洋進出阻止計画。
果たして、実現可能だと思いますか?
不可能だと思いますか?
今回は、ちょっとだけいつもと違うんです。
というのは、皆さん方に、実現可能か不可能か、席を移動していただくということになります。
よろしいですか?実現可能の方はこちら側にちょっと寄っていただいて、実現不可能だと思う方は、向こうの今、ざこば師匠が座ってらっしゃるほうに寄っていただくということになります。
では、移動をどうぞ。
実現可能が4名いらっしゃる、実現不可能が3名という。
よろしいですか?ということですね。
ほほう。
ここの多数決で、番組として、その政策を採用するかどうか決めますから。
皆さんの役割は重要ですよ。
7人いらっしゃいますから、必ず。
今のところ、今のところ、これ実現可能ですから、中国と戦争になります。
平和を守るため、作るための組織ですから。
どうぞ。
これ、棄権できるんですか?
棄権はできません。
棄権はできません。
宮崎さんじゃないんだから。
それじゃあ、山田さんお願いします。
アジアの海というのは非常に重要なんですね。
今、集団的自衛権の中の、平和を作る法案の中にも、南シナ海の問題出てきて、その中でよくホルムズ海峡からのオイルルートばかりの話になって、この南シナ海、東シナ海の海域は大体航路があって、例外だと。
そういう、実は間違えた考え方、日本と東南アジアの国々は、どれだけ結び付いているか。
例えば多くの家電製品はマレーシアで作られている。
あの有名な手羽先屋さんの手羽先は、大体タイから持ってくる。
アジア、シンガポールやマレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア・ジャカルタから、日本を結ぼうと思うと、この南シナ海、東シナ海というのは、非常に重要な航路になる。
だからこれは、日本の海でもありますし、アジアが相互に連携していく海でもある。
それを共同で守っていかなければいけない。
連合艦隊で警備をしていきましょう。
自分の国だけじゃなくて、お互いに相互干渉をする組織を作ろう。
そうしたら勝手な国をする動きは阻止できるんじゃないかと。
その中ではやはり、海賊対策というのはひとつの例で、それまで海賊対策始めるまでは、みんなそれぞれの主権だ主権だって、自分の海は自分で守るんだと。
ですが、情報共有という仕組みができました。
海賊という一つの目的であれば、力が合わせたんですから。
アジア連合ちゅうても当然、その中に中国は入ってないですか?
中国が入りたいならば手を挙げればいいんです。
入ってきて、アジアのルールの中に一緒に…。
基本的にやることは、目の前でやることは、あそこの南シナ海の埋め立て地に中国の船が物資を補給に行ったら、それを海上で阻止すると。
それだけではないですね。
それは正当な理由がなければいけないので、しっかりと検査をしていくと
船舶検査すると、まず。
それが法に違反している可能性あれば船舶検査をすることもありますね。
あとは、中国は軍事目的のために作ってるんじゃないんだという以上、ずっと監視して、おかしな動きがあったら、どんどん世界に対して、とにかくおかしい、おかしいということを組織の中で訴えることができる。
さあ、どうぞ。
あのね、案としてはとてもすばらしいと思うの。
たぶん最終的には、これが実現できればね、阻止できるとは思うけれども、ただ、実現できないと思うのは、海賊対策のときに、みんなが協力したということは、相手が海賊だからなの。
だけど、相手が中国になるとね、みんなやっぱり、それぞれの思惑があって、一つにまとまらない。
それから、これだけのね、すばらしいプロジェクトを作るためにはね、やっぱりきちっとしたリーダーがいて、それをまとめるだけの力がなくちゃならない。
それをまとめる、たぶんね、できる力を持ってるのは、日本だろうと思う。
でも日本では今それができないし、ある意味では日本の世論だとか、国民だとか、全員がこれやらなきゃならないというコンセンサスができない。
自分の国を守るための安全保障問題だって、これだけもめてるわけですから、出ていって、こういうプロジェクトに関与するということが、日本の国内が許さない。
日本がもし、ある意味では、主導権を取らなければね、これはできないんですよ。
だから、すばらしいプロジェクトではあるけれども、残念ながら実現不可能です。
金先生、今ね、中国は海賊とは違うとおっしゃいましたけれども、私は東シナ海における中国なんて、ほとんど海賊と同じようなもんだと思う、やってることは。
いやいや、海賊と、海賊のような国とは違うっていう。
そりゃそうなんですけども、ただね、海賊って誰が見ても悪いことをやってるじゃないですか。
ところが、中国の行いって、周辺アジア諸国どこが見ても悪いことやってるんですよ。
そこは共通なんですよね。
その話正しいけどね。
正しいけどね、全然力の具合が違うということで、対抗する人たちの心理的な問題を私は言ってるんであってね、あなたのその問題はね、全くレベルを低く下げている。
山田さんの意見は僕は正しいと思うんですよ。
僕、反対してるわけじゃないの。
だけど一応、現実的な人間だから、私の経験から言っても、中国がこのような形でアジア連合警備艦隊なんていうのやったらね、もう自力どころか、全力で潰しに来ますよ。
潰しに来て、個別でやられたらね、結構なえちゃう国もあるから、これはね、むしろ、事実上、そういうものができてしまう。
黙って静かにやって、しかし、各国とはちゃんと連携を取りながら、表向きはそんなギャングアップと言うんですけどね、みんなで寄ってたかってやるんじゃなくて、しかし実際には中国が手も足も出ないようなものを、むしろ水面下で作っていくほうが、私は効果的じゃないかと思うんですよ。
何か外務省のやつって、大体こういうの。
外務省じゃねーよ!もう辞めたよ、1年も前に。
…。
いやいや、あなた、宮家君のこと言ってるんじゃなくて、外務省はって言ってるんだよ。
南シナ海の7つの岩礁は、今や人工島になってるっていうのは、やっぱりアメリカのオバマ大統領のひ弱なあの政策が間違いなの。
実行できるものはどんどん実行していかなければ、どうするんですか。
あの一帯全部、中国のものにすぐなってしまいますよ。
艦隊は無理かといえば、例えばソマリア沖の海賊艦隊は、しっかりとして結び付きができて、指揮権も明確なわけです。
これから先にですね、可能性がないと否定してしまうのでは、アジアの海を守れない。
みんなが困ってるわけですから。
国家基本問題研究所の国家基本問題研究所たるゆえんがこういう論にあるんですよ。
現実を見るとね、もう本当に宮家さんおっしゃるように、難しいですよ、ギャングアップしていけばね、中国がものすごく反発してきて、つぶしにかかりますから、これは本当に潰されてしまうんですけれども、私たちがやろうとしているのは、今、日本人は何を考えなければいけないんですかということなんですよ。
南シナ海の7つの海を埋め立てられて、そしてあれを本当に軍事使用されれば、制空権を取られてしまって、南シナ海の制空権を取られたら、海も支配されるわけでしょう。
すると、そこにつながる、今度は東シナ海でも、日中中間線のすぐそばに、12個もの新しいガスの開発のプラットフォームを作りましたこれ、軍事転用されると、日本の南西諸島、沖縄の自衛隊、米軍の動き、全部把握されて、事実上、この東シナ海が中国の空になり、中国の海になるんですよね。
僕ね、アジアだけではちっちゃいような気がするんです。
ヨーロッパにも入ってもらわなあかんのとちゃいますか?関わってる、携わってる所だけでは無理やと思う。
すごいそのざこばさんの意見というのは正論で、海賊対策は最初、アジアから始めたんですが、アジアの海は重要だということで、イギリスもアメリカも、あるいはノルウェー、オランダという、海を利用している国がみんな参加したいと。
お金も出して、入ってくれるようになってきたんです。
これは最終的には、海は誰のものかと、中国のものでもなければ、日本のものでもなければ、そうしたら、共同で管理するしかないんだろう。
そのためには、まずはジャイアンがいるわけですから、
既成事実を全部作るわけですよ、南シナ海に。
これゼロにはできない。
交渉は今、作ったものから、これは防空識別圏はもう作らせませんよ、あるいはこれ、軍事的にはもっと危険なものにさせませんよ、これ抑えるわけで、この作っちゃったものはゼロにできないでしょ。
中間線のね、櫻井さんが一番最初に産経新聞でお書きになった、中間線にプラットフォーム16ですか、14ですか。
16、全部で。
16全部で、16作った。
これ、ゼロにできますか?できないですよ。
これから、これを軍事的な危険なものにしないでくださいね、もっと作らないでくださいねといっても、それもそう、宮家さんの外務省から、向こうの外務省に通告して、このなんていうか、交渉するだけでしょ。
欧州でも、ロシアはクリミア半島をとっちゃった。
これ元に戻すことできないんですよ。
このクリミア半島はロシアのものになっちゃったけども、これから経済制裁とかなんとか始めて、つまり、今の世の中は、既成事実を作ったやつが勝ちになっちゃったの。
そんな、もう遅いですね。
よく、飛行場や人工島を造った問題に関して、軍事的な側面だけを議論しますけど、いや、こんなに大きな環境破壊はないわけです。
もう基本的に思想も立場もみんな明快なうえで、やろうと言ってるわけで、これも本気でやろうとするならね、朝日新聞に環境問題で、左派系の市民グループを集めて、ね、南シナ海の環境を守れっていうグループを作って、そこに活動さすぐらいのことを考えないと、戦略的には。
だからキャンプ・シュワブ…。
朝日新聞は環境問題大好きですからね。
沖縄のキャンプ・シュワブ前でぎゃーぎゃーやってる、自称市民たち、他県から来てると思われる自称市民たちをごっそり連れていってですよ、もっと重大な環境問題があるっていって、サンゴが!サンゴが!ってさんざん言ってもらえばいいんですよ。
ということで、もうこの議論はこのへんにしたいと思いますが。
お席の移動は?
皆さん、それでいいですか。
そのままだと、中国と戦争になりますけど、いいですか?いいですね。
決まったわけでは。
…。
分かりました。
アジア連合警備艦隊創設、実現可能ということになりました。
当委員会は、可能という結論出しました。
次、いきましょう。
それではどうしようかな。
あっ、お隣いきましょう。
エネルギー安定供給計画。
大日本大改造計画。
続いては、エネルギー資源の乏しい日本を救うためのこんな計画です。
北海道大学大学院教授、奈良林直。
新世代原子力発電所の安全技術に関する第一人者で、原子力安全委員会専門委員などを歴任。
そんな奈良林氏が今回立案したのは、エネルギー安定供給計画。
今月に入り、九州電力は川内原発1号機について、早ければ11日に再稼働させる方針を固めた。
実現すれば、国内でおよそ2年ぶりに原発が稼働することとなる。
そうした中、奈良林氏の計画は、日本にエネルギーを安定供給するため、適合審査に合格した原発を順次再稼働していくというものだが、続く関西電力高浜原発3、4号機は、福井地裁が運転差し止めの仮処分決定を出しており、再稼働の時期は未定。
福島第一原発事故後、全原発が停止した日本では、太陽光バブルが起きたが、ドイツと違って広域の送電網がない日本では、太陽光発電や風力発電の比率が高まるほど、電力供給が不安定になり、大停電のリスクが高まると、奈良林氏は指摘する。
また電力各社が化石燃料に切り替えたことで、これまで以上に温室効果ガスを排出しているため、地球温暖化はますます進行。
このまま放っておけば、日本列島は未曽有の大災害に見舞われ、やがて人類は滅亡の危機を迎えるかもしれない。
それを避けるためにも、審査に合格した原発は速やかに再稼働し、ベースロード電源を確保。
その上で、バイオマス発電など、再生可能エネルギーを推進すべきだと、奈良林氏は訴えている。
ただ、最新の世論調査では、原発再稼働に賛成するのは、僅か17%となっているが。
奈良林直氏のエネルギー安定供給計画。
果たして実現可能だと思いますか。
不可能だと思いますか?
では、実現可能か不可能か、お席の移動をどうぞ。
実現可能が青のほうで、不可能と思われる方、赤のほうへご移動いただきますが。
あれ?
いや、かなり。
えっ?
どうでもいいけど、ずいぶん間抜けな構図ですね。
あっ、さっきと同じで、3、4に分かれましたね。
でもだいぶ顔ぶれが。
顔ぶれが変わりましたが。
実現不可能3人、可能4人ということですが、それじゃあ、まあどういう心なのか、ちょっと解説していただきましょうか。
今、川内の再稼働の話が出ましたけども、全国の発電所で、いろいろな安全対策がされています。
例えば竜巻、日本ではまだ竜巻に強くないんです。
この間、昨年、私、シカゴの発電所へ行ってきました。
竜巻のたくさん発生するところです。
ところがそこでやってる対策よりも、今、国内でやっている竜巻対策のがすさまじいです。
もう鉄のおりを作って、重要なポンプを守る、そういう施設が作られてます。
それから、福島の事故の原因が津波です。
津波に対して防潮堤を作って、そして、さらに建屋の中に、銀行の金庫みたいな分厚いドアを付けて、海水が入らないようにする。
それから非常電源を守る、それから高台にも電源車を置いて、今、何十台も発電所の敷地の中に消防車、消火ポンプが置いてあります。
こういう実際の発電所の中、どういうふうに安全対策を取ったということが、なかなかマスコミ、報道されてないです。
今、ここに書いてありますように、火山の噴火、竜巻、それから森林火災、あるいは貯水池を作ってそこから水をいつでも引けるようにしたり、膨大な。
航空機テロもありますが、航空機ぶつかってきても大丈夫なんですか?
今の対策でも、すでに航空機がぶつかっても大丈夫なような対策をされてます。
さらにこれから、5年の猶予期間が認められている、本当の要塞みたいな、施設が作られます。
あとは、万一炉心が損傷しても、放射性物質をこしとって、一般環境に1万分の1、1000分の1、1万分の1ぐらいに下げる、そういったフィルターベントも5年以内につけるということで、今、順次、全発電所が申請を出したものから、審査を受けてるという状況です。
なるほど。
という意見で、皆さんどうですか?
要するにこういう話は5、60年、ずっと聞き続けてきたんですよ。
私もよく原発の見学に行ったんですね。
事故前ですよ。
そしたら、何があっても大丈夫。
こんなことがあっても、ここで防ぐ、こんなことがあってもあそこで防ぐ、こんなことがあってもここで防ぐっていいながら、今回、一瞬で3つとも外れちゃったわけじゃないですか。
だから、今回、安全基準を満たしていることを、委員会が確認するだけの話で、誰も安全だということは言ってないわけですよね。
だから、要は今回の審査は基準を満たしたかどうかであって、基準が本当にいいかどうかは、前よりは対策した。
今、さっき華々しいさっき、絵、ありましたけれども、あれだけ聞くとすばらしく聞こえるんだけど、それにいくらかけてるんだという話ですよ。
つまり再稼働に当たって、各電力会社が数千億円かけてこれを満たすわけですよね。
そうすると、それで、確かに安全は高まるでしょう。
でもその分、コストが高まっていって、安いよっていう、原子力の魅力そのもの、大きな魅力の一つがかなり失われる。
それをやったときに、どうなっちゃうのかなと。
どうですか、奈良林さん。
例えば、日本の今、不幸は、20年、30年、ずっと地震のガル数の議論をしてたんです。
一番今回の福島で抜けてたのは津波ですよね。
強い地震がきたら、津波が来る、で、その津波の対策に対しての議論が国民を挙げての議論ができてなかった。
今回の対策は、今、歴史上、すべてのその自然災害をリストアップして、亡くなった人が多い順に並べて、重大な事故を防ぐための対策を取りました。
だから前よりは安全になるのはよく分かるんですけども、だから大丈夫とはなんない。
竹田さん、今おっしゃったのは、あの福島の原発事故は、なぜ起きたかというところの、そもそもの原因が、津波でしたね。
ところが、そのあとの議論では地震のことばっかりですねって言ってるわけですね。
あのときの地震って、マグニチュード9っていわれたんですよね。
これは1000年に一度と言われました、それが本当に科学的に正しいかどうか分かりませんけども、1000年に一度来るような、ものすごい地震、直撃されたわけですよ。
でも、その地震には、あの東京電力の福島第一原発も耐えたんです。
そしてその東京電力の福島第一よりも、もっと震源地に近かった東北電力の女川原発、これは見事に生き残ったわけですよね。
ですから、地震ということにおいてはね、私たちはもっと日本の技術に、自信を持っていいんじゃないかというふうに思う。
それともう一つね…。
奈良林さんね、私の高校の同級生なんですよ、実は。
テレビでお会いするの、これで2度目ね。
前はね、朝まで生テレビでね、原発でね、分かれたんです。
バーサス。
それ以来、立場も変わってないんですけれども、あるとき私ね、その高校の先生、物理の先生から手紙をもらったんです。
もう何十年ぶりに、びっくりしたんです。
なんでくれたかというと、私、事故のあと、要するに民主党政権、いかにだめかとか、それから、原発、これはまあやめたほうがいいんじゃないかということを、コラムにずっと書き続けてきてたわけですよ。
そしたらその先生が、高教組っていう、教員の組合の立派な活動家の先生でもあったので、もともとちょっと左に傾いてると思うんですけれども、君、非常にね、よく頑張ってくれて、僕は誇らしいと、そういうお手紙を頂いてね。
奈良林さんのことはなんて書いてありました?
それで奈良林さんのことは何も書いてなかったんですが、まあ私は、その先生の教えを守るわけじゃないけれども、奈良林さんは今、こうやって原発推進派の旗頭で活躍されていて、うーん、先生はどう思われるかな。
高校の先生関係ないでしょう。
その前にもえちゃんのお話聞きたい。
もえちゃんどうぞ。
長谷川さんが頼りないので、私ががつんと言いますね。
すみません。
私がすごく引っ掛かったところがあって、それが適合審査っていうことばなんですよ。
それをする人が果たしてちゃんと責任を持ってくれるのかっていう不安があるので、私はそこが納得できなかったので、こっちにいます。
あともう1個言えば、適合審査する人もそうだけども、基準そのものが本当に大丈夫なのかというのは分からない。
そうそう。
そこの2つ。
そこ、しっかりと。
適合審査の中身を国民の皆さんに詳しく説明されてないですよね。
だから今、先ほどお見せした火山だとか、竜巻だとか、津波のいろんな対策、これはなぜ必要なのか、これは全部リストアップされて、いろんな審議を経て、それが固まってきたわけです。
それは分かるんですけど、飛行機だって落ちないために、もう100年間、いろんな対策をしてきてる。
それでも落ちるんですよね。
どんどん安全になってるのは分かりますよ。
前より安全です。
それはそのとおりだと思う。
だから一切事故は起きないんですよって言った瞬間、その人はうそつきになると思うんですね。
絶対事故起きないとは、それは言えないです。
これはゼロリスクは、やはり言えないんです。
科学技術的に。
ただし、原発もこれから非常に大事な役割を担います。
これ、人類のために2000年、3000年のエネルギーの供給をしなきゃいけないんです。
例えば、地球温暖化ですね。
これは今、ひどい状況になってます。
台風もひどくなってるし、土砂災害もあるし、熱中症でたくさんの方が亡くなってます。
北海道もこの間、36度になっちゃいました。
そんな奈良林さんがどうしても言いたいひと言、こちらです。
こちら。
地球温暖化を放っておくと、シベリアの永久凍土にメタンクレーター出現。
人類は存亡の危機です。
今、どんどん地球温暖化がひどくなって、シベリアの永久凍土がとけだして、地底にあったメタンガスが噴き出してる。
この間、クレーターが出てるっていうのがニュース報道にありました。
ですからこのまま地球温暖化を、手をこまねいていると、こんなことが起きてしまう。
いいんじゃないですか、地球温暖化で。
ロシアの一大永久凍土が、あれ、大穀倉地帯になるわけですよ。
いや、そうじゃなくて。
いいこといっぱいありますよ、温暖化。
いったん、メタンが地上に噴出して、ほとんどの生物が絶滅したことがあるんです。
うえきひとしの…。
日本の話に戻りたいんだけど、私、今度は高校の話じゃなくて、ちゃんと真面目な話だけど、それはね、2つですよ。
適合審査の話もあるけれども、やっぱり避難計画、これがやっぱりいかにもずさんだし、本当に避難できるのかということに、やっぱり疑問がある。
これが1点ですね、それからもう1つは、使用済み核燃料をどうするかと。
この問題が解決できない以上、どんどん積み上げていってもしょうがないと。
使用済み核燃料はガラスと混ぜて安定に、もう保管できる技術ができてます。
これは10万年でも保管できます。
ですから、それをあとどこに埋めるかという場所が決まらないと。
それが問題なんじゃないですか。
何十年もかかっても決まらないんですから。
だから10万年でも保管できるんですよ。
あのね、これ、日本の議論っていうのはね、絶対的な安全性っていうものを求めていて、その気持ちは分かるんですけれども、やっぱり科学技術で、絶対的な安全っていうのは、担保できないというのは、お分かりですよね。
それと同時に、私たち、このスタジオ、ものすごく明るいですよ。
この電気、どこから来てるんですか?中東からの油でしょ。
中東からの油を私たち、9割、ホルムズ海峡、それからマラッカ海峡ですよね。
でも、さっきからお話してるように、マラッカ海峡、南シナ海というのは、中国がどんどんどんどん進出していて、物理的に本当に危ないところに私たちは来ているわけですね。
そう思いますとね、やっぱりエネルギーを安定して日本の社会に供給しなければならない。
エネルギーを安定して供給しなければ医療だってどうなりますか?それによって、命を失う人だって、たくさんいると思いますよ。
今、石油のお話ありましたけれども、原発の事故前とあとで、石油の輸入量ってあんま増えてないんですよ。
何が増えてるかといったら、LNGと石炭なので、マラッカ海峡の負担というのは、事故によって増えてないんですね。
石油だけの話じゃなくて…。
LNGだって。
話が平行線になってきましたので、皆さん、結論出しましょうか。
ざこばさん、ひと言ありますか?特にないですか。
いや、まあ、できるだけ、原発はないほうが僕はいいとは思います。
それに代わるもんが出ればね。
ということで、それでは実現可能、不可能、席移動がある方、どうぞ。
最終的に。
ないですね?ということで、この番組の結論としては。
4対3。
はい、実現不可能ということにさせていただきます。
いやいや。
可能だろ。
いや、私の職権で不可能です。
ありですか?それ。
私は何回も申し上げてますが、太陽光だけで100%賄えます!私、自分で10年前からやって、蓄電池も導入して、100%、私は15分で、皆さんを説得する自信があります!きょうは時間がないからやめときます。
うるさい!ドイツと日本は緯度が違うんだ。
続いての計画です。
未成年によるいじめ、そして凶悪犯罪が問題となる中で、よい解決法になるんでしょうか、こんな計画です。
政治ジャーナリスト、細川珠生。
熊本藩主、細川忠興の末えいで、政治評論家、細川隆一郎氏を父に持ち、あの細川隆元氏は大叔父に当たる。
20代からフリーランスのジャーナリストとして、政治教育地方自治に関して、積極的に取材している。
そんな細川珠生氏が提言するのが、日本の教育改革。
そして今回、立案したのが、現代版修身の教科書復活計画。
かつての日本の小学校では、身を修めることを意味する、修身の教科があり、東西の偉人のエピソードをもとに、友情、親孝行、夫婦愛、奉仕、愛国心などを教える道徳教育の授業が、筆頭教科に位置づけられていた。
しかし、日本よい国、きよい国、世界に一つの神の国。
日本よい国、強い国。
世界に輝く偉い国といった一説もあり、戦後はGHQによって、軍国主義教育と見なされ、修身の授業は廃止された。
しかし、細川氏によれば、修身の教科書には、現代にも通じる重要な内容がいくつもあり、決して危険な内容ではないという。
ゆえに、細川氏は、まず修身の教科書の国威発揚の部分を除いた普遍的な教育論の箇所を抜粋し、それを教育の一義的な責任のある親たちに読み聞かせ、自分自身の子育てのヒントになるということを発見してもらおうと、提案している。
修身が社会的認知を得れば、あとは日本にばら色の未来が待っているというのだ。
そんな細川氏の計画とは。
修身の教科書が復活すれば、肉食男子が増える!
実際に修身を学んだ男子たちは、いかに生きるかを心がけ、自分自身の責務を自覚していくようになる。
そのような意識が浸透していけば。
威厳のある男子が増え、日本人は精神的に強くなる。
威厳ある男子が、かつてのような大黒柱的な父親となり、その数が増えていけば、社会のバランスが取れていく。
そして精神的に強い日本人が増えていけば。
日本は、オリンピック最多メダル獲得国になる。
そう、日本はオリンピックや政治や外交の面においても、世界一の民族になれると思う。
細川珠生氏の、修身の教科書復活計画。
果たして実現可能だと思いますか。
不可能だと思いますか?
実現可能か不可能かを、席の移動をどうぞ。
さあ、どうなるでしょうか。
大移動。
真ん中だめなの?
だめ?
どうなんでしょう。
真ん中だめますよ。
宮崎哲弥さんみたいなことしちゃ。
いらっしゃらない方もいる。
実現可能がお2人、不可能が5人という。
あらま。
ちょっと分が悪いですね。
細川さん、どうでしょう?
私はその修身の教科書の中に書かれてある、徳目のようなものを、やはり復活させたほうがいいんではないのかなと思ってるんですね。
今、みんな日本人って、多様な価値観とか、個人の自由とかでも、いろんな考えを持っている人がいっぱいいて、もうばらばらだと思うんです。
だからやっぱり日本人が共通して、こういうことが大事だよねということをどこかで何か教えないと、今のままだと、本当にみんな個人個人の目的を達成するためだけで、他者のことを考えたり、親やきょうだい、あるいは夫婦とか、子どもも自分よりも後回しというような世の中になってますから、それではいけないのじゃないのかなと思ってるんですね。
例えば修身の教科書には、国威発揚の部分というのもたくさん書かれているんですけれども、それ以外にも、勤勉とか、倹約とか、工夫とか、もう今や死語のようなものになっていますが、そういうことが書かれていて、あるいは男子の務め、女子の務め、それを男女平等社会ではいけないことなのかもしれませんが、やはり男女は違いますから、それぞれの勤めをきちんと明記するということを、どこかで考えていかないと、日本人みんなが共通に持っていない。
おっしゃることはもっともなんですが。
私、本当つくづく思うのは、お母さん、お父さんがね、小さい子を連れて、街、いろんな所、いますよね。
本当になんかね、しつけとか、が、できてないなあと思うことがたびたびあって。
ありますよね。
そういうのは、やっぱり誰かが教える、それは修身みたいなところで。
行儀っていう項目もあるんですよね。
行儀とか、礼儀とか、あいさつとか。
公共とかですね。
社会生活の基本的なこととかは、それはやっぱり教えないとだめなんじゃないかと思いますね。
そうなんです。
じゃあ、ぜひこちらに。
私がね、座って。
こっち不可能だったね。
だめですよ、移動しちゃ。
金さん、動かない…。
金さんに引っ張られちゃった。
私、教育、絶対必要だと思ってます。
ただ、あなたの言ってる修身ということばもね、もうある意味ではね、今の時代に合わない。
細川さんが言うの分かる。
分かるし、中身としてね、修身の一部が重要なことを教えてるのは、理解しますよ。
だけどね、やっぱり金さんの言うとおり、ちょっと古い。
古いね。
それから教科書が人を教えるんじゃないんですよ。
やっぱり教師が人を教えるんです。
今の教師のレベル、考えたらね、まずあの人たちが教育受けなきゃいけないんじゃないか。
いろんな先生いらっしゃいますけどね。
それでいうとね。
その教師の教育できないんだったら、とりあえず子どもがこの本だけよんどきゃなんとなく分かるというのを作っておいたほうがいいっていうのがあります。
あります、あります。
子どもっていうのは、大人の背中を見て育つんですよ。
だから、大人の背中でね、親の背中だったり、教師の背中だったり、それを見て育つわけだから、きょうの辛坊さんのやり方は最悪だった。
失礼いたしました。
申し訳ございません。
職権乱用のね。
それでも地球は動いてるんだ!
学校の中でそういう教育しても、家帰ってきたら、全然意味が違う教育でしょう。
昔だったら、学校で習って、先生にこう習った。
そうだね、先生の言うことを、守らないかんで今違うでしょ。
あの先生あかんで、あんなもん相手にしちゃあかんでって、家の中ではそういうあれでしょう。
ほんで、遊ぶんでもグループで遊ばないでしょ、めんこやって、ばって負けたら。
取られる、負けたら。
そういうのないですよ。
今、こんなゲームで、負けたらリセットや。
悔しい思い、取られたら取り返したるとか、そういうもんがあって、やっぱりけんかもあって、ちょっと危ない遊びもして、やんちゃなこともしての、昔ですわ。
今はそれがなくなったから、情けない。
だから、こういう教科書も私が読み聞かせっていうのは、親に修身っていう、修身という名前がいいかどうかは別として、こういう徳目は、決して危険なことではありませんよというのを、まず親に分かってもらうってこともそうなんですが、親がまず、こういうことを教えなくちゃいけないんだということを分からせるために、そういう読み聞かせの機会なんかに、そういうのを導入したらどうかというのがまず一つの考えですね。
子どもの教育の前にね、僕、親が、一体、どういうふうに教えていいか。
いいか分からないんですよ。
それから、何を教えなきゃいけなかったのか、もう忘れてしまってるような気がするんですよね。
私、今、親ですけれども、修身の中身みたいなもの、私も子どものころに、祖母とか両親から教わったことを、今、子どもに教えてるんですね。
だから、わざわざ教科書でやることではなくて、やっぱり家庭で、家族でそういうものを。
もえちゃんはいいのよ。
だから今ね、核家族化が進んで、おじいちゃん、おばあちゃんとのほとんど会話をしなくなった子どもたちも多くなってて、もえちゃんみたいなちゃんとした大人がみんなそうだったらいいんだけども、今もう、本当に同じ世代でも、修身なんかもう、全く関係内容な人が多くなっちゃってるからそこを戻さなきゃいけない。
非常に心配してるのはですね、例えば愛国心ということば、なんか違ったような形で利用する方々が増えて、隣人を愛する、この国の自然を愛する、環境を愛するっていう意味、みんな周りの人を愛していこう、考えていこうという愛国心ということば、なんか愛国心というだけでこぶしを握り締めてみたいなことを使われてしまう。
これちゃんと、愛国心ということを教えてないから。
私はね、皆さん方にお願いしたいのはね、修身ということばが古いと思うなら、細川さん修身に、こだわっていないんです。
中身にこだわってるんですね。
もっと日本人にお母さん方や、お父さん方に、日本人の価値観を教えていきましょう、それによって子どもたちに教えていきましょうということなので、そのことばにこだわらずに、実現可能か不可能かというのを、判断していただきたいなっていうふうに思ってるんです。
じゃあ、ファイナルで可能、不可能を、はい、せーの、どん!
お変えになりますか?
変わった。
さあ、ざこばさん。
そうあってほしい。
そうあってほしい。
ということは最終的には、5対2となりましたね。
当番組としては、実現可能ということになりますね。
可能ということになりました。
ありがとうございます。
続いては。
大ネタいきますか、大ネタね。
憲法改正計画。
安保法制が衆議院を通過して、一部から、次は憲法改正か?というような声も上がる中で、憲法学の権威が考えるこんな計画です。
日本大学法学部教授、百地章。
ことし6月の衆院憲法審査会で、自民党推薦を含む3人の参考人全員が、安保関連法案を意見と判断したのを受け、菅官房長官が違憲じゃないという著名な憲法学者もいっぱいいると発言したが、その後、民主党の辻元清美議員に。
違憲じゃないという憲法学者の名前を、いっぱい挙げてください。
と詰問され、真っ先に。
百地先生だとか。
と、名前が挙がった、改憲派の憲法学者である。
その百地氏が今回立案したのが、憲法改正計画。
その計画の全貌とは。
現行憲法を一挙に全面改正することは、現実に不可能であり、法的にもできない仕組みとなっている。
そこでまず百地氏が一点突破すべきだと主張する改憲のテーマが、緊急事態条項。
首都直下型地震や、大規模テロが発生し、国会が集会できないような事態に備えて、憲法に新たに緊急命令制度を設ける。
これによって、内閣が迅速かつ適切に対処し、危機の克服と、国民の生命や安全の保護を図ることができるようになる。
先進国において、緊急権制度が存在しない国はない。
ちなみに、昨年11月の衆議院憲法審査会でも、共産党を除く与野党7党が緊急事態条項に賛成。
国民にとって身近で分かりやすいテーマでもあるため、国民投票を行えば、大多数の国民の賛成が得られるはず。
この緊急事態条項によって、一点突破に成功すれば、国民の憲法改正に対する意識も大きく変化し次の段階として、憲法前文、9条2項、96条などの改正を着実に進めることができて、最終的には全面改正。
さらには新憲法の制定を実現することができるとしているが。
百地章氏の憲法改正計画。
果たして、実現可能だと思いますか?
不可能だと思いますか?
ではお席の移動を。
実現可能か、不可能か、どうぞ。
いかがですか。
あれ?
1人か?寂しいなあ。
6対1ですね。
残るしかないね、ここは。
今回、国会中継なんか見てるとね、突っ込みどころ満載で、さっきの、ね、菅さんの、誰かいっぱい挙げてくださいみたいな、百地さんとか。
こんなおいしい局面をと。
俺なら絶対、ああ、いっぱいありますよ、百地先生とか、あっ、百地先生とか、百地先生とか、百地先生とか、百地先生とか。
そのぐらいのギャグはかまさんでどうする。
使わないとだめですか、
実は3人だけじゃないんです、たくさんいるんですけどもね、名前が出せないような雰囲気があるんです、憲法学会には。
改憲あっただけで、警戒されて。
そういう中で、憲法改正案というのは、戦後たくさん作られてきたんです。
残念ながら、しかし、憲法ができて70年、約70年ですね。
一字一句改正できなかったという現実もあるんです。
そういう中で、私はまずできるものからやろうということで、これを提案したわけですね。
もう一つは状況として衆参両院、国会の発議のためには、それぞれ3分の2の賛成が必要なんですよね。
で、衆議院ではすでに3分の2を超えています。
参議院も潜在的には、例えば民主党にも改憲派がいますし、次世代の党とかいろいろありますから、3分の2いってると。
戦後初めて3分の2の勢力が確保できてる。
数字のうえでは発議可能なんですよね。
そこで、まずどこからやるかということで、考えたのが、3つの基準です。
1つはですね、やっぱり国家の根幹に関わるようなことじゃなかったらだめだろうと。
つまらないことをやってもしかたないということですね。
2番目は今、急いで変えなかったら、日本の国は危ないと思われるようなそういう緊急性を要することである、これ2番目です。
3番目は、国民の理解が得られそうなテーマってことです。
そこで出てきたのが、この緊急事態の問題なんですね。
実は東日本大震災がありましたよね。
あのときは、民主党政権、菅さんというのは、とんでもない勘違いをする人だったんですけれどもね、なんとか乗り切ってきましたけれども、今、言われているのは、首都直下型地震なんですよね、巨大地震。
ところが憲法には、規定がないんです。
規定がないもののですから、対処できない。
例えば、東日本大震災のときに、問題になったのが、災害対策基本法という法律でした。
この法律には例えば物資が不足したような場合には、それをなんとかですね、統制したりとか、そういうことができるようになってるんですが、いくら法律定めても、憲法には財産権だとか、経済的な保障がある、法律でいくら定めても、それやったら憲法違反だということで、例えば東日本大震災のときには、がれきを処理しようとしてもですね、これは所有権者がいるはずであると。
その人の了解得なかったら、財産権の侵害だからということで、実際、動かなかったことがあるんです。
そういう意味で、憲法の中にきちんと位置づけないとだめだと。
世界で緊急権の規定ない国はないと言っていいでしょう。
先進国はみんなあります。
すごい勢いでうなずいてますから、もうきょうは宮家さん、1人…。
まず勘違いしていただきたくないんですが、私は憲法改正するなんてひと言も言ってません。
変えるべきものは変えるべきだと思ってますし、この緊急事態条項は、僕、大賛成です。
これがない国は、本当に主要国じゃ日本だけですから、ただし、私の今までの30年ぐらい、この問題に関わってきて感じることは、やっぱり、それに対する反発も強いんですよ。
ですから、僕にとっては当たり前である…。
誰がどんな形での反発なんですか?
やっぱり誰とはいわないけども、平和主義者たちですよね。
憲法が、平和憲法を守ってれば、日本は平和になると勘違いしている人たちがいるわけですよ。
でも地震は防げないですよね。
まあまあ。
まさに分かりやすいテーマを出したわけです。
緊急事態条項は私は、そこはいいんです。
そこは反対してないんです。
私が実現不可能と言ったのはそのあと、そのあとに9条だ、なんだと、こう、いろいろ書かれた。
それはね、もちろん、そこにあったらいいと思いますよ。
しかし、恐らく緊急事態条項だけでもね、相当な反発があると思いますので、これはね、実現不可能と言いたかないんだけども、難しいなぁと。
必ず反対派は人権侵害のおそれがある、弾圧があるとかありますけれども、とんでもないこれ言いがかりであって、よりたくさんの人の命を助けるためにですよ、一時、我慢してくださいよっていうことでしょ。
それをですね、人権侵害だと、本末転倒ですから。
急がないと、東日本大震災があったので、みんな、あっ、これ、必要だなと思うと思うんですよね。
もう4年たってますけどね、例えば10年とかたっちゃったときに、例えば阪神・淡路みたいな、10年、20年みたいな、なんか忘れかけてる人が多くなっちゃう。
そうなっちゃうと、あのときねって言われて、ああ、あんな話あったよね、なんか自分の問題として思えなくなる。
だからまさに今、先生おっしゃるとおりで、チャンスで、東日本大震災があったからこそ響くわけです。
だから急がなきゃだめだと思いますね。
しかもね、火山も活発化してるでしょ、いろんな自然災害の可能性ありますから、国民は身近な問題として捉えることができると思いますよ。
これはだけどね、必ずね、平和安全法制と結び付けて、反対していきますよ。
それで今回のことでもそうだけど、大キャンペーンを張ってきますよ。
それに耐えるっていうのはなかなか大変なんですよ、これは。
直下型地震、そのほかにね、サイバーテロっていうのがあるんですよね。
いつ起こるか分からない。
なんの備えもないじゃないですか。
宮家さん、言われるように、変なふうに利用されるかも知らんけども、これ、やっぱり勇気を持って、リーダーがね、国民の人気取るためにやってるんじゃないよと。
安全のためにやってるんだろうという、リーダーシップ発揮しなきゃだめだよ。
今回、でも安保法制が通ると、政治的なモチベーションというか、国会の中のモチベーションでいうと、憲法改正の機運は、下がるんじゃないですか?
そういう意見もあります。
もうこれで集団的自衛権行使できるんだから、憲法改正必要ないよって議論ありますけれども、そんなことはないんです。
やっぱり、わが国をきちんと守るためには、念のために言っておきますけれども、9条1項は私ども変えない。
つまり日本から侵略戦争するってことは、絶対あってはいけない。
平和主義を守ります。
その上で、2項のままでは、自衛隊はですね、戦力の保持を禁止しているものでは、自衛隊は実体は軍隊ですけれども、法制度では軍隊じゃないんです、警察組織と一緒。
したがって、他国の軍隊のような行動ができないということなんですね。
皆さん、もう移動はないですね。
いかがですか?宮家さん?
どうします?
そのまま?ステイ?
ということで、実現可能ということになりました。
ありがとうございました。
さあ、残り少なくなってまいりましたが、次、どうしましょうか。
続いては、やっぱり日朝協議、どうなるかね、ぜひお願いします。
なかなか進展しない拉致問題。
一気に解決へ導くためのこんな提案です。
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長、西岡力。
大学時代に韓国に留学し、卒業後、在韓日本大使館に勤務。
その後、月刊誌、現代コリア編集長を務め、拉致問題、慰安婦問題など、朝鮮半島研究の第一人者として、現在は、国家基本問題研究所の評議委員も務めている。
そんな救う会会長の西岡力氏が提言するのは、もちろん。
拉致被害者救出計画。
西岡氏は、こう断言する。
拉致被害者を救出するためには、朝鮮総連を解散させるしかないと。
西岡氏によると、昨年、キム・ジョンウン政権が対日交渉を開始したとき、キム・ジョンウン第1書記は。
このままでは、朝鮮総連が潰される。
首領様が作り、将軍様が育てた総連を、自分の代で潰すことはできない。
と、指示を出したといわれている。
朝鮮総連は現在、破壊活動防止法に基づき、公安調査庁の監視対象になっており、総連傘下の在日本朝鮮人科学技術協会所属の核・ミサイル専門家が、多くの技術情報を北朝鮮に提供した疑いが強い。
また、総連が全国に作った信用組合、いわゆる朝銀信組が次々破綻して、1兆4000億円という膨大な公的資金が投入されたが、焦げ付いた債権のうち、多くが北朝鮮に送金されたのではないかと疑われている。
このような総連を現行法規で取り締まれないのなら、新たな立法措置を取って解散させるべきだと西岡氏は言う。
さらに、西岡氏の計画は。
朝鮮総連の解散で北朝鮮を圧迫して、拉致被害者を全員取り戻す交渉をして成功した場合、こちらが何をするかは、現段階では秘密にする。
ただし、今後、日本国内で総連のような外国敵対勢力の国益に反する活動をさせないためにも、日本版CIAを作って、外国の情報を集める活動をすべきだ。
と指摘しているが。
西岡力氏の、拉致被害者救出計画。
果たして、実現可能だと思いますか?
不可能だと思いますか?
実現可能でしょうか、不可能でしょうか?お席の移動をどうぞ。
あっ。
ちょっと皆さん、動くの嫌なの?西岡さん今、一番言いたいことは本当は何なんですか?いろいろありましたけど。
一番言いたいこと、出ますけど、出してもらいましょうか、じゃあ。
えっと、計画。
これだけは言いたい、北朝鮮はいまだに遺骨ねつ造を諦めていない。
つまり去年から交渉が始まりました。
しかし1年たっても、何も報告が出てきていません。
しかし、きのうも北の外務大臣は、誠実に履行していると言ってるんです。
やめる気はない、しかし帰す気もない。
日本からまだ取りたいものがあるんです。
取りたいものを取れてないので交渉はやめない。
特にですね、4月2日、3日、緊張しました。
3月26日に朝鮮総連の議長と副議長の自宅を家宅捜索しました。
これ、史上初めてです。
1991年に一度、副議長の家宅捜索をしようとしたとき、×××という政治家が止めました。
初めてのことをやりました。
そしたら4月の2日に、北朝鮮がこのままでは政府間対話はできなくなると脅しました。
4月3日、安倍総理が家族会に会いました。
私も同席しましたが、そこで総理は、カメラの前で、拉致が解決しなければ北朝鮮の未来はないと言いました。
話し合いができないと言ったら、未来はないと言った。
そのあと、総連の議長の次男を逮捕しました。
それなのに裏交渉が続いています。
5月には総理の側近の秘書官がモンゴルで北朝鮮に接触したという情報があります。
いよいよ外務省ではだめで、本音ベースで、トップどうしのコミュニケーションができているのかもしれないと見ているんです。
実はね、この番組、この間から2回連続で、飯島さんが来たんですよ。
それで飯島さんは、全く逆で、拉致被害者取り戻すためには、まつたけごときで朝鮮総連の幹部にガサ入れるなと、そういう意見みたいなんですが。
今、日本は世界で一番強い人権を理由にした制裁かけてます。
そしたら交渉が始まったんです。
制裁をかけて交渉が始まったという事実があるんです。
そして今申し上げたように、総連にがさを入れても、向こうは安倍総理が、対話ができなくなったら、未来はないぞと言い返したら、対話を切らなかった。
きのうも切ってないんです。
一番弱みは何かといったら、私の取った情報では総連のことを気にしてる。
でも現行法規では、厳格な法執行の対象で、脱税だとか、あるいは。
解散させようと思うと法的には、なんですかね、破防法ですかね。
まあ、破防法、現状の破防法は適用する状況はないわけです。
破壊活動ですから。
でも、例えばISみたいな海外のテロ集団に忠誠心を誓う団体が、日本の中でお金を集めて、ISに送る。
ミサイル技術を送るというようなことをやってるときに、一人一人を取り締まるんじゃなくて、団体の活動を取り締まることができなくていいのか。
だけど、今おっしゃったように、朝鮮総連を現行法で、辛坊さんがおっしゃるとおりですよ、どうやって解散させるんですか?
だから私は、現行法ではできないから、新規立法を。
新規立法するってこと?
新規立法と書きました。
ということを、検討するだけでも。
それは抑止力になりますよね。
そういうことです。
それをちらつかせながら、総理のポケットにそれを入れながら、生きてる人を殺して、遺骨を作ったり、他人の遺骨に体液を混ぜて偽の遺骨をねつ造しちゃだめですよと。
全員まとめて返しなさいと。
返せば、それはポケットのものを出さない…ありうると。
対話と圧力の圧力よりもうちょっと強くしろと。
それも、法規を作るということと発動するとは、また別ですよね。
でも朝鮮総連の本部のね、要するにそのオプションに誰も手を出さなくて、結果的に転々としてまた戻ってきそうな感じじゃないですか。
だから現行法規で、日本は法治国家ですから、三権分立で、裁判がありますから、だから、しかし立法府があるんだから、憲法の範囲の中で新規法律を作ることができる。
じゃあなぜそれをやらないのかという問題提起ですよ
百地さん、憲法上、それは可能ですか?
うーん、でも破防法が現実にありますからね。
だから対象を少し変えるだけでしょ。
私は可能だと思います。
違憲論もありますけれども、現にあるわけですから。
そうそう、この前、確か去年5月でしたっけね、この番組で、まだ遺骨ねつ造を諦めてないって言いましたよね。
言ったので、抑止されてるんです。
なるほど。
言ったので、抑止されてる。
この番組、見てますからね。
今度は。
この番組、北が見てる?
全員返さなかったら…。
北が見てるから。
あなたたちが…する朝鮮総連を変えても解散するぞ!日本人は怒ってる!
お席、大丈夫ですか。
お席、大丈夫ですか?
だって不可能な人が可能でいいって言ってるんですから。
気持ち的には可能にしたんですけど、現実は不可能なの。
やってほしい、間違いなくその方向でいってほしいけど。
やります、やります。
実現可能ということで。
ありがとうございます。
お待たせいたしました。
大物の。
きましたね。
日本の外交、これ、考えてみましょう。
終戦から70年。
日本が世界での地位を築き、保っていくための外交のあるべき姿の提案です。
国際政治学者、田久保忠衛。
櫻井よしこ氏が主宰する国家基本問題研究所の副理事長を務める。
時事通信社の那覇支局長、ワシントン市局長を歴任し、ニクソン訪中のビッグニュースを打電。
ニクソン外交の分析において、他の追随を許さず、現在のオバマ政権が内向き志向に傾いたことについても、いち早く読み取っていたという。
そんな田久保氏が提言するのが、ずばり日本の外交改革である。
戦後70年、日本外交改造計画。
ことしは戦後70年の節目だからこそ、日本の外交を見つめ直し改革することが必要だと、田久保氏は言う。
その取っ掛かりが、安倍総理による70年談話である。
国家の目標と、それを実現する外交を行うには、目的と手段を明確にする必要がある。
安倍総理による70年談話は、発表前から中国、韓国だけでなく、アメリカのリベラル派から、外交的攻撃材料の格好の標的になってしまった。
談話の表現の中で、侵略を認めるかどうかが問題となるだろうが、戦争については、深い反省だけを述べ、あとは積極的平和主義を明言すればよい。
とにかく、戦後70年の節目に談話を発表するからには、これまで戦後の日本を支配してきたムードを、一掃しなければならない。
そのためには、東京裁判におけるパール判事の判決を読み、東京裁判史観を改める必要もある。
場合によっては、同盟国アメリカとの新たな対立を生むかもしれないが。
アメリカと中国の間に存在する、日本のアイデンティティーとは何か今こそ日本人一人一人が考える必要があるだろう。
田久保忠衛氏の戦後70年日本外交改造計画。
果たして実現可能だと思いますか?
不可能だと思いますか?
外交改造は。
具体的には、安倍談話は、深い反省のみ。
あとは積極的平和主義を明言。
東京裁判史観を改めるという提案に関して実現可能か、不可能か、どうぞ。
お席をご移動ください。
おかしいな…。
やっぱりこっち。
あれ?師匠もこちらということですよね。
青ですよね?
可能。
そうすると、実現不可能はいらっしゃらないということに。
ということで、実現可能ということにしましょう!
ちょっと話しましょうよ、せっかく田久保さんいらっしゃるからね。
田久保さん、ぜひ伺いたいんですが、この番組の直近で、有識者の諮問会議のですね、侵略をかなり全面的に認めるという提言がされました。
これどうお考えですか?
これはね、私はね、有識者会議そのものはね、あまりにも乱暴すぎる議論だと思います。
あの戦争って言うけどね、あの戦争はね、パート1というのは日中なんですよ。
これはいろいろ問題があるでしょう。
パート2は日米なんです。
これは日本は侵略すると考えて、初めからだからやったことでしょうか。
これはマッカーサーがあとで上院で証言してるように、日本は自衛のためにやったって言ってるんですから、これ、間違いない。
パート3はね、満洲とか樺太で、ちょうど原爆の長崎に原爆が落とされる午前1時を期して、今の自衛隊の3倍ぐらいのソ連軍が、だーっと侵略してきたわけですよ。
ほっぽう四島を通って60万人をシベリアにやって、100万近くの婦女子にどういうことをしたか。
これはね、日本が加害者なんて、とんでもない話。
これは一括にあの戦争でね、検討して、その結果をこういう結論ですよなんていっちゃだめだと、私は思いますよ。
実は、その有識者のメンバー
有識者ったって、私は有識者じゃないけど、彼らが歴史の判断を、日本のために決めるわけでもなんでもない。
あくまでも、総理がご下問のあった5つのポイントについて、われわれの意見を言って、みんなである程度の報告書にまとめることはしようということを反映した文章でしかありませんから、希望としては、総理が談話を出されるときに、参考にしてほしいという期待はそこに書いてありますよ。
だけれども、じゃあ、それがそのまま文言になるのか、それは、総理の政治判断の問題ですから。
これは政治的な決定がすべてを決めることで、相対のあの戦争というのがあるわけですよ。
その中でどうも日中の、日中、あるいは日韓、この問題に限定して、この問題について、安倍さんが何を8月14日におっしゃればいいのかという、その諮問会議だと。
これ僕はね、ちょっとね、あまりにも細かいことに落ち込んじゃったんじゃないかと。
つまりね、歴史問題というのがありますね。
これはね、韓国も中国も、おもしろくてしょうがないと思う。
リトマス試験紙じゃないけどね、ぽんと落とすとね、赤か白かね、大騒ぎするわけだ。
新聞だって2つに分かれるわけでしょう。
これに全員がはまってるんですよ。
私は総理大臣以下、みんなはまってると思う。
日本国民も。
絶えず文章を書くにも、安倍さんは、どこの国を刺激しないようにするにはどうしたらいいかということばっかリ考えてる。
はい、どうぞ。
だからこっちかなと思って。
もえちゃん、移動ですか?このタイミングで?
はい。
全く田久保さんのおっしゃるとおりで、もう70年たってるんですよ。
日本はいつまでこの談話を発表し続けるのかなと思っていて。
そっちは反対なわけ?
そうそうそうそう、なんかもう、いつになったら。
出さなきゃいいじゃんという。
そうそうそう、そっち派です。
安倍さんはね、アメリカの上下合同会議で、非常な反省をおっしゃった。
それはもういいですよ、おっしゃったんだから、それ以降、侵略だとかね、植民地だとかね、そのキーワードというジャーナリズムが言ってるやつは、一切、これなしにしてほしい。
当面のトラブルを、これをなんとかうまく解決しよう。
頭のいい人、これは宮家さんは例外ですよ。
頭のいい人が考えるんですよ。
考えてみると、日本は最初に私、言いましたけども、本当に国家の岐路にあるんですよね。
これでちゃんとした国に日本がなれるかどうかという、分かれ道に差しかかっていて、ある意味では、安倍さんの足を引っ張って、謝罪をさせたいというような人たちは、これが最後のチャンスだというふうに見てる節がある私たちは冷戦で勝ったんですよ。
冷戦で勝った私たちの路線が正しかったということを、もっと認識して、それこそ台湾とかですね、それこそほかのアジアの国々とか、日本を非常に高く評価している、アジアの国々にもっと耳を傾けて。
そして中国共産党を倒すんです。
それが最終的に冷戦に勝つことですよ。
このね、価値観の戦いの最終的なヤマ場に私たちいるんですね。
民主主義とそうでないところ、人権と人権無視の所、国際法を守るところと守んないところ、本当に白と黒の世界に分かれている価値観が今、ぶつかり合ってる、その真っただ中で、この70年談話をなんとか縛ろうとしている人たちがいるわけですから、これ、縛らせてはならないわけで、だからこそ私たち、国家基本問題研究所は、憲法も、それから中国に対しても、拉致に対しても、日本がやるべきこと、過激に思えるかもしれないけれども、本当に考えたら、これは正しいと思うことを、ずっと言ってきたんですね。
ですから、ここの番組をもとにしてですね、広げていって。
ということで、ここは圧倒的多数で、実現可能という結論にさせていただきます。
マスコミの話が出たじゃないですか。
最後は、大ネタですよ。
きましたね。
日本の偏向マスコミ矯正計画!にいきたいんですが、時間がなくなりましたね。
一個だけ。
一個だけ。
廃刊計画っていうのをやらなきゃなんない。
ちょっと…。
2015/08/09(日) 13:30〜15:00
読売テレビ1
そこまで言って委員会NP[字]
櫻井よしこ率いる論客軍団が緊急参戦!委員会メンバーと総勢17人の激論大バトル▽原発、外交、憲法、拉致、教育、マスコミ・・・日本を変える驚きの計画を続々発表
詳細情報
出演者
【司会】
辛坊治郎
渡辺真理
金美齢
桂ざこば
加藤清隆
長谷川幸洋
宮家邦彦
竹田恒泰
山口もえ
櫻井よしこ
田久保忠衛
花田紀凱
百地章
奈良林直
西岡力
山田吉彦
細川珠生
番組内容
保守論客からの緊急提言!“チーム櫻井”の「大日本大改造計画」スペシャル!!
▽アジア連合で中国海洋進出を阻止!?
▽原発再稼働でエネルギー問題解決!?
▽修身の教科書復活でバラ色の未来が!?
▽「憲法改正」は一点突破で!?
▽拉致被害者救出の道筋は!?
▽戦後70年日本外交改造計画ほか
スタジオ観覧募集
隔週金曜日の収録に、100名の観覧者を募集中。希望の方は、住所・氏名・年齢・電話番号を明記、ハガキでご応募下さい。
〒530−8055
読売テレビ
「そこまで言って委員会NP」観覧係
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/iinkai/
ジャンル :
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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