開運!なんでも鑑定団【先祖が有名武将から拝領したお宝の衝撃内容とは!?】 2015.08.09


こんばんはさぁ「鑑定団」始まりました。
ちょっと1週間たっても治ってないんですけどすみませんご迷惑かけます。
今週はちょっと渋い感じでお送りします。
今日も「鑑定団」始まりました。
こんばんは。
少女時代は客室乗務員になることを夢見ていたそうです。
14歳のとき賞品のパリ旅行にひかれ…
優勝は逃したもののその様子をたまたま見ていたモデル事務所の方にスカウトされ雑誌やコマーシャルに出るようになりました。
するとキュートなルックスでたちまち注目を集め18歳のとき
更に同年橋田壽賀子脚本のドラマ『四季の家』に出演したことがきっかけで女優の道へ。
そして二十歳のとき青春ドラマ『俺たちの朝』でヒロイン役の美大生カーコを演じると男勝りでしかもかわいい役柄が好評を博しお茶の間の人気を集めました。
その後『太陽にほえろ!』ではマミー刑事役を熱演
その際もともと大の車好きで国際A級ライセンスを取得していたため華麗な運転テクニックをたびたび披露し周囲の度肝を抜きました。
しかし38歳のとき20年来の知り合いだったパリ在住の日本人男性と結婚することになりあっさり引退。
その後16年間はフランスでご主人娘さんとともに暮らしたものの2010年の離婚を機に再び芸能界復帰を決意。
しかし帰国してしばらくは暮らす家がなくなんと…
最近ようやくドラマや映画の出演依頼を受けるようになり日々奮闘中です
依頼人の登場です。
東京都からお越しのどうぞ。
そんないろんなことがあったんですね。
そうですね。
離婚を機にこっちに?はい。
シェアハウスって全然知らん人と暮らしてたんですか?いや若い20代の子たちと一緒に。
え〜!?いや楽しかったですよ。
何があるかわかりませんね。
わかりませんね。
拝見しましょうかじゃあ。
こちらです。
あらきれいなお皿。
柿右衛門ですね。
柿右衛門の古伊万里で義理の母の家にいつも子供と一緒に帰ってまして義理の母っていうのがまた片づけができない人なんです。
もう家中が私から見たらお宝なんだかゴミなんだかちょっとよくわからないんですけど。
物がごちゃっと。
とにかく物に溢れてる家で片づけをしないと寝るところがないんです。
そのお手伝いをすると必ず1つお宝をくれたんです。
へぇ。
これは大事に持っておきなさいよっていう。
じゃあこれは今日あげるわみたいな。
危ないパターンのやつですね。
さぁそれではご本人の評価額ですがおいくらくらいでしょう?思い切って。
はい思い切っていいですよ。
100万円。
100万!では100万でまいりましょう。
いきます。
オープンザプライス!え〜!?え!?え〜どうしよう。
え?え?どうしたらいいんですか私?どこに保管すればいいんでしょうこれは?言うてください。
俺掃除すごい得意なんです。
17世紀江戸時代の古伊万里柿右衛門様式のお皿間違いございません。
有田で焼かれて長崎の出島からオランダに運ばれたんですね。
それで近代になってから里帰りした。
その柿右衛門様式のなかでも特に手のいい最上級品というのがあってこれはそのなかの一枚です。
え〜!え〜!?白磁の白い肌のところがすごくやわらかい純白ですよね。
これ濁手といいまして柿右衛門様式の絶対の特徴のひとつなんです。
白を活かすように余白を大きくとって明るい朱色で絵が描いてありますね。
柿右衛門様式っていうのはヨーロッパでシノワズリーといって中国趣味が流行っていた時代の作品ですので描かれる絵はみんな中国風。
舟に乗っている人物それと旗がはためいています。
おそらくはこの都市都を囲む城壁の上に旗が翻っている。
ですから都市の郊外の池で舟遊びをするというような非常に中国的な絵画を部分的に取って描いたものかと思われます。
状態が非常にいいですね。
ぜひ大切になさってください。
はいありがとうございました。
いろいろ考えることはあるかと思いますけどまだ本番は続くので番組も楽しんでください。
はいわかりました。
ありがとうございます。
早速ご自宅にお伺いしました。
次なる依頼人は庭で盆栽の手入れをしているこの方
60歳を過ぎた頃歳をとっても長く続けられる趣味を持ちたいと思い始めたところすっかり夢中に。
毎日の手入れは大変ですが少しずつ成長していく我が子を見守るかのようでとても楽しいそうです
え〜そんなに?
その方が突然訪ねてきて頭を下げ…
すると数日後その方がお宝をトラックで運んできたのでびっくり。
いったい何かと思い見てみると…
しかしご家族はみんな冷ややかで…
どうしようもないんですよ。
とけちょんけちょん。
そのためそのお宝はこれまでずっと倉庫で眠ったままになっていたのでした
その前に鑑定よろしくお願いいたします。
スタジオで拝見しましょう
依頼人の登場です。
静岡県からお越しのお願いします。
どうぞこちらのほうへ。
立派な盆栽ですねでもね。
ありがとうございます。
今回のお宝に関してはでも家族の方ボロカスでしたね。
じゃあちょっと拝見しましょうかまずは。
あ〜うわ!いやかっこいい。
これ何すか?黒柿の座卓です。
黒柿?こんな柄見たことない。
若い子にもウケそうな柄ですよ。
これなんでその友人の方はこれ持ってたんですか?仕事で岐阜のほうお出でになったときに原木を手に入れられてそれを持って帰って自分で加工したんですと。
自分でお作りになったんですか?手の器用な人で。
大工さんがびっくりするくらい腕がよかったんですよ。
ちなみにそのとき友人の方にいくらで買ってあげたんですか?8万円で買ってくれっていうことでした。
8万円?でもだいぶ切羽詰まった感じやったんですねじゃあ。
じゃあこれは家に届いてからずっと倉庫に入れっぱなし?2〜3日部屋に置いたあと倉庫ですね。
お父さんいちばん偉いんですから家の中で。
やかましいわ!と。
俺が気に入ってんねんみたいなんで使うわけにはいかないですか?そうはいかんでしょう。
優しそうですもんめっちゃ。
息子さんも今日来られてるんですけども。
息子さんほんでそっくりですね。
若返らせたみたいな。
そんな気持悪くないじゃないですか。
掃除のたびにおふくろに呼ばれてちょっと動かしてくれって…。
お掃除のときにお母さんちょっとね重たすぎるから。
でも今回もし鑑定して高価なものやとどうしますか?そのまま持ちたいっていう…。
それはあります。
ありますか?はい。
僕この柄とかめちゃくちゃ好きですもん。
じゃあ今田さんいりますか?って言われたらいりませんよ。
そうですか。
はい。
黒柿とは樹木の種類を表す言葉ではない。
それ自体はごく普通の柿の木だが樹齢150年以上の古木の中にごく稀に黒く美しい縞模様が現れたものをいう
極めて珍しくしかもどんな目利きをもってしても外観だけでは判断できない。
実際に割ってみて初めて模様が確認できるのである。
この縞模様は土から吸い上げた養分と柿渋に含まれるタンニンが化学変化を起こしその色素が時間をかけて蓄積されることにより生まれる
模様は主に…
縞は原木の切り口に年輪のような黒い筋が輪となってあらわれたもの。
この模様が複雑になればなるほど高い値段で取り引きされる。
孔雀はその羽毛のごとく黒青黄など数種類の色が入ったもの。
現れる確率は10万本に1本ともいわれている。
べた黒は原木の切り口の中央に墨を塗ったような黒一色の柄が現れたもの。
かなり樹齢の高い原木に見られる。
意図的には決して作り出せないこの模様は古来より人々をおおいに魅了したようでさまざまな工芸品に用いられてきた。
その一つこちらは
奈良時代を代表する仏教美術の傑作である
江戸時代を代表する茶人大名松平不昧公愛用の天目茶碗をおさめた黒柿の箱が残されている。
モノトーンの飾り気のない風情は簡素静寂を旨とするわび茶の精神そのものだったため茶人たちにもこよなく愛されたのであった
不思議な魅力をもつ黒柿に魅せられる人は今なお多く現在では主に高級箪笥の装飾材などに用いられている
改めて依頼品を見てみよう。
黒柿の座卓である。
横はおよそ1m60cm縦は1m弱。
その大きさからしてよほどの大木から切り出したものであろう。
墨を一気にまいたかのような縞模様も実に見事だが…
さぁどれくらいだと処分されずにお家に残ることができるのか?ご本人の評価額おいくらくらいでしょうか?8万円で買って約30年経ってますので50万でどうでしょうかね。
38万ということではないんですね。
じゃ50万でまいりましょうオープンザプライス!さぁどう?150万!ありがとうございます。
すごいテーブル!ありがとうございます。
確かに黒柿。
黒柿?はい。
大きさもいいんですね。
厚みもしっかりしてますしね。
黒柿の持ってる独特のいろんな模様があるんですけども墨を流したような感じが非常に価値があると思いますね。
柿の木ってもろい木で成長がものすごく遅いのでなかなか大木にはならないというふうに言われてますね。
これはそういうなかでも1つの大きな木を2つに製材してブックマッチというような方法で開いて貼り合わせてますね。
ですから右の柄と左の柄が同じような柄にあたかも1枚の板のごとく作られている。
これがもしですよ1枚ものの木でこういうものができてはぎがないものだったら400万とか500万とか。
表面にウレタン塗料を塗られてるんですが経年変化で少し白く濁ってきてるんですね。
これ本来ならば漆ですね。
もう一回きれいに削りなおすとまた新しい柄が生まれてきますんでね今度はそういうときは漆で仕上げていただいて使っていただく。
黒柿っていう木はなんかこう他の木にない不思議な力を持っててこの木を身近に置いとくと幸せになりますよというそういうような意味合いも持ってるんですね。
ほんとに大事になさっていかれたらいいと思います。
どうですか?今のお聞きになって。
嬉しいですね。
幸せを呼ぶ木ですって。
聞きましたか息子さん?どうするんですか?掃除のときはいつでも動かします。
でしょ?はい。
これはもう置いとけますね。
大丈夫ですよこれで。
よく来てくれましたどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
お宝列島日本縦断
今回の舞台は遠州の小京都…
大洞院は1411年に創建された曹洞宗の古刹でその境内にはこの地の出身とされる侠客森の石松の墓が置かれている。
この墓石を身に付けると勝負運が強くなるとの言い伝えがあり削り取る不心得者が後を絶たずこれまで2度も作りかえられている。
一方こちらはおよそ300年前に建てられた
梁間5間桁行8間半の寄棟造りかやぶきで国の重要文化財に指定されているが珍しいことになんと予約をすれば誰でも宿泊することができる。
特産品はお茶。
一年を通じ穏やかな気候に恵まれ川霧が立ちこめる山あいの水はけがよい土壌で栽培される茶は甘みコク香りいずれも一級で…
本番前のひとときその茶を喫し心を静めているのは本日の
会場は
早速いってみよう!
出張!なんでも鑑定団IN森町!
まずはアユの友釣りが趣味のおいくつでいらっしゃいますか?45歳!ということは昭和45年生まれ?45年。
タメタメって…。
アユ釣りが大好きなんですね?すぐ目の前に太田川ありますしそこらへんでちょろちょろ遊んでます。
休みの日は日がな一日没頭しているがほんの数匹しか釣れなかったときは家族でどう分け合って食べるかが悩みの種
何人家族でいらっしゃるんですか。
4人です。
そういうときは4人どうするんですか?まずうちのなかの序列がありまして。
2人目は?そうです2人目です。
子供が2人。
子供が次に来るんですか?来ますね。
じゃあ3匹釣ったらお母さん子供子供でお父さんはどうするんですか?
お宝は…
ちなみに掛軸ってアメリカにあるんですか?ありません。
じゃあ掛軸を英語で言うと?そのまんまなんですね。
20年ほど前伯父が自宅を改築することになった際新しい床の間に飾ろうと思い骨董市で15万円で購入したもの。
しかし…
いざ家が出来まして飾ろうとしたときに実はこっちのほうが長くてそんなことないだろ!
そのためずっとしまいっぱなしにしていたが数年前自分が家を新築した際お祝いとして手渡してくれた
ちなみにそちらの床の間に入るんですか?
本人評価額は期待をこめて50万円
釣果が悪いのはたぶん道具のせいだと思うのでもしも本物なら売り払い釣り竿の名品を買いたい。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
う〜ん残念
残念ながら偽物でございます。
読むのに苦労しました。
ちゃんと字が書けてないところがありまして…。
いちばんよくないのは鉄舟居士書という所が非常にたどたどしい線で書かれています。
やっぱりこれはダメだろうと。
続いてはスキューバダイビングが趣味のスキューバダイビングですか。
はい。
どれくらいのペースで行ってるんですか?一週間に?一回?お金がかかってちょっと…。
自分だけならまだしも育ち盛りの娘にももやし料理ばかり食べさせてしまった
もやし料理のレパートリーそれじゃあいっぱいあるんじゃないですか?一番お勧めのわりには一番簡単ですよね。
お宝は…
祖父がとても大事にしているもの。
祖父は大の骨董好きで家にはさまざまな品が所狭しと並べられている。
これまでにつぎ込んだ金額はなんと…
これは20年ほど前に手に入れたと聞いている。
もともと祖父は建具屋だったので
親類の方がお寺を直すといったときに戸を直したみたいでそのお礼にもらってきました。
修理代いいからこれちょうだいみたいな?
実は祖父はこの出張鑑定に出たくてうずうずしていたが94歳で耳が遠いため自分が代役を頼まれた。
こちらが
本人評価額は祖父と相談し100万円。
祖父が言うとおりこれが本物だったら代役で出てあげたのだからこのままもらってしまうつもり。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
う〜ん残念
あれおじいちゃん大丈夫かな?まだ生きてますよね?柳沢淇園っていう人は大和郡山藩の家老を務めた方なんですね。
長崎派という中国から入ってきた画法で描かれている。
おおもとにこういう絵があるんです。
それを絵師になりたいという人が一生懸命写した作品に誰か柳沢淇園というビッグネームを入れてしまった。
やはり牡丹などの描きこみが今ひとつ弱い。
本物はもっと描きこみがすばらしいんです。
いかがですか?
続いては文通がきっかけで結婚した私いかんせん女性がほんと苦手で女性の前出るとあがっちゃってどもっちゃうしそれで
試しに応募したところ同じく文通相手を探していた女性の住所がすぐさま送られてきた
いきなり異性の住所が送られてくるわけでしょ?そうそう…。
このトエ子さんと2年間文通を続けようやく会うことに。
初対面の印象は?
そこで猛アタックし2年後無事結婚にこぎつけた。
それからはや45年
当時はスマートであれだったけど45年間の幸せ太りですか?当時の木下さんと今の木下さんはまったく変わらないですか?はい変わりありません。
お宝は…
20年ほど前社員旅行で石川県に行ったときのこと。
何気なく骨董店を覗くと80万円と書かれた高さ1mほどの壺があった。
その大きさに圧倒されじっと見入っていると店員がやってきて…
それがこの壺であった。
ひと目見た瞬間
お母さんみたいに。
そういうことじゃねえだろ。
80万の壺はもうどうでもよくなって
その後家にたどり着くまではこの壺が割れてしまわないか心配で旅行どころではなかった
バスの中で
本人評価額は買ったときの3倍30万円。
妻はおまけにしようとしたくらいだからたいしたものではないと言うがここはひとつ自分の目を信じたい。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
やった!
九谷の原色といえる紺緑黄色紫の4色をぼかしてずっと実に細かな計算によってかけているわけですね。
この口が小さいでしょ?実際にいってこれ使えませんよね。
形をいかに研ぎ澄ましていくか。
三代八十吉という人は形そして色でもって九谷焼の究極というものを求めた人なんですよ。
この裏に九谷八十吉という難しい字が書いてあって箱にも同じような落款がございます。
55歳のとき昭和63年に三代八十吉を襲名して間もない頃の作品と考えます。
手抜きのないすばらしいものです。
大切になすってください。
続いては中学校の美術部顧問美術の先生ではないんですか?美術ではないです。
工作とかそういうのが好きで。
美術はやってらっしゃるんですか?じゃあふだんどうしてるんですか?
お宝は徳川幕府第十五代将軍
米穀商を営み財を成した曾祖父が手に入れたもの。
その後曾祖父は病を患い家屋敷をはじめ財産のほとんどを失ったがこれだけは決して手放さなかった
家屋敷を売っても残したんじゃないかなと。
よく家宝と言うんですけど
実はこの書よく見ると老の字のところが破れてしまっている
ここ真ん中破れてる。
自分が小さい頃に全然記憶ないんですけど…。
本当は言いたくなかったが教師をしているので正直に告白した。
本人評価額は破れているからとやや控えめの50万円。
自分がボールをぶつけたせいで価値がど〜んと下がっていたらどうしよう…。
それが気がかりで今日は朝からずっとビクビクしているが果たしてどうなるのか…
徳川幕府第十五代将軍
米穀商を営み財を成した曾祖父が手に入れたものでその後没落してからもこれだけは決して手放さなかった。
幼い頃自分がボールをぶつけ破ってしまい価値がど〜んと下がっていたらどうしようと内心ビクビクしているが…。
果たして結果は!?
ジャカジャン!
よかった!
跳ねた!徳川慶喜の自筆の扁額間違いございません。
不老長寿という意味で非常にめでたい言葉なんですね。
慶喜さんの書は維新と同時にだいぶ変わってきましてこれはまさに明治の時代の唐様と言いますか中国式の書を書いております。
ちょっとヒビが入ってる。
穴があいてると穴を埋めなければいけないんですけども上手に表具直しをすればこのヒビがふさがりますので評価には関係ございません。
なるほど。
それから日に焼けております。
このまま置いておくともっと傷みが進むと思いますので掛軸にして時折出して楽しまれるというのがいちばんいい保存法だと思います。
もうこれ以上日焼けさせちゃダメですよ。
続いては高校野球の応援に熱中しているこれは母校?母校ですね。
なんという高校ですか?
お宝は…
母の実家が豊橋で旅館をしてまして老舗の旅館だったんですがところが戦争のときに戦災に遭いまして。
旅館は焼失し全財産を失ったがこの掛軸だけは奇跡的に助かった。
そのため…
母が戦後間もなく嫁入りにきたときに嫁入り道具の一つとして持ってきたものだとそういうふうに聞いてますね。
しかしそもそもの入手経緯を詳しく聞かないうちに母は突然他界してしまった。
本人評価額はこのくらいかなぁと30万円。
ふだんは高校野球の応援をしている自分を今日は会場の皆さんが応援してくれている。
ぜひともその期待に応えたいが果たして結果は!?
ジャカジャン!
やった!
なんでそんな冷静でいられるんですか?竹内栖鳳と大谷句仏の双幅本物でございます。
竹内栖鳳日本を代表する近代南画の雄ですね。
細い縦長の空間を活かして石山寺の情景というのをとても奥行きを感じられる表現をしてますね。
淡彩なんですけれども色彩を感じるようないい絵だなと思いました。
時代は大正の中頃かなと推察いたします。
大谷句仏大谷派のお坊さんですけれども竹内栖鳳にも絵を習っていた。
ここでは俳句を書いてらっしゃいます。
石山寺の近くの勢田川で藻を食べる新緑の香りのする鮎のことを詠ったもの。
ちょっと残念なのが染みが少し出ている。
これがもうちょっとピシッとしてると100万円以上。
でも本当にすばらしい作品なんでこれからも大事になさってください。
最後は柿の種が大好きなおせんべいのほうですよね?そうです。
どれくらい食べますか?おっきい袋あるんですけど100円で売ってるあれを一袋食べちゃいます。
それをゴロゴロッて食べちゃう?いえいえ…。
ちゃんとこまめに。
通勤用の愛車の中にも柿の種を常備しており仕事が終わると…
運転する前にそうですそうです。
お宝は…
先祖代々伝わるもの。
実は箱の中には古文書が2通添えられておりそれによると先祖は旗本土屋主税の重臣で土屋家の隣はかの吉良上野介の屋敷だったらしい。
そのため箱にも驚くべきことが書かれており…
ウソ〜!
真偽のほどは不明だが我が家では家宝として大事に受け継がれてきた。
本人評価額は家族と相談し30万円。
実は赤穂浪士については何も知らなかったのでこの出張鑑定の直前に映画を観てにわか勉強した。
果たして結果は?
ジャカジャン!
大幅アップ!
値段の35万円が徳利の値段。
残りの35万円が中に入ってた古文書一式すべての値段ですね。
これが竹中さんあなたの家にあったというすばらしさですね。
徳利は今から300年以上前の17世紀後半に愛知県と岐阜県の県境瀬戸美濃地方で焼かれた織部釉の徳利。
庶民の使う実用品として健康美に溢れたものですよ。
中のこの古文書がすばらしいね。
遠州森町のお宝であるしお宅の本当の家宝だ。
大切にしてあげてください。
出張鑑定IN森町はこれにて無事閉幕
続いては…
こちらの割烹澤家にお伺いしました。
次なる依頼人は店主の…
見事な包丁さばきでつくっているのはカレイの刺身。
う〜んおいしそう!
これが有名な
カレイの刺身は1枚引きが一般的ですが身がやわらかいのであえて厚めの2枚引きに。
こうするとカレイが梅酢をほどよく含み絶妙な味わいになるそうです
お待ちしております。
だそうです!
実は合澤家はその戦国武将の家臣だったため数々の品を拝領していました。
しかし
唯一このお宝だけが残ったそうです。
合澤さんは幼い頃子供がいなかった本家の伯父にたびたび呼び出され将来は跡継ぎとしてそのお宝を守っていくよう言い聞かされていたのですが…
しかしその後伯父が亡くなり家の中を整理した際発見し…
ほんとにあったんだと思ってですね…。
もしも本物だったら孫の代までも伝えていこうと思っております。
鑑定よろしくお願いいたします。
スタジオで拝見しましょう
依頼人の登場です。
大分県からお越しのどうも…どうぞこちらのほうへ。
いや〜城下カレイというのは幻なんですか?そうなんです。
もう年々減って…。
映像で見るかぎりほんまやわらかそうでしたねうまそうな…。
白身なんだけど今5月6月が…。
脂のってる?そう飴色なんですよ。
ちょっとあとでマネージャーとスケジュール話してもらっていいですか?もういつでも…。
さぁそれではお宝のほうも拝見したいと思います。
こちらです。
あら!さぁこれは?当時もらったときのそのまんまの姿なんです。
その息子の大友義統公の書状なんです。
いちばん最初のやつで何年…どれくらい前のものなんですか?500年ちょっと前です。
ほぅ〜!500年!!よくこんな…。
きれいに残ってる。
何が書いてあるっていうのは?ご先祖に大友水軍の総大将をやっていた若林水軍ってあるんですけど。
肥後だとか筑前を水軍なんだけど陸戦隊で戦ってその感状なんです。
でもこれお宝あんねんぞって言われててなんで実際には見せてくれなかったんですかなかなか。
何があるの?って言ってもいやあるんだ…覚えてるのは子供ながらに他言すんなって…他言って何?って。
あ〜なるほどね!人に言うなってこと…。
他言するなって言われても意味もわからないし…。
これお孫さんには見せたんですか?今日孫連れてきたんで孫も初めてだし…。
お孫さん来てるの。
あのちっちゃいのが…。
あっ男の子!おい他言するなよ。
(笑い声)
大友宗麟は戦国時代九州王とうたわれたキリシタン大名である。
ポルトガル人宣教師ルイス・フロイスはその人となりについてこう語っている
そもそも大友家は鎌倉時代からおよそ400年もの長きにわたり九州豊後を治めた守護職であった。
そのなかで第19代義長が戦国大名としての礎を築き第20代義鑑死去ののち家督を継いだのが…
その後宗麟は周防に滞在していたポルトガル人宣教師フランシスコ・ザビエルを豊後に招きキリスト教の布教を許可。
しかし当初その目的は南蛮貿易で莫大な利益を得ることにあり武器や火薬などを積極的に輸入。
なかでも大筒は宗麟が日本で初めて戦に用いた武器でその圧倒的な威力から国崩と呼ばれた
ポルトガル人医師が治療を行うとその噂を耳にした人々が全国から押し寄せた。
また領内では宗麟の手厚い庇護を受け信徒が急増。
教会や神学校が次々と建てられると豊後は異国情緒溢れる日本屈指の先進都市となった。
ポルトガル人宣教師ルイス・ティセラは1595年日本を単体で描いた最初の地図を著したがそのなかでは九州を豊後と記し本州のジャパンとは別の独立国であるかのように取り扱っている。
これはもちろんティセラの誤りだが当時豊後がいかに繁栄していたかが伺えよう。
南蛮貿易により力を蓄えた宗麟は毛利元就と争い豊前筑前を平定。
勢いそのままに筑後肥前肥後にも進出。
北九州6か国を治めた。
そして南九州を治める島津義久との戦いを前に意を決し
ザビエルにあやかり
宗麟は大軍を率いて出陣したがキリシタンになった宗麟に反発する家臣も現れ足並みが揃わず大敗。
これがいわゆる
以来大友軍は敗退する一方でたびたび島津に所領を奪われた。
そこで宗麟は自ら大阪城に赴き豊臣秀吉に援軍を要請。
秀吉はこれに応えて進軍し島津を破り九州を平定したが宗麟はまもなく病に倒れこの世を去った。
その跡を継いだ第22代義統は秀吉から豊後一国のみの統治を許された。
そして文禄の役で朝鮮に出兵した際先に布陣していた小西行長から援軍の要請を受けたにもかかわらず小西軍は壊滅したとの噂を信じ退却。
これに怒った秀吉から領地を没収されついに大友家は滅亡したのであった。
改めて依頼品を見てみよう
書状である。
いずれも家臣の若林家に宛てたものでこの若林家は代々水軍を率い臼杵湾の海上警備にあたった一族である。
宗麟の書状には「今回の戦での活躍を家臣の佐伯惟教から聞いており後日必ず所領を与える」とあるが他3通でも各当主が若林水軍の奮闘を讃えている
さあご本人の評価額おいくらくらいでしょう?一応200万くらいでよろしくお願いします。
1通50万くらいの感じで。
200万でまいりましょう。
オープンザプライス!600万。
大友家4代の当主が若林水軍の長に宛てた文書間違いございません。
すべて真筆でございます。
4代続いて大友家の当主が書いてるものがまとまって出てきたというきわめて珍しい例だと思います。
包み紙というものがきちっとそれぞれに全部ついてるんですね。
一緒に伝来することって稀でしてこれだけ完全な状態で4代分揃ってるっていうことはまず普通じゃ考えられないことです。
最初の義長の書は他の本文の書とちょっと違って癖の強い字で書いておりますのでもしかするとこれは本文も花押も自筆で書いてるんじゃないかと思うんですね。
特に義鑑の文書を見ていただきますと広げてあります端のところに帯がついております。
これは折りたたんだあとで帯をぐるぐるっと回してその上に宛名を書くんです。
そして封を書きます。
受け取ったほうはピッと切ってしまうわけです。
ところがこれは受け取った側が丁寧にほどいたために残っているんです。
こういうふうにして封の帯がそのままついてる例というのは私もきわめて稀だと思います。
奇跡的って言っていいんじゃないかと思う。
おそらく博物館とか資料館とかぜひ欲しいものだと思っておりますのでどうぞ大事にしてください。
いかがですか?感動しました。
ねえほんとによく残ってたっていうものですもんね。
ぜひこれからも大事に保管してください。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
「鑑定団」また来週ですさようなら。
2015/08/09(日) 12:54〜14:00
テレビ大阪1
開運!なんでも鑑定団[再]【先祖が有名武将から拝領したお宝の衝撃内容とは!?】[字]

大分にまつわる有名戦国武将の家臣だった先祖から代々受け継がれてきたお宝に驚きの鑑定結果が!必見!ゲスト長谷直美のお宝!!

詳細情報
番組内容 1
<有名戦国武将にまつわるお宝!>
割烹料理店を営む依頼人。お宝は代々受け継がれてきたもの。依頼人の先祖は、大分にまつわる有名な戦国武将の家臣だったため、数々の品を拝領していた。しかし1938年の大火事により、ほとんどが焼失。唯一このお宝だけが残った。
番組内容 2
依頼人は幼い頃、子供がいなかった本家の伯父に度々呼び出され、将来は後継ぎとして
そのお宝を守っていくよう言い聞かされていたが、実物を一度も見たことはなかった。しかしその後、伯父が亡くなり家の中を整理した際、お宝を発見。果たしてその戦国武将とは?
出演者
【司会】
石坂浩二、今田耕司
【進行アシスタント】
吉田真由子
【ゲスト】
長谷直美
【出張リポーター】
パックンマックン
【ナレーター】
銀河万丈、冨永みーな
鑑定士軍団
中島誠之助(古美術鑑定家)
北原照久(「ブリキのおもちゃ博物館」館長)
安河内眞美(「ギャラリーやすこうち」店主)
阿藤芳樹(「阿藤ギャラリー」代表取締役)
永井龍之介(「永井画廊」代表取締役)
増田孝(愛知東邦大学教授)
森由美(陶磁研究家)
村山元春(「マテリアル」取締役)
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – その他
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸

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