(熱血ナレ太郎)いよいよ始まった夏休み。
勝太たちは海でサメと戦ったり山で伝説のお宝を発見したり避暑地でひと夏のアバンチュールを経験したりは一切してないが…。
(熱血ナレ太郎)まだまだ夏休みは始まったばかりだ!そして今回は夏休みらしくちょ〜っとムードを変えてお送りします。
熱血ナレ太郎:キミは信じるだろうか。
この広い宇宙に人間以外の何かが存在することを。
これはある夏の日に勝太が遭遇した少し不思議な奇跡の物語
(勝太)カレーパン模様のチョウチョ。
よ〜しぜってえ捕まえてやっからな!カレーパン模様のチョウチョちゃ〜ん出ておいで。
なんだよどこにもいねえじゃねえかよ。
とんだガセネタつかまされたぜ。
はぁ〜にしても星がきれいだな。
まるで降ってきそうな感じだぜ。
ほんとに降ってきた!?えっとこういうときは…あっそうだ願い事だ!カレーパンカレーパンカレーパン…。
な…なんだ?なんだこりゃ?〜ウ…ウソだろ…。
ぎゃぁ〜!!う…宇宙人!?やめて食べないで!俺なんか食べてもおいしくないから。
カレー。
カレーパン!?いや…カレーパン星人?カレー。
なんだよく見るとなかなかうまそう…じゃなかったかわいい奴じゃねえか。
カレー。
おっこれは…。
そうか宇宙船が壊れて帰れなくなっちまったのか。
カレー。
カレー?俺ん家来いよ。
困ってる奴に人間も宇宙人もねえ。
俺がなんとかしてやるぜ。
カ…カレー。
これからよろしくな。
カレー。
しっかしお前本当にジューシーな体してんな。
あれ勝太なんでよだれ垂らしてるのねぇ?
ただいま〜。
(舞)もうこんな遅くまでどこ遊び歩いてたの。
ごごめんごめん。
ちょっと夏休みの自由研究に夢中になっちまってさ…。
(笑い声)こらやめろってえの…。
何ふざけてんの!!ととにかくなんでもねえから。
やめろってやめろよ…。
カレー。
ダメだろいたずらしちゃ母ちゃんたちに見つかったら大騒ぎになるんだぞ。
カレー。
お前ここに住めよ大切に扱ってやるからさ。
〜カレー。
ん?それはカレーパンって言ってな地球のうまい食いもんだ。
お前にそっくりだろ。
え?ちょっと勝太!?
そして俺は珍しいカレーパンが大好きなんだ。
そんないくら珍しいからってやめるんだ勝太!どう考えても主人公がしていいことじゃないぞ。
ダメカレーパン星人逃げて!!
んがぁ〜!!カレーパンがカレーパンを食った!?わっ大きくなった!?カレー!カレーカレー…。
もしかしてお前もカレーパン好きなのか?こいつは俺のとっておきなんだぞ。
カレー。
ほれ。
また大きくなった。
カレー!すげえじゃねえか!お前カレーパンを食うたびにでかくなれるのかよ!カレー!じゃあこのままカレーパンを食わせ続けると…。
うわ〜お!いただきま〜す!へへへ…お前どこにも行くんじゃねえぞ。
カレーパンだったらいくらでも食わせてやっからな。
勝太下心丸出し〜
カレー!うわっ!?え?カレーパンがカレーパンを操ってる!あははは!愉快な奴だぜ。
よし決めた!今日からお前の名前はカツカレーだ。
カレー!よろしくなカツカレー。
カレー。
おいやめろくすぐった…いやなんか油っぽいって。
こうして勝太とカツカレー2人の夏休みが始まった
カッ!
(ハムカツ)おおっカレーパン!
ハムカツがしゃべった〜!?
いっただっきま…ん?ん?なんか不思議なにおいがする。
まさかこいつ…。
カツカレーにも言葉が通じてるのか!?
お〜いかちゅカレー…あっ!いや〜っ!ハムカツ!てめえカレーパンいやカレーパン星人食いやがったな?ちゃうちゃう。
俺がひと口もかじらねえうちにこの野郎!このカレーパン殺しが!ちゃうちゃう。
うわ〜!
(泣き声)カツカレー…カツカ…。
カレー。
え?カレー?お前生きてたのか。
カレー。
よかった生きてた!カツカレー!食われちまったかと思って心配したんだぞ〜。
〜報告しますエージェント。
中はもぬけの殻です。
(エージェントX)逃げたか。
奴はペイン・ドゥ・キュリ星人。
なんとしても捕獲し生きているカレーパンの生態を暴いてやらねば。
はっ!
(エージェントX)もしエイリアンを目撃した市民がいたら…。
はいこれを使えばいいんですね。
こいつでエイリアンを目撃した人間の記憶を消せば…。
(2人)あ…。
あれ?どうしてここにいるんだっけ?俺誰だっけ?エージェント!こんなものが。
へへへ…クッ。
どうしたの?大好物でしょ?へ…部屋で食ってくる。
カレー。
もっと?お前いくらなんでも食いすぎだって。
カレー…。
しかしずいぶんと大きくなったもんだな。
でもこれじゃあ母ちゃんたちにバレるのも時間の問題だよな。
カレー?う〜ん。
どっかに引っ越さねえといけねえな。
(るる)1週間前裏山に墜落した隕石がすべての始まりだった。
あれ以来この八尾町に奇妙な怪事件が多発するようになったの。
(るる)そして怪事件といえば…もう1つ!あ〜かっちゃん!ち…違います!
(るる)どうしたの?いったい。
なんだよデコちゃんかびっくりさせるなよな〜。
その格好なに?あ〜これ?はは…なんでもねえよ。
べつにたいしたもの入ってねえし。
俺ちょっと用事があるからじゃあな。
カレーパン?え!そんなまさか…。
へへへ…いただき
(ベン)導き出される結論はただ1つ。
なによ立ち聞きメガネ!この町でいちばんのカレーパン好きは勝太君。
そしてそのカレーパンが町中から消えている。
そっそれがどうかした?
(ぶっちゃけ)るるちゃんももうわかってるんだな。
(ホカベン)真実から目を背けるのはやめるべ。
さぁ!さぁ!さぁ!いや〜私は信じない!かっちゃんがカレーパン消失事件の犯人だなんて!おいキミたち。
はいはいなんでしょう?あっ逃げたべ。
この近くでこの少年を見なかったか?《すでに指名手配されてる〜》本当にこんなわかりやすい罠に勝太が引っかかるんだな?勝太君は必ず来る。
これだけのエサ彼が見逃すはずがないよ。
完全に動物扱いだべ。
シッ静かになにか声がするわ。
カレー!なんだ?あの声。
あれ?いったいどういうことだべ?カレーパンが行進してるんだな。
とにかく追ってみよう。
ダメじゃねえか!言っただろよそから勝手にカレーパンを集めてくるのはダメだって。
せっかく家からカレーパンをこっそり運んできてやってんのに。
カレカレー。
これじゃ足りないって?ったく食いしん坊さんだなカツカレーは。
カツカレー?かっちゃん!いったい誰と…。
カレー?
(みんな)うわ〜!!カレー!お前らどうしてここに?最近かっちゃんの様子がおかしかったから心配してたのよ。
(ベン)さっきまでカレーパン連続消失事件の犯人はキミじゃないかって疑ってたんだけど…。
(ぶっちゃけ)真犯人はそいつだったんだな!
(ホカベン)いったいこの生き物はなんだべ?そんな生物地球上に存在しない…。
まさか!ああこいつは山に墜落したUFOの中から拾ってきたんだ。
(るる)じゃあ…。
そうだよ。
カツカレーは宇宙人だ!大変!警察?動物園?パン屋さん?電話して連れてってもらわないと…。
そうだべ!こんなの放っておいたら地球が侵略されちゃうべ。
やめてくれ!
(るる)かっちゃん…。
カツカレーはそんな危険な奴じゃない!どうかそっとしておいてやってくれ。
勝太君どうしてそこまで…。
カレー…。
怖かったか?よしよし。
バカみたいに聞こえるかもしれねえけどよ俺こいつのことが大好きになっちまったんだ。
楽しかったぜこいつと過ごしたなんでもねえ毎日が。
宇宙人も地球人も関係ねえ!こいつは俺の大切な友達なんだ。
だからお願いだ。
どうかこいつのことは秘密にしておいてやってくれ。
俺はこいつと一緒にいたいだけなんだ…。
そんなにもこの子のことを…。
そ…そこまで言われたら応援しないわけにはいかないべ。
カツカレーちゃんのことは誰にも言わないわ。
ほ…ほんとか?でもぶっちゃけみんなに秘密にしておくのは難しそうなんだな。
どうやら黒服の男たちがこの宇宙人を捜してるみたいだからね。
なんだって!?あいつらすでにかっちゃんが怪しいってにらんでたわ。
クッ!いったいどうすりゃ…。
カレーカレー。
なに!?もうすぐ迎えが来る?言ってることがわかるんだべか?まさかこれが種族を超えた愛の力なの?よしわかった。
これからお前をそこに連れてってやる。
(エージェントX)それは無理な話だ。
なに!?ようやく会えたなカッタ・キリフダ。
誰だてめえら!私はエージェントX。
そのエイリアンを回収に来た。
回収だと!?生きたカレーパンの貴重なサンプルとして実験に使わせてもらう。
さぁさっさと我々に渡してもらおうか。
カレー…。
かっちゃんここは私たちに任せて。
こいつらはおらたちが足止めするべ。
勝太君はカツカレー君を連れて山へ向かうんだ。
みんな…でも!さぁいいから早く。
クッ…この恩は忘れねえ!行くぞカツカレー。
カレー。
ここを通りたければ私たちを倒してからにしてもらいましょうか。
しかたないな。
みんな無事でいてくれよ。
うわ〜っ!ジエンド。
さぁエイリアンの回収といこうか。
ここに仲間が迎えに来るんだな。
カレー。
え?交信の信号を送るって?カレー。
「カレーカレーカレカレー」「カレー」まだかよ早くしろよったく…。
早くしねえと奴らが来ちまうぞ。
お遊びはそこまでだ。
ほらいわんこっちゃねえ。
カレー…。
かっちゃんごめんなさい。
これで我々の力がわかっただろう。
さぁエイリアンを渡したまえ。
カレー…。
んなことさせねえ!こいつはカツカレーは…俺が絶対守る!しかたない…では勝負といこうか。
我々100人とキミ1人。
さぁどっちが勝つかな?マジかよ…。
(みんな)デュエマスタート!
勝太1人対エージェント100人。
前代未聞の勝負に勝太は追い詰められていった
このままじゃ負けちゃう。
やっぱりいくら勝太君でも100人相手なんて無理だったんだべ。
カレー…。
つらそうだな。
もうおしまいにしてやってもいいのだよ。
キミがエイリアンを渡してくれさえすればね。
ふざけるなカツカレーはお前らなんかにぜってえ渡さねえ!愚かな…我々に勝ったとしてもそのエイリアンは仲間と宇宙に帰ってしまう。
この戦いに意味などない。
キミたちはどう転んでも離れ離れになる運命なのだよ。
黙れ!そんなことは勝太君だってわかってるよ!それを理解したうえで勝太君は戦っているんだ。
カツカレー君のことだけを思って。
カレー…。
ふん理解不能だな。
てめえには一生わかんねえよ。
来い!〜そして俺にはシールドがねえ。
でもドギラゴンは俺を…。
俺の革命を守り抜くんだ!ドッドドドカーンと…。
起こしてやるぜ!俺のデュエマ革命!!〜革命0!ドギラゴンで無限攻撃だ!〜いくぜダイレクトアタックだ!〜やったぜカツカレー。
カレー。
なんなんだな?
(ホカベン)UFOだべ。
カレーカレー。
そうか仲間が迎えに来てくれたんだね。
カツカレー。
カレー。
カツカレー!!これでカツカレーちゃんも自分の星に帰れるのね。
よかったわねかっちゃん。
うぅ…よくない!
(4人)え?せっかくお前をここまで育てたのにひと口もかじらないまま甘口か辛口かもわからないまま行っちまって今も気になってしかたねえじゃねえか!かっちゃんやっぱり食べたかったのね。
うすうす感じてはいたが。
いい話が…。
台なしなんだな。
いいか覚えとけよ!お前を食うのはこの俺だからな!この宇宙で俺だけだからな!なんて傲慢な別れの言葉。
カツカレー元気でな!カレー!
(るる)まるで夢みたいな事件だったわね。
(ベン)カツカレー君興味深い生き物だった。
残念だな。
俺はまた会う。
今度はこっちから会いに行ってやるさ。
勝太君宇宙飛行士にでもなるんだべか?なんたってカツカレーの故郷はカレーパン星人でいっぱいなんだろ。
そんな星に行ったら…。
かっちゃん…。
どうかカレーパン星がいつまでも平和であることを祈ろう
カレー。
説明しよう!
2015/08/09(日) 08:30〜09:00
テレビ大阪1
デュエル・マスターズVSR「ある夏の日の奇跡っ!カレーパン星人との出会い」[字]
夏休みの自由研究のため、カレーパン模様のチョウを探す勝太。しかし大草原で出くわしたのはチョウではなく宇宙人だった!?はじめはビビりまくる勝太であったが…
詳細情報
番組内容
主人公・切札勝太の住む八尾町に「デュエル・マスターズ」のテーマパーク「デュエマーランド」が開園した。瞬く間に多くの人が訪れる人気スポットとなったのだが、「デュエマーランド」を訪れた人が次々に失踪してしまう!?徐々に明らかになる「デュエマーランド」に隠された陰謀。果たして勝太は「デュエマーランド」の陰謀を食い止めることができるのか!?
出演者
切札勝太:小林由美子、滝川るる:丹下桜、ホカベン:菅原雅芳、ぶっちゃけ:石野竜三、バサラ:福島潤、御茶ノ水博士:杉山紀彰、ランボー:乃村健次
原作脚本
【原作】
松本しげのぶ
(月刊「コロコロコミック」連載中)
【シリーズ構成】
加藤陽一
監督・演出
【監督】佐々木忍
制作
【アニメーション制作】アセンション
ホームページ
http://ani.tv/duel_vsr/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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