おはようございます。
市馬でございます。
今日は落語の登場人物についてお話を致しましょう。
おなじみのところで八っつぁんに熊さんに大家さん横町のご隠居さん人のいいのが甚兵衛さん。
バカで与太郎小僧が定吉。
そういうのはもう大概出てくるんですけれども八っつぁんに熊さんといいますとね職人ですね大工さんとか左官屋さんとかそういう人が多い訳で店賃をためているというのがお定まりのようでございますが。
子どもで金坊とか亀ちゃんとかこういうのが出てきますがまあ親の言う事を聞く子どもは一人も出てきませんでこまっちゃくれたところが材料になりますけれどもこういう愛すべきキャラクターがたくさん出てきます。
いろんな人物に皆さんに会って頂きたいと思います。
さて今日の出演者をご紹介致しましょう。
まずにぎやかな3人組でございます。
ボーイズのポカスカジャンの3人。
楽器の入ったまことににぎやかな面白い3人でございます。
お楽しみ下さい。
落語は春風亭百栄さん。
また一味違った不思議な個性の持ち主。
十分にお楽しみ頂きたいと思います。
どうぞ。
(拍手)よろしくお願いしま〜す。
・「今日も元気に」
(2人)・「ポカスカジャン」・「のんきなもんだね」
(2人)・「ポカスカジャン」・「笑って歌ってほがらかに」・「それでは今日も最後まで」
(2人)・「よろしくね」よろしくどうぞ〜!はい皆さんポカスカジャンですよろしくお願いします。
今日のテーマは日本のアーティストですアーティスト。
まずはですね我々ポカスカジャンも3人組ですけど同じ3人組で常にライバル関係にあったというかね抜きつ抜かれつしてきたアリス。
(笑い)違うよ。
職種違うよ。
「え〜?」ですよね。
職業が違うから。
あのアリスが「アルプスの少女ハイジ」の主題歌を作ったらどうなるか。
それでは今日の1曲目はアリスの作った「アルプスの少女ハイジ」。
ワンツースリーフォー。
・「くちぶえはなぜとおくまできこえるのか」・「あのくもはなぜきみをまってるのか」・「広いアルプスのリングに立ち向かう」・「おんじペーターヨーゼフにお前」
(2人)クララ!・「立ち上がれその足でクララ」
(2人)クララ!・「おおクララその足で立ち上がれ」・「ライラライラライ……」
(2人)・「ラララララ」・「ライラライラライ……」
(2人)・「ラララララ」・「ライラライラライ……」
(2人)・「ラララララ」ありがとう!センキュー!ありがとうございました。
(拍手)さあ今じゃあねアリスさん来ました。
次同じ3人組で僕たちが大好きなALFEEさん。
今日はALFEEさんをメドレーでお送りしたいと思います。
まずはALFEEの名曲「メリーアン」を童謡「森の熊さん」でアレンジしました。
ちょっと変えてるね。
タイトルが「森のメリーアン」。
続けてALFEEの「星空のディスタンス」を「マジンガーZ」でアレンジしました。
タイトルが「星空の下のマジンガーZ」。
2曲続けてお送りしますが今日本人来てます。
桜井です。
(拍手)優しいお客さんだから。
桜井です。
桜井さんという事で2曲続けてお送りします。
まずは「森のメリーアン」。
ワンツースリーはい!・「夜露にぬれる」
(3人)・「森の中」・「白いバルコニー」
(3人)・「熊さんに出合った」・「熊さんの言うことにゃお嬢さんお逃げなさい」・「ときめく出逢いに胸ははりさけそう」・「熊さん熊さん熊さんWon’tyoustayforme」
(2人)・「スタコラサ」・「トコトコトコトコと」
(2人)・「スタコラサ」・「トコトコトコトコと」
(3人)・「スタコラサWon’tyoustayforme」・「激しい風が今」
(2人)・「くろがねの城」・「“サヨナラ”はただ一度の」
(2人)・「マジンガーZ」・「無敵の力はぼくらのために」・「夜が来てまた心は」
(2人)・「バイルダー『オン!』」
(3人)・「星空の下のロケットパンチ」・「燃え上れ!愛の」
(2人)・「ブレストファイヤー」ゴー!
(3人)・「マジンゴー!マジンゴー!マジンガー」・「Baby,ComeBack!」BackBackBackBack…。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
さあそれではお別れは絵描き歌でいきます。
この絵描き歌はあの長渕剛が「ドラえもん」の主題歌を絵描き歌で歌ったらどうなるか。
それでは長渕剛の作った「ドラえもん」の主題歌絵描き歌でお送りします。
ワンツースリーフォー!せい!せい!せい!せい!桜島。
カモン!・「円を描いちまった」・「円を描いちまった」・「訳もなく豆を描いたんだ」オーライ!・「真ん丸な夜空」・「三日月が笑ってらぁ」・「俺たちのトンボが」・「撃鉄打ち鳴らせば」・「ドラえもんじゃねえ」・「コロ助コロ助」・「『キテレツ大百科』」・「コロ助ドラえもんじゃねえ」ドラえもんじゃねえナリよ〜!せい!せい!せい!
(拍手)・「いかがでしたか」
(2人)・「ポカスカジャン」・「楽しめましたか」
(2人)・「ポカスカジャン」・「また会うその日を楽しみに」・「また会う日まで」
(2人)・「ごきげんよう」
(拍手)
(拍手)どうもこんにちは。
百栄でございます。
百栄えると書きましてね百栄と読みますんでね。
百栄でございますんでね。
まあとにかく落語の方でございますんでね。
何でもそうですけどね笑いっていうのはね大変に脳にいいなんて事も言われております。
特に落語もねそういうふうに言われておりますよ。
我々寄席なんか出ておりますとね随分お年を召したお客さんもねいらっしゃるんですけどもね割かしこう気軽に話しかけられたりしましてね「百栄さんね私何か近頃ね物忘れってのが激しくてね」なんつってねよく心配される方いらっしゃるんですけどね物忘れまあ言ってみれば脳が少し老化してきたというような事でございましょうけどもね。
まああれもねみんななる事ですからそんな心配する事はないんですけどもね。
ただ脳の老化でねやっぱり一番最初に来るのがですねこれあのもしかしたら皆さんもあるかもしれませんけどねよく同じ話を何度も何度もされる方ね。
「おばあちゃんその話何度も聞いてる」なんつってねお孫さんにもさんざん言われたりするんですけどねまた同じ話しちゃったりなんかしてねもうこうなったらねだいぶ脳も老化してきたんだなという事でございますんでね気を付けて頂きたいと思います。
あとはね脳の老化で気を付けなくちゃいけないのはこれはやっぱりお年寄りの方に多いらしいんですけどね同じ話を何度も何度もされる方ね。
(笑い)「おばあちゃんもうその話何度も聞いてる」なんてねお孫さんにさんざん言われたりするんですけどねまた同じ話しちゃってねこうなったらだいぶ脳の方も老化してきたなという事でございますから気を付けて頂きたいですね。
あとね脳の老化で気を付けなくちゃいけないのがですね同じ話を何度も何度もする人ね。
(笑い)こうなったらだいぶ来ておりますんでね本当気を付けて頂きたいと思いますね。
あとね脳の老化で気を付けなくちゃいけないのはですねもういいですか?もういいですか?まあまあこんなくだらない事言っておりますけどね我々の商売もね気楽な商売でございましてね本当に一日の労働時間が大変に短かったりするんですよ。
寄席なんか出ますとねもうどうかすると一日15分でねその日の仕事が終わっちゃうんですね。
これがねいいように思われるかもしれませんけどね我々にとってはね何か不安になる事があるんですね毎日ね。
本当にこれでいいのかなと思う事があるんでございます。
そういう時にどうするかというとまあ何でしょうね不安を解消するためにね強い酒を飲んでしまったりとかねあるいはまっすぐうち帰らないでねどっか寄って帰るというね。
よく寄る所というのがやっぱりコンビニエンスストアとかねああいう所に寄ったりする訳ですよ。
ただただぼんやりしてるだけなんでございますけどねコンビニのいるところもですね不思議な所でございましてね訳の分からない人がたくさん入ってくるんですね。
ウロウロウロウロしてるだけでね何も買わなかったりするんですよ。
「何だあの野郎怪しいな」なんて思って見てるんですけどねまあよくよく考えてみるとね自分も全く同じ行動してたりなんかするんですけどね。
でも最近は物騒な世の中ですからそういう人がね急に強盗に豹変したりなんかしましてねいわゆるコンビニ強盗なんていうのがねよく出てまいりますけども。
「いらっしゃいませ。
こちらの品物でございますね。
こちら3点で780円になります。
1,000円からお預かりします。
220円のお返しでございます。
どうもありがとうございました。
どうぞ次のお客様。
こちら4点で780円になります。
1,000円からお預かりします。
220円のお返しでございます。
どうもありがとうございます。
どうぞ次のお客様。
お客様どうされました?お客様?」。
「おいおい」。
「はい何でしょう?」。
「おい俺はな俺はご…ご…ご…」。
「あああもしかしてあのもしかしてあの強盗ですか?」。
「ああああそうだ」。
「あ〜これは大変だ。
これは大変だ。
ちょっといいですか?強盗さん。
ちょっと強盗さん。
ちょっとこっちずれて頂いて。
ちょっとごめんなさいね。
ちょっとごめんなさいね。
どうぞ次のお客様。
え〜っとこちら3点で780円になります。
1,000円からお預かりします。
220円のお返しでございます。
どうもありがとうございます。
で何でしたっけ?」。
「いやだから…だからあの強…」。
「あ〜そうだ強盗でしたね。
そうだそうだそうだ。
え〜っとでどういったご用件で?」。
「どういったご用件?そんなの分かってんだろうお前!あれを出せ。
出せ出せ!」。
「えっあれって…?嫌です」。
「そうじゃねえよそうじゃねえ。
そんな事言ってんじゃねえんだよ。
あれだよあの…金金…」。
「あっお金を要求されている。
こりゃ大変だこりゃ。
あの〜いくらくらい欲しいんでしょう?」。
「いくらくらい?いくらぐらいとかそういうふうに言われると俺も困る」。
「困ってますね。
いやいやあのはっきり言ってくれるとありがたいんですよ。
コンビニですからね細かいお金までそろっておりますから1円単位まできっちり出せますからはい。
言って下さいいくらでも。
あああれでもいいですよ。
『有り金全部よこせ!』そういうやつでもいいですよ。
でもね有り金全部よこせってのは今私が言っちゃいましたからそれをそのまま言って返すってのもねそれはちょっとプロの強盗としてはどうかなとは思いますけども。
でもはっきり言って下さい。
そっちの方が助かりますから」。
「ああ分かった。
じゃあはっきり言う」。
「お願いします。
いくら欲しいんですか?」。
「そっちの気持ちでいい」。
「こっちの気持ちでいい?私に任されちゃうんですか?こっちで決めるのもね〜。
じゃあ何に使うんです?何に使うんです?」。
「何に?そういうふうに聞かれても俺も困る」。
「また困ってますね。
いや〜はっきり言ってもらった方がこっち助かるんですけどね。
こういうものに使うんだぞって言われればね大体これくらいあったら足りるかなってね想像がつくんですよ。
見当がつくんですよ。
はっきり言ってもらうと助かるんですよ」。
「分かった。
じゃあはっきり言う」。
「お願いします。
何に使うんですか?」。
「あの…例えば食費」。
「例えば食費?何か漠然としてますね。
なるほどね生活費でね食費を中心に生活費が欲しいという。
もしかしてあれなんじゃないの?おなかすいてるんじゃないですか?そうでしょう食費っていう事を見ると。
あちょうどいいのがある。
これこれこれ見て下さい。
これね今日からうちで販売する事になったんですよ。
これね店長さんの賄い弁当シリーズ第1弾。
ねっ見て下さいこれだけのお総菜が入ってこれだけのごはんのボリュームがあってしかもお値段はこのお値段ですよ。
どうです?おいしそうでしょう」。
「うわ〜うまそうだね」。
「そうでしょう。
どうです?召し上がりますか?」。
「じゃあこれもらおうかな」。
「はいかしこまりました。
温めますか?」。
「お願いします」。
「少々お待ち下さい」。
「はい…。
おいちょっと待てちょっと待ておい。
おい俺弁当温めてる暇ねえんだこの野郎。
おい俺強盗だぞお前。
お前俺の事なめてんだろ?さっきからお前俺の事なめ…」。
「ちょちょちょちょ…。
あなたねさっきからねひげそり用のT字かみそり振り回してますけどねそれ危ないんですよそれ。
それねピ〜ッてやられるとヒリヒリしちゃいますから気を付けて下さい。
ちょっと落ち着きましょう。
ここにねお水がありますから。
このお水飲んで落ち着いて下さい」。
「あ〜分かった」。
「どうです?落ち着きました?」。
「ああなんとか落ち着いた。
あおいどうしよう。
俺勝手に蓋開けちゃったけど」。
「あ〜いいですよ。
僕払っときますから。
何言ってるんすかあなた強盗じゃないですか。
初めから払う気なんかないんでしょう?何です?今になって急に払うような雰囲気出して。
嫌だな〜そんな変な見え張らないで下さいよ。
お金ないんでしょ。
お金ないから強盗やってんでしょ。
大丈夫ですよそんなつまらない見え張らなくても」。
「この野郎何だお前。
やっぱりお前俺の事バカにしてんだろ?俺は確かにな今でこそ強盗はやってるけどもなこれでも人様にだけは迷惑はかけたくない。
かけたくないと俺は思ってたんだこの野郎。
おい払ってやろうじゃねえか。
打て打て!」。
「えっ何です?」。
「打てよ!」。
「何をです?」。
「レジ打て。
早くレジ打て!早く!」。
「あ〜分かりましたすぐ打ちます」。
「ほらいくらだ?この弁当。
それだけじゃねえほら今の水それもいくらだ?あと忘れんなこのT字かみそり。
ちゃんと打てほら。
全部でいくらだ?」。
「はい780円になります」。
「ほら1,000円から」。
「はいかしこまりました。
220円のお返しでございます」。
「はいはいよこせよこせよこせおい。
いいか?強盗やってるからってなみんながみんな貧乏だと思うなよバカ野郎!」。
「どうもありがとうございました。
何だよあの人。
ややこしいやつ来たな。
でも強盗だからな一応やっぱり警察の方に知らせておいた方がいいよな。
あもしもし?3丁目のコンビニなんですけどね今ね強盗が入ったんですよ。
ええそうです。
コンビニ強盗ってやつです。
けが人?大丈夫ですけが人いません。
被害?あ被害はですね被害がえっと…被害が…。
あれ?別にありませんね被害。
っていうかちょっともうけが出ちゃったんですけど。
えっふざけてんのか?いやふざけてる訳じゃないんですよ。
本当にもうけ出ちゃったからしょうがないじゃないですか。
いやふざけてる訳…あっ!怒られちゃったよ。
ああいうややこしいやつが来るとなこれだからな本当に。
でもなあいつの事さんざんバカにしちゃったからな。
あいつ逆恨みして仕返しに来なけりゃいいけど。
あっあいつ帰ってきたよ」。
「おいおい」。
「何すか?」。
「あのさやっぱりこの弁当温めてくんねえか?」。
(拍手)では相撲甚句を。
・「ハァ〜力あふれる土俵上」・「あいに小さくりりしくも」・「吐く息吸う息間を合わせ」・「はっけよいよいやの掛け声で」・「上げる軍配勝ち名乗り」・「これぞまことのヨーホイ」・「ハァ〜土俵の華よ」ハァ〜どすこいどすこいと。
私はね子どもの時からお相撲が大好きだったんですが取組はもちろんですがそれを支える行司さん。
これが大好きでございまして一度お目にかかってゆっくりお話を伺いたいと思っておりました。
大相撲の立行司第40代式守伊之助さんでございます。
親方どうも今日はよくおいで下さいまして。
おはようございます。
よろしくお願いします。
いや〜また本場所さながらの正装です装束で来て下さいましてね。
これから本当に取組が始まる土俵だまりという向こう正面の土俵の下に控えていらっしゃる親方の姿。
私は行司さんが好きでね場所行ってもね…。
変わってますね。
ちょっと変わってるんですけど行司さんの動きを見て楽しんでるんですが。
嫌ですね。
そういう相撲ファンもいるんですよ。
ありがとうございます。
早速ねここに持ってきて頂きました。
これが親方の明け荷なんですがもちろん力士がねこれは使ってこの中に化粧まわしとかねいろいろ入ってる訳ですよね。
早い話がねトランクなんです旅行用のね。
これは丈夫なんですよこうやって見てもねちょっと触らして頂いてもそうなんですけども。
やっぱりお相撲さんと一緒で行司さん旅から旅というね。
そうですねええええ。
やっぱり丈夫でないといけないですから。
地方場所ももちろんありますし一年のうちにどうなんですか?お宅へおいでになるっていうのは大体半分ぐらいですか?今は巡業が少なくなりましたからそれでも半分ぐらい。
でこういう旅支度この中に大事な物がいろいろ入ってると思うんですが今日はこの中を見せて頂いてよろしゅうございますか?はい分かりました。
いいですか?すいませんもう。
ご案内します。
このまたね…。
この細工がまたすごいんですけれども中から…。
これが軍配箱ですね。
いよいよ行司さんの命とも言うべき軍配団扇と書いてあります。
へえ〜。
この中に軍配がしまってあるんですよ。
この軍配が一番よく見るシンプルな漆塗りの軍配ですね。
決断新風という。
決断新風。
行司は決断が第一でまた伝統の中にも新しい風を入れるようにという事で決断新風と書いてあります。
こういうのは親方ご自分のお好みというか何か望みがかなうものなんですか?まあ行司の心がけを書いて頂くと知り合いの人に。
好きな言葉は大体書けるものなんですかね?そうですはい。
それとまた変わった軍配が。
白木の軍配がありますね。
これは「無心」…?「無心帰大道」ですね。
無心になれば大道に帰るとそういう意味ですね。
あとちょっと変わったのは僕の実家が岸和田市というのでだんじりの彫り物師さんに頼んで彫って頂いた軍配ですね。
これもねテレビや場所で拝見するんです。
立派な細工が彫刻がしてあるなと。
竜と虎の。
竜と虎。
はい。
裏が虎で表が竜ですね。
親方これ噺家が持って…?ええどうぞ。
いいですか?持たせて頂いて。
どうぞどうぞ。
そうですか。
ちょっと失礼して。
あらうわ〜すごいですね伊之助さんの軍配を私…。
番数も〜!ああいい声ですね。
取り進みましたるところ…。
うわ〜いいなこれ。
へえ〜すごいですねしかし。
はあ〜。
昔はねひょうたん形のが結構あったような記憶なんですよ。
最近あんまり見ないです。
あまりひょうたん形の軍配っていうのは昔からないんですけども昔はですね木村家がひょうたん形式守家が卵形ですかという時代もあったらしいんですが今は大体この形。
そうですよね。
あと一番違うとこはですね木村が名乗りを上げる時ありますね。
その時に木村の方はですねこの甲を上に持ってそして「白鵬〜!」と。
これが陰の構え。
陰の構え下を向ける。
僕ら式守の方は逆にしまして甲を下に向けまして「日馬富士〜!」というのが陽の構え。
これだけが違いますね木村と式守。
それから僕の腰にも差してますが短刀ですね。
これは立行司だけですね。
はい。
これはもし差し違えをしたら切腹をするという覚悟ですよ。
覚悟の表れですからあくまで。
本当にしてたらね…。
だから中は竹光にしてあります。
斬ってみろと言われても斬れないように。
これですね短刀は。
じゃあこれにこの下緒はこれで…。
これはこういうふうに差す。
ああそうですか。
へえ〜。
さあそして出てきましたのが…。
これが今着てます装束ですね。
これもまた何か白鵬…。
今横綱になっている白鵬関が昇進した時に僕の先輩の庄之助親方に作られて僕に譲って頂いた由緒ある装束ですね。
お下がりですね。
お下がりでもかなりこれはすばらしいお下がりでこれね。
こういう白い…。
白鵬ですからね。
白鵬さんの名前が入ってます。
こういう名前入りの…。
いや〜すばらしいね。
へえ〜。
この菊綴じがねこれが伊之助さんの証拠ですよ。
庄之助さんは総紫。
そうですね。
伊之助さんは紫白と。
ちょっと足りないという事で。
親方はさっきこの軍配のお話で出ました。
岸和田のお生まれだというねその時に一番最初は力士になりたかったって。
そうですねええ。
やっぱりお相撲さんになりたくて何部屋か回ったんですけどやっぱり小さいのでどこも入れてもらえないで最後にですね元43代横綱の吉葉山の宮城野部屋にとにかく行司でもやれよという事で拾って頂いたんですけども。
まあとにかくっちゅう形で41年間ずっとそのまま行司やってる訳ですけども。
行司さんの横綱ですね。
両横綱。
東の横綱が木村庄之助。
西の横綱が式守伊之助。
庄之助になると結びの一番。
そうですね。
ただそれだけですけどね。
でも一番といいますけどもやっぱり庄之助と伊之助では全然責任の重さがやっぱり違いますね。
今伊之助さんとして結びの一番裁いてらっしゃるけどもやっぱり庄之助になるという事は…。
一番という事はやっぱり少ないからいいだろうという事じゃなしに。
楽なとかねそういうふうに思われがちだけど。
少ないだけやっぱり責任がかかってくるという事ですね。
そういうもんなんですね。
2015/08/09(日) 05:15〜05:44
NHK総合1・神戸
柳亭市馬の演芸図鑑「ポカスカジャン、春風亭百栄、式守伊之助」[字]
落語家・柳亭市馬が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、ポカスカジャンのボーイズ、春風亭百栄の落語「コンビニ強盗」。対談のゲストは式守伊之助
詳細情報
番組内容
落語家・柳亭市馬が、演芸界のよりすぐりの至芸をナビゲートする。演芸は、ポカスカジャンのボーイズ、春風亭百栄の落語「コンビニ強盗」。対談のゲストは式守伊之助。
出演者
【出演】春風亭百栄,ポカスカジャン,式守伊之助,【ナビゲーター】柳亭市馬
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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