認知症について皆さんの悩みや疑問にお答えする認知症カフェ「どーも」へようこそ。
マスター最近認知症の話をよくするんだけどできるだけ住み慣れた場所で暮らし続けたいっていうのがみんなの願いなんだよね。
う〜んそうでしょうね。
でも認知症になったら…どうなんでしょうね遠藤さん。
はい。
認知症になってもですね初期に…早い段階にうまく関わると。
で上手に医療や介護保険サービスを使う事で住み慣れたうちで一日も長く住む事ができると思いますね。
そこで今初期集中支援チームというのが出てきまして…。
初期集中支援チーム。
はい。
初期集中支援チームの一人訪問看護師の片山智栄さんです。
この日は認知症と診断された独り暮らしの男性のもとを訪ねました。
片山さんは定期的に自宅を訪問。
体調の変化や日常生活に不安がないか確認していきます。
症状の進行の可能性があります。
クリニックに戻った片山さんは男性から寄せられた相談にどう対処すべきか検討します。
医療や介護の専門家で構成されている初期集中支援チームです。
専門家が早い段階から関わる事で適切な医療や支援につなげ病気の進行や症状の悪化を防ぐのがねらいです。
検討の結果片山さんは男性が飲み込む力を回復できるようリハビリのメニューを作成。
口元の筋肉のこわばりをほぐす方法を伝えました。
早期発見早期対応を目指す初期集中支援チーム。
住み慣れた場所で暮らしたい。
認知症の人の思いを支える心強い味方です。
認知症も早い段階で対処すれば暮らし続けられるんですね。
そうですね。
初期集中支援チームというのが認知症かなと思っても本人が認めないとか病院行きたがらない。
クリニックに行きたがらないっていう方が結構おられてですね。
まあそういう場合にこの専門家のチームが看護師さんとか介護職がお宅まで行って早めの評価相談に乗ると。
結果的には医療と介護保険サービスとつなげる事でケアマネジャーを紹介する事でうまくいくというような事ができると思いますね。
家族がおかしいと言っても病院に行きたがらないっていう話よく聞きますよね。
そうですね。
それで２〜３年診断が遅れる事もありましてですね…。
２〜３年！はい。
この初期集中支援チームはそれを早くする事によって困った症状を減らすとか家族も安心につながりますので…。
この初期集中支援チームっていうのは全国にあるんですか？今はまだモデル事業なんですね。
で２０１８年度までには全国の市町村に広げていこうという予定になっています。
まだ少ないんですね。
そうですね。
そうはいえですね徐々にこの初期集中支援チームの重要性が分かってきて看護師介護職それから医師の研修が始まってるんですね。
近くにチームがない時はどうすればいいんですか？チームはこれからなんですけどもそれでも認知症の相談の時には地域包括支援センターというのがありましてこれは全国に４，５００とかありますのでそういうとこに相談に行けば今の初期集中支援チームと同等の相談に乗ってくれるという事になります。
支えてくれる人は今地域にいるんだって事ですね。
そうですね。
認知症になっても住み慣れた場所に暮らす方法いろいろあるので医療や介護の専門家がいっしょになってもしくは連携してですね早期の段階から相談してもらってアドバイスをするというような事がいいのじゃないかなと思いますね。
じゃあ僕もできる限り通い慣れたこのマスターんとこへしょうがないから通うかな。
そんな嫌そうに言わなくたって…。
いやいや…。
2015/08/09(日) 04:15〜04:20
ＮＨＫ総合１・神戸
認知症キャンペーン「住み慣れた場所で暮らすには…」[字]
認知症になっても住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるための支えになるのが「初期集中支援チーム」。医療や介護の専門家が早い段階からかかわり、訪問や支援を行います。
詳細情報
番組内容
認知症になっても、住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるための支えになるのが「初期集中支援チーム」。医療や介護の専門家が地域で連携して早い段階からかかわり、訪問や支援を行うことで、早期発見・対応につなげ、病気の進行を防ぎます。様々な相談にのってもらえるので本人や家族も安心して自宅で暮らせます。現在はモデル事業ですが、２０１８年度までに全国の市町村に設置される見込みです。【ゲスト】グッチ裕三、遠藤英俊
出演者
【ゲスト】グッチ裕三，国立長寿医療研究センター内科総合診療部長…遠藤英俊，【キャスター】山本哲也，【語り】塚原愛
ジャンル :
福祉 – 社会福祉
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サンプリングレート : 48kHz
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