クラゲ?空気の入ったふくろか。
だきしめただけでしずんだ。
今回はふくろを使ってしずんだ宝箱を引き上げる大実験に挑戦。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
…何?ワ〜オ!しずんだ。
うかんだ。
念力?試験管に水を入れて逆さにして水に入れる。
ふたはゴムだ。
おすとしずむ。
何が起きてるの?印をつけてみよう。
ふたに力を加えると水位が上がってしずむ。
力をゆるめると…。
水位が下がってうく。
ふたをおすと水の上の空気がおされる。
その空気が水をおす。
おされた水は試験管の中に入る。
水におされて空気の圧力が増し縮んでかさが減る。
水の中で空気が閉じこめられているとそのかさが多いほどうかびやすい。
水におされて空気が縮むとしずみ空気が元のかさにもどるとうく。
だからふたをおすと試験管が勝手にしずむんだ。
カギ?深さは1m。
試験管の先に磁石をつけて持ち上げられるか。
やってみよう!あれ?力をゆるめたのに試験管がういてこない。
最初の空気のかさを多くしてもっとうきやすくしよう。
ゆっくりしずんでいくね。
よしついた!持ち上がった。
プールに宝箱?持ち上がるかな?さ〜てだれかもぐれるの?ふくろ?「ふくろでしずもう!」って言うんだね。
ふくろには20の空気が入っている。
これを水の中に入れておし縮めれば試験管と同じようにしずむはず。
まずおもりをつけてふくろを水の中に入れる。
空気がどのくらい縮んだのか圧力計で調べる。
試験管の時は水が空気をおしていたけどこれだと水ではおせないよね。
どうする?人がだきしめるの?水の中で?空気をつぶす人登場。
人の力で空気を縮めてしずめるか?
(ホイッスル)実験開始!ふくろがあまりつぶれてない。
あ〜全然しずまない。
力が足りないんだ。
1人でだめなら2人でやってみよう!
(ホイッスル)つぶれてる。
1人の時より力が加わった。
しずんだ。
でも60cmだ。
力をゆるめると…ういた。
人の力でできるんだね。
プールの底は3m。
もっと力を入れて挑戦だ。
(ホイッスル)やった!あれ?うかばないぞ。
おもりを少なくしてさっきよりうかびやすくするんだ。
でもふくろを水に入れるのにもっと力が必要だ。
4人で挑戦だ。
だめだ。
4人もいるとかかえづらい。
出た!装置最初から使えばいいのに。
レバーを回すと棒が容器をしめつける。
この装置で実験再開。
回して…回して…回して!容器は今まででいちばんつぶれてる。
気圧も最大だ。
これなら宝箱も持ち上がるかな?しずんだ。
装置に宝箱をつけて…。
力をゆるめよう。
やった。
上がった。
今回の実験で水の中に閉じこめられた空気のかさを増やしたり減らしたりするだけでものがういたりしずんだりすることがわかった。
またたくさんの空気を縮ませれば3mの深さでもしずんでもどってこれることがわかった。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2015/08/08(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「水中浮沈大実験」[字]
空気袋を水中で押しつぶすと、つぶれた分だけ沈み、戻すと浮かぶ。水深3メートルまで空気袋を沈んで浮かせる実験の過程で浮力について学ぶ。
詳細情報
番組内容
スケールの大きな実験を、スタイリッシュな映像で描く科学教育番組シリーズ。今回は、浮力を使った大実験。水中で閉じ込められた空気は、体積が減るとその分沈み、戻すと浮かぶ。これを使って、水深3mに沈んだ宝箱を、空気袋を押し縮めて沈ませ、さらに浮上させることに挑戦する。実験の過程で、浮力について学ぶ。
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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