韓国合同参謀本部 地雷埋設否認する北朝鮮に警告

【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線に近い非武装地帯(DMZ)の韓国側で地雷が爆発し韓国兵2人が重傷を負った事件で、北朝鮮は14日、韓国側に通知文を送り、地雷埋設を否認した。ことを受け、韓国合同参謀本部は同日、「厳しい代価」を支払うことになると警告する内容の通知文を返信したと発表した。

 韓国側の通知文は午後4時40分ごろ、北朝鮮軍総参謀部に送られた。  

 合同参謀は通知文について、「今回の非武装地帯における地雷の挑発が北側の木箱地雷によって発生した明白な挑発であることをもう一度強調した」とした上で、北朝鮮が責任を回避し、居直った態度を見せることについて厳重に警告した」と説明した。

 北朝鮮は同日午後、「前線西部地区司令部」名義の通知文を合同参謀本部宛てに送ってきた。合同参謀本部によると、北側は通知文で今回の地雷爆発事件は北朝鮮とは関係がなく、北朝鮮向け宣伝放送の再開など韓国側の報復措置は軍事的挑発行為と非難したという。

 北朝鮮は同日、通知文とは別に国防委員会政策局談話を通じて地雷の埋設を否認し、証拠資料の提示を要求した。

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