東京五輪エンブレムだけじゃない…盗用疑惑の佐野氏 国会で追及も
東スポWeb 8月15日(土)10時2分配信
パクリ疑惑の渦中にある2020年東京五輪のエンブレムをデザインした佐野研二郎氏(43)が13日、自身が手がけたサントリービールのキャンペーン用トートバッグの一部を取り下げた。同社は「夏は昼からトート」と題して、商品購入者向けに「佐野研二郎デザイン」のトートバッグを30種類用意していたが、ネット上で複数のバッグに盗用疑惑が噴出していた。
同社によると、佐野氏の申し出で8種類のバッグが取り下げになった。サントリーホールディングスの広報担当者は「12日に連絡がありました。取り下げの理由は聞いていません。盗用が理由かどうかも分かりません。こちらから聞くこともないです」と話す。
ずいぶんと人ごとのようだが、そもそも同社が佐野氏のデザインを望んだわけではないという。
「夏のキャンペーンを代理店に発注し、上がってきた企画がこれでした。(盗用疑惑が出てからは)代理店を通じて事実確認をしていました。私たちでは大丈夫かどうかの判断はできませんから」(広報担当者)
デザインの商標や著作権については代理店に任せており、商標については問題ないと報告を受けていた。取り下げたデザインのバッグは、すでに応募者に発送したものもあり、迅速に対応するという。
指摘されている疑惑はバッグに使用したフランスパンに、個人ブログの写真が無断で使われたなどと具体的なものが多い。佐野氏は事務所ホームページに「現在、専門家を交えて、事実関係等の調査・検討を開始しております」と自身ではなく事務所としてコメントを掲載。キャンペーンは佐野氏のデザインと書いてあるが、監修しただけと言わんばかりだ。
疑惑はネット上だけでは終わらない。野党関係者は「国会では新国立競技場の話を中心にやってきましたが、そろそろエンブレムの話題もやらざるを得ない」と指摘。佐野氏が国会デビューする日も近いか。
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