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 国連のデュジャリック報道官は12日の定例会見で、安倍晋三首相が14日に閣議決定する戦後70年の談話について、「日本を含めた地域の指導者は、過去の歴史の謙虚な内省に基づく協調の精神を持ち、誠実な和解を通じて、よりよい将来に向けて前進するべきだ」との潘基文(パンギムン)事務総長の立場を紹介した。

 記者団との質疑の中で答えた。潘氏は、戦後70年が過去の歴史を振り返り、地域のすべての国が一緒に前進する厳粛な機会となることを望んでいるという。(ニューヨーク=金成隆一)