ボディショップ・シラサキ 社長ブログ | 福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

福井県福井市の自動車鈑金塗装 (ポルシェ PORCHE 911)

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KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア 

毎日更新中の、KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア
DSC_2631 (640x428)
サビの問題上、各部区間にて仕上げる事となり、
まず最初に左タイヤハウス内部からで、
DSC_2606 (640x428)
さび落として、研磨してここまでの仕上げ仕様。
DSC_2729 (640x428)
どのような工程で仕上げたのかは、お教えできないのだが、
深いキズはまったくなくて、鈍い金属地肌の光沢。
DSC_2733 (640x428)
スポット溶接の凹みまで、綺麗に光っての地肌仕上げ。
DSC_2723 (640x428)
写真上では、ストロボの光にて線状のキズあるように見えるのだが、
実物はまったくなくて、手で触ってもツルツル仕様の鋼板。
DSC_2720 (640x428)
カップブラシやサンダーを使ったのでは、このようにはなりまへんよ~。

1にも2にも、地道に作業してこうなるのですよ~ん。。

あと、見えない隅々までこのように仕上げ済み。
DSC_2713 (640x428)
ストラットアッパーマウント後部に見えるサビあるステーは
過去の修理跡で、撤去して再修理するのでそのまま。
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DSC_2681 (640x428)
こうした所、ただ単に、自分の中での拘りだけなのだか、、、(笑)

でも、磨き上げた素地金属の光沢、好きです。

変態なのか?

いや、だた単にバカなのか?

自分ではすべてが普通なのですが。(笑) (笑) (笑)

この状態にて、作業していたいのは山々なのだが、
研磨された素地金属、すぐサビ発生してしまうので、
仕上げたところから、下地塗装工程へ。

車を傾斜させた状態で、塗装ブースに入れて、
DSC_2745 (640x428)
簡単にマスキングして
DSC_2761 (640x428)
DSC_2756 (640x428)
素地金属に対して、まずスタンドックスの
エッチングプライマーにて下処理してから、
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その上から、下地としてスタンドックスの
イージーフィラーにて塗装。
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これで、防錆下処理の下地工程完了~。
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ちなみに、素地金属に対して直接サフェサー塗装しても、
サフェサーは密着しませんよ~。

隅々まで塗装されてますサフェサー、
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DSC_2810 (640x428)
が、
スプレーガンが入らなくて、塗装されていない面
必ず出てくるので、ここについては、
手鏡にて写し出し確認しながら、
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防錆プライマーを刷け塗りにて塗装。
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素地金属部の防錆処理、ここまでやって片側1面完成した、
KPGC10 ハコスカ GT-Rでした。
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カテゴリ: KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア

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Posted on 2015/08/15 Sat. 21:56    TB: --    CM: --

KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア 

KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア作業、
エンジンルーム内、タイヤハウス内部、フロントエプロン、
ワイパーカウルの剥離終えた各部の詳細。
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まずは左タイヤハウス内部から。
DSC_2518 (640x428)
アンダーコート裏面で、これだけサビあった状態で
腐食ではないので、特に問題はないのだが、
これだけ広範囲にサビ周っているのが良く解る。
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右側の状態。
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左側と見比べると、こちらの方がややサビ少ない。
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次に、ワイパーカウル内部。
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手が入るだけ剥離したのだが、
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サビはあるのだが、予想していたより良好。
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ダッシュパネルの状態、良好。
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左フェンダーエプロンと左サイドメンバーの状態。
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バッテリー周辺にサビ多し。
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右側の状態。
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最後にフロントパネル。
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サビてはいるのだが、腐食による穴あき箇所はなし。
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ちなみに裏面の隅々まで剥離してあり。
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DSC_2430 (640x428)
DSC_2427 (640x428)
こうして剥離作業する事により、
目視にて事故歴もはっきりと解るのだが、
フロント部はまったく修復歴なしの状態を確認。

最後に、配線留め金具の保護テープ、
DSC_2585 (640x428)
予想通り、薬品の力で伸びが生じて7割程度は取れたのだが、
DSC_2590 (428x640)
中身にサビあるので、これを再利用するかは不明。

ちなみに金具は、全部サビあり状態でダメだった。
DSC_2596 (640x428)
今日で3日続けてのKPGC10 ハコスカ GT-R 
フルレストア作業のブログ更新、
明日も特にする事ないので、更新予定(笑)(笑)(笑)

カテゴリ: KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア

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Posted on 2015/08/14 Fri. 22:06    TB: --    CM: --

KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア 

昨日に続いて、KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストアの更新。

左右タイヤハウスの次に剥離したのが、エンジンルーム内。
DSC_2195 (640x428)
ただ、剥離前に考えておかない所、
その1
ワイパーカウル内
DSC_2203 (640x428)
DSC_2206 (640x428)
サビとかあるので、
DSC_2207 (640x428)
剥離できるところは作業したほうが良し。
DSC_2205 (640x428)
その2
フロントパネルの内部、
DSC_2223 (640x428)
ハコスカのボディ構造上、下段4個の楕円穴内部は、
袋状のパネル形態となっており、ここを作業しようとした場合、
フロントパネルを取り外しする必要があるのだが、
このフロントパネルはスポット溶接にて固定されているので、
取り外し=パネル交換。

でも、内部除き込むとそれ程酷くさびが発生していないので、
今回は、取らずに作業する事となったので、
内部には極力剥離剤入れないようにして、作業することに。

下手に剥離剤入れてしまい、薬品が反応して塗膜剥がしても
袋状の内部へは、何の道具入らないので、
浮き上がった塗膜は落とせないし、
取れたカスも、内部から出てきませんよ。

こうした剥離作業、なんでもすれば良いと言った物ではなくて、
トータルに物事を考えての判断が重要。

こんな段取りの元、傾斜角度最大にて、剥離開始。
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単純にエンジンルーム内へ、中に入って剥離したら、
剥離剤が体に付着してしまい、大変だから~。
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剥離作業手順は、前回のタイヤハウスと同じ工程。
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逆に傾斜させて、
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またひたすら剥離するべし。
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エンジンルーム内終えたら、車を水平にして、
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フロントパネルの剥離。
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すべての剥離終えたら、車を外に出して、
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ずぶ濡れになりながら、水洗い~。
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この時期のパンツまで濡らしての水洗い、
子供の時の水遊びを思い出して、
結構楽しい作業(笑)
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水洗い後、綺麗にエアブローして
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エンジンルーム内とフロントパネルの剥離完了。
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DSC_2401 (640x428)
世の中お盆休みなのだが、
また明日、KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア
更新しますよ~ん(笑)

カテゴリ: KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア

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Posted on 2015/08/13 Thu. 21:32    TB: --    CM: --

KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア 

お盆休みなのだけど、実作業より更新遅れているので、
KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア分のブログ更新。

ここからが剥離の作業なのだけど、
車1台、裏も表も中も剥離しなくてはいけないのだが、
どこから順番に剥離作業して行こうと、
頭の中で段取りを組んで、
ます゛は、エンジンルーム内からで、
フェンダーエプロンの裏面からの作業開始のため、
車をちょい傾斜させて、
DSC_1915 (640x428)
ここの面から剥離することに。
DSC_1672 (640x428)
こうした所は、走行時に跳ねた小石が当たっても
ボディ大丈夫なように、アンダーコートが塗装されている。

これは、今の車も同じ作りで、ハコスカの場合だと、
フェンダーライナーが付属していない分、
アンダーコート塗装面が広い。
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このアンダーコートに直接剥離剤を塗り塗りすると
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アンダーコートが、科学薬品のパワーにて
剥がれ取れ浮き上がってくる魔法の薬。(笑)
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浮き上がってきたのを、ヘラで取ると
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こんな風に、素地金属状態になるのが、剥離。

こうして、説明するとだれにでも簡単に
出来ると思われがちなのだが、
実作業は、なかなか取れずに
かなり苦労させられる重労働作業。

良い子は、これを見て絶対に真似て作業しない事。(笑)

こうした剥離作業は、、下地に対する知識と、
実務経験あるのみで、確実に取り返しの付かない
出来事になりますよ~ん。

あと、剥離作業浮いた塗膜の辞去には、金属系のヘラはダメ。

理由は、素地金属に対して深いキズが付き、
それがのちのに塗膜表面に出て来るので。

ワイヤーブラシが付いた、カップブラシもダメ。

塗装剥がしに使う、サンダーもダメ。

ダメダメの3原則。

これは、剥離の基本で、昔は当たり前だった作業であり、
昔から、こうして覚えてきた作業の1つ。

今回は、ヒノキのパテヘラと小さいプラスチックのヘラで辞去作業。
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剥離後は水洗いが鉄則。
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理由は簡単、剥離剤は水性のため、
水洗いにて取れるので、とにかく綺麗に洗い流す事。
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水洗い完了後、エアブローにて乾燥させて、
剥離剤による塗膜剥離は終わり。

深いキズは入ってないですよ~ん。。。
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隅々も取れてますよ~ん。。。。。

ただ、剥離剤を塗れば、取れる物ではないですよ。
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次は反対側作業するため、逆側に傾斜させて、
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同じくここを
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剥離剤にて、剥離。
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水洗いして
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右側の剥離完了。
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左同様に、顔を入れて目視出来るところは
すべて辞去OK。
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こうした1個1個の作業、すごく地味で手間かかりますが、
こんな感じにて作業している、
KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア。

カテゴリ: KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア

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Posted on 2015/08/12 Wed. 22:25    TB: --    CM: --

KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア 

台車の上に固定したハコスカ GT-R、
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最後の部品、外板パネルを取り外しして、
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ドンガラボディ~。
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ここから剥離作業で、一番最初にエンジンルーム内から
剥離するにあたり、凹み箇所の修理で、
まずは、コアサポート上部の凹みから。
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どうしてこんな所が破損するのかと、
疑問に思いながら修理作業へ。
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同じくラジエター固定部のコアサポート修理。
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ハンマーと当盤にて、元の形に修正。
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続いて、左テンションブラケットの凹み修理。
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元の形に戻すために、クランプにて固定後、
下方向に力加えながら修正。
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その後、エンジンルーム内にある配線留め金具に
付いている保護テープ、
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ビニール系の材質で、上から塗装してあるのを見ると、
どうもメーカー製造ラインの工程では、
金具に対して、被せてから塗装してあるようなので、
DSC_1758 (640x428)
取ってみようとしたら、なかなか取れないし、、、。

このような作り、ポルシェの930や、ローバーミニなんかも
このようになっているのだが、
手で引っ張ると取れてくるのだが、
ハコスカの場合、どうも熱収縮タイプのようで、
先端部は袋状になっている。

熱加えたりして見たのだが、効果的な方法でなく、
どうにか3個ほど取ったのだが、
DSC_1767 (640x428)
予想通り、金具は素地金属状態で、
表面にはウス錆びあり。
DSC_1766 (640x428)
上手くいけば、剥離剤にてビニールふやけて
取れるも知れないので、この状態にして剥離することに決定。

でも、取ったビニールカバーの中を覗き込むと、
錆びの粉が入り込んでいるので、
どのみち再利用は出来なさそうのだが、、、。

こなんか感じで、剥離前の下準備完了の
KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストアでした。

カテゴリ: KPGC10 ハコスカ GT-R フルレストア

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Posted on 2015/08/09 Sun. 21:35    TB: --    CM: --

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