NNNドキュメント「海の記憶 父からの手紙」
2015年8月16日(日) 24時55分~25時50分 の放送内容
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番組詳細説明(表題)
海の記憶
父からの手紙
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
太平洋に浮かぶトラック諸島。71年前の1944年、「日本海軍の拠点」だった場所では、米軍の攻撃で日本の船数十隻が一瞬にして沈んだ。大半は軍に徴用された民間の輸送船だった。最も多くの犠牲者を出した「愛国丸」は豪華客船として施工されたものの客船として航海することはなかった。「父はどんな思いで亡くなったのか」…息子は、ことし「戦地の父から母へ送られていた50通の手紙」を読み、父の思いを少し知った。そしてトラック諸島へ向かった。水深50メートルの海に沈んだ父。息子は「初めて父と数十メートルの距離で繋がった」と感じた。日テレ水中班が水中の愛国丸を撮影、その映像を現地で見つめる息子の姿を取材。戦後70年…「海の記憶」が語るのは?
【内容】
戦後70年、世界でも最も美しく鮮明に「戦争の記憶」が遺された場所があります。
南洋ミクロネシアのトラック諸島(現・チューク諸島)、かつての「日本海軍の拠点」です。
その海底には、いまも「戦争の記憶」が眠っています。
71年前の1944年2月17,18日、アメリカ軍は大規模な空襲をおこないました。
そして一瞬にして、日本の船、数十隻が沈んだのです。その大半は軍に徴用された民間の輸送船でした。
最大の犠牲者を出したのが、輸送船「愛国丸」。
そこで父親を亡くした、岡山市の松岡俊郎さん(74)は3才で父を失い、父の記憶がありません。
団塊の世代として、「前ばかり見た」会社人生を一段落させ、ようやく「過去を見よう」と決意した今年。
父から母へ送られた大量の手紙を発見、そこには「生きたかった父の思い」が刻まれていました。
「父を知りたい」そう思い始め、トラック諸島へと向かいました。
父を初め多くの「若い命」はナゼ失われなければいけなかったのか。
船が沈んだ海の中へと向かうと…そこには生活していた跡が、いまも残されていました。
そして、そこでは…息子を待っていたかのように、まさかの奇跡が起きました。
「海の記憶が訴えること」とは。
そして、トラック島大空襲による「補給」面での壊滅的な被害を受け、日本は敗戦へと一気に向かいます。
忘れてはならない「民間の船員が多く亡くなった事実」。太平洋戦争では6万人の船員が死亡しました。
多くは10代20代でした。
実際に爆撃され漂流した民間船員の前田さんは口を開きます。「見たことない地獄画だった」と。
そして「歴史を忘れてはならない」と話します。
そして、疑問を持ちつづける遺族も居ます。「戦後70年たった今も全く変わらない」想い。
なぜあのような形で亡くならなければいけなかったのか?
水中50メートル…日本テレビの水中撮影班だけが撮影した「海の記憶」が訴えかけます。
映画「タイタニック」の撮影にも使われるなど世界中のダイバーが集まる、トラック諸島。
海の記憶、そして遺族がうったえかけることとは・・最後に受け取った「父からの伝言」とは?
松岡さんは最近、孫に語り始めました。戦争を知らない世代へと「生きること」の大切さを訴えます。
沈没船が眠る深い青い海の中、ダイナミックな水中取材が70年前の戦争の記憶を鮮明に訴えます。
太平洋に浮かぶトラック諸島。71年前、「日本海軍の拠点」米軍空襲で日本の輸送船数十隻が沈みました。「父を知りたい」と遺族が現地へ。「海の記憶」が語るのは?
出演者
- ナレーター
- 小山茉美
番組内容
太平洋に浮かぶトラック諸島。71年前、「日本海軍の拠点」への米軍の攻撃で日本の輸送船数十隻が一瞬にして沈みました。大半は軍に徴用された民間の輸送船でした。最も多くの犠牲者を出した「愛国丸」も豪華客船として施工されました。なぜ若い命が奪われたのか。愛国丸の遺族は「戦地の父から母へ送られた50通の手紙」を手にします。そして「父を知ろう」と現地へと向かいました。「海の記憶」が静かに訴えることとは?
制作
日本テレビ
その他
- 属性情報?
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- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント