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生命保険 家族にも契約内容通知のサービス
8月16日 4時37分

生命保険 家族にも契約内容通知のサービス
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生命保険を契約した人が死亡した際、家族が契約内容を知らないため保険金を請求しないケースがあることから、生命保険各社は家族にも契約内容を知らせるサービスを相次いで導入しています。
生命保険は、契約した人の個人情報を保護する観点から、保険金の受取人に指定されている家族に対しても、保険会社側から契約内容などを知らせることはできませんでした。このため、契約した人が死亡しても、家族が契約内容を知らないため保険金を請求しなかったり、手続きに手間取ったりするケースがあり、課題となっていました。
第一生命は、あらかじめ契約者の同意を得て登録しておく手続きを新たに導入し、家族から問い合わせがあった場合、契約内容などを知らせるサービスを先月から始めました。まず、既存の契約について登録を進め、新規の契約についても来月から始めます。第一生命の五十嵐克弘保有業務室長は「このサービスで家族からの保険金の請求がしやすくなるので、高齢の契約者から取り組みを進め、若い世代の契約者にも広げていきたい」と話しています。
また、日本生命は70歳以上の契約者を対象に、事前に登録しておけば、家族に対して保険の契約情報を年に1度書類で通知するサービスをことし10月から始めるほか、明治安田生命はすでに家族の連絡先の登録制度を始めていて、契約者の家族が保険金をスムーズに受け取れるようになることが期待されます。

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