ニュース詳細
天津の爆発 死者100人超 復旧めどたたず8月16日 0時18分
k10010191711_201508160612_201508160629.mp4
中国の天津で起きた大規模な爆発で死亡が確認された人は、これまでに100人を超えました。現場では、有毒物質が見つかったほか、中国を代表する港に通じる道路の通行止めが続くなど、復旧のめどがたっておらず、日系企業のビジネスや中国経済への影響の拡大が懸念されています。
日本時間の今月13日、中国・天津の港の近くにある倉庫とその周辺で起きた大規模な爆発では、これまでに104人の死亡が確認され、病院で手当てを受けた人は720人以上に上っています。
爆発から3日たっても火は消し止められていないうえ、現場からは有毒物質が見つかり、軍の専門的な部隊が救助活動を行うなど事態の収拾にはさらに時間がかかるおそれが強まっています。現場周辺では、警察が道路の通行止めを続けていて、中国を代表する貿易港である天津港に車が近づけない状況が続いています。また、港の周辺と天津市の中心部を結ぶ公共の交通機関も、一部が、運休するなど、運行が大幅に乱れていて、復旧のめどはたっていません。
中国のメディアによりますと、港の周辺にある物流会社が営業できないため、港での取扱量が多い輸入原材料や農作物の流通が滞り、価格が上がり始めているということです。天津港は、首都・北京などとの間で物資をやり取りする中国の輸出入の玄関口で、港の機能回復が遅れることで日系企業のビジネスや中国経済への影響の拡大が懸念されています。
爆発から3日たっても火は消し止められていないうえ、現場からは有毒物質が見つかり、軍の専門的な部隊が救助活動を行うなど事態の収拾にはさらに時間がかかるおそれが強まっています。現場周辺では、警察が道路の通行止めを続けていて、中国を代表する貿易港である天津港に車が近づけない状況が続いています。また、港の周辺と天津市の中心部を結ぶ公共の交通機関も、一部が、運休するなど、運行が大幅に乱れていて、復旧のめどはたっていません。
中国のメディアによりますと、港の周辺にある物流会社が営業できないため、港での取扱量が多い輸入原材料や農作物の流通が滞り、価格が上がり始めているということです。天津港は、首都・北京などとの間で物資をやり取りする中国の輸出入の玄関口で、港の機能回復が遅れることで日系企業のビジネスや中国経済への影響の拡大が懸念されています。
関連ニュース
関連ニュース[自動検索]
- 天津爆発の影響で原料価格が上昇 中国 (8月15日 18時58分)
- 天津爆発 政府に不満 一時騒然と (8月15日 17時43分)
- 天津爆発 死者85人に 政府に不満も (8月15日 11時59分)
- 中国 天津の爆発 今も現場に煙 (8月14日 9時00分)
- 天津の爆発 再び火災 事態収拾になお時間も (8月15日 18時42分)
- 中国 天津の爆発 消火活動と捜索続く (8月14日 12時03分)
- 天津爆発 ほぼ消火も健康影響への不安高まる (8月15日 4時13分)
- 天津爆発 危険物の保管方法に問題か (8月15日 16時42分)
- 中国の倉庫爆発 50人死亡700人以上けが (8月13日 21時09分)