ブログだってYouTubeだってTwitterだって一つのメディアだし、広告ビジネスの収益モデルで生きている業界なわけだから、もっとも額が動くTVCMを分析することによって、実際にどんな広告が売れるのか?
またブログでどんな表現をすれば良いのか?それを考えて欲しいと思う。
TVCMを流せる会社は商品や企業に知名度がありブランディングがあるので、個人のビジネスとは違うかもしれないが、取り入れられる部分は大きいだろう。
2015年のTVCM好感度から考える広告表現の技術
一位:三太郎シリーズのKDDI:パロディーストーリー
ストーリーを加えると商品が売れるというのは昔から変わらない。日本人は海外の概念とは違い、「物が語る」=「物語」としての文化があるのだから受けるのは必須。
さらにパロディーもので認知度の高い昔話を使ったところに賢さがある。誰でも知っているものを題材に使うと説得力が生まれるのだ。
二位:ソフトバンクCM:擬人化
人に商品を語らせると「売込み?ステマ?」なんて言われてしまうから、純粋無垢な動物を擬人化させて宣伝してしまおうというにくい試み(笑)
園児、小動物などか弱く守らなければならないという刷り込みができているものをネタに使うというわけだ。
三位:ライザップ:変化・進化・成長
商品を買った後に得られる価値=ベネフィットを前面に押し出した形。変化・進化・成長という人間の欲求をうまくついている。売れまくるコピーライティングのお手本でもある。
これが表現できないとネットビジネスで稼ぐのは辛いなぁ・・・。
四位:ダイハツウェイク:単純化・簡略化・発見
人が物を買う欲求の一つが楽をしたいから。科学の進化もこうして人間の根源的な欲求と結び付いた面が多い。TVCMにもこの要素が取り入れられているわけ。
また知らないことを学びたいという知的欲求=発見にも重点が置かれていると思う。コロンブスじゃないけど、そこに見果てぬ夢があると人は進んで行ってしまうのだ。
それが人間たるゆえんだろう。
私はTVのCMで最も好きなのが日清食品のシリーズ。自分がカップ麺が好きだということもあるのだろうが、サプライズは授業の基本。いつもこの会社の作るCMには驚きと笑いがあって楽しい。
どれを見ても面白い。私の普段の授業もかくありたいと思っている。
ここまでがベスト5。
売れる広告に入っている要素をつかめ!
家庭教師のトライ:アニメ化コラボ
アニメに語らせる擬人化の一種だが、そこに入り込むことで好感度を上げて行く戦法。ブログにも結構違法で漫画の盗用をして稼ごうとしている人もいるが、同じたくらみで、こちらは合法的にやっている。
個人的にはこのCMをみて家庭教師が欲しいと思う子供は絶対にバカになるか、又は天才かのどちらかだと思うので、気を付けてほしいと願う。
こいつらのせいで、外国人生徒が変な歴史覚えるんですけどwwww
俺の教えた生徒がこうなったらぶっ飛ばす(笑)
コカ・コーラ:生活感
すでにブランディグができている強者は追われる立場、最近はお茶とビタミン水がライバルらしいが、こうやって日常にあるものという感じでコーラを刷り込んで行く。
普段の生活水としてコーラを取り入れてほしいという願いが非常に良くわかるCMで好感度も高い。
もっと書いても良いのだがこの辺で。自分のブログや個人メディアに取り入れられる部分がないか?みなさんもちょっと考えてくださいね!