まずは,このblogに興味を持ってくれて,ありがとう
2008年秋の突然の渡米から約1年。
日本へ帰国した国際「かえる」だぞっ♪
2008年10月以前の記事は日本に居た時の食べ物や旅行の話。
(gameはクリアできなくて更新が止まった物も・・・)
2008年10月~2009年秋はノースカロライナやアメリカ滞在中の話
(アメリカ滞在中の記事は,「NC~」か「アメリカ」と分類されているぞっ♪)
最近のUp傾向は,名古屋or近辺で見られる野鳥の写真 + アメリカで見られる野鳥(ノースカロライナ周辺)の写真が多いかな。
(こちらはできるだけ名前で分類していくつもりだ。)
と言う訳で,更新は不定期だけど,宜しくお願いするぞっ♪
残暑お見舞い申し上げます。 [食べ物]
残暑お見舞い申し上げます。
暑さのピークは過ぎたと思うけど,まだまだ暑いな。
夕方は涼しくなってると思うんだけど,ちょっと熱さに疲れてくるころだよなぁ・・・。
こちらはお蔭様で,まぁ,酷い夏バテはしてない。
ただ,ちょっと忙しいのでバテてるけどな。
普段と違うスーパーに行ったら可愛い物を見つけた
思わず手に取ってしまった。
なんとなくもう一種類あった気がするけど,気のせいかな?
有能な執事であるわたくしを忘れるなんて~~~~>
細かなパーツまでしっかり作られている。
耳には切り込みも入ってる。
尻尾の炎も付いてる。
暫くは暑い日が続くだろうから,体調にはくれぐれも気を付けてくれよっ♪
2105年 晩夏
因みにコマさんはミルク味の餡(ぜっぴん牛乳味っぽい感じ),ジバニャンはカスタード味の餡?が入っていたぞっ♪
丑の日ですか? !!! うなぎ注意 !!! [アオサギ]
【【【 警告 】】】
内容は,いたって普通の野鳥の食事の様子を写したものです。 ですが,うなぎやヘビが苦手な方はご注意ください
人によっては不快に感じるかもしれない写真が掲載されています
そんなのへっちゃらさっ!と言う方は,どうぞ先へお進みください。
* * * * * * * * * * * *
ある日のこと。
アオサギが干潟で睨み合いをしていた。
やって来たのは,藤前干潟。
ここはラムサール条約に登録された干潟だ。
ほかほかワッフル。 [アメリカ食べ物]
毎日暑いなぁ・・・。
体温より高い気温って言うだけでもうんざりなのに,お隣の岐阜県では39.9度というインド並の暑さだと聞いて気が遠くなりかけた
で,各社から出ている夏用インナーを買ってみたけど,正直,この暑さでは気持ち悪いだけだった。
平年並みの気温の時に試すべきだったと後悔しているぞっ・・・。
では,今日はアメリカの食べ物についてお話ししようか。
全く関係ない前ふりは,さらっと流しておいてくれよっ♪
アメリカに滞在してる時の楽しみと言ったら,おいしいごはん!
朝,余裕がある時は,これを作る事にしてるんだ。
ワッフルメーカーは,結構,競争率が高いので時間に余裕のある時にしか使えないんだ。
特に子供連れの家族がいる時は,早々に諦めてベーグルを焼く。
まず最初に,上下のプレートに油をスプレーしておく。
たま~に途中で油が切れて,とっても悲しいことになる
まぁ,頼めば新しいスプレー缶を持ってきてくれるんだけどな。
中途半端にスプレーしたままその場を離れたら,どこかの子供が焼いていたとか,なんてよくある話だ。
相手は子供だし,それは仕方ないんだけどな。
悲しいのは,前の人の生地がこびりついて残ってることだ・・・。
きちんとスプレーしないまま焼くと,生地がこびりついて大変な事になるので,油はしっかり使った方がいいぞ。
油を塗ったら,生地をカップに取る。
線の所まで生地を入れる。
量った生地を流し込む。
生地が少な過ぎると穴が開くし,多過ぎると溢れて大惨事になる。
ワッフルミックス?をきちんと量れば大丈夫だけどなっ♪
ワッフルミックスを注ぎ終わったら,ハンドルを握り,プレートをくるりと回転させる。
これで焼き始めるようだ。
後は2分ほど待てば完成だっ♪
この日のミックス粉は,いつもに比べ水分量が多かったようで焼き上がりがイマイチだった。
いつもは,もっと綺麗なきつね色に焼きあがるんだけどなぁ~。
アメリカだからなのか,南部気質で細かい事は気にしないから起きた事なのかは分からないけど,こんなこともあるさ,と割り切ってたっぷりのバターとはちみつで完食だ!
と言う訳で,アメリカのホテルでこれを見かけたら,是非ともお試してくれよなっ♪
ところで・・・果たして「うながっぱ」は,この夏を乗り切れるんだろうか?
ぎゅぎゅぎゅっと濃縮。 [食べ物]
毎日暑いなぁ・・・。
暑いと冷たい飲み物って欲しくなるよな?
でも,あまり冷たい物ばかりとると体によくない。
う~ん,悩ましい・・・。
と言う訳で,こんなものはどうだろう?
COOL BREWだ。
見たまんま,コーヒーなんだけどな。
なんでこれを紹介するかって言うと,HotでもIceでもOK!だからだっ♪
まずは説明通りに,コーヒーカップの模様が浮き出ている側 ↓ のキャップを外す。
中の蓋をめくる。
コーヒー模様のボトル部分にちょっとコーヒーが入っているのが気になるな。
キャップを締め,こっそりひっくりかえしておくことにしたぞ・・・。
ボトル本体をつかんで,しっかりと押す・・・・キュッ!
・・・なんということでしょう!
細い管を通って,ボトル本体から小さなボトル部分へとコーヒーが注ぎ込まれたではありませんか!
では,量り終ったコーヒーをコップへ注ごう。
・・・・・すごくコーヒーの香りがするけど,怪しいくらいに黒い。
と言う訳で,お水を注ぐ。
あっという間に,お好みの濃さ(薄さ)のアイスコーヒーができたぞっ♪
勿論,お湯で割ればホットコーヒーになる。
ミルクで割れば,ミルクコーヒーでもカフェオレでも,コーヒー牛乳でもなんでもつくれる。
ホットもアイスもなんでもござれって感じだなっ♪
熱いコーヒーは嫌だけど,冷蔵庫で冷え過ぎたアイスコーヒーもどうかなぁ?ってことあるだろ?
そんな時には,使うお水の温度と量で調整できるのは便利だと思うんだ。
それに,分量さえ間違えなければ,コーヒーゼリーも作れるんじゃないかな?
事前に作ったコーヒーを冷ます必要もないから,手間も時間も省けるぞっ♪
で,コーヒーのお茶請けにはコレかな?
Pretzel Crispsのsupremeだ。
ガーリックに玉葱,ゴマやポピーシードなどのぷちぷちした食感が癖になる。
キャラウェイを使っているせいかちょっぴり食べ過ぎちゃうけど,それくらい美味しいってことだなっ
と言う訳で,興味のある人は,ひょっとしたらコスコ辺りなら売ってるかもしれないので,探してみてくれよっ♪
無かったらごめんよ~
大家さんはせっかち。 [ツバメ]
近所のツバメの巣が,いつの間にか空になっていた。
少し前まで,幼鳥がぎゅうぎゅう詰めになっていたのになぁ~。
よく考えたら,もう7月中旬だから仕方ないんだけど
毎年のように近所の軒先に巣を作るツバメがいるんだけど,今年はちょっとしたハプニングが起きたんだ。
何があったのかは分からないけど,(ツバメの巣の)大家さんが落ちてバラバラになった巣材を箒で掃いていたんだ。
(大家の)おばさんは「こんなことは初めてだよ」と言ってた。
(「悪い事が起きなきゃいいけど・・・」が挨拶代わりになってたくらいだ)
で,そのまま巣を放棄するかと思っていたら,いつの間にか巣は修復されていたんだなっ♪
更に驚くことに,ぼさぼさ頭の雛が一羽,ひょこっと小さな顔を覗かせていた。
今年は毎週末に変な天気が当たって思うように探鳥ができなかったけど,やっぱり見に行くべきだったな・・・。
台風一過の今日,大家のおばさんが空になった巣の下に板を取り付けていたのを見かけたぞっ♪
来年の話をすると鬼が笑うと言うけれど,来年も来て欲しいものだなっ
ハワイアンちゅんこの挑戦? ~ハワイ島旅行記 その16~ [ハワイ旅行記]
いよいよハワイ島ともお別れの時がやって来た。
あっという間に終わってしまった・・・。
着いた時も思ったけど,本当に簡易な空港だよなぁ~。
何しろ,屋根のある部分がすっごく少ない。
壁も少なくて,柱だけの場所が多いので,風が吹けば涼しいようだ。
そんな訳で,屋根のある待合室のベンチは大混雑。
見渡しても座る場所がない。
仕方なく,日陰を求めうろうろし,なんとか座れそうな場所を見つけ一息つく。
あ・・・ハワイアンちゅんこ発見!
何か大き目の物を運んでるようだけど,まさか毛虫!?
赤い虫・・・・・じゃなさそうだな
あ~,びっくりした。
あんなすごい色の毛虫の毛が飛んできたら怖いからなぁ~。
雀は,仲間に横取りされそうになって,必死で逃げ回ってる。
あげく,ハトやサフラン・フィンチまで参加して,まるで鬼ごっこだ。
ところで・・・それ,何の実なんだろう?
・・・・・ち,ちょっと待て!それグミか何かだろ?
そんなものを食べたらハラを壊すぞ!!
結局,グミまたはジェリービーンズを咥えた雀は,仲間の追撃を振り切って逃げて行ったぞ。
くれくれビーム!(意訳:ねぇ,何か持ってないの?)
ちょっと変な天候続きだったけど,楽しかったなぁ~。
また,いつか遊びに来たいな。
最後まで読んでくれてありがとう
夏休みにハワイに行く人は,クーラー病には気を付けてくれよっ♪
ペトログリフってなんだろう? ~ハワイ島旅行記 その15~ [ハワイ旅行記]
さて,ハワイ島旅行の最後にやってきたのは,前回のアーチのすぐ手前にある遺跡だ。
どんなものが見れるんだろうか?
楽しみだなぁ~♪
と言う訳で,やって来たのはプウ・オア・ペトログリフ・トレールだ。
どんな場所かって言うと・・・・・
う~ん,ハワイっぽい景色だなぁ~(慣れてきた)
ここがトレイルって言われると少し不安になってくるけど,向こうの方に人が居るし大丈夫だろう・・・。
火山で貰った案内によれば、「伝統的なハワイのトレイルで,石に刻まれた彫像が見れる」らしい。
ペトログリフ・・・そう言えば,どこかで見たような?
あ!フィッシュ&チップスを食べたモールで見かけのだ!
って事は,あれ ↓ が沢山あるのかな?
でこぼこ溶岩の上を歩くのには慣れてきたつもりだったけど,意外ときついな。
これはトレイル?と思いながら歩いてる不安感,って言うのもあるけどな。
でも,15分ほど歩くと,向こうで写真を撮っている人の姿が見えてきた。
ふと足元を見ると,モールで見たような模様が刻まれている。
ひょっとして,「これ」を探しながら歩かないといけなかったのか!?
結局,20分ちょっとかかって到着!
ここでは,木でできた遊歩道の上を歩きながら,ゆっくりとペトログリフを観察できるようだ。
人間っぽいのとか
カレンダー?それとも何かの遊び?
これも人型っぽいけど,周りの穴は何だろう?
こっちには,人型が沢山彫られているな。
家族とか,集落の人達を描いたのかな?
それともお祭りなんだろうか?
勝手な想像を書いてるけど,実は,ハワイのペトログリフは未だに謎に包まれているそうなんだ。
アートとしてのものだったり,家系図的な物だったり,子供の成長を願うものだったりと,研究はされているようだけどな。
ただ,詳しい年代もはっきりとはしていないようだ。
しかも,いたずら説まであるそうで・・・・・。
(残念なことに,観光客が石を削るのを見てしまったので,いたずら説もありうる話だ)
最初に紹介した幾重にも重なった円状の物は,子供の成長を祈った物だそうだぞ♪
幾つもの穴が整然と並んでるものはゲームボードとして使われたようだけど,この場合は??
ひょっとして,古いペトログリフの上に重ねて描いたのかな?
謎の多いペトログリフだけど,なかなか興味深いなっ♪
ホーレイ・シー・アーチを見た帰りで夕方だったから,そんなに熱くなかったけど,この辺りには売店もトイレもない。
緊急用の電話が駐車スペースにあるだけだった。
だから,トイレはホーレイ・シー・アーチで済ませて,できれば暑くない時間に出かけた方がいいと思うぞっ♪
ただ,帰り道の濃霧には注意して欲しいんだなっ♪
ハワイ島で巡ったアトラクションの紹介はこれで終了だ。
後は,鳥の写真を少し紹介するくらいかな?
と言う訳で,アロハ~マハロ~
【おまけ】
帰り道に寄ったセブンイレブンをUp
アメリカっぽくない,小奇麗なセブンイレブン。
(新しい?からかもしれないけど。)
日本のセブンのPBっぽいお菓子も売ってたぞ♪
アロハ・プレミアム・サンドウィッチの方には,チキンとクランベリーが入ってた。
日本のセブンのサンドウィッチってこんなプラケースに入ってる?
(おにぎり派なのでよく知らないんだけど)
女神の恵みを味わう。 ~ハワイ島旅行記 その14~ [食べ物]
ちょっと忙しいので,今日はまったりとコーヒーブレイクしよう♪
と言う訳で,ハワイでドライブのお話は次回へ・・・。
この間紹介した火山の麓のタイレストランを覚えてるかな?
あのレストランの横の雑貨屋さんで見つけたコーヒーを紹介するぞっ♪
HAWAII VOLCANO COFFEE(Dark Roast)だ。
キラウエア火山の麓で栽培されたオーガニックのコーヒー豆なんだって。
(ハワイと言えばコナ・コーヒーが有名だと思うけど,このコーヒーは地理的にコナ・コーヒーにはならないようだ)
パッケージを開けると,コーヒー豆のにおいが漂ってくる。
ダークローストなので,人によっては焦げ臭いと思うかもしれないけどな。
豆の表面には油がのっていて,艶々と光っている。
妖しいくらいに「てかてか」と黒光りするコーヒー豆を見ていたら,チョコレートが食べたくなってきたぞっ♪
では,早速豆を挽いてみよう♪
で,コーヒーミルに投入して・・・・・できた!
焦げ臭いと言うよりも,ちょっとスパイシー?
う~ん,例えるのが難しいな。
まずは濃い目に淹れて,一口。
淹れる前に比べて,随分香りが違うな。
最初は少し焦げっぽい臭いもしてたけど,飲むとそうでもない。
しっかりした「濃厚なコーヒー!」っていう香りがする。
濃厚な味わいだけど,結構,飲みやすそうだ。
・・・そうだ。
焦げ臭いのでなく,香ばしい香りに変化している,って言えばいいのかな?
(焦げ臭い何て言ったら,女神ペレに怒られそうだ)
流石に,この濃いままで飲むのは胃に悪そうなので,ちょっとお湯をさして・・・。
少し薄くなったけど,チョコ無しで飲むにはちょうどいいかも。
自分で言うのもなんだけど,なかなかいい買い物をしたかもしれないなっ♪
と言う訳で,興味のある人は,HAWAII VOLCANO COFFEEをお試ししてくれよなっ♪
火山のイラストの緑のパッケージを目印にしてくれよっ
では,アロハ~マハロ~
その瞬間を目に焼き付けろ! ~ハワイ島旅行記 その13~ [ハワイ旅行記]
さて,Chain of Craters Roadのドライブの続きだぞっ♪
暫く走っていると,開けた場所へやってきたぞっ♪
おおっ!海が見えてきたぞっ!!
ドライブと言うと,スピードが出しやすそうな道を想像する人もいるだろうけど,結構うねうねとしている。
しかも片側は海で断崖絶壁な場所もあるので,景色ばかりに気を取られるわけにもいかない。
おや?
この辺りにはネネがいるのか!?
ネネちゃんと景色の為に,少しゆっくり目に走ろうかな?
* * * * * * * * * * * *
着いたのか・・・な?
かなりの路駐がいるんだけど,駐車場に停めれないのかなぁ~。
って,駐車場が閉鎖されてるぞ!?
ええ・・・・どうなってるんだ?
前を走っていた車は次々とUターンをしてこちらへ戻ってくる。
仕方なく前の車に倣い,手前の道路脇に隙間を見つけ滑り込ませる。
* * * * * * * * * * * *
どうやら,2003年の溶岩流でこの先の道路が閉鎖されている為,駐車場も閉鎖されていたようだ。
なんとなく,急いで行って帰った方がいいのかも。
まぁ,溶岩は流れてこないとは思うけどな・・・。
急いで・・・と思ったけど,かなり風が強く,細かな水しぶきも飛んでくる。
しかも,足元は固まった溶岩なので,凸凹していて少し歩きにくい。
とっても綺麗な模様の溶岩。
因みに,サンダル履きの日本人の女の子が滑って「ぎゃっ!」と叫ぶ瞬間を見てしまったぞ。
と言う訳で,怪我をするかもしれないので,素足にサンダルは止めた方がいいと思うぞ・・・・・。
凄い迫力っ!
もうちょっと晴れてたら最高だったかも。
さて,説明が遅れちゃったけど,ここはチェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終着点だ。
Holei Sea Arch(ホーレイ・シー・アーチ)という自然の作り出した芸術が見られるそうだけど,どこだろう・・・?
あっちで写真を撮ってる人がいるから,向こうへ歩いてみよう♪
か,風が強いから,気を付けないと「かえる」は吹き飛ばされそうだ
ここでも溶岩の隙間から植物が顔を出している。
え~と,多分,奥に見えるのだと思うけど,正直,覗き込むのが怖いぞっ!!
でも,せっかくここまで来たんだから,見ないで帰るのは勿体ないよなぁ・・・。
気合いを入れて,一歩前へ出る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
す,すごいっっっ!!!
本当に写真のようなアーチになってる!
波の浸食によってできたという約27メートルの巨大なアーチ。
聞いていた通りの自然の作り出した芸術だなっ
でも・・・・このアーチ,いつかは分からないけど,波に削りとられて崩れてしまうってことだよな?
それがいつかは分からないけど。
ひょっとしたら,来年とかかもしれないよなぁ~。
将来,再びここへ来れたとしても形は変わってる。
つまりは,一期一会ってことだな。
アーチの近くにも人が居たけど,いつ崩れるかも分からないので,余り近づかない方がいいと思うぞっ♪
で,結局,今日もネネは見つからなかった・・・・・。
次回は,ハワイの史跡のお話を予定してるぞっ♪
と言う訳で,アロハ~マハロ~
てるてる坊主が欲しかった話。 ~ハワイ島旅行記 その12~ [ハワイ旅行記]
今回やって来たのはChain of Craters RoadにあるPit Craterだ。
pit crater(ピット・クレーター)っていうのは,前にも書いたけど,火山活動によってできた穴の事を指すぞっ♪
ちょっと名前がうろ覚えなんだけど・・・・多分,Pauahi Crater?だった気がする。
自信が無いから最初に謝っておくけど,違う穴だったらごめん・・・。
ぼこぼことした荒々しい溶岩が自然の力を感じさせる。
で,肝心のクレーターはと言うと・・・
思ったほどは深くなかったけど,こんな感じだ。
ちょっと固いアイスに無理やりスプーンをねじ込んだ跡に似てる気もする。
因みに,このチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは約30キロのドライブコースだ。
道路沿いにいくつかのピット・クレーターがあるんだけど,すべてに駐車場がある訳では無いようだ。
(駐車スペース的なものはあったかもしれないけど。)
夕方だったけど意外と人が多かったぞっ♪
火山が作りだした不思議な景色を前にお喋りをする人はまばら。
ぐにゃりと曲がった岩(溶岩)は鈍く光っている。
こんな場所でも草木が生えてるって凄いよなぁ~。
で,本当は一日でドライブコースを走りたかったんだけど,翌日に出直すことにしたんだ。
夕方だっていう事と,ガソリンを入れておきたかったからだ。
走っていて思ったけど,この辺りにはどうやらGSが無いようなんだ。
途中でガス欠とか,洒落にならないからなっ♪
ところがだ,ちょっとアクシデント発生っ!
この時期のハワイ島の天気は変わりやすいのかもしれない・・・・・。
なんと濃霧発生!
実は,この日だけでなく翌日も濃霧が発生しちゃったぞ・・・・・。
甘がえるあまがえるなのかもしれない・・・。
今度からてるてる坊主持参で出かけようっと。
と言う訳で,もう少しだけ続くぞっ♪
アロハ~マハロ~
ジャングルを抜けると,そこはトンネルだった。 ~ハワイ島旅行記 その11~ [ハワイ旅行記]
いよいよハワイ島旅行記も終わりが見えてきたぞっ♪
今回やって来たのは,ハワイ島のジャングルChain of Craters Road(チェーン・オブ・クレーターズ・ロード)にあるアトラクションだ♪
背景がすっごくジャングルだけど,ここはハワイだ。
昨日の夕方通りがかった時は駐車場からあふれた車がすごかったけど,今日は空いてるな。
取り敢えず車を停め,看板に従って歩き出す。
歩いていると,ちょっと湿気がある為かムシムシする。
10分くらい歩いたけど,全然案内表示がないので不安になってきた。
分岐なんてなかったのに・・・・・。
ふと下を見下ろすと,クレーター状の大地を歩く人の姿が見えた。
調査隊・・・・じゃなさそうだな。
どうやら,キラウエア・イキ・トレイルという,クレーターの中を散策するトレイルを歩いているようだ。
う~ん,ここからでも湯気が噴き出すのが見えるぞ。
2時間半ほどの行程だそうだけど,ちょっと怖いなぁ・・・。
だって,いきなり有毒ガスが噴き出すかもしれないじゃないかっ!
それに体力無いし・・・・・(こっちが本音)。
相変わらずジュラシックパークな巨大シダのカクマに興味津々だ。
これ,食べれるんだっけ~と思っていたら,ハラが減ってきちゃったぞ♪
* * * * * * * * * * * * *
おや?
なんだか前の方が騒がしいな。
・・・ついに到着っ!?
と思ったら,何故かそこには沢山の大小の観光バスが停まっていた。
あれ・・・ここも駐車場?
次々にバスから降りてくるツアー客に圧倒されながらも,恐らく目的地は同じなのでおとなしく後に付いていく。
年配の人も多いからか,なかなか進んでいかない。
日本人ツアー客もいるけど,アメリカ人(?)と中国系の人が多いな。
・・・・。
どこの国の人も,おばちゃんになると横に広がって歩くんだな。
どこかのツアーガイドさんが「5分程度下ったら着きますよ~」と話しているのを小耳にしたので,諦めてゆっくり歩くことにしたぞっ♪
結構狭い道幅で,雨が降った後だと「つるっ!」と滑りそう。
今度こそ,Thurston Lava Tube(サーストン・ラバ・チューブ)に到着だっ!!
ジャングルに見えるけど,本当にハワイだ。
入口まで来ると,少しひんやりとした空気を感じた。
ここは500年前にできた溶岩の通った穴(トンネル)だ。
明るく見えるけど,実際には薄暗く,照明でぼんやりと周囲の様子が分かる程度だ。
噂ではオーラが見えるとか,写真に何かが写るとか・・・。
でも,それを試すような事をしてる人はいないようだったけどな(立ち止まってる人は殆どいなかった)。
写真も何枚か撮ったけど,変な写真もなかったぞっ♪
他に怪奇現象っぽいことも起きなかったし,噂は噂ってことかな?
ただ,びっくりすることは別に起きたけど・・・。
天井からは時々水滴が垂れてきて,首筋などに落ちてくるんだ。
当然,不意打ちなのでかなりびっくりする。
かと言って,上を注意しながら歩いていると,地面の水たまりに思いっきりはまる・・・。
鍾乳洞とは違った趣のトンネルで,面白いなぁ~♪
と思ったけど,溶岩トンネルは意外と短くて,すぐに向こうへ抜けてしまった。
う~ん,もうちょっと長いのかと思ってたんだけどな。
ここへたどり着くまでにそれなりに歩いたから,少し拍子抜けしちゃったぞ。
もうちょっと駐車場から近かったら,もっと感動したかも・・・。
と言う訳で,次回へ続くっ♪
アロハ~マハロ~
暑いなぁ・・・。 [キジバト]
ちょっと忙しくしていてハワイの続きが書きあがらない・・・。
と言う訳で,唐突に鳥の写真をUpするぞっ♪
ある日キジバトを見つけた。
アスファルトの上で羽を広げたまま動かない。
夏バテ?
ちょっと心配になって物陰から見ているとこちらに気が付いたようで,むっくりと起き上った。
あ・・・生きてた。
頭をもたげたキジバトは,だるそうにもぞもぞし始めた。
気が付いてないのなかなぁ・・・?
近所のキジバトは用心深くて,バードフィーダーの様子を伺っているけど,滅多に降りてこないんだ。
気持ちよさそう~♪
暑いから休憩してたんだろうか?
もうちょっと涼しくなるといいんだけどなぁ・・・。
次回こそはハワイの続きをUpしたいものだなっ♪
ヒロの街にて。 ~ハワイ島旅行記 その10~ [食べ物]
さて,前回,火山まで出かけた話をしたけど覚えてるかな?
翌日に,改めて出かけることにしたんだ。
ヒロの街へやって来たので,まずは腹ごしらえだ。
ヒロは日系人が多く住む街で,神社や日本と同じようなセブンイレブンなどもある。
日本語表記のセブンPB商品が売っていたからそう思ったけど,全く同じなのかは分からない。
と言う訳で,飲み物も欲しいのでスーパーを探すことにしたぞっ♪
GSの横に会ったKTA super storesというスーパーへやって来たぞっ♪
デリで何かを買おうかと思ったけど,入り口すぐのお店が気になったのでUターンだ。
The SNACKERYというハンバーガーとかホットドッグを売っているお店だ。
何が気になったかっていうと・・・
ぶら下がっていたポップコーンだ。
Furikake and Arare Popcorn。
「ふりかけ」と「あられ」って・・・・・。
いやいや,今はお昼ご飯を食べるべきだ!
ハンバーガーがあるなか・・・。
隣の「tater」って,確かポテトだったよなぁ?
やっぱり,ハンバーガーにはポテトだな。
お店のおばちゃんは少し訛が強かったけど,なんとか注文できたぞっ♪
ポテトは今から揚げるから少し待ってと言われたので,先に貰ったジュースを飲みながら周囲を見回す。
あ・・・・!
スーパーのドアの方を見上げた瞬間,思わず声を出してしまった。
お札が貼ってあるっ!
日系人の街なんだし,神社もあるんだから当然と言えば当然だけど,ちょっと新鮮かも
おばちゃんからは「アリガートー」と言われた。*
思わずこちらも「さんきゅ~,ありがとう♪」と笑顔がこぼれる。
(*某地球の~にも,『日本語で「ありがとう」と返されることがある』と書かれていたぞっ♪)
トッピングのレリッシュ,トマト,ピクルス,ケチャップなど自分の好みで挟み込む。
もたもたしていたら,おばちゃんが心配そうにカウンターから身を乗り出して声をかけてくれた。
「ケチャップはそっち,トマトは足りる?ピクルスもあるわよ」
日本でハンバーガーを買ったら当然のようにケチャップとか入ってるけど,アメリカではお好みでチョイスできる事が多い。
(店によっては,注文時にトッピングを決めることもあるけど)
モスバーガーくらいかな?っていう感じのサイズなので,安心して食べれるサイズだ。
こうして改めて見ると,手作り感満載な感じだな。
でも,それが食欲をそそるというか・・・。
では,いっただきま~す♪
店の外のベンチで,ハワイの風を感じながら食べるハンバーガーのお味は・・・?
う~ん。
すっごく肉だなっ!!
ごく普通の飾り気のないハンバーガで,なんだか「ほっ」とするな♪
強いて言えば,もうちょっとケチャップ入れればよかったかなぁ?
そしてtater。
予想通り,一口サイズのハッシュポテトだったぞっ♪
ちょっと塩気がきつめだったけど,ローズマリー?の香りがして食べる手が止まらない。
・・・・食べ過ぎちゃったかな?
* * * * * * * * * * * * *
やっとキラウエアにたどり着いたぞっ♪
今回は博物館の近くの駐車場へ車を停め,火口を見に出かけたぞっ♪
おお~,大迫力っ!
さすがに観光客が多いなぁ~。
以前は火口の中を歩けたんだけどなぁ!と自慢げに話す日本のツアー客や,セルフィで自撮りをする中国人観光客でごったがえしている。
そう言えば,観光バスが沢山止まってたっけ・・・
火口の中を歩いてみたい気がしたけど,火山だから仕方ないよな。
では,次の目的地へ急ごう!
と言う訳で,次回はChain of Craters Roadのドライブのお話を予定してるぞっ♪
アロハ~マハロ~
キラウエア・カルデラへ。 ~ハワイ島旅行記 その9~ [ハワイ旅行記]
サドルロードを走り抜け,やって来たのはvolcano village center。
ずっと走りっぱなしだから,そろそろ休憩したい。
お昼もまだ食べてないし・・・。
Thai Thai Restaurant・・・タイ料理・・・かな?
よしっ。
他に店も無い事だし,思い切ってこのレストランに入ろうっ♪
あ~,すっごくタイっぽい感じの内装だ。
外観は山小屋風の建物だけど,中へ一歩足を踏み入れれば,そこはタイランド。
壁の高い位置には,現国王の写真が飾られていた。
王様,国民に愛されてるって聞くし,すごいなぁ~。
取り敢えずおすすめの飲み物を頼むことにしたぞっ♪
タイ風のアイスコーヒーとアイスティーだ。
びっくりするぐらい甘いけど,なんだか病み付きになりそうな味だ。
多分,凍らせて砕いたらスタバのフラペチーノのような感じになるんじゃないかな?
でも,朝ごはんから6時間以上経っているので,この甘さが堪らないっ♪
ごはんが来る前にデザート飲み物が終了しそうな勢いだ。
注文したのは,BBQ chicken bowl $12.99。
甘酸っぱいチリソースでいただくタイプのBBQ丼だ。
柔らかい鶏肉とチリソースの愛称は抜群♪
ただ,お米とチリソースはイマイチかも。
単に,ソースをかけ過ぎただけかもしれないけどなぁ・・・。
もう一つ,curry bowl over rice $12.99。
ギザギザカットのイモがほくほくしていて美味しいっ♪
ちょっと甘口なカレーは,まろやかだけどさらっとしていて,口の中でピリッとする。
暑いからこそカレーっていいよなぁ~♪
ちょっとお米が多いけど,どちらも日本人の口には合いそうだ。
ふと周りを見渡すと,アメリカ人っぽい人たちは,いくつもの品を取ってシェアしているようだ。
・・・・そんなに食べれるのか?
と思ったけど,ランチメニュー食べてる人の方が少ないようだ。
ちょっと奥まった部屋には,後から案内されてきた日本人グループと中国系のグループが座っている。
トイレに行く時に脇を通ったけど,日本人側は女の子の声が響いていて,中国系の方は全体に賑やかな感じだったな。
ツアーかなぁ?
彼らも今から火山に向かうのかな??
* * * * * * * * * * * *
ハライッパイになったので,今日の最終目的地に向かう事にしたぞっ♪
やって来たのは,Hawaii Volcanoes National Parkだ。
夕方なので空いていたけど,入り口で入場料を払って中へと進む。
前に話したことがあるかもしれないけど,こういう公園はレシートを持っていると翌日は無料で再入園できたりする。
(レシートを紛失しないように気を付けてくれよっ♪)
結構,風が強いなぁ~。
上着を持っていないと風邪をひきそうだ。
(アメリカ人でも,半袖の上にスウェットのパーカを重ね着していたくらいだ)
今日はもう遅いから,明日出直した方がよさそうだ。
と思ったけど,あちらこちらで湯気?がモクモクと出ている。
不思議な景色だなぁ~♪
あそこに人だかりができてるから,あれだけ見ていこうかな?
すごいっ!物凄い勢いで蒸気が噴き出している。
ちょっと臭いけど,あったか~い♪
よく見ると,割れ目にはペニー(写真中央下の光るもの)などが落ちている。
どこの国でも人が思いつくのって同じなんだなぁ~。
流石にお札は無かったけどな。
すっごくワイルドな眺めだ。
思ったより人が居るし,ちょっとだけトレイルを歩いてこようかな?
少し歩くと,左側にキラウエア・カルデラが見えてきた。
流石に,中までは見えないようだけど。
トレイルと言っても普通の散歩道なので,軽装でも大丈夫だ。
舗装してある場所もあるし。
ただ,時々臭いのが気になる・・・・・。
倒れた看板を見て思う。
冷静になって考えれば,火山だから臭いのが普通だ。
ってことは,何か起きたら死にもの狂いで逃げないといけないんだ。
何事も起きませんように・・・・・
本当はジャガー博物館まで行きたかったけど,米軍のキャンプ地辺りで引き返すことにしたぞ・・・。
多分,三分の二くらいは歩いたと思うけど,余り暗くなると怖いからなぁ~。
明日,出直そうっと♪
【おまけ】
サドルロードの写真を追加するぞっ♪
薄曇りでガラス越しなので色合いが悪いけど,前回のでは物足りないと思ってな。
こんな感じの道なので,もしもドライブに行く人がいたら,くれぐれも気を付けてくれよっ♪
ちょっと長くなっちゃったけど,最後まで読んでくれてありがとう。
次回へ続くぞっ♪
アロハ~マハロ~
草原の哲学者。 ~ハワイ島旅行記 その8~ [ハワイ旅行記]
前回サドル・ロードの凸凹道路を紹介したんだけど,覚えてるかな?
このサドル・ロードは,カイルア・コナからヒロへ通じる便利な道だ。
(酷く走りにくい道なので,一応,レンタカー会社に走っていいか確認した方がいいかも・・・)
景色は素晴らしいのに道路は凸凹。
あ!
何か飛んでるっ!
Io(ハワイノスリ)かもっ♪
白っぽいけど・・・・体色が明るい方のイオ?
・・・にしては,顔が平面。
分かった!
フクロウだっ♪
イメージ的には夜行性だけど,昼でも動くようだ。
(ガイドブックには,夜明け頃と夕暮頃に活動するけれど,時々昼間でも活発に動くと書かれている。)
時々,草の中に沈み込むので,多分,小動物を追いかけていたんだと思う。
空振りだったようで,結局,向こうの方へ飛んで行ってしまった。
綺麗な写真が撮れなかったのは残念だけど,姿を確認できただけでもラッキーだなっ♪
* * * * * * * * * *
そんなこんなで暫くでこぼこ道を走っていると・・・。
はるか向こうの道路脇の杭に何か止まっているのが見えてきた。
フクロウ?
まさかなぁ~と鼻で笑いながら通り過ぎようとしたんだけど,本当にフクロウだった。
よりによって反対車線とか・・・。
(流石に車が怖いので,向こうへ渡るのはやめることにした)
道路脇にスペースを探し車を停める。
結構,戻らないといけないなぁ~。
そ~っと近寄り,カメラを向ける。
どうしてだろう?
カメラを構えた途端に,次から次へと車が走ってくる・・・・・。
あ・・・気づかれたかも。
こちらを見つめる哲学者のような眼差し。
・・・馬鹿な考えを見透かされている気分になるな
Pueo(プエオ,ハワイコミミズク)は,ハワイ固有のフクロウだ。
大型肉食獣のいないハワイでは,恐らく食物連鎖のトップに立つ存在だろうな。
2枚だけモデルになってもらったけど,焦り過ぎてぼやけ気味になっちゃった
後で調べたら,サドル・ロード周辺でのプエオの目撃情報が何件かあったので,この辺りに来ればプエオが見られるかもしれないなっ♪
ハワイでは,神様の化身や守り神として人々を導く存在であるというプエオ。
靴の裏をしっかりチェックしていた甲斐があったって事かな?
不思議な巡り合わせで出会えたけど,やっぱり行き当たりばったりな旅はよくないな,と思った「かえる」だった。
ハワイ島の旅はまだまだ続くぞっ♪
アロハ~マハロ~
真昼の決闘。 ~ハワイ島旅行記 その7~ [ハワイ旅行記]
ハワイ島旅行はまだまだ続く。
今日はお天気がよさそうなので,ちょっとドライブに行こうと思うんだ。
しかし3月のハワイは天気が変わりやすいようだ。
朝は晴れていたのに,昼近くなって急に曇って
来た。
雨は降らない予想だったけど,大丈夫かな?
今回のドライブルートはSaddle Road(サドル・ロード)。
ハワイ島を横断する道なんだけど,自動車保険の適用が(レンタカーに)されないらしいんだ。
(レンタカー会社によっては走行を禁止しているという噂も)
一つの原因は,道が凸凹過ぎるからだ。
地元の人は普通に使う道路だそうだけど,道幅も狭く,街灯もないし,途中には店もGSも無い。
(正直,事故ったりしたら困るだろうな。)
なんでこんなに凸凹なんだろうと思っていたら,道路の脇に軍の演習場があるようだ。
ひょっとして・・・戦車とか来たらどうしよう・・・とドキドキしながら進んで行く。
結局,戦車は見かけなかったけど,思っていたよりも交通量はあるようだ。
ただ,急に道幅が狭くなったし,喋っていたら舌を噛みそうなポイントもあった。
更には,急勾配の山あり谷ありで,スピードを出したら車が宙を飛ぶんじゃないかと思ったぞ!
まぁ,地元の人らしい車は,かなりのスピードで走ってたけどな・・・。
左右は見渡す限りの草むら。
地元民らしい車に先を譲る為に,レンタカーを脇に寄せていた時だった。
草の中で動く影に気が付いた。
思わず窓を全開にし,レンズを突き出す。
動いていたのは2羽の雉の雄。
縄張り争いか,雌をめぐっての喧嘩か分からないけど,犬のような鳴き声と草むらからビシバシ!と羽根を打つ音が聞こえてきた。
右側の雄が喧嘩に勝ったようで,左の雄(3枚目)はガサゴソと音を立てながら,すぐに見えなくなってしまった。
勝った方の雄もこちらに気が付き,すぐに草むらへと姿を消してしまったけどな。
偶然見つけたにしては,なかなか興味深いものを見れたなっ♪
さて,運転再開だ。
安全運転でレッツ・ゴ~!
と言う訳で,次回に続くっ♪
アロハ~マハロ~
かご抜けの森。 ~ハワイ島旅行記 その6~ [ハワイ旅行記]
前回の続きだぞっ♪
マヌカ・ステート・パークで散歩をしていて,火山活動によってできた巨大な穴を見つけて興奮していたところだ。
一瞬マンゴー発見!と喜んだものの,黄烏瓜かなぁ?
マンゴーなら鳥か虫に食べられてるだろうし・・・。
こちらは,崖の傍に生えていたのはまるで2本の明太子うまい棒。
多分,'Ie'ie(イエイエ)というタコノキの仲間かな?
頑丈な幹を持たない蔓植物の為,崖に向かって地を這うように伸びて成長して崖っぷちまでたどり着いたようだ。
崖を通り過ぎてから,森の中っぽさが増してきたなぁ~。
ひょっとしたら,あまり人が入らないのかもしれないな。
って言うか,さっきのグループとすれ違って以来誰とも会わないんだけど・・・。
でも,お蔭で生えている植物をガイドと見比べながら歩けるなっ♪
* * * * * * * * * *
鳥のさえずりや小動物が立てるカサカサという物音に耳を澄ませる。
ピピュピピュピピピピピピュ・・・・
一際甲高い鳴き声が聞こえてくる。
???
どこかで聞いたような・・・?
ピーピーピッピピュ ピーピーピ・・・
あれ,一羽じゃなくて沢山いる?
・・・・・・・あっ,いたっ!
と思ったら,そこにいたのはどう見てもメジロだった。
探鳥ツアーのお兄さんに,Japanese White-eye(メジロ)とJapanese Bush bird(Warbler)(ウグイス)を知ってる?と聞かれた時に話題に上がったから知ってたけど,本当に野生化したメジロっているんだな。
そう,ハワイのメジロは主にペットとして持ち込まれたものなんだって。
恐らくはそれが籠抜けして野生化したんだろうけど。
・・・でも,どう考えてもメジロの声じゃない。
じゃあ一体誰が鳴いているんだろう?
・・・・・!!
なんかいるっ!
鮮やかな黄色いが,藪の中をうろちょろと動き回っているのが見える。
あ・・・ああっ!
これは・・・・・・
ソウシチョウじゃないかっ!
紅嘴相思鳥 Chinese Nightingale。
それは日本でも問題になっている,侵略的外来種ワースト100になっている留鳥だ。
その姿と鳴き声の美しさの為,ペットとして古くから輸入されていた小さな鳥。
ハワイでも日本でも人の考えることは同じだな。
きっと逃げ出した鳥が野生化して,この森に居ついたんだろうな。
うぅ・・・,ちょこまかと動き回るので,全然撮れないっ!
さっきまで,もう少し顔が前に出てた筈なのに・・・。
何故かメザシになってる。
・・・・・・・・・・。
あ~,50枚くらい撮ってるのに一枚も顔が写せないっ!
最初の偶然の1枚目(ボケボケ)が唯一顔が写ってる一枚ってどういうことだろう?
一息入れる為に,レモネードを飲みながら観察をする。
一体全体,何羽居るんだろう?
どれも警戒してる様子はないけれど,一所に留まらない。
一方メジロはと言うと,首をかしげ,こちらを観察している。
どうやら自分がモデルでないと分かったのか,面白がっているようだ。
結論。
もうちょっと枝が少ない場所じゃないと,写真は難しい。
メザシをぎりぎり回避?
ふぅ・・・。
明太子を撮った辺りから,70枚くらい増えてるんだけど?
雨が怖いしそろそろ森の外へ出ようかなぁ~。
まぁ,場所は分かったから,出直してもいいし。
* * * * * * * * * *
はぁ~,やっと出て来れた。
ちょっと疲れたな。
いい加減,お昼を食べに行こうか・・・。
駐車場へ戻ってくると,すぐ脇には綺麗な赤と黄色の鳥がいた。
カーディナルとサフランフィンチかな?
バーベキューコーナーの屋根の上にもいた。
やっぱり,Saffron Finch(サフランフィンチ)だな。
ハワイの空に映える,とっても綺麗な黄色い鳥。
でも,実は南米から移入された鳥なんだ。
ハワイでは移入した人々と共に,様々な動物や虫も持ち込まれてしまった為,ハワイ固有の動植物は限られてるそうなんだ。
多くの鳥たちは,蚊とネズミ,そしてマングースに襲われて絶滅したり,数を減らしてしまった。
マングースを導入したのはまずかったかもしれないけど,でも,蚊とか防ぎきれなっかっただろうし・・・。
メジロにソウシチョウ,カーディナルにサフランフィンチ。
どれもハワイにはいなかった鳥たちだ。
ハワイの森にやって来たけど,振り返ってみると,見つけた物はハワイっぽいものであって,ハワイの物ではなかったってことだな。
・・・・・。
知らずに持ちこんじゃったのが原因だとしても,持ち込まれた方はたまったもんじゃないよなぁ・・・。
車に乗り込む前に,再び靴の裏をしっかりとチェックする「かえる」だった。
アロハ~マハロ~
ハワイの森を散歩する。 ~ハワイ島旅行記 その5~ [ハワイ旅行記]
ハワイ島のバードウォッチングツアー(別名:短足向けでないハイキング)も無事に終わった翌日。
買ったばかりの地図を片手にドライブに出かけたぞっ♪
詳しい事は分からないけど,トレイルが記載されているそうなので,それだけが手がかりだ。
(ツアーのオフィスで$7~8で取り扱ってたぞ)
と言う訳でやって来たのは,Manuka State Park(マヌカ州立公園)だ。
2度も見落としてしまった地味な感じの入り口。
雨が降り出しそうな天気なので,ポンチョやカバーも持参しての大荷物・・・。
ひょっとして,「かえる」じゃなくて「あまがえる」なんだろうか?
駐車場に車を停めると,アメリカ人(?)の,高齢の夫婦が何組か双眼鏡を片手に散策をしていたぞっ♪
ひょっとして,探鳥スポットなのかな?
念の為,カメラとザックに雨カバーをかけ,出発だ!
ふんふん・・・なるほど。
そんなに長い距離じゃなさそうだから,この空模様ならなんとかなるかな?
・・・って,崖に注意!?
まぁ,気を付けていこうか・・・。
散策路は,お馴染みな感じでウッドチップが敷き詰められたようになっている。
雨が降った時の事を考えると,岩場だと滑るけど,これなら大丈夫そうだな。
と思ったら,やっぱりハワイ島だった。
溶岩石が敷き詰められていたり,階段があったりで,予想通りだった。
まぁ,スニーカーを履いていれば大丈夫だと思うけどな。
間違ってもサンダルで出かけないようにしてくれよっ♪
あ,これミッキーマウスツリーの仲間かな?
詳しい事は覚えてないけど,どこかの植物園の温室に生えてた気がする。
ただ,どこがミッキーなのかは未だによく分からない。
かわいい黄色い花も咲いていたぞっ♪
花を見たのは初めてだけど,やっぱりミッキーマウスには見えないな。
誰か植物に詳しい人が居たら,合っているのかどうか教えて欲しいなっ♪
暫く歩いていくと,向こうから賑やかな団体がやって来た。
雰囲気的にアメリカの中学生のグループっぽいな。
ネイチャーツアーか何かだろうか?
ガイドらしき人が説明をしながら歩いている。
それにしても・・・・そろいもそろって半袖にランニングパンツという姿にびっくりする。
こちらは長袖シャツに長ズボンで丁度いいのになぁ・・・。
それに,虫とか怖くないのかな?
・・・・・すらりと伸びる日焼けしていない白くて長い足を少し羨ましく思いながら,すれ違う
再び静かな森の中。
静かと言えば聞こえはいいけど,ちょっと薄気味悪い。
夕方だったら,絶対に近寄らないだろうな・・・。
理由は,散策路の雰囲気だ。
枯れかかった木も多数あり,枝同士は絡まり合っている。
なんだか,手入れが一切されていない感じがするんだなぁ~。
(自然のままと言えば,自然のままなんだけどな。)
それと,所々に木の名前と数字を書いたプレートがかけられていたんだけど,肝心の植物が枯れたようになったり,折れたりしているものもあった。
数字の小さい辺りは綺麗にされていたけど,途中からプレートの存在意義が分からない状態のものの増えてきたんだ。
お蔭で,途中からプレートの指し示すのがどの植物なのかが分からなかったんだ。
だから植物に興味のある人にとっては,ちょっと残念に思えるかもしれないな・・・。
* * * * * * * * * * * *
で,くまさんは居なかったけど,再びあの看板に出会ったぞっ♪
あ・・・・崖?
って,崖じゃなくて穴!?
どうやらこれはpit crater (ピット・クレーター)のようだ。
ピット・クレーターと言うのは,火山のマグマが通った時できた穴や陥没した穴の事だ。
かなり古いものなんだろうか,崩れやすいようだ。
近寄ってはいけない・・・・。
そう思うものの,崖の近くを動く「何か」に視線は釘づけだ。
う~ん。
ちょっと遠いなぁ~。
なんとか証拠写真は撮れたけど・・・・Hawai'i 'Elepaio(ハワイ・エレパイオ)かな?
別名ハワイヒタキだ。
こっちを向いてくれるといいのに,枯れた蔓から蔓へと忙しなく動き回る。
羽根の色が岩肌と同じ系統の色なのも原因だろうな。
気にはなるけど,さすがにこれ以上,崖に近寄るのは危なすぎるので諦めることにしたぞ・・・。
* * * * * * * * * * * * *
この州立公園には,本当に沢山の植物が生えている。
ただ,さっきも書いたように「もしゃもしゃ」しているので,イマイチ分かり難い。
突然だけど,道端に落ちていた齧られた果物。
実は,さっきから何個も似たような実が落ちていたんだ。
ぐちゃっとしていたり,変色していたので無視していたんだけど・・・な。
あ・・・木になった状態だっ♪
・・・・・ひょっとして,グアバ?
正体がグアバと分かりすっきりしたのに,さらなる謎が襲い掛かるっ!!
これは・・・・・・一体なんだろう?
何の前触れもなくぶら下がっていた20センチ弱の実。
フィールドガイドに載っているソーセージノキというのが似てる。
だけど,後で調べたら,ペットボトルサイズの大きな実がなるようだ。
・・・成長途中なのかな?
もしまた来ることができたら,その時には詳しく調べたいなぁ~。
更に謎の植物を発見!
全体を棘で覆われた謎の実?
ピントが合っていなかったけど,イガが割れた状態の物を発見!
中には灰みがかった緑の種が入っていた。
・・・・・これって,トレイルの途中辺りから,よく落ちてた気がするぞ・・・。
あ・・・ほら,ここにも落ちてる。
フィールドガイドで見た時は分らなかったけど,ネットで調べたらLipstick plant (ベニノキ)のようだ。
何故わからなかったのかって言うと,ガイドでは綺麗なオレンジっぽい赤い実の写真が使われていたからだ。
これは・・・・盲点だろ。
その名の通り赤い染料の元になるそうだ。
殻を使うのか,種を使うのかは調べてないけど,見た目から想像すると殻っぽいよなぁ~。
因みに,イガは柔らかめで面ファスナーのような感じらしいぞっ♪
と言う訳で,様々な植物に出会えるマヌカ・ステート・パークに興味のある人は是非とも出かけてみてくれよなっ♪
しかし,実は,このお話はまだ続いたりする・・・。
アロハ~マハロ~
熱帯雨林の紅一点。 ~ハワイ島旅行記 その4~ [ハワイ旅行記]
さて,バードウォッチングツアーの続きだぞっ♪
折角ハワイ島に来たんだから,珍しい鳥を見てみたい。
目標の一つはイイヴィ ↑ を見つける事だった。
(前回ボケボケな,かろうじて認識できそうな証拠写真を載せただろう?)
もう一つ大きな目標があって,それはフクロウを見つける事だった。
ドライフォレストのフクロウは一瞬しか見えなかったけど,まだチャンスはある筈!
と言う訳で,今日はレイン・フォレストでのバードウォッチングのお話だぞっ♪
どれくらい走ったんだろうか?
うとうとしていたら,いつの間にか,窓から見える景色が全く違うものになっていた。
そのまま外を眺めていると,突然,不思議な光景が目に飛び込んできた。
これは・・・。
向こうには緑が見えるものの,辺り一面を埋め尽くした溶岩に圧倒される。
ハワイ島では沢山のlava flow(溶岩流)を見ることができるんだって。
どうやら目的のレイン・フォレストはこの辺りにあるようだ。
車酔いはしなかったけど,やっぱり外の風は気持ちいいなぁ~。
溶岩流が冷え固まった後に,真っ先に生えてくると言うkupukupu(クプクプ,sword fern)。
地面を覆うように生えているのは,日本でもお馴染みのヒメツルソバ。
鮮やかな赤が目を引くオヒア・レフア。
フラのレイに使われるそうだけど,木はオヒアと呼ばれ,花はレフアと呼ばれている。
このオヒア・レフアには悲しい伝説があるんだ。
キラウエア火山に住む美しい女神ペレが恋したのは,オヒアという人間の男性。
でも彼には既にレフアという恋人がいた。
自分を選ばなかったことを怒ったペレは,オヒアを木に変えてしまった。
レフアは,マウナ・ケアに住む神様にオヒアを元の姿に戻してくれるようにお願いしたものの,失敗に終わってしまった。
そこで神様はレフアを赤い花に変え,オヒアの木にくっつけたとさ・・・。
・・・・・そこ,失敗しちゃうんだ
そう言えばガイドのお兄さんがこんなことを言ってたっけ。
雨が降ると「誰かがオヒア・レフアの花を摘んだね」と言うんだって。
花を摘んでしまうと,離れ離れになった二人が悲しんで雨が降るって事らしいな。
(他にも言ってた気がするけど,「かえる」の英語力も体力もこの辺りで限界だったんだ)
今回やって来たPu'u O'o trail(プウ・オオ・トレイル)は,マウナロアの北東の標高約1800メートルの場所にある。
いざっ!と思ったら,駐車場でお昼のサンドウィッチとポテチを渡された。
え・・・今から食べるのか?
きょとんとしていると,周りがごそごそしだしたので,皆に倣いお昼をリュックに突っ込んだ。 (その場で食べてる人もいたけどな)
標高が下がったせいか,先ほどまで着ていたゴアテックスのジャケットもダウンベストも要らなさそうだ。
尖ってガサガサした感じのアア溶岩。
暫く歩いていくと,向こうに森(キプカ?)が見えてきた。
キプカと言うのは,溶岩流に燃やされずに残った島状の森のことだそうだ。
溶岩で作ったケルン?
大きな森を目前にした時,突如,ガイドのお兄さんに集まるように言われたぞ。
「男女別れて,それぞれ年令順に並んで下さい」
どうやら,森に入る前にお祈り?を捧げるので,一列に並ばなくてはいけないようだ。
初対面でお互い年齢など知らないんだけど,戸惑いながらもお互いの年を確認し合い並ぶ。
手をつなぎ,軽く頭を下げ目をつぶると,儀式が始まった。
長いものではなかったけど,なんだか緊張してしまい手にうっすら汗をかいてしまった・・・・・
正直,この場所では,望遠カメラを持ってきたことを後悔しっぱなしだった。
ここに着くまで,凸凹した溶岩の上を歩き,高低差が50センチ程ある場所を短い足を必死に伸ばして登ってきた。
しかも,物凄く暑い!
背中は太陽によってじりじりと焼かれ,羽織っていたパーカも脱いで,長袖一枚になった。
森の中は湿気があって空気が流れないので,段々と蒸し暑くなってくる。
うぉぉぉぉ~暑いっ!!
腰に巻いたパーカを今すぐどこかに脱ぎ捨てたいっ!
やっぱり,森の中では望遠カメラは役に立たないようだ。
仕方がないので,コンデジで植物の写真を撮る事にしたぞっ。
トゲを持たないハワイアン・ラズベリーのAkala(アーカラ)
ラズベリーって棘が生えてる事が多いけど,天敵がいなかった為に,棘が退化してしまったそうだ。
ハワイの動植物は,ガラパゴスじゃないけど独自の進化をとげているってことだな。
ダーウィンがハワイに来ていたら,さぞかし喜んだんじゃないかな?
ツアーメンバーの一人が地面を指さして,何かを喋っているのが聞こえたぞ。
鳥の羽根だ。
何の羽根だろう?
イオかフクロウ辺りかな?
イオなら喧嘩でもしたんだろうけど。
ひょっとしたら,小鳥が彼らの胃袋に収まってしまった残骸なのかもしれないな・・・。
随分歩いて,汗だくになり始めた頃,森の奥でお昼休憩を取ることになったぞっ♪
どうやらここが折り返し地点のようだな。
草地の上に座っていただくお昼は,ピクニック気分だ。
ターキー(七面鳥)のサンドウィッチ。
マヨネーズ(はみ出てる)とマスタードたっぷり。
はぁ~やっと一息。
では,いっただ・・・・うぎゃっ!!
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・信じられない
太ももの外側がつってしまった・・・・・
足が痛いので座り直したいけど,痛くて足が動かせないという最悪な状態になってしまったぞ。
この時,足が伸ばせるようになるまでの時間をすっごく長く感じた。
だけど,たぶん30秒くらいだろうな。
でも,キチンな「かえる」は,このままだったら誰かに背負われるんじゃないか・・・とひやひやしていた。
まぁ,すぐに収まって,その後も何事も無かったかのように歩けたので,よかったけどな。
* * * * * * * * * * * * * *
熱帯雨林と言うのは,植物の宝庫だなぁ~♪
Pukiawe(プーキアヴェ)の実と白いつぼみ。
大きさは1センチくらいだけど,Nene(ネネ,ハワイガン)の大好物なんだって。
様々な場所で見かける植物だけど,人間が食べてもおいしくないそうだ。
ガイドのお兄さんが手招きして,集合するように呼んでいる。
なんだろう?
金色に輝く不思議な物を見せてくれたぞっ♪
全員が触れるように回してくれたけど,ほわほわで柔らかくて,とっても気持ちいい。
さて,これの正体は一体何かと言うと・・・・・。
ちょっとグロテスクな見た目だけど,Hapu’u(ハプウ)の新芽kakuma(カクマ)の綿毛だ。
ハプウは,映画ジュラシックパークに出てきそうな巨大シダ植物。
写真では分かり難いけど,大きなカクマは大人の顔の大きさほどもあるんだ。
全員が綿毛に触れた後,お兄さんは綿毛を元々あった場所に戻しながらこう言った。
この島の物は全て神様のものなので,元の場所に返さないといけないんだよ。
そうしないと神様が怒って,不幸なことが起きるかもしれない,と。
こうやって話しても,時々,小石や溶岩の欠片を拾ってきてしまう人がいるそうだけどな。
因みにカクマは,日系移民の人たちの間では,ぜんまいのように食べられるそうだ。
手間がかかる事せいか,最近では食べる人も少なくなってきたようだけどな。
小石かぁ・・・・・・・。
!!
思わず靴底をまじまじと見てしまったぞ。
(だって,フクロウ見たいじゃないか・・・)
やっとのことで森を抜け,開けた場所に戻ってきたぞっ♪
とは言っても,こんな感じの溶岩でできた凸凹道だけど。
あ~ぁ,カメラの出番なかったなぁ・・・
小石,挟まってなかったのに。
また曇ってきちゃったし・・・ん?
薄曇りの空を見上げた瞬間,何か違和感を感じた。
随分と変わった場所に大きな花が咲いてるなぁ~。
( ゚д゚) ?
(つд⊂) ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
い,イイヴィだぁっ!!
最後の最後で発見したぞっ!
「イイヴィがいるっ!」と指さしながら,日本語で叫んでしまった。
ガイドのお兄さんがすかさず「本当だ,あそこに'I'iwiがいるね」と。
お兄さんの声に反応し,みんなが一斉にはるか向こうを見上げる。
あ~,よかった・・・。
途中で足がつった時はどうしようかと思ったけど,小石なんて挟まってなかったんだ!
ハワイの神様ありがとうっ♪
* * * * * * * * * * * * *
これでレイン・フォレストの散策は終了だ。
ちょっと疲れちゃったけど(足の長さのせいで),それでも収穫の多い一日になったな。
この後,トイレ休憩を挟んでオフィスへ戻ってきたぞ。
随分歩いたからだろうけど,おやつに貰ったチョコチップクッキーとlava cakeがすっごく美味しかった。
薄暗い朝に出発したと思ったら,もう日が沈みそうだな。
さすがに今日は疲れたな。
夕ご飯でもスーパーで買って帰ろうっと。
と言う訳で,興味のある人は,是非ともHawai'i forest and trailの探鳥ツアーに参加してみてくれよっ♪
(バードウォッチング以外にも,火山とか天体観測とか色々なツアーがあるようなので,楽しめると思うんだ)
では,次回に続くっ♪
アロハ~マハロ~
標高2300メートルのバードウォッチング。~ハワイ島旅行記 その3~ [ハワイ旅行記]
さて,なんだか物騒なところへやって来たけど,果たして鳥は見つかるんだろうか?
Q:ドライフォレストってどんなところ?
A:こんな所 ↓
って説明になってないじゃないかっ!と自分でツッコミを入れる。
多分,Kailua-Konaから北東に向かったPu'u La'au Roadというトレイルだと思うんだけど,場所に自信はない。
合っていればという前提だけど,ここはマウナケアの西にある標高約2300メートルの熱帯雨林。
ひたすら,荒れ地としか思えない斜面を登っていく。
しかも,草の中にはには沢山の石が隠れていて,気を付けていないと足を取られそうになる。
このscoria(スコリア)はキャベツ大の大きさ。
要は軽石のようなものなんだけど,穴がボコボコしていて軽石よりも迫力がある。
踏みつけた瞬間に気が付くと思うけど,見た目のゴツさに反比例してとっても軽いんだ。
でも,水には浮かないと聞いたことがある。
まぁ,殆どはポンカンサイズだったけどな。
もう一つ足元にあるのがこれ。
一瞬フキノトウが生えていると思ってしまったけど・・・
残念ながら,ビロードモウズイカだったようだ。
日本でも荒れ地で見かけることがあるけど,日本のよりも長いような気がするな。
それにしても,ちょっと雲が多くなってきたな・・・。
やっぱり高地だから天気が変わりやすいのか?
植物と言えば,こんなもの見つけたぞっ♪
spanish moss(スパニッシュ・モス)?
アメリカの南部でよく見かけるスパニッシュ・モスかと思ったけど,どうなんだろう?
フィールドガイドにnative dodder(kauna'oa)と言う植物の写真が載っているんだけど,ひょっとしてそっちなのかな?
でも,ネイティブ・ドッダーは黄色と言うか,オレンジっぽいな。
例えて言うなら,ベビースターをぶちまけた感じ?
う~ん,やっぱりモスの方??
微妙な空模様の中,ついに鳥を発見!
少し薄暗かったけど黄色い鳥が見つかった。
Hawai'i 'Amakihi(ハワイ・アマキヒ)かな?
足元に気を取られていて,指を差された方向へカメラを向けるのが遅れてしまうぞ。
始めてきた場所だから,仕方ないな・・・。
ふと遠方へ目をやると・・・
いい眺めだなぁ~。
どれくらいの高さなんだろう?
そう言えば,この辺りにはフクロウがいるそうなんだけど,なかなか発見できないな。
ふと思う。
フクロウって基本夜行性だと思ったけど,勘違い?
と思いながら歩いていると,空高くを横切る影が・・・。
大きく写っているけど,フクロウって言うよりヒバリっぽいなぁ・・・。
なかなか目的が達成されないまま,散策は続いた。
突如,あ!あそこあそこ!
誰かの声が飛ぶ。
すかさずガイドのお兄さんが,レーザーポインターを使って場所を教えてくれたぞっ♪
↑ 見つけたっ!
ええっと,確か’Elepaio(エレパイオ)だったっけ?
ヒタキの仲間らしく,ちょろちょろと落ち着きなく動き回るので,なかなかピントが合わない。
やっと撮れたのが,この証拠写真。
続けて,お兄さんが鳥を見つけたと教えてくれたぞっ♪
今度こそっ!
今度は目標が少し大きいから,マシな写真が撮りたいなぁ~。
そんな思いが通じたのか,急に振り向いてくれたぞっ♪
こちらを見つめるpalila(パリラ)の雄。
離れているからだろうか?
危険だとは思っていないようで,またすぐに後ろを向いてしまった。
このパリラ,マウナケアの西斜面,標高6000フィートから9000フィートにしか生息しないんだって。
つまり,まさに今居る場所ってことだなっ♪
パリラの主食は,可憐な黄色い花を咲かせるママネの木。
種は勿論のこと,若葉や花以外にもママネの木にいる昆虫なども食べているそうだ。
ママネの葉と種(莢)
この辺りには,ハワイの固有種であるママネの木が沢山生えているようだな。
でも,かつて各地にあったママネの森は,人によって持ち込まれた羊やヤギによって食い荒らされてしまったそうだ。
そして,人が侵入しなかったこの高地では,かろうじてママネとパリラを見ることができるんだって。
今はどちらも保護されているけど,一度減ってしまった物を元に戻すのは至難の業だ。
・・・もし,ママネが枯れてしまったり,食い尽くされてしまったら,ママネと共に生きるパリラも絶滅してしまうのかもしれないな。
実際,今もパリラの数は減っているそうだ。
初めて訪れたこの地で,そんなパリラを見つけることができたのは,僥倖だったのかもしれないな。
パリラが呼び水になったのか,どんどん鳥が見つかるようになったぞっ♪
あ・・・あのシルェットは図鑑の表紙の鳥に違いないっ!
遠目でも分かる赤い体に妙な具合に沿った嘴。
絶対に,'i'iwi(イイヴィ),ベニハワイミツスイだ!
しかし,慣れない場所での撮影と言うのは,本当にやりにくいな。
斜面だっていうこともあるけど,気を付けないとスコリアとビロードモウズイカに足を取られる。
ぷっ・・・ピントブレブレ~。
鮮やかな赤い体に黒い羽根,そして特徴ある嘴。
オヒアの蜜を吸う為のその嘴は,驚くほどに曲がっている。
ハワイ関連の本やポスターで見かけることがあったけど,実物の方がかっこいいなっ♪
(ブレてて申し訳ないけど・・・)
少し場所を移動し始めた時だった。
遠くで,「バサッ」と大きな羽音が聞こえた。
ガイドのお兄さんが遠くを指さす。
フクロウだっ!
全員が一斉にそちらを見たものの,林の向こうへ飛んでゆく姿がちらりと見えただけだった・・・。
う~ん残念っ!
でも,昼間でも飛んでるんだな~。
写真に収めたかったけど,またの機会を待つしかないか・・・。
あ!
なんかいたっ!!
フクロウ?猛禽!?
残念ながらフクロウではなかったけれど,ハワイ固有種の’Io(イオ)だった。
ハワイアンホークとして知られるイオは,実は鷹ではなくノスリだ。
今回であったイオは,全体に暗褐色の個体だったけど,腹が白っぽく全体に淡い色合いの個体もいるそうだ。
現在ではハワイ島のみに生息しているけれど,他の島でも化石が発見されているそうだ。
因みに,アメリカ唯一の宮殿である’Iolani Palace(イオラニ宮殿)の「イオ」は,このハワイアンホークの名前からつけられたものなんだって。
ちょっと影を消してみたら,予想外のかわいい顔でびっくりだ♪
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やっとお昼か!と思った人,これは「朝ごはん」です。
お腹すいた人いる~?と聞かれたけれど,ハラヘッタと言いだせずにいたら,朝ごはんが遅れてブランチになっていた。
数種のベーグルとフルーツ,それにコーヒーとお茶。
たっぷりのクリームチーズをぬって,いっっただきま~す♪
フルーツもたっぷり頂いて,あぁハライッパイと思っていたけど,バナナブレッド?の誘惑には勝てなかった・・・。
憧れの鳥も見れて,美味しいごはんも食べれて,あぁ幸せ~♪
でも,やっと前半が終わったところだからな。
そう言えば,これから行くレイン・フォレストはどんな所なんだろうなぁ?
異動中はゆっくりして,英気を養っておかないといけないなっ♪
あぁ~楽しみだぁ~。
と言う訳で,次回に続くっ♪
アロハ~マハロ~