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天津爆発の影響で原料価格が上昇 中国8月15日 18時58分
中国メディアは、中国沿海部の天津で起きた大規模な爆発の影響で、現場近くの天津港で取扱量が多い原材料や農産物の先物価格が上がり始めていると伝え、今後、中国経済に与える影響が懸念されています。
これは北京の有力紙「新京報」15日付けで伝えたもので、爆発現場は天津港に近く、周辺にある物流会社が営業できないため、港での取扱量が多い原材料や農作物の流通が滞り、先物取引価格が上がり始めているということです。
このうち、鉄の原料となる鉄鉱石1トン当たりの先物取引価格は、爆発のあと14日までの2日間でおよそ5%値上がりしたとしています。
また、農作物にも影響がでており、14日までに砂糖がおよそ1.5%、綿花がおよそ0.1%先物取引価格が値上がりしたほか、天然ゴムは取引ができない状態が続いているということです。
このほか、天津港では爆発のあと、石油や危険物などを積んだ船の入港が禁止されていると伝えています。
天津港は北京など首都圏に物資をやり取りする貿易の玄関口としての役割を果たす港であるだけに、今後、中国経済に与える影響が懸念されています。
このうち、鉄の原料となる鉄鉱石1トン当たりの先物取引価格は、爆発のあと14日までの2日間でおよそ5%値上がりしたとしています。
また、農作物にも影響がでており、14日までに砂糖がおよそ1.5%、綿花がおよそ0.1%先物取引価格が値上がりしたほか、天然ゴムは取引ができない状態が続いているということです。
このほか、天津港では爆発のあと、石油や危険物などを積んだ船の入港が禁止されていると伝えています。
天津港は北京など首都圏に物資をやり取りする貿易の玄関口としての役割を果たす港であるだけに、今後、中国経済に与える影響が懸念されています。