聯合ニュース(日本語版)は12日、「MERSで低迷する韓国観光業界に追い打ち」との見出しで、免税店関係者の「MERSの影響で中国人観光客相手の売り上げが前年より40%以上落ち込んだが、今後も同様の傾向が続く恐れがある」とのコメントを掲載した。
さらに、同ニュースは13日、「韓国のデフォルト(債務不履行)リスクが半年ぶりの高水準に達した」と報じた。
大手紙の朝鮮日報(日本語版)は13日の社説で、「韓国の主力輸出業種は、円安の余波で業績不振に陥っている。人民元切り下げが重なれば、韓国の輸出企業が板挟みになる」「人民元切り下げが為替戦争を招き、外貨資金が韓国から急速に引き揚げられることもあり得る」「韓国経済が日本と中国の攻勢で崖っぷちに追い込まれている事実を政府だけが知らない」と警鐘を鳴らした。