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終戦の日 台湾で日本への抗議集会
8月15日 15時30分

終戦から70年を迎えた15日、台湾では日本の窓口機関の前で抗議集会が開かれ、戦後70年にあたっての安倍総理大臣の談話の中で、いわゆる従軍慰安婦について具体的な謝罪がなかったなどとして批判の声が上がりました。
集会は、台湾の労働団体や中台統一を掲げる団体など、複数の市民グループの呼びかけで開かれ、台北にある日本の窓口機関「交流協会」が入る建物の前に、およそ200人が集まりました。
集会では14日発表された戦後70年にあたっての安倍総理大臣の談話の中で、いわゆる従軍慰安婦について具体的な謝罪がなかったなどとして批判の声が上がりました。
また、参加者たちは「日本の軍国主義の復活に反対する」と書かれたプラカードなどを掲げながら、安全保障関連法案に反対するスローガンを繰り返し叫んでいました。
交流協会が入る建物の周辺では多くの警察官が警備に当たり、抗議集会は、大きな混乱はなく、2時間ほどで終わりました。
安倍総理大臣の談話を巡っては、台湾で14日夜、馬英九総統が日本政府に今後も深い反省を求める一方で、日本との良好な関係の維持に期待を示すコメントを発表しています。

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