「中国を最も傷つけた国は本当に日本?」、中国ネットは複雑な反応、「アヘン戦争の英国は」と日本ネット

配信日時:2015年8月15日(土) 6時56分
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中国の掲示板サイトに「中国を最も傷つけた国は本当に日本なのか?」とのスレッドが立ち、日中両国のネットユーザーがさまざまな反応を見せている資料写真。
2015年8月14日、中国の掲示板サイトにこのほど、「中国を最も傷つけた国は本当に日本なのか?」と題するスレッドが立った。中国のネットユーザーは「一番憎いのが日本」「そう教育された」「中国人自身」などと複雑な反応を示し、日本のネットユーザーは「アヘン戦争の英国は?」などの声を上げている。

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スレ主は、中国国内で深く根差している反日感情に言及しつつも、「中国を傷つけた国を挙げるなら、ロシアのことを忘れてはならない」と主張。「ロシアはかつて中国の領土を奪い、中国人を虐殺してきた。日本が中国に苦痛を与えたと言うなら、ロシアには手足を切り取られたようなものだ」と述べ、反日感情に対して反ロ感情が薄いのはおかしいと強調した。

これに対して中国のネットユーザーは
「俺たちは小さい時からこういう風に教育されてきているから」
「一番憎いのが日本で、その次がロシアということでいいんじゃないか?」
「多くの中国人を虐殺したことや731部隊、慰安婦はすべて事実。だから中国を最も傷つけたのは日本で間違いない」
「土地を占拠するのと侵略して虐殺するのは別のこと。窃盗より傷害の方が罪は重い。しかも日本人は形容しがたいほど残虐だったし」
などと反論。

その一方で
「最大の傷害は同士討ちと同胞に対する無情な迫害だ」
「昔から今に至るまで、中国人を傷つけてきたのは中国人自身なんだけどね」
などの指摘もあった。

日本のネットユーザーは、中国と欧米列強の歴史から
「なぜ?イギリスの名前が挙がらない?」
「間違いなく英国。アヘンを吸えといって戦争仕掛けたんですよ。極道ですよ」
「アヘン戦争を仕掛けたイギリスが対象にならないのは、何故なんだろ」。
「アヘン戦争をすっかり忘れてるんだな。イギリス、ラッキーだね」
「薬漬けにしたあげく逆ギレして戦争・侵略までしたイギリスでしょ」
などのコメントを寄せた。

中国ネットの「中国人自身」に関しては
「中国人民を一番傷つけたのは、中国共産党でしょう、共産党結党以来、文化大革命、天安門事件、共産党に殺された、中国人民はどの位の数ですか、皆さん調べてください」
「はっきり中国共産党と言えないところに中国の言論統制がうかがえるね」
などの書き込みも。

中には
「このようなスレッドの存在が許されているなら日中双方にとって救いがあるのでは。そして、議論を深めるつもりなら、自ら第一次資料を探していく努力もほしい。そうすれば、日中の誤解は氷解していくことでしょう」との意見もあった。(編集/KU)

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