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多摩信金 ほかの支店でも商品券優先販売
8月14日 20時08分

多摩信金 ほかの支店でも商品券優先販売
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東京・立川市に本店がある多摩信用金庫が八王子市のプレミアム商品券を職員らに優先的に販売していた問題で、昭島市の支店でも職員に優先的に販売していたことが分かりました。
この問題は多摩信用金庫の8つの支店が八王子市から販売を委託されていたプレミアム商品券150万円分余りを行列に並んでいた人たちに公平に販売せず、職員50人以上や顧客に優先的に販売していたものです。
多摩信用金庫は、問題が発覚したあと同様のケースがほかの支店などで起きていないか調査を進めた結果、新たに昭島市の2つの支店と八王子市の2つの支店で職員に優先的に販売していたことが分かりました。このうち昭島市では多摩信用金庫の2つの支店で、プレミアム商品券合わせて96セット、購入金額で96万円分を職員5人に優先的に販売するなどしていたということです。
昭島市では先月4日から6日まで、1万円で購入すれば1万2000円分の買い物ができるプレミアム商品券3万セットを市役所や多摩信用金庫を含む金融機関で販売し、商品券はその日のうちに完売したということです。
これで多摩信用金庫が職員や顧客に優先的にプレミアム商品券を販売していたのは、八王子市と昭島市の12店舗で商品券は459セット、277万5000円分に上ることになります。
今回の問題を受けて多摩信用金庫は会長と理事長の報酬をぞれぞれ1か月分、全額返上するなどの処分を行いました。多摩信用金庫は「本店から支店への商品券の取り扱いについて注意が徹底されていなかった。市民の皆様や関係の方々に深くおわびします」と話しています。

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