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戦後70年談話 フランスメディアの伝え方8月14日 22時53分
安倍総理大臣が戦後70年にあたって発表した総理大臣談話について、フランスの主要紙「ル・モンド」は、安倍総理大臣は、いわゆる村山談話で示された内容を繰り返しただけだとしたうえで、「安倍総理大臣個人として、過去の侵略や植民地支配に対する謝罪を一切行っていない」と指摘しました。そのうえで、「安倍総理大臣は『痛切な反省』ということばを使って、歴代内閣の立場は今後も揺るがないと表明した一方で、戦争を経験していない子どもや孫という今を生きる世代は責任を負わなくてもよいと語った」と批判的に伝えています。
また、フランスのテレビ局「フランス24」は「安倍総理大臣が、国内外すべての戦争の犠牲者に対して哀悼の意を表明した」と評価する一方で、「いわゆる従軍慰安婦の問題について、直接的な言及は避けた」と伝えています。
また、フランスのテレビ局「フランス24」は「安倍総理大臣が、国内外すべての戦争の犠牲者に対して哀悼の意を表明した」と評価する一方で、「いわゆる従軍慰安婦の問題について、直接的な言及は避けた」と伝えています。