2015年8月14日00時27分
沖縄県近海で米陸軍ヘリが輸送艦への着艦に失敗した事故で、在日米軍は13日、当日は陸上自衛隊員に米軍特殊作戦部隊員がヘリを使った海上での訓練を見せていたことを明らかにした。当初6人としていたけが人は、米軍5人と陸自2人の計7人に修正した。いずれも命に別条はない。
防衛省関係者らによると、テロ対策など高度な任務が専門の陸自特殊作戦群(千葉県船橋市)の隊員がヘリに同乗し、テロリストに占拠された船にヘリで乗り込んで奪還する米軍の訓練を見ていた。事故機は輸送艦の後方にあるヘリの着艦場所ではなく、コンテナやクレーンに囲まれた前部甲板で着艦に失敗して機体を打ち付け、後部回転翼が折れるなどしたとみられる。
米国防総省で12日に記者会見した米陸軍参謀総長のオディエルノ陸軍大将は「いくつかの国との特殊作戦部隊の訓練中だった」と述べた。具体的な訓練内容や日米以外の参加国には言及しなかった。日米関係への影響については「一つの事故で過剰反応するつもりはない。我々は同盟国日本と今後も連携し続けることが大事だ」と強調した。
米陸軍の特殊作戦部隊は、沖縄県のトリイ通信施設(読谷村)に第1特殊部隊群(空挺(くうてい))の約300人が駐留。平時は他国との共同訓練や非戦闘員救出、災害救援などを行うが、朝鮮半島有事などの際には強襲作戦など特殊作戦を担う。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!