ニュース詳細
中国 倉庫で爆発 13人死亡259けがか8月13日 5時01分
k10010188231_201508130613_201508130625.mp4
中国沿海部の天津で13日夜遅く、危険物を保管していた倉庫で激しい爆発が起き、中国の国営メディアは、これまでに13人が死亡し、259人が病院で手当てを受けていると伝えています。
中国国営の新華社通信などによりますと、沿海部の天津の郊外で13日午後11時半ごろ(日本時間の14日午前0時半ごろ)、危険物を保管していた倉庫で激しい爆発が起きました。
爆発は複数回にわたって起き、現場では爆発のたびに大きな炎が上がるとともに、数キロ離れた場所でも揺れを感じるほどの衝撃だったということです。
被害の詳しい状況は明らかになっていませんが、国営の中国中央テレビは、これまでに13人が死亡し、大けがをした11人を含む259人が病院で手当てを受けているほか、現場に取り残されている人もいると伝えています。
また、消防当局によりますと、現場に駆けつけた消防隊員2人が行方不明になっているということです。
中国当局は、爆発で発生した火災の消火活動や現場に取り残された人の救助活動を進めるとともに、被害状況の把握を急いでいます。
一方、天津を管轄する北京の日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。
爆発は複数回にわたって起き、現場では爆発のたびに大きな炎が上がるとともに、数キロ離れた場所でも揺れを感じるほどの衝撃だったということです。
被害の詳しい状況は明らかになっていませんが、国営の中国中央テレビは、これまでに13人が死亡し、大けがをした11人を含む259人が病院で手当てを受けているほか、現場に取り残されている人もいると伝えています。
また、消防当局によりますと、現場に駆けつけた消防隊員2人が行方不明になっているということです。
中国当局は、爆発で発生した火災の消火活動や現場に取り残された人の救助活動を進めるとともに、被害状況の把握を急いでいます。
一方、天津を管轄する北京の日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。
2キロ離れた工場で窓ガラス割れる
爆発した倉庫の周辺では、爆発からおよそ6時間がたった日本時間の午前6時半現在、炎や黒い煙がなお南北1キロ余りにわたって上がっていて、消火活動が続けられています。
現場周辺に高く積まれていた大量のコンテナは、めちゃくちゃに崩れ落ちています。
また、現場近くの高速道路では、爆発によって飛んできたとみられる大きな金属片や石が散乱しているほか、ボンネットがめくれ上がりフロントガラスも吹き飛んだトラックや、折れ曲がった道路標識も見られました。
さらに、現場から2キロ以上離れた場所の工場の窓ガラスも割れるなど、爆発のすさまじさをうかがわせています。
現場周辺に高く積まれていた大量のコンテナは、めちゃくちゃに崩れ落ちています。
また、現場近くの高速道路では、爆発によって飛んできたとみられる大きな金属片や石が散乱しているほか、ボンネットがめくれ上がりフロントガラスも吹き飛んだトラックや、折れ曲がった道路標識も見られました。
さらに、現場から2キロ以上離れた場所の工場の窓ガラスも割れるなど、爆発のすさまじさをうかがわせています。
中国 大規模な爆発相次ぐ
中国ではここ数年、各地の工場などで大規模な爆発が相次いでいます。
去年8月、中国東部の江蘇省で自動車のタイヤのホイールに加工を行う工場が爆発し、従業員など75人が死亡、200人近くがけがをしました。
また、去年12月、南部の広東省の自動車部品の製造工場で起きた爆発で17人が死亡したほか、おととし11月には、山東省・青島の石油パイプラインで大規模な爆発が起き35人が死亡しました。
このように中国では工場などでの爆発が後を絶たないことから、生産現場の安全管理が喫緊の課題となっています。
去年8月、中国東部の江蘇省で自動車のタイヤのホイールに加工を行う工場が爆発し、従業員など75人が死亡、200人近くがけがをしました。
また、去年12月、南部の広東省の自動車部品の製造工場で起きた爆発で17人が死亡したほか、おととし11月には、山東省・青島の石油パイプラインで大規模な爆発が起き35人が死亡しました。
このように中国では工場などでの爆発が後を絶たないことから、生産現場の安全管理が喫緊の課題となっています。