全羅南道教育庁(教育委員会に相当)全南文化芸術財団は、旧日本軍の軍歌や行進曲に似ている各学校の校歌に、国楽(韓国伝統の音楽)の伴奏を付けて普及させている。
全南文化芸術財団が11日発表したところによると、同財団は今年も、全羅南道教育庁から支援を受け、国楽の伴奏を付けた校歌を普及させる事業を実施するという。
国楽の伴奏付きの校歌制作を希望する全羅南道内の小・中・高校は、来月18日までに全南文化芸術財団に申請することとしている。
同財団は申請があった学校の中から、審議を経て、旧日本軍の軍歌に似ているものなど改善が必要な校歌がある学校20校を選定し、10月から国楽の伴奏を付けた校歌を制作する予定だ。
今回の事業は、日本の植民地支配の残滓(ざんし)を精算するとともに、国楽に対する児童・生徒の親近感を高めるため、同財団が2012年から推進してきた。
12年の9校を皮切りに、13年には6校、昨年は30校と、計45校の校歌に国楽の伴奏を付けた。
同財団のキム・テス文化福祉部長は「光復(日本の植民地支配からの解放)70周年を迎えるに当たり、植民地時代の残滓を精算するとともに、画一化された校歌に国楽などの多様なジャンルの音楽の形式を『接(つ)ぎ木』していく方針だ。若者たちが国楽に自然に接し、韓国文化に対する誇りを高めるきっかけになればと思う」と話した。