| 本島氏が銃撃事件当時に着用していたワイシャツなどが並ぶ遺品展=長崎市、県教育文化会館
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昨年10月に92歳で死去した元長崎市長の本島等さんの遺品展が7日、長崎市筑後町の県教育文化会館201室で始まった。
被爆70周年原水爆禁止世界大会・長崎実行委とピースウイーク実行委主催。
昭和天皇の戦争責任をめぐる発言で1990年に右翼団体幹部に銃撃された事件を中心に、本島氏の歩みを振り返り、平和や言論の自由を考えてもらおうと開催した。9日まで。
会場には、銃撃事件当時に本島氏が着用していた背広やワイシャツ、事件後に全国から寄せられた手紙などを展示。本島氏の生涯を伝える写真や新聞記事のパネルも並ぶ。
相模原市から訪れた高橋藤夫さん(61)は「自分の考えを曲げず立派な人だ」と展示物に見入っていた。展示は午前9時〜午後8時。入場料は500円。