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【米軍ヘリ墜落事故】
自衛官2人もけが 研修のため搭乗
米陸軍ヘリコプターが米艦船への着艦に失敗、甲板上に墜落した事故で、米軍横田基地は「ハードランディング(急激に降下したたきつけられるような着艦)で機体が損壊した」としている。乗員のうち6人が負傷し、米軍キャンプ瑞慶覧(沖縄県宜野湾市など)の海軍病院に搬送された。
防衛省によると、ヘリには研修の一環として陸上自衛官2人が乗っており、いずれも負傷。1人は骨折の疑い、もう1人は切り傷を負った。海上保安庁に入った連絡では、乗員は17人。横田基地は「事故原因は調査中」としている。
自衛官2人はいずれも国連平和維持活動(PKO)やテロ対策などの専門部隊「中央即応集団」に所属する2曹で、40歳と33歳の男性。研修には今月1~15日の日程で参加した。