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PKO部隊の兵士ら、少女への性的暴行に関与か

TBS系(JNN) 8月12日(水)11時59分配信

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、中央アフリカ共和国に展開するPKO=国連平和維持活動の部隊の兵士らが、少女への性的暴行や少年の殺害に関与した疑いがあるとの声明を発表しました。

 アムネスティ・インターナショナルによりますと、中央アフリカ共和国の首都バンギで今月2日、12歳の少女がPKO部隊のベストと青いヘルメットを身に着けた兵士に性的暴行を受けたということです。

 この地域では同じく2日にPKO部隊と武装集団との銃撃戦が発生し、PKOの兵士1人が死亡していますが、アムネスティは翌朝に現場に戻った部隊が武器を持っていない16歳の少年と61歳の父親に発砲し、殺害したとしています。

 「この種のいかなる違法行為も許容できず、すべての申し立ては重く扱われ、徹底的に調査されることを強調したい」(国連・ドゥジャリク報道官)

 国連の潘基文事務総長は、報道官を通じて「落胆している」と表明していて、国連は事実関係を調査しています。(12日08:12)

最終更新:8月12日(水)14時0分

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