この間、友達の家で花火鑑賞させてもらった時、映画の話から話題のマッドマックスの話になった。友達の旦那さんがかなりの映画好きらしく、熱くマッドマックスについて語ってくださったんだけど
「私、まだ見てないんですよー」
というと「絶対見た方がいいよ。あと立川にある映画館がめちゃくちゃ凄いらしい。」と教えてもらった。
「あーでも、東京かぁ…遠すぎ…」
あれ、まてよ
今度ヒトデ会参加しに東京行くから
そんときについでに行っちゃえばよくない!!?!?!
ということで、事前知識も全くない初見の私でしたが、マッドマックスファンの間でめちゃくちゃ評判のいい、立川シネマシティへマッドマックス見に行ってきました!!!前作とか全く知らないのに、いきなり最高の環境で観に行っちゃうぜー!ミーハーだぜーーー!!!
ということで、たかが映画見るためだけに、片田舎からはるばる東京へ!!!マッドさではマックスに負けてない気がするぜぇぇえええ
っていうか、ネタバレとか書いちゃったけど、検索ホイホイ用に書いただけでそんなにネタバレしてませんっ。「ネタバレガー」っていうほどのシリアスさ皆無な映画だったしね。笑
まだ見てない人に対しては「何言ってるかわからないと思うけど、とりあえず騙されたと思って見に行って欲しい!」って感じ。あの爽快感、ワクワク感をまっさらな状態で楽しめるとかなんて羨ましい!!!!!
既に見た人に対しては「witness tachikawa!!!」「立川でマッドマックス見てサイコーな一日だったぜぇ!!!ヒャッハー!!!」って伝えるだけの内容になるかと思います。
立川シネマシティチケットの予約、買い方
劇場でチケット購入も出来るけど、立川シネマシティはWEB予約というシステムで席の予約が出来る!ハイテク!!!
ただし支払いにはクレジットの登録が必要で。正味、今までクレジットカード使ったことないし、登録にも抵抗があったから
「まー、当日劇場についてからチケット買うかぁあ。平日だしお盆前だし大丈夫っしょ!つーか余裕っしょ!」と余裕ぶっこいてたのね。
で、3日前くらいに、気になって7日の予約状況見たらさ
なんじゃこれ
みるみるうちに埋まっていく座席。
なっ、なんなの!?平日だよ?公開されたの6月20日だよ?!もう7週目とかだよ!?
友達が曰く、映画中で叫ばれる「V8!V8!」というセリフになぞらって「本作を8回見る猛者がいる」との事。信じてなかったけど、本当だったようで…。
み、みんな…バカげてやがる!!!!!(褒め言葉)
ということで、前日に慌ててクレジットカード登録して無事7日の回予約完了!
渋谷から立川までは40分程度で着いた。私の地元から都会まで出るには、1時間強も電車で揺られなければならない。
「渋谷から立川って結構遠いよ!」っていった友人を小突きたい。
立川シネマシティ到着!!!
上映時間だいぶ前から人だかりができはじめる入口前。
音響家が音響調節を担当。高性能サブウーファーがある映画館なんて今まで聞いたことない。この映画館、作品に負けないくらいのマッドさ…
劇場に行こうとすると、入り口ドアにこんな張り紙が。
まさかの満席
WEBチケットとっててよかったーーーー「余裕っしょーーー!!!」とか言って当日余裕ぶっこいてほいほい来てたら、見れずに泣きながら帰るハメになるとこだった!!!
ちなみに、前にはウォーガールズコスプレした女の子が。映画館だけでなく、ここに見に来るファンも、狂ってんなぁ!!!(褒め言葉)
大 うかれポンチ ウォーガールズ イン 立川 ヴァルハラ ワッタッタ ラブルィー DAY pic.twitter.com/GJSMvWvO7v
— 宮元 (@heligero) 2015, 8月 7
ウォーガールズのツーショット以外でいちばんのお気に入りは、ちゃそさん撮影の「おとなしく輸血するガス欠のミャチャン」です。正面から撮った人いないだろうか。 pic.twitter.com/zRm6BWMJpq
— 宮元 (@heligero) 2015, 8月 8
立川シネマシティ公式サイトの特設ページを見てみると、こんなポスターが。
http://cinemacity.co.jp/pdf/madmax.pdf
目には目を、歯には歯を
マッドにはマッドを!!!
キャッチコピーからして、かっこよすぎるッッッ
採算?我が仕事に一片の悔いなし。
このふざけた劇場へようこそ。
スタッフの熱意と作品に対する愛情をビシビシと感じるッッッ
WEB予約チケット発券
WEB予約を済ませたら、登録したアドレスにメールが届くから、そのメールに書いてある番号を劇場二階にあるチケット発券機に入力するだけでチケットが発券されるんだけどさ、これがもうスピーディーすぎて、サイコー!!!
わざわざ窓口の長蛇の列に並ぶ必要もなく、財布を取出してあたふたする必要もなく、チケットをピッと発券すれば、あとは上映まで「どんな内容なのかなぁ…うひょひょひょーー」とゆったり待つ事が出来る。
恐らく、近くにスタッフの方がいるので、発券の仕方とかわからない場合は丁寧に教えてくれると思うよ!
注意点としては、予約した映画が上映される劇場でしかチケット発券は出来ないみたいので、そこだけ気を付けてね。注意書きとか、きちんと読んでる人なら間違えないと思うけどね!
(完全に流し見してた私はシネマ・ツーで発券しなきゃいけないのに、シネマ・ワンで発券しようとして、案の定チケット発券出来ず、ここまで来たのに見れないのかと焦って泣きそうになった)
無事に発券したチケットを片手に、入場の列に並ぶ。
「あれ!?ラブストーリーでも見に来たっけ?!」って勘違いするくらい、場内は灯篭流しみたいな雰囲気でロマンチック…
こんなムーディな場所なのに、もう数分すれば狂ったやつらがぞくぞくと集まって、最高に狂った映画が流されるのか…オラ、わくわくしてきたぞ…
で、上映時間になって、どんな狂った音がするのかと、映画の前の予告とか定番映画泥棒さんの映像とかをわくわくしながら見てたのね。
「えっ…こんなもん…?」
狂った高性能サブウーファーからかき鳴らされる爆音にめちゃくちゃ期待してたのでちょっと拍子抜け。
「東京までわざわざきてこんな感じかぁ…ちょっと失敗したかな…」と思いつつも、まぁ作品自体は見た事なかったから、楽しんで帰ろうか。
そう思っていると本編が始まった。
「っっっ!!!!!!」
最初のバイクエンジン音で鳥肌総立ち
えっ?誰か劇場内にバイク持ち込んだ?だめじゃん!今ふかしたよね?っていうくらいリアルな音。
この映画館やばい…狂ってる…
あらすじとしては、狂った集団から逃げ出したいマックス(狂人)と不当な扱いをされてる美女達を連れて逃げ出したいフュリオサ(狂人)とそれらを追いかける支配者ジョー(狂人)とジョーに従うウォーボーイズ(超バカ集団)という図。
で、
http://news.aol.jp/2015/08/07/hwz_madmax/
焼印ジュウウウウ!車が横転してドッカーン!!!バイクがチュドーーン!!!燃えた車体を砂でザァアアアア!!!スプレーシュゥウウウウウ!棒で敵の車にビヨヨーーーーーーン!!!ニトロペッペッして炎がブォォオオオオ!!!ギターからも炎がブォオオオオオオオオオオ!!!!!ババアかっけぇええええええ!!!イモーーータンジョーーーーー!!!!!V8!V8!V8!
と、駆け抜けるような感じで、あっという間に2時間が終わった。ずっと鳥肌立ってた。
いきなりクライマックス、車大爆発から始まって、飲んでたお茶盛大に吹いた。隣の人達は平気そうに見てたけど、狂ったシーン連発で要所要所で笑いをこらえるのが辛かった。
レストラン行ったら、注文も聞かずいきなりあっつあつのステーキを口に突っ込まれた気分。そっから2時間、爆音のライブ会場をジェットコースターで駆け抜けるような感覚。だけど、鬱陶しさは全くなくて心地いい重低音に包まれて、至福の2時間だった。
映画見終わった瞬間、脳に酸素が足りてない事に気づく。呼吸も忘れて見入ってたらしい。苦しいくらいの満腹感。だけど、何か甘いモノが食べたい。糖分が足りてないようだ。圧倒的なエネルギーを前にしてクラクラした。
メイキングもトチ狂ってる!
っていうか、爆破シーンとか、普通に合成だと思ってたのに
実際にやってた
バカなの!??!死ぬの!?!!
個人的にはCG満載の映画っていうのがあんまり好きじゃない。
例えB級と呼ばれる作品でも本当に家爆破させてたり、チープでも特殊メイクをきちっとしてたり、しょぼかろうが小道具をちゃんと作っている作品が大好きだ。
なぜならそこに制作者サイドの本気と熱意が感じ取れるから。
いや、CGももちろん凄いし、実現出来ない世界を見せられる魅力っていうのはCGにしか出来ない素晴らしさなんだけど、なんというか画面からスタッフの愛情とか手垢や癖みたいなものが伝わってこなくて。CGのキレイに仕上がりすぎた感は私にとっては少し寂しい物に感じてしまう。
「炎は合成です!」って言われて「それでも面白いなー」って思える映画が「ほとんど実写です!!!」って知ったときの衝撃ったら。大胆な爆破シーンやハードなスタントシーンも実際に行っていると知って、ますます痺れてしまった。あぁ、もう一度立川シネマシティに行きたい。この映画と同じ時代に生きることが出来て、リアルタイムで見ることが出来たことが本当に嬉しい。
既に見た友達に「一番マッドだったのは、マックスでもジョーでもなく、ギター男だ!!!」って言ったけど、一番狂ってるはジョージ・ミラー監督だった。
最近、映画館で作品を見る機会もめっきり減ってしまったんだけど、久しぶりに「映画館で見てよかったああああああ」って思える作品だった。関西でやってるらしいから、多分もっかい見に行く。そんくらいバカバカしくて爽快でダイナミックで「これが映画だ!!!!!」っていうの体感できて超よかった!!!
個人的に好きなシーンは武器将軍登場時。あのBGMはズルい!
ただ、これは見る人を選ぶ映画かもしれない。頭からっぽにして見ることが出来る人向けのバカ映画!
で、ストレス発散にめちゃくちゃいい!!!
仕事に疲れて毎日憂鬱…な人とか、失恋したばっかでもう何も手に付かない…みたいな人達にオススメしたい。映画のバカバカしさに、そんな悩みもすっ飛んでいくはず!!!見終わった後の爽快感ったらね!!!!!
「僕はストーリー性を重視した映画が好きなんだ(メガネクイッ)」みたいな人には向かないかも。ストーリー性もなければモラルも秩序もなーーんにもないから。笑
いやはや、立川シネマシティ初見にしてよかったぁあああ!!!
ちなみに、立川シネマシティ来月9月11日まで上映確定とのこと!!!
追記:延長決定したので、日付修正しました!
ヒャッハー!!!
V8!V8!V8!
シュゥウウウウウウウウウ!!!!!
いやはや、関東住みだったらあと3回は見てる。いや、8回までいっちゃうかも。あぁ、関東住みが羨ましい。
まだ見てない人も、もう既に見た人もぜひ、立川まで見に行って下さい!!!!!
「ちっ、関西でやってねぇのかよ…」って方にも朗報!!!
http://www.cinepre.biz/archives/18519
尼崎の塚口サンサン劇場にて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』「Screaming“MAD”上映」が決定!!!!!
【Screaming“MAD”上映とは】
立ち上がって絶叫してもOK!
シーンに合わせて掛け声を出してもOK!
“V8!V8!V8!”と一緒に崇め奉ってもOK!
アクションシーンでクラッカーを鳴らしてもOK!
砂嵐で紙吹雪を撒き散らしても構いません!
た、楽しそううぅうううう!!!ライブ感というか、関西らしい上映スタイル!
【公演日】8月22日(土)
【上映時間】20:15開演/22:15終演予定
【料金】1,500円
【販売期間】 8月14日(金)10:00~8月20日(木)23:59まで
だそうです!
http://www.cinepre.biz/archives/18519
15日からは旧作の上映も決定だとか!素晴らしいね、塚口サンサン劇場!!!
詳しい詳細は以下サイトにて!
イモータンジョォオオオオオオオーーーーー!!!!!
関係ないのに叫びたくなる病。
ということで、マッドマックス感想ブログでした!
立川で見れて幸せだった!なんてラブリーな日だ!
マッドマックス感想 ストーリー:-500点 アクション:10点 キャラクター:10点 サウンド:20点 世紀末:100点 ババア:200点 火を噴くギター:1000点 総合で840点なので是非見ましょう。
— gokumon (@gokumon_blade) 2015, 6月 20
私が無駄に文字数使っても伝え切れなかった魅力を、賢い方がたった数行で表現してくれてる。
あと、既に見た方には、宇多丸さんのシネマハスラーでのマッドマックス映画評論もおすすめです!
これをDVD待つとか言ってる奴、もういい!!!
なお、知り合いが「マッドマックスサントラ聞きながら運転するぜぇええええ」って盛大にフラグをブチ立てて、見事クラッシュしました。
運転中のマッドマックスサントラ再生、及び鑑賞後の運転には十分お気をつけ下さい。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: ジャンキーXL
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2015/06/24
- メディア: CD
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