12日午前2時45分ごろ、愛知県武豊町の県営住宅の敷地内で、新聞配達中の男性(31)が男に襲われ、胸などに重傷を負った。県警半田署によると、男性は「ボーガンで撃たれた」と話しており、同署は殺人未遂事件として捜査を始めた。
同署によると、男性は胸に大けがを負ったほか、腹部などを刃物で切られていた。病院に搬送される際に意識はあり、命に別条はないもよう。現場でボーガンの矢や凶器の刃物は見つかっていないという。
同署によると、県営住宅の住民の女性が言い争う声を聞き、部屋の外に出ると、男性が腹から血を流して助けを求めていたという。この女性によると、男は黒っぽい目出し帽のようなものを被り、黒い車で逃走したという。
隣接する半田市では7月12日夜、マンション入り口で、男が男性会社員を背後から切りつけ、逃走する事件が発生している。この事件でも、黒っぽい目出し帽を被った男が目撃されており、同署は関連を調べている。
ボーガン、新聞配達