会社を辞める理由
なぜ、一度は入社を決意した会社を辞めてしまうのでしょうか?
平成生まれの退職理由を調べてみました!
② 残業・拘束時間の長さ(24.4%)
③ 仕事内容とのミスマッチ(19.8%)
④ 待遇・福利厚生の悪さ(18.5%)
⑤ 企業の方針や組織体制・社風などとのミスマッチ(14.0)
⑥ 休日の少なさ(10.0%)
⑦ 社内の人間関係の悪さ(8.8%)
⑧ 企業・業界の将来性のなさや業績不振(8.3%)
⑨ 評価・人事制度に対する不満(7.2%)
⑩ 体力がもたない(6.7%)
退職理由は、人によって本当に様々です。
「大変だから」「つまらないから」というようなネガティブな理由から、
「もっとキャリアアップしたい」というように前向きに見える理由もあります。
これから就職先を決めるみなさんには、「キャリア成長が見込めない」という理由で退職することにならないように、しっかりと考えてほしいと思います。そのためには、しっかりと企業について調べたり、先輩社員の話をきいたりして、入社前後でのギャップを小さくすることが大切です。
また、入社後の心がけとしては、「先走らない」ということです。どの会社に入ったとしても、最初は下積みをしなければなりません。たしかに、その会社よりも早く成長できる場所はあるかもしれません。しかし、「早く次のステップに進みたい」という思いが先走り、転職をして、そこでも下積み時代に嫌気がさしてまた転職・・・なんていう負のループに陥らないように気をつけてほしいです。
次に、参考までに、離職率が高い企業と低い企業をご紹介します!
離職率が高い業界は!?
入社3年以内で離職する率が高い業界ランキングをご紹介します!
2. 教育・学習支援 (48.5%)
3. 生活関連・娯楽 (48.6%)
4. 小売業 (39.4%)
5. 医療・福祉 (38.8%)
6. 不動産・リース (38.2%)
7. その他サービス (38.2%)
8. 学術研究など (33.5%)
9. 建設業 (29.2%)
10. 卸売業 (28.9%)
11. 情報通信 (24.8%)
12. 運輸・郵便 (24.3%)
13. 金融・保健 (20.9%)
離職率が高くなる理由はさまざまですが、一番特徴的なのが「賃金の低さ」。20歳~24歳までの平均年収は、教育・学習支援業が284万円、宿泊業・飲食サービス業は242万円、生活関連サービス業・娯楽業は251万円となります(『平成23年賃金構造基本統計調査(全国)』より)。
また、離職率の多い業界の中でも教育・学習支援業と宿泊業・飲食サービス業は、週休1日制を採っているなど、休みが少ないハードな勤務体制であることも影響しているといいます。
宿泊業はネット予約の拡大によってサービスの低価格化が続き、ローテーション業務もきつくなっているといいます。教育・学習支援業の中でも学習塾は、拘束時間の長さに加えて、教材作りなどの時間外労働も多いです。飲食業は入社してすぐに第一線に駆り出されることが少なくありません。従業員にかかるストレスも高いといわれます。
離職率が低い業界は!?
電気・ガス・熱供給・水道業(7.4%)
製造業(15.6%)
鉱業・採石・砂利採取業、電気・ガス・熱供給・水道業、製造業はOJTや研修など企業が時間をかけて人材育成する傾向が高く、労働条件は良好といえます。とくに、製造業は大卒者以外の新卒者も多い業界ですが、一般的に幹部候補として入社する大卒者だけでなく、新卒者の全体を見ても高い定着率を誇ります。
まとめ
いかがでしたか?
「離職率」という新たな視点、ご紹介しました。
就職先を決める際の参考にしてみてください!
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資料引用:http://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_14 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150203-00040290-r25 https://lets.pitajob.jp/contents/column/howto/KH000000043/KH000000043.html
画像引用:https://independentaustralia.net/business/business-display/omg-wtf,4068 http://whatsuptsu.com/others/430/ http://lightrend.com/light/post-3418