LINEにEvernoteのようなストレージ機能「Keep」が登場、トーク等からテキストや写真・動画・音声・文書ファイルを放り込み【使い方】
2015.08.11 21:50LINE内にテキストや写真、ファイルなどを放り込んで保存しておけるストレージ機能「Keep(キープ)」が追加されました。現在、iPhone版アプリ(バージョン5.3.0)で先行して実装されていますが、Android版にも近日中に追加されます。さっそく「Keep」機能の使い方を紹介します。
LINEのKeep機能とは
Keepは、テキストや写真、動画、音声メッセージ、WordやExcelなどのファイルをLINE上に保存しておけるストレージ機能。LINEで受信したデータが保存の主な対象となりますが、自分のスマホ内に保存してあるデータもKeepにストックすることができます(現在、iPhone版ではカメラロールからの保存に非対応ですが、今後対応予定)。
合計1GBまでのデータを無期限で保存できるものの、1ファイルが50MBを超える場合は保存期間が30日間に制限されるため、動画など容量の大きいファイルの保存には注意が必要です。今後は、友だちとの共有機能や他デバイスとの連携も予定されているとのこと。
「Evernote」や「Google Keep」に似たイメージで、特にLINEでやりとりした中で気になった内容(データ)をさっとストックしておくのに便利。たとえば、友だちとLINEで決めた待ち合わせ場所、面白かったSnapMovie、家族に頼まれたおつかい物メモ、上司から送られてきた書類といったものが挙げられるでしょう。
LINEで扱ったデータをまとめてストックしておけば、あとで見返したい時に重宝しそうです。
Keepへデータをする保存方法
LINEのトークで受け取ったメッセージや写真などをKeepにストックするには、保存したいものをロングタップして[Keep]を選択するだけ。
保存したデータは、自分のKeepで確認できます。友だちリストから自分のプロフィールのポップアップを開き、[Keep]をタップしてアクセスします。
デフォルトでは、保存した日付順にデータが並んでいます。
「写真」タブには画像と動画が、「テキスト」タブにはテキストデータが、「ファイル」タブには音声メッセージや文書ファイルなどが分類されています。
右上の[…]ボタンからは、Keepにストックされている各種データの削除や並び順のソート、トークへの送信などがおこなえます。
ただし現在、ファイル名のリネームや検索、データのダウンロード(写真・動画を除く)、またLINEトーク以外からのKeepへのデータ保存(テキストを除く)がおこなえません。
さらに、Wordなどのファイルを直接Officeアプリで開けないため(iPhone版のみ?)、これらの点は今後の機能追加・改善に期待したいところです。
ちなみに、Keepの画面右上[…]ボタンから[設定]を選ぶと、使用済みのストレージ容量が確認可能です。
Keepに保存されているデータをトークで送る方法
通常のトーク画面からも、Keepからデータを呼び出して相手に送信することが可能です。
メッセージ入力欄の左にある[+]ボタンを押して表示されるメニューから、[Keep]をタップします。
すると、自分のKeep画面が表示されるので、送りたいデータを選択して[決定]をタップすれば、トークへ送信がおこなえます。