【光州聯合ニュース】韓国南西部の光州市に、旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」が建立され14日に市庁前の広場で除幕式が行われる。光州市が11日発表した。
平和の少女像は同市の青年ボランティア団体が寄付を募って建立された。光州市が場所を提供し、制作は彫刻家のアン・ギョンジン氏とソウル大彫塑科の大学院生が行った。
ほかの地域の少女像とは異なり立ち姿で、積極的に立ち上がって前に進むという意味が込められている。
除幕式では市民団体らによる詩の朗読や、慰安婦被害者の映像の上映、オーケストラの公演などが行われ、光州に居住する慰安婦被害者も参加を予定している。
同市の関係者は「少女像の建立を契機に市庁舎が市民の憩いの場となり、歴史と民主と人権、平和を愛する『光州精神』を表す空間になることを望む」とした上で、日本が前向きな歴史認識を持つよう求めるとコメントした。